JP2014500146A - バイポーラ膜を用いた水処理 - Google Patents

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Abstract

電解槽を有する電解装置を用意し、電解槽の第1塩水室、電解槽の第2塩水室、電解槽の酸室及び電解槽のアルカリ室にフィード流れを供給し、酸室は酸溶液を生成し、アルカリ室はアルカリ溶液を生成し、第1及び第2塩水室の内容物の少なくとも一部を沈殿タンクに誘導し、アルカリ溶液の少なくとも一部を沈殿タンクに誘導し、これにより沈殿タンク中のpHを増加して沈殿物を形成し、沈殿タンクから沈殿物を除去する工程を含む、水処理の方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、水処理用電解装置の使用に関する。
水性システム、例えば汽水及び冷却塔補給水又はブローダウン水中にスケール形成種が存在すると、システムのメンテナンスを増やし、システムの処理量を低減することにつながる。
米国特許第6482305号
したがって、水性システム中のスケール形成種の存在を低減する必要がある。
本発明の1実施形態は、水処理の方法を提供し、本方法は、電解槽を有する電解装置を用意し、電解槽の第1塩水室、電解槽の第2塩水室、電解槽の酸室及び電解槽のアルカリ室にフィード流れを供給し、酸室は酸溶液を生成し、アルカリ室はアルカリ溶液を生成し、第1及び第2塩水室の内容物の少なくとも一部を沈殿タンクに誘導し、アルカリ溶液の少なくとも一部を沈殿タンクに誘導し、これにより沈殿タンク中のpHを増加して沈殿物を形成し、沈殿タンクから沈殿物を除去する工程を含む。
本発明の別の実施形態は、電解装置を提供し、電解装置は、電解槽に配置された一対のそれぞれ陽極及び陰極として作用する電極及び陽極と陰極の間に配置されたセルユニットを備え、セルユニットがバイポーラ膜エレメント及び少なくとも1つのカチオン交換膜を有し、バイポーラ膜エレメントがカチオン交換側及びアニオン交換側を有し、カチオン交換側がアニオン交換側より陰極に近く、カチオン交換膜がバイポーラ膜エレメントのアニオン交換側と陽極の間に配置され、バイポーラ膜エレメントとカチオン交換膜の間にアルカリ室を画成するようにし、カチオン交換膜が選択性である。
本発明の上記その他の観点は、説明及び特許請求の範囲並びに構造の詳細を示す図面及び具体的実施形態から明らかになるであろう。
バイポーラ膜の1実施形態の線図である。 図1のバイポーラ膜の運転方法を示す線図である。 図1のバイポーラ膜の運転方法を示す線図である。 図1のバイポーラ膜の運転方法を示す線図である。 図1のバイポーラ膜の運転方法を示す線図である。 図1のバイポーラ膜の運転方法を示す線図である。 図1のバイポーラ膜の運転方法を示す線図である。 図1のバイポーラ膜の運転方法を示す線図である。
本明細書及び特許請求の範囲全体を通して用いた近似的な表示は、それが関与する基本機能に変化をもたらすことなく変動することが許される定量的表現を修飾するのに適用することがある。したがって、「約」のような用語で修飾された値は、特定された正確な値に限定されない。少なくとも幾つかの例では、近似的な表示はその値を測定する計器の精度に対応する。文脈上又は文言で示していない限り、範囲の限定はその上下限を組合せたり、交換することができ、このような範囲は、特定され、すべての下位範囲を含む。実施例又は明示されているところ以外は、明細書及び特許請求の範囲で使用される、成分の量、反応条件等に関連するすべての数又は表示は、すべての場合、用語「約」で修飾されるものと理解すべきである。
「所望の」又は「所望に応じて」は、後述する事象や状況が起こっても起こらなくてもよく、後述する材料が存在してもしなくてもよいことを意味し、関連する説明は、事象や状況が起こったり材料が存在する場合と、事象や状況が起こらなかったり材料が存在しない場合との両方を包含する。
