JP2014236390A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014236390A5 JP2014236390A5 JP2013117360A JP2013117360A JP2014236390A5 JP 2014236390 A5 JP2014236390 A5 JP 2014236390A5 JP 2013117360 A JP2013117360 A JP 2013117360A JP 2013117360 A JP2013117360 A JP 2013117360A JP 2014236390 A5 JP2014236390 A5 JP 2014236390A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swing
- mounting
- portions
- shaft
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 14
- 210000002381 Plasma Anatomy 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 210000002784 Stomach Anatomy 0.000 description 1
- 241000282890 Sus Species 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Images
Description
本発明は、液晶テレビジョン、プラズマテレビジョン、平面型モニターテレビジョン、及びタブレット型ディスプレイ装置と称せられる各種平面型ディスプレイ装置を始めとする各種傾動部材が、その傾動時に上端部側が後方へ突出するのを抑えた上で、任意の傾斜角度に安定、停止、保持できるスウィングヒンジに関する。
現在、平面型ディスプレイ装置の傾斜角度を調節するヒンジとしては、特許文献1と2に示したように、チルト機構を設けたチルトヒンジが主流である。この公知構成のチルトヒンジは、各部材名を本願発明に合わせて説明すると、装置本体或はスタンドに取り付けた取付部材にヒンジシャフトを介して平面型ディスプレイ装置を取り付けた支持部材を回転可能に連結し、ヒンジシャフトに取り付けたフリクションワッシャーやスプリングワッシャーを用いてフリクショントルクを創出させて、平面型ディスプレイ装置を任意の傾斜角度で、停止保持できるように構成したものが、主流を占めている。
これらの公知のチルトヒンジによれば、平面型ディスプレイ装置を後方へ倒すと、その上端部が後方へ突出することから、後方にそのためのスペースを必要とする問題があった。また、その構成上、タブレットのような平面型ディスプレイ装置は、これを起立させた状態で視聴したり、或は水平状態から少し起こした状態で画面に表示されたキーボードを操作する際には、何らかの支持装置(スタンド)を必要とするという課題もあった。
本発明は上記従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的は各種平面型ディスプレイ装置をはじめとする各種傾動部材を後方へ倒しても、その上端部側が後方へ突出することを極力抑制することのでき、さらに水平状態に近い傾斜角度で画面に表示されたキーボードを操作しても、安定的に姿勢保持のできるスウィングヒンジを提供せんとするにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、ベース部材上に所定間隔を空けて立設した一対の取付部材と、この各取付部材に所定角度フリクション回転可能に取り付けられた制御部材と、この各制御部材に取り付けられたガイドシャフトと、このガイドシャフトをそのスウィングプレート部に設けた一対のガイド溝に挿通させて成るところの前後方向へ傾動可能なスウィング部材と、このスウィング部材に取り付けられる傾動部材と、前記スウィング部材の前記スウィングプレート部の間に前後方向へ揺動可能に取り付けられたスプリング取付部材と、前記取付部材の間に設けられ先端部を前記スプリング取付部材に取り付けたゼンマイ部と、とから成り、前記傾動部材を後方へ傾斜させて行くと前記スプリング取付部材が前記ゼンマイ部を引き出しつつ傾動するように構成したことを特徴とする。
その際に、請求項2に記載の発明は、前記ガイドシャフトが、所定間隔を空けて複数本設けられることを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、前記スウィング部材に、前記ガイドシャフトを前記傾動部材の最大起立角度及び又は最大傾斜角度で係止する係止手段を設けたことを特徴とする。
