JP2014506859A - バルク製品用の容器を製造する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ハウジング(12)と、該ハウジング内に突出し、充填製品を収容するための充填スペースを有するゴム状の弾性力発生体(24)を有する、充填製品用の容器(10)に関する。作用力発生体は、閉じた第1の縦方向端部を有し、反対側の第2の縦方向端部の領域においてハウジングに対して吊り下げられる。作用力発生体は、充填される際、部分的に充満した状態に到達した時点で第2の縦方向端部から所定の距離でハウジング(12)の第1の壁部(16)に当接するように、半径方向及び軸方向に伸張し、第1の壁部がこの伸張を半径方向に跳ね返す。また、作用力発生体は、充填の継続中では、作用力発生体と第1の壁部の当接部分が軸方向に拡大しつつ、第1の縦方向端部がハウジングの第2の壁部(18)の方に近づくように、半径方向及び軸方向に伸張し、第2の壁部がこの伸張を軸方向に跳ね返す。作用力発生体に充填する前に、第1の壁部の少なくとも1部のハウジング内側、および/または作用力発生体の外面の少なくとも1部に対し、摩擦を低減するのための表面処理を施す。
【選択図】図3

Description

本発明は、充填製品用の容器の製造方法に関する。この容器は、ハウジングと、該ハウジング内に突出し、充填製品を収容するための充填スペースおよび縦軸を有するゴム状の作用力発生体を有する。この作用力発生体は、閉じた第1の縦方向端部を有し、反対側の第2の縦方向端部の領域においてハウジングに対して吊り下げられる。また、作用力発生体は、充填される際、ハウジング内で縦軸に対して半径方向及び軸方向に伸張する。
このような容器では、作用力発生体の引っ張り応力によって生じ、充填製品を作用力発生体から押し出すことを可能にする分散力を生成するために、作用力発生体の伸縮性が利用されている。充填製品は、例えば、容器によって計量して押し出される液体、ペースト、クリーム状またはゲル状の物質などである。押し出し量を計測するために、容器には使用者によって作動されることができるバルブシステムを設けることができる。
この容器の好ましい構成においては、充填製品に作用する分散力は、全体で、作用力発生体の引っ張り応力のみから得られ、すなわち、ガス噴射や独立したバネ部品の形態の作用力生成手段を追加することなく得ることができる。公知のように、全体で可能となる分散力の大部分は作用力発生体の引っ張り応力から生じるが、このような追加の作用力生成手段は、望まれるのならば、サポート手段として設けても良いと考えられる。
計量して押し出される充填製品を収容する、弾性力で伸張可能な作用力発生体を有する容器を対象とした従来技術に関し、例えば、WO2007/009651A2、DE10310079A1、US3672543、DE4333627C2、DE20120143U1、DE20120142U1、DE102004005881A1、EP0361091A1などが参照される。
また、CH591901A5、EP0276097A2も参照される。両特許文献には、円筒ボトル状の外部ハウジングに配置され、充填される際にハウジングの軸に対して半径方向および軸方向の両方向に延びる伸張可能な充填袋が開示されている。スイスの特許文献では、上記充填袋は、ハウジングの底部および円筒のジャケットのどちらにも妨害されることなく、最終的に充満した状態で収容されるように構成される。EPの特許文献によれば、上記充填袋は、最終的に充満した状態で、ハウジングの内側のスペースを完全にふさぎ、ハウジングの壁に近接して押圧するように構成される。
これに対し、本発明の出発点は、充填される際に、作用力発生体がハウジング内で縦軸に対して半径方向及び軸方向に伸張し、この伸張の際に、部分的に充満した状態に到達した時点で、作用力発生体が特に第2の縦方向端部から所定の距離で、上記半径方向への伸張を制限するハウジングの第1の壁部に当接し、また、充填の継続中では作用力発生体の第1の壁部への当接部分が軸方向に拡大しつつ、第1の縦方向端部が、上記軸方向への伸張の範囲を定めるハウジングの第2の壁部の方に近づく、というようなハウジングおよび作用力発生体の設計である。
このように作用力発生体が伸張する際に作用力発生体とハウジングとの摩擦が比較的高い場合、作用力発生体が、その伸張の途中で、ハウジングの第1の壁部上で実質的に滑動することなく、その壁部のみと接した状態で広がってしまう可能性がある。このように広がってしまったり、滑りの動作がなかったりすることで、ハウジング内で作用力発生体を吊り下げるために設けられる接続手段に対して、また最終的にはハウジングに対して、作用力発生体によって作用する大きな軸方向の力が生じることが判明した。この軸方向の力は、ある状況下で非常に大きく、作用力発生体とハウジングとが途中で切り離されてしまう可能性がある。
