JP2014238227A - 開口位置変更可能なハンドリングユニット - Google Patents

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ヒョンウ 盧
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真弘 鈴木
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Abstract

【課題】現場ごとに異なるダクト接続方向に対応可能であると共に、部品数の増加を抑制し、且つ、形状を簡素化してコストアップを抑えることが可能なハンドリングユニットを提供する。
【解決手段】ハンドリングユニット1は、太陽熱により温められた空気を導入する吸気口11が筐体10の一端側に形成されると共に、導入した空気を排気する排気口12が筐体10の他端側に形成され、当該吸気口11と当該排気口12との間に設けられたファン20を筐体10内に収納したものであって、吸気口11及び排気口12が形成される面と交差関係にある上面壁10aに、断続的且つ穴状にスリットが形成された第1スリット部11a,12aと、吸気口11及び排気口12が形成される面と交差関係にある下面壁10bに、断続的且つ穴状にスリットが形成された第2スリット部11b,12bとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハンドリングユニットに関し、特に開口位置変更可能なハンドリングユニットに関する。
従来、太陽熱により温められた空気によって暖房等を行うソーラーシステムハウスが提案されている。このような、ソーラーシステムハウスでは、屋根に太陽熱集熱部を設け、この太陽熱集熱部に集熱用のダクトを連通させ、さらに集熱用のダクトにハンドリングユニットを接続している。ハンドリングユニットは、太陽熱集熱部により温められて集熱用のダクトを流れてきた暖かい空気を室内に取り込んだり、室内に取り込まず排出したり切替を行うものである。
このようなハンドリングユニットは、例えばファンや熱交換コイルを有するメインボックスの上流側及び下流側にダンパーボックスを組み付けて構成されている。上流側のダンパーボックスには、導入する空気を、太陽熱集熱部により温められた高温空気と室内の空気とで切替が可能なダンパーが設けられており、下流側のダンパーボックスには、空気の排出先を室内と外部とで切替が可能なダンパーが設けられている。ハンドリングユニットは、上記2つのダンパーを切り替えることによって、暖房、排気及び空気循環等を行うことが可能となっている(例えば特許文献1参照)。
ここで、ソーラーシステムにおいては、ダクトを接続する方向が現場によって異なってくる。しかし、上記ハンドリングユニットでは、メインボックスに取り付けられるダンバーボックスの向きを変更することで、ダクトを接続する方向が現場によって異なっていたとしても、これに対応することができる。
特開2002−235955号公報
しかし、特許文献1に記載のハンドリングユニットは、メインボックスと、上流側及び下流側のダンバーボックスとの3分割構造とする必要があり、これらを接続するために部品数が増加し、且つ、ボックス同士を接続するための接続用フランジを各ボックスに形成する必要があるなど形状が複雑化し高価なものとなってしまう。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、現場ごとに異なるダクト接続方向に対応可能であると共に、部品数の増加を抑制し、且つ、形状を簡素化してコストアップを抑えることが可能なハンドリングユニットを提供することにある。
本発明のハンドリングユニットは、太陽熱により温められた空気を導入する吸気口が筐体の一端側に形成されると共に、導入した空気を排気する排気口が筐体の他端側に形成され、当該吸気口と当該排気口との間に設けられたファンを筐体内に収納したものであって、吸気口及び排気口の少なくとも一方の通気口が形成される面と交差関係にある筐体壁部に、断続的且つ穴状にスリットが形成された第1スリット部と、通気口が形成される面と交差関係にある他の筐体壁部に、断続的且つ穴状にスリットが形成された第2スリット部と、を備えることを特徴とする。
本発明のハンドリングユニットによれば、断続的且つ穴状に形成した第1及び第2スリット部を備えるため、例えばニッパー等で断続的に形成されるスリットが連続するように加工することで、現場において第1及び第2スリット部を選択的に開口させることができる。これにより、ダクトを接続する方向が現場によって異なっていたとしても、これに対応することができる。また、上記の如く対応可能であるため、ハンドリングユニットを3分割構造とする必要が無く、フランジ等も形成する必要が無い。従って、現場ごとに異なるダクト接続方向に対応可能であると共に、部品数の増加を抑制し、且つ、形状を簡素化してコストアップを抑えることができる。