ここで用いる用語「含む」、「含有する」、「からなる」、「有する」、「もつ」又は類似の表現は、非限定的な包含を示す。例えば、列挙した要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、必ずしもこれらの要素に限定されず、列挙していなかったり、このようなプロセス、方法、物品又は装置に固有でない要素を含んでもよい。
単数表現は、文脈上明らかにそうでない場合以外は、複数も含む。
冷却塔は、石油精製所、化学プロセス、発電所などのプロセスでの熱を取り除くために工業で広く使用されている。冷却塔は、商業、施設及び病院の建物によくあるHVAC(暖房・換気・空調)システムにも使用されている。多くの国々で冷却塔運転で消費される水が天然水源からの取水で最大となっている。世界中で水不足の懸念が増大してきている。地球環境概況に記載されたデータによれば、2000年で人口の5%が水不足の問題に直面しており、それは主に中東エリアであった。しかし、2030年までに、世界人口のほぼ半分が水からストレスを受けるであろう。
水資源に限りがあることに加えて、工業廃水の処分への環境規制が益々厳しくなっている。近年、廃水を環境に放出する前の処理コストが増加し続けている。
世界的水不足及び厳しい環境規制が、すべての工業で節水への取り組みを強化することにつながった。これは、必然的に、工業の水使用、特に莫大な水を消費する工業に重大な影響を与えた。冷却水システムでの節水の取り組みは、清水を処理後都市排水へ置き換えること、工場廃水を再利用すること及び濃縮のサイクルを増加、例えば約7サイクル超えにした運転により排水を低減することに集中していた。
濃縮のサイクルを増加すると、Ca、アルカリ度成分、SiO2、沈泥、Fe、Alなどが高濃度になるために堆積する傾向が増加した。同様に、サイクルを増加すると、高伝導性、高濃度のCl-及びSO4 2-により腐食の傾向が増加した。
高サイクルで運転する冷却塔を処理するには、酸を添加してアルカリ度を低減し、低いpHで冷却塔を運転して冷却システム中で堆積又は沈澱する傾向を低減するのが一般の方法である。これには普通、大量の薬品、例えばアニオン性ポリマー、腐食抑制剤などを冷却塔に添加することが必要である。しかし、強酸の取り扱い及び保管は、特に商業及び施設の建物の作業者及び環境に危険をもたらした。さらに、薬品の使用を増加することにより処理の総コストが増加する。
1実施形態では、本発明は、高サイクルの濃縮で運転する冷却塔からの水を電解装置、例えばバイポーラ膜又はバイポーラ膜とナノ濾過ユニットとの組合せを用いて処理する方法に関する。冷却塔水を電解装置に供給する。電解装置から発生させた酸溶液を冷却塔に添加してアルカリ度及びpHを低減する。電解装置から発生させたアルカリ溶液を分離装置の冷却塔ブローダウン流れの一部に添加してカルシウム、シリカ及び他のスケール形成種を沈澱させる。分離装置の沈澱物除去後の水は軟化されており、これを冷却塔に戻す。この方法により、冷却塔を高サイクルの濃縮で運転すること及び/又は液体を全く放出しないことを可能にし、したがって、水消費及び水処理薬品の使用を著しく低減する。
図1を参照すると、酸溶液及びアルカリ溶液を生成する、第1実施形態の電解装置2は、1対のそれぞれ陽極21及び陰極22として作用する電極、陽極21と陰極22の間の少なくとも1つのセルユニット23及び電極21、22及びセルユニット23を内部に収容する槽24を備える。陽極21及び陰極22はそれぞれ、直流電源25のアノード及びカソードと接続する。槽24は、フィード流れを導入して電解装置2に流すための少なくとも第1入口243、第2入口244、第3入口245及び第4入口246を有する。セルユニット23は、イオン交換膜間に画成される少なくとも1つのアルカリ室236及び少なくとも1つの酸室235を有し、これを以下に詳細に説明する。
