JP2014504931A - 四足動物における膝蓋骨前進術用のシステム及び方法 - Google Patents

四足動物における膝蓋骨前進術用のシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

四足動物の粗面(30)及び膝蓋腱(32)を頭側に前進させるための様々な方法及び装置を開示する。膝蓋腱は、粗面上での骨切り術の実施により直接的又は非直接的に前進してよく、続いて、粗面が前進位置まで頭側に前進する。膝蓋腱を前進位置に維持するためのインプラント(50)を更に開示し、いくつかの実施形態では、粗面を前進位置に維持するためのインプラントもまた開示する。

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2011年1月31日出願の米国特許出願第61/437,980号の利益を主張し、更に2011年1月31日出願の同第61/437,944号の利益を主張するものであり、これらのそれぞれの開示は、その全体を参照することにより本明細書に組み入れられるものとする。
図1を参照すると、犬及び猫などの四足動物の膝関節20が脛骨22及び大腿骨24を旋回関係に接合している。膝関節20は、解剖学的機能中に関節を支持する多数の安定化腱及び靭帯を含む。例えば、前十字靭帯(CCL)は、人間の前十字靭帯と同様に、動物の重量の大部分を担っており、膝関節20の総合的な安定性に重要である。CCLは脛骨22及び大腿骨24に付着しており、一般に大腿骨24に対する脛骨22の前側、つまり頭側への滑動を阻止するか制限し、更には、大腿骨24に対する脛骨22の内部回転及び膝関節20の過伸展を制限する。膝関節20は、脛骨22と大腿骨24との間に配置され、衝撃を吸収し、大腿骨24と脛骨22の脛骨プラトー28との間の滑面をもたらす半月板26を更に含む。
脛骨22は、脛骨体23と、脛骨体23から延在する粗面30と、を含む。膝蓋腱32は、粗面30と大腿骨24との間に固定される。図1に示すように、膝蓋腱に垂直であり、脛骨プラトー28へと方向付けられる、膝蓋腱32を貫通して延びる線27は、脛骨プラトー28によって概ね画定される平面に位置し、膝蓋腱32と脛骨プラトー28との間のある位置において線27と交差する線29に対して角度的にずれている。したがって、イヌ科動物に多い負傷であるCCLの損傷が発生した場合、重量が負傷した膝関節(knee join)20に加えられると、膝蓋靱帯32は、脛大腿骨剪断力(tibiofemoral sheer force)によって大腿骨24が脛骨プラトー28に沿って移動するのを阻止しない。その結果、CCLの損傷は、患側膝の跛行、大腿骨24によって加わる力による半月板26の損傷、及び変形性関節疾患をもたらすことが多い。更に、動物は、負傷した膝関節20を過剰に補う傾向にある。これは、体重負荷状態での解剖学的機能中に、他の膝のCCLの断裂をもたらす場合がある。
図2を併せて参照すると、脛骨粗面前進術(TTA)は、損傷した前十字靭帯の影響を受けていた膝関節20の治療を目的とする手術である。従来のTTAは、骨切り術を実施して脛骨体23から脛骨粗面30を分離し、続いて脛骨粗面30と脛骨体23との間隙40を画定するために、脛骨22から離隔した位置まで脛骨粗面30を(したがって膝蓋腱32も)頭側に前進させる工程を含む。例えば、TTA中には、脛骨粗面30及び膝蓋腱32は、典型的には、膝蓋腱32に垂直であり、脛骨プラトー28へと方向付けられる、膝蓋腱32を貫通して延びる線27もまた、脛骨プラトー28によって概ね画定される平面に位置する線29に実質的に平行であり、この線に一致し得るように、前進する。したがって、線27は、脛骨プラトー28によって画定される平面に実質的に平行であるか、この面に一致してよい。一般に、線27は、TTA前よりもTTA後の方が、線29、したがって脛骨プラトーによって画定される平面により平行であるか、より一致する。次に、脛骨粗面30は、膝関節20に重量が加わるときに脛大腿骨剪断力を相殺する前進位置に固定され、その結果、CCLの解剖学的機能を低減するか、完全に回避する。
したがって、引き続き図2を参照すると、従来のTTAシステム34は、前進脛骨粗面30及び脛骨体23を固定させるために、一端で脛骨22に連結され、もう一端で前進脛骨粗面30に連結された骨プレート36と、骨プレート36から離隔され、膝蓋腱32の尾側方向の力Fに対して脛骨粗面30と脛骨体23との間隙40を維持するために前進脛骨粗面30と脛骨体23との間に配置され、連結された、ケージ形態のスペーサ38と、を含む。
ある実施形態によると、TTAインプラントは、前進粗面又は四足動物を脛骨体に対して前進位置に維持するように構成されている。前進位置は、粗面が脛骨体と一体化している場合、第1の位置に対して、頭側に離隔されている。TTAインプラントは、遠位端を脛骨体に取り付けるために、骨アンカーを受けるようにそれぞれ構成されている複数の骨アンカー穴を画定する遠位端と、前進位置にある前進粗面を支持するように構成されている近位端と、近位端と遠位端との間に延在する中間部と、を含み、中間部は、前進粗面を前進位置に維持するために十分な量、近位端を遠位端に対して頭側に離隔するように形成される。TTAインプラントは、近位端と一体化しており、かつ近位端とモノリシックであるスペーサを画定してよい。スペーサは、遠位端が脛骨体に取り付けられ、近位端が前進粗面に取り付けられたときに、前進粗面と脛骨体との間に配置された間隙に収まるように、近位端から頭側に延在する。
上述の課題を解決するための手段及び本願の好ましい実施形態の以下の発明を実施するための形態は、添付図面と共に読めばよりよく理解されるであろう。本開示を説明するために、好ましい実施形態の図面を示す。しかしながら、本願は開示された特定の実施形態及び方法に限定されるものではなく、特許請求の範囲はこの目的のために参照される。図面は以下のとおりである。
イヌ科動物の健康な膝の図。 例えば、膝の前十字靭帯の損傷を受けて、図1に例示した膝に埋め込まれた従来の脛骨粗面前進術システムの側面図。 ある実施形態に従って構成され、概略的に例示した膝に埋め込まれた状態を示す、脛骨粗面前進術インプラントの概略側面図。 線3B−3Bで切断した、図3Aに例示した脛骨粗面前進術インプラントの断面平面図。 図3Bに例示した脛骨粗面前進術インプラントに類似しているが、代替実施形態に従って構成された脛骨粗面前進術インプラントの断面平面図。 図3Aに例示した脛骨粗面前進術インプラントに類似しているが、別の実施形態に従って構成され、概略的に例示した膝に埋め込まれた状態を示す、脛骨粗面前進術インプラントの断面側面図。 図4Aに例示した脛骨粗面前進術インプラントの平面図。 図4Bに例示した脛骨粗面前進術インプラントに類似しているが、代替実施形態に従って構成された脛骨粗面前進術インプラントの平面図。 別の実施形態に従って構成され、概略的に例示した膝に埋め込まれた状態を示す、脛骨粗面前進術インプラントの概略側面図。 別の実施形態に従って構成された脛骨粗面前進術インプラントの斜視図。 別の実施形態に従って構成された脛骨粗面前進術インプラントの斜視図。 別の実施形態に従って構成された脛骨粗面前進術インプラントの斜視図。 図7Aに例示した脛骨粗面前進術インプラントの端面図。 別の実施形態に従って構成された脛骨粗面前進術インプラントの斜視図。 図8Aに例示した脛骨粗面前進術インプラントの端面図。 ある実施形態に従って実施された骨切り術中に、実質的に脛骨プラトーに平行な方向に沿って実質的に直線的に前進させた脛骨粗面を示す、脛骨の概略図。 別の実施形態に従って実施された骨切り術中に、実質的に脛骨プラトーに平行な方向に沿って実質的に直線的に前進させた脛骨粗面を示す、脛骨の概略図。 別の実施形態に従って実施された骨切り術中に、実質的に曲線状に前進させた脛骨粗面を示す、脛骨の概略図。
