JP2014240730A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷蔵庫本体の扉に、断熱材の厚みに影響を与えることなく、操作部及び表示部を設ける。【解決手段】冷蔵庫は、冷蔵庫本体の前面に扉を備えると共に、設定操作を指示する操作部及びその操作結果を表示する表示部を備え、前記扉の表面に前記操作部及び表示部を投影表示するための表示ユニットを備え、前記表示ユニットは、前記操作部及び表示部の画像を投影表示するための投影表示機構と、前記投影表示機構により前記扉の前面に投影された前記操作部が操作されたことを認識する操作認識機構とを有している。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は冷蔵庫に関する。
従来、例えば家庭用の冷蔵庫においては、一般に、冷蔵室の扉に、設定操作の指示等を行うための複数の操作部及びその操作結果を表示する複数の表示部を有する操作パネルを設けることが行われている(例えば特許文献1参照)。また、近年では、前記操作パネルに、タッチパネルを採用することによって、操作(機能)の多様化に対応することも考えられている(例えば特許文献2参照)。
特開2012−78086号公報 特開2009−49880号公報
上記した操作パネルは、いずれも冷蔵庫の扉の前面部に組込む(埋込むように設ける)ものであるので、操作パネルを設ける部分では、その分、扉に内蔵される断熱材の厚みが薄くなり、冷却性能に影響を与えるものとなっていた。そこで、冷蔵庫本体の扉に、断熱材の厚みに影響を与えることなく、操作部及び表示部を設けるようにする。
実施形態の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の前面に扉を備えると共に、設定操作を指示する操作部及びその操作結果を表示する表示部を備える冷蔵庫であって、前記扉の表面に前記操作部及び表示部を投影表示するための表示ユニットを備え、前記表示ユニットは、前記操作部及び表示部の画像を投影表示するための投影表示機構と、前記投影表示機構により前記扉の前面に投影された前記操作部が操作されたことを認識する操作認識機構とを有しているところに特徴を有する。
第1の実施形態を示すもので、冷蔵庫本体の概略的な正面図(a)及び右側面図(b) 表示ユニットの先端部分を示す下方からの斜視図 操作部及び表示部の全てを表示した表示状態(a)及びオフ状態(b)を示す表示領域部分の正面図 表示ユニットの構成を概略的に示す図 表示ユニットの電気的構成を概略的に示すブロック図 第2の実施形態を示すもので、表示ユニットが使用位置(a)及び退避位置(b)にある様子を示す冷蔵庫本体の概略的な平面図 第3の実施形態を示す図6相当図 第4の実施形態を示す冷蔵庫本体の概略的な右側面図
(1)第1の実施形態
以下、第1の実施形態について、図1から図5を参照して説明する。図1は、本実施形態における冷蔵庫本体1の外観構成を概略的に示している。この冷蔵庫本体1は、前面が開口した縦長矩形箱状の断熱箱体2内に、複数の貯蔵室3〜5を設けて構成されている。具体的には、断熱箱体2内には、上から順に冷蔵室3、野菜室4、冷凍室5が設けられている。
そのうち、冷蔵室3及び野菜室4は、庫内温度が例えば1℃から5℃程度の冷蔵温度に制御される冷蔵温度帯の貯蔵室である。冷凍室5は、庫内温度が例えば−18℃以下の冷凍温度に制御される冷凍温度帯の貯蔵室である。前記冷蔵室3の前面には、断熱性を有する観音開き式の扉、即ち左右2枚のヒンジ開閉式の扉6、7が設けられている。また、前記野菜室4、冷凍室5の前面は、夫々、背面部に貯蔵容器を連結した引出し式の断熱扉8、9によって開閉される。周知のように、扉6〜9は、前後方向に薄型の箱体内に断熱材を配置して構成されている。
前記冷蔵室3の左側の扉6(以下、左扉6という)には、図3にも示すように、例えば横長矩形状をなす表示領域10が設けられる。表示領域10においては、左扉6の前面に配置されるガラスの表面に対する、例えば表面加工処理や、塗料の塗布、拡散シートの貼付け等の手段によって拡散面が形成されている。後述するように、この表示領域10に、設定操作を指示する操作部及びその操作結果を表示する表示部が投影表示されるようになっている。