図1に示す第1実施形態の電解装置2の槽24のセルユニット23は、バイポーラ膜エレメント230、カチオン交換膜231及びアニオン交換膜232を有する。バイポーラ膜エレメント230は、カチオン交換側233及びアニオン交換側234を有し、水スプリッタとして用いる。バイポーラ膜エレメント230のカチオン交換側233は、アニオン交換膜232より陽極21に近い。カチオン交換膜231はアニオン交換側234と陽極21の間に配置される。アニオン交換膜232はカチオン交換側233と陰極22の間に配置される。
電源25からの直流は、バイポーラ膜エレメント230に流れ、水を分解し、OH・イオンがバイポーラ膜エレメント230のアニオン交換側234に生成し、対応する数のH+がバイポーラ膜エレメント230のカチオン交換側233に生成する。発生したOH・及びH+イオンはそれぞれ、カチオン交換膜231及びアニオン交換膜232によってそれ以上移動するのを阻止される。
カチオン交換膜231は、選択性であり、1価のカチオン性イオンだけを通過させる。アニオン交換膜232は、選択性であり、1価のアニオン性イオンだけを通過させる。したがって、第2入口244により受け入れた塩水からのNa+イオンはカチオン交換膜231を通って陰極22に向かって移動し、一方Ca2+、Mg2+、Ba2+、Fe2+、Fe3+及びAl3+はカチオン交換膜231を通って移動しない。さらに、第1入口243により受け入れた塩水からのCl-イオンはアニオン交換膜232を通って陽極21に向かって移動し、一方CO3 2-、SO4 2-及びPO4 3-はアニオン交換膜232を通って移動しない。
したがって、アルカリ室236がバイポーラ膜エレメント230とカチオン交換膜231の間に画成され、酸室235がバイポーラ膜エレメント230とアニオン交換膜232の間に画成される。
第1塩水室237が陰極22とアニオン交換膜232の間に画成される。第2塩水室238が陽極21とカチオン交換膜231の間に画成される。
第1入口243はフィード流れを第1塩水室237に供給し、第2入口244はフィード流れを第2塩水室238に供給し、第3入口245はフィード流れを酸室235に供給し、第4入口246はフィード流れをアルカリ室236に供給する。第1塩水室237及び第2塩水室238に供給されたフィード流れは、冷却塔補給水、冷却塔ブローダウン水又は低品質水の少なくとも1つで構成される。
槽24はさらに、酸室235の酸溶液及びアルカリ室236のアルカリ溶液が流れ出るのにそれぞれ酸出口241及びアルカリ出口242を有する。槽24はまた、第1塩水室237及び第2塩水室238の塩水が流れ出るのにそれぞれ第1塩水出口247及び第2塩水出口248を有する。
入口245から酸室235に入るフィード流れは、純水又は槽24の酸出口241から出る酸溶液のどちらか又は両方とすることができる。入口246からアルカリ室236に入るフィード流れは、純水又は槽24のアルカリ出口242から出るアルカリ溶液のどちらか又は両方とすることができる。
アルカリ室236で生成したアルカリ溶液は、高pH環境を作るのに用いて水性システム中の硬度成分及びその他の種、例えばCaCO3、CaMg(CO32、Ca3(PO42、Ca5(PO43OH、CaSO4、Fe(OH)3、Al(OH)3、MgSiO3などを沈澱させることができる。酸室235で生成した酸溶液を用いて冷却塔水のpHを調節し、かつ槽24中の膜又は電極から硬度成分を取り除く。
バイポーラ膜エレメント230は水を直接H+及びOH・に分解する水分解機能をもつ。
バイポーラ膜エレメント230を適用することにより、水からアルカリ溶液及び酸溶液を生成する電解装置2の効率を著しく向上する。バイポーラ膜エレメント230は、カチオン交換層及びアニオン交換層を含むバイポーラ膜又はバイポーラ膜として機能する、アニオン及びカチオン交換膜の組合せによって形成されたバイポーラモジュールとすることができる。
