JP2014505192A - 膨張器を冷却するためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

ランキンサイクルシステムは、熱源から熱を受け取り、熱源からの熱を除去するための作動流体を循環させるように構成された蒸発器と、蒸発器に流動連通され、蒸発器から給送される作動流体を膨張させるように構成された膨張器と、膨張器に流動連通され、膨張器から給送される作動流体を凝縮させるように構成された復水器と、復水器に流動連通され、復水器から給送される作動流体を圧送するように構成されたポンプと、ポンプからの作動流体の第1の部分を蒸発器に給送するための第1の導管と、ポンプからの作動流体の第2の部分を膨張器に給送するための第2の導管とを含む。
【選択図】図1

Description

本明細書で開示される実施形態は、一般に、ランキンサイクルシステムの分野に関し、より詳細には、膨張器構成要素を冷却するためのシステムおよび方法に関する。
ランキンサイクルシステムは、熱を電力に変換するのに使用される。伝統的なランキンサイクルシステムは、石炭、天然ガスまたはオイルを燃焼させることにより熱を発生させ、蒸気ベースの作動流体を使用する。有機ランキンサイクルシステムは、より伝統的な蒸気ランキンサイクルシステムで使用される場合と比較してより高い分子質量の有機作動流体を使用する。ORCシステムは、工業廃熱、エンジン排気、地熱または光電池システムなどの低温熱源から熱を回収するのに使用され得る。回収された低温の熱は、例えば電気を発生させるのに使用され得る。通常、閉ループシステムが使用され、ここでは、作動流体が蒸発器を通るように圧送され、蒸発器内では、作動流体が、蒸発され、エネルギーを抽出するための少なくとも1つの膨張器を通るように圧送され、作動流体を再凝縮させるための復水器を通るように圧送され、蒸発器に戻るように圧送される。
理想的なORCでは、膨張は等エントロピーであり、それに対して、蒸発および凝縮のプロセスは等圧である。実際には、膨張の際、エンタルピー差から回収可能なエネルギーの一部のみが有用な仕事に変換される。膨張器の入口のところの温度が上がると、ORCシステムの効率が向上する。しかし、入口の温度が上がると、膨張器構成要素の温度も上がる。膨張器構成要素の一部は、ORCシステムの効率のための熱力学的に最適な温度に耐えることができない可能性がある。
ORCシステムの効率およびパワーアウトプット(power output)を向上させるシステムおよび方法を有することが望ましい。
本明細書で開示される一実施形態によると、ランキンサイクルシステムは、熱源から熱を受け取り、熱源からの熱を除去するための作動流体を循環させるように構成された蒸発器と、蒸発器に流動連通され、蒸発器から給送される作動流体を膨張させるように構成された膨張器と、膨張器に流動連通され、膨張器から給送される作動流体を凝縮させるように構成された復水器と、復水器に流動連通され、復水器から給送される作動流体を圧送するように構成されたポンプと、ポンプからの作動流体の第1の部分を蒸発器に給送するための第1の導管と、ポンプからの作動流体の第2の部分を膨張器に給送するための第2の導管とを備える。
本明細書で開示される別の一実施形態によると、ランキンサイクルシステムは、熱源から熱を受け取り、熱源からの熱を除去するための作動流体を循環させるように構成された蒸発器と、蒸発器に流動連通され、蒸発器から給送される加熱された作動流体を膨張させるように構成された第1の膨張器と、第1の膨張器に流動連通され、第1の膨張器から給送される作動流体を膨張させるように構成された第2の膨張器と、第2の膨張器に流動連通され、第2の膨張器から給送される作動流体を凝縮させるように構成された復水器と、復水器に流動連通され、復水器から給送される作動流体を圧送するように構成されたポンプと、ポンプからの作動流体の第1の部分を蒸発器に給送するための第1の導管と、ポンプからの作動流体の第2の部分を、第1の膨張器、第2の膨張器、および、第1の膨張器と第2の膨張器との間の膨張器導管、のうちの少なくとも1つに給送するための第2の導管とを備える。
本明細書で開示される例示の一実施形態によると、ランキンサイクルシステムを動作させる方法は、作動流体を蒸発させるために、熱源と熱交換関係にある蒸発器内で作動流体を循環させるステップと、蒸発作動流体を膨張器内で膨張させるステップと、膨張器から給送される膨張した作動流体を復水器を介して凝縮させるステップと、凝縮作動流体を圧送するステップと、圧送された作動流体の第1の部分を蒸発器に供給するステップと、凝縮作動流体の第2の部分を膨張器に直接に供給するステップとを含む。
