JP2019023432A - ランキンサイクル装置 - Google Patents

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雅章 長井
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長生 木戸
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巧 引地
修 小須田
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修 小須田
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Abstract

【課題】作動流体の圧力の過上昇を防止し、高い発電効率でランキンサイクル装置を運転するための技術を提供する。【解決手段】本開示のランキンサイクル装置(100)は、有機作動流体が循環するランキンサイクル回路(10)と、蒸発器(14)が配置された主流路(24a)と蒸発器(14)を迂回するバイパス流路(24b)とを有するダクト(106)と、ダクト(106)の内部に配置され、主流路(24a)における第1熱媒体(G1)の流量とバイパス流路(24b)における第1熱媒体(G1)の流量とを調節する第1流量調節機構(27)と、ダクト(106)の内部空間及びランキンサイクル回路(10)から隔離された流路であって、蒸発器(14)に沿って配置された熱交換器(32)を有し、第2熱媒体(G2)が流れる冷却流路(30)とを備えている。【選択図】図1

Description

本開示は、ランキンサイクル装置に関する。
熱エネルギーを電気エネルギーに変換するためのシステムとして、ランキンサイクル装置はよく知られている。特許文献1には、異常が発生したときに、ランキンサイクル装置(熱発電装置)を安全に停止させるための技術が開示されている。
図7に示すように、従来のランキンサイクル装置は、熱交換部300、主流路301、バイパス流路302及び流量調節機構303を有する。熱交換部300は、作動流体を蒸発させる蒸発器として機能する。主流路301及びバイパス流路302は、それぞれ、ダクト304の内部に形成された流路である。主流路301とバイパス流路302とが隔壁305によって隔てられている。主流路301に熱交換部300が配置されている。バイパス流路302は、排気ガスなどの熱媒体が熱交換部301を迂回して流れるように構成されている。流量調節機構303は、熱交換部301に供給されるべき熱媒体の流量とバイパス流路302に供給されるべき熱媒体の流量とを調節する。これにより、ランキンサイクル装置が安全に停止されうる。
特開2016−121665号公報
図7に示すランキンサイクル装置によれば、蒸発器(熱交換部)の出口における作動流体の圧力が過剰に上昇することがある。このことは、発電効率の観点から望ましくない。
本開示の目的は、作動流体の圧力の過上昇を防止し、高い発電効率でランキンサイクル装置を運転するための技術を提供することにある。
すなわち、本開示は、
膨張機、凝縮器、ポンプ及び蒸発器を有し、これらの機器がこの順番で環状に接続されており、有機作動流体が循環するランキンサイクル回路と、
前記蒸発器が配置された主流路と前記蒸発器を迂回するバイパス流路とを有し、第1熱媒体を生成する熱源に接続されたダクトと、
前記ダクトの内部に配置され、前記主流路における前記第1熱媒体の流量と前記バイパス流路における前記第1熱媒体の流量とを調節する第1流量調節機構と、
前記ダクトの内部空間及び前記ランキンサイクル回路から隔離された流路であって、前記蒸発器に沿って配置された熱交換器を有し、第2熱媒体が流れる冷却流路と、
を備えた、ランキンサイクル装置を提供する。
本開示の技術によれば、作動流体の圧力の過上昇を防止し、高い発電効率でランキンサイクル装置を運転できる。
図1は、本開示の一実施形態にかかるランキンサイクル装置の構成図である。 図2は、熱交換器の構造を示す図である。 図3は、図1に示すランキンサイクル装置を運転するための処理を示すフローチャートである。 図4は、ランキンサイクルのモリエル線図である。 図5は、膨張比と有効発電量との関係を示すグラフである。 図6Aは、変形例にかかる冷却流路の構成図である。 図6Bは、別の変形例にかかる冷却流路の構成図である。 図7は、従来のランキンサイクル装置の構成図である。