1実施形態では、陽極21及び陰極22は、活性炭、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、グラファイト、炭素繊維、炭素布、カーボンエアロゲル又はこれらの組合せから選択される高多孔質炭素材料から製造される。窒素吸着BET法により測定した炭素材料の表面積は約500〜2000平方メートル/グラムの範囲である。高多孔質陽極21及び陰極22はそれぞれ、平板、ブロック、円筒又はシートの形状、寸法又は構成をもつ。陽極21及び陰極22は当業者により適切であると考えられる金属又は活性炭などの多孔質材料で製造することができることも予想される。
図2に開示する1実施形態の電解装置2を用いて、冷却塔水のpH調節又は電解装置2の浄化のために酸溶液を発生させたり、硬度成分の沈澱のために塩基性溶液(アルカリ溶液)を発生させたりする。この構成では、塩水タンク301の排出物を槽24の第1塩水室237及び第2塩水室238にフィード流れとして供給する。塩水タンク301は冷却塔補給水、冷却塔ブローダウン水又は低品質水の1つ又は2つ以上を含有できる。低品質水は、軟化のための処理及び/又は望ましくないイオン種の除去を必要とする汽水などの水である。水を酸室235及びアルカリ室236にフィード流れとして供給する。酸室235の排出物を冷却塔に供給する。アルカリ室236の排出物を沈殿タンク304に供給し、第1塩水室237及び第2塩水室238の排出物も沈殿タンク304に供給する。したがって、沈殿タンク304へのアルカリ室236からのアルカリ溶液の添加により沈殿タンク304中のpHを所望の値に増加して金属塩及び金属水酸化物、例えばCaCO3、MgCO3、CaSO4、Mg(OH)2などを沈澱させる。沈殿タンク304から沈殿物を除去した後、沈殿タンク304から処理済水を水貯蔵タンク又は冷却塔へ供給する。1実施形態では、電解装置2からのアルカリ溶液の添加後の沈殿タンク304中の所望のpH値は、約7〜14、好ましくは約8〜13、さらに好ましくは約9〜12である。
さらに、図3に示すように、ある実施形態では、酸室235で生成した酸溶液のすべて又は一部をフィード流れとして酸室235に戻すこともできると考えられる。さらに、アルカリ室236で生成したアルカリ溶液のすべて又は一部をフィード流れとしてアルカリ室236に戻すことができる。これにより、時間と共に酸室235及びアルカリ室236内の酸及び塩基性溶液の濃度を増加することができる。さらに、これにより、沈殿タンク304内のpHを高めて沈澱を促進することができる。
図4に開示する別の実施形態の電解装置2を用いて、冷却塔水のpH調節又は電解装置の浄化のために酸溶液を発生させたり、硬度成分の沈澱のために塩基性溶液を発生させたりする。この実施形態では、冷却塔ブローダウンを選択性膜501に送り、膜501が2価イオン流れを排出し、それを沈殿タンク502に供給する。選択性膜501はナノ濾過ユニットとすることができる。2価イオン流れは、1つ又は2つ以上の2価イオン、例えばCa2+、Mg2+、Ba2+、Fe2+、Fe3+、Al3+、CO3 2-、SO4 2-、PO4 3-などを含有する。選択性膜501は1価イオン流れを排出し、それを槽24の第1塩水室237及び第2塩水室238に供給する。1価イオン流れは1つ又は2つ以上の1価イオン、例えばNa+、Cl-などを含有する。さらに、水フィード流れを槽24の酸室235及びアルカリ室236に供給する。
アルカリ室236のアルカリ溶液排出を沈殿タンク502に供給し、これにより沈殿タンク502中のpHを所望の値に増加して金属塩及び金属水酸化物、例えばCaCO3、MgCO3、CaSO4、Mg(OH)2などを沈澱させる。1実施形態では、槽24からのアルカリ溶液を添加した後の沈殿タンク502中の所望のpH値は、約7〜14、好ましくは約8〜13、さらに好ましくは約9〜12である。