従って、本発明は、作用力発生体が充填される際、過大な軸方向の力によって作用力発生体が切り離されてしまうリスクを低減できる方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、請求項1に記載の充填製品用の容器の製造方法を提供する。この容器は、ハウジングと、該ハウジング内に突出し、充填製品を収容するための充填スペースおよび縦軸を有するゴム状の作用力発生体を有する。作用力発生体は、閉じた第1の縦方向端部を有し、反対側の第2の縦方向端部の領域においてハウジングに対して吊り下げられる。作用力発生体は、充填される際、部分的に充満した状態に到達した時点で、特に第2の縦方向端部から所定の距離でハウジングの第1の壁部に当接し、該第1の壁部が半径方向への伸張を制限するようにして、また、充填の継続中では作用力発生体の第1の壁部への当接部分が軸方向に増加しつつ、第1の縦方向端部がハウジングの第2の壁部の方に近づき、該第2の壁部が軸方向への伸張の範囲を定めるようにして、ハウジング内で縦軸に対して半径方向及び軸方向に伸張する。本発明の方法は、作用力発生体に充填する前に、第1の壁部の少なくとも1部のハウジング内側、および/または作用力発生体の少なくとも1部の外側に対し、摩擦を低減するのための表面処理を施すことを特徴とする。この表面処理は、摩擦を低減する物質を第1の壁部および/または作用力発生体に塗布することを含む。或いは、またはこれに追加して、表面処理は、第1の壁部および/または作用力発生体に対するフッ素処理を含んでも良い。
摩擦を低減する物質を塗布する場合、摩擦を低減する物質を少なくともハウジングの第1の壁部に塗布することが好ましい。しかし、少なくともこれに追加して、摩擦を低減する物質を作用力発生体の外表面にも塗布する可能性を排除しない。塗布する物質の層厚は、作用力発生体の伸張が進むにつれて薄くなるので(その物質が連続的に大きくなる表面全体に亘って同じ量で分配されていなければならないので)、(同時にハウジングへその物質を塗布することなく)作用力発生体を摩擦を低減する物質で湿らせるだけというのは、原則的に排除されることはないが、好ましくないと見なされる。
表面処理によって作用力発生体とハウジングの摩擦を低減することで、作用力発生体をハウジングの第1の壁部上でよく滑るようにすることができ、これによって、作用力発生体の軸方向への伸張を容易にし、容器の他の部材に対する作用力発生体の軸方向の力のピークを最小化し、作用力発生体の材料のひずみを均一にする。このようにすることによって、作用力発生体の軸方向の寸法を短くすることができ、これによって、それぞれの作用力発生体の製造に用いる材料を低減でき、表面処理のための追加の支出に関わらず、大量生産の場合において全体で相対的なコスト削減を達成できる。
摩擦を低減する物質として、例えば、水性の潤滑剤、または最も簡単場合、水を用いることができる。水性の潤滑剤の場合は、水に加えて、例えば添加物としてグリセリンを含むことができる。この態様の場合では、摩擦を低減する物質は、時間と共に部分的または完全に蒸発してもよく、作用力発生体を空にするための作用力発生体とハウジングの摩擦はそのため増加するが、通常空にする際の遅さを考慮すると、充填時と比較して、原則的に不利な効果を奏すことはない。
摩擦を低減する物質の塗布は、例えば、噴射、浸漬、遠心器、又はブラシによって処理できる。特に摩擦を生じるペア(すなわち、ハウジングと作用力発生体)が共に低い表面エネルギーを有する場合、低い表面エネルギーは濡れ性を低下させる、すなわち、液体は低い表面エネルギーの表面から小さい水滴となって流れ落ちる傾向にあるので、摩擦を低減する物質を噴射することによって微細に霧化することで、ハウジングおよび/または作用力発生体の所望の表面領域を広範囲に亘って摩擦を低減する物質で湿らせることができることが有利である。摩擦を低減する物質の塗布は、摩擦を生じるペアの表面エネルギーが可能とするのならば、霧化するのではなく、例えば、ローラーやブラシによって、または浸漬させることで行うこともできる。
表面処理は、作用力発生体の伸張が引き起こす、特に軸方向への滑りが実際に起こり得るようなハウジングの壁部に限定しても良い。例えば、作用力発生体の軸方向の伸張を制限し、例えばハウジングの底部に設けられる、ハウジングの第2の壁部が、例え滑りやすい状態にされたとしてもごく僅かの滑動しか起こらない場合には、第2の壁部に摩擦を低減する物質を塗布しないでおくことができる。
材質の選択に関して、シリコーンゴム、好ましくは付加架橋シリコーンゴム(特に液状シリコーンゴム)が作用力発生体用に好ましいが、他のエラストマー(例えば、ポリウレタン)が排除されることはない。特にシリコーン系の作用力発生体の場合、摩擦を低減する物質として、シリコーンおよび鉱油を含まない潤滑剤を用いることが望ましい。
摩擦を低減する物質は、除去されることができ、接着しない潤滑剤とすることができるが、接着性の潤滑剤の少なくともハウジングの内側への塗布が、本発明の範囲内から除外されることはない。
摩擦を低減する表面処理の実施は、特に比較的高い相互摩擦力を有す材料のペアの場合に適切である。例えば、ポリエチレンまたはポリプロピレンから作製されるハウジングの場合には、特に作用力発生体がシリコーンゴムから作製されている場合、作用力発生体との比較的高い摩擦力が認められる。他のプラスチックも、シリコーンゴムの作用力発生体の表面との比較的高い摩擦力を示す。本発明は、ポリエチレン(PE)またはポリプロピレン(PP)製のハウジングに限定されることはない。例えば、原則として、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)またはポリエチレンテレフタレート(PTE)製のハウジングを用いることも可能であるが、この場合、表面処理は第1の壁部および/または作用力発生体に永続的な摩擦低減層を形成することが好ましい。このような永続的な摩擦低減層は、例えば、ハウジングのPMMAまたはPET材と作用力発生体の材料との間に永続的なバリア層を形成する蒸発しない潤滑剤によって形成されることができる。この背景として、多くの物質は自身による接着性を有すシリコーンと「乾燥接着」し易い(液状のシリコーンゴム製の材料は、例えばこのような自身による接着特性を有する)、ということが挙げられる。この「乾燥接着」は、永続的な結合を生じる、摩擦を生じるペア間の水素結合を形成することにより成される。PMMAやPETなどのプラスチック材料の場合、このような「乾燥接着」が懸念されるので、表面処理によって作用力発生体の材料に対する永続的なバリアを形成する。一方、ポリエチレンおよびポリプロピレンは、それらの分子内に酸素原子を有さず、シリコーンとの水素結合を形成しない。従って、分子内に酸素原子を有さない材料がハウジングに用いられる場合、ハウジングと作用力発生体との間に永続的な摩擦低減バリアを形成しなくても良い。その位置には、代わりに揮発性の潤滑剤で十分である。