さらに、請求項4に記載の発明は、前記係止手段を、前記スウィング部材の各スウィングプレート部に複数設けることを特徴とする。
さらに、請求項5に記載の発明は、前記傾動部材を平面型ディスプレイ装置とし、この平面型ディスプレイ装置を、前記スウィング部材に対して支持部材を介して取り付けられるように成したことを特徴とする。
そして、請求項6に記載の発明は、前記制御部材を、前記傾動部材の最大起立位置と最大傾斜角度からの傾動時において、所定傾動角度まで前記スウィング部材より先に傾動するように構成されていることを特徴とする。
本発明は以上のように構成したので、平板型ディスプレイ装置などの傾動部材を、載置台上に載置したベース部材に対して、その上端部側を後方へ突出させることなく傾斜させることができ、かつ各種傾斜角度において安定、停止、保持させることができた上で、傾斜位置から平面型ディスプレイ装置などの傾動部材を起こす場合にもその重量をあまり感じさせることなく、軽く操作できるという効果を奏し得る。
以下、本発明に係るスウィングヒンジの最良の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、本明細書及び特許請求の範囲において、単にガイドシャフトという場合には、後述する第1ガイドシャフトと第2ガイドシャフト、及びそれ以上の数のガイドシャフトを含む場合があり、また、単に係止手段という場合には、後述する第1の係止手段と第2の係止手段の双方、或は一方を含む場合がある。さらに、第1の係止手段と第2の係止手段は、それぞれ一対づつ設けられているが、それぞれ1個のみの場合も含んでいる。さらに、本明細書及び特許請求の範囲において、傾動部材とは、液晶テレビジョン、プラズマテレビジョン、さらには、モニターテレビジョン、及びタブレット型ディスプレイ装置などの平面型ディスプレイ装置、その他の起立状態と傾動状態で用いるものを含んでいる。
図面によれば、とくに図1乃至図2は、本発明に係るスウィングヒンジとこれを用いた平面型ディスプレイ装置を示し、指示記号Aのものは、本発明に係るスウィングヒンジを示す。また、指示記号Bのものは、このスウィングヒンジAに取り付けられたところの上述した各種平面型ディスプレイ装置、その他の各種傾動部材を示している。
次に、図1乃至図16に示したように、本発明に係るスウィングヒンジAは、平面矩形状を呈したベース部材1と、このベース部材1上に所定間隔を空けて立設された一対の取付部材2、2と、この各取付部材2、2の内側にそれぞれ回転シャフト3、3を介して所定範囲において回転可能に取り付けられたところのフリクション機構4、4を有する一対の制御部材5、5と、この各制御部材5、5の間に所定間隔を空けて軸架させた一対の第1ガイドシャフト61と第2ガイドシャフト62と、3個の連結板部7a、7b、7cを介してその両側部から折り曲げたスウィングプレート部7d、7dを有し、この各スウィングプレート部7d、7dに設けた円弧状のガイド溝7e、7eに各第1ガイドシャフト61と第2ガイドシャフト62を挿通させたスウィング部材7と、このスウィング部材7のスウィングプレート部7d、7dの下端部側にスウィングシャフト8を介して搖動可能に取り付けられたスプリング取付部材9と、取付部材2、2の取付プレート部2a、2aに設けた軸受孔2h、2hへ回転自在に軸架させた取付シャフト10へ取り付けられた一対のゼンマイ部11、11と、第1ガイドシャフト61を係止する第1の係止手段12、12と、第2ガイドシャフト62を係止する第2の係止手段13、13と、で構成されている。スウィング部材7の取付板部7h、7hには平面矩形状の支持部材bが、図示してない取付ビスによって取り付けられ、この支持部材bに平面型ディスプレイ装置、その他の傾動部材Bが同じく図示してない取付ビスによって、取り付けられている。
勿論、ここのところは、スウィング部材7に平面型ディスプレイ装置、その他の各種傾動部材Bを直に取り付けてもよい。尚、第1ガイドシャフト61と第2ガイドシャフト62は、実施例によって、1本の場合もあり、2本以上の場合もある。また、第1の係止手段12、12と第2の係止手段13、13は、実施例によって1組の場合と2組の場合がある。また、一対のゼンマイ部11、11は、これらを1個とする場合もあり、さらに引張コイルスプリングに代えることは可能である。
次に、ベース部材1は、図示してない載置台上に載置されるもので、図面では平面矩形状を呈している。このベース部材1の構成材料は原則として樹脂であるが、このものに限定されない、また、その形状は、図面のものに限定されず、他の円盤状のものをはじめとして、種々の多角形状のものを必要に応じて用いることができる。