その後、沈殿物は沈殿タンク502から除去され、沈殿タンク502が含有する残留処理済水は冷却塔補給水として或いは他の工業プロセスに使用される。第1塩水室237及び第2塩水室238の排出物を沈殿タンク502からの残留処理済水と混合し、冷却塔補給水として或いは他の工業プロセスに用いる。酸室235の酸溶液排出を用いて冷却塔水のpH調節及び/又は沈殿タンク502から出る処理済水流れのpH調節及び槽24の膜の浄化をすることができる。沈殿タンク502から残留水を冷却塔に戻すことにより水消費を低減し、下水道又は川へ放出する廃水を低減又はなくす。さらに、冷却塔で高品質の水を使用することにより、冷却塔中の水を処理するのに必要な薬品の量を低減し、したがって処分コスト及び環境への影響を低減する。
さらに、図5に示すように、ある実施形態では、酸室235の酸溶液排出のすべて又は一部をフィード流れとして酸室235に戻すこともできると考えられる。さらに、アルカリ室236のアルカリ溶液排出のすべて又は一部をフィード流れとしてアルカリ室236に戻すことができる。これにより、時間と共に酸室235内の酸溶液及びアルカリ室236内の塩基性溶液の濃度を増加させることができる。さらに、塩水室237及び238の排出物を沈殿物除去後の沈殿タンクからの残留処理済水と混合し、冷却塔補給水として或いは他の工業プロセスに用いる。
図6に開示する他の実施形態の電解装置2を用いて、冷却塔水のpH調節又は電解装置2の浄化のために酸溶液を発生させたり、硬度成分の沈澱のために塩基性溶液を発生させたりする。この実施形態では、汽水などの低品質水のフィード流れを選択性膜601に送り、膜601が2価イオン流れを排出し、それを沈殿タンク602に供給する。但し、フィード流れは、冷却塔補給水、冷却塔ブローダウン水又は低品質水の少なくとも1つで構成することができると考えられる。2価イオン流れは、1つ又は2つ以上の2価イオン、例えばCa2+、Mg2+、Ba2+、Fe2+、Fe3+、Al3+、CO3 2-、SO4 2-、PO4 3-などを含有する。選択性膜601は1価イオン流れを排出し、それを電解装置2の第1塩水室237及び第2塩水室238に供給する。選択性膜601はナノ濾過ユニットとすることができる。1価イオン流れは1つ又は2つ以上の1価イオン、例えばNa+、Cl-などを含有する。さらに、水フィード流れを槽24の酸室235及びアルカリ室236に供給する。
アルカリ室236の排出物を沈殿タンク602に供給し、これにより沈殿タンク602中のpHを所望の値に増加してCa及びMg塩並びに金属水酸化物を沈澱させる。1実施形態では、槽24からアルカリ溶液を添加した後の沈殿タンク602中の所望のpH値は、約7〜14、好ましくは約8〜13、さらに好ましくは約9〜12である。その後、沈殿物を沈殿タンク602から除去し、沈殿タンク602が含有する残留処理済水を冷却塔補給水として或いは他の工業プロセスに使用する。第1塩水室237及び第2塩水室238の排出物を沈殿タンクからの残留処理済水と混合し、冷却塔補給水として或いは他の工業プロセスに用いる。酸室235の酸溶液排出を用いて冷却塔水のpH調節、沈殿タンク602から出る処理済水流れのpH調節及び/又は槽24の膜の浄化をすることができる。
さらに、図7に示すように、ある実施形態では、酸室235の排出物のすべて又は一部をフィード流れとして酸室235に戻すこともできると考えられる。さらに、アルカリ室236の排出物のすべて又は一部をフィード流れとしてアルカリ室236に戻すことができる。これにより、時間と共に酸室235内の酸溶液及びアルカリ室236内の塩基性溶液の濃度を増加させることができる。さらに、塩水室237及び238の排出物を沈殿タンクからの残留処理済水と混合し、冷却塔補給水としての或いは他の工業プロセスに用いる。
図8を参照すると、本発明の1実施形態では、約7サイクル超えの高サイクルの濃縮で運転する冷却塔からのブローダウンの第1部分及び純水を電解ユニットに供給する。電解ユニットでは、ブローダウンの第1部分及び純水を用いて酸室235で酸溶液、アルカリ室236でアルカリ溶液及び第1室237及び第2室238で塩水溶液を発生させる。酸溶液を冷却塔に供給して冷却塔中を循環する水のアルカリ度及びpHを低減する。沈澱タンク702中でアルカリ溶液をブローダウンの第2部分と撹拌し、カルシウム及び他のスケール形成種をブローダウンの第2部分から沈澱させ、それにより、ブローダウンの第2部分を軟化する。その後、軟化後のブローダウンの第2部分を補給水として冷却塔に戻す。
