JP2014236633A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 使い勝手を損なうことなく、ユーザの意思に沿って適切に機能制限を実行することが可能な電子機器を提供する。【解決手段】 蓄えた電力を供給するバッテリ16と、バッテリ16が供給する電力を消費して動作する少なくとも1つの負荷部11〜15,18〜20と、機能制限実行条件が充足されると少なくとも1つの負荷部11〜15,18〜20の機能を制限することで消費電力を低減する機能制限を実行する制御部20と、自己の現在位置を示す現在位置情報を取得する測位部12と、特定位置を示す登録位置情報を記録する記録部18と、を備える。制御部20は、現在位置情報が示す現在位置と登録位置情報が示す特定位置との距離が所定の大きさ以下であるとき、機能制限実行条件が充足されても機能制限を実行しないように構成されている。【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯電話機や携帯情報端末、携帯ゲーム機に代表される携帯端末などの、電力源の1つとしてバッテリを備えた電子機器に関する。
近年、バッテリを搭載して使用場所を選ばない電子機器(例えば、携帯電話機、携帯情報端末、携帯ゲーム機などの携帯端末)が、広く普及している。
このような電子機器を使用するためには、バッテリが十分に充電されている必要がある。もし、バッテリが蓄えている電力量(以下、「蓄電量」とする)が少なくなれば、バッテリを充電したり、電子機器を動作させたりするために、商用電源等の外部電源の電力を取得することが必要になる。
しかしながら、物理的及び道義的に問題なく外部電源から電力を取得することができる場所は、自宅を除けば極端に限られている。そのため、このような電子機器は、バッテリの蓄電量が少なくなった時点で、使用不能になってしまう。
そこで、電子機器の一部の機能を制限して消費電力を低減することで、バッテリの蓄電量が少なくなることを遅らせて連続動作時間を長くする電子機器が、いくつか提案されている。
例えば、特許文献1では、バッテリの蓄電量の低下に応じて、通信機能や通話機能を制限することで、消費電力を低減する携帯電話機が提案されている。また、特許文献2では、バッテリの電力を消費して動作している場合は、外部電源の電力を消費して動作している場合と比較して、表示装置のバックライトの輝度を小さくして消費電力を低減する携帯型コンピュータが提案されている。
しかしながら、特許文献1及び2で提案されている電子機器は、バッテリの蓄電量が少なくなっていることや、バッテリの電力で動作していることのみをもって、電子機器の機能を制限する。すると、ユーザの意思に反して、電子機器の機能が無用に制限されることがあるため、問題となる。
例えば、ユーザが自宅で電子機器を使用する場合、仮にバッテリの蓄電量が少なくなったとしても、即座に自宅の商用電源の電力を取得することができる。この場合、ユーザは、電子機器の消費電力が低減されることよりも、むしろ、電子機器を快適に使用することができること(即ち、電子機器の機能が制限されないこと)を望んでいると考えられる。
また例えば、ユーザが仕事の得意先で電子機器を使用して商談等をする場合、当該電子機器の機能が十分に発揮されること(例えば、表示部の輝度が大きく、表示された画像が見やすいこと)が求められる。また、照明が過度に明るい場所では、表示部13が表示する画像が視認可能であるために、表示部13の輝度が大きいことが求められる。これらの場合、ユーザは、電子機器の消費電力が低減されることよりも、むしろ、電子機器の機能が十分に発揮されること(即ち、電子機器の機能が制限されないこと)を望んでいると考えられる。
なお、ユーザが、状況に応じて動作モード等を随時切り替えれば、ユーザ自身の意思に沿って電子機器の機能制限が行われるようにすることができる。しかし、この場合、ユーザが状況に応じて電子機器を頻繁に操作する必要があるため、電子機器の使い勝手が大きく損なわれる。
さらに、この場合、ユーザが電子機器の機能制限を無効にする操作をした後、有効にする操作をし忘れると、バッテリの蓄電量が少ない状態になり易くなる。一方、ユーザが電子機器の機能制限を有効にする操作をした後、無効にする操作をし忘れると、電子機器の機能が十分に発揮されない状態になり易くなる。
そこで、本発明は、使い勝手を損なうことなく、ユーザの意思に沿って適切に機能制限を実行することが可能な電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、蓄えた電力を供給するバッテリと、前記バッテリが供給する電力を消費して動作する少なくとも1つの負荷部と、機能制限実行条件が充足されると、少なくとも1つの前記負荷部の機能を制限することで消費電力を低減する機能制限を実行する制御部と、自己の現在位置を示す現在位置情報を取得する測位部と、特定位置を示す登録位置情報を記録する記録部と、を備え、前記制御部は、前記現在位置情報が示す前記現在位置と前記登録位置情報が示す前記特定位置との距離が所定の大きさ以下であるとき、前記機能制限実行条件が充足されても前記機能制限を実行しないように構成されていることを特徴とする電子機器を提供する。