(本開示の基礎となった知見)
図7に示すランキンサイクル装置によれば、隔壁305を介して、バイパス流路302から熱交換部300へと熱が流入する。そのため、熱媒体の温度が非常に高いとき、蒸発器(熱交換部)の出口における作動流体の圧力が過剰に上昇する可能性がある。このことは、発電効率の観点から望ましくない。
図5のグラフは、膨張比と有効発電量との関係を示している。有効発電量とは、発電機で生成された電力からポンプなどの補機で消費された電力を引いて得られる正味の発電量を意味する。膨張機の入口における作動流体の圧力が上がると膨張機における膨張比が増加するので、発電機で生成される電力は増える。しかし、作動流体の圧力が上がると、ポンプの負荷が大幅に増加する。その結果、図5に示すように、有効発電量は、特定の膨張比Pmでピーク発電量Emを示す。ランキンサイクル装置を高い効率で運転するためには、膨張比が特定の膨張比Pmに収斂するように、膨張機の入口における作動流体の圧力が調節されることが望ましい。
本開示の第1態様にかかるランキンサイクル装置は、
膨張機、凝縮器、ポンプ及び蒸発器を有し、これらの機器がこの順番で環状に接続されており、有機作動流体が循環するランキンサイクル回路と、
前記蒸発器が配置された主流路と前記蒸発器を迂回するバイパス流路とを有し、第1熱媒体を生成する熱源に接続されたダクトと、
前記ダクトの内部に配置され、前記主流路における前記第1熱媒体の流量と前記バイパス流路における前記第1熱媒体の流量とを調節する第1流量調節機構と、
前記ダクトの内部空間及び前記ランキンサイクル回路から隔離された流路であって、前記蒸発器に沿って配置された熱交換器を有し、第2熱媒体が流れる冷却流路と、
を備えたものである。
例えば、第1熱媒体の温度が上昇したとき、及び/又は、第1熱媒体の流量が増加したとき、第1熱媒体の全流量Mに対する主流路における第1熱媒体の流量M1の比率(M1/M)が減少するように第1流量調節機構が制御される。これにより、膨張機の入口(蒸発器の出口)における作動流体の過熱度が適切な値に維持されうる。また、第1熱媒体の温度よりも低い温度の第2熱媒体を冷却流路に流すと、冷却流路の熱交換器において、第1熱媒体と第2熱媒体との間で熱交換が行われる。これにより、第1熱媒体の温度が下がる。第1熱媒体の温度が下がると、蒸発器において作動流体が第1熱媒体から受け取る熱が減少し、作動流体の圧力の過上昇が防止される。特に、バイパス流路を流れる第1熱媒体から作動流体へと移動する熱が減少する。その結果、ポンプの負荷の増大が抑制され、高い発電効率でランキンサイクル装置を運転できる。
本開示の第2態様において、例えば、第1態様にかかるランキンサイクル装置の前記熱交換器は、前記主流路と前記バイパス流路とを隔てている隔壁を含み、前記蒸発器が前記隔壁に接している。このような構成によれば、第1熱媒体の温度よりも低い温度の第2熱媒体を冷却流路に流すことによって、バイパス流路を流れる第1熱媒体から作動流体へと熱が移動することを確実に抑制できる。
本開示の第3態様において、例えば、第1又は第2態様にかかるランキンサイクル装置は、前記冷却流路に配置され、前記冷却流路おける前記第2熱媒体の流量を調節する第2流量調節機構をさらに備えている。第2流量調節機構によって冷却流路おける第2熱媒体の流量が調節されると、冷却流路の熱交換器が第1熱媒体から吸収する熱量を調節することができる。これにより、蒸発器において作動流体が第1熱媒体から受け取る熱量を調節することができ、ひいては膨張機の入口における作動流体の圧力を調節することができる。
本開示の第4態様において、例えば、第3態様にかかるランキンサイクル装置の前記第2流量調節機構は、前記膨張機の膨張比が所定範囲に収まるように制御される。第4態様によれば、ポンプの負荷が抑えられるので、ランキンサイクル装置がより効率的に運転されうる。
本開示の第5態様において、例えば、第1〜第4態様のいずれか1つにかかるランキンサイクル装置の前記第1流量調節機構は、前記膨張機の入口における前記作動流体の過熱度が所定範囲に収まるように制御される。第5態様によれば、ランキンサイクル装置が効率的に運転されうる。
