JP2014239359A - 表示装置、及びコンテンツ視聴システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 各人のプライバシーを保護しながら安心で簡単な操作が可能な表示装置を提供する。
【解決手段】 コンテンツ配信装置とネットワークを介して通信可能な表示装置であって、複数のユーザーに関するアカウントを管理し、コンテンツ配信装置から認証を受けるために複数のアカウントの少なくとも一つを含むユーザー認証情報を作成するユーザー認証部と、ユーザー認証情報とコンテンツ選択情報とをコンテンツ配信装置に送信し、ユーザー認証情報に含まれるアカウントに基づいて特定されたコンテンツを一意に識別可能なコンテンツ識別情報を含むコンテンツ情報をコンテンツ配信装置から受信する通信部と、通信部が受信したコンテンツ情報を表示する表示部と、コンテンツ情報に基づいて少なくとも一つのコンテンツを選択し、選択したコンテンツのコンテンツ識別情報に基づいてコンテンツ選択情報を作成する選択操作部と、を備えることを特徴とする表示装置を提供する。
【選択図】 図1(a)
【解決手段】 コンテンツ配信装置とネットワークを介して通信可能な表示装置であって、複数のユーザーに関するアカウントを管理し、コンテンツ配信装置から認証を受けるために複数のアカウントの少なくとも一つを含むユーザー認証情報を作成するユーザー認証部と、ユーザー認証情報とコンテンツ選択情報とをコンテンツ配信装置に送信し、ユーザー認証情報に含まれるアカウントに基づいて特定されたコンテンツを一意に識別可能なコンテンツ識別情報を含むコンテンツ情報をコンテンツ配信装置から受信する通信部と、通信部が受信したコンテンツ情報を表示する表示部と、コンテンツ情報に基づいて少なくとも一つのコンテンツを選択し、選択したコンテンツのコンテンツ識別情報に基づいてコンテンツ選択情報を作成する選択操作部と、を備えることを特徴とする表示装置を提供する。
【選択図】 図1(a)
Description
本発明は、表示装置、及びコンテンツ視聴システムに関する。
本技術分野の背景技術として、特開2009−260712号公報(特許文献1)がある。この公報には、「所定の操作の実行を制限されている操作者に対して、権限を有する許可者が簡易な操作で許可を与えることにより、上記操作者が上記制限されている操作を実行可能とする。」と記載されている。
前記特許文献1には、様々な使用環境、使用状況に応じてユーザーにとって使い勝手が十分ではなかった。例えば、特許文献1には、操作を制限されている操作者に対して、権限を有する許可者が許可するようにするものであり、例えばテレビ受信機で、ネットワークに接続して動画配信番組を視聴するような場合に、許可者(例えば親)が不在時に購入した子供向けの有料コンテンツを簡単に視聴できないなど使い勝手が悪かった。
上記課題を解決するためには、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用すればよく、例えば特許請求の範囲に記載のように、コンテンツ配信装置とネットワークを介して通信可能な表示装置であって、複数のユーザーに関するアカウントを管理し、コンテンツ配信装置から認証を受けるために複数のアカウントの少なくとも一つを含むユーザー認証情報を作成するユーザー認証部と、ユーザー認証情報とコンテンツ選択情報とをコンテンツ配信装置に送信し、ユーザー認証情報に含まれるアカウントに基づいて特定されたコンテンツを一意に識別可能なコンテンツ識別情報を含むコンテンツ情報をコンテンツ配信装置から受信する通信部と、通信部が受信したコンテンツ情報を表示する表示部と、コンテンツ情報に基づいて少なくとも一つのコンテンツを選択し、選択したコンテンツのコンテンツ識別情報に基づいてコンテンツ選択情報を作成する選択操作部と、を備えることを特徴とする表示装置を提供することで達成できる。
本発明によれば、より使い勝手のよい表示装置を提供できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明に係る第一の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態では、映像や音声や文字情報などのコンテンツをインターネットで配信するサービス(以下、IPTVサービスと呼ぶ)を利用する場合を例として説明するが、本実施例に限定されるものではない。
IPTVサービスは、その形態から、ストリーミング、ダウンロード、およびプログレッシブダウンロードの3つのサービスに大別される。ストリーミングは、サーバーからコンテンツのデータをクライアントに逐次配信し、クライアントでは到着したデータから映像や音声等を再生することでユーザーに提示する。このため、十分に帯域の広いネットワークがある場合に、ほぼリアルタイムにユーザーがコンテンツを視聴可能なことが特徴である。
ダウンロードはクライアントがサーバーからあらかじめコンテンツデータのすべてを取得して蓄積しておき、蓄積完了後に視聴再生を行う。このため、リアルタイムに視聴する必要が無い場合、予めすべてのコンテンツデータを配信完了して蓄積することで、ユーザーが所望のタイミングで何度も視聴することが可能であり、十分に帯域の広いネットワークでなくてもコンテンツ配信を受けられることが特徴である。
また、プログレッシブダウンロードは、これら2つの中間に位置し、コンテンツのすべての配信が完了する前に、端末に蓄積された中から逐次視聴を行う。これにより、必ずしも蓄積完了を待つ必要が無く、帯域が十分広くない場合にも蓄積時間を短縮することができ、また、蓄積完了後であればユーザー所望のタイミングで何度も視聴できるというメリットを提供できる。
IPTVサービスを含むコンテンツ配信サービスにおいては、ユーザーが配信サービスを受ける対価としてのサービス事業者による利用料の課金が行われることが多い。このとき、ユーザーが正規利用者として予め登録されており、識別子(ID)を手がかりに、パスワード(指紋等の生体情報等でもよい)、氏名および住所等の各種情報が管理される。
有料となるコンテンツの配信の場合は、蓄積あるいは視聴する際の課金情報を記録可能であり、別途指定される支払い方法により利用料の支払いが可能であることが確認される。配信サービスの利用段階においては、登録情報の識別子(ID)およびパスワードによる管理情報との照合を行い、サービスを利用可能にするためのユーザー認証を受ける必要がある。この認証された正規利用者には、配信を受けるコンテンツの選択や検索、そのほかの情報配信等のサービスを選択するためにコンテンツ視聴ポータル画面を提供することが多い。
また、ユーザーが使用する機器が、サービス事業者が推奨する機器であるか、あるいは、機器内で動作する配信サービスを受けるプログラムが推奨のプログラムであるかなどを、配信サービスに先行して通信により確認する機器認証を行うことが多い。これにより、無断にコピーや移動、改変などの著作権法等の法令を違反する行為や、コンテンツの不正利用を防止する。
このとき、コンテンツを予め共通鍵暗号方式で暗号化しておき、認証された正規利用者のみが復号できるように、または認証された正規接続機器でのみ復号できるように、更には、正規利用者が認証された正規接続機器でのみ復号できるように、暗号を解読するための鍵を別途受け取りコンテンツと結び付けて保持することがある。また、公開鍵暗号化方式を用いて、公開鍵と秘密鍵を接続機器側、あるいはサービス事業者で用意し、秘密鍵を利用者登録時等に接続機器に送り、サービス事業者と接続機器でそれぞれ暗号化、復号化に用いても良い。一般にこれら復号のための鍵は、コンテンツ再生の期限や回数、および、再生可能なユーザーや機器等の再生条件とともに記録される。以下、暗号化のための鍵を暗号鍵、復号のための鍵を復号鍵と呼ぶ。
このように、IPTVサービスのサービス事業者は、ユーザー認証と機器認証、および、復号鍵の関係付けにより、コンテンツやサービスの提供者の代行として、コンテンツ配信サービス等をユーザーに安全に提供し、確実な課金を行うこととなる。以降、ユーザーは所望するコンテンツの配信を受け、正しくコンテンツ再生等のサービスを授受することとなる。さらにこれらに基づいて、ユーザーは著作権に基づいて再生できる権利に対応させて結び付けたコンテンツを保持することが可能となる場合もある。
ユーザーは、このようにして得られたコンテンツおよび復号鍵を用いて所定の機器によりコンテンツの再生を行うが、これらは通常同一装置、同一ユーザーが前提となっている。これに対して、同一ユーザーが複数の装置を所有しており、同じコンテンツを別の装置で再生したい場合には、同一コンテンツに対しても再度課金されてしまう不便さがある。そのため、再生できる権利を有する同一ユーザーであればサービス事業者が許容する機器台数の範囲内において、複数の機器においてコンテンツを再生することを許可するサービスがある。
また、コンテンツと同様にアプリケーションソフトウェアをダウンロード購入して、機器側でアプリケーションソフトウェアを動作させることによりその機能を享受するサービスもある。さらに、認証された正規利用者には、上記のコンテンツの場合と同様にダウンロードできる権利を有する同一ユーザーであればサービス事業者が許容する機器台数の範囲内において、複数の機器でアプリケーションをダウンロードすることを許可するサービスもある。
[システム構成]