本発明のこれらならびに別の特徴、態様および利点が、複数の図面を通して同様の参照符号が同様の部品を示す添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことにより、より良く理解される。
本明細書で開示される例示の一実施形態による有機ランキンサイクル(organic Rankine cycle(ORC))システムを示す略図である。 本明細書で開示される例示の一実施形態による膨張器を示す拡大略図である。 本明細書で開示される別の例示の一実施形態によるORCシステムを示す略図である。 本明細書で開示される例示の一実施形態による2つの膨張器を有するORCシステムを示す略図である。 本明細書で開示される例示の一実施形態による2つの膨張器を示す拡大略図である。 本明細書で開示される別の例示の一実施形態による2つの膨張器を有するORCシステムを示す略図である。
後で詳細に考察するように、本発明の実施形態は、作動流体を加熱する熱源からの熱を受け取るための蒸発器を有するランキンサイクルシステムを提供する。一実施形態では、ランキンサイクルは有機ランキンサイクル(ORC)を備える。このシステムは、蒸発器に流動連通され、蒸発器から給送される作動流体を膨張させるように構成された膨張器を含む。膨張器は単一ステージの膨張器またはマルチステージの膨張器を備えることができる。このシステムは、膨張器に流動連通され、膨張器から給送される作動流体を凝縮させるように構成された復水器をさらに含む。ポンプが復水器に流動連通され、このポンプは、復水器から給送される作動流体を圧送するように構成されている。少なくとも2つの導管が作動流体を給送するためにポンプに結合される。第1の導管が作動流体の第1の部分を蒸発器に給送するように結合され、第2の導管が作動流体の第2の部分を膨張器に給送するように結合される。ランキンサイクルシステムを動作させる方法も開示される。特に他の意味で定義しない限り、本明細書で使用される「第1」および「第2」などの語は、順番、量または重要性を一切示すものではなく、1つの要素を他の要素から区別するのに使用される。また、「a」および「an」などの語は、量を限定することを示しておらず、参照するアイテムが少なくとも1つは存在することを示す。同様に、「2つ」または「3つ」も、量を限定することを示しておらず、「少なくとも2つ」または「少なくとも3つ」として読まれることを意図される。本明細書で「including(含む)」、「comprising(備える)」または「having(有する)」、およびそれらの語形変化したものを使用することは、以下に列記されるアイテムおよびその均等物さらには追加のアイテムを包含することを意味する。有機ランキンサイクル(ORC)の例を用いて本発明を説明するが、本発明は別のランキンサイクルシステムにも同様に適用可能である。
図1を参照すると、本発明の例示の一実施形態によるランキンサイクルシステム10が示されている。示されるランキンサイクルシステム10はORCシステムを備え、循環する有機作動流体が通過する蒸発器12を含む。有機作動流体には、例えば、シクロヘキサン、イソペンタン、シクロペンタン、ブタン、チオフェン、またはそれらの組合せが含まれてもよい。蒸発器12は、中間ループ16を介して熱源14に結合される。熱源14は、例えば、エンジンに結合される廃熱熱交換器を備えることができる。一例では、エンジンの排気ユニットの温度は摂氏400度から500度の温度範囲である可能性がある。蒸発器12は、熱源14から生成される排ガスからの熱を中間ループ16を介して受け取り、蒸発有機作動流体を生成する。蒸発有機作動流体は、ジェネレータユニット20を駆動させるために膨張器18(一例では、ラジアルタイプの膨張器(radial type expander)を備える)を通過する。別の特定の例示の実施形態では、膨張器は、アキシャルタイプの膨張器(axial type expander)、インパルスタイプの膨張器(impulse type expander)、または、高温スクリュタイプの膨張器(high temperature screw type expander)を備えることができる。