本開示の第6態様において、例えば、第1〜第5態様のいずれか1つにかかるランキンサイクル装置の前記冷却流路は、前記熱源に供給されるべき燃料又は空気を予熱するエコノマイザである。第6態様によれば、熱源の効率が向上するので、システム全体の効率が向上する。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本開示は、以下の実施形態に限定されない。
図1に示すように、本実施形態の発電設備200は、ランキンサイクル装置100及び熱源104を備えている。熱源104は、高温の第1熱媒体G1を生成する。第1熱媒体G1は、熱源104からランキンサイクル装置100に供給される。ランキンサイクル装置100は、第1熱媒体G1の熱エネルギーを電気エネルギーに変換する。
熱源104の種類は特に限定されない。第1熱媒体G1の種類も特に限定されない。熱源104では、例えば、100〜500℃程度の高温の第1熱媒体G1が生成される。一例において、熱源104は、ごみ焼却炉、燃焼炉、焼成炉などの炉である。この場合、熱源104から排気ガス、燃焼空気などの高温のガスが第1熱媒体G1としてランキンサイクル装置100に供給される。他の例において、熱源104は、蒸気プラントなどの工場である。この場合、熱源104から高温の蒸気又は高温の排液が第1熱媒体G1としてランキンサイクル装置100に供給される。他の例において、熱源104は、地熱源、温泉などの天然の蒸気源である。この場合、熱源104から高温の蒸気が第1熱媒体G1としてランキンサイクル装置100に供給される。その他、第1熱媒体G1として、オイルなどの流体がランキンサイクル装置100に供給されてもよい。
ランキンサイクル装置100は、ランキンサイクル回路10、ダクト106及び冷却流路30を備えている。
ランキンサイクル回路10は、膨張機11、凝縮器12、ポンプ13及び蒸発器14を有する。これらの機器は、複数の配管によって上記の順番で環状に接続されている。ランキンサイクル回路10には、作動流体が充填されている。ランキンサイクル回路10には、公知の再生器などが設けられていてもよい。
膨張機11は、作動流体を膨張させることによって作動流体の膨張エネルギーを回転動力に変換する。膨張機11の回転軸に発電機17が接続されている。膨張機11によって発電機17が駆動される。膨張機11は、例えば、容積型又はターボ型の膨張機である。容積型の膨張機として、スクロール膨張機、ロータリ膨張機、スクリュー膨張機、往復膨張機などが挙げられる。ターボ型の膨張機は、いわゆる膨張タービンである。膨張タービンとして、軸流タービン、斜流タービン及びラジアルタービンが挙げられる。
凝縮器12は、空気などの冷却媒体と膨張機11から吐出された作動流体とを熱交換させることによって、作動流体を冷却する。凝縮器12として、フィンアンドチューブ式熱交換器、プレート式熱交換器、二重管式熱交換器などの公知の熱交換器を使用できる。凝縮器12の種類は、冷却媒体の種類に応じて適切に選択される。冷却媒体が空気などの気体のとき、フィンアンドチューブ式熱交換器を凝縮器12に好適に使用できる。冷却媒体が水などの液体のとき、プレート式熱交換器又は二重管式熱交換器を凝縮器12に好適に使用できる。
ポンプ13は、凝縮器12から流出した作動流体を吸い込んで加圧し、加圧された作動流体を蒸発器14に供給する。ポンプ13として、一般的な容積型又はターボ型のポンプを使用できる。容積型のポンプとして、ピストンポンプ、ギヤポンプ、ベーンポンプ、ロータリポンプなどが挙げられる。ターボ型のポンプとして、遠心ポンプ、斜流ポンプ、軸流ポンプなどが挙げられる。
蒸発器14は、第1熱媒体G1の熱エネルギーを吸収する熱交換器である。蒸発器14は、例えばフィンアンドチューブ式熱交換器である。熱源104からダクト106の出口106dに向かって第1熱媒体G1が流れるとき、第1熱媒体G1が蒸発器14を通過する。このとき、第1熱媒体G1と作動流体とが蒸発器14において熱交換する。これにより、作動流体が加熱され、蒸発する。
ランキンサイクル装置100の作動流体として、有機作動流体を好適に使用できる。有機作動流体として、ハロゲン化炭化水素、炭化水素、アルコールなどが挙げられる。ハロゲン化炭化水素として、R−123、R−245fa、R−1234zeなどが挙げられる。炭化水素として、プロパン、ブタン、ペンタン、イソペンタンなどのアルカンが挙げられる。アルコールとして、エタノールなどが挙げられる。これらの有機作動流体は、単独で使用してもよいし、2種類以上の混合物を使用してもよい。