1実施形態では、冷却塔を出た後のブローダウンをナノ濾過ユニット701で濾過する。ナノ濾過後、ブローダウンの第1部分は1つ又は2つ以上の1価イオンで構成され、ブローダウンの第2部分は1つ又は2つ以上の2価イオンで構成される。ある実施形態では、塩水溶液を軟化後のブローダウンの第2部分に添加し、補給水として冷却塔にもどす。
以上、本発明を特定の実施形態について説明したが、多くの代替物、組合せ、変更及び変種は当業者に明らかである。したがって、前述のように、本発明の好ましい実施形態は、例示であって限定するものではない。本発明の要旨及び技術的範囲から逸脱することなく種々の改変が可能である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態だけでなく、本発明は特許請求の範囲に入るすべての実施形態を包含する。
本明細書では、具体例を挙げて、最良の形態を含む本発明を開示するとともに、当業者が本発明を実施できるようにしており、本発明の実施には装置又はシステムを製造及び使用したり、援用方法を実施することも含む。本発明の要旨は、特許請求の範囲に規定された通りで、当業者が想起できる他の例を含むことができる。これらの他の例は、特許請求の範囲の文言と異ならない構造要素を有するか、特許請求の範囲の文言と実質的に異ならない均等な構造要素を含むならば、特許請求の範囲に含まれる。
2 電解装置
21 陽極
22 陰極
23 セルユニット
24 槽
25 直流電源
230 バイポーラ膜エレメント
231 カチオン交換膜
232 アニオン交換膜
233 カチオン交換側
234 アニオン交換側
235 酸室
236 アルカリ室
237 第1塩水室
238 第2塩水室
241 酸出口
242 アルカリ出口
243 第1入口
244 第2入口
245 第3入口
246 第4入口
247 第1塩水出口
248 第2塩水出口
301 塩水タンク
304 沈殿タンク
501 選択性膜
502 沈殿タンク
601 選択性膜
602 沈殿タンク
701 ナノ濾過ユニット
702 沈澱タンク

Claims (19)

  1. 高サイクルの濃縮で運転する冷却塔からブローダウンの第1及び第2部分を得、
    純水を得、
    ブローダウンの第1部分及び純水を電解ユニットに供給し、
    電解ユニットから酸溶液、アルカリ溶液及び塩水溶液を得、
    酸溶液を冷却塔に供給して冷却塔中を循環する水のアルカリ度及びpHを低減し、
    アルカリ溶液及びブローダウンの第2部分を沈殿タンク中で撹拌してブローダウンの第2部分を軟化し、得られた沈殿物を沈殿タンクから除去し、
    沈殿タンク中の軟化後のブローダウンの第2部分を冷却塔に補給水として供給する
    工程を含む、冷却塔水処理方法。
  2. 電解槽と、
    電解槽に配置された1対のそれぞれ陽極及び陰極として作用する電極と、
    陽極と陰極の間に配置されたセルユニットであって、バイポーラ膜エレメント及び少なくとも1つのカチオン交換膜を有し、バイポーラ膜エレメントがカチオン交換側及びアニオン交換側を有し、カチオン交換側がアニオン交換側より陰極に近く、カチオン交換膜がバイポーラ膜エレメントのアニオン交換側と陽極の間に配置され、バイポーラ膜エレメントとカチオン交換膜の間にアルカリ室を画成するようにし、カチオン交換膜が選択性である、セルユニットと、
    陰極とバイポーラ膜エレメントのカチオン交換側の間のアニオン交換膜であって、アニオン交換膜とバイポーラ膜エレメントの間に酸室が画成され、選択性である、アニオン交換膜と、
    陰極とアニオン交換膜の間に画成された第1塩水室及び陽極とカチオン交換膜の間に画成された第2塩水室と、