図3A〜Bを参照すると、脛骨粗面前進術(TTA)インプラントなど四足動物用のインプラント50は、脛骨体23に対して頭側の方向に、第1の位置から前進位置へと膝蓋腱32と共に前進した粗面30に取り付けるように構成されている近位端54と、脛骨22に取り付けるように構成されている、対向する遠位端56と、近位端54と遠位端56との間に配置された中間部58と、を有する、インプラント本体52を含む。当然のことながら、膝蓋腱32は解剖学的取り付け位置43において粗面30に取り付けられ、粗面30は脛骨体23から切除され、したがって分離されてよく、膝蓋腱32は、取り付け位置43を含んだ状態で、分離した(separateed)粗面30と共に第1の位置から前進位置へと前進する。あるいは、下記で詳述するように、粗面30は、取り付け位置43に近位の位置において分離してよく、粗面30及び膝蓋腱32は前進位置まで前進するが、取り付け位置43は前進しない。
近位端54、中間部58、及び遠位端56は互いに一体化していてよく、したがって所望に応じて互いにモノリシックであってよい。例示した実施形態によると、インプラント本体52は、遠位端56から近位に延在し、中間部58と、近位端54と、を含む脚部72を画定する。粗面30及び膝蓋腱32が前進位置にある場合、膝蓋腱32を貫通して延び、膝蓋腱32に垂直であり、かつ脛骨プラトー28へと方向付けられる線27は、脛骨プラトー28によって概ね画定される平面に位置する線29に実質的に平行であるか、又は一致しており、したがって、脛骨プラトー28によって概ね画定される平面にも実質的に平行であるか、又は一致している。例えば、線27は、線29に(したがって、脛骨プラトー28によって概ね画定される平面にも)平行であるか、又は一致していてよいか、又は別の方法で、粗面30及び膝蓋腱32が第1の位置にある場合と比較して、線29に(したがって、脛骨プラトー28によって概ね画定される平面にも)より平行であるか、より一致してよい。
例示した実施形態によると、遠位端56は、脛骨体23、例えば、脛骨体23の内側及び外側の少なくとも1つに遠位端56を取り付けるために、対応する骨アンカー(骨ネジ、釘、ピンなど)を受けるように構成されている骨アンカー穴60として例示される複数の取り付け位置など少なくとも1つの取り付け位置を含む。遠位端56は、所望に応じて凹凸があり、遠位端56が取り付けられる脛骨体23の内側又は外側に一致するように構成されてよい。例示した実施形態によると、遠位端56は、インプラント本体52を貫通して延在する、2個を超える骨アンカー穴60(例えば、3個の骨アンカー穴60)を画定する。アンカー穴60は、インプラント50が脛骨体23及び前進粗面30に取り付けられるときに、実質的に脛骨体23の伸長方向に平行に延びる縦軸Lに沿って実質的に揃えられていてよい。
インプラント50は2個を超える骨アンカー穴60を含むが、2個の骨アンカーを用いて、インプラント50が遠位端56の周りを回転しないように遠位端56を脛骨体23に固定してよい。したがって、骨アンカー穴60のすべてが骨アンカーを受けて、脛骨体23にインプラント50を固定する必要はない。脛骨に遠位端56を固定する2個の骨アンカーは、インプラント50が脛骨22の周りを回転しないようにする。更に、インプラント50は2個を超える骨アンカー穴を含むため、脛骨に一致させるための遠位端56の手動操作は、両方とも脛骨に揃えられる必要がある2個の骨アンカー穴60を画定するだけの従来のインプラントに対して低減される。例示した実施形態によると、インプラント50は、複数の使用可能な骨アンカー穴60のうちの一対のみ、したがって少なくとも一対においてインプラント50の遠位端56を脛骨体23に固定することにより、脛骨体に好適に取り付けられてよい。
中間部58は、遠位端56から近位端54に向かって近位かつ頭側に延在する。したがって、縦軸Lに対して角度的にずれる方向に沿って延在する。したがって、近位端54は、インプラント50が脛骨体23及び前進粗面30に取り付けられるときに、遠位端56に対して近位かつ頭側に離隔される。近位端54は、前進粗面30に揃えられる複数の取り付け位置など少なくとも1つの取り付け位置を画定する頭側領域62を画定してよく、頭側領域62から頭側に離隔され、脛骨体23の近位端(つまり、頭尾方向で前進粗面30に揃えられる脛骨体23の端部)に揃えられる尾側領域66を更に画定してよい。近位端54の取り付け位置は、骨アンカー穴60に関する上述の方法で遠位端56を前進粗面30に取り付けるために対応する骨アンカーを受けるように構成されている骨アンカー穴64として構成されてよい。したがって、近位端54は、前進位置にある粗面を支持するように構成されている。当然のことながら、骨アンカー穴60及び64は永久的な骨アンカー穴であり、したがって、インプラント50が埋め込まれた状態にあり、脛骨22に取り付けられている限り、対応する骨アンカーを受けるように構成されていてよい。
当然のことながら、インプラント本体52は、近位端54、中間部58、及び遠位端56に沿って延在する頭側縁部68を画定し、近位端54における頭側縁部68は、遠位端56における頭側縁部68に対して、所望に応じて頭尾方向に沿って任意の距離D、例えば、粗面30の第1の位置と粗面30の前進位置との間の頭尾距離に対応する距離、又は粗面が前進位置にあるときの脛骨体23と粗面との間の頭尾距離に対応する距離を置いて頭側に離隔される。例えば、遠位端56は、遠位端56及び中間部58の対応する中心軸の間の角度を90度〜180度に画定する肘部53において、中間部58に接合される。更に、遠位端56のアンカー穴60は、粗面30を前進位置に維持するのに十分な距離を置いて、頭尾方向に沿って近位端54のアンカー穴64から離隔される。したがって、中間部58は近位端54と遠位端56との間に延在し、粗面30を前進位置に維持するために十分な量を置いて、遠位端56に対して近位端54を頭側に離隔するように形成される。
インプラント本体52は、可撓性であり、湾曲するか、ないしは別の方法で実質的に脚部72に揃えられる第1の位置から、例えば、インプラント本体52が脛骨体23及び前進粗面30に取り付けられた後で、スペーサ70が脚部72によって画定された平面から間隙40へと内側又は外側などに延出する第2の位置まで移動してよいタブとして構成され得るスペーサ70を更に含んでよい。あるいは、スペーサ70は、製造時に第2の位置に固定されてよい。したがって、当然のことながら、スペーサ70は、頭尾方向の間隙40の長さと実質的に等しい頭尾方向の長さを画定する寸法で形成されてよく、第2の位置にある場合には、脛骨体23に向かって尾側に前進粗面30を付勢する膝蓋腱32の力Fに対して間隙40を維持するために、スペーサ70は、前進粗面30の尾側面31及び脛骨体23の頭側面25に隣接する。したがって、スペーサ70は、前進位置から第1の位置に向かって尾側に前進粗面30及び膝蓋腱32を付勢する力に抵抗するために、前進粗面30に機械的に干渉するように構成されている。したがって、スペーサ70は、粗面及び膝蓋腱が前進位置から第1の位置に戻らないようにするために、前進粗面30と脛骨体23との間隙40を維持し、前進位置にある粗面30及び膝蓋腱32を支持する。
図3A〜Cに示すように、インプラント本体52は、近位端54、中間部58、及び遠位端56から延在し、これらを画定するプレート部65を画定する。スペーサ70は、プレート部65と一体化しており、かつモノリシックであってよい。例えば、スペーサ70は、遠位でインプラント本体52の近位端54に達する凹部55を画定するために、インプラント本体52から切り抜かれたタブとして構成されてよく、近位端54を分岐させ、凹部55が分岐した近位端54を第1の領域、つまり頭側領域62と、第2の領域、つまり尾側領域66と、に分離する。分岐した近位端54の頭側領域62は、遠位端56が脛骨体23に取り付けられると前進粗面30に重なる(overly)骨アンカー穴64を画定し、分岐した近位端54の尾側領域66は、遠位端56が脛骨体23に取り付けられると脛骨体23に重なってよい。したがって、スペーサ70は凹部55を画定するためにインプラント本体52の近位端54から延出してよく、可撓性であり、湾曲して頭側領域62と尾側領域66との間の位置まで延出してよく、したがって、前進粗面30と脛骨体23との間で画定される間隙40に揃えられる。