さらに、上記特徴の電子機器において、前記登録位置情報が示す前記特定位置は、ユーザが外部電源の電力を取得することが許可されている位置であると、好ましい。
さらに、上記特徴の電子機器において、前記外部電源から電力が供給されたことを検出する外部電源検出部を、さらに備え、前記外部電源検出部が、前記外部電源から電力が供給されたことを検出したとき、前記測位部が取得する前記現在位置情報が、前記登録位置情報として前記記録部に記録されると、好ましい。
さらに、上記特徴の電子機器において、前記バッテリが蓄えている電力量である蓄電量を検出する蓄電量検出部を、さらに備え、前記機能制限実行条件が、前記蓄電量検出部が検出する前記蓄電量が所定の大きさ以下になることであると、好ましい。
さらに、上記特徴の電子機器において、前記制御部は、前記機能制限実行条件が充足されると、前記機能制限の1つとして、前記負荷部の1つである表示部の輝度を低減する輝度制限を実行し、前記現在位置情報が示す前記現在位置と前記登録位置情報が示す前記特定位置との距離が所定の大きさ以下であるとき、前記機能制限実行条件が充足されても前記輝度制限を実行しないように構成されていると、好ましい。
さらに、上記特徴の電子機器において、前記制御部は、前記負荷部の1つであるとともに、前記機能制限実行条件が充足されると、前記機能制限の1つとして、前記制御部の動作クロックを低減する動作クロック制限を実行し、前記現在位置情報が示す前記現在位置と前記登録位置情報が示す前記特定位置との距離が所定の大きさ以下であるとき、前記機能制限実行条件が充足されても前記動作クロック制限を実行しないように構成されていると、好ましい。
さらに、上記特徴の電子機器において、前記制御部は、前記負荷部による所定の動作が実行されない状態が、所定の長さの時間である待機時間以上継続する場合、少なくとも1つの前記負荷部の動作が停止するスリープモードに移行するとともに、前記機能制限実行条件が充足されると、前記機能制限の1つとして、前記待機時間を短縮化する待機時間制限を実行し、前記現在位置情報が示す前記現在位置と前記登録位置情報が示す前記特定位置との距離が所定の大きさ以下であるとき、前記機能制限実行条件が充足されても前記待機時間制限を実行しないように構成されていると、好ましい。
さらに、上記特徴の電子機器において、ユーザの指示が入力される操作部を、さらに備え、前記操作部を介して前記ユーザから所定の指示が入力されると、前記測位部が取得する前記現在位置情報が、前記登録位置情報として前記記録部に記録されると、好ましい。
さらに、上記特徴の電子機器において、通信回線を介して情報の授受を行う通信部を、さらに備え、前記通信部は、前記通信回線を介して前記特定位置を示す位置情報を取得し、当該位置情報を前記記録部が前記登録位置情報として記録すると、好ましい。
さらに、上記特徴の電子機器において、前記外部電源から電力が供給されていることを検出する外部電源検出部を、さらに備え、前記機能制限実行条件が、前記外部電源検出部が前記外部電源から電力が供給されていることを検出しないことであると、好ましい。
上記特徴の電子機器によれば、ユーザによる手動の操作を要することなく、特定位置に近いか否かに応じて、機能制限の実行の可否を切り替えることができる。そのため、使い勝手を損なうことなく、ユーザの意思に沿って適切に機能制限を実行することが可能になる。
最初に、本発明の実施形態に係る電子機器の構成例について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る電子機器の構成例について示すブロック図である。なお、図1中に示す矢印は、情報のやり取りについて示すものである。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る電子機器1は、操作部11と、測位部12と、表示部13と、スピーカ14と、通信部15と、バッテリ16と、蓄電量検出部161と、外部電源接続部17と、外部電源検出部171と、記録部18と、メモリ19と、制御部20と、バス21と、を備える。
操作部11は、例えば押ボタンやタッチパネル等から成り、ユーザによって操作されることで電子機器1に対するユーザの指示を受け付ける。
測位部12は、例えばGPS(Global Positioning System)の受信機等から成り、GPS衛星から与えられる情報に基づいて自己の現在位置を測位することで、当該現在位置を示す情報である現在位置情報を取得する。なお、測位部12は、どのような方法で測位を行なってもよい。例えば、測位部12が、GPSを利用した測位に代えて(または加えて)、例えば無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントとの通信に基づく測位を行なってもよい。
表示部13は、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置から成り、与えられる画像情報を処理して、当該画像情報に対応した画像を表示する。スピーカ14は、与えられる音声情報を処理して、当該音声情報に対応した音声を出力する。