図1(a)は、第一の実施形態に係るネットワーク端末システムの一実施例を示すブロック構成図である。
図1(a)は、第一の実施形態に係るネットワーク端末システムの一実施例を示すブロック構成図である。
本実施例のネットワーク端末システムは、例えば、テレビ受信機1、テレビ受信機2、無線ルーター5、外部ネットワーク6、コンテンツ配信サーバー7から構成される。図示の例は、家庭や店舗等で、テレビ受信機1またはテレビ受信機2でネットワークに接続して動画配信番組を視聴する場合の例である。
無線ルーター5は、Wi−Fiなどの無線LAN機能を備え、通信回線を経由して外部ネットワーク6に接続できる。また、無線ルーター5は、テレビ受信機1、テレビ受信機2と有線LANまたは無線LANで接続されており、テレビ受信機1またはテレビ受信機2は、無線ルーター5を介してインターネット網から情報を入手することができる。
ここで、Wi−Fiは、IEEE(米国電気電子学会)の規格「IEEE 802.11a/IEEE 802.11b」で策定された無線LAN(Local Area Network)の標準規格である。
ここで、Wi−Fiは、IEEE(米国電気電子学会)の規格「IEEE 802.11a/IEEE 802.11b」で策定された無線LAN(Local Area Network)の標準規格である。
コンテンツ配信サーバー7は、映像、音声等のコンテンツを蓄積し、ネットワークに接続されたテレビ受信機1またはテレビ受信機2の要求に応じてコンテンツを配信する。コンテンツ配信サーバー7は外部ネットワーク6と接続され、テレビ受信機1またはテレビ受信機2は無線ルーター5を経由して外部ネットワーク6に接続されたコンテンツ配信サーバー7と情報の送受信や、コンテンツおよび暗号化されたコンテンツを復号するための鍵等のコンテンツに関する情報の受信を行うことができる。
以下、本発明に係る第一の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
[テレビ受信機のハードウェア構成]
図1(b)は、テレビ受信機1の構成図の一例である。なお、テレビ受信機2の各部の構成は、テレビ受信機1と同様のため説明を省略する。テレビ受信機1は、例えば、アンテナ11に接続され、チューナ・復調部12、選局制御部13、信号分離部14、音声復号部15、スピーカ16、音声出力部17、映像復号部18、重畳部19、表示部20、映像出力部21、通信I/F22、入力手段23、制御部24、メモリ25、ストレージ26など有し、それぞれの処理部がバス28を介して接続される。
図1(b)は、テレビ受信機1の構成図の一例である。なお、テレビ受信機2の各部の構成は、テレビ受信機1と同様のため説明を省略する。テレビ受信機1は、例えば、アンテナ11に接続され、チューナ・復調部12、選局制御部13、信号分離部14、音声復号部15、スピーカ16、音声出力部17、映像復号部18、重畳部19、表示部20、映像出力部21、通信I/F22、入力手段23、制御部24、メモリ25、ストレージ26など有し、それぞれの処理部がバス28を介して接続される。
テレビ受信機1の各種動作機能は、アプリケーションプログラムにより実現する。このアプリケーションプログラムはストレージ26に格納されており、制御部24がストレージ26から上記プログラムをメモリ25に展開し、制御部24が上記プログラムを実行することでさまざまな機能を実現する。以下の説明では簡単のために、制御部24が各プログラムを実行して実現する各種機能を、メモリ25に展開された「各種プログラム機能部」が主体となって実現することとして説明する。
上記アプリケーションプログラムは、テレビ受信機1が出荷時点で予めストレージ26に格納されていても良いし、CD(Compact Disk)・DVD(Digital Versatile Disk)などの光学メディアや半導体メモリ等の媒体に格納されて、図示しない媒体接続部を介してテレビ受信機1にインストールされても良い。また、通信I/F22及び無線ルーター5を介して外部ネットワーク6からダウンロードしてインストールすることも可能である。なお、上記アプリケーションプログラムによる各種機能は、同様の機能を持つ処理部としてハードウェアで実現することも可能である。ハードウェアとして実現する場合は、各処理部が主体となって各機能を実現する。
入力手段23は、ユーザーからのテレビ受信機1に対する入力操作を受け付ける入力デバイスであり、例えば、リモコン、キーボード、マウス等のポインティングデバイス等が相当する。
制御部24は、入力手段23を介してユーザーの入力操作を受け取り、選局制御部13、信号分離部14、重畳部19、メモリ25(各種プログラム機能部)、ストレージ26、通信I/F22等の各処理部を制御する。
チューナ・復調部12は、選局制御部13に制御され、所望のサービスのチャンネルに同調する。アンテナ11を介し受信した放送局8からの所望のデジタル放送信号を選局し、放送信号を復調してトランスポートストリームを生成する。
選局制御部13は、入力手段23を介してサービスを選局する指示を受け、選局するチャンネルを切り替えるようにチューナ・復調部12を制御する。また、選局制御部13は、各種プログラム機能部からの指示により、現在放送中のイベント(番組)を放送しているサービス(チャンネル番号)およびそのサービスが属する放送提示単位に切り替えるようにチューナ・復調部12を制御する。
通信I/F22は、有線LANまたは無線LANにより無線ルーター5に接続される。通信I/F22は無線ルーター5を介して外部ネットワーク6に接続された装置とも各種情報を送受信可能である。例えば、外部ネットワーク6と接続されたコンテンツ配信サーバー7等から、IP放送やビデオオンデマンドなどの形態でコンテンツストリーム(映像音声ストリーム)を受信することが可能である。また、外部ネットワーク6と接続されたコンテンツ配信サーバー7等から映像ストリームやアプリケーションプログラムをダウンロードすることも可能である。ダウンロードしたデータまたは情報は、例えばストレージ26に格納される。また、無線ルーター5との通信機能に加えてまたはこれに替えて、Wi‐Fi(登録商標)などの無線LAN、IrDA(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの方法で外部の機器と無線ルーター5を介さずに直接通信するように構成してもよい。通信I/F22は、異なる通信方式を行うチップをそれぞれ実装しても良い。また、複数の通信方式を扱う1つのチップとして実装されていても良い。以下、通信I/F22は無線ルーター5を介して外部ネットワーク6に接続されたコンテンツ配信サーバー7と各種情報を送受信する例を説明するが、上述のとおり無線ルーター5を介さずに各種情報を直接送受信してもよい。
信号分離部14は、チューナ・復調部12で得たトランスポートストリームや、通信I/F22を介して得たコンテンツのストリームについて、映像データ、音声データ、字幕文データ、番組情報等、種類ごとに分離する。また番組情報(例えば、番組配列情報(SI))を取得し、他の処理ブロックに送信する機能を有する。また、他の処理部からデータ送信要求があった場合には、指定されたデータを、要求元へ送信する。
音声復号部15は、信号分離部14で分離した音声データを復号する。音声復号部15で復号された音声情報は、スピーカ16から出力される。音声復号部15で復号された音声情報は、音声出力部17から外部機器へ出力してもよい。
映像復号部18は、信号分離部14で分離した映像データを復号する。映像復号部18で復号された映像情報は、重畳部19に送られる。
重畳部19は、映像復号部18から送られる復号映像情報に、各種プログラム機能部で作成されたEPG画像、OSD画像や、信号分離部14で分離された各種情報(字幕情報、字幕スーパー、データ放送データ等)から生成された画像等を重畳する。また、重畳部19は、後述するブラウザエンジン2101で作成されたブラウザ表示画面と映像信号とを合成したり、またはそれらの選択切換を行う。重畳部19を経た映像情報は表示部20で表示される。
表示部20は、例えばテレビやパソコンのディスプレイあるいは液晶パネル等によって構成され、放送・配信された映像や各種操作をするためのUI、Webブラウザ、ストレージ26に格納された画像等の表示を行なう。また、重畳部19を経た映像情報は、映像出力部21から外部機器へ出力してもよい。表示する画像、映像はアプリケーションプログラムで生成された画像でもよく、チューナ・復調部12を介して受信したコンテンツの画像、映像でもよく、通信I/F22を介して外部ネットワーク6上のサーバーから受信した画像、映像でもよい。
また、信号分離部14で所定の番組についてのトランスポートストリームを分離し、映像や音声を復号せずに出力するデジタルI/F27を設けてもよい。
また、信号分離部14で所定の番組についてのトランスポートストリームを分離し、映像や音声を復号せずに出力するデジタルI/F27を設けてもよい。
ストレージ26は、アプリケーションプログラムや、アプリケーションプログラムで作成した各種情報を保存する。また、チューナ・復調部12や通信I/F22にて受信した信号から映像音声ストリーム等のコンテンツを保存することができる。メモリ25は、制御部24の制御により、ストレージ26に格納しているアプリケーションプログラムの機能部が展開される。