更に当然のことながら、インプラント50は、様々な代替実施形態に従って構成されてよい。この点に関しては、当然のことながら、インプラントのキットは、1個以上のインプラント50を単体で、又はCCLの解剖学的機能を効果的に低減するか、排除するために好適な粗面の頭側への前進の長さと共に、脛骨体23及び粗面30のそれぞれの長さ及び形状に対応する様々な構成、寸法、及び形状を画定できる、本明細書に記載の任意のインプラントと組み合わせて含んでよい。
例えば、図3Cを併せて参照すると、インプラント50の遠位端56は、内側47a及び外側47bを画定してよい。内側47aは、脛骨体23の内側の少なくとも一部に沿って延在するように構成されており、図3Aの遠位端56に関して上述したように、脛骨体23の内側に内側56aを取り付けるために、対応する骨アンカー(骨ネジ、釘、ピンなどであってよい)を受けるように構成されている骨アンカー穴として例示した複数の取り付け位置など、少なくとも1つの取り付け位置を含む。同様に、外側47bは、脛骨体23の外側の少なくとも一部に沿って延在するように構成されており、図3Aの遠位端56に関して上述したように、外側47bを脛骨体23の外側に取り付けるために、対応する骨アンカー(骨ネジ、釘、ピンなどであってよい)を受けるように構成されている骨アンカー穴として例示した複数の取り付け位置など、少なくとも1つの取り付け位置を含む。したがって、インプラント本体52は、例えば、遠位端56において、脛骨体23の内側又は外側のうちの1つ又は両方に取り付けるように構成されてよいと言える。
中間部58及び近位端54は、内外方向に沿って離隔されてよく、図3Aに例示した脚部72に関して上述したように構成されてよい、対向する第1の脚部72a及び第2の脚部72bとして構成されてよい。したがって、脚部72a及び脚部72bのそれぞれは、対応する中間部58a及び中間部58b、並びに対応する近位端54a及び近位端54bを画定してよい。例示した実施形態によると、第1の脚部72aは、遠位端56の対向内側47aから延出して、遠位端56から近位に延出し、第2の脚部72bは、遠位端56の対向外側47bから延出して、遠位端56から近位に延出する。第1の脚部72aによって画定される近位端54a及び第2の脚部72bによって画定される近位端54bは、上述の方法で前進粗面30の内側に近位端54aを取り付け、前進粗面30の外側に近位端54bを取り付けるために、対応する骨アンカーを受けるように構成されている骨アンカー穴64として構成されている複数の取り付け位置など、少なくとも1つの取り付け位置を画定してよい。対向する脚部72a及び72bのうちの少なくとも1つ又は両方は、上述の方法で前進粗面30と脛骨体23との間隙40に達するように構成されている、可撓性スペーサ70を含んでよい。
ある実施形態によると、粗面及び膝蓋腱のうちの1つ又は両方を前進させる方法は、脛骨体から粗面を分離するために脛骨を切断する工程を含む。分離した粗面が取り付け位置を備えてよく、又は取り付け位置が脛骨体に取り付けられてよい。次に、分離した粗面は、上述のように第1の位置から前進位置へと頭側に前進する。次に、粗面を前進位置に固定するために、本明細書に記載の任意のインプラント本体が、脛骨体及び前進粗面の両方に取り付けられてよい。
ここで図4A〜Bを参照すると、インプラント50は、脛骨22から粗面30を分離する骨切り術を実施せずに膝蓋腱32を前進位置に維持するように構成されてよい。したがって、インプラント50が前進位置にある膝蓋腱32を支持し、膝蓋腱32が第1の位置に戻らないようにしている間、粗面30は第1の位置に留まることができる。例えば、インプラント50の遠位端56は、図3A〜Cに関して上述した方法で脛骨22に取り付けられるように構成されてよいものの、近位端54は、所望に応じて成形され、例えば、樽型容器(例えば、円筒形であってよい)として構成されてよいスペーサ70を含んでよい。したがって、スペーサ70は、近位端54において、実質的に頭尾方向に垂直である内外方向に沿ってインプラント本体52から延出してよい。スペーサ70は、膝蓋腱32と、脛骨体23と一体化した状態を保つ粗面30と、の間を頭尾方向に延在する間隙40に達する寸法に形成される。スペーサ70は上述の方法で可撓性であってよく、したがって、スペーサ70が、脛骨22と前進膝蓋腱32との間隙40に達するようにある位置で湾曲してよい。あるいは、スペーサ70は実質的に剛性であり、製造時に間隙40に達するように構成されるように、脚部72によって画定される平面から延出してよい。例えば、スペーサ70は、粗面30を含んでよい脛骨22の頭側面及び膝蓋腱32の尾側面の両方に隣接してよい。したがって、スペーサ70、ひいては近位端54は、前進位置にある粗面30を支持するように構成される。したがって、スペーサ70は、膝蓋腱32を前進位置に留まらせる、膝蓋腱32と粗面30との間隙40を維持するように構成され、線27は線29に平行に延び、更には線29と一致してよい(図3Aを参照)。当然のことながら、ノッチ74は、スペーサ70の外面に実質的に対応する形状を有する粗面30の頭側面に切り込まれてよく、スペーサ70はノッチ74内で入れ子状になってよく、上述のように膝蓋腱32の尾側面に隣接してもよい。遠位端56と一体化しており、かつ遠位端とモノリシックであってよく、したがって遠位端56に対して固定位置にあってよいスペーサ70が、粗面30も前進させることなく膝蓋腱32を前進位置に維持するように、遠位端56は、上述の方法でアンカー穴60において脛骨体23に取り付けられてよい。
図4Cを参照すると、インプラント50の近位端54は、内側49a及び外側49bを画定してよい。内側49aは、膝蓋腱32及び粗面30に対して内側に配置されるように構成され、外側49bは、膝蓋腱32及び粗面30に対して外側に配置されるように構成されている。中間部58及び遠位端56は、対向する第1の脚部72a及び第2の脚部72bとして構成されてよく、これらは内外方向に沿って離隔され、実質的に図3Aに例示した脚部72に関して上述したように構成されてよい。例示した実施形態によると、第1の脚部72aは、近位端54、例えば、スペーサ70の対向内側49aから遠位に延出し、第2の脚部72bは、近位端54、例えば、スペーサ70の対向外側49bから遠位に延出する。第1の脚部72aによって画定される遠位端56a及び第2の脚部72bによって画定される遠位端56bは、上述の方法で脛骨22(例えば、脛骨体23)の内側に遠位端56aを取り付け、脛骨22(例えば、脛骨体23)の外側に遠位端56bを取り付けるために、対応する骨アンカーを受けるように構成されている骨アンカー穴60として構成されている複数の取り付け位置など、少なくとも1つの取り付け位置を画定してよい。対向する脚部72aと脚部72bとの間に延在し、これらの間を接合するスペーサ70は、上述の方法で膝蓋腱32を前進位置に維持するために、前進膝蓋腱32と脛骨22との間隙40に達し、膝蓋腱及び脛骨22に隣接する(例えば、粗面30が第1の位置にある場合は粗面30に隣接する)ように位置付けられる。したがって、当然のことながら、スペーサ70は対向する脚部72aと脚部72bとの間に延在し、これらのうちの1つ又は両方と接合されてよい。図4Cに例示した実施形態によると、インプラント本体52は、肘部53において中間部58の中心軸と遠位端56の中心軸との角度を90度〜180度に画定するために、脚部72a〜bのそれぞれにおいて中間部58と遠位端56とを接合する肘部53を画定する。
ここで図5を参照すると、インプラント80は、図3Aに例示したインプラント50に類似するように構成されてよいが、スペーサ70及び対応する凹部55を欠いており、したがって近位端54において頭側領域62から離隔された尾側領域66も欠くように変更されている。したがって、インプラント80は、粗面が、膝蓋腱と共に脛骨体23に対して頭側方向に沿って第1の位置から前進位置へと前進した後で、粗面30に取り付けるように構成されている近位端84を有するインプラント本体82を含む。インプラント本体82は、近位端84の反対側にあり、脛骨体23に取り付けるように構成されている遠位端86、及び近位端84と遠位端86との間に延在する中間部88を更に画定する。近位端84、中間部88、及び遠位端86は、所望に応じて、互いに一体化しており、したがって互いにモノリシックであってよい。