通信部15は、例えばインターネット等の通信回線網に対して、無線または有線の通信回線を介して接続する送受信機等から成り、当該通信回線を介して情報の授受を行う。
バッテリ16は、外部電源から供給される電力を蓄え(充電)、電力を消費して動作する電子機器1の各部(例えば、操作部11、測位部12、表示部13、スピーカ14、通信部15、記録部18、メモリ19、制御部20など、以下、これらをまとめて「負荷部」ともいう)に対して蓄えた電力を供給する(放電)。また、蓄電量検出部161は、バッテリ16が蓄えている電力量(蓄電量)を検出する。
外部電源接続部17は、例えば所定の規格のコネクタから成り、ケーブル等を介して接続された商用電源等の外部電源から電力を取得する。なお、外部電源接続部17を介して外部電源から電子機器1に供給される電力は、バッテリ16の充電や、電子機器1の負荷部の動作によって消費される。また、外部電源検出部171は、外部電源接続部17に接続された外部電源から電力が供給されていることを検出する。
記録部18は、例えばハードディスクやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリから成り、電子機器1の動作に必要な各種データを記録している。また、記録部18は、特定位置(詳細は後述)を示す情報である「登録位置情報」を記録している。また、メモリ19は、例えばRAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリから成り、例えば制御部20における演算処理の結果等を一時的に記憶する。
制御部20は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の演算装置から成り、電子機器1の全体的な動作の制御を行う。また、バス21は、電子機器1が備える各部(例えば、操作部11、測位部12、表示部13、スピーカ14、通信部15、蓄電量検出部161、外部電源検出部171、記録部18、メモリ19、制御部20など)を接続し、それぞれによる情報のやり取りを仲介する。
図1に示した電子機器1において、制御部20は、機能制限実行条件が充足されたことを検出すると、少なくとも1つの負荷部の機能を制限することで消費電力を低減する機能制限を実行する。
機能制限実行条件とは、電子機器1の消費電力を少なくすることが必要であると判断するための条件である。機能制限実行条件として、例えば、蓄電量検出部161が検出するバッテリ16の蓄電量が所定の大きさ以下になったこと、ユーザが操作部11を介して消費電力を低減するべき旨の指示を入力したこと、外部電源検出部171が外部電源から電力が供給されていることを検出しない(即ち、負荷部がバッテリ16の電力のみを消費して動作している)こと、などが採用可能である。
機能制限実行条件は、1つの条件(例えば、上記例のいずれか1つの条件)または複数の条件(例えば、上記例の2つ以上の条件)を組み合わせたものから成る。後者の場合、いずれか1つの条件が充足されることで機能制限実行条件が充足されるとしてもよいし、2以上の所定数の条件が充足されることで機能制限実行条件が充足されるとしてもよい。また、ある条件については1つでも充足されれば機能制限実行条件が充足されるが、他の条件については2以上の所定数の条件が充足されることで機能制限実行条件が充足されるとするように、機能制限実行条件を構成する各条件に差を設けてもよい。
制御部20は、例えば蓄電量検出部161や外部電源検出部171、操作部11などから、バス21を介して入力される情報を取得することによって、上述した機能制限実行条件が充足されたか否かを確認する。
また、機能制限とは、制御部20によって実行される、少なくとも1つの負荷部の機能を制限することで消費電力を低減する制御である。機能制限として、例えば、表示部13の輝度(自己発光する画素の輝度、バックライト等の光源の輝度など)を低減する、制御部20の動作クロックを低減する、スリープモード(例えば、表示部13が表示を停止するなど、少なくとも1つの負荷部が動作を停止している状態)に移行するまでの時間(後述する待機時間、図4参照)を低減する、などである。
上記の機能制限の各例における「低減する」とは、例えば、機能制限後に設定されるパラメータ(例えば、表示部13における輝度値)を機能制限前よりも小さくすることや、機能制限後におけるパラメータの最大値(例えば、自動または手動で設定可能なパラメータの上限値)を機能制限前よりも小さくすることである。なお、機能制限として、上記例の複数の制限を組み合わせて実行してもよいし、いずれか1つの制限を選択的に実行してもよい。また、制御部20が、上記例のように特定の機能を低減させるだけに留まらず、特定の機能を停止させる(特定の機能を使用不可能にする)ことをもって、機能制限の実行としてもよい。
ところで、図1に示した電子機器1では、制御部20が、機能制限実行条件が充足されたことを検出しても、機能制限を実行しない場合がある。この場合における電子機器1の動作について、以下図面を参照して説明する。図2は、図1に示した電子機器の概略動作例について説明するための模式図である。