表示部20にて表示する画像や映像は、アプリケーションプログラムで生成された画像、チューナ・復調部12を介して受信したコンテンツの画像や映像、通信I/F22を介して外部ネットワーク6上のコンテンツ配信サーバー7から受信した画像や映像のいずれも可能である。
また本実施例では、テレビ受信機を使用する例を説明するが、表示部やスピーカを省略したレコーダーを用い、外部接続されたテレビ受信機やディスプレイ、スピーカに同様の映像音声を提示させることで本実施例を実施することも可能である。また、本実施例では1はテレビ受信機として説明をするが、STB(セットトップボックス)、やレコーダーなどで代替することも可能であり、この場合は図1(b)のテレビ受信機の構成からスピーカ16や表示部20を省略することも可能である。
また、前述した通信I/Fを備えたPC、モニター装置、タブレット端末等によっても本実施例を実施することも可能である。この場合は図1(b)のテレビ受信機の構成からアンテナ11、チューナ・復調部12、選局制御部13および信号分離部14を省略することも可能である。
[サーバーのハードウェア構成]
図1(c)はコンテンツ配信サーバー7の構成図の一例である。コンテンツ配信サーバー7は、例えば、通信I/F50、制御部51、メモリ52、ストレージ53から構成され、それぞれの処理部がバス57を介して接続される。
図1(c)はコンテンツ配信サーバー7の構成図の一例である。コンテンツ配信サーバー7は、例えば、通信I/F50、制御部51、メモリ52、ストレージ53から構成され、それぞれの処理部がバス57を介して接続される。
コンテンツ配信サーバー7は、アプリケーションプログラムをストレージ53に格納しており、制御部51がストレージ53から上記プログラムをメモリ52に展開し、制御部51が上記プログラムを実行することで各種機能を実現することができる。以後の説明では簡単のために、制御部51が各アプリケーションプログラムを実行して実現する各種機能を、メモリ52に展開された「各種プログラム機能部」が主体となって実現するものとして説明する。
通信I/F50は、外部ネットワーク6に接続され、外部ネットワーク6を経由して無線ルーター5に接続され、テレビ受信機1またはテレビ受信機2の通信I/F22と各種情報の送受信を行う。
制御部51は、通信I/F50、メモリ52(各種プログラム機能部)、ストレージ53を制御する。また、制御部51は、ストレージ53のコンテンツ54に蓄積されたコンテンツを通信I/F50、外部ネットワーク6を介してテレビ受信機1またはテレビ受信機2に渡す機能も有する。
ストレージ53は、アプリケーションプログラムや、アプリケーションプログラムで作成した各種情報を保存する。また、コンテンツ、機器認証情報およびユーザー認証情報などをユーザー管理情報55に蓄積する機能も持つ。メモリ52は、制御部51の制御により、ストレージ53に格納しているアプリケーションプログラムの機能部が展開される。
[テレビ受信機のソフトウェア構成]
図2(a)は、図1(b)における、テレビ受信機1またはテレビ受信機2の構成のうちメモリ25とストレージ26の構成を示す図である。図2(a)においてストレージ26は、ブラウザプログラム2001、ユーザー認証プログラム2006、コンテンツ再生プログラム2007および各種アプリケーションプログラム2008を格納している。これらのプログラムは制御部24によりメモリ25に展開され、制御部24がプログラムを実行することでブラウザエンジン2101、ユーザー認証部2106、コンテンツ再生部2107および各種アプリケーション部2108としての機能を実現する。ブラウザプログラム2001、ユーザー認証プログラム2006、コンテンツ再生プログラム2007および各種アプリケーションプログラム2008は、製品の出荷時点でストレージ26に格納しておいてもよく、通信I/F22を介してダウンロードしてもよい。制御部24はこれらのプログラムを実行して各種機能を実現するが、以下の説明では、説明を簡単にするため、メモリ25内の各機能部が主体となって各種機能を実現するものとして説明する。
図2(a)は、図1(b)における、テレビ受信機1またはテレビ受信機2の構成のうちメモリ25とストレージ26の構成を示す図である。図2(a)においてストレージ26は、ブラウザプログラム2001、ユーザー認証プログラム2006、コンテンツ再生プログラム2007および各種アプリケーションプログラム2008を格納している。これらのプログラムは制御部24によりメモリ25に展開され、制御部24がプログラムを実行することでブラウザエンジン2101、ユーザー認証部2106、コンテンツ再生部2107および各種アプリケーション部2108としての機能を実現する。ブラウザプログラム2001、ユーザー認証プログラム2006、コンテンツ再生プログラム2007および各種アプリケーションプログラム2008は、製品の出荷時点でストレージ26に格納しておいてもよく、通信I/F22を介してダウンロードしてもよい。制御部24はこれらのプログラムを実行して各種機能を実現するが、以下の説明では、説明を簡単にするため、メモリ25内の各機能部が主体となって各種機能を実現するものとして説明する。
ブラウザエンジン2101は、HTMLパーサー2102、データベース作成部2103、レンダリング部2104および画像処理部2105の各機能ブロックから構成される。
HTMLパーサー2102は、制御部24を介して取得したHTMLデータの論理的な構造を解析する。また、取得したHTMLデータを解釈し、テレビ受信機1で使用する内部データへ変換することができる。
データベース作成部2103は、そのHTMLデータ構造に関するデータベースを生成する。
レンダリング部2104は、データベースを基に各タグで決められた表現形式の情報を含むレイアウト構造を生成し、このレイアウト構造を基に、大きさ、位置、画像を取り込んだデータの通りにブラウザ表示画面を生成する。
画像処理部2105は、HTMLデータに画像タグで指定された画像ファイルの配置及び画像ファイル名などの画像ファイル情報に基づいて、取得した画像ファイルをビットマップ形式等の画像データに変換する。
HTMLパーサー2102は、制御部24を介して取得したHTMLデータの論理的な構造を解析する。また、取得したHTMLデータを解釈し、テレビ受信機1で使用する内部データへ変換することができる。
データベース作成部2103は、そのHTMLデータ構造に関するデータベースを生成する。
レンダリング部2104は、データベースを基に各タグで決められた表現形式の情報を含むレイアウト構造を生成し、このレイアウト構造を基に、大きさ、位置、画像を取り込んだデータの通りにブラウザ表示画面を生成する。
画像処理部2105は、HTMLデータに画像タグで指定された画像ファイルの配置及び画像ファイル名などの画像ファイル情報に基づいて、取得した画像ファイルをビットマップ形式等の画像データに変換する。
ユーザー認証部2106は、コンテンツ配信サーバー7からの認証を受けるために、ユーザーによる入力手段23を用いて入力されたアカウントとアカウントに関連付けられたパスワード(以下ユーザー認証情報という)を、通信I/F22、無線ルーター5を経由して、外部ネットワーク6に接続されたコンテンツ配信サーバー7に対して送信する。ユーザー認証情報はストレージ26の各種データに記憶することができ、2回目以降に認証を行う場合は、各種データに記憶されたユーザー認証情報を参照することにより認証情報の入力を省略することもできる。また、上記のユーザー認証情報はユーザーによる操作によって表示部20に表示させたり、テレビ受信機1の購入時に添付された書類等によってユーザーが確認できるものとする。また、テレビ受信機1のMACアドレスを機器IDとして、テレビ受信機1のストレージ26や図示しない不揮発性メモリなどに格納してもよい。
コンテンツ配信サーバー7は、テレビ受信機1から送信された認証情報と予め登録された認証情報とを比較し、認証情報が一致する場合は、テレビ受信機1のユーザー認証部2106に対して接続を許可する。一方、認証情報が誤っている場合には、コンテンツ配信サーバー7は接続を許可しない。
コンテンツ配信サーバー7は、テレビ受信機1から送信された認証情報と予め登録された認証情報とを比較し、認証情報が一致する場合は、テレビ受信機1のユーザー認証部2106に対して接続を許可する。一方、認証情報が誤っている場合には、コンテンツ配信サーバー7は接続を許可しない。
上記は認証方法の一例であり、認証の方法や認証成功時に送受信する情報の暗号化の方法などは公知の技術を用いればよく、本実施例では特に限定をしない。
コンテンツ再生部2107は、外部ネットワーク6を介して、コンテンツ配信サーバー7から配信されるコンテンツ(例えば映画やドラマなど)のデータやコンテンツ情報を受信し、逐次受信した映像や音声等を再生することでユーザーに提示する。本実施例では、ストリーミングによるコンテンツの配信および再生の場合について説明するが、サーバーからコンテンツのデータを予めすべて取得して蓄積しておき、蓄積完了後に視聴再生を行うこともできる。この場合は、コンテンツデータは、ストレージ26のコンテンツ2201に格納される。