ハウジングの形状は、例えば、ボトル状または缶状とすることができる。この場合、例えば、略円筒状とすることができ、または異なる直径を有するもの、例えば略円錐状やより複雑な直径プロファイルを有するものとすることができる。いずれの場合も、ハウジングは、幅広というよりも縦長で、このような状態で、作用力発生体が縦方向への伸張に沿う縦軸を有してハウジング内に配置される。このような、明らかに球状というより長く伸びたハウジングの形状の場合、作用力発生体が、特定の要求される最終充満状態に到達する前にハウジングのジャケット部に対しまず直径方向にはっきりと当接し、この部分において、それ以降、さらに半径方向に伸張しないというように作用力発生体が伸張するのは、有利であることが判明した。例えそうであるとしても、作用力発生体がこの状態でさらに軸方向に伸張する十分なスペースがある。これにより、特に、作用力発生体が、充填される際、軸方向長さのほぼ中心部においてまず半径方向に伸張し始め、この半径方向の伸張が、作用力発生体の軸方向の伸張と同時に、作用力発生体の閉じた端部の方に向かって比較的均一に軸方向に続いていくというように作用力発生体が伸張することを可能とする。このように伸張することは、大量生産の際に安定した充填および伸張状態を再現可能とするために有利である。
好ましい態様において、ハウジングの第1の壁部の、作用力発生体との当接部分のハウジング内壁面に、少なくとも1つの、例えば溝状の凹部を設けることができる。このような凹部は、作用力発生体が第1の壁部上での滑動を所定の方法により防ぐために用いられることができる。この凹部は、作用力発生体が半径方向により大きく伸張することを可能にする直径の局所的な拡大部を表す。従って、作用力発生体は凹部内に伸張でき、言わば凹部内に「嵌め込む」ことができる。作用力発生体が凹部内に伸張することで、例え摩擦低減表面処理がこの凹部の領域にまで成されていたとしても、作用力発生体の滑動を局所的に止める、または少なくとも低減することができる。ハウジングの第1の壁部の1つ以上の凹部を所定位置に位置決めすることによって、連続生産において、作用力発生体の伸張動作に関する限り、バラツキの少ない安定した再現性のある状態を得ることができる。
作用力発生体がハウジングの第1の壁部と半径方向に当接したときの充填量の少なくとも1.5倍、良くて2倍、さらに良くて2.5倍、好ましくは2.8倍以上の充填量に到達する前に、作用力発生体は、ハウジングの第2の壁部と軸方向に当接しないように伸張することが好ましい。
容器に示された名目充填量に対して50%、良くて45%、さらに良くて40%、好ましくは35%の充填率に到達する前に、作用力発生体は、ハウジングの第1の壁部に半径方向に当接するように伸張することができる。この名目充填量は、例えば、容器の外側に貼付けられ、購入者または使用者向けの充填仕様に対応する。これは、例えば、印刷される、刻印される、または成形されることができる。
ハウジングの空容積、すなわち、(作用力発生体のない)空のハウジングにおける内部容積に関しては、ハウジングの空容積に対して45%、良くて40%、さらに良くて35%、好ましくは30%の充填率に到達する前に、作用力発生体は、ハウジングの第1の壁部と半径方向に当接するように伸張することができる。
軸方向の伸張に関しては、充填される際、容器に示された名目充填量に対して75%、良くて80%、さらに良くて85%、好ましくは90%の充填率に到達する前に、作用力発生体は、ハウジングの第2の壁部と軸方向に当接しないように伸張することができる。
或いは、またはこれに加えて、充填される際、ハウジングの空容積に対して60%、良くて65%、さらに良くて70%、好ましくは75%の充填率に到達する前に、作用力発生体は、ハウジングの第2の壁部と軸方向に当接しないように伸張することができる。
作用力発生体は、ハウジング内で充填により起こる軸方向への伸張が、その閉じた端部がハウジングと軸方向に衝突することがない状態で、充填されていない状態のその軸方向長さの少なくとも1.6倍、良くて1.7倍、さらに良くて1.8倍の長さになることを可能にすることが好ましい、伸張することができる。これにより、容器に指定される名目充填量で充填される場合、作用力発生体は、充填されていない状態のその軸方向長さの少なくとも1.6倍、良くて1.7倍、さらに良くて1.8倍の長さにまで軸方向に伸張することができる。
好ましい構成では、作用力発生体は、その第2の軸方向の端部の領域に開口を有し、容器の組み立ての際に、この領域において、少なくとも容器の他の部材、特に少なくとも1つのハウジングの部材と接続する、比較的硬い環状接続体と接続する。本発明の製造方法において、作用力発生体は、インジェクション成形によって作製されることができ、この接続体上にインジェクション成形されることができる。