例示した実施形態によると、インプラント本体82は、遠位端86から近位に延在し、中間部88と近位端84とを含む、脚部92を画定する。粗面30及び膝蓋腱32が前進位置にある場合、膝蓋腱32を貫通して延び、膝蓋腱32に垂直であり、脛骨プラトー28へと方向付けられる線27は、脛骨プラトー28によって概ね画定される平面に位置する線29に実質的に平行であるか、又は一致しており、したがって、脛骨プラトー28によって概ね画定される平面にも実質的に平行であるか、又は一致している。例えば、線27は、線29に(したがって、脛骨プラトー28によって概ね画定される平面にも)平行であるか、又は一致していてよいか、又は別の方法で、粗面30及び膝蓋腱32が第1の位置にある場合と比較して、線29に(したがって、脛骨プラトー28によって概ね画定される平面にも)より平行であるか、又はより一致してよい。
例示した実施形態によると、遠位端86は、脛骨体23、例えば、脛骨体23の内側及び外側の少なくとも1つに遠位端86を取り付けるために、対応する骨アンカー(骨ネジ、釘、ピンなど)を受けるように構成されている骨アンカー穴90として例示される複数の取り付け位置など少なくとも1つの取り付け位置を含む。遠位端86は、所望に応じて凹凸があり、遠位端86が取り付けられる脛骨体23の内側又は外側に一致するように構成されてよい。例示した実施形態によると、遠位端86は、インプラント本体82を貫通して延在する、2個を超える骨アンカー穴90(例えば、4個の骨アンカー穴90)を画定する。少なくとも第1の対のアンカー穴90、例えば、第1のアンカー穴90a及び第2のアンカー穴90bは、互いに離隔されており、インプラント80が脛骨体23及び前進粗面30に取り付けられると、実質的に脛骨体23の伸長方向に平行に延びる縦軸Lに沿って実質的に揃えられてよい。少なくとも第2の対のアンカー穴90、例えば、第3のアンカー穴90c及び第4のアンカー穴90dは、縦軸Lからずれており、縦軸Lの反対側にあってよい。例えば、第3のアンカー穴90cは、縦軸Lに対して頭側に離隔されていてよく、第4のアンカー穴90dは、縦軸Lに対して尾側に離隔されていてよい。第2の対のアンカー穴90の第3のアンカー穴90c及び第4のアンカー穴90dのうちの1つ又は両方は、脛骨体23に遠位端86を取り付けるために対応する骨アンカーを受けてよい。第3のアンカー穴90c及び第4のアンカー穴90dは、遠位端において揃えられた骨アンカー穴の対のみを含み、分離したスペーサ(例えば、図2を参照)を更に含む従来のインプラントに対してインプラント80の安定性を強化できる。
中間部88は、遠位端86から近位端84向かって近位かつ頭側に延在する。したがって、縦軸Lに対して角度的にずれる方向に沿って延在する。したがって、近位端84は、インプラント80が脛骨体23及び前進粗面30に取り付けられるときに、遠位端86に対して近位かつ頭側に離隔される。インプラント本体82は、骨アンカー穴90に関する上述の方法で遠位端86を前進粗面30に取り付けるために対応する骨アンカーを受けるように構成されている骨アンカー穴94として構成されてよい、複数の取り付け位置を近位端84において画定する。骨アンカー穴94は、実質的に縦軸Lに平行に延びる長手方向に沿って揃えられてよい。当然のことながら、骨アンカー穴90及び94は永久的な骨アンカー穴であり、したがって、インプラント80が埋め込まれた状態にあり、脛骨22に取り付けられている限り、対応する骨アンカーを受けるように構成されていてよい。
当然のことながら、インプラント本体82は、近位端84、中間部88、及び遠位端86に沿って延在する頭側縁部98を画定し、近位端84における頭側縁部98は、遠位端86における頭側縁部98に対して、所望に応じて頭尾方向に沿って任意の距離D1、例えば、粗面30の第1の位置と粗面30の前進位置との間の頭尾距離に対応する距離、又は粗面が前進位置にあるときの脛骨体23と粗面との間の頭尾距離に対応する距離を置いて頭側に離隔される。更に、中間部88は、遠近方向の、縦軸Lに平行で、前進粗面30の遠位端から第1のアンカー穴、つまり遠位端86において最近位のアンカー穴90aの中心までの第2の距離D2、例えば、約30mm〜約40mm(ただし、両端の数字を含む)を延在する。第2の距離D2は、従来のTTAインプラントの距離よりも大きい。したがって、中間部88は、従来のTTAインプラントよりも浅い、遠近方向に対する傾斜を画定する。この傾斜は、近位端84と遠位端86との間の方向に沿って中間部88の中央を貫通して延びる中心軸Aと縦軸Lとの交点において画定される角度αによって画定されてよい。角度αは、従来のTTAインプラントの角度αよりも小さい、約23.7°〜約30.2°の範囲内であってよい。図5に示すように、インプラント80は、インプラント本体82から分離したスペーサを欠いていてよい。
したがって、インプラント80は、インプラント本体82から分離したスペーサを欠いており、上述の方法で脛骨体23に前進粗面30を固定するように構成されてよい。あるいは、又は更には、上述のインプラント50及び80のいずれか、又は両方は、インプラント本体82から分離しており、したがってインプラント本体82に直接取り付けられておらず、前進位置から第1の位置に向けて前進粗面30及び膝蓋腱32を付勢する力に抵抗するために、前進粗面30(及び前進膝蓋腱32)と脛骨体23との間隙40に配置されるように構成されているスペーサを含んでよい。
例えば、図6Aを参照すると、スペーサ96は、少なくとも一対の連結スペーサ本体98aと98bとを含んでよい。スペーサ本体98a及び98bは、前進位置から第1の位置に向かって粗面30を付勢する力に抵抗するために、脛骨体23に対向するか隣接して位置付けられる骨接触面104a及び前進粗面30に対向するか隣接して位置付けられる骨接触面104bとして構成されている、対応する反対側の外側骨対向面を画定し、前進粗面30と脛骨体23との間の間隙40を維持する。したがって、スペーサ本体98a及び98bは、対応する骨に対する骨接触面104a及び104bにおいて面接触をもたらす。骨接触面104a及び104bは、所望に応じて0度〜90度の任意の好適な角度θで交差する、対応する線105a及び105bを画定してよい。したがって、スペーサ96が間隙40に埋め込まれると、骨接触面104a及び104bは粗面30を前進位置に維持でき、粗面30の尾側面は、脛骨体23の頭側面に対して角度θを画定するように配向される。
骨接触面104a及び104bは、間隙40に埋め込まれるときの頭尾方向であってよい、第1の方向に沿って離隔されている。スペーサ本体98a及び98bは、反対側であり、第1の方向に沿って対応する骨接触面104a及び104bから離隔された、対応する内面101a及び101bを更に画定してよい。内面101a及び101bは、第1のスペーサ本体98a及び第2のスペーサ本体98bを互いに取り付けるために係合するように構成されている、対応する係合部材を画定してよい。例えば、第1のスペーサ本体98aなどスペーサ本体の1つは突起部100を含んでよく、第2のスペーサ本体98bなど他のスペーサ本体は、スペーサ本体98a及び98bを連結するために突起部100を受けるように構成されている、相補的凹部102を画定してよい。