ダクト106は、入口106c、出口106d、主流路24a及びバイパス流路24bを有する。入口106cが熱源104に接続されている。主流路24a及びバイパス流路24bは、それぞれ、ダクト106の内部空間の一部であって、第1熱媒体G1の流路である。主流路24aには、蒸発器14が配置されている。バイパス流路24bは、第1熱媒体G1が蒸発器14を迂回して流れるように構成されている。ダクト106を通じて、熱源104から蒸発器14に高温の第1熱媒体G1が供給される。ダクト106は、例えば、十分に大きい流路断面積を有する配管によって形成されている。
冷却流路30は、ダクト106の内部空間及びランキンサイクル回路10から隔離された流路であって、第2熱媒体G2が流れる流路である。冷却流路30は、熱交換器32及び複数の配管によって構成されている。熱交換器32は、ダクト106の内部において、蒸発器14に沿って配置されている。本実施形態では、熱交換器32は、第1熱媒体G1の流れ方向に平行な方向に延びている。主流路24aとバイパス流路24bとが熱交換器32によって隔てられている。言い換えると、主流路24aとバイパス流路24bとの間に熱交換器32が位置している。
第2熱媒体G2の例には、水、ブライン、オイルなどが含まれる。第1熱媒体G1の温度よりも低い温度の第2熱媒体G2を冷却流路30に流すと、熱交換器32において、第1熱媒体G1と第2熱媒体G2との間で熱交換が行われる。これにより、第1熱媒体G1の温度が下がる。第1熱媒体G1の温度が下がると、蒸発器14において作動流体が第1熱媒体G1から受け取る熱が減少する。特に、バイパス流路24bを流れる第1熱媒体G1から作動流体への熱移動が妨げられる。これにより、作動流体が過度に加熱されることを防止できる。
ランキンサイクル装置100は、さらに、第1流量調節機構27及び制御器16を備えている。
第1流量調節機構27は、ダクト106の内部に配置されており、主流路24aにおける第1熱媒体G1の流量とバイパス流路24bにおける第1熱媒体G1の流量とを調節する役割を担う。第1流量調節機構27によれば、バイパス流路24bに第1熱媒体G1を流すことによって、蒸発器14に供給される第1熱媒体G1の流量を制限することができる。これにより、蒸発器14において作動流体が過度に加熱されることが防止され、作動流体の圧力の過上昇が防止される。
第1流量調節機構27は、第1熱媒体G1の全流量Mに対する主流路24aにおける第1熱媒体G1の流量M1の比率(M1/M)を段階的又は連続的に調節する機能(分配機能)を有している。言い換えれば、第1流量調節機構27は、第1熱媒体G1の全流量Mに対するバイパス流路24bにおける第1熱媒体G1の流量M2の比率(M2/M)を段階的又は連続的に調節する機能(分配機能)を有している。このような機能によれば、熱源104の状況、必要な発電量などに応じて、各流路における第1熱媒体G1の流量を調節できる。例えば、熱源104で大量の熱が発生したとき、第1熱媒体G1の一部を主流路24aに流し、第1熱媒体G1の残部をバイパス流路24bに流すことができる。このようにすれば、蒸発器14における作動流体の過昇温を防止しつつ、ランキンサイクル装置100を安定的に運転することができる。ただし、第1流量調節機構27がそのような分配機能を有していることは必須ではない。第1流量調節機構27は、第1熱媒体G1の全量を主流路24aに流すモードと第1熱媒体G1の全量をバイパス流路24bに流すモードとから選ばれるいずれかのモードのみで動作するように構成されていてもよい。
本実施形態において、第1流量調節機構27はダンパー式の調節機構である。詳細には、第1流量調節機構27は、ダンパー25及びアクチュエータ26を含む。第1流量調節機構27は、制御器16によって電気的に制御される。ダンパー25はアクチュエータ26にリンクしており、アクチュエータ26によってダンパー25が動かされる。アクチュエータ26は、モータ、ソレノイドなどである。ダンパー25の位置に応じて、流量の比率(M1/M,M2/M)が設定される。