また、コンテンツの再生停止位置の情報は、コンテンツ配信サーバー7のストレージ53のユーザー管理情報55にレジューム情報として記憶することができ、同一ユーザーによる同一コンテンツの再生を再開する場合には、レジューム情報から再生停止した位置データを取得して再生開始位置とすることができる。レジューム情報は、テレビ受信機1のユーザー認証情報を参照してユーザー毎に管理される。なお、サーバーからコンテンツのデータを予めすべて取得しておいて視聴再生を行う場合は、テレビ受信機1のストレージ26の各種データに保存するようにしてもよい。
また、コンテンツの再生停止位置の情報は、コンテンツ配信サーバー7のストレージ53のユーザー管理情報55にレジューム情報として記憶することができ、同一ユーザーによる同一コンテンツの再生を再開する場合には、レジューム情報から再生停止した位置データを取得して再生開始位置とすることができる。レジューム情報は、テレビ受信機1のユーザー認証情報を参照してユーザー毎に管理される。なお、サーバーからコンテンツのデータを予めすべて取得しておいて視聴再生を行う場合は、テレビ受信機1のストレージ26の各種データに保存するようにしてもよい。
各種アプリケーション部2108は、ブラウザエンジン2101、コンテンツ再生部2107など図2(a)に示すアプリケーション以外に、ユーザーが好みに合わせてコンテンツ配信サーバー7からダウンロードを行ったアプリケーションを示す。各アプリケーションは、入力手段23によりユーザーからの操作を受け、表示部20に表示されたアプリケーション起動用アイコン選択することにより起動する。
[サーバーのソフトウェア構成]
図2(b)は、図1(c)における、コンテンツ配信サーバー7の構成のうちメモリ52とストレージ53の構成を示す図である。図2(b)においてストレージ53は、ユーザー管理プログラム3001、コンテンツ管理プログラム3002およびコンテンツ配信プログラム3003を格納している。これらのプログラムは制御部51によりメモリ52に展開され、制御部51がプログラムを実行することでユーザー管理部3101、コンテンツ管理部3102およびコンテンツ配信部3103としての機能を実現する。ユーザー管理プログラム3001、コンテンツ管理プログラム3002およびコンテンツ配信プログラム3003は、予め外部ストレージなどに格納することができる。制御部51はこれらのプログラムに従って各種機能を実現するが、以下の説明では、説明を簡単にするため、メモリ52内の各機能部が主体となってそれぞれの機能を実現するものとして説明する。
図2(b)は、図1(c)における、コンテンツ配信サーバー7の構成のうちメモリ52とストレージ53の構成を示す図である。図2(b)においてストレージ53は、ユーザー管理プログラム3001、コンテンツ管理プログラム3002およびコンテンツ配信プログラム3003を格納している。これらのプログラムは制御部51によりメモリ52に展開され、制御部51がプログラムを実行することでユーザー管理部3101、コンテンツ管理部3102およびコンテンツ配信部3103としての機能を実現する。ユーザー管理プログラム3001、コンテンツ管理プログラム3002およびコンテンツ配信プログラム3003は、予め外部ストレージなどに格納することができる。制御部51はこれらのプログラムに従って各種機能を実現するが、以下の説明では、説明を簡単にするため、メモリ52内の各機能部が主体となってそれぞれの機能を実現するものとして説明する。
ユーザー管理部3101は、ユーザー毎に認証を行うためのユーザー認証情報と、ユーザーが所有する機器を特定するための機器情報などを管理する。テレビ受信機1または2のユーザー認証情報を基に、ユーザー毎に認証を行い、認証されたテレビ受信機1または2のユーザーをアカウントで区別して管理する。また、アカウントは、各テレビ受信機1または2に対して複数のアカウントを割り当てることができ、さらにアカウント間の従属関係を指定することができる。また、ユーザー認証情報および機器情報は、それぞれストレージ53のユーザー管理情報55および機器情報56に保存される。
ユーザー管理部3101は、通信I/F50、外部ネットワーク6を通してテレビ受信機1、2のユーザーにより入力手段23を用いて入力されたユーザー認証情報と、ユーザーが使用する機器の機器情報を取得し、予め記憶されているユーザー認証情報と照合することで正規の登録ユーザーであるかどうか、また、ユーザーが所有する機器がサービス事業者により許可された同一ユーザーの機器台数内であるかどうかを確認する。もし、ユーザー認証情報が正しくなかったり、許可された機器台数を超えているような場合は、エラー情報を返信する機能を持つ。また、ユーザー管理部3101は、外部ネットワーク6、無線ルーター5を経由して接続されるテレビ受信機1または2の設定権限を持つアカウント(プライマリ管理者)を別に設定することができる。本実施例では、テレビ受信機1または2の設定権限を有するユーザーは、アカウント(プライマリ管理者)として登録できるものとする。
ユーザー管理部3101は、通信I/F50、外部ネットワーク6を通してテレビ受信機1、2のユーザーにより入力手段23を用いて入力されたユーザー認証情報と、ユーザーが使用する機器の機器情報を取得し、予め記憶されているユーザー認証情報と照合することで正規の登録ユーザーであるかどうか、また、ユーザーが所有する機器がサービス事業者により許可された同一ユーザーの機器台数内であるかどうかを確認する。もし、ユーザー認証情報が正しくなかったり、許可された機器台数を超えているような場合は、エラー情報を返信する機能を持つ。また、ユーザー管理部3101は、外部ネットワーク6、無線ルーター5を経由して接続されるテレビ受信機1または2の設定権限を持つアカウント(プライマリ管理者)を別に設定することができる。本実施例では、テレビ受信機1または2の設定権限を有するユーザーは、アカウント(プライマリ管理者)として登録できるものとする。
コンテンツ管理部3102は、コンテンツまたはアプリケーションデータ、およびこれらに付随する情報から構成されるコンテンツ情報またはアプリケーション情報を管理する。動画などのコンテンツ情報は、コンテンツを一意に識別するためのコンテンツID、コンテンツフォーマット、コンテンツ説明情報(ジャンル、タイトル、出演者、内容など)、コンテンツデータ、およびコンテンツのサイズや表示に適する装置の対象、コンテンツの配信サービスあるいは配信されたコンテンツを再生視聴したことにより発生する料金、視聴期間などを記録する。
また、アプリケーション情報は、アプリケーションを一意に識別するためのアプリケーションID、アプリケーション説明情報、アプリケーションのサイズや表示に適する装置の対象、アプリケーションをダウンロードしたことにより発生する料金等を記録する。
なお、これら各種情報は、ハードディスク等の記録メディアを用いて記録され、コンテンツ管理部3102が管理するメモリ上に読み込まれてもよい。また、コンテンツまたはアプリケーションデータと、コンテンツまたはアプリケーションデータを説明するデータ(メタデータ)等としていくつかに分けて管理してもよい。インターネット等の通信経路にて悪意の第3者から保護するためにRSA暗号技術などを用いて暗号化されたコンテンツを解読して再生するための鍵情報を管理するようにしてもよい。なお、これら各種情報は、ハードディスク等の記録メディアを用いて記録され、コンテンツ管理部3102が管理するメモリ上に読み込まれてもよい。
コンテンツ配信部3103は、通信I/F50、外部ネットワーク6を通してテレビ受信機1などの機器からの配信要求に基づき、ストレージ53のコンテンツ54に蓄積された動画などのコンテンツを接続機器の表示性能に合わせて配信制御を行うことができる。本実施例では、コンテンツ54は内容が同じ複数の解像度のコンテンツを有しており、配信時の機器認証情報により表示性能に合わせたコンテンツを配信する。なお、高画質(HD)のみのコンテンツを蓄積しておいて、配信時に表示性能に合わせて適宜ダウンコンバートして配信するようにしてもよい。
[データ形式]
図3(a)は、コンテンツ配信サーバー7のユーザー管理部3101で管理されるユーザー管理情報55の内容例を示すデータテーブルである。ユーザー管理部3101で管理するユーザー管理情報55には、アカウント101、パスワード102、一意のユーザー名103、氏名、住所および連絡先などが記憶されている。本実施例では、パスワードによるユーザー認証を前提に説明するが、指静脈や指紋、音声、顔画像、虹彩等の一般的生体認証などであってもよく、その場合には適宜ユーザー認証情報の項目が変わる。ユーザー認証情報は、テレビ受信機1またはテレビ受信機2等の機器からコンテンツ配信サービスにログインするときのログイン情報として使用される。
図3(a)は、コンテンツ配信サーバー7のユーザー管理部3101で管理されるユーザー管理情報55の内容例を示すデータテーブルである。ユーザー管理部3101で管理するユーザー管理情報55には、アカウント101、パスワード102、一意のユーザー名103、氏名、住所および連絡先などが記憶されている。本実施例では、パスワードによるユーザー認証を前提に説明するが、指静脈や指紋、音声、顔画像、虹彩等の一般的生体認証などであってもよく、その場合には適宜ユーザー認証情報の項目が変わる。ユーザー認証情報は、テレビ受信機1またはテレビ受信機2等の機器からコンテンツ配信サービスにログインするときのログイン情報として使用される。