次に、取付部材2、2は、SUSのような金属プレートをプレス加工して作ったものであり、左右対称であるのみでその構成は同じである。これらの取付部材2、2は、取付プレート部2a、2aと、この取付プレート部2a、2aの下端部側より折り曲げて設けた取付板部2b、2c・2b、2cと、取付プレート部2a、2aの一側部から折り曲げて設けた補強板部2d、2dとを有し、取付板部2b、2c・2b、2cをベース部材1上に図示してない取付ビスを用いてネジ止めされることにより、所定間隔を空けて直立させられている。
この取付部材2、2の各取付プレート部2a、2aには、その上方一側部に設けたフリクション機構4、4の回転シャフト3、3用の軸受孔2e、2eと、この軸受孔2e、2eを挟んで一方の側に設けた円弧状のガイド溝2f、2fと、他方の側に設けた係止孔2g、2gが設けられると共に、さらにその上端部一側部には後述するゼンマイ部11、11を取り付ける取付シャフト10を軸架させる軸受孔2h、2h(図4に一方のみ表示)が設けられている。
次に、制御部材5、5は、左右対称のプレート状のものであり、その略中央部にそれぞれ隆起部5a、5aが設けられ、この隆起部5a、5aに所定間隔を空けて、第1ガイドシャフト61と第2ガイドシャフト62を取り付ける取付孔5b、5c・5b、5cが設けられている。制御部材5、5にはまた、後述するフリクション機構4、4の回転シャフト3、3を取り付ける変形取付孔5d、5dが設けられると共に、その縁部に係止片5e、5eが設けられている。
次に、フリクション機構4、4は、左右対称の同一の構成である。とくに図4と図6に示したように、このフリクション機構4、4は、取付部材2、2の軸受孔2e、2eに対して回転可能に取り付けた回転シャフト3、3と、この回転シャフト3、3に回転を規制されて取り付けられた第1フリクションワッシャー15、15と、取付部材2、2の取付プレート部2a、2aを挟んで回転シャフト3、3に取り付けられると共に、取付部材2、2に回転規制して取り付けられている第2フリクションワッシャー16、16と、この第2フリクションワッシャー16、16に隣接して回転シャフト3、3に取り付けられたスプリングワッシャー17、17と、このスプリングワッシャー17、17に隣接して回転シャフト3、3に回転を規制されて取り付けられた押えワッシャー18、18と、この押えワッシャー18、18に隣接して回転シャフト3、3に設けた雄ネジ部3g、3gにネジ着されたナット19、19とで構成されている。尚、ナット19、19はこれを省略して、かしめに代えることもできる。
次に、回転シャフト3、3は、同じ構成であるので、詳しくはその一方のみを説明すると、とくに図6に示したように、回転シャフト3は、その一端部側に設けた6角形状を呈した変形取付部3aと、この変形取付部3aに続いて設けられた外周に係止溝3bを設けたフランジ部3cと、このフランジ部3cに続いて設けられた小径円形軸部3dと、この小径円形軸部3dに続いて設けられた第1変形軸部3eと、この第1変形軸部3eに続いて設けられた第2変形軸部3fと、この第2変形軸部3fの外周に設けられた雄ネジ部3gと、この雄ネジ部3gにネジ着されるナット19とで構成されており、変形取付部3aを制御部材5の変形取付孔5dへ挿入固定させ、小径円形軸部3dを取付部材2の取付プレート部2aに設けた軸受孔2eへ軸支させている。もう一方の回転シャフト3も同じ構成である。回転シャフトの変形取付部3aは、実施例では、変形取付孔5dにかしめて固定されるが、このものに限定されない。
第1フリクションワッシャー15は、とくに図6に示したように、その中心部軸方向に設けた挿通孔15aと、その外周に設けた係止片15bと、その面部に設けた複数の油溜部15cを有し、挿通孔15aへ回転シャフト3の小径円形軸部3dを挿通させ、係止片15bを回転シャフト3のフランジ部3cに設けた係止溝3bに係止させることによって、回転シャフト3と共に回転するように構成されている。
第2フリクションワッシャー16は、同じくとくに図6に示したように、その中心部軸方向に設けた挿通孔16aと、その外周に設けた係止片16bと、その面部に設けた複数の油溜部16cを有し、挿通孔16aへ回転シャフト3の小径円形軸部3dを挿通させ、係止片16bを取付部材2に設けた係止孔2g、2gに係止させることによって、取付部材2に回転規制されて非回転に取り付けられている。スプリングワッシャー17は、同じくとくに図6に示したように、その軸心部軸方向に設けた挿通孔17aに回転シャフト3の小径円形軸部3dを挿通させている。尚、このスプリングワッシャー17は皿バネであってもよく、また、その使用枚数に限定はない。押えワッシャー18はその中心部軸方向に設けた変形挿通孔18aに回転シャフト3の第1変形軸部3eを挿通させて回転シャフト3と共に回転するように構成されている。