本実施形態において、第1流量調節機構27は、蒸発器14よりも第1熱媒体G1の流れ方向における上流側に配置されている。具体的には、主流路24aとバイパス流路24bとの分岐位置(熱交換器32の上流端)に第1流量調節機構27が配置されている。このような位置に第1流量調節機構27が配置されていると、蒸発器14への熱媒体の供給を確実に停止することができる。
本実施形態において、第1流量調節機構27は、アクチュエータ26によって作動する。アクチュエータ26は、制御器16によって制御される。このような構成によれば、第1流量調節機構27を遠隔から作動させることができる。なお、第1流量調節機構27の構造は特に限定されない。第1流量調節機構27は、スライド式、バタフライ式、二方式バルブ、三方式バルブによる流量調節機構であってもよい。
第1熱媒体G1の温度が上昇したとき、及び/又は、第1熱媒体G1の流量が増加したとき、第1熱媒体G1の全流量Mに対する主流路24aにおける第1熱媒体G1の流量M1の比率(M1/M)が減少するように第1流量調節機構27が制御される。これにより、膨張機11の入口(蒸発器14の出口)における作動流体の過熱度が適切な値に維持されうる。
第1熱媒体G1の温度よりも低い温度の第2熱媒体G2を冷却流路30に流すと、冷却流路30の熱交換器32において、第1熱媒体G1と第2熱媒体G2との間で熱交換が行われる。これにより、第1熱媒体G1の温度が下がる。第1熱媒体G1の温度が下がると、蒸発器14において作動流体が第1熱媒体G1から受け取る熱が減少し、作動流体の圧力の過上昇が防止される。特に、バイパス流路24bを流れる第1熱媒体G1から作動流体へと移動する熱が減少する。その結果、ポンプ13の負荷の増大が抑制され、高い発電効率でランキンサイクル装置100を運転できる。
図2に示すように、熱交換器32は、伝熱管34及び隔壁35を有する。隔壁35は、第1壁面35p及び第2壁面35qを有する。第1壁面35pは、主流路24aに面している。第2壁面35qは、バイパス流路24bに面している。第1壁面35p及び第2壁面35qは、それぞれ、第1熱媒体G1の流れ方向に平行な方向に延びている。隔壁35は、主流路24aとバイパス流路24bとを隔てている。伝熱管34は、蛇行しており、第1壁面35pと第2壁面35qとの間に位置している。具体的には、隔壁35は、蛇行した伝熱管34を収容している容器の形状を有する。隔壁35の内部空間は、ダクト106の内部空間から隔離されていてもよいし、ダクト106の内部空間に連通していてもよい。
本実施形態では、蒸発器14が隔壁35に接している。詳細には、蒸発器14は、隔壁35の第1壁面35pに接している。蒸発器14がフィンアンドチューブ式熱交換器であるとき、蒸発器14の複数のフィン及び複数の伝熱管の少なくとも一方が隔壁35に直接接している。このような構成によれば、第1熱媒体G1の温度よりも低い温度の第2熱媒体G2を冷却流路30に流すことによって、バイパス流路24bを流れる第1熱媒体G1から作動流体へと熱が移動することを確実に抑制できる。熱交換器32を流れる第2熱媒体G2によって、蒸発器14を流れる作動流体の熱を吸い取ることも可能である。したがって、上記した効果がより確実に得られる。
ランキンサイクル装置100は、さらに、第2流量調節機構37を備えている。
第2流量調節機構37は、冷却流路30に配置されており、冷却流路30おける第2熱媒体G2の流量を調節する。本実施形態において、第2流量調節機構37は、流量調整弁である。第2流量調節機構37は、ポンプであってもよく、ポンプと流量調整弁との組合せであってもよい。第2流量調節機構37は、制御器16によって電気的に制御されうる。第2流量調節機構37によって冷却流路30おける第2熱媒体G2の流量が調節されると、冷却流路30の熱交換器32が第1熱媒体G1から吸収する熱量を調節することができる。これにより、蒸発器14において作動流体が第1熱媒体G1から受け取る熱量を調節することができ、ひいては膨張機11の入口における作動流体の圧力を調節することができる。