スペーサ本体98a及び98bは、実質的に第1の方向に垂直である第2の方向に沿って離隔され、第1の方向並びに実質的に第1の方向及び第2の方向に垂直である第3の方向によって画定される平面で配向された複数の対応するリブ103a及び103bをそれぞれ含んでよい。例えば、第2の方向は内外方向に沿って延びてよく、第3の方向は前後方向に沿って延びてよいか、又は第2の方向は前後方向に沿って延びてよく、第3の方向は内外方向に沿って延びてよい。当然のことながら、骨接触面104aは第3の方向に沿って内面101aに対して傾斜し、骨接触面104bは、第3の方向に沿って内面101bに対して傾斜している。スペーサ本体98aは、第2の方向に沿って隣接するリブ103a同士の間隙111aを画定してよく、スペーサ本体98bは、第2の方向に沿って隣接するリブ103b同士の間隙111bを画定してよい。リブ103aの外面は骨接触面104aを画定してよく、リブ103bの外面は骨接触面104bを画定してよい。例えば、リブ103aの頭側外面は、骨接触面104aを画定してよく、リブ103bの尾側外面は、骨接触面104bを画定してよい。したがって、骨接触面104a及び104bは、例示したように第2の方向に沿って不連続的であってよく、又は所望に応じて連続的であってよい。例えば、骨接触面104a及び104bの第1の部分は、第2の方向に沿って連続的であってよく、骨接触面104a及び104bの第2の部分は、第2の方向に沿って不連続的であってよい。
スペーサ96は、様々な寸法の複数のスペーサ本体98a及び98bを含んでよく、外側骨接触面104a及び104bからの第1の方向に沿ったそれぞれの距離、並びに対応する内面101a及び101bは、スペーサ本体98a及び98bの相異なるものの間で変化してよい。したがって、スペーサ96は、第1の方向に沿って骨接触面104aと骨接触面104bとの間に最大距離D3を画定してよい。スペーサ96の最大距離D3は、スペーサ96を画定するために、どの選択されたスペーサ本体98a及び98bが相互に連結されるかに応じて、例えば、3mm未満の増分で変化してよい。当然のことながら、スペーサ本体98a及び98bは、所望に応じて前進粗面30及び脛骨体23にスペーサ本体98a及び98bを取り付けるために、少なくとも1つの骨アンカー穴を受けるように構成されている突起部を更に含んでよい。
あるいは、図6Bを参照すると、スペーサ96は、あるいは中央など第3のスペーサ本体98cを更に含んでよく、第1のスペーサ本体98a及び第2のスペーサ本体98bは第1の方向に沿って外側スペーサ本体を画定し、第3のスペーサ本体98cは、第1の方向に沿って外側スペーサ本体98aと外側スペーサ本体98bとの間に連結される。第3のスペーサ本体98cは、互いに対して傾斜して1点に集まり、対向外面107を画定してよく、第1の方向に沿って離隔され、互いに対して傾斜して1点に集まってよい、スペーサ本体98aの内面101aとスペーサ本体98bの内面101bとの間に画定された凹部108内で入れ子状になる。したがって、第3のスペーサ本体98cの外面107は、第1のスペーサ本体98aの内面101a及び第2のスペーサ本体98bの内面101bに隣接してよい。
第1のスペーサ本体98a及び第2のスペーサ本体98bは、第1のスペーサ本体98a及び第2のスペーサ本体98bに第3のスペーサ本体98cを取り付けるために第3のスペーサ本体98cの外面107に備わっている相補的係合部材と係合するように構成されている、対応する内面101a及び101bに備わっている対応する係合部材を含んでよい。第3のスペーサ本体98cの外面107は、例示したように尖った交点109になるように先細であってよいか、又は第3のスペーサ本体98cを可変の深さで頂部を切断して、所望に応じて第1のスペーサ本体98a及び第2のスペーサ本体98bに対して任意の深さまで差し込むことができ、その結果、第1の方向に沿って対向骨接触面104aと対向骨接触面104bとの間の距離を調節してよい。したがって、第3の方向に沿った第3のスペーサ本体98cの位置は、第1の方向に沿った、対向骨接触面104aと対向骨接触面104bとの間の最大距離の対応する調節をもたらすために、調節されてよい。例示した実施形態によると、外面107は、実質的に第1のスペーサ本体98aの内面101a及び第2のスペーサ本体98bの内面101bに平行である。
あるいは又は更には、複数のスペーサ本体98a〜cは、連結されるスペーサ本体98a〜cに応じて、対向骨接触面104aと対向骨接触面104bとの間の可変距離を、例えば、3mm未満の増分で画定するために、異なる寸法及び異なる傾斜の外面を有すように設けられてよい。当然のことながら、任意の数のスペーサ本体98a〜c(2個、3個、4個、5個、6個以上のスペーサを含む)は、最も外側の骨接触面間の距離を測定するために、頭尾方向に積重されてよい。例えば、各スペーサ本体は、所望に応じた頭尾方向の任意の距離、例えば、1mm〜3mmを画定してよく、所望の数の積重されたスペーサは、対向骨接触面間の所望の距離を画定してよい。
図7A〜Bを参照すると、代替実施形態に従って構成された拡張型スペーサ118は、第1の方向に沿って互いから離隔された、第1のスペーサ本体120aと第2のスペーサ本体120bとを含む。スペーサ118が前進粗面30と脛骨体23との間隙に配置されると、第1のスペーサ本体120aは、第1の方向に沿って離隔され、脛骨体23に隣接するように構成されている骨接触面122aを更に画定してよい反対側の骨対向面を画定し、第2のスペーサ本体120bは、第1の方向に沿って離隔され、前進粗面30に隣接するように構成されている骨接触面122bを更に画定してよい反対側の骨対向面を画定する。下記の説明から理解されるように、第1のスペーサ本体120a及び第2のスペーサ本体120bのうちの少なくとも1つ又は両方は移動可能であり、例えば、分離した粗面30を前進位置に前進させるために、第1のスペーサ本体120及び第2のスペーサ本体120bの他方に対して第1の方向に沿って移動可能である。骨接触面122aは前進粗面30に対する面接触をもたらしてよく、骨接触面122bは、脛骨体23に対する面接触をもたらしてよい。
スペーサ本体120a及び120bは、内面123aと内面123bとの間に延在する内部124を画定するために、第1の方向に沿って対応する骨接触面122a及び122bと反対側にあり、第1の方向に沿って互いから離隔されている対応する内面123a及び123bを更に画定してよい。スペーサ118は、第1の方向、つまり頭尾方向に第1のスペーサ本体120a及び第2のスペーサ本体120bを付勢するために、スペーサ本体120a及び120bのうちの1つ又は両方に偏心して装着可能であり、スペーサ本体120a及び120bに動作可能に連結された関節部材126を含んでよい。関節部材126は、第2の方向に延びる回転軸Rに沿って、例えば、偏心して回転可能である。例えば、関節部材126は、関節部材126が第1の方向で第1の幅W1を画定する第1の回転位置から、関節部材126が第1の方向で第2の幅W2を画定する、第1の回転位置に対して角度的にずれている第2の回転位置へと回転してよい。関節部材126は、矢印145の方向に沿って第1の回転位置から第2の回転位置へと関節部材126を回転させるために駆動ツールが係合部材127に係合できるように、スペーサ本体120の端壁128を貫通して延在してよいか、端壁128からアクセス可能でよい係合部材127を画定してよい。
例示した実施形態によると、関節部材126は、第1の位置及び第1の位置よりも回転軸Rから遠くに離隔された第2の位置を画定する外側係合面130を画定する。したがって、関節部材126が第1の位置から第2の位置に回転すると、第1の方向で矢印Bの方向に沿って対応する骨接触面122a及び122bを互いから離すように第1のスペーサ本体120a及び第2のスペーサ本体120bを付勢するために、外面130は内面123a及び123bに隣接してよく、その結果、図4Aに例示するように、脛骨体と、分離した粗面30との間隙40を頭尾方向に拡張する。あるいは、関節部材126の外面130は、関節部材126が第2の回転位置まで回転したときに、脛骨体23に対して頭側に前進位置まで粗面30を前進させるために、骨接触面122a及び122bを貫通して延在し、粗面30及び脛骨体23のうちの1つ又は両方にそれぞれ直接隣接してよい。この点に関しては、当然のことながら、表面122a及び122bは、粗面30に隣接しない骨対向面を定義してよい。