例示の膨張器18は、単一ステージの膨張器またはマルチステージの膨張器を備えることができる。有機作動流体は、膨張器18を通過した後、比較的低圧および低温になり、さらに、復水器22を通過し、復水器22では、作動流体が再凝縮され、凝縮作動流体が得られる。ポンプ24が復水器22に流動連通されて結合され、このポンプ24は、復水器22から給送される作動流体を圧送するように構成されている。ポンプ24は第1の導管26を介して凝縮作動流体の第1の部分を蒸発器12に給送し、また、第2の導管28を介して凝縮作動流体の第2の部分を膨張器18に給送する。第1の導管26および第2の導管28を通る作動流体の流れを制御するために、バルブ30などの流量制御手段が設けられる。
示される実施形態では、第2の導管28を通して膨張器に給送される作動流体の第2の部分は膨張器構成要素のうちの少なくとも1つを冷却するのに使用される。ケーシング102、軸受104、シャフト106および羽根車108など、種々の膨張器構成要素が図2に示される。これらの構成要素は運転中に加熱されることから、ORCサイクルの効率および出力を犠牲にすることなく動作するように冷却が行われることを必要とする。復水器を出た後の液体状態の作動流体は、膨張器の入口のところの作動流体の温度と比較して比較的低温であり、膨張器18内の1つの場所または2つ以上の場所に給送され得る。
図2は詳細図を示しており、ここでは、膨張器18は、軸受104と、シャフト106と、羽根車108とを収容するケーシング102を備える。従来のORCシステムでは、軸受104と、シャフト106と、羽根車108との温度容量により、作動流体の入口温度での許容される増加量が制限される。本発明の一実施形態による、図2に示される実施形態では、第2の導管28は枝路122、124、126、128および130を通るように分岐され、これらの枝路122、124、126、128および130は複数の位置112、114、116、118および120のところでケーシング102に結合される。この実施形態に示される枝路の数は例示であり、本発明の範囲を限定することを意図されない。別の実施形態では、枝路の数は用途に応じて多様であってよい。ケーシングに結合させることは、例えば、機械的締結具またはフランジを用いることにより、または、溶接またはろう付けを行うことにより達成され得る。第2の導管28は、1つまたは複数のタップ132、134、136、138および140などのデバイスを介して枝路122、124、126、128および130に分割され得る。所望される場合、バルブなどの追加の流量調節デバイス142、144、146、148および150が枝路122、124、126、128および130内に含まれてもよい。一実施形態では、調節デバイス142、144、146、148および150は、膨張器の軸受、羽根車、シャフトおよびケーシングなどの膨張器構成要素の感知された温度に基づき、作動流体の第2の部分の流れを調節する。温度は、ケーシング102内、ならびに、軸受104、シャフト106および羽根車108のそれぞれの近くに、例示の目的で配置されるセンサ103、105、107および109によって感知され得る。膨張器18の対応する構成要素を冷却するために提供される作動流体の量は感知される温度に基づいて調節され得る。
調節デバイス142、144、146、148および150は、一実施形態では、バルブを開くことを制御するための制御機構を備えるバルブを備える。バルブは、対応する膨張器構成要素の温度に応じて、完全に開けられたり、部分的に開けられたり、または、閉じられたりされ得る。例えば、軸受104の温度が事前定義された閾値を超え、シャフト106の温度が事前定義された臨界温度を超え、羽根車108の温度が臨界温度に接近し、ケーシング102の温度が許容範囲内にある場合、調節デバイス150、146は完全に開けられ、調節デバイス144は部分的に開けられ、調節デバイス142および148は閉じられる。別の実施形態では、センサを使用する代わりに、膨張器構成要素の温度は、実証実験(empirical experiment)またはモデルベース手法に基づいて計算され得る。一実施形態では、入口の温度、圧力および質量流量に基づいてモデルの構成要素の温度を示すためのモデルは、数式および熱力学的性質に基づく。