詳しく図示はしないが、前記冷蔵庫本体1には、圧縮機、凝縮器、冷却器等から構成される周知の冷凍サイクルが組込まれている。また、これも図示はしないが、冷蔵庫本体1内には、冷気を循環供給するためのファン装置や、除霜用ヒータ.各室の温度を検出する温度センサ、前記各扉6〜9の開閉を検出する扉スイッチ等が設けられている。さらに、冷蔵庫本体1内には、コンピュータを主体として構成され、上記各機構を制御して冷蔵庫本体1の冷却運転を実行する制御装置11(図5にのみ図示)が設けられている。
さて、本実施形態では、図1、図2に示すように、冷蔵庫本体1の断熱箱体2の外壁部例えば上面部左側に、前記左扉6の表面の表示領域10に、表示部12及び操作部13(図3参照)を投影表示するための表示ユニット14が設けられる。この表示ユニット14は、高さ方向に薄型で前後に長い矩形箱状のケース15内に、図4に示すように、前記左扉6の前面に前記操作部12及び表示部13の画像を投影表示するための投影表示機構16と、この投影表示機構により投影された操作部12が指で操作(タッチ操作)されたことを認識する操作認識機構17とを組込んで構成される。
本実施形態では、前記投影表示機構16は、二次元走査手段としての周知のMEMSミラーを有したレーザ走査方式の小型プロジェクタからなる。具体的には、図4に示すように、投影表示機構16は、可視光を出力する可視光レーザダイオード18、レンズ19、ハーフミラー20、MEMSミラー21を備えている。これにて、可視光レーザダイオード18から出力された可視光レーザ光が、レンズ19及びハーフミラー20を通して、MEMSミラー21に入射し、縦横の二次元方向に走査されながら反射され、ケース15の下面の出射口15a(図2参照)から下方に向けて出力される。これにより、前記左扉6の表示領域10に操作部12及び表示部13が投影表示される。
また、前記操作認識機構17は、非可視光である赤外線を出力する赤外線レーザダイオード22、レンズ23、前記ハーフミラー20、前記MEMSミラー21(兼用)を備えると共に、赤外線の反射光を検出するフォトセンサ24を備えている。これにて、赤外線レーザダイオード22から出力された赤外線が、レンズ23を通ってハーフミラー20で反射して、MEMSミラー21に入射し、一次元方向(横方向)に走査されながら反射され、前記出射口15a(図2参照)から下方に向けて出力される。これにより、赤外線が、操作部12上を(投影表示面と平行)に一次元方向(横方向)に走査される。
前記フォトセンサ24は、ケース15の下面の入射口15b(図2参照)から入射された赤外線を検出するように設けられている。従って、ユーザの指が表示領域10中のどこかに触れると、赤外線がその指で反射して入射口15bから入射され、フォトセンサ24により検出される。このフォトセンサ24の検出に基づき、赤外線が表示領域10(投影表示された操作部12)のどの位置で反射したかを検出(特定)し、ユーザが指でタッチ操作した位置(操作されたボタン)を認識するように構成されている。尚、ここでは、ユーザの指が操作部12(左扉6の前面)に接近した状態も含めてタッチ(接触)操作と称しており、実際の接触の有無に拘わらず同様に認識(検出)される。
上記表示ユニット14には、図5にも示すように、コンピュータ(CPU)を主体としたコントローラ25が設けられている。図5に示すように、前記MEMSミラー21、可視光レーザダイオード18、赤外線レーザダイオード22は、夫々、ドライバ26、27、28を介してコントローラ25により制御されるようになっている。また、前記フォトセンサ24の検出信号がコントローラ25に入力される。さらに、コントローラ25は、報知手段としてのブザー29を制御(鳴動)するように構成されている。このコントローラ25は、冷蔵庫本体1の制御装置11に接続される。
前記コントローラ25のROM30には表示用データが記憶されており、コントローラ25は、その表示用データに基づいて投影表示機構16を制御し、所定の操作部12及び表示部13を投影表示するようになっている。このとき、前記表示部13の表示については、操作部12の操作結果に応じて変動されるようになっている。尚、この表示用データのイメージ画像は、上部が大きく下部が小さい等脚台形状に構成されており、これにより、長方形状に投影表示することができる。