図2に示す例では、ユーザの自宅R1及びユーザの職場R2のそれぞれの位置が、上述した特定位置となっている。そのため、これらの位置を示す登録位置情報が、記録部18に記録されている。また、図2では、特定位置である自宅R1の位置から所定の距離以内となる範囲を非制限範囲A1、特定位置である職場R2の位置から所定の距離以内となる範囲を非制限範囲A2として示している。
特定位置とは、制御部20が上述した機能制限を実行することが、不要または不適切である位置である。具体的に、自宅R1では、バッテリ16の蓄電量が少なくなっても、ユーザが即座に自宅R1の商用電源(外部電源)の電力を取得することが可能である。そのため、自宅R1は、ユーザが、電子機器1の消費電力を低減することよりも、むしろ、電子機器1を快適に使用することができること(即ち、機能制限が実行されないこと)を望んでいる位置と言える。したがって、自宅R1は、制御部20が機能制限を実行することが不要または不適切である位置(即ち、特定位置)であると言える。
また、本例の職場R2では、職場R2の商用電源(外部電源)の電力を、ユーザが自由に取得することが許可されているものとする。この場合、職場R2も、自宅R1と同様の理由で、制御部20が機能制限を実行することが不要または不適切となる位置(即ち、特定位置)であると言える。
制御部20は、測位部12が取得する現在位置情報と、記録部18に記録されている登録位置情報と、に基づいて、現在位置と特定位置R1,R2との距離を求める。
そして、現在位置と特定位置R1,R2との距離が所定の大きさよりも大きい場合、即ち、図2(b)に示すように、非制限範囲A1,A2の全ての範囲外に電子機器1が位置する場合、制御部20は、機能制限実行条件が充足されたことを検出すると、上述のように機能制限を実行する。
一方、現在位置と特定位置R1,R2との距離が所定の大きさ以下である場合、即ち、図2(a)及び(c)に示すように、非制限範囲A1,A2のいずれかの範囲内に電子機器1が位置する場合、制御部20は、機能制限実行条件が充足されたことを検出したとしても、機能制限を実行しない。
以上のように、電子機器1では、ユーザによる手動の操作を要することなく、特定位置に近いか否かに応じて、機能制限の実行の可否を切り替えることができる。そのため、使い勝手を損なうことなく、ユーザの意思に沿って適切に機能制限を実行することが可能になる。
なお、制御部20が、機能制限実行条件が充足されたことを検出したにもかかわらず機能制限を実行しない場合、表示部13やスピーカ14等を制御して、ユーザに対してその旨を報知すると好ましい。例えば、制御部20が、表示部13を制御してバッテリ16の蓄電量が少なくなった旨を表示することで、ユーザに対して外部電源の電力の取得を促すと、好ましい。
また、図2では、自宅R1に対する非制限範囲A1と、職場R2に対する非制限範囲A2と、を同程度の大きさで示しているが、特定位置の性質や規模等に応じて、非制限範囲の大きさ(即ち、機能制限を実行の可否を決するための現在位置と特定位置との距離の閾値)を異ならせてもよい。
また、電子機器1が非制限範囲内に入った場合、制御部20が、直ちに機能制限の実行を否定してもよいし、非制限範囲内に所定の時間以上留まっていること(即ち、電子機器1が特定位置に存在する可能性が高いこと)を検出した後で、機能制限の実行を否定してもよい。
また、制御部20が、測位部12が随時取得する現在位置情報と、記録部18が記録しいている登録位置情報と、を随時比較することによって、電子機器1が特定位置に向かって進んでいるのか離れているのかを区別してもよい。この場合、制御部20が、非制限範囲内で電子機器1が特定位置に向かって進んでいることを検出したときは、機能制限の実行を否定し、非制限範囲内であっても電子機器1が特定位置から遠ざかっていることを検出したときは、機能制限の実行を肯定してもよい。
また、特定位置は、自宅R1や職場R2のような、ユーザが外部電源の電力を取得することが許可されている位置(具体的には、当該位置に存在する施設の管理権者がユーザ自身であるかユーザに対して外部電力の取得を認めていることによって、ユーザが当該施設の電力を取得しても電気窃盗等の問題が生じない位置)に限られるものではなく、これ以外の種類の位置であってもよい。例えば、ユーザが電子機器を使用して商談等をする得意先や、照明が過度に明るい場所(即ち、表示部13が表示する画像を視認可能にするためには、表示部13の輝度を大きくする必要がある場所)などの位置も、特定位置になり得る。
次に、電子機器1(特に、制御部20)の具体的な動作例について、図面を参照して説明する。図3は、図1に示した電子機器における、登録位置情報の作成及び記録動作の具体例について示すフローチャートである。また、図4は、図1に示した電子機器における、全体的な動作の具体例について示すフローチャートである。なお、図3に示す動作は、電子機器1の動作中に、繰り返し実行されるものである。
まず、図3を参照して、登録位置情報の作成及び記録動作の具体例について説明する。図3に示すように、本例の動作では、まず、制御部20が、登録条件が充足されているか否かを確認する(ステップ#11)。