再び図1を参照すると、一実施形態では、バルブ30は、第1の導管26および第2の導管28に対応する少なくとも2つの開口部と、導管26および28の各々の流れを制御するための制御機構とを有する。一実施形態では、制御機構は、膨張器の軸受104、羽根車108、ケーシング102およびシャフト106などの膨張器構成要素の温度に基づいて流れを制御する。例えば、膨張器構成要素の温度が臨界温度未満である場合、バルブ30は第2の導管28に対しては閉じられたままであり、少なくとも1つの構成要素の温度が臨界温度を超えた場合、バルブ30は開けられる。第2の導管28内を流れる作動流体の量は、一例では、ORCシステム内を循環する作動流体の質量流量の0.3%から1%の間である。
図3を参照すると、本発明の別の例示の一実施形態によるORCシステム32が示されている。示されるORCシステム32は、循環する有機作動流体が通過する蒸発器34を含む。蒸発器34は、エンジンに結合される例えば廃熱熱交換器などの熱源36に結合される。蒸発器34は、熱源36から生成される排ガスからの熱を中間ループ38を介して受け取り、蒸発有機作動流体を生成する。蒸発有機作動流体は、ジェネレータユニット42を駆動させるために膨張器40を通過する。例示の膨張器40は、単一ステージの膨張器またはマルチステージの膨張器を備えることができる。有機作動流体は、膨張器40を通過した後、比較的低圧および低温になり、さらに、復水器44を通過し、それにより作動流体は凝縮される。ポンプ46が復水器44に流動連通され、このポンプ46は、復水器44から給送される作動流体を圧送するように構成されている。示される実施形態では、ポンプ46は、凝縮作動流体を給送するための2つの開口部48および50を有する。第1の開口部48は作動流体の第1の部分を蒸発器34に給送するのに使用され、第2の開口部50は作動流体の第2の部分を膨張器40に給送するのに使用される。図3のORCシステム32では、ポンプ46は、導管48および50の各々の中の流れを制御するための制御機構を備える。この制御機構は、図1の実施形態に関連させて上で考察したように、膨張器構成要素の温度に基づいて流れを制御することができる。
図4を参照すると、本発明の別の例示の一実施形態によるORCシステム200が示されている。蒸発器202が、エンジンに結合される例えば廃熱熱交換器などの熱源204に結合される。蒸発器202は、熱源204から生成される排ガスからの熱を中間ループ206を介して受け取り、蒸発有機作動流体を生成する。蒸発有機作動流体は第1の膨張器208さらには第2の膨張器210を通過する。第2の膨張器210は、第1の膨張器208に流動連通され、ジェネレータユニット212を駆動させるために第1の膨張器208からの有機作動流体を膨張させるように構成されている。第1の膨張器208および第2の膨張器210は、この実施形態では、まとめて、マルチステージの膨張器を形成する。1つの膨張器の複数のステージが1つの膨張器要素内に配置されるような、別のマルチフェーズの膨張器の実施形態も存在し得る。図4の例示の膨張器208および210は、それら自体で、単一のステージの膨張器またはマルチステージの膨張器を備えることができる。一部の実施形態では、第1の膨張器208はさらに追加のジェネレータユニット(図示せず)を駆動させることもできる。有機作動流体は、第2の膨張器210を通過した後、膨張器を出るときの流体と比較して比較的低圧および低温になり、さらに、復水器214を通過する。ポンプ216が復水器214に流動連通されて結合され、このポンプ216は、復水器214から給送される作動流体を圧送するように構成されている。ポンプ216は第1の導管218を介して凝縮作動流体の第1の部分を蒸発器202に給送し、第2の導管220を介して、第1の膨張器208、第2の膨張器210、および、第1の膨張器と第2の膨張器の間にある導管224、のうちの少なくとも1つに凝縮作動流体の第2の部分を給送する。第1の導管218および第2の導管220を通る作動流体の流れを制御するために、例えばバルブ222などの調節デバイスが設けられてよい。