本発明の他の態様によれば、充填製品用の容器であって、容器は、ハウジングと、該ハウジング内に突出し、充填製品を収容するための充填スペースおよび縦軸を有するゴム状の作用力発生体を有し、作用力発生体は、閉じた第1の縦方向端部を有し、反対側の第2の縦方向端部の領域においてハウジングに対して吊り下げされるものであり、作用力発生体は、充填される際、部分的に充満した状態に到達した時点で、特に第2の縦方向端部から所定の距離でハウジングの第1の壁部に当接し、該第1の壁部が半径方向への伸張を制限するようにして、また、充填の継続中では作用力発生体の第1の壁部への当接部分が軸方向に増加しつつ、第1の縦方向端部がハウジングの第2の壁部の方に近づき、該第2の壁部が軸方向への伸張の範囲を定めるようにして、ハウジング内で縦軸に対して半径方向及び軸方向に伸張する充填製品用の容器が提供される。作用力発生体が伸張する際、該作用力発生体の少なくとも一部が第1の壁部上で滑動する。所定の方法で上記滑動に影響を与え、それを任意で防ぐために、第1の壁部は、作用力発生体との当接部分のハウジング内壁面に、1つ以上の、例えば溝状の凹部を有する。第1の壁部は、例えば、ハウジングの周全体に亘ってまたは周の一部のみに周方向に伸びる少なくとも1つの溝状の凹部を有するように構成されることができる。
以下に、本発明について以下の図を用いながらさらに説明する。
本発明に従って消化器として製造された容器を通る軸方向の縦断面図である。 図1の容器のスプレー上部の拡大図である。 作用力発生体の様々な充填段階(a〜e)における(バルブアセンブリを除いた)図1の容器を通る軸方向の断面図である。 図1の容器に充填する手順を示した図の一例である。 図1の容器を製造する方法の1工程において、容器のハウジングの内側に潤滑剤が噴射された様子を示す図である。
まず、図1および図2を参照する。図示される容器は符号10で示され、例として可搬消化器として構成されているが、他の形態、例えば化粧品、食料品、潤滑油などの機械材料などのティスペンサーも同様に可能である。全般的に、容器10は充填製品を収容し、計量しながら排出する機能を有し、この場合、容器の外観は、例えばボトル状または缶状(例えば円筒や樽形状)とすることができ、或いは他の所望の形状も考えられる。
示される例では、容器10は、例えばポリエチレンまたはポリプロピレンで作製されるハウジング12を有し、ハウジングはハウジング軸14、ハウジング軸14を取り囲む通常円筒状のジャケット部16、ジャケット部16に隣接し、ハウジング12の軸方向の下面部を閉じる底部18を有する。ハウジング12のジャケット部16は、軸方向の上端の領域において、半径方向に内側に延伸し、ハウジング開口22を有するハウジング首部20を形成する。
ハウジング12の符号26で示される内部空間内に突出するゴム状の作用力発生体24がハウジング12において、より正確には、ハウジング首部20の領域において吊り下げられている。作用力発生体24は、未充填の張力の掛かっていない状態では、縦長、言わばコンドーム形状に構成され、縦軸28を有する。その内部には、噴射されることができ、例えば泡立つ充填製品を収容するための充填スペース30が形成されている。ここで考えられる例の場合、充填製品は、例えばゲル状または液状の消火剤である。作用力発生体24は、好ましくはシリコーン材料、特に液状シリコーンゴムから、球状に丸められた閉じた端部32と、反対側の縦方向端部に形成される開口34とを有するようにインジェクション成形によって作製される。当然、他のゴム状の材料、例えばポリウレタン系プラスチックも同様に用いることができる。示される例では、作用力発生体24は1層で構成されているが、内側および/または外側を他の材料から成る永続的な層で比較的薄く被膜しても良い。
作用力発生体24は、未充填の状態で、その縦軸28がハウジング軸14と実質的に平行に、特にハウジング軸14にほぼ一致して延びるようにして、ハウジング12内で吊り下げられる。作用力発生体24は、その開口している縦方向の端部の領域において、比較的硬く、最低限の弾性のある材料から作製され、ハウジング12と接続する接続リング36に接続する。示される例では、接続リング36は、軸方向に延伸する部分38を有し、この部分によって接続リング36はハウジング開口22内に挿入される。この軸方向に延伸する部分38は、軸方向に延伸する部分38を超えて半径方向に内側および外側の両側に突出する略円環状部分40から延伸している。円環状部分40は、その半径方向に外側の部分でハウジング首部20を覆い、その半径方向に内側の縁に、軸方向に上向きに突出し、例えばアルミニウム板またはブリキ板から成る蓋部44を搭載するための延長部42を有する。全体として、接続リング36は、その断面が、軸方向部分38がT形状の主脚部を成し、円環状部分40がT形状の横脚部を成すような略T形状であるものとすることができる。示される例では、接続リング36のT形状は、軸方向に上向きに突出する延長部42の存在のため僅かながら変更される。
ハウジング12の接続リング36を固定するため、例えば、軸方向部分38および/または円環状部分40の半径方向に外側の部分と、ハウジング12との間を接着結合することができる。同様に、接続リング36を留め金や締め具によって結合したり、またはネジや差し込みピンによる固定することも考えられる。
接続リング36と作用力発生体24の間の結合部は、完全に接着される。より正確には、作用力発生体24は、接続リング36上にインジェクション成形される。そのために、インジェクション成形時に、予め作製された接続リング36を作用力発生体24用のインジェクション成形金型内に配置することができる。作用力発生体24は、接続リング36の半径方向に内側の面上のみと接してインジェクション成形されている。半径方向に外側に位置している接続リング36の領域は、作用力発生体24の材料から離れている。これは、充満時の圧力状態に有利である。すなわち、作用力発生体24と接続リング36の接続領域における引っ張り応力をこの方法で避けることができる。