図8A〜Bを参照すると、スペーサ118は、実質的に図7A〜Bに関して上述したとおりに構成されてよいが、関節部材126と作動装置135とを含む関節アセンブリ132を含む。作動装置135は、第1の位置から第2の位置へと関節部材を作動させてスペーサ118を第1の位置から第2の位置へと拡張させ、これにより、スペーサが第1の位置にあるときよりも、骨接触面122a及び122bが互いから遠くに離隔されるように構成されている関節部材126は、作動スクリューとして構成されてよい作動装置135をねじ方式で受ける、第1の関節部材部分126aと第2の関節部材部分126bとを含んでよい。作動装置135は、第2の方向に沿って選択的に関節部材部分126a及び126bを互いに接離移動させるために、回転軸Rの周りを回転してよい。関節部材部分126a及び126bは、所望に応じた寸法や形にしてよい、反対側の対応する先細外側係合面130a及び130bを画定してよい。例えば、外側係合面130a及び130bは円錐台形であってよい。外側係合面130a及び130bが互いに向かって第2の方向に沿って延在する場合、回転軸Rに向かって内側に傾斜していてよい。内面123a及び123bは、外側係合面130a及び130bのそれぞれに接触してよい。例えば、内面123a及び123bは傾斜しており、外側係合面130a及び130bとそれぞれ面接触していてよい。したがって、関節部材部分126a及び126bが互いの距離を変化させるように、例えば、矢印Cの方向に沿って互いに向かって移動すると、外側係合面130a及び130bのそれぞれは、矢印Bで示すように、第1の方向で互いから離れるように外側に第1のスペーサ本体120a及び第2のスペーサ本体120b、並びに対応する骨接触面122a及び122bを付勢するために、内面123a及び123bと共に移動する。
あるいは、外側係合面130a及び130bが互いから離れる第2の方向に沿って延在する場合、外側係合面130a及び130bは、回転軸Rに向かって内側に傾斜していてよい。したがって、関節部材部分126a及び126bが互いの距離を変化させるように、例えば、矢印Cの反対方向に沿って互いから離れるように移動すると、対応する外側係合面130a及び130bは、矢印Bで示すように、第1の方向で互いから離れるように外側に骨接触面122a及び122bを付勢するために、内面123a及び123bと共に移動する。
上述のインプラント及びそのあらゆる構成要素は、チタン、チタン合金、PEEK、ステンレス鋼、又は所望に応じて任意の代替材料など任意の好適な生体適合性材料で作製してよい。
ここで図9A〜Bを参照すると、粗面を前進させる代替方法は、第1の切断線、つまり近位の切断線110a及び第2の切断線、つまり遠位の切断線110bに沿って骨切り術を実施する工程を含む。第1の切断線110a及び第2の切断線110bは、頭側面から尾側に、粗面30から脛骨22へと達する。切断線110a及び110bは実質的に線状であり、節点112で交わるために尾側に延びるように互いに向かって1点に集まってよく、したがって分離した粗面30を脛骨体23から分離する。分離した粗面30は、粗面30の一部又はすべてを画定してよい。近位切断線110aは、実質的に脛骨プラトー28に平行に延びてよく、分離した粗面30、したがって膝蓋腱32を近位切断線110aに沿って実質的に線状に第1の位置から前進位置まで移動させることにより、粗面30、したがって膝蓋腱32は、脛骨体23に対して頭側に前進でき、膝蓋腱32に垂直であり、かつ脛骨プラトー28へと方向付けられている膝蓋腱32を貫通して延びる線27もまた、脛骨プラトー28によって概ね画定される平面に位置する線29に実質的に平行であり、一致してよい。したがって、粗面30は膝蓋腱に機械的支持をもたらし、上述のインプラント50又は80などのインプラントは、上述の方法で前進粗面30及び脛骨体23に取り付けられてよい。
図9Aに例示したように、遠位切断線110bが近位切断線110aと取り付け位置43との間に配置されるように、遠位切断線110bは、脛骨体23への膝蓋腱32の取り付け位置43に近位に位置してよい。したがって、取り付け位置43は、脛骨体23から粗面30の第2の部分30bを分離するために、近位切断線110a及び遠位切断線110bを完成した後で脛骨体23に取り付けられた状態に留まる粗面30の第1の部分30aに取り付けられる。したがって、取り付け位置43は粗面30の第2の部分30bとして第1の位置に留まり、膝蓋腱32は前進位置へと前進する。次に、インプラント本体52及び82は、上述の方法で粗面30の第2の部分30b及び脛骨体23に取り付けられてよい。あるいは、図9Bに例示したように、取り付け位置43が近位切断線110aと遠位切断線110bとの間に配置されるように、遠位切断線110bは、取り付け位置43に対して遠位に位置してよい。その結果、粗面30は、膝蓋腱32と共に取り付け位置43を含んだ状態で、第1の位置から前進位置へと前進する。インプラント本体52及び82は、上述の方法で粗面30及び脛骨体23に取り付けられてよい。
ここで図10を参照すると、粗面を前進させる別の代替方法は、第1の端部、つまり近位端116a、第2の端部、つまり遠位端116b、及び粗面30を分離するために近位端116aと遠位端116bとの間に延在する中間部116cを画定する切断線116に沿って骨切り術を実施する工程を含む。取り付け位置43が近位端116aと遠位端116bとの間に配置されるように、近位端116aは取り付け位置43に対して近位に配置されてよく、遠位端116bは取り付け位置43に対して遠位に配置されてよい。中間部116cは、所望に応じて成形されてよい。例えば、中間部116cの一部又はすべては曲線状及び円弧状であってよく、所望に応じて1つ以上の実質的に線状の部分を画定してよい。したがって、粗面30は、少なくとも粗面30の近位部分を前進位置まで頭側に前進させるために切断線116に沿って回転されてよく、膝蓋腱32に垂直であり、脛骨プラトー28へと方向付けられる膝蓋腱32を貫通して延びる線27もまた、脛骨プラトー28によって概ね画定される平面に位置する線29に実質的に平行であり、一致してよい。
取り付け位置43が切断線116の近位端116aと遠位端116bとの間に配置されるため、取り付け位置43は回転する分離した粗面30に含まれていてよい。あるいは、当然のことながら、切断線116の遠位端116bは、遠位端116bが近位端116aと取り付け位置43との間に配置されるように、取り付け位置43に対して近位に配置されてよい。その結果、膝蓋腱は、回転されて前進位置にある、分離した粗面30の遠位位置において脛骨体23に固定された状態で留まる。したがって、粗面30及び膝蓋腱32は前進位置へと前進できるが、取り付け位置43は前進できない。
更に、粗面30を漸増式に前進させるために、切断線116に隣接した位置において、実質的に切断線116に平行に延びる1つ以上の補助切断線を設定してよい。例えば、粗面30は、第1の位置から所望の前進位置に対して尾側である中間位置まで粗面の近位端を頭側に部分的に前進させるために、切断線116に沿って回転されてよい。次に、粗面30は、粗面に対する膝蓋腱32の付勢力によって切断線116に沿って逆回転しないようにするために、脛骨体23に取り付けられてよい。第2の切断線117は、所望に応じて第2の位置から前進位置まで分離した粗面30を頭側に更に前進させるために、切断線116に隣接し、かつ実質的に切断線116に平行に設定されてよく、粗面30は切断線117に沿って回転されてよい。次に、上述のように粗面30を前進位置に固定するために、上述のインプラント50及び80のうちの任意の1つを脛骨体23及び前進粗面30に取り付けてよい。
本開示について詳細に説明してきたが、様々な変更、代用、及び修正が、添付の特許請求の範囲で定義する本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなくなされ得ることを理解されたい。更に、本開示の範囲は、本明細書に記載した特定の実施形態に限定されることを意図するものではない。本発明の開示から当業者には容易に理解されるように、本開示によれば、本明細書に記載の対応する実施形態と実質的に同じ機能を実行するか、実質的に同じ結果を実現する、現存する又は将来開発されるプロセス、機械、生産物、組成物、手段、方法、又は工程を利用することができる。