    フィード流れを第1塩水室に供給する第1入口、フィード流れを第2塩水室に供給する第2入口、フィード流れを酸室に供給する第3入口及びフィード流れをアルカリ室に供給する第4入口とを備える電解装置を用意し、
    フィード流れを第1塩水室、第2塩水室、酸室及びアルカリ室に供給し、酸室が酸溶液を生成し、アルカリ室がアルカリ溶液を生成し、
    第1及び第2塩水室の内容物の少なくとも一部を沈殿タンクに誘導し、
    アルカリ溶液の少なくとも一部を沈殿タンクに誘導し、それにより沈殿タンク中のpHを増加して沈殿物を形成し、
    沈殿タンクから沈殿物を除去する
    工程を含む、水処理方法。
  3. 沈殿タンク中のpHを約7〜14に増加する、請求項2記載の方法。
  4. 酸室及びアルカリ室に供給するフィード流れがH2Oであり、第1塩水室及び第2塩水室に供給するフィード流れが冷却塔補給水、冷却塔ブローダウン水又は低品質水の少なくとも1つで構成される、請求項3記載の方法。
  5. 沈殿物を沈殿タンクから除去した後、沈殿タンク中の処理済水を冷却塔に戻す、請求項4記載の方法。
  6. 沈殿物を沈殿タンクから除去した後、沈殿タンク中の処理済水を水貯蔵タンクに供給する、請求項4記載の方法。
  7. 沈殿物を除去した後、酸溶液を冷却塔に供給してpH調節又は沈殿タンクを出る処理済水のpH調節に使用する、請求項4記載の方法。
  8. 酸溶液を用いて槽の膜を浄化する、請求項4記載の方法。
  9. 酸溶液の少なくとも一部をフィード流れとして酸室に戻す、請求項4記載の方法。
  10. アルカリ溶液の少なくとも一部をフィード流れとしてアルカリ室に戻す、請求項4記載の方法。
  11. さらに、選択性膜を用意し、選択性膜が冷却塔補給水、冷却塔ブローダウン水又は低品質水で構成されるフィード流れを受け取り、選択性膜が2価イオン流れ及び1価イオン流れを排出し、2価イオン流れを沈殿タンクに供給し、1価イオン流れを第1塩水室及び第2塩水室に供給し、酸室及びアルカリ室にH2Oフィード流れを供給する工程を含む、請求項3記載の方法。
  12. 沈殿物を沈殿タンクから除去した後、沈殿タンク中の処理済水を冷却塔に戻す、請求項11記載の方法。
  13. 沈殿物を沈殿タンクから除去した後、沈殿タンク中の処理済水を水貯蔵タンクに供給する、請求項11記載の方法。
  14. 沈殿物を除去した後、酸溶液を冷却塔に供給してpH調節又は沈殿タンクを出る処理済水のpH調節をする、請求項11記載の方法。
  15. 酸溶液を用いて槽の膜を浄化する、請求項11記載の方法。
  16. 酸溶液の少なくとも一部をフィード流れとして酸室に戻す、請求項11記載の方法。
  17. アルカリ溶液の少なくとも一部をフィード流れとしてアルカリ室に戻す、請求項11記載の方法。
  18. 第1及び第2塩水室の排出物の少なくとも一部を沈殿タンクからの残留処理済水と撹拌し、補給水として冷却塔に供給する、請求項11記載の方法。
  19. 電解槽と、電解槽に配置された1対のそれぞれ陽極及び陰極として作用する電極と、陽極と陰極の間に配置されたセルユニットとを備え、セルユニットがバイポーラ膜エレメント及び少なくとも1つのカチオン交換膜を有し、バイポーラ膜エレメントがカチオン交換側及びアニオン交換側を有し、カチオン交換側がアニオン交換側より陰極に近く、カチオン交換膜がバイポーラ膜エレメントのアニオン交換側と陽極の間に配置され、バイポーラ膜エレメントとカチオン交換膜の間にアルカリ室を画成するようにした水処理用電解装置であって、
    前記電解装置がさらに、陰極とバイポーラ膜エレメントのカチオン交換側の間のアニオン交換膜を備え、アニオン交換膜とバイポーラ膜エレメントの間に酸室が画成され、アニオン及びカチオン交換膜が選択性であり、アルカリ室がアルカリ溶液を生成し、酸室が酸溶液を生成する、
    水処理用電解装置。
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