接続リング36の作用力発生体24との接着性を十分なものにするため、接続リング36は、ポリアミド、ポリブチレン(PBT)、またはポリエチレンテレフタレート(PET)から作製されることが好ましい。
蓋部44は、その半径方向に外側の領域において、接続リング36の軸方向延長部42と圧着接続している。示される例では、蓋部44と接続リング36の間の接点で充填スペース30から充填製品が不必要に漏れ出すことを防止するために、三日月状の断面の封止リング46が蓋部44と延長部42の間の圧着領域に挿入されている。
蓋部44は、全体として符号48で示されるバルブアセンブリのキャリアとして機能する。バルブアセンブリは、蓋部44に、例えば締め具で固定される、接着される、または他の方法で固定されることができる。このバルブは、その本体50によって、蓋部44内の中心開口部(これ以上の説明はないが)を通り抜けており、使用者によって軸方向に押下されることができ、噴射される消火剤の導出管54を形成する作動部52を有している。導出管54の形状は、特に消火剤の粘性などの構成に応じて変更されることができる。
示される例では、作用力発生体24は、接続リング36の軸方向に下方(すなわち、遠い方)に位置するその全長のうちの大部分に亘って、内周面および外周面共に円断面形状を有する、言わばホース状に構成される。このホース状の領域には、壁厚のばらつきがほとんどなく、とりわけ、壁厚が交互に増加したり減少したりしていない。このホース状の領域は、図1の破線56で示される軸方向位置付近で始まり、作用力発生体24の壁が閉じた端部32の領域で互いに集まり始める位置まで軸方向に延伸している。この位置は、図1の符号58で示されている。少なくとも位置56、58間の軸方向のホース状領域において、(i)作用力発生体24の壁厚は閉じた端部32に向かって段々と増加していき、または、(ii)その壁厚は一定であるが、直径が閉じた端部32に向かって段々と小さくなっていく(一定の壁厚のため、直径の減少は内直径と外直径とで同等になる)。作用力発生体24のホース状領域における壁の厚さの直線的な増加と(壁厚が一定の状態の)直径の直線的な減少は、共に、後述するように図3aから図3eに示されるような伸張動作に有利である。厚さが増加する場合、増加は作用力発生体24のホース状の領域の軸方向下端部を超えて閉じた端部32まで続いていても良い。
作用力発生体24は、ホース状の領域において、例えば、縦軸28に対して閉じた端部32に向かって円錐状に先細りする内周面60と、縦軸28に対して円環状に延伸する外周面62を有しても良い。円錐状に先細りする内周面と円筒状に延伸する外周面の間の成す角(壁厚が広くなる角度)は、例えば約0.2から0.3°である。例えば約10cmの軸長で、壁厚の増加は10分の数ミリメートル(例えば、約0.4から0.5mm)である。
或いは、作用力発生体24の外周面と内周面の両方が、円錐状に延伸することもでき、この場合、それらは共に作用力発生体の閉じた端部32に向かって先細りする。しかし、内周面の先細りは、外周の先細りよりも大きくすることもでき、これが作用力発生体の閉じた端部32に向かって続く場合、全体的に壁厚の増加となる。上記壁厚が広くなる角度は、10分の1°のオーダーの値とすることができ、ある状況下においては、外周面が先細りしているため作用力発生体の直径の減少分が壁厚の増加分に付け足されるので、上記よりも小さくすることもできる。
或いは、作用力発生体24の壁厚を一定としながらその直径のみを、ホース状の領域において、減少させることもできる。この場合、内周面と外周面は、共に円錐状に構成され、同じ先細り角度で閉じた端部32に向かって先細りすることが好ましい。直径が減少する角度は、上記した壁厚が広くなる角度(10分の1°の範囲)と同じ値とすることができる。
全般的に、作用力発生体24の壁厚が連続して増加する領域および/または直径が連続して減少する領域は、作用力発生体24の軸方向全体の長さの大部分、例えば少なくとも70%、または75%に亘って広がっている。
作用力発生体24は、ホース状の領域の位置56によって与えられる開始位置より軸方向に上方で、より複雑な壁形状を有することができる。この領域の軸長は、作用力発生体24の全体長さよりも短い。示される例において、作用力発生体24は、接続リング36の軸方向下端部の領域において、壁厚が増加された部分を有し、ここに、軸方向に内側に突出する壁の幅広周部63が位置する。この壁の幅広周部63は、接続リング36の軸方向下端部の領域において作用力発生体24の材料の応力を低く保つことに寄与する。幅広周部63は、同時に、作用力発生体24を作製するために用いられるインジェクション成形金型の中心部に対する脱型補助として機能する。
ここで、図3aから図3eを参照する。図3aは、作用力発生体24の未充填状態を示す。図に示すように、作用力発生体24がハウジング12の底部18から所定の軸方向距離に位置している。作用力発生体は、ジャケット部16から所定の半径方向距離で周回しており、これが、少なくとも、作用力発生体24が半径方向に伸張でき、接続リング36によって半径方向に伸張するのを大幅に妨げられない領域まで適応される。
作用力発生体24が消化剤(または、一般の充填製品)で充填されるとき、作用力発生体24は伸張し始める。図3b、図3c、図3d、および図3eは、最終的に充満した状態になるまで(図3e参照)、異なる充填量で作用力発生体24が伸張している状態を示している。最終的に充満した状態では、充填量は、容器10に対して定められた名目充填量に依存し、必ずこの名目充填量よりも多くなる。