ランキンサイクル装置100は、さらに、温度センサ51、圧力センサ52及び圧力センサ53を備えている。温度センサ51及び圧力センサ52は、蒸発器14の出口と膨張機11の入口との間において、ランキンサイクル回路10に配置されている。温度センサ51は、膨張機11の入口における作動流体の温度(いわゆる吸入温度)を検出する。圧力センサ52は、膨張機11の入口における作動流体の圧力(いわゆる吸入圧力)を検出する。圧力センサ53は、膨張機11の出口と凝縮器12との間において、ランキンサイクル回路10に配置されている。圧力センサ53は、膨張機11の出口における作動流体の圧力(いわゆる吐出圧力)を検出する。
制御器16は、第1流量調節機構27、第2流量調節機構37などの制御対象を制御する。センサ51〜53の検出信号は、制御器16に入力される。制御器16として、A/D変換回路、入出力回路、演算回路、記憶装置などを含むDSP(Digital Signal Processor)を使用できる。制御器16には、ランキンサイクル装置100を適切に運転するためのプログラムが格納されている。
次に、ランキンサイクル装置100の運転について説明する。
図3は、ランキンサイクル装置100を運転するための処理を示すフローチャートである。制御器16は、図3のフローチャートの各処理を所定の制御周期で実行する。ステップS1〜S6において、膨張機11の入口における作動流体の過熱度SHが所定範囲に収まるように、第1流量調節機構27を制御する。ステップS7〜S9において、膨張比が所定範囲に収まるように、第2流量調節機構37を制御する。膨張比は、膨張機11の出口における作動流体の圧力P2に対する膨張機11の入口における作動流体の圧力P1の比率(P1/P2)で表される。
ステップS1において、センサ51,52及び53から、膨張機11の入口における作動流体の温度T1、膨張機11の入口における作動流体の圧力P1、及び、膨張機11の出口における作動流体の圧力P2をそれぞれ取得する。ステップS2において、制御器16に記憶されたテーブルを参照して、圧力P1に対応するサイクルの高圧側の飽和温度T2を特定する。飽和温度T2は、計算式によって算出されてもよい。ステップS3において、膨張機11の入口における作動流体の過熱度SH(=T1−T2)を算出する。
次に、ステップS4〜S6において、過熱度SHが所定範囲に収まるように第1流量調節機構27を制御する。
ステップS4において、過熱度SHが所定範囲にあるか否かを判断する。具体的には、過熱度SHが所定範囲の上限値t2よりも大きい場合、ステップS5において、第1流量調節機構27のダンパー25を主流路24aの方向に動かす。これにより、バイパス流路24bの入口の流路断面積が拡大し、主流路24aにおける第1熱媒体G1の流量が減少し、過熱度SHが減少する。過熱度SHが所定範囲の下限値t1以下の場合、ステップS6において、第1流量調節機構27のダンパー25をバイパス流路24bの方向に動かす。これにより、バイパス流路24bの入口の流路断面積が減少し、主流路24aにおける第1熱媒体G1の流量が増加し、過熱度SHが増加する。過熱度SHが所定範囲にある場合、第1流量調節機構27のダンパー25の位置を現在の位置に維持する。所定範囲の下限値t1及び上限値t2は、作動流体の種類に応じて定められる。ランキンサイクル装置100において、発電効率が最大になる運転条件が存在する。下限値t1及び上限値t2は、例えば、この運転条件における最適な過熱度SH±5Kの範囲内で定められる。過熱度SHの下限値t1及び上限値t2は、ランキンサイクル装置100の安定性を考慮して設定されうる。ステップS4〜S6によって、ランキンサイクル装置100が効率的に運転されうる。
次に、ステップS7〜S9において、膨張比(P1/P2)が所定範囲に収まるように第2流量調節機構37を制御する。
ステップS7において、膨張比(P1/P2)が所定範囲にあるか否かを判断する。具体的には、膨張比(P1/P2)が所定範囲の上限値R4よりも大きい場合、ステップS8において、第2流量調節機構37の開度を増やす。これにより、冷却流路30における第2熱媒体G2の流量が増加する。冷却流路30における第2熱媒体G2の流量が増加すると、蒸発器14において第1熱媒体G1から作動流体に移動する熱が減少する。特に、バイパス流路24bを流れる第1熱媒体G1から作動流体への熱移動が妨げられる。その結果、膨張機11の入口における作動流体の圧力P1が低下し、膨張比(P1/P2)も減少する。