図3(b)は、コンテンツ配信サーバー7のユーザー管理部3101で管理される機器情報56の内容例を示すデータテーブルである。機器情報56には、アカウント101、ユーザーが利用する機器を示す機器ID104および機器種別105などが含まれており、機器を一意に識別するための情報であり、事前にユーザーがコンテンツ配信サービス事業者に登録したり、機器のプロファイル情報を読み込むことにより自動的に取得するようにしてもよい。また、本実施例では、アカウント101が「A000101」のユーザーは、機器ID104に示す機器を2台所有していることを示しており、機器種別105がそれぞれスマートテレビとして機器登録されていることを示している。また、機器ID104は、MAC(Media Access Control)アドレスなどの機器固有の情報を使用することもできる。さらに、再生可能なコンテンツの種類の区別、映像処理能力のリソース情報等をあらかじめ機器IDと関連付けてデータベースとして蓄積しておくこともできる。
図3(c)は、コンテンツ配信サーバー7で管理されるアカウントの属性関係の内容例を示すデータテーブルである。最上位のアカウント階層であるプライマリアカウント106と、その下の階層のセカンダリアカウント(1)107およびセカンダリアカウント(2)108の二つの階層から構成されており、セカンダリアカウント(1)107およびセカンダリアカウント(2)108は、プライマリアカウント106の従属関係であることを示している。なお、プライマリアカウントに従属するセカンダリアカウントは三つ以上登録可能であっても良い。
図3(d)は、アカウント証明書の内容例を示すデータテーブルである。上記アカウント証明書は、テレビ受信機1を用いてログインしてコンテンツ配信サーバー7の認証を受けたことを証明する場合の例であり、テレビ受信機1でコンテンツ配信サービスなどを利用する場合に、事前に保存したアカウント証明書により自動的にログインを行うことができる。アカウント証明書は、アカウント109、ユーザー名110、証明書ID111、証明書の発行年月日112、証明書の有効期限年月日113から構成され、アカウント109と証明書ID111を関連付けてユーザー管理情報55に保存される。また、アカウント証明書は、改ざんなど防止するためにRSA方式などにより暗号化して使用される。また、プライマリアカウントでログインしたユーザーは、従属関係にあるセカンダリアカウントのアカウント証明書も取得することができる。ここで、アカウント証明書は、証明情報とも呼ぶ。また、セカンダリアカウントは、家族アカウントとも呼ぶ。
[初回設定]
以下、ネットワーク端末システムを最初に使用する場合の初回設定時の動作例について、図4〜図7を用いて説明する。
以下、ネットワーク端末システムを最初に使用する場合の初回設定時の動作例について、図4〜図7を用いて説明する。
図4は、第一の実施例に係る初回設定時の動作シーケンスの一例を示す図である。図4は、テレビ受信機1の入力手段23を用いた入力により、テレビ受信機1のプライマリアカウントが、コンテンツ配信サーバー7に対して図3(c)に示すデータ形式でアカウントの従属設定等の初回設定を行う場合の動作を示すシーケンス図である。テレビ受信機2で初回設定を行う場合も同様の動作であるため説明を省略する。
図5は、テレビ受信機1のメニュー画面の表示例を示す。
S101:図5において、メニュー画面201の「ユーザー情報設定」202を入力手段23により選択すると、テレビ受信機1の制御部24は、「コンテンツ情報設定」アプリを起動する。
S102:次に、テレビ受信機1の制御部24は、「コンテンツ情報設定」アプリからの指令によりブラウザエンジン2101を起動する。
S103:ブラウザエンジン2101は、予め設定されたリンク情報によりリンクされたコンテンツ配信サーバー7にアクセスを行い、ログイン画面情報を要求する。
S104:コンテンツ配信サーバー7は、ログイン画面情報をテレビ受信機1に送信する。
S105:ブラウザエンジン2101は、受け取ったログイン画面情報を基にログイン画面を生成し、表示部20にユーザー情報設定画面に入るためのログイン画面を表示する。
S106:テレビ受信機1のブラウザエンジン2101は、入力手段23により入力されたユーザーアカウントおよびパスワードの文字列を、ログイン情報としてコンテンツ配信サーバー7に送信する。
S107:コンテンツ配信サーバー7は、ユーザー管理部3101によりユーザー管理情報55を参照し、正規の登録ユーザーであればユーザーを認証する。
S108:テレビ受信機1は、コンテンツ配信サーバー7からユーザー認証を受けると、ユーザーが利用する機器を一意に識別するための機器IDをコンテンツ配信サーバー7に送信する。
S109:コンテンツ配信サーバー7は、ユーザー管理部3101により機器情報56を参照し、正規の登録機器または許可された機器台数以内であれば機器を認証する。
S110:テレビ受信機1のブラウザエンジン2101は、コンテンツ配信サーバー7に対してユーザー情報設定画面情報を要求する。
S111:コンテンツ配信サーバー7は、ユーザー情報設定画面情報を生成しテレビ受信機1に送信する。
S112:テレビ受信機1のブラウザエンジン2101は、受け取ったユーザー情報設定画面情報を基にユーザー情報設定画面を生成し、表示部20に表示する。
図6は、ユーザー情報設定画面204の表示例を示す。
図6において、「アカウント」タブ205は、ログイン情報を参照して表示されたアカウントを示す。「機器ID」タブ206は、テレビ受信機1等の機器を一意に識別するための機器IDを示す。機器IDは、機器に張り付けられたラベル、別メニュー等から確認でき、ユーザーが入力手段23を用いて入力する。また、機器IDはMAC(Media Access Control)アドレスなどの機器固有の情報を使用することもできる。「機種種別」タブ207は、図示しないリストからプルダウン形式などのGUIで入力手段23を用いて選択した機種種別が表示される。「セカンダリアカウント1」208aおよび「セカンダリアカウント2」208bは、プライマリアカウントの下の階層のアカウントを示し、本実施例では同じ階層の2つのセカンダリアカウントを、入力手段23を用いて設定できるものとするが、セカンダリアカウント間でも別階層に設定することもできる。また、セカンダリアカウントは、図示しない別メニューや、PC等で取得または登録したものを使用する。「共有/制限設定」ボタン209a、209bは、セカンダリアカウントに対する共有または制限内容を設定するために、後述する図7の別メニューに遷移するためのボタンを示す。「設定」ボタン210は、ユーザー情報設定画面での入力データを確定するためのボタンを示す。
図7は、セカンダリアカウント共有・制限設定画面の表示例を示す。
図7のセカンダリアカウント共有・制限設定画面211において、セカンダリアカウント1に設定されたアカウント「A000102」に対する「ジャンル」、「タイトル」等について共有タブ215または制限タブ214などを設定することができる。「ジャンル1」タブ212aまたは「ジャンル2」タブ212bは、コンテンツのジャンルを示し、図示しないリストからプルダウン形式などのGUIで入力手段23を用いて制限タブ214を選択することにより本ジャンルに含まれる一部のコンテンツまたは本ジャンルを表示しないようにできる。また、共有タブ215を選択することにより本ジャンルに含まれるコンテンツまたは本ジャンルをプライマリアカウントとセカンダリアカウント間で共有することができる。同様に、「タイトル1」タブ213aまたは「タイトル2」タブ213bについても、タイトル毎に共有または制限などを設定することができる。また制限設定については、視聴年齢制限を指定できるようにしてもよい。この場合は、例えばPG12(12歳未満(小学生以下)視聴注意)の場合は、視聴年齢制限を「11歳」に設定すると、ジャンルを許可してもコンテンツに含まれる視聴年齢制限情報がPG12以上の場合は視聴できるコンテンツを制限することができる。「設定」ボタン216は、セカンダリアカウント共有・制限設定画面での入力データを確定し、ユーザー情報設定画面に戻るためのボタンを示す。
図7のセカンダリアカウント共有・制限設定画面211において、セカンダリアカウント1に設定されたアカウント「A000102」に対する「ジャンル」、「タイトル」等について共有タブ215または制限タブ214などを設定することができる。「ジャンル1」タブ212aまたは「ジャンル2」タブ212bは、コンテンツのジャンルを示し、図示しないリストからプルダウン形式などのGUIで入力手段23を用いて制限タブ214を選択することにより本ジャンルに含まれる一部のコンテンツまたは本ジャンルを表示しないようにできる。また、共有タブ215を選択することにより本ジャンルに含まれるコンテンツまたは本ジャンルをプライマリアカウントとセカンダリアカウント間で共有することができる。同様に、「タイトル1」タブ213aまたは「タイトル2」タブ213bについても、タイトル毎に共有または制限などを設定することができる。また制限設定については、視聴年齢制限を指定できるようにしてもよい。この場合は、例えばPG12(12歳未満(小学生以下)視聴注意)の場合は、視聴年齢制限を「11歳」に設定すると、ジャンルを許可してもコンテンツに含まれる視聴年齢制限情報がPG12以上の場合は視聴できるコンテンツを制限することができる。「設定」ボタン216は、セカンダリアカウント共有・制限設定画面での入力データを確定し、ユーザー情報設定画面に戻るためのボタンを示す。