また、操作部12及び表示部13に関し、ROM30に複数種類の表示用データを記憶しておくことにより、複数の表示モードを設け、それら表示モードのなかから選択的に投影表示するように構成しても良い。この場合、バラエティに富んだ操作部12や表示部13の表示が可能となる。例えば、レイアウトの異なる操作部12及び表示部13の表示用データを用意しておき、ユーザに好みのものを選ばせて表示したり、日本語表記と英語表記との表示モードを選択できたりすることができる。コントローラ25が自動で表示モードを切替える構成とすることもできる。
図3(a)は、操作部12及び表示部13の全ての表示がなされた状態の一例を示している。本実施形態では、左扉6の前面に投影表示される操作部12は、ユーザが手の指でタッチ操作する複数、この場合6個の操作ボタン31〜36を横一列に並んで備えている。前記表示部13は、それら操作ボタン31〜36の上側近傍に、各操作ボタン31〜36に対応して、第1〜第5表示部37〜41を横に並んで備えている。
具体的には、図3(a)に示すように、左から順に、「冷蔵」の操作部ボタン31、「冷凍」の操作ボタン32、「冷凍機能」の操作ボタン33、「製氷」の操作ボタン34、「節電」の操作ボタン35、「ホーム」の操作ボタン36が設けられている。そのうち、「冷蔵」、「冷凍」、「冷凍機能」、「製氷」、「節電」の操作ボタン31〜35については、円の中にそれらの文字を配置して構成され、表示ユニット14(投影表示機構16)により投影表示される。「ホーム」の操作ボタン36は、ほぼ五角形のマーク(家のイメージ)で設けられている。この「ホーム」の操作ボタン36だけは、例えば印刷により常に表示された状態となっている。
これに対し、表示部13のうち左端の第1表示部37は、「冷蔵」、「冷凍」の操作ボタン31、32に対応してそれらの中間的な位置に設けられ、「強」、「弱」の文字と、全体で円形に配置された5個の円弧ライン状のマークからなり、円弧ラインの点灯の数が強度レベルを表すインジケータとなる。その右の第2表示部38は、「冷凍機能」の操作ボタン33に対応し、上から順に「一気冷凍」、「熱もの冷凍」、「野菜冷凍」、「ドライ」の文字が、選択的に表示される。
その右の第3表示部39は、「製氷」の操作ボタン34に対応し、「一気製氷」、「製氷オフ」の文字が、選択的に表示される。その右の第4表示部40は、「節電」の操作ボタン35に対応し、上から順に「節電」、「おでかけ」、「ピークシフト」の文字が、選択的に表示される。右端の第5表示部41は、「ホーム」の操作ボタン36に対応し、「ecoモード」の文字と、「キー(鍵)」のマークとが、設定されたモードに応じて表示される。
前記コントローラ25は、投影表示機構16を制御し、左扉6の前面(表示領域10)に対し、操作部12の各操作ボタン31〜35を投影表示させると共に、表示部13の第1〜第5表示部37〜41を現状の設定情況に対応した形態で投影表示させる。これと共に、操作認識機構17により、ユーザの指による各操作ボタン31〜36のタッチ操作(近接操作)を監視する。
そして、コントローラ25は、各操作ボタン31〜36のタッチ操作を認識すると、操作結果に応じて表示部13の表示の変更を行うと共に、操作ボタン31〜35の表示の変更(例えば反転表示)を行い、操作に応じた設定信号を、前記冷蔵庫本体1の制御装置11に送信する。更に本実施形態では、コントローラ25は、操作認識機構17が、操作部12が指で操作されたことを認識したときに、ブザー29により例えば「ピッ」という報知音を鳴らせてユーザに報知を行う。
また、コントローラ25は、投影表示機構16のオン、オフの制御も行う。即ち、コントローラ25は、操作部12が最後に操作されてから、非操作状態が所定時間連続したとき、つまりユーザによる操作がない状態で一定時間(例えば30秒)が経過したときに、投影表示機構16をオフする。また、コントローラ25は、前記左扉6が開放された旨の信号が、制御装置11から送信されたときに、投影表示機構16をオフする。更に、コントローラ25は、ユーザのオフ操作、例えば「ホーム」の操作ボタン36の操作があったときに、投影表示機構16をオフする。この場合、「ホーム」の操作ボタン36のダブルタップなどの特殊操作があったときにオフする構成としても良い。