登録条件とは、電子機器1の現在位置を特定位置として記録するための条件である。登録条件として、例えば、操作部11を介してユーザが現在位置を特定位置として記録する旨の指示を入力したこと、外部電源検出部171が外部電源接続部17を介して外部電源から電力が供給されたことを検出したこと、などが採用可能である。
制御部20は、登録条件が充足されていないことを検出すると(ステップ#11、NO)、そのまま動作を終了する。一方、制御部20は、登録条件が充足されていることを検出すると(ステップ#11、YES)、測位部12を制御して現在位置情報を取得させる(ステップ#12)。そして、制御部20は、測位部12が取得する現在位置情報を、登録位置情報として記録部18に記録させて(ステップ#13)、動作を終了する。
なお、図3に示した登録位置情報の作成及び記録動作は一例に過ぎず、他の方法で登録位置情報を作成及び記録してもよい。
例えば、通信部15が、インターネット等を介して外部電源の利用を開放している店舗等の位置情報を取得するとともに、記録部18が当該位置情報を登録位置情報として記録してもよい。また、制御部20が、ユーザが操作部11を操作することで電子機器1に入力する具体的な位置(例えば、表示部13が表示する地図情報に対して、ユーザが操作部11を介して指示する位置)を特定位置とする登録位置情報を作成して、記録部18に記録させてもよい。
また、図4を参照して、電子機器1の全体的な動作の具体例について説明する。図4に示すように、本例の動作では、まず、制御部20が、機能制限の実行が禁止されている(例えば、機能制限の実行を禁止する動作モードで動作している)か否かを確認する(ステップ#21)。
機能制限の実行が禁止されている場合(ステップ#21、YES)、制御部20は、機能制限を実行しない(ステップ#22)。具体的に、制御部20は、これまでに機能制限を実行していなければ、そのまま機能制限を実行しない状態を維持し、これまでに機能制限を実行していれば、機能制限の実行を停止する。
そして、制御部20は、負荷部が所定の動作を実行しない状態(例えば、ユーザが操作部11を介して入力する指示を制御部20が検出しない、表示部13が表示する画像を切り替えない、スピーカ14が音声を出力しない、などの状態であり、換言すると、ユーザからの指示が何も入力されず、動画再生や音楽再生等の動作も行われていない状態)が、所定の長さの時間である待機時間以上継続しているか否かを確認する(ステップ#23)。
負荷部が所定の動作を実行しない状態が待機時間以上継続している場合(ステップ#23、YES)、制御部20は、スリープモードに移行して(ステップ#24)、動作を終了する。なお、この後、操作部11を介してユーザから指示が入力されるなどの動作があれば、スリープモードを解除(通常の動作モードに復帰)して、ステップ#21の動作を再度行う。
一方、負荷部が所定の動作を実行しない状態が待機時間よりも短い場合(ステップ#23、NO)、制御部20は、ステップ#21の動作を再度行う。
また、機能制限の実行が禁止されていない場合(ステップ#21、NO)、制御部20は、機能制限実行条件が充足されているか否かを確認する(ステップ#25)。
機能制限実行条件が充足されていない場合(ステップ#25、NO)、制御部20は、上述のステップ#22及びそれ以降のステップを行う。
一方、機能制限実行条件が充足されている場合(ステップ#25、YES)、制御部20は、測位部12が取得する現在位置情報と、記録部18に記録されている登録位置情報と、をそれぞれ取得する(ステップ#26)。そして、これらの情報に基づいて、現在位置が特定位置に近い(両者の距離が所定の大きさ以下である、図2参照)か否かを確認する(ステップ#27)。
現在位置が特定位置に近い場合(ステップ#27、YES)、制御部20は、上述のステップ#22及びそれ以降のステップを行う。即ち、この場合、制御部20は、機能制限実行条件が充足されているにもかかわらず、機能制限を実行しないことになる。
一方、現在位置が特定位置から遠い場合(ステップ#27、NO)、制御部20は、機能制限を実行する(ステップ#28)。具体的に、制御部20は、これまでに機能制限を実行していれば、そのまま機能制限を実行する状態を維持し、これまでに機能制限を実行していなければ、機能制限の実行を開始する。そして、上述のステップ#23及びそれ以降のステップを行う。
<変形等>
[1] 電子機器1が、外部電源の電力を消費して動作しているときは、バッテリ16の蓄電量が少なくなることを懸念する必要がない。そのため、この場合は、制御部20が、機能制限を実行しないようにすると、好ましい。
[1] 電子機器1が、外部電源の電力を消費して動作しているときは、バッテリ16の蓄電量が少なくなることを懸念する必要がない。そのため、この場合は、制御部20が、機能制限を実行しないようにすると、好ましい。
[2] 制御部20が、機能制限実行条件が充足される場合に機能制限を実行するものとしたが、常時または所定の場合(例えば、ユーザが機能制限を実行する旨の動作モードで動作するように指示している場合)において、この機能制限実行条件が無条件であってもよい。この場合、制御部20は、現在位置が特定位置に近い場合を除いて、常に機能制限を実行することになる。
[3] また、上述した電子機器1が、通話機能の他にカメラ機能やテレビ機能等の様々な機能を有する携帯電話機である場合の具体例について説明する。