図5を参照すると、第1の膨張器208および第2の膨張器210の拡大図が示される。図5の実施形態では、バルブ326は導管220に結合され、3つの開口部を備えており、それらのうちの第1の開口部が第1の膨張器208のケーシング226に結合され、第2の開口部が第2の膨張器210のケーシング228に結合され、第3の開口部が第1の膨張器208と第2の膨張器210との間にある導管224に結合される。3つの開口部が示されるが、実施形態によっては3つの開口部のすべてが存在するわけではなく、別の実施形態では、作動流体を単一の膨張器の別の位置に供給するために追加の開口部が使用されてもよい。一実施形態では、第2の導管が凝縮作動流体を第1の膨張器208および導管224に供給し、第2の膨張器210には直接には作動流体を供給しない。3つの開口部を備える実施形態を再び参照すると、第1の膨張器208がケーシング226を含み、このケーシング226は、軸受230、シャフト232および羽根車234を収容する。さらに、導管220を通して給送される作動流体の第2の部分がケーシング226内の少なくとも1つの位置へと進路変更される。導管220は、枝路248、250、252、254および256を介して、ケーシング226内の位置238、240、242、244および246のところに結合され、これらの枝路248、250、252、254および256は、例えば1つまたは複数のタップ258、260、262、264および266を介して、第2の導管220に結合されてもよい。作動流体の第2の部分の流れは、さらに、枝路248、250、252、254および256内の結合されたバルブなどの流量調節デバイス268、270、272、274および276を介して制御され得る。
同様に、第2の膨張器210は、軸受278と、シャフト282と、羽根車280とを収容するケーシング228を備える。導管220を通して給送される作動流体の第2の部分が、さらに、枝路296、298、300、302および304を通して位置286、288、290、292および294のところでケーシング228内の少なくとも1つの位置の方に進路を変更されて繋げられる。これらの枝路は、例えば1つまたは複数のタップ306、308、310、312および314を介して、第2の導管220に結合される。作動流体の第2の部分の流れは、さらに、枝路296、298、300、302および304内の結合されたバルブなどの流量調節デバイス316、318、320、322および324を介して制御され得る。
第1の膨張器208の調節デバイス268、270、272、274および276、ならびに、第2の膨張器210の調節デバイス316、318、320、322および324は、第1の膨張器構成要素および第2の膨張器構成要素の感知された温度に基づいて作動流体の第2の部分の流れを調節する。温度は、第1の膨張器208内のケーシング226、軸受230、シャフト232および羽根車234の中またはその付近にそれぞれ配置されるセンサ225、229、231および233、ならびに、第2の膨張器210内のケーシング226、軸受228、羽根車280およびシャフト282の中またはその付近にそれぞれ配置されるセンサ227、277、279および281により、感知され得る。図2に関連させて上で考察したように、調節デバイスのバルブは、対応する膨張器構成要素の温度に応じて、完全に開けられるか、部分的に開けられるか、または、閉じられ得る。さらに、図2に関連させて考察したように、センサを使用することの代替案として、膨張器構成要素の温度は、実証実験またはモデルベース手法に基づいて計算され得る。
バルブ222のための制御機構が、第1および第2の膨張器の軸受、羽根車、ケーシングおよびシャフトなどの膨張器構成要素の温度、ならびに、第1の膨張器と第2の膨張器との間の位置224のところの温度に基づいて流れを制御する。バルブ326を開くことは、必要とされる作動流体の量に依存する。一例では、導管22内を流れる作動流体の一部の量または全体の量が第1の膨張器と第2の膨張器の間の位置224の方に進路変更される。したがって、この実施形態では、膨張器208から出る流れは低温の作動流体に混合される。低温の作動流体が加えられることで、膨張器210の入口温度が低下し、膨張器210内に流れ込む作動流体の体積流量が増加することから、膨張器210内の膨張ステージのパワーアウトプットが増大する。一実施形態では、導管220内を流れる作動流体の量は、ORCシステム200内を循環する作動流体の質量流量の約15%である。