また、このハンドリングユニットにおいて、第1スリット部と第2スリット部とは、通気口を挟んで対面し、且つ、通気口の中心線を含む平面を挟んで対象となる位置に形成されていることが好ましい。
このハンドリングユニットによれば、通気口を挟んで対面し、且つ、通気口の中心線を含む平面を挟んで対象となるように形成されているため、現場において第1スリット部及び第2スリット部のいずれを開口させた場合であっても、通気口等を閉塞状態と開放状態とで切り替えるダンパーについて同じ形状のものを使用することができ、部品点数を抑えることができる。
また、このハンドリングユニットにおいて、第1スリット部及び第2スリット部のそれぞれに対応して、ダンパーを取り付けるための取付部位が形成されていることが好ましい。
このハンドリングユニットによれば、第1スリット部及び第2スリット部のそれぞれに対応して、ダンパーを取り付けるための取付部位が形成されているため、現場において第1スリット部及び第2スリット部のいずれを開口させる場合であっても、ダンパーの取付を容易とすることができる。
本発明のハンドリングユニットによれば、現場ごとに異なるダクト接続方向に対応可能であると共に、部品数の増加を抑制し、且つ、形状を簡素化してコストアップを抑えることができる。
本発明の実施形態に係るハンドリックユニットを示す外観斜視図である。 図1に示したハンドリングユニットのA−A断面図である。 図1及び図2に示した第1スリット部の拡大正面図である。 吸気口側及び排気口側の双方の第2スリット部から開口を形成した場合におけるダンパーの動作を示す断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係るハンドリックユニットを示す外観斜視図であり、図2は、図1に示したハンドリングユニットのA−A断面図である。
図1及び図2に示すハンドリングユニット1は、屋根の上に設けられた太陽熱集熱部によって暖められた空気を導入し、室内に取り込んだり、室内に取り込まず排出したり切替を行うものである。このようなハンドリングユニット1は、例えば図1に示すように箱型、具体的には扁平な直方体形状に形成された筐体10を有し、太陽熱により温められた空気を導入する吸気口11が筐体10の一端側に形成されると共に、導入した空気を排気する排気口12が筐体10の他端側に形成されている。また、ハンドリングユニット1は、吸気口11と排気口12との間に送風能力を得るためのファン20と、ファン20を駆動するためのファンモータ21とが設けられている。
また、図1に示すように、排気口12にはダクト取付用金具13が取り付けられている。この金具13には、筐体10の外部に露出するフランジ部13aが形成され、このフランジ部13aには、ダクトを取り付けるためのネジ穴13bが形成されている。吸気口11にも排気口12と同様にダクト取付金具13が設置される。
さらに、ハンドリングユニット1は、ファン20のやや上流側に熱交換コイル30が設けられている。この熱交換コイル30は筐体10の側面に露出する熱媒導入管31と熱媒排出管32とを有している。熱媒導入管31は熱媒を導入する配管であり、熱交換コイル30の熱媒導入管31から導入した熱媒は太陽熱集熱部により温められた空気によって加熱される。熱媒排出管32は、加熱により得られた熱媒をタンク等の貯湯槽に供給するための配管である。熱媒排出管32から排出された熱媒はタンク等の貯湯槽に供給され、貯湯槽内の水と熱交換される。これにより、貯湯槽内の水が加熱されてお湯として家庭内に供給されることとなる。
ここで、本実施形態に係るハンドリングユニット1は、筐体10に吸気口11と排気口12とが設けられている。このため、本実施形態に係るハンドリングユニット1は、吸気口11から暖かい空気を導入し排気口12から排気を行うことが可能となっている。例えば夏季などのように暖房の必要が無い季節では太陽熱集熱部にて暖められた空気は全て外部に放出して捨てる必要がある。この場合、空気は矢印AR1に示す方向から吸気され、矢印AR2に示す方向から排気されることとなる。