S113:図6で「設定」ボタン210を、入力手段23を用いて選択すると、ユーザー情報設定画面を閉じて、コンテンツ配信サーバー7に対してユーザー情報設定情報を送信する。
S114:コンテンツ配信サーバー7は、テレビ受信機1からのユーザー情報設定情報を受け取ると、ユーザー管理情報55に登録する。
S115:登録が完了すると、応答通知をテレビ受信機1に対して送信する。
[動作フロー/シーケンス]
図8は、第一の実施形態に係る動作シーケンスの一例を示す図である。図8は、コンテンツ配信サーバー7からテレビ受信機1にコンテンツを配信し、テレビ受信機1でコンテンツを視聴する場合の一実施例を示す。また、画面の表示例と処理の関係について、図5、図9〜図12を用いて説明する。
図8は、第一の実施形態に係る動作シーケンスの一例を示す図である。図8は、コンテンツ配信サーバー7からテレビ受信機1にコンテンツを配信し、テレビ受信機1でコンテンツを視聴する場合の一実施例を示す。また、画面の表示例と処理の関係について、図5、図9〜図12を用いて説明する。
S201:図5において、メニュー画面201の「コンテンツ配信サービス」203を入力手段23により選択すると、テレビ受信機1の制御部24は、「コンテンツ配信サービス」アプリを起動する。
S102〜S109:図4のステップS102〜S109同じため説明を省略する。
S202:テレビ受信機1のブラウザエンジン2101は、コンテンツ一覧情報をコンテンツ配信サーバー7に対して要求する。
S203:コンテンツ配信サーバー7は、テレビ受信機1から受け取ったアカウントが、事前に登録されたプライマリアカウントかどうか判断し、プライマリアカウントの場合は(S203:YES)、オリジナルのコンテンツ一覧(1)情報を送信する。
S204:プライマリアカウントでない場合は(S203:NO)、コンテンツ一覧(2)情報を送信する。コンテンツ一覧(2)情報は、オリジナルのコンテンツ一覧(1)情報に比較して、購入済みのジャンル、タイトルなどの制限されたコンテンツ一覧情報であり、コンテンツ購入に関する課金情報などを含めないようにもできる。
S205:ブラウザエンジン2101は、コンテンツ一覧情報に含まれる、コンテンツを一意に識別するためのコンテンツID、コンテンツ説明情報(ジャンル、タイトル、出演者、内容など)、コンテンツの再生視聴時の料金、視聴期間等を参照し、表示部20に図9または図11に示すようなコンテンツ一覧表示画面を表示する。
図9は、コンテンツ一覧(1)情報に基づくコンテンツ一覧表示画面の表示例を示し、図11は、コンテンツ一覧(2)情報に基づくコンテンツ一覧表示画面の表示例を示す。
また、図10は、コンテンツ一覧(1)情報に基づくコンテンツ詳細表示画面の表示例を示し、図12は、コンテンツ一覧(2)情報に基づくコンテンツ詳細表示画面の表示例を
示す。
また、図10は、コンテンツ一覧(1)情報に基づくコンテンツ詳細表示画面の表示例を示し、図12は、コンテンツ一覧(2)情報に基づくコンテンツ詳細表示画面の表示例を
示す。
図9において、コンテンツ一覧表示画面220には、コンテンツタイトル名221、「視聴料金・視聴期間」225等が表示される。また、「ジャンル」と表記された「戻る」ボタン222は、入力手段による操作により上の階層に戻るためのボタンであり、一つ前のジャンル階層に戻ることができる。図9の例では、映画のジャンルの内の「邦画」223を選択していることを示している。「終了」ボタン224は、入力手段23による操作によりコンテンツ一覧表示画面220の表示を終了する。
次に、入力手段23によりコンテンツ一覧表示画面で視聴したいコンテンツのコンテンツタイトル名221が選択されると、図10に示すコンテンツ詳細表示画面226が表示される。
図10において、コンテンツ詳細部227には、タイトル、出演者、内容詳細などが表示される。「プレビュー」ボタン229は、コンテンツ内容の一部を確認するためのボタンである。インデックス画面228はコンテンツの一場面を表す静止画像であり、「プレビュー」ボタン229により、コンテンツ内容の一部を再生することもできる。「視聴料金・視聴期間」230は、各コンテンツの解像度毎の購入料金や購入後の最初の再生からの視聴可能な期間を示す。「購入」ボタン231a、231bは、コンテンツを選択、購入するためのボタンである。コンテンツ購入後は、図12に示すコンテンツ一覧(2)情報に基づくコンテンツ詳細表示画面と同様のコンテンツ詳細表示画面で再生することができる。「戻る」ボタン232は、図9のコンテンツ一覧表示画面に戻るためのボタンである。
図10において、コンテンツ詳細部227には、タイトル、出演者、内容詳細などが表示される。「プレビュー」ボタン229は、コンテンツ内容の一部を確認するためのボタンである。インデックス画面228はコンテンツの一場面を表す静止画像であり、「プレビュー」ボタン229により、コンテンツ内容の一部を再生することもできる。「視聴料金・視聴期間」230は、各コンテンツの解像度毎の購入料金や購入後の最初の再生からの視聴可能な期間を示す。「購入」ボタン231a、231bは、コンテンツを選択、購入するためのボタンである。コンテンツ購入後は、図12に示すコンテンツ一覧(2)情報に基づくコンテンツ詳細表示画面と同様のコンテンツ詳細表示画面で再生することができる。「戻る」ボタン232は、図9のコンテンツ一覧表示画面に戻るためのボタンである。
図11では、図9と比較して、コンテンツタイトルは購入済みのものが表示され、購入済みのコンテンツは、「視聴料金・視聴期間」225の代わりに「期限」233が表示される。「期限」233は、視聴期限までの残時間が表示される。また、図12では、図10と比較して、「視聴料金・視聴期間」230の代わりに「期限」234が表示され、「プレビュー」ボタン229の代わりに「再生開始」ボタン235が表示される。また「購入」ボタン231a、231bは表示されない。
S206:コンテンツ一覧表示画面220で選択されたコンテンツが購入済みかどうか判定する。なお、コンテンツ一覧(2)情報によるコンテンツ一覧表示画面の場合は、購入済みコンテンツのみ表示されるため、購入済みコンテンツ(S206:YES)の処理のみになる。
S207:購入済みコンテンツでない場合は(S206:NO)、図10の画面の「購入」ボタン231a、231bでコンテンツ購入することができる。コンテンツを購入する場合は、図10の「購入」ボタン231a、231bを選択することにより、コンテンツ配信サーバー7に対して、コンテンツ選択情報を送信する。コンテンツ配信サーバー7は、図示しないステップによりコンテンツ購入画面情報を生成し、テレビ受信機1に対して送信する。以下、コンテンツ購入についての詳細説明は省略する。
S208:購入済みコンテンツの場合は(S206:YES)、図12において入力手段23により「再生開始」ボタン235が選択されると、制御部24はコンテンツ配信サーバー7に対して、上記選択されたコンテンツを一意に識別するためのコンテンツIDに基づいて作成されたコンテンツ選択情報を送信する。
S209:コンテンツ配信サーバー7は、コンテンツの復号をするための鍵情報を生成して、テレビ受信機1に対して鍵情報を送信する。鍵情報としては、復号鍵に加え、コンテンツ毎にコンテンツID、有効期限(または有効回数)等で構成される。なお、この鍵情報の送信ステップS209は、コンテンツに暗号化が必要な場合であって、不要な場合には省略してもよい。
S210:テレビ受信機1は、コンテンツ配信サーバー7から鍵情報を受信し、コンテンツの受信準備が完了すると、コンテンツ配信サーバー7に対して配信開始要求を送信する。
S211:コンテンツ配信サーバー7は、コンテンツ配信部3103によりコンテンツ配信を開始する。
S212:テレビ受信機1のコンテンツ再生部2107は、復号鍵がある場合にはそれを用いて復号してコンテンツの再生を開始する。
S213:入力手段23により「再生停止」ボタン(図示していない)が選択される。
S214:「再生停止」ボタン(図示していない)が選択されると、配信停止要求をコンテンツ配信サーバー7に送信する。
S215:コンテンツ配信サーバー7のコンテンツ配信部3103は、コンテンツの終端を検出した場合は配信停止を指示する。
S216:ステップS215でコンテンツ配信サーバー7がコンテンツの終端を検出した場合、またはステップS214でテレビ受信機1から配信停止要求を受け取った場合は、コンテンツの配信を停止する。
S217:コンテンツの配信を停止すると、テレビ受信機1に対してコンテンツ配信終了通知を送信する。
S218:テレビ受信機1のコンテンツ再生部2107は、コンテンツ配信終了の通知を受けると、コンテンツの再生を停止する。
ここで、本実施例では、コンテンツ配信サーバーからテレビ受信機にコンテンツを配信し、テレビ受信機でコンテンツを視聴する場合について説明したが、Webコンテンツを視聴する場合についても同様に実施することができる。この場合は、コンテンツのタイトル、ジャンルなどの代わりに制限または共有したいURL(Uniform Resource Locator)について、「制限」設定または「共有」設定などを行うようにすればよい。また、「制限」設定の場合は、Webフィルタリング機能を有効にするようにしてもよい。
このように、テレビ受信機などを複数のユーザーで共有する場合、プライマリアカウントの従属関係にあるセカンダリアカウント(家族アカウント)を持つユーザーは、購入済みのジャンル、タイトル、URLなどの制限されたコンテンツ一覧表示画面からコンテンツを視聴することができ、各人のプライバシーを保護しながら安心で簡単な操作が可能となる。