図6を参照すると、本発明の別の例示の一実施形態によるORCシステム500が示されている。示されるORCシステム500は、循環する有機作動流体が通過する蒸発器502を含む。蒸発器502は、エンジンに結合される例えば廃熱熱交換器などの熱源504に結合される。蒸発器502は、熱源504から生成される排ガスからの熱を中間ループ506を介して受け取り、蒸発有機作動流体を生成する。蒸発有機作動流体は第1の膨張器508を通過する。第2の膨張器510が第1の膨張器508に流動連通され、この第2の膨張器510は、第1のジェネレータ512を駆動させるために第1の膨張器508から給送される有機作動流体を膨張させるように構成されている。有機作動流体蒸気は、第2の膨張器510を通過した後、復水器514を通過する。ポンプ516が復水器514に流動連通されて結合され、このポンプ516は、復水器514から給送される作動流体を圧送するように構成されている。示される実施形態では、ポンプ516は、凝縮作動流体を給送するための2つの開口部518および520を有する。ポンプ516は、作動流体の第1の部分を蒸発器502に給送するための第1の開口部518と、作動流体の第2の部分を、第1の膨張器508、第2の膨張器510、および、第1の膨張器と第2の膨張器との間にある導管524、のうちの少なくとも1つに、第2の導管220を介して作動流体の第2の部分を給送するための第2の開口部520とを有する。
本明細書では本発明の特定の特徴のみを示して説明してきたが、当業者には多くの修正形態および変更形態が思いつくであろう。したがって、添付の特許請求の範囲が、本発明の真の精神の範囲内にあるそのような修正形態および変更形態のすべてを包含することを意図されることを理解されたい。
10 ランキンサイクルシステム
12、34、202、502 蒸発器
14、36、204、504 熱源
16、38、206、506 中間ループ
18、40、210 膨張器
20、42 ジェネレータユニット
22、44、214、514 復水器
24、46、216、516 ポンプ
26、218 第1の導管
28、220 第2の導管
30、222、326 バルブ
32、200、500 ORCシステム
48、50、518、520 開口部
102、226、228 ケーシング
103、105、107、109、225、229、231、233、227、277、279、281 センサ
104、230、278 軸受
106、232、282 シャフト
108、234、280 羽根車
112、114、116、118、120、238、240、242、244、246、286、288、290、292、294 位置
122、124、126、128、130、248、250、252、254、256、296、298、300、302、304 枝路
132、134、136、138、140、258、260、262、264、266、306、308、310、312、314 タップ
142、144、146、148、150、268、270、272、274、276、316、318、320、322、324 流量調節デバイス
208、508 第1の膨張器
210、510 第2の膨張器
224、524 導管

Claims (20)

  1. 熱源から熱を受け取り、前記熱源からの熱を除去するための作動流体を循環させるように構成された蒸発器と、
    前記蒸発器に流動連通され、前記蒸発器から給送される前記作動流体を膨張させるように構成された膨張器と、
    前記膨張器に流動連通され、前記膨張器から給送される前記作動流体を凝縮させるように構成された復水器と、
    前記復水器に流動連通され、前記復水器から給送される前記作動流体を圧送するように構成されたポンプと、
    前記ポンプからの前記作動流体の第1の部分を前記蒸発器に給送するための第1の導管と、
    前記ポンプからの前記作動流体の第2の部分を前記膨張器に給送するための第2の導管と
    を備えるランキンサイクルシステム。
  2. 前記作動流体が有機作動流体を含む、請求項1記載のシステム。
  3. 前記膨張器が膨張器構成要素を備え、前記作動流体の前記第2の部分が、前記膨張器構成要素のうちの少なくとも1つを冷却するために前記膨張器に給送される、請求項2記載のシステム。
  4. 前記膨張器構成要素が、ケーシング、軸受、シャフトおよび羽根車を含み、前記軸受、前記シャフトおよび前記羽根車が前記ケーシング内に配置される、請求項3記載のシステム。
  5. 結合デバイスをさらに備え、前記第2の導管が前記結合デバイスを介して前記膨張器に結合される、請求項4記載のシステム。
  6. 前記膨張器に給送される前記作動流体の前記第2の部分の流れを制御するように構成された調節デバイスをさらに備える、請求項4記載のシステム。