このようにして、フリクション機構4、4は、とくに図6に記載されたものから解るように、ナット19、19を締め付けることにより、第1フリクションワッシャー15、15と第2フリクションワッシャー16、16が、取付部材2、2の取付プレート部2a、2aとスプリングワッシャー17、17に圧接し、制御部材5、5が回転する際に回転シャフト3、3が共に回転し、第1フリクションワッシャー15、15と取付プレート部2a、2aの間と、第2フリクションワッシャー16、16とスプリングワッシャー17、17との間にフリクショントルクが創出されるように構成されている。尚、スプリングワッシャー17、17は、この実施例の場合には、押えワッシャー18、18と共に回転シャフト3、3と一緒に回転する構成であるが、このものに限定されない。
次に、第1ガイドシャフト61と第2ガイドシャフト62は、とくに図5に示したように、それぞれその中央部の大径円形軸部61a、62aと、この各大径円形軸部61a、62aの両端部に続いて設けられた中径円形軸部61b、61b・62b、62bと、この中径円形軸部61b、61b・62b、62bの各両端部に続いて設けられた小径円形軸部61c、61c・62c、62cとから成り、さらに、小径円形軸部61c、61c・62c、62cには、その外周にEリング61e、61e・62e、62eの係止用周溝61d、61d・62d、62dが設けられている。
この第1ガイドシャフト61と第2ガイドシャフト62は、それぞれの係止用周溝61d、62d・61d、62dに取り付けたEリング61e、61e・62e、62eで各制御部材5、5の取付孔5b、5c・5b、5cへ抜け出ないように取り付けられている、この第1ガイドシャフト61と第2ガイドシャフト62は、また、その各中径円形軸部61b、61b・62b、62bは、スウィング部材7の各スウィングプレート部7d、7dに設けたガイド溝7e、7eをスライド可能に貫通している。スウィング部材7の各スウィングプレート部7d、7dの内側には、その挿通孔に第1ガイドシャフト61と第2ガイドシャフト62を挿通させつつワッシャー61f、61f・62f、62fが介在させられている。
次に、スウィング部材7には、とくに図4と図7、図8に記載したところから解るように、さらにその下端部側と上端部側に、第1の係止手段12、12と第2の係止手段13、13を取り付ける雌ネジ孔7f、7f(一方のみ表示)雌ネジ孔7i、7iが設けられており、これらの各雌ネジ孔7f、7f・7i、7iに隣接して係止孔7g、7g(一方のみ表示)と係止孔7j、7jが設けられている。スウィング部材7のスウィングプレート部7d、7dの下端部側には、さらに、フランジ部8a付きのスウィングシャフト8を軸受する取付孔7k、7kが設けられると共に、支持部材bの取付板部7h、7hが設けられている。
次に、スプリング取付部材9は、とくに図4に示したように、基板部9aとこの基板部9aの両側部より折り曲げた取付部9b、9bから成り、各取付部9b、9bに設けた取付孔9c、9cにスウィングプレート部7d、7dに設けた取付孔7k、7kに取り付けたスウィングシャフト8を挿通させ、スウィング部材7に揺動可能に取り付けられており、基板部9aにはゼンマイ部11、11の各先端部11a、11aが図示してない取付ネジによって取り付けられている。このスプリング取付部材9には、スウィング部材7の動作時に当該スウィング部材7のとくに連結板部7aとゼンマイ部11、11が互いに傷つけ合わないようにするための、合成樹脂製のカバー22が取り付けられている。尚、スウィングシャフト8はその一端部に設けたフランジ部8aを取付孔7k、7kの一方のものに係止させ、他端部側をもう一方の取付孔7kへかしめて抜け出ないように取り付けてある。
各ゼンマイ部11、11は取付シャフト10に固定されていることが望ましい。さらに、取付シャフト10の両端部には、とくに図4に示したように、周溝10a、10aが設けられ、この周溝10a、10aが取付孔7k、7kを貫通した部分にEリング10b、10bが係合されて取付シャフト10の軸方向の動きを規制する構成である。
次に、第1の係止手段12、12は、スウィング部材7の最大起立角度(実施例では95度)において、制御部材5、5間に軸架させた第1ガイドシャフト61を係止して、平面型ディスプレイ装置などの傾動部材Bの姿勢を安定的に保持させるためのものであり、スウィング部材7の各スウィングプレート部7d、7dの下端部側にそれぞれ内側に向けて設けられている。この第1の係止手段12、12は、取付ネジ23、23でスウィング部材7の下端部に取り付けられた、スプリングクリップベース24、24と、スプリングクリップ25、25と、スプリングクリップワッシャー26、26とから構成されている。尚、この第1の係止手段12、12は、図4ではその構成に付き一方のみしか記載されていないが、図7に示したように、同じ構成である。