膨張比(P1/P2)が所定範囲の下限値R3以下の場合、ステップS9において、第2流量調節機構37の開度を減らす。これにより、冷却流路30における第2熱媒体G2の流量が減少する。冷却流路30における第2熱媒体G2の流量が減少すると、蒸発器14において第1熱媒体G1から作動流体に移動する熱が増加する。バイパス流路24bを流れる第1熱媒体G1から作動流体への熱移動も活発化する。その結果、膨張機11の入口における作動流体の圧力P1が上昇し、膨張比(P1/P2)も増加する。膨張比(P1/P2)が所定範囲にある場合、第2流量調節機構37の開度を現在の開度に維持する。ステップS7〜S9によって、ポンプ13の負荷が抑えられるので、ランキンサイクル装置100がより効率的に運転されうる。
本実施形態によれば、第1流量調節機構27によって蒸発器14に供給される第1熱媒体G1の流量を調節しつつ、第2流量調節機構37によって冷却流路30の熱交換器32における第2熱媒体G2の流量を調節できる。そのため、第1熱媒体G1の温度が高い場合、あるいは、第1熱媒体G1の流量が大きい場合にも、ランキンサイクル装置100を高い発電効率にて運転することができる。
図5を参照して説明したように、膨張比が特定の膨張比Pmを示すとき、有効発電量がピーク発電量Emを示す。ランキンサイクル装置100を高い効率で運転するためには、膨張比が特定の膨張比Pmに収斂するように、膨張機11の入口における作動流体の圧力が調節されることが望ましい。膨張比の上限値R4及び下限値R3は、例えば、有効発電量がピーク発電量Emの90%以上を示すように定められる。
図4は、ランキンサイクルのモリエル線図である。作動流体は、ポンプ13によって昇圧され(点A→点B)、蒸発器14において第1熱流体G1から熱を回収して気化する(点B→点C)。膨張機11において作動流体が膨張し、発電機17において動力が電力に変換される(点C→点D)。作動流体は、凝縮器12において冷却されて液化する(点D→点A)。点Cにおける作動流体の比エンタルピーh2と点Dにおける作動流体の比エンタルピーh3との差(h2−h3)に膨張機11(発電機17)の効率を乗ずることによって発電量が算出される。発電効率は、蒸発器14で回収された熱量に対する発電量の比率(h2−h3)/(h2−h4)に膨張機11(発電機17)の効率を乗ずることによって算出される。「h4」は、点Bにおける作動流体の比エンタルピーである。
第1熱流体G1の温度が上昇すると、第1熱流体G1と作動流体との温度差が拡大するため、作動流体の圧力も上昇する。蒸発器14における作動流体の変化は、点E及び点Fによって表される。点Fにおける作動流体の比エンタルピーh1は、点Cにおける比エンタルピーh2よりも大きいので、発電量が増加する。
しかし、ポンプ13における昇圧幅が増加し、ポンプ13の消費電力が増加するので、作動流体の圧力上昇に伴って有効発電量が単調増加するとは限らない。図5を参照して説明したように、有効発電量は、特定の膨張比Pmでピーク発電量Emを示す。ランキンサイクル装置100を高い効率で運転するためには、膨張機11の入口における作動流体の圧力が最適な範囲に収まるように、制御を行うことが重要である。
冷却流路30は、ランキンサイクル装置100の発電効率を高める目的だけでなく、ランキンサイクル装置100を安全に停止させる目的でも使用されうる。ランキンサイクル装置100を停止させるとき、冷却流路30に第2熱媒体G2を流すと、停止直後の余熱を取り除くことができる。この場合、ポンプ13を停止させたとしても、余熱によって作動流体の圧力が上昇することを防止できるので、ランキンサイクル装置100を安全に停止させることが可能である。
冷却流路30は、熱源104からランキンサイクル装置100への第1熱媒体G1の供給を止めることが難しい場合にも有用である。例えば、ランキンサイクル装置100の故障時又はメンテナンス時において、主流路24aを閉鎖し、第1熱媒体G1の全量がバイパス流路24bに供給されるように、第1流量調節機構27が制御される。併せて、冷却流路30に第2熱媒体G2を流せば、バイパス流路24bを流れる第1熱媒体G1から蒸発器14への伝熱を確実に防止できる。第1熱媒体G1がダクト106に供給され続けたとしても、ランキンサイクル装置100の運転を安全に停止させることが可能であり、修理又はメンテナンスも行える。作動流体の分解反応が発生することも防止できる。