容積置換器(これ以上詳細を説明しない)によって、作用力発生体24の死容積(未充填状態の内部容積)を小さく保つことができる。
作用力発生体24は、半径方向、軸方向の両方向に伸張する。半径方向の伸張は、最初、作用力発生体24のおよそ軸中心領域(その軸に対する中心)で最大となる。作用力発生体24は、十分に充填されたとき、最終的にジャケット部16に全周周りで当接する(図3c参照)。その結果、作用力発生体24がジャケット部16を押圧する当接領域の軸方向に上下で、ハウジング12と作用力発生体24の間の2つの空間64、66が分離し、それらのスペース容積は、作用力発生体24が充填され続けるとともに減少していく。作用力発生体24がジャケット部16を押圧する当接領域は、軸の両方向、すなわち軸の下方および上方に(軸の下方により大幅に)伸張し続ける。ジャケット部16は、本発明の趣旨の範囲内で、半径方向への伸張を制限する第1の壁部を形成する。
作用力発生体24は、最終的に充満する状態で、ハウジング12の底部18に少なくとも近接するまで軸方向に伸張し、その場所で、好ましくは略球状の谷底部68(図3d参照)において、平らになる。この状態で、作用力発生体24は、ジャケット部16をジャケット部の軸長の大部分に亘って押圧する。作用力発生体24は、容器10の名目充填量に達する少し前に、例えば、少なくとも充填80%、良くて85%、さらに良くて90%後に初めて底部18に衝突することが好ましい。作用力発生体24がこのように伸張することで、少なくとも充填された充填製品が凍結せず、体積を増加させない限り、底部18の領域で作用力発生体が内側に曲がることを避けることができる。底部18は、本発明の趣旨の範囲内で、軸方向の伸張を制限する第2の壁部を形成する。
作用力発生体24内に発生する引っ張り応力は、充填された充填製品に作用する力を発生させ、この力によって、この充填製品は、バルブアセンブリ48が作動されたとき、容器10から押し出される。示される容器10には、作用力を発生させる他の手段は存在しない。分散力は、完全に作用力発生体24のみによって加えられる。
最終的に充満する状態に達するまで充填される充填量(充填容積)は、例えば、容器10に指定された名目充填量の105%から115%とすることができる。容器10への充填中に、合計の充填量が、名目充填量に作用力発生体24が未充填状態での充填スペース30内の空気の初期容積と追加量を加えたものに一致するように大量の充填製品が充填されることが好ましい。この追加量は、伸張した作用力発生体24の収容力の低下および作用力発生体の壁を通じて充填製品が一部漏れる分から生じる損失を補償する役割を果たす。例えば、この追加量は、伸張していない作用力発生体24の充填スペース30内の空気の初期容積と少なくとも同等とすることができる。
図4は、一例として、軸方向の伸張量の経過(特性曲線1)、および容器10に充填する間の直径の増加量(特性曲線2)を示す。作用力発生体24は、充填量Vまで、ハウジング12に制限されることなく、軸方向および半径方向の両方向に伸張できる。作用力発生体24は、充填量Vに達した時点で、ハウジング12のジャケット部16に初めて接触する。これが、図3cに示す状態に相当する。図4で用いられる用語「フォースエレメント」は、作用力発生体24を表し、「壁」はジャケット部16によって形成されるハウジングの壁部を表す。
充填量Vを超えた後、作用力発生体24がジャケット部16を押圧する当接領域は、軸方向に伸張するが、作用力発生体24の直径はこれ以上増加しない。これが、図4における特性曲線2が充填量Vの先から水平直線に変わる理由である。上記と同時に、作用力発生体24の先端(すなわち、閉じた端部32)が、底部18に向かってさらに軸方向に変位させられる。これが、図4において、特性曲線1の充填量Vの先での継続的な上昇によって表される。
充填量Vに達した時点で、作用力発生体24の軸方向下端部32がハウジング12の底部18に衝突する。これが(その前になければ)、充填の実施を終了するときである。作用力発生体24が底部18に衝突する時点以降に、さらに充填されることはない、または少なくともこれ以上かなりの量を充填することはない。充填の実施は、作用力発生体24が底部18に衝突する前に任意に終了しても良い。いずれの場合も、充填の実施が終了されるときの充填量Vは、容器10の名目充填量を超えている。数値としての例を示すために、充填量Vの合計は、容器に示された名目充填量800cmに対して、約900cmとすることができる。
図4は、作用力発生体24は、最終的な充満状態(充填量V)に到達する前、比較的早くにジャケット部12と半径方向に初めて当接していることが明確に示している。充填量Vは、例えば、充填量Vの20%から50%、好ましくは25%から40%とすることができる。言い換えれば、充填量Vは、充填量Vの少なくとも2倍、例えば約3倍、またはそれよりも大きい倍数である。容器10に指定された名目充填量に対し、充填量Vは、例えばその名目充填量の約30%から35%とすることができる。名目充填量の代わりとして、ハウジング12の空の状態の容積を参照用に用いることもできると考えられる。これは、作用力発生体24のないハウジングの内部スペース26の容積を意味する。このようなハウジング12の空の状態の容積に対し、充填量Vは、例えば20%から30%とすることができる。
全般的に、作用力発生体24がジャケット部16に衝突するまでの作用力発生体24の直径の増加は、例えば200%から300%とすることができ、充填量Vに到達時の軸方向の伸張は、例えば80%から150%とすることができる。