このうちのスプリングクリップベース24、24には、その中心部軸方向へ挿通孔24a、24aが設けられ、片面側にスプリングクリップ25、25の固定部24b、24bが設けられると共に、その両側部の対向位置にそれぞれ突出方向を変えて係止突起24c、24cと24d、24dが設けられており、一方の係止突起24c、24cはスウィングプレート部7d、7dに設けた雌ネジ孔7f、7fに隣接して設けた係止孔7g、7gへ挿入されている。スプリングクリップ25、25は、湾曲部25a、25aとこの湾曲部25a、25aに続いて設けられたフック部25b、25bとで構成されており、取付部25c、25cをスプリングクリップベース24、24の固定部24b、24bへ嵌入させて姿勢制御されている。スプリングクリップワッシャー26、26にはその中心部軸方向に設けた挿通孔26a、26aと、その外周部に設けた係止溝26b、26bが設けられており、係止溝26b、26bにはスプリングクリップベース24、24に設けた係止突起24d、24dが係止されている。取付ネジ23、23はその先端をスプリングクリップワッシャー26、26に設けた挿通孔26a、26aを貫通してスウィング部材7の雌ネジ孔7f、7fにネジ着されている。
第2の係止手段13、13は、スウィング部材7の最小起立角度(実施例においては21.6度)において制御部材5、5に設けた第2ガイドシャフト62を係止して、平面型ディスプレイ装置などの傾動部材Bの姿勢を安定的に保持させるためのものであり、スウィング部材7の各スウィングプレート部7d、7dの上端部側にそれぞれ内側に向けて設けられている。この第2の係止手段13、13は、取付ネジ27、27でスウィング部材7の上端部の内側に取り付けられた、スプリングクリップベース28、28と、スプリングクリップ29、29と、スプリングクリップワッシャー30、30とから構成されている。このうちのスプリングクリップベース28、28には、その中心部軸方向へ挿通孔28a、28aが設けられると共に、一側面にスプリングクリップ29、29を固定させる固定部28b、28bが設けられている。
また、このスプリングクリップベース28、28には、その中心部軸方向へ挿通孔28a、28aが設けられ、片面側にスプリングクリップ29、29の固定部28b、28bが設けられると共に、その両側部の対向位置にそれぞれ突出方向を変えて係止突起28c、28cと28d、28dが設けられており、一方の係止突起28c、28cは、スウィングプレート部7d、7dに設けた雌ネジ孔7i、7iに隣接して設けた係止孔7j、7jへ挿入されている。スプリングクリップ29、29は、湾曲部29a、29aとこの湾曲部29a、29aに続いて設けられたフック部29b、29bとで構成されており、取付部29c、29cをスプリングクリップベース28、28の固定部28b、28bへ嵌入させて姿勢制御されている。スプリングクリップワッシャー30、30にはその中心部軸方向に設けた挿通孔30a、30aと、その外周部に設けた係止溝30b、30bが設けられており、係止溝30b、30bにはスプリングクリップベース28、28に設けたもう一方の係止突起28c、28cが係止されている。取付ネジ27、27はスプリングクリップワッシャー30、30に設けた挿通孔30a、30aを貫通してスウィング部材7の雌ネジ孔7i、7iにネジ着されている。
各取付部材2、2の各取付プレート部2a、2aの上端部側に軸架した取付シャフト10には、一対のゼンマイ部11、11が取り付けられている。この各ゼンマイ部11、11の各先端部11a、11aは、上述したように、スウィング部材7の各スウィングプレート部7d、7dの下端部側にスウィングシャフト8を介して回動可能に取り付けたスプリング取付部材9の基板部9aに取り付けられている。
したがって、図9に示したように、平面型ディスプレイ装置などの傾動部材Bがその水平位置から95度の最大起立角度の状態にあるときには、第1の係止手段12、12のスプリングクリップ25、25が、とくに図10と図11に示したように、第1ガイドシャフト61を係止しているので、この最大起立角度において、平面型ディスプレイ装置などの傾動部材Bは安定的に停止保持状態にあり、多少の振動や揺れに対してもその傾斜角度に変化は生じない。そして、この時には、制御部材5、5が、とくに図3に示したように、直立状態にあって、その係止片5e、5eが取付部材2、2の取付プレート部2a、2aに設けたガイド溝2f、2fの始端部に位置している。尚、この最大起立角度は、実施例のものに限定されない。