このような投影表示機構16のオフ状態では、操作部12及び表示部13の表示が消されて、操作ボタン31〜35の操作が受付けられることはないが、「ホーム」の操作ボタン36のみは常に表示されている。このとき、操作認識機構17は依然としてオンされていて、「ホーム」の操作ボタン36がタッチ操作されたかどうかを常に監視するようになっている。この場合、赤外線の走査は表示時に比べてゆっくりで良いので、走査スピードを低くすることにより、消費電力を小さく抑えることができる。そして、「ホーム」の操作ボタン36が操作された場合に、コントローラ25は、投影表示機構16をオンし、ユーザによる操作部12の操作や表示部13の表示の確認が可能となる。
従って、本実施形態では、操作認識機構17が、左扉6の所定位置にユーザの指が接触したことを検出する検出手段としての機能を兼用するようになっている。また、コントローラ25が、検出手段により指の接触を検出したときに投影表示機構16をオンさせる制御手段としての機能を果たすようになっている。尚、前記操作認識機構17が、投影表示されていない操作部12(操作ボタン31〜36の配置部分)のどこかがタッチ操作されたことを検出したときに、投影表示機構16をオンする構成としても良い。この場合、操作部12が投影される部分全体が所定位置となる。
尚、本実施形態では、前記表示ユニット14は、冷蔵庫本体1(断熱箱体2)の上面部に取外し可能に設けられている。図示はしないが、断熱箱体2の上面には表示ユニット14をねじ止め固定するための取付部が設けられ、この取付部にケース15がねじ止めされることにより、表示ユニット14は、図1、図2に示すように、先端側を前方に突出させた状態で固定される。
また、冷蔵庫本体1の梱包時、輸送時などにおいては、表示ユニット14は、取付部から取外され、冷蔵庫本体1に対する付属品(別部品)として梱包される。家庭等での設置時に、冷蔵庫本体1に取付けられる。このとき、図示しないコネクタにより、表示ユニット14と冷蔵庫本体1(制御装置11)との電気的な接続が図られ、表示ユニット14の駆動電源も冷蔵庫本体1側から供給される。
次に、上記構成の作用・効果について述べる。上記構成においては、従来のような物体としての表示パネルを扉に設ける代りに、投影表示機構16及び操作認識機構17を備えた表示ユニット14を、冷蔵庫本体1の天井部上面に設けた。この表示ユニット14の投影表示機構16により、冷蔵庫本体1の前面の左扉6の表面に、操作部12及び表示部13の画像が投影表示され、左扉6の表面にいわばヴァーチャルな(厚みの存在しない)操作パネルが出現する。そして、ユーザが指で操作部12の操作ボタン31〜36をタッチ操作すると、操作認識機構17によりその操作が認識されるので、操作を確定することができる。
従って、本実施形態によれば、従来のような扉の前面部に組込んでいた操作パネルと異なり、冷蔵庫本体1の扉6の断熱材の厚みに影響を与えることなく、つまり冷却性能に影響を与えることなく、操作部12及び表示部13を設けることができるという優れた効果を得ることができる。また、操作パネルとしてのデザイン(大きさも含む)の自由度も高いものとすることができる。
特に本実施形態では、操作部12(操作ボタン31〜36のいずれか)が指で操作されたことを操作認識機構17が認識したときに、ブザー29の鳴動によりユーザに報知する構成としたので、操作部12の操作を受付けたかどうかを、ユーザに判りやすく知らせることができる。
そして、本実施形態では、常に表示されている「ホーム」の操作ボタン36(左扉6の所定位置)にユーザの指が接触したことを操作認識機構17が検出したときに、投影表示機構16をオンさせて操作部12及び表示部13を表示させる構成としたので、必要時にのみ表示を行うことができて、無駄なく済ませることができる。この場合、投影表示機構16のオフ時に、ユーザによる所定位置の操作を検出する検出手段を、操作認識機構17が兼用する構成としたので、より簡単な構成で済ませることができる。
更に、表示ユニット14の投影表示機構16を、非操作状態が所定時間連続したとき、左扉6が開放されたとき、ユーザのオフ操作があったときに、オフする構成としたので、不要時にあっては、操作部12及び表示部13の表示をオフすることができ、省エネルギーを図ることができる。
ところで、本実施形態では、表示ユニット14を冷蔵庫本体1の上壁部に位置して設ける構成とし、下向きに投影表示及び赤外線照射を行うので、ユーザや他の障害物に邪魔されることなく、投影表示や操作の認識を良好に行うことができる。このとき、操作の認識(検出)に上下向きの赤外線の反射を利用することになるが、本実施形態の操作部12においては、複数の操作ボタン31〜36を横方向に並んで備える構成としたので、縦並びの場合と比較して、より確実に検出することができ、誤認識を抑制することができる。