(変形例)
図6Aに示すように、冷却流路30は、第2熱媒体G2が循環する閉回路であってもよい。図6Aに示す変形例において、冷却流路30には、ポンプ40及び第2熱交換器42がさらに設けられている。ポンプ40は、回転数が可変のポンプであってもよい。ポンプ40は、第2流量調節機構の一部であってもよい。第2熱媒体G2は、熱交換器32(第1熱交換器)において加熱されたのち、第2熱交換器42で冷却される。第2熱交換器42は、フィンアンドチューブ式熱交換器などの気−液熱交換器であってもよいし、プレート式熱交換器などの液−液熱交換器であってもよい。第2熱交換器42が気−液熱交換器であるとき、第2熱媒体G2は、第2熱交換器42において、空気によって冷却されうる。第2熱交換器42が液−液熱交換器であるとき、第2熱媒体G2は、第2熱交換器42において、冷却水によって冷却されうる。
第2熱交換器42がフィンアンドチューブ式熱交換器などの気−液熱交換器であるとき、図6Bに示すように、第2熱交換器42において加熱された空気G3は、供給路44を通じて、熱源104に供給されてもよい。加熱された空気G3は、熱源104において、燃料を燃焼させるために使用される。つまり、冷却流路30は、熱源104に供給されるべき空気を予熱するエコノマイザでありうる。空気に代えて、熱源104の燃料ガスが供給路44に供給されてもよい。熱源104は、例えば、ボイラである。このような構成によれば、熱源104の効率が向上するので、システム全体の効率が向上する。あるいは、冷却流路30がエコノマイザの機能を有していない場合においても、冷却流路30において加熱された第2熱媒体G2が空調又は給湯に利用されてもよい。
本明細書に開示された技術は、ボイラを用いた発電設備、工場、焼却炉などの施設から排出された廃熱を回収して発電を行う発電設備、及び、CHPシステムなどのコジェネレーションシステムに有用である。本明細書に開示された技術は、特に、電力需要が頻繁に変化するシステムに有用である。
10 ランキンサイクル回路
11 膨張機
12 凝縮器
13 ポンプ
14 蒸発器
16 制御器
17 発電機
24a 主流路
24b バイパス流路
25 ダンパー
26 アクチュエータ
27 第1流量調節機構
30 冷却流路
32 熱交換器
34 伝熱管
35 隔壁
35p 第1壁面
35q 第2壁面
37 第2流量調節機構
51 温度センサ
52,53 圧力センサ
100 ランキンサイクル装置
104 熱源
106 ダクト
200 発電設備

Claims (6)

  1. 膨張機、凝縮器、ポンプ及び蒸発器を有し、これらの機器がこの順番で環状に接続されており、有機作動流体が循環するランキンサイクル回路と、
    前記蒸発器が配置された主流路と前記蒸発器を迂回するバイパス流路とを有し、第1熱媒体を生成する熱源に接続されたダクトと、
    前記ダクトの内部に配置され、前記主流路における前記第1熱媒体の流量と前記バイパス流路における前記第1熱媒体の流量とを調節する第1流量調節機構と、
    前記ダクトの内部空間及び前記ランキンサイクル回路から隔離された流路であって、前記蒸発器に沿って配置された熱交換器を有し、第2熱媒体が流れる冷却流路と、
    を備えた、ランキンサイクル装置。
  2. 前記熱交換器は、前記主流路と前記バイパス流路とを隔てている隔壁を含み、
    前記蒸発器が前記隔壁に接している、請求項1に記載のランキンサイクル装置。
  3. 前記冷却流路に配置され、前記冷却流路おける前記第2熱媒体の流量を調節する第2流量調節機構をさらに備えた、請求項1又は2に記載のランキンサイクル装置。
  4. 前記第2流量調節機構は、前記膨張機の膨張比が所定範囲に収まるように制御される、請求項3に記載のランキンサイクル装置。
  5. 前記第1流量調節機構は、前記膨張機の入口における前記作動流体の過熱度が所定範囲に収まるように制御される、請求項1〜4のいずれか1項に記載のランキンサイクル装置。
  6. 前記冷却流路は、前記熱源に供給されるべき燃料又は空気を予熱するエコノマイザである、請求項1〜5のいずれか1項に記載のランキンサイクル装置。


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