次に、平面型ディスプレイ装置などの傾動部材Bを後方へ傾動させて行くと、まず、図13に示したように、第1の係止手段12、12のスプリングクリップ25、25による係合状態が解離され、次いで第1ガイドシャフト61と第2ガイドシャフト62が、スウィング部材7のスウィングプレート部7d、7dに設けたガイド溝7e、7eに案内されて、傾動部材Bは図14に示したように後方へ倒れて行き、最大限傾動された図15と図16に示した傾動位置で、第2の係止手段13、13のスプリングクリップ29、29が、第2ガイドシャフト62と係合するまで傾動して停止する。この最大傾斜角度は水平面に対して21.6度であるが、この傾斜角度に限定されない。
一方、スウィング部材7が後方へ倒れて行くと、スプリング取付部材9に取り付けられたゼンマイ部11、11が引き出される。この引き出されたゼンマイ部11、11は、スウィング部材7が自然に後方へ傾動して行くことを防止すると共に、傾動させた平面型ディスプレイ装置などの傾動部材Bを起こして元位置に戻して行くときに、平面型ディスプレイ装置などの傾動部材Bの重量を減殺させて、当該平面型ディスプレイ装置などの傾動部材Bを起こし易くすることができるものである。
本発明は、以上のように構成したので、スウィング部材に取り付けた平面型ディスプレイ装置などの各種傾動部材を、その上端部側を後方へ突出させることなく、起立状態から様々な傾斜角度に傾斜させて、任意の傾斜角度で安定停止させておくことができるので、液晶テレビジョンや、プラズマテレビジョン、同モニターテレビジョン、及びタブレット型ディスプレイ装置などの平面型ディスプレイ装置を始とする各種傾動部材のスウィングヒンジとして好適に用いられるものである。
A スウィングヒンジ
B 傾動部材(平面型ディスプレイ装置)
b 支持部材
1 ベース部材
2 取付部材
2f ガイド溝
5 制御部材
7 スウィング部材
7d スウィングプレート部
7e ガイド溝
9 スプリング取付部材
11 ゼンマイ部
11a 先端部
12 第1の係止手段
13 第2の係止手段
61 第1ガイドシャフト
62 第2ガイドシャフト
B 傾動部材(平面型ディスプレイ装置)
b 支持部材
1 ベース部材
2 取付部材
2f ガイド溝
5 制御部材
7 スウィング部材
7d スウィングプレート部
7e ガイド溝
9 スプリング取付部材
11 ゼンマイ部
11a 先端部
12 第1の係止手段
13 第2の係止手段
61 第1ガイドシャフト
62 第2ガイドシャフト
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013117360A JP2014236390A (ja) | 2013-06-03 | 2013-06-03 | スウィングヒンジ |
TW103119139A TW201448603A (zh) | 2013-06-03 | 2014-05-30 | 擺動鉸鏈 |
CN201410238227.XA CN104214202A (zh) | 2013-06-03 | 2014-05-30 | 摆动铰链 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013117360A JP2014236390A (ja) | 2013-06-03 | 2013-06-03 | スウィングヒンジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014236390A JP2014236390A (ja) | 2014-12-15 |
JP2014236390A5 true JP2014236390A5 (ja) | 2016-07-07 |
Family
ID=52096005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013117360A Pending JP2014236390A (ja) | 2013-06-03 | 2013-06-03 | スウィングヒンジ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014236390A (ja) |
CN (1) | CN104214202A (ja) |
TW (1) | TW201448603A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6436431B2 (ja) * | 2015-06-18 | 2018-12-12 | 株式会社ナチュラレーザ・ワン | 映像表示装置の保持装置並びにこの保持装置を用いた映像表示装置 |
CN110319324B (zh) * | 2018-03-30 | 2021-04-20 | 比亚迪股份有限公司 | 用于显示终端的旋转机构以及具有其的车辆 |