以下、本発明に係る第二の実施形態を、図13および図14を用いて説明する。
また、第一の実施形態と比較し、異なるところを強調して説明する。システム構成、ハードウェア構成、およびソフトウェア構成については、第一の実施形態と同様の動作であるため説明を省略する。
また、第一の実施形態と比較し、異なるところを強調して説明する。システム構成、ハードウェア構成、およびソフトウェア構成については、第一の実施形態と同様の動作であるため説明を省略する。
[初回設定]
図13は、第二の実施形態に係る初回設定時の動作シーケンスの一例を示す図である。図13は、テレビ受信機1の入力手段23を用いた入力により、テレビ受信機1のプライマリアカウントのユーザーが、コンテンツ配信サーバー7に対して従属アカウントによるログインを簡単に行うためのアカウント証明書を取得する場合の動作を示すシーケンス図である。テレビ受信機2で初回設定を行う場合も同様のため省略する。また、画面の表示例と処理の関係については、図14を用いて説明する。
第一の実施形態の図4に対して、ステップS110〜ステップS115の代わりに、ステップS301〜ステップS307が追加になっている。
図13は、第二の実施形態に係る初回設定時の動作シーケンスの一例を示す図である。図13は、テレビ受信機1の入力手段23を用いた入力により、テレビ受信機1のプライマリアカウントのユーザーが、コンテンツ配信サーバー7に対して従属アカウントによるログインを簡単に行うためのアカウント証明書を取得する場合の動作を示すシーケンス図である。テレビ受信機2で初回設定を行う場合も同様のため省略する。また、画面の表示例と処理の関係については、図14を用いて説明する。
第一の実施形態の図4に対して、ステップS110〜ステップS115の代わりに、ステップS301〜ステップS307が追加になっている。
S101〜S109:図4の動作ステップと同様のため説明を省略する。
S301:テレビ受信機1のブラウザエンジン2101は、コンテンツ配信サーバー7に対してアカウント証明書取得画面情報を要求する。
S302:コンテンツ配信サーバー7は、アカウント証明書取得画面情報を生成しテレビ受信機1に送信する。
S303:テレビ受信機1のブラウザエンジン2101は、受け取ったアカウント証明書取得画面情報を基にアカウント証明書取得画面を生成し、表示部20に表示する。
図14は、アカウント証明書取得画面236の表示例を示す。
図14において、「アカウント」タブ237は、ログインしているプライマリアカウントを示す。「セカンダリアカウント」タブ238a、238bは、図6で設定したセカンダリアカウントを示す。「セカンダリアカウント」タブ238a、238bは、「証明書取得」ボタン239a、239bを、入力手段23を用いて選択することにより、証明書の発行を要求することができる。図4のステップS114でユーザー情報設定が登録されると、従属アカウントであるセカンダリアカウントのアカウント証明書を取得することができる。
S304:図14で「証明書取得」ボタン239aまたは239bを、入力手段23を用いて選択すると、コンテンツ配信サーバー7に対してアカウント証明書の発行を要求する。
S305:コンテンツ配信サーバー7は、図3(d)の形式でユーザー管理情報55に保存されているアカウント証明書を生成する。
S306:コンテンツ配信サーバー7は、生成したアカウント証明書を、テレビ受信機1に通知する。
S307:テレビ受信機1は、取得したアカウント証明書をストレージの各種データに保存する。
[動作フロー/シーケンス]
図15は、第二の実施形態に係る動作シーケンスの一例を示す図である。図15は、コンテンツ配信サーバー7からテレビ受信機1にコンテンツを配信し、テレビ受信機1でコンテンツを視聴する場合の一実施例を示す。また、画面の表示例と処理の関係について、図5、図16を用いて説明する。
第一の実施形態の図8に対して、ステップS102〜S109(図4と同じ)およびステップS202〜S207の代わりに、ステップS401〜S408が追加になっている。
図15は、第二の実施形態に係る動作シーケンスの一例を示す図である。図15は、コンテンツ配信サーバー7からテレビ受信機1にコンテンツを配信し、テレビ受信機1でコンテンツを視聴する場合の一実施例を示す。また、画面の表示例と処理の関係について、図5、図16を用いて説明する。
第一の実施形態の図8に対して、ステップS102〜S109(図4と同じ)およびステップS202〜S207の代わりに、ステップS401〜S408が追加になっている。
S201:図5において、メニュー画面201の「コンテンツ配信サービス」203を入力手段23により選択すると、テレビ受信機1の制御部24は、「コンテンツ配信サービス」アプリを起動する。
S401:次に、テレビ受信機1の制御部24は、「コンテンツ配信サービス」アプリからの指令によりブラウザエンジン2101を起動する。
S402:ブラウザエンジン2101は、アカウント証明書が存在する場合は、ログイン画面要求より優先してアカウント証明書をコンテンツ配信サーバー7に送信する。なお、図示しないメニュー等による設定により、アカウント証明書を一時的に無効にするようにもできる。この場合は、図4または図8で説明した通常のログイン画面が表示され、ユーザー認証情報による操作も可能となる。また、複数のサービスを利用するような場合は、アカウント証明書リストからプルダウン形式などのGUIで利用サービスのアカウント証明書を選択するようにしてもよい。
S403:コンテンツ配信サーバー7は、受け取ったアカウント証明書のユーザー認証情報を基に、ユーザー管理情報55に登録されたユーザー認証情報を参照し正規の登録ユーザーであればユーザーを認証する。
S404:テレビ受信機1は、コンテンツ配信サーバー7からユーザー認証を受けると、ユーザーが利用する機器を一意に識別するための機器IDをコンテンツ配信サーバー7に送信する。
S405:コンテンツ配信サーバー7は、ユーザー管理部3101により機器情報56を参照し、正規の登録機器または許可された機器台数以内であれば機器を認証する。
S406:テレビ受信機1のブラウザエンジン2101は、コンテンツ一覧情報をコンテンツ配信サーバー7に対して要求する。
S407:コンテンツ配信サーバー7は、テレビ受信機1から受け取ったアカウント証明書のアカウントが事前に登録されたプライマリアカウントと従属関係にあるセカンダリアカウントであるので、図8に示すステップS203:NOの処理と同様にコンテンツ一覧(2)情報を送信する。
S408:ブラウザエンジン2101は、コンテンツ一覧情報に含まれる、コンテンツを一意に識別するためのコンテンツID、コンテンツ説明情報(ジャンル、タイトル、出演者、内容など)等を参照し、表示部20に図16に示すようなコンテンツ一覧表示画面を表示する。
図16は、コンテンツ一覧(2)情報に基づくコンテンツ一覧表示画面の表示例を示す。
図16のコンテンツ一覧表示画面240において、タイトル241a、241b、241cは、プライマリアカウントが購入したコンテンツや無料のコンテンツの内、図7でアカウント証明書が示すセカンダリアカウントに対して「共有」の設定がされているコンテンツまたは「制限」の設定がされていないコンテンツを示し、図9または図11に対して簡略化されたコンテンツ一覧表示画面になっている。タイトル241a、241b、241cは、グラフィカルアイコン等のオブジェクトで表示してもよい。また、コンテンツの一部を表す静止画像などをオブジェクトとして表示することもできる。
S208〜S218:図8の説明と同様のため省略する。
ここで、第一の実施形態と同様に、Webコンテンツを視聴する場合についても実施することができる。
このように、アカウント証明書の証明情報を用いることによりログインのための入力を省略することもできるため、従属関係にあるセカンダリアカウント(家族アカウント)を持つユーザーは、簡単な操作でコンテンツを視聴することができる。また、サービス事業者は、コンテンツ配信サービスを安全に提供できる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するためにシステム全体を詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、上記実施例では、表示部20を備えたテレビ受信機1、テレビ受信機2等を用いて実施例の説明を行ったが、表示部を外部に備えたSTB(セットトップボックス)やレコーダー等によっても同様にして本発明を実施することができる。また、通信I/Fを備えたPC、モニター装置、タブレット端末等によっても同様にして本実施例を実施することができる。
1 テレビ受信機
2 テレビ受信機
5 無線ルーター
6 外部ネットワーク
7 コンテンツ配信サーバー
8 放送局
12 チューナ・復調部
13 選局制御部
14 信号分離部
15 音声復号部
16 スピーカ
17 音声出力部
18 映像復号部
19 重畳部
20 表示部
21 映像出力部
22 通信I/F
23 入力手段
24 制御部
25 メモリ
26 ストレージ
27 デジタルI/F
50 通信I/F
51 制御部
52 メモリ
53 ストレージ
2 テレビ受信機