未充填の状態において、作用力発生体24の軸方向に下方からハウジング12の底部18までの自由空間は、作用力発生体24が容器10の名目充填量を超える充填量分が充填された後にだけ、すなわち、名目充填量の100%を超えた後にだけ底部18と軸方向に当接するような寸法とする。例えば、容器10の名目充填量の少なくとも110%または120%の充填量の後でのみ、作用力発生体24が底部18に当接するようにすることができる。一方、ハウジング12の空の状態の容積を参照する場合には、作用力発生体24の軸方向に下方の自由空間は、ハウジングの空の状態の容積の少なくとも85%、好ましくは90%が作用力発生体24に充填される前に、作用力発生体24が底部18と当接しないような寸法とすることができる。
ハウジング12の内面、特にジャケット部16の内面と作用力発生体24の外面の摩擦はかなり大きくなり得る。これは、特に作用力発生体24がシリコーンゴムから作製される場合に該当する。シリコーン材料は、なめらかに滑ることを可能にするとは言えない表面を有する。また、ハウジング12がプラスチック、特にポリエチレンまたはポリプロピレンから作製される場合、ハウジング12と作用力発生体24の材料の組み合わせが、ほとんどの滑りを妨げる結果となり得る。
しかし、作用力発生体24の伸張過程において、作用力発生体24が既にハウジング12のジャケット部16を半径方向に押圧している際に、作用力発生体24がジャケット部16に沿って軸方向に滑ることは、接続リング36に過度に大きい軸方向への力がかかるのを防ぐために有利であるということが判明している。この力により、ある状況下では接続リング36がハウジング12から外れてしまう可能性がある。従って、図3aから図3eまでの一連の図の中の図3cおよび図3dに示す状態で、作用力発生体24は、上記のような力のピークを防止し、作用力発生体24の材料の応力が適切に釣り合った分布を有することを確実にするために、ハウジング12のジャケット部16に沿って軸方向に滑ることができる。このために、容器10の製造時、より正確には、ハウジング12内に作用力発生体24を設ける前に、ハウジング12の内面の、少なくともジャケット部16の領域に、図5に示すように、摩擦を低減する物質を噴射する。摩擦を低減する物質は、時間と共に少なくとも部分的に蒸発する水性の潤滑剤(例えば、追加する成分としてグリセリンを含む)が好ましい。一方、シリコーンゴム製の作用力発生体を使用する場合には、潤滑剤が作用力発生体の材料を侵す可能性があるので、シリコーンまたは鉱油系の潤滑剤は使用するべきではない。
図5に示すように、潤滑剤は、例えばハウジング12内にハウジングの首部20を通って導入されることができる噴射棒70によって噴射される。噴射棒70によって、ジャケット部16の少なくとも軸長部分全体に噴射されることができ、望ましくはハウジング12の底部18の内側にも、潤滑剤を噴射できる。図5に示す噴射制御装置72が噴射を制御する。
ハウジング12の内側を滑らかにし、噴射棒70をハウジング12から取り除いた後、容器10の組み立ての際、事前に別に作製された作用力発生体24が(それに接着している接続リング36と共に)、ハウジング12内に挿入され、ハウジングと結合される。これは、図5の矢印74によって示されている。その後、バルブアセンブリ48(または他の適切なバルブ手段)が取り付けられた後、最終的に組み立てられた容器は、所望の充填製品で充填されることができる。
潤滑剤の塗布の代わりに、またはそれに加えて、ハウジング12と作用力発生体24の摩擦は、摩擦を生じる2つの表面の少なくとも1つをフッ素処理することによって低減できる。フッ素処理によって表面特性を変えることができ、それによって摩擦を低減できる。一般に、シリコーン材料や他のプラスチックは共に十分にフッ素処理されることができる。この方法でフッ素処理によって作用力発生体の表面に生成されたフッ素化合物は、通常、比較的安定しているので、水素結合の形成の結果によりハウジング12と作用力発生体24の材料が「乾燥接着」されることが危惧される場合においても、フッ素処理が望ましいと考えられる。フッ素処理の結果、水素結合の形成を防ぐ、または少なくともその数を低減する永続的な分離層を設けることができる。
図1、図3aから図3eにおいて、ハウジング12のジャケット部16に構成される複数の半径方向の凹部76が明確に見られる。ここで、用語「凹部」は、ハウジング内部からジャケット部16の方を見ている観察者の観察位置から判断される。示される例では、凹部76は、溝状であり、ジャケット部16の周方向に延びている。それら凹部は、例えばハウジングの周全体に亘って通っているものとすることができる。或いは、複数の凹部76が、軸方向の1つの面において、周方向に間隔を持って並んで配置されることもできる。また、示される例では、このような凹部76は、複数の軸方向の面に重なって設けられている。少なくともいくつかの凹部76は、作用力発生体24が当該凹部76を覆うように伸張する途中で、ジャケット部16に当接するジャケット部16の領域に位置し、その場合、作用力発生体24が凹部76の領域で僅かながら大きく伸張できる、すなわち凹部内に伸張できる。これにより、作用力発生体24の当該凹部76への、いわゆる「ラッチング(latching)」が生じ、作用力発生体のジャケット部16に対する滑動が制限されることができ、またはその部分で局所的に防止されることができる。図3dおよび図3eに示すように、作用力発生体24が充満状態に達するまでに完全に凹部76’を覆うので、このようなハウジング12に対する作用力発生体の「ラッチング」は、例えば76’で示される凹部において起こることができる。

Claims (13)