また、冷蔵庫本体1の上壁部に位置して設けられた表示ユニット14は、使用時においては、ケース15の先端側部分(出射口15及び入射口15b部分)が冷蔵庫本体1(左扉6)よりも前方に突出しているので、そのままでは、梱包、輸送時に邪魔になる虞がある。ところが、本実施形態では、表示ユニット14を、冷蔵庫本体1に対し取外し可能に設けるようにしたので、梱包、輸送時に取外して別部材(付属品)として取扱うことができ、この結果、突出部分が邪魔になる等の不具合を未然に防止することができる。
(2)第2〜第4の実施形態、その他の実施形態
図6、図7、図8は、夫々、第2、第3、第4の実施形態を示すものである。これら第2、第3、第4の実施形態では、夫々、表示ユニット51,52,53を、冷蔵庫本体1(断熱箱体2)の上面部に、先端側部分が前方に突出する使用位置と、後方に退避する退避位置との間で位置変位可能に設けるようにしており、以下、順に説明する。尚、表示ユニット51,52,53は、上記第1の実施形態の表示ユニット14と、ほぼ同等の構成を備え、前後方向に長い薄型矩形箱状のケース15内に、図示しない投影表示機構16及び操作認識機構17を備えて構成されている。
即ち、図6に示す第2の実施形態においては、表示ユニット51(ケース15)は、冷蔵庫本体1(断熱箱体2)の上面部に、前後方向にスライド移動可能に取付けられている。この場合、表示ユニット51は、冷蔵庫の使用時には、図6(a)に示すように、ケース15の先端側部分が前方に突出する使用位置に位置される。そして、梱包、輸送時には、図6(b)に示すように、後方に退避する(ケース15が左扉6から前方に突出しない)退避位置に移動される。これにより、突出部分が邪魔になる等の不具合を防止することができる。
図7に示す第3の実施形態においては、表示ユニット52(ケース15)は、冷蔵庫本体1(断熱箱体2)の上面部に、ケース15の後部側に位置して軸部54により垂直軸を中心に水平方向(矢印A方向)に回動可能に取付けられている。この場合、表示ユニット52は、冷蔵庫の使用時には、図7(a)に示すように、ケース15の先端側部分が前方に突出する使用位置に位置され、梱包、輸送時には、図7(b)に示すように、ケース15が左扉6から前方に突出しない(冷蔵庫本体1の上面部に重なる)退避位置に移動される。これにより、やはり、突出部分が邪魔になる等の不具合を防止することができる。
図8に示す第4の実施形態においては、表示ユニット53(ケース15)は、冷蔵庫本体1(断熱箱体2)の上面部に、ケース15の後部側に位置して軸部55により左右方向に延びる水平軸を中心に矢印B方向に回動可能(横から見て180度回転(反転)可能)に取付けられている。この場合、表示ユニット53は、冷蔵庫の使用時には、図8に実線で示すように、ケース15の先端側部分が前方に突出する使用位置に位置され、梱包、輸送時には、想像線で示すように、後方に上下反転して冷蔵庫本体1の上面部に重なる退避位置に移動される。これにより、やはり、突出部分が邪魔になる等の不具合を防止することができる。
尚、上記各実施形態では、観音開き式の扉のうち左扉6の前面に操作部12及び表示部13を投影表示するようにしたが、右側の扉7に投影表示する構成としても良い。冷蔵室がヒンジ開閉式の1枚の扉により開閉される場合にあっても、表示ユニットを同様に設けて操作部12及び表示部13を投影表示することができる。扉の開閉の邪魔にならないものであれば、表示ユニットを、冷蔵庫本体1の側壁部(例えば左側壁部)に設けて、速報から投影表示する構成とすることもできる。
また上記実施形態では、投影表示機構16のオフ時に、操作部12中の「ホーム」の操作ボタン36をユーザが操作したことを操作認識機構17が検出したときに、投影表示機構16をオンさせるように構成したが、ユーザによる所定位置の操作を検出する検出手段として、表示ユニット14(操作認識機構17)とは別体にセンサを設ける構成とすることもできる。この場合、例えば、扉の前面部の所定位置にタッチセンサを設けて、接触を検出するようにしたり、扉の前面の下辺部に沿って横に延びる検出光を出射するような光センサを設けて、接触を検出するようにしたりすることができる。このように別体の検出手段を採用すれば、投影表示機構16をオンさせるためのスイッチ手段を、ユーザが間違えることなく操作できるような任意の位置に設けることができる。