〔実施の態様〕
(1) 前進粗面又は四足動物を脛骨体に対して前進位置に維持するように構成されているTTAインプラントであって、前記粗面が前記脛骨体と一体化している場合、前記前進位置が第1の位置に対して頭側に離隔されており、前記TTAインプラントが、
遠位端であって、前記脛骨体に前記遠位端を取り付けるために、骨アンカーを受けるようにそれぞれ構成されている複数の骨アンカー穴を画定する、遠位端と、
前記前進位置にある前記前進粗面を支持するように構成されている近位端と、
前記近位端と前記遠位端との間に延在し、前記前進粗面を前記前進位置に維持するために十分な量、前記近位端を前記遠位端に対して頭側に離隔するように形成されている中間部と、を含み、
前記TTAインプラントが、前記近位端と一体化しており、かつ前記近位端とモノリシックであるスペーサを画定し、前記遠位端が前記脛骨体に取り付けられ、前記近位端が前記前進粗面に取り付けられたときに、前記スペーサが前記前進粗面と前記脛骨体との間に配置された間隙に収まるように前記近位端から頭側に延在する、TTAインプラント。
(2) 前記遠位端と、前記近位端と、前記中間部と、を画定するインプラント本体を更に含み、前記スペーサが、前記前進粗面の尾側面に隣接するために、ある位置における内外方向に沿って、前記インプラント本体の前記近位端から延在する、実施態様1に記載のTTAインプラント。
(3) 前記インプラント本体が、互いから離隔された第1の脚部及び第2の脚部を画定し、前記スペーサが両方の脚部に取り付けられている、実施態様2に記載のTTAインプラント。
(4) 前記近位端が、前記近位端を前記前進粗面に取り付けるために、骨アンカーを受けるようにそれぞれ構成されている複数の骨アンカー穴を画定する、実施態様1に記載のTTAインプラント。
(5) 前記遠位端と、前記近位端と、前記中間部と、を画定するインプラント本体を更に含み、前記スペーサが前記近位端において前記インプラント本体から切り取られている、実施態様4に記載のTTAインプラント。
(6) 前記スペーサが可撓性である、実施態様5に記載のTTAインプラント。
(7) 前記遠位端が互いに整列する前記骨アンカー穴のうちの3個を画定する、実施態様4に記載のTTAインプラント。
(8) 前記遠位端が、前記脛骨体の内側の少なくとも一部に沿って延在するように構成されている内側を画定し、前記遠位端が、前記脛骨体の外側の少なくとも一部に沿って延在するように構成されている外側を更に画定する、実施態様4に記載のTTAインプラント。
(9) 内外方向に沿って離隔されてよい、対向する第1の脚部72aと、第2の脚部72bと、を更に含み、前記脚部のそれぞれが、対応する中間部、及び前記遠位端から頭側に離隔された、対応する近位端を画定する、実施態様8に記載のTTAインプラント。
(10) 前記スペーサが、前記第1の脚部及び前記第2の脚部のうちの少なくとも1つから前記第1の脚部及び前記第2の脚部のうちのもう一方に向かって延在する、実施態様9に記載のTTAインプラント。
(11) 前進粗面又は四足動物を脛骨体に対して前進位置に維持するように構成されているTTAインプラントであって、前記粗面が前記脛骨体と一体化している場合、前記前進位置が第1の位置に対して頭側に離隔されており、前記TTAインプラントが、
インプラント本体であって、
遠位端であって、前記脛骨体に前記遠位端を取り付けるために、骨アンカーを受けるようにそれぞれ構成されている複数の骨アンカー穴を画定する、遠位端と、
近位端であって、前記前進粗面に前記近位端を取り付けるために、骨アンカーを受けるように構成されている、近位端と、
前記近位端と前記遠位端との間に延在し、前記前進粗面を前記前進位置に維持するために十分な量、前記近位端を前記遠位端に対して頭側に離隔するように成形されている中間部と、を含む、インプラント本体と、
前記第1の位置へと向かう前記前進粗面の動きに抵抗するために、前記インプラント本体から離隔されており、前記インプラント本体に直接取り付けられておらず、前記前進粗面と前記脛骨体との間に画定された間隙に配置されるように構成される拡張型スペーサであって、
第1のスペーサ本体と、前記第1のスペーサ本体から離隔され、前記拡張型スペーサが前記間隙に配置されると、前記第1のスペーサ本体に対して頭尾方向に沿って拡張可能である、第2のスペーサ本体と、を含み、前記第1のスペーサ本体が、前記前進粗面に係合するように構成されている第1の骨対向面を画定し、前記第2のスペーサ本体が、前記脛骨体に係合するように構成されている第2の骨対向面を画定する、拡張型スペーサと、を含む、TTAインプラント。
(12) 前記第1のスペーサ本体及び前記第2のスペーサ本体に動作可能に連結された関節部材を更に含み、前記関節部材が第1の位置から第2の位置へと動くと、前記第1のスペーサ本体及び前記第2のスペーサ本体のうちの少なくとも1つが、前記第1のスペーサ本体及び前記第2のスペーサ本体のもう一方から離れるようにする、実施態様11に記載のTTAインプラント。
(13) 前記関節部材が回転軸の周りを回転可能であり、前記第2の位置が前記第1の位置に対して角度的にずれている、実施態様12に記載のTTAインプラント。
(14) 前記関節部材が前記回転軸の周りを偏心して回転可能である、実施態様13に記載のTTAインプラント。
(15) 前記関節部材が、作動装置を受ける、第1の関節部材部分と、第2の関節部材部分と、を含み、前記作動装置が回転軸の周りを回転すると、前記第1の関節部材部分及び前記第2の関節部材部分が、前記第1のスペーサ本体及び前記第2のスペーサ本体を互いに離れるように付勢する、実施態様12に記載のTTAインプラント。
(16) 前進粗面又は四足動物を脛骨体に対して前進位置に維持するように構成されているTTAインプラントであって、前記粗面が前記脛骨体と一体化している場合、前記前進位置が第1の位置に対して頭側に離隔されており、前記TTAインプラントが、
遠位端であって、前記脛骨体に前記遠位端を取り付けるために骨アンカーを受けるようにそれぞれ構成されている複数の骨アンカー穴を画定し、前記複数の骨アンカー穴のうちの少なくとも2個が縦軸に沿って整列している、遠位端と、
近位端であって、前記前進粗面に前記近位端を取り付けるために骨アンカーを受けるように構成されている、近位端と、
前記近位端と前記遠位端との間に延在し、前記前進粗面を前記前進位置に維持するために十分な量、前記近位端を前記遠位端に対して頭側に離隔するように形成されている中間部と、を含み、
前記遠位端の前記骨アンカー穴のうち最近位の骨アンカー穴の中心が、実質的に前記縦軸に平行な方向に沿ってある距離を置いて前記前進粗面の遠位端から離隔されており、前記距離が、両端の数字を含んで約30mm〜約40mmの範囲である、TTAインプラント。
(17) 前記中間部が中心軸に沿って細長く、前記中心軸が前記縦軸に対する角度を約23.7°〜約30.2°の範囲に画定する、実施態様16に記載のTTAインプラント。
(18) 前記インプラントが、前記近位端と、前記中間部と、前記遠位端と、を画定するインプラント本体を含み、前記インプラントが、前記インプラント本体から分離しており、かつ前記前進粗面と前記脛骨体との間に画定される間隙に配置されるように構成されているスペーサを欠いている、実施態様17に記載のTTAインプラント。
(19) 四足動物の粗面を第1の位置から、前記第1の位置から頭側に離隔された前進位置に前進させるための方法であって、
脛骨体から前記粗面の少なくとも一部を分離するために、前記四足動物の脛骨に切断線を設定する工程と、
前記切断線に沿って前記粗面の一部を前記前進位置まで前進させる工程と、
前記脛骨体に対して前記前進位置に前記粗面を固定するために、前記脛骨体と前記粗面の前進部分の両方にインプラントを取り付ける工程と、を含む、方法。
(20) 前記設定工程が、近位切断線及び遠位切断線を設定する工程を更に含み、前記前進工程が、前記近位切断線に沿って前記粗面の一部を前進させる工程を更に含む、実施態様19に記載の方法。
(21) 前記設定工程が、前記粗面への膝蓋腱の取り付け位置が前記近位切断線と前記遠位切断線との間に配置されるように、ある位置で前記遠位切断線を位置付ける工程を更に含む、実施態様20に記載の方法。