  1. 充填製品用の容器(10)の製造方法であって、
    前記容器は、ハウジング(12)と、該ハウジング内に突出し、前記充填製品を収容するための充填スペース(30)および縦軸(28)を有するゴム状の作用力発生体(24)を有し、
    前記作用力発生体は、閉じた第1の縦方向端部(32)を有し、反対側の第2の縦方向端部の領域において前記ハウジングに対して吊り下げられるものであり、
    前記作用力発生体は、充填される際、部分的に充満した状態に到達した時点で前記第2の縦方向端部から所定の距離で前記ハウジング(12)の第1の壁部(16)に当接し、該第1の壁部が前記半径方向への伸張を制限するようにして、また、充填の継続中では前記作用力発生体の前記第1の壁部への当接部分が継続的に軸方向に増加しつつ、前記第1の縦方向端部(32)が前記ハウジング(12)の第2の壁部(18)の方に近づき、該第2の壁部が前記軸方向への伸張の範囲を定めるようにして、前記ハウジング内で前記縦軸に対して半径方向及び軸方向に伸張し、
    前記製造方法において、前記作用力発生体に充填する前に、前記第1の壁部(16)の少なくとも1部のハウジング内側、および前記作用力発生体(24)の少なくとも1部の外側のうち少なくともいずれか一方に対し、摩擦を低減するのための表面処理を施すことを特徴とする製造方法。
  2. 前記表面処理は、摩擦を低減する物質を前記第1の壁部(16)および前記作用力発生体(24)の少なくともいずれか一方に塗布することを含むことを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記摩擦を低減する物質を、噴射、浸漬、遠心器、又はブラシによる処理で塗布することを特徴とする請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記摩擦を低減する物質として、水性の潤滑剤を用いることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の製造方法。
  5. 前記摩擦を低減する物質として、シリコーンまたは鉱油系の成分を含まない潤滑剤を用いることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の製造方法。
  6. 前記摩擦を低減する物質として、粘着性のない潤滑剤を用いることを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれか1項に記載の製造方法。
  7. 前記表面処理は、前記第1の壁部(16)および前記作用力発生体(24)の少なくともいずれか一方に対するフッ素処理を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の製造方法。
  8. 前記ハウジング(12)を、ポリエチレンまたはポリプロピレンによって作製することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の製造方法。
  9. 前記ハウジングを、ポリメタクリル酸メチルまたはポリエチレンテレフタレートによって作製し、かつ前記表面処理は、前記第1の壁部(16)および前記作用力発生体(24)の少なくともいずれか一方に永続的な摩擦低減コーティングを形成することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の製造方法。
  10. 前記作用力発生体(24)を、シリコーンゴムによって作製することを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の製造方法。
  11. 前記第1の壁部(16)の、前記作用力発生体との当接部分のハウジング内壁面に、少なくとも1つの凹部(例えば溝状の凹部)を設けることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の製造方法。
  12. 請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の製造方法に従って製造された容器。
  13. 充填製品用の容器(10)であって、
    前記容器は、ハウジング(12)と、該ハウジング内に突出し、前記充填製品を収容するための充填スペース(30)および縦軸(28)を有するゴム状の作用力発生体(24)を有し、
    前記作用力発生体は、閉じた第1の縦方向端部(32)を有し、反対側の第2の縦方向端部の領域において前記ハウジングに対して吊り下げられるものであり、
    前記作用力発生体は、充填される際、部分的に充満した状態に到達した時点で前記第2の縦方向端部から所定の距離で前記ハウジング(12)の第1の壁部(16)に当接し、該第1の壁部が前記半径方向への伸張を制限するようにして、また、充填の継続中では前記作用力発生体の前記第1の壁部への当接部分が継続的に軸方向に増加しつつ、前記第1の縦方向端部(32)が前記ハウジング(12)の第2の壁部(18)の方に近づき、該第2の壁部が前記軸方向への伸張の範囲を定めるようにして、前記ハウジング内で前記縦軸に対して半径方向及び軸方向に伸張し、
    前記作用力発生体(24)が伸張する際、該作用力発生体の少なくとも一部が前記第1の壁部(16)上で滑動し、
    前記第1の壁部(16)は、前記作用力発生体との当接部分のハウジング内壁面に、1つ以上の凹部(例えば溝状の凹部)を有するものであることを特徴とする充填製品用の容器。
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