この携帯電話機では、バッテリの蓄電量が所定の大きさ以下になると、重要度が高い通話機能については引き続き使用可能とするが、重要度が低いカメラ機能やテレビ機能等の他の機能については使用不能とする機能制限を実行する。これにより、この携帯電話機は、消費電力を低減して連続動作時間を長くすることを可能にする。
ただし、この携帯電話機では、バッテリの蓄電量が所定の大きさ以下であっても、現在位置が自宅や職場等の特定位置に近ければ、上記の機能制限は実行しない(図2参照)。そして、この場合、携帯電話機の表示部にバッテリの蓄電量が少なくなった旨を表示することによって、ユーザに対して商用電源の電力を取得することを促す。
この携帯電話機は、ユーザの操作によって特定位置を記録する。例えば、表示部が表示する地図情報に対して、ユーザがタッチパネルや操作キー等を用いて指示する位置を、特定位置として記録する。また、ユーザの指示が入力された時において、GPS等を利用して取得した携帯電話機の現在位置を、特定位置として記録する。
また、この携帯電話機は、自動的に特定位置を記録することも可能である。例えば、この携帯電話機は、商用電源の電力を取得した時において、GPS等を利用して取得した携帯電話機の現在位置を、特定位置として自動的に記録する。
[4] また、上述した電子機器1が、通信回線を利用して複数人でプレイすることが可能な携帯ゲーム機である場合の具体例について説明する。
この携帯ゲーム機では、バッテリの蓄電量が所定の大きさ以下になると、表示部の輝度を低減する機能制限を実行することで、消費電力を低減して連続動作時間を長くする。
ただし、この携帯ゲーム機では、バッテリの蓄電量が所定の大きさ以下であっても、現在位置が自宅等の特定位置に近ければ、上記の機能制限は実行しない(図2参照)。そして、この場合、携帯ゲーム機の表示部にバッテリの蓄電量が少なくなった旨を表示することによって、ユーザに対して商用電源の電力を取得することを促す。なお、このような携帯ゲーム機は、ユーザの自宅の他にも、友人宅や、携帯ゲーム機やソフトの販売会社が遊び場所として開放している店舗など、様々な場所で使用される可能性があるが、これらの場所では、ユーザが商用電源の電力を取得することが、通常は許可されている。
この携帯ゲーム機は、ユーザの操作によって特定位置を記録する。例えば、表示部が表示する地図情報に対して、ユーザがタッチパネルや操作キー等を用いて指示する位置を、特定位置として記録する。また、ユーザの指示が入力された時において、GPS等を利用して取得した携帯ゲーム機の現在位置を、特定位置として記録する。また、携帯ゲーム機やソフトの販売会社が、インターネット等を通じて上述した店舗等の位置情報を公開している場合、この携帯ゲーム機は、通信部を介して当該店舗等の位置情報を取得して、特定位置として記録する。
また、この携帯ゲーム機は、自動的に特定位置を記録することも可能である。例えば、この携帯ゲーム機は、商用電源の電力を取得した時において、GPS等を利用して取得した携帯ゲーム機の現在位置を、特定位置として自動的に記録する。
[5] また、上述した電子機器1が、ノートパソコンやスマートフォン等の携帯情報端末である場合の具体例について説明する。
この携帯情報端末では、商用電源から電力が供給されていない(即ち、バッテリの電力のみで動作している)場合、表示部の輝度を低減したりCPUの動作クロックを低減したりする省電力モードで動作するという機能制限を実行することで、消費電力を低減して連続動作時間を長くする。
ただし、この携帯情報端末では、商用電源から電力が供給されていない場合であっても、現在位置が自宅や職場等の特定位置に近ければ、上記の機能制限は実行しない(図2参照)。そして、この場合、バッテリの蓄電量が所定の大きさ以下になれば、携帯情報端末の表示部にバッテリの蓄電量が少なくなった旨を表示することによって、ユーザに対して商用電源の電力を取得することを促す。
この携帯情報端末は、ユーザの操作によって特定位置を記録する。例えば、表示部が表示する地図情報に対して、ユーザがタッチパネルやマウス等を用いて指示する位置を、特定位置として記録する。また、ユーザの指示が入力された時において、GPS等を利用して取得した携帯ゲーム機の現在位置を、特定位置として記録する。また、この携帯情報端末の販売会社が、店舗等で商用電源をユーザに対して開放しており、さらにインターネット等を通じて当該店舗等の位置情報を公開している場合、この携帯情報端末は、通信部を介して当該店舗等の位置情報を取得して、特定位置として記録する。
また、この携帯情報端末は、自動的に特定位置を記録することも可能である。例えば、この携帯情報端末は、商用電源の電力を取得した時において、GPS等を利用して取得した携帯情報端末の現在位置を、特定位置として自動的に記録する。
<まとめ>
本発明の実施形態に係る電子機器1は、例えば以下のように把握され得る。
本発明の実施形態に係る電子機器1は、例えば以下のように把握され得る。