  7. 前記調節デバイスが、前記膨張器構成要素のうちの少なくとも1つの温度に基づき、前記膨張器に給送される前記作動流体の前記第2の部分の流れを制御するように構成されている、請求項6記載のシステム。
  8. 前記膨張器構成要素のうちの前記少なくとも1つの前記温度を得るための温度センサをさらに備える、請求項7記載のシステム。
  9. 前記作動流体の前記第2の部分が前記膨張器内の少なくとも1つの位置に給送される、請求項2記載のシステム。
  10. 前記少なくとも1つの位置が、少なくとも1つの膨張器構成要素の1つの位置に対応する1つの位置を含む、請求項9記載のシステム。
  11. 前記膨張器がマルチステージの膨張器を備え、前記少なくとも1つの位置が、前記マルチステージの膨張器の2つのステージの間の1つの位置を含む、請求項9記載のシステム。
  12. 前記膨張器がマルチステージの膨張器を含み、前記少なくとも1つの位置が少なくとも2つの位置を含み、前記少なくとも2つの位置が、少なくとも1つの膨張器構成要素の1つの位置に対応する1つの位置を含む第1の位置と、前記マルチステージの膨張器の2つのステージの間に1つの位置を含む第2の位置とを含む、請求項9記載のシステム。
  13. 前記凝縮作動流体の前記第2の部分が、前記ランキンサイクルシステム内を循環する前記作動流体の質量流量の0.3%から1%を占める、請求項1記載のシステム。
  14. 熱源からの熱を受け取り、前記熱源からの熱を除去するための作動流体を循環させるように構成された蒸発器と、
    前記蒸発器に流動連通され、前記蒸発器から給送される前記加熱された作動流体を膨張させるように構成された第1の膨張器と、
    前記第1の膨張器に流動連通され、前記第1の膨張器から給送される前記作動流体を膨張させるように構成された第2の膨張器と、
    前記第2の膨張器に流動連通され、前記第2の膨張器から給送される前記作動流体を凝縮させるように構成された復水器と、
    前記復水器に流動連通され、前記復水器から給送される前記作動流体を圧送するように構成されたポンプと、
    前記ポンプからの前記作動流体の第1の部分を前記膨張器に給送するための第1の導管と、
    前記ポンプからの前記作動流体の第2の部分を、前記第1の膨張器、前記第2の膨張器、および、前記第1の膨張器と前記第2の膨張器との間の膨張器導管、のうちの少なくとも1つに給送するための第2の導管と
    を備えるランキンサイクルシステム。
  15. 前記第1の膨張器が第1の膨張器構成要素を備え、前記ポンプから給送される前記作動流体の前記第2の部分が前記第1の膨張器構成要素のうちの少なくとも1つを冷却するのに使用される、請求項14記載のシステム。
  16. 前記第1の膨張器までの前記作動流体の前記第2の部分の流れを制御するように構成された調節デバイスをさらに備える、請求項15記載のシステム。
  17. 前記調節デバイスが、少なくとも1つの第1の膨張器構成要素の温度に基づき、前記第1の膨張器までの前記作動流体の前記第2の部分の流れを制御するように構成された、請求項16記載のシステム。
  18. 前記第2の膨張器が第2の膨張器構成要素を備え、前記第2の導管から給送される前記作動流体の前記第2の部分の少なくとも一部が、前記第2の膨張器構成要素のうちの少なくとも1つを冷却するのに使用される、請求項14記載のシステム。
  19. 前記ランキンサイクルシステム内を循環する前記作動流体の質量流量の約15%を占める前記第2の部分の少なくとも一部が、前記第1の膨張器と前記第2の膨張器との間の膨張器導管に誘導される、請求項14記載のシステム。
  20. 作動流体を蒸発させるために、熱源と熱交換関係にある蒸発器内で前記作動流体を循環させるステップと、
    前記蒸発作動流体を膨張器内で膨張させるステップと、
    前記膨張器から給送される前記膨張した作動流体を復水器を介して凝縮させるステップと、
    前記凝縮作動流体を圧送するステップと、
    前記圧送された作動流体の第1の部分を前記蒸発器に供給するステップと、
    前記凝縮作動流体の第2の部分を前記膨張器に直接に供給するステップと
    を含む、ランキンサイクルシステムを動作させる方法。
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