また、ハンドリングユニット1は、冬季などのように暖房を行う必要がある季節では、太陽熱集熱部にて暖められた空気を室内に導入する必要がある。このような場合、ハンドリングユニット1は、排気口12以外の開口部と室内供給用のダクトとを接続する。しかし、住宅等では現場ごとに室内供給用のダクト接続方向が異なっている。このため、本実施形態では、例えば矢印AR3,AR4の双方から室内供給用のダクトが接続できるように、第1スリット部12aと第2スリット部12bとを備えている。
第1スリット部12aは、排気口12が形成される面と交差関係にある上面壁(筐体壁部)10aに、断続的且つ穴状にスリットが形成された部位である。図3は、図1及び図2に示した第1スリット部12aの拡大正面図である。図3に示すように、本実施形態では、例えば6つのスリットSを断続的に形成し、全体で長方形状となるようにしている。開口を形成する場合には、スリットSの接続部分Cを例えばニッパー等により切断することとなる。
再度、図1及び図2を参照する。第2スリット部12bは、排気口12が形成される面と交差関係にある下面壁(他の筐体壁部)10bに、断続的且つ穴状にスリットSが形成された部位である。この第2スリット部12bについても第1スリット部12aと形状等が同じであるため、説明を省略する。
このように、本実施形態に係るハンドリングユニット1は、排気口12に対して第1スリット部12aと第2スリット部12bとが形成されているため、ニッパー等により所望のスリット部12a,12bの接続部位Cを切断することによりハンドリングユニット1の上面側にも下面側にも開口を設けることができ、現場によって室内供給用のダクトがハンドリングユニット1の上面側にある場合であっても下面側にある場合であっても、現場ごとに対応することができる。なお、スリット部12a,12bからの開口には、吸気口11や排気口12と同様にダクト取付金具13が設置される。
そして、例えば第2スリット部12bから開口を形成した場合、図1及び図2に示すように、排気口12と第2スリット部12bによる開口とを閉塞状態と開放状態とで切り替えるためのダンパー40が設けられる。これにより、上面に開口は無く、他端面と下面とに開口を有し、それぞれに選択的に暖かい空気を流すことができるハンドリングユニット1を提供できることとなる。
ここで、第1スリット部12aと第2スリット部12bとは、排気口12を挟んで対面し、且つ、排気口12の中心線Lを含む平面を挟んで対象となるように形成されている。このため、現場において第1スリット部12a及び第2スリット部12bのいずれを開口させた場合であっても、排気口12を閉塞状態と開放状態とで切り替えるダンパー40について同じ形状のものを使用することができ、部品点数を抑えることができる。
なお、ハンドリングユニット1の側壁には、第1スリット部12a及び第2スリット部12bのそれぞれに対応して、ダンパー40を取り付けるための取付孔(取付部位)10c,10dが形成されている。このため、第1スリット部12a及び第2スリット部12bのいずれから開口を設けたとしても取付孔10c,10dを利用してダンパー40を取り付けることができる。なお、第2スリット部12bから開口を形成した場合、図1に示すように、ダンパー40を駆動するモータ41は取付孔10dを介して取り付けられることとなる。
再度、図1及び図2を参照する。ハンドリングユニット1には、室内の空気を吸い上げて排出したり、再度室内に戻すことにより空気を循環させたりする機能を有するものもある。このような機能を有するハンドリングユニット1の場合、吸気口11が設けられる一端側に開口を設ける必要がある。このため、本実施形態に係るハンドリングユニット1は、吸気口11側にも第1スリット部11aと第2スリット部11bとを有している。
第1スリット部11aは、排気口12側の第1スリット部12aと同様であり、吸気口11が形成される面と交差関係にある上面壁(側壁)10aに、断続的且つ穴状にスリットSが形成された部位である。この第1スリット部11aは、図3に示したものと形状等が同じであるため、説明を省略する。
また、第2スリット部11bについても排気口12側の第2スリット部12bと同様であり、吸気口11が形成される面と交差関係にある下面壁(他の側壁)10bに、断続的且つ穴状にスリットSが形成された部位である。この第2スリット部11bも図3に示したものと形状等が同じであるため、説明を省略する。
このように、吸気口11に対して第1スリット部11aと第2スリット部11bとが形成されているため、現場によって室内から空気を吸い上げるダクトがハンドリングユニット1の上面側にある場合であっても、下面側にある場合であっても、ニッパー等により所望のスリット部11a,11bの接続部位Cを切断することにより、ハンドリングユニット1の上面側にも下面側にも開口を設けることができ、現場ごとに対応することができる。また、ここで形成される開口についても、上記と同様にダクト取付金具13が設置される。