本発明の実施形態に係る電子機器1は、蓄えた電力を供給するバッテリ16と、前記バッテリ16が供給する電力を消費して動作する少なくとも1つの負荷部11〜15,18〜20と、機能制限実行条件が充足されると、少なくとも1つの前記負荷部11〜15,18〜20の機能を制限することで消費電力を低減する機能制限を実行する制御部20と、自己の現在位置を示す現在位置情報を取得する測位部12と、特定位置を示す登録位置情報を記録する記録部18と、を備え、前記制御部20は、前記現在位置情報が示す前記現在位置と前記登録位置情報が示す前記特定位置との距離が所定の大きさ以下であるとき、前記機能制限実行条件が充足されても前記機能制限を実行しないように構成されていることを特徴とする。
この電子機器1では、ユーザによる手動の操作を要することなく、特定位置に近いか否かに応じて、機能制限の実行の可否を切り替えることができる。そのため、使い勝手を損なうことなく、ユーザの意思に沿って適切に機能制限を実行することが可能になる。
さらに、上記の電子機器1において、前記登録位置情報が示す前記特定位置は、ユーザが外部電源の電力を取得することが許可されている位置である。
この電子機器1では、ユーザが外部電源の電力を自由に取得することが可能であるために消費電力を低減する必要がない特定位置において、制御部20が機能制限を実行しないようにすることが可能になる。
さらに、上記の電子機器1において、前記外部電源から電力が供給されたことを検出する外部電源検出部171を、さらに備え、前記外部電源検出部171が、前記外部電源から電力が供給されたことを検出したとき、前記測位部12が取得する前記現在位置情報が、前記登録位置情報として前記記録部18に記録される。
この電子機器1では、外部電源の電力を電子機器1に供給するだけで、特定位置を示す登録位置情報を、自動的に記録部18に記録することが可能になる。
さらに、上記の電子機器1において、前記バッテリ16が蓄えている電力量である蓄電量を検出する蓄電量検出部161を、さらに備え、前記機能制限実行条件が、前記蓄電量検出部161が検出する前記蓄電量が所定の大きさ以下になることである。
この電子機器1では、バッテリ16の蓄電量が一定量より少なくなることで、消費電力を低減する必要が生じたときに、機能制限を実行して消費電力を低減することが可能になる。
さらに、上記の電子機器1において、前記制御部20は、前記機能制限実行条件が充足されると、前記機能制限の1つとして、前記負荷部11〜15,18〜20の1つである表示部13の輝度を低減する輝度制限を実行し、前記現在位置情報が示す前記現在位置と前記登録位置情報が示す前記特定位置との距離が所定の大きさ以下であるとき、前記機能制限実行条件が充足されても前記輝度制限を実行しないように構成されている。
また、上記の電子機器1において、前記制御部20は、前記負荷部11〜15,18〜20の1つであるとともに、前記機能制限実行条件が充足されると、前記機能制限の1つとして、前記制御部20の動作クロックを低減する動作クロック制限を実行し、前記現在位置情報が示す前記現在位置と前記登録位置情報が示す前記特定位置との距離が所定の大きさ以下であるとき、前記機能制限実行条件が充足されても前記動作クロック制限を実行しないように構成されている。
また、上記の電子機器1において、前記制御部20は、前記負荷部11〜15,18〜20による所定の動作が実行されない状態が、所定の長さの時間である待機時間以上継続する場合、少なくとも1つの前記負荷部11〜15,18〜20の動作が停止するスリープモードに移行するとともに、前記機能制限実行条件が充足されると、前記機能制限の1つとして、前記待機時間を短縮化する待機時間制限を実行し、前記現在位置情報が示す前記現在位置と前記登録位置情報が示す前記特定位置との距離が所定の大きさ以下であるとき、前記機能制限実行条件が充足されても前記待機時間制限を実行しないように構成されている。
これらの電子機器1では、機能制限を行うことで効果的に消費電力を低減するとともに、状況に応じて機能制限を実行しないようにすることで電子機器1の機能を十分に発揮させることが可能になる。
さらに、上記の電子機器1において、ユーザの指示が入力される操作部11を、さらに備え、前記操作部11を介して前記ユーザから所定の指示が入力されると、前記測位部12が取得する前記現在位置情報が、前記登録位置情報として前記記録部18に記録される。
この電子機器1では、操作部11を介してユーザが所定の指示を入力するだけで、特定位置を示す登録位置情報を、自動的に記録部18に記録することができる。
さらに、上記の電子機器1において、通信回線を介して情報の授受を行う通信部15を、さらに備え、前記通信部15は、前記通信回線を介して前記特定位置を示す位置情報を取得し、当該位置情報を前記記録部18が前記登録位置情報として記録する。
この電子機器1では、多数の登録位置情報を記録部18に記録することができる。
さらに、上記の電子機器1において、前記外部電源から電力が供給されていることを検出する外部電源検出部を、さらに備え、前記機能制限実行条件が、前記外部電源検出部が前記外部電源から電力が供給されていることを検出しないことである。
この電子機器1では、外部電源から電力が供給されて消費電力を低減する必要がない場合に、制御部20が機能制限を実行しないようにすることが可能になる。