上記実施形態では、表示ユニットと冷蔵庫本体(制御装置)との電気的な接続をコネクタにより行うようにしたが、電波等を用いた無線接続とすることも可能である。その他、上記した各実施形態に限定されるものではなく、例えば、冷蔵庫本体の各室の構成(配置)や、操作部(操作ボタン)の種類や数、表示部の表示の形態等についても様々な変形例が考えられる。更には、表示ユニットの具体的な構造、例えば光学部品の配置や構成、光源の種類、投影や検出の方式等に関しても種々の変形が可能であるなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
図面中、1は冷蔵庫本体、6は左扉(扉)、10は表示領域、12は操作部、13は表示部、14,51,52,53は表示ユニット、15はケース、16は投影表示機構、17は操作認識機構(検出手段)、25はコントローラ(制御手段)、29はブザー(報知手段)、31〜36は操作ボタンを示す。

Claims (12)

  1. 冷蔵庫本体の前面に扉を備えると共に、設定操作を指示する操作部及びその操作結果を表示する表示部を備える冷蔵庫であって、
    前記扉の表面に前記操作部及び表示部を投影表示するための表示ユニットを備え、
    前記表示ユニットは、前記操作部及び表示部の画像を投影表示するための投影表示機構と、
    前記投影表示機構により前記扉の前面に投影された前記操作部が操作されたことを認識する操作認識機構とを有していることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記操作認識機構が、前記操作部が操作されたことを認識したときに、ユーザに報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記扉の所定位置にユーザが接触したことを検出する検出手段と、
    この検出手段によりユーザの接触を検出したときに、前記表示ユニットの投影表示機構をオンさせる制御手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫。
  4. 前記表示ユニットの操作認識機構が前記検出手段を兼用することを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。
  5. 前記検出手段は、前記表示ユニットとは別体に設けられたセンサからなることを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。
  6. 前記表示ユニットの投影表示機構は、非操作状態が所定時間連続したときにオフされることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記表示ユニットの投影表示機構は、前記扉が開放されたときにオフされることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記表示ユニットの投影表示機構は、ユーザによる前記操作部のオフ操作があったときにオフされることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記操作部は、複数の操作ボタンを横方向に並んで有していることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記表示ユニットは、前記冷蔵庫本体の上面部に、前方に突出する使用位置と、後方に退避する退避位置との間で位置変位可能に設けられていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記表示ユニットは、前記冷蔵庫本体に対し取外し可能に設けられていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  12. 前記表示ユニットの投影表示機構は、複数の表示モードを備え、それら表示モードのなかから選択的に表示することが可能に構成されていることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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