さらに、吸気口11側にもダンパー40を設ける必要がある。このため、図1に示すように、吸気口11側にもダンパー40を取り付けるための取付孔(取付部位)10e,10fが形成されている。
さらに、吸気口11側についても排気口12側と同様に、第1スリット部11aと第2スリット部11bとは、吸気口11を挟んで対面し、且つ、吸気口11の中心線Lを含む平面を挟んで対象となるように形成されている。このため、現場において第1スリット部11a及び第2スリット部11bのいずれを開口させた場合であっても、吸気口11を閉塞状態と開放状態とで切り替えるダンパー40について同じ形状のものを使用することができ、部品点数を抑えることができる。
次に、本実施形態に係るハンドリングユニット1の製造及び取付方法について説明する。まず、製造にあたっては、吸気口11側及び排気口12側それぞれの第1及び第2スリット部11a,11b,12a,12bが形成された板材をプレス加工等により作製する。
次に、これらの板材を上面10a及び下面10bとなるように組み付けて筐体10を形成すると共に、ファン20及びファンモータ21を取り付ける。さらに、必要に応じて熱交換コイル30についても取り付けておく。なお、筐体10を作成する際、筐体10の内側には断熱材を設けておくことが通常である。
その後、上記の如く作製された筐体10と、ダクト取付金具13と、ダンパー40と、ダンパー40を駆動するモータ41とを出荷することとなる。
現場において作業者は、ダクトの向きやユーザの仕様を確認し、これに応じてスリット部11a,11b,12a,12bの接続部位Cをニッパー等で切り取り、開口を形成する。そして、開口にダクト取付金具13を設置する。
次に、作業者は、開口に応じた取付孔10c〜10fを介してダンパー40及びモータ41を取り付ける。その後、ハンドリングユニット1を例えば屋根の上に取り付けると共に、新たな建築材でハンドリングユニット1を覆って雨仕舞いする。以上のようにして、本実施形態に係るハンドリングユニット1は、製造及び取付が行われる。
なお、上記において接続部位Cを切り取る作業は、現場にて行われているが、予めダクトの向きやユーザの仕様がわかっている場合、出荷前に開口を形成し、ダンパー40及びモータ41を取り付けるようにしてもよい。さらには、一部の開口のみを形成しておき、他の開口については現場にて形成するようにしてもよい。
次に、本実施形態に係るハンドリングユニット1の動作を説明する。図4は、吸気口11側及び排気口12側の双方の第2スリット部11b,12bから開口を形成した場合におけるダンパー40の動作を示す断面図である。なお、図4は、図2と同様に図1のA−A断面を示している。
図4に示すハンドリングユニット1の場合、1)暖房、2)排気、3)空気循環、4)屋根冷却の4機能を実現可能となっている。まず、1)暖房を行う場合、吸気口11側のダンパー40は第2スリット部11bの開口を閉塞状態とし、吸気口11を開放状態とする。さらに、排気口12側のダンパー40は、第2スリット部12bの開口を開放状態とし、排気口12を閉塞状態とする。これにより、太陽熱集熱部にて暖められた空気は、ハンドリングユニット1を介して室内に取り込まれることとなる(矢印AR1,AR3参照)。
また、2)排気を行う場合、吸気口11側のダンパー40は第2スリット部11bの開口を開放状態とし、吸気口11を閉塞状態とする。さらに、排気口12側のダンパー40は、第2スリット部12bの開口を閉塞状態とし、排気口12を開放状態とする。これにより、室内の空気は、ハンドリングユニット1を介して外部に排出されることとなる(矢印AR5,AR2参照)。
また、3)空気循環を行う場合、吸気口11側のダンパー40は第2スリット部11bの開口を開放状態とし、吸気口11を閉塞状態とする。さらに、排気口12側のダンパー40は、第2スリット部12bの開口を開放状態とし、排気口12を閉塞状態とする。これにより、室内の空気は、ハンドリングユニット1を介して再度室内に供給され、循環することとなる(矢印AR5,AR3参照)。
さらに、4)屋根冷却を行う場合、吸気口11側のダンパー40は第2スリット部11bの開口を閉塞状態とし、吸気口11を開放状態とする。さらに、排気口12側のダンパー40は、第2スリット部12bの開口を閉塞状態とし、排気口12を開放状態とする。これにより、太陽熱集熱部にて暖められた空気は、ハンドリングユニット1を介してそのまま外部に排出されることとなり、屋根の冷却が行われることとなる(矢印AR1,AR2参照)。