本発明は、携帯電話機や携帯情報端末、携帯ゲーム機に代表される携帯端末などの、電力源の1つとしてバッテリを備えた電子機器に、好適に利用され得る。
1 : 電子機器
11 : 操作部
12 : 測位部
13 : 表示部
14 : スピーカ
15 : 通信部
16 : バッテリ
161 : 蓄電量検出部
17 : 外部電源接続部
171 : 外部電源検出部
18 : 記録部
19 : メモリ
20 : 制御部
21 : バス
R1,R2 : 特定位置(自宅、職場)
A1,A2 : 非制限範囲
11 : 操作部
12 : 測位部
13 : 表示部
14 : スピーカ
15 : 通信部
16 : バッテリ
161 : 蓄電量検出部
17 : 外部電源接続部
171 : 外部電源検出部
18 : 記録部
19 : メモリ
20 : 制御部
21 : バス
R1,R2 : 特定位置(自宅、職場)
A1,A2 : 非制限範囲
Claims (5)
- 蓄えた電力を供給するバッテリと、
前記バッテリが供給する電力を消費して動作する少なくとも1つの負荷部と、
機能制限実行条件が充足されると、少なくとも1つの前記負荷部の機能を制限することで消費電力を低減する機能制限を実行する制御部と、
自己の現在位置を示す現在位置情報を取得する測位部と、
特定位置を示す登録位置情報を記録する記録部と、を備え、
前記制御部は、前記現在位置情報が示す前記現在位置と前記登録位置情報が示す前記特定位置との距離が所定の大きさ以下であるとき、前記機能制限実行条件が充足されても前記機能制限を実行しないように構成されていることを特徴とする電子機器。 - 前記登録位置情報が示す前記特定位置は、ユーザが外部電源の電力を取得することが許可されている位置であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記外部電源から電力が供給されたことを検出する外部電源検出部を、さらに備え、
前記外部電源検出部が、前記外部電源から電力が供給されたことを検出したとき、前記測位部が取得する前記現在位置情報が、前記登録位置情報として前記記録部に記録されることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。 - 前記バッテリが蓄えている電力量である蓄電量を検出する蓄電量検出部を、さらに備え、
前記機能制限実行条件が、前記蓄電量検出部が検出する前記蓄電量が所定の大きさ以下になることであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記制御部は、
前記機能制限実行条件が充足されると、前記機能制限の1つとして、前記負荷部の1つである表示部の輝度を低減する輝度制限を実行し、
前記現在位置情報が示す前記現在位置と前記登録位置情報が示す前記特定位置との距離が所定の大きさ以下であるとき、前記機能制限実行条件が充足されても前記輝度制限を実行しないように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013118188A JP2014236633A (ja) | 2013-06-04 | 2013-06-04 | 電子機器 |
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JP2013118188A JP2014236633A (ja) | 2013-06-04 | 2013-06-04 | 電子機器 |
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Family Applications (1)
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JP2013118188A Pending JP2014236633A (ja) | 2013-06-04 | 2013-06-04 | 電子機器 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022109912A (ja) * | 2015-04-01 | 2022-07-28 | マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー | 便宜的なディスプレイ輝度の変更 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005278306A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Casio Comput Co Ltd | 通信端末装置、及びプログラム |
JP2008236680A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Ntt Docomo Inc | 情報通信装置および機能制限方法 |
-
2013
- 2013-06-04 JP JP2013118188A patent/JP2014236633A/ja active Pending
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