(22) 前記設定工程が、前記遠位切断線が前記近位切断線と前記粗面への膝蓋腱の取り付け位置との間に位置付けられるように、ある位置で前記遠位切断線を位置付ける工程を更に含む、実施態様20に記載の方法。
(23) 前記設定工程が、前記脛骨に曲線状の切断線を設定する工程を更に含み、前記前進工程が、前記切断線に沿って前記粗面の分離した部分を回転させる工程を更に含む、実施態様19に記載の方法。

Claims (18)

  1. 前進粗面又は四足動物を脛骨体に対して前進位置に維持するように構成されているTTAインプラントであって、前記粗面が前記脛骨体と一体化している場合、前記前進位置が第1の位置に対して頭側に離隔されており、前記TTAインプラントが、
    遠位端であって、前記脛骨体に前記遠位端を取り付けるために、骨アンカーを受けるようにそれぞれ構成されている複数の骨アンカー穴を画定する、遠位端と、
    前記前進位置にある前記前進粗面を支持するように構成されている近位端と、
    前記近位端と前記遠位端との間に延在し、前記前進粗面を前記前進位置に維持するために十分な量、前記近位端を前記遠位端に対して頭側に離隔するように形成されている中間部と、を含み、
    前記TTAインプラントが、前記近位端と一体化しており、かつ前記近位端とモノリシックであるスペーサを画定し、前記遠位端が前記脛骨体に取り付けられ、前記近位端が前記前進粗面に取り付けられたときに、前記スペーサが前記前進粗面と前記脛骨体との間に配置された間隙に収まるように前記近位端から頭側に延在する、TTAインプラント。
  2. 前記遠位端と、前記近位端と、前記中間部と、を画定するインプラント本体を更に含み、前記スペーサが、前記前進粗面の尾側面に隣接するために、ある位置における内外方向に沿って、前記インプラント本体の前記近位端から延在する、請求項1に記載のTTAインプラント。
  3. 前記インプラント本体が、互いから離隔された第1の脚部及び第2の脚部を画定し、前記スペーサが両方の脚部に取り付けられている、請求項2に記載のTTAインプラント。
  4. 前記近位端が、前記近位端を前記前進粗面に取り付けるために、骨アンカーを受けるようにそれぞれ構成されている複数の骨アンカー穴を画定する、請求項1に記載のTTAインプラント。
  5. 前記遠位端と、前記近位端と、前記中間部と、を画定するインプラント本体を更に含み、前記スペーサが前記近位端において前記インプラント本体から切り取られている、請求項4に記載のTTAインプラント。
  6. 前記スペーサが可撓性である、請求項5に記載のTTAインプラント。
  7. 前記遠位端が互いに整列する前記骨アンカー穴のうちの3個を画定する、請求項4に記載のTTAインプラント。
  8. 前記遠位端が、前記脛骨体の内側の少なくとも一部に沿って延在するように構成されている内側を画定し、前記遠位端が、前記脛骨体の外側の少なくとも一部に沿って延在するように構成されている外側を更に画定する、請求項4に記載のTTAインプラント。
  9. 内外方向に沿って離隔されてよい、対向する第1の脚部72aと、第2の脚部72bと、を更に含み、前記脚部のそれぞれが、対応する中間部、及び前記遠位端から頭側に離隔された、対応する近位端を画定する、請求項8に記載のTTAインプラント。
  10. 前記スペーサが、前記第1の脚部及び前記第2の脚部のうちの少なくとも1つから前記第1の脚部及び前記第2の脚部のうちのもう一方に向かって延在する、請求項9に記載のTTAインプラント。
  11. 前進粗面又は四足動物を脛骨体に対して前進位置に維持するように構成されているTTAインプラントであって、前記粗面が前記脛骨体と一体化している場合、前記前進位置が第1の位置に対して頭側に離隔されており、前記TTAインプラントが、
    インプラント本体であって、
    遠位端であって、前記脛骨体に前記遠位端を取り付けるために、骨アンカーを受けるようにそれぞれ構成されている複数の骨アンカー穴を画定する、遠位端と、
    近位端であって、前記前進粗面に前記近位端を取り付けるために、骨アンカーを受けるように構成されている、近位端と、
    前記近位端と前記遠位端との間に延在し、前記前進粗面を前記前進位置に維持するために十分な量、前記近位端を前記遠位端に対して頭側に離隔するように成形されている中間部と、を含む、インプラント本体と、
    前記第1の位置へと向かう前記前進粗面の動きに抵抗するために、前記インプラント本体から離隔されており、前記インプラント本体に直接取り付けられておらず、前記前進粗面と前記脛骨体との間に画定された間隙に配置されるように構成される拡張型スペーサであって、
    第1のスペーサ本体と、前記第1のスペーサ本体から離隔され、前記拡張型スペーサが前記間隙に配置されると、前記第1のスペーサ本体に対して頭尾方向に沿って拡張可能である、第2のスペーサ本体と、を含み、前記第1のスペーサ本体が、前記前進粗面に係合するように構成されている第1の骨対向面を画定し、前記第2のスペーサ本体が、前記脛骨体に係合するように構成されている第2の骨対向面を画定する、拡張型スペーサと、を含む、TTAインプラント。
  12. 前記第1のスペーサ本体及び前記第2のスペーサ本体に動作可能に連結された関節部材を更に含み、前記関節部材が第1の位置から第2の位置へと動くと、前記第1のスペーサ本体及び前記第2のスペーサ本体のうちの少なくとも1つが、前記第1のスペーサ本体及び前記第2のスペーサ本体のもう一方から離れるようにする、請求項11に記載のTTAインプラント。
  13. 前記関節部材が回転軸の周りを回転可能であり、前記第2の位置が前記第1の位置に対して角度的にずれている、請求項12に記載のTTAインプラント。
  14. 前記関節部材が前記回転軸の周りを偏心して回転可能である、請求項13に記載のTTAインプラント。
  15. 前記関節部材が、作動装置を受ける、第1の関節部材部分と、第2の関節部材部分と、を含み、前記作動装置が回転軸の周りを回転すると、前記第1の関節部材部分及び前記第2の関節部材部分が、前記第1のスペーサ本体及び前記第2のスペーサ本体を互いに離れるように付勢する、請求項12に記載のTTAインプラント。
  16. 前進粗面又は四足動物を脛骨体に対して前進位置に維持するように構成されているTTAインプラントであって、前記粗面が前記脛骨体と一体化している場合、前記前進位置が第1の位置に対して頭側に離隔されており、前記TTAインプラントが、
    遠位端であって、前記脛骨体に前記遠位端を取り付けるために骨アンカーを受けるようにそれぞれ構成されている複数の骨アンカー穴を画定し、前記複数の骨アンカー穴のうちの少なくとも2個が縦軸に沿って整列している、遠位端と、
    近位端であって、前記前進粗面に前記近位端を取り付けるために骨アンカーを受けるように構成されている、近位端と、
    前記近位端と前記遠位端との間に延在し、前記前進粗面を前記前進位置に維持するために十分な量、前記近位端を前記遠位端に対して頭側に離隔するように形成されている中間部と、を含み、
    前記遠位端の前記骨アンカー穴のうち最近位の骨アンカー穴の中心が、実質的に前記縦軸に平行な方向に沿ってある距離を置いて前記前進粗面の遠位端から離隔されており、前記距離が、両端の数字を含んで約30mm〜約40mmの範囲である、TTAインプラント。
  17. 前記中間部が中心軸に沿って細長く、前記中心軸が前記縦軸に対する角度を約23.7°〜約30.2°の範囲に画定する、請求項16に記載のTTAインプラント。
  18. 前記インプラントが、前記近位端と、前記中間部と、前記遠位端と、を画定するインプラント本体を含み、前記インプラントが、前記インプラント本体から分離しており、かつ前記前進粗面と前記脛骨体との間に画定される間隙に配置されるように構成されているスペーサを欠いている、請求項17に記載のTTAインプラント。
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