このようにして、本実施形態に係るハンドリングユニット1によれば、断続的且つ穴状にスリットSが形成された第1及び第2スリット部11a,11b,12a,12bを備えるため、例えばニッパー等で断続的に形成されるスリットSが連続するように加工することで、現場において第1及び第2スリット部11a,11b,12a,12bを選択的に開口させることができる。これにより、ダクトを接続する方向が現場によって異なっていたとしても、これに対応することができる。また、上記の如く対応可能であるため、ハンドリングユニット1を3分割構造とする必要が無く、フランジ等も形成する必要が無い。従って、現場ごとに異なるダクト接続方向に対応可能であると共に、部品数の増加を抑制し、且つ、形状を簡素化してコストアップを抑えることができる。
また、第1及び第2スリット部11a,11b,12a,12bは、通気口11及び排気口12を挟んで対面し、且つ、通気口11及び排気口12の中心線Lを含む平面を挟んで対象となる位置に形成されているため、現場において第1スリット部及び第2スリット部11a,11b,12a,12bのいずれを開口させた場合であっても、通気口11及び排気口12を閉塞状態と開放状態とで切り替えるダンパーについて同じ形状のものを使用することができ、部品点数を抑えることができる。
また、第1スリット部及び第2スリット部11a,11b,12a,12bのそれぞれに対応して、ダンパー40を取り付けるための取付部位10c〜10fが形成されているため、現場において第1スリット部及び第2スリット部11a,11b,12a,12bのいずれを開口させる場合であっても、ダンパー40の取付を容易とすることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態においてスリット部11a,11b,12a,12bは、吸気口11側にも排気口12側にも設けられているが、これに限らず、吸気口11側のみに形成されてもよいし、排気口12側のみに形成されてもよい。また、スリット部11a,11b,12a,12bの形状は、長方形状に限らず、正方形、円形状、及びひし形状など、その形状は適宜変更可能である。
また、本実施形態においてハンドリングユニット1は、屋根の上に設置されるものに限らず、建物の壁面や屋根裏部屋に設置されてもよい。なお、ハンドリングユニット1を壁面に設置する場合には図1に示すフランジ50を介してボルト締め等が行われることとなる。また、屋根の上に設置される場合においてもフランジ50を介して雨仕舞いを行う建築材にボルト固定されてもよい。
また、本実施形態においてハンドリングユニット1の吸気口11及び排気口12は、筐体10の端面に形成されているが、例えば上面壁10aなどの側壁に形成されていてもよい。また、スリット部11a,11b,12a,12bは、側壁に限らず、筐体10の端面に形成されていてもよい。
1…ハンドリングユニット
10…筐体
10a…上面壁
10b…下面壁
10c〜10f…取付孔(取付部位)
11…吸気口(通気口)
11a,11b…スリット部
12…排気口(通気口)
12a,12b…スリット部
20…ファン
21…ファンモータ
30…熱交換コイル
31…熱媒導入管
32…熱媒排出管
40…ダンパー
41…モータ
50…フランジ

Claims (3)

  1. 太陽熱により温められた空気を導入する吸気口が筐体の一端側に形成されると共に、導入した空気を排気する排気口が筐体の他端側に形成され、当該吸気口と当該排気口との間に設けられたファンを筐体内に収納したハンドリングユニットであって、
    前記吸気口及び前記排気口の少なくとも一方の通気口が形成される面と交差関係にある筐体壁部に、断続的且つ穴状にスリットが形成された第1スリット部と、
    前記通気口が形成される面と交差関係にある他の筐体壁部に、断続的且つ穴状にスリットが形成された第2スリット部と、
    を備えることを特徴とするハンドリングユニット。
  2. 前記第1スリット部と前記第2スリット部とは、前記通気口を挟んで対面し、且つ、前記通気口の中心線を含む平面を挟んで対象となる位置に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のハンドリングユニット。
  3. 前記第1スリット部及び前記第2スリット部のそれぞれに対応して、前記ダンパーを取り付けるための取付部位が形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のハンドリングユニット。
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