CN109375638B (zh) * | 2018-11-23 | 2021-06-18 | 贵州航天特种车有限责任公司 | 一种姿态控制试验装置及其使用方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4785424B2 (ja) * | 2005-06-02 | 2011-10-05 | 富士通テン株式会社 | 電子機器 |
CN100489324C (zh) * | 2006-07-07 | 2009-05-20 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 铰链装置 |
JP2008099065A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Munekata Co Ltd | 二軸式モニター支持装置 |
JP5213502B2 (ja) * | 2008-04-17 | 2013-06-19 | 三菱電機株式会社 | 表示装置用回動台 |
JP4791601B1 (ja) * | 2011-01-15 | 2011-10-12 | オリオン電機株式会社 | ヒンジ部を備えた電子機器 |
JP5794019B2 (ja) * | 2011-07-27 | 2015-10-14 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器 |
-
2013
- 2013-06-03 JP JP2013117360A patent/JP2014236390A/ja active Pending
-
2014
- 2014-05-30 TW TW103119139A patent/TW201448603A/zh unknown
- 2014-05-30 CN CN201410238227.XA patent/CN104214202A/zh active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6532628B2 (en) | Hinge assembly for LCD monitor | |
US8570723B2 (en) | Actuated hinge and cable assembly for use with computer display monitors | |
KR100394525B1 (ko) | 틸트힌지 | |
KR100743746B1 (ko) | 디스플레이 기기의 각도 조절 장치 | |
WO2003050787A1 (fr) | Regulateur d'elevation d'afficheur | |
TW201426095A (zh) | 用於支撐顯示面板的相框式支撐裝置 | |
TWI342422B (en) | The inclination revolved axle structure of the display device | |
WO2003050786A1 (fr) | Systeme d'orientation de dispositif d'affichage | |
US20080011927A1 (en) | Apparatus to support a display device | |
US20090008518A1 (en) | Monitor with adjustable screen in highness and inclination | |
KR20090083005A (ko) | 디스플레이장치 | |
JP2014236390A5 (ja) | ||
JP2014236390A (ja) | スウィングヒンジ | |
TW200900834A (en) | Angle adjusting assembly and angle adjusting mechanism thereof | |
JP3189566U (ja) | 三軸制動ヒンジ | |
US20210160451A1 (en) | Display device | |
CN112335343B (zh) | 显示器倾斜设备 | |
TWI399163B (zh) | 鉸鏈結構 | |
JP3780378B1 (ja) | テレビ取付装置およびこれを備えた収納棚 | |
JP4502695B2 (ja) | 電子機器の支持装置 | |
JP3842797B2 (ja) | ディスプレイの支持装置 | |
KR100838565B1 (ko) | 디스플레이 장치 회전용 스탠드 | |
JP2012120062A (ja) | 2軸可動スタンド | |
JP3097542U (ja) | 液晶ディスプレイ台座構造 | |
JP2022045725A (ja) | 表示装置 |