5 無線ルーター
6 外部ネットワーク
7 コンテンツ配信サーバー
8 放送局
12 チューナ・復調部
13 選局制御部
14 信号分離部
15 音声復号部
16 スピーカ
17 音声出力部
18 映像復号部
19 重畳部
20 表示部
21 映像出力部
22 通信I/F
23 入力手段
24 制御部
25 メモリ
26 ストレージ
27 デジタルI/F
50 通信I/F
51 制御部
52 メモリ
53 ストレージ
Claims (14)
- コンテンツ配信装置とネットワークを介して通信可能な表示装置であって、
複数のユーザーに関するアカウントを管理し、前記コンテンツ配信装置から認証を受けるために前記複数のアカウントの少なくとも一つを含むユーザー認証情報を作成するユーザー認証部と、
前記ユーザー認証情報とコンテンツ選択情報とを前記コンテンツ配信装置に送信し、前記ユーザー認証情報に含まれるアカウントに基づいて特定されたコンテンツを一意に識別可能なコンテンツ識別情報を含むコンテンツ情報を前記コンテンツ配信装置から受信する通信部と、
前記通信部が受信したコンテンツ情報を表示する表示部と、
前記コンテンツ情報に基づいて少なくとも一つのコンテンツを選択し、前記選択したコンテンツのコンテンツ識別情報に基づいて前記コンテンツ選択情報を作成する選択操作部と、
を備えることを特徴とする表示装置。 - 前記コンテンツ情報は、前記複数のアカウントのうち第一のアカウントに対して前記コンテンツ配信装置が提供する第一のコンテンツ情報、または前記第一のアカウントより下位のアカウント階層の第二のアカウントに対して提供する第二のコンテンツ情報であり、
前記表示部は、前記第一のコンテンツ情報または前記第二のコンテンツ情報を区別して表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記第二のコンテンツ情報は、前記第一のコンテンツ情報に比して、含まれる前記コンテンツ識別情報が制限されたコンテンツ情報であることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記第二のコンテンツ情報は、前記第一のコンテンツ情報の少なくとも一部を共有するコンテンツ情報であることを特徴とする請求項2または3に記載の表示装置。
- 前記第二のアカウントは、前記コンテンツ配信装置が備えるアカウント管理部により許可される前記第一のアカウントにより設定されることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の表示装置。
- 前記通信部は、前記コンテンツ配信装置が発行した前記第二のアカウントを認証したことを示す証明情報を前記コンテンツ配信装置から受信し、ログイン時に前記証明情報を前記コンテンツ配信装置に送信し、
前記表示部は、前記証明情報と前記コンテンツ識別情報とに関連付けられたオブジェクトを表示し、
前記選択操作部は、前記オブジェクトの選択を受け付け、
前記表示部に表示された前記オブジェクトの選択を前記選択操作部が受け付けた場合に、前記コンテンツ配信装置が備えるログイン処理部により前記第二のアカウントが認証されることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の表示装置。 - コンテンツ配信装置とネットワークを介して通信可能な表示装置であって、
複数のユーザーに関するアカウントを管理し、前記複数のアカウントのうち第一のアカウントが設定した前記第一のアカウントに従属する第二のアカウントが前記コンテンツ配信装置に認証されていることを示す証明情報を記憶するユーザー認証部と、
前記証明情報とコンテンツ選択情報とを前記コンテンツ配信装置に送信し、前記証明情報に含まれるアカウントに基づいて特定されたコンテンツを一意に識別可能なコンテンツ識別情報を含むコンテンツ情報を前記コンテンツ配信装置から受信する通信部と、
前記通信部が受信したコンテンツ情報を表示する表示部と、
前記コンテンツ情報に基づいて少なくとも一つのコンテンツを選択し、前記選択したコンテンツのコンテンツ識別情報に基づいて前記コンテンツ選択情報を作成する選択操作部と、
を備えることを特徴とする表示装置。 - 表示装置と、コンテンツ配信装置と、を備えるコンテンツ視聴システムであって、
前記表示装置は、
複数のユーザーに関するアカウントを管理し、前記コンテンツ配信装置から認証を受けるために前記複数のアカウントの少なくとも一つを含むユーザー認証情報を作成するユーザー認証部と、
前記ユーザー認証情報とコンテンツ選択情報とを前記コンテンツ配信装置に送信し、コンテンツ情報を前記コンテンツ配信装置から受信する第一の通信部と、
前記第一の通信部が受信した前記コンテンツ情報を表示する表示部と、
前記コンテンツ情報に基づいて少なくとも一つのコンテンツを選択し、前記選択したコンテンツのコンテンツ識別情報に基づいて前記コンテンツ選択情報を作成する選択操作部と、
を備え、
前記コンテンツ配信装置は、
前記表示装置から、前記ユーザー認証情報と前記コンテンツ選択情報とを受信し、前記ユーザー認証情報に含まれるアカウントに基づいて特定されたコンテンツを一意に識別可能な前記コンテンツ識別情報を含む前記コンテンツ情報を前記表示装置に送信する第二の通信部と、
前記ユーザー認証情報に含まれる前記アカウントを認証するログイン処理部と、
を備える
ことを特徴とするコンテンツ視聴システム。 - 前記コンテンツ情報は、前記複数のアカウントのうち第一のアカウントに対して前記コンテンツ配信装置が提供する第一のコンテンツ情報、または前記第一のアカウントより下位のアカウント階層の第二のアカウントに対して提供する第二のコンテンツ情報であり、
前記表示部は、前記第一のコンテンツ情報または前記第二のコンテンツ情報を区別して表示することを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ視聴システム。 - 前記第二のコンテンツ情報は、前記第一のコンテンツ情報に比して、含まれる前記コンテンツ識別情報が制限されたコンテンツ情報であることを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ視聴システム。
- 前記第二のコンテンツ情報は、前記第一のコンテンツ情報の少なくとも一部を共有するコンテンツ情報であることを特徴とする請求項8または9に記載のコンテンツ視聴システム。
- 前記コンテンツ配信装置は、前記第一のアカウントに対して前記第二のアカウントの設定を許可するアカウント管理部を備えることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載のコンテンツ視聴システム。
- 前記第二の通信部は、前記コンテンツ配信装置が前記第二のアカウントを認証したことを示すために発行した証明情報を前記表示装置に送信し、ログイン時に前記証明情報を前記表示装置から受信し、
前記第一の通信部は、前記証明情報を前記コンテンツ配信装置から受信し、ログイン時に前記証明情報を前記コンテンツ配信装置に送信し、
前記表示部は、前記証明情報と前記コンテンツ識別情報とに関連付けられたオブジェクトを表示し、
前記選択操作部は、前記オブジェクトの選択を受け付け、
前記表示部に表示された前記オブジェクトの選択を前記選択操作部が受け付けた場合に、前記第一の通信部は前記証明情報および前記オブジェクトに対応した前記コンテンツ識別情報を送信し、
ログイン処理部は、
前記証明情報に基づき前記第二のアカウントを認証することを特徴とする請求項8〜11の何れかに記載のコンテンツ視聴システム。 - 表示装置と、コンテンツ配信装置と、を備えるコンテンツ視聴システムであって、
前記表示装置は、
複数のユーザーに関するアカウントを管理し、前記複数のアカウントのうち第一のアカウントが設定した前記第一のアカウントに従属する第二のアカウントが前記コンテンツ配信装置に認証されていることを示す証明情報を記憶するユーザー認証部と、
前記証明情報とコンテンツ選択情報とを前記コンテンツ配信装置に送信し、コンテンツ情報を前記コンテンツ配信装置から受信する第一の通信部と、
前記第一の通信部が受信した前記コンテンツ情報を表示する表示部と、
前記コンテンツ情報に基づいて少なくとも一つのコンテンツを選択し、前記選択したコンテンツのコンテンツ識別情報に基づいて前記コンテンツ選択情報を作成する選択操作部と、
を備え、
前記コンテンツ配信装置は、
前記表示装置から、前記証明情報と前記コンテンツ選択情報とを受信し、前記証明情報に含まれるアカウントに基づいて特定されたコンテンツを一意に識別可能な前記コンテンツ識別情報を含む前記コンテンツ情報を前記表示装置に送信する第二の通信部と、
前記証明情報に含まれる前記アカウントを認証するログイン処理部と、
を備える
ことを特徴とするコンテンツ視聴システム。
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- 2014-05-27 CN CN201480033174.6A patent/CN105308979A/zh active Pending
- 2014-05-27 US US14/897,215 patent/US20160134913A1/en not_active Abandoned
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