JP2014236174A - 伝送モジュール、シールド方法、伝送ケーブル及びコネクタ - Google Patents

伝送モジュール、シールド方法、伝送ケーブル及びコネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】信号伝送に係る構成をEMIの抑制と設置の自由度の確保を図りつつ低コストに実現する。【解決手段】接地端子とデータ端子とを有する端子部(21)が形成されたコネクタ側基板(20)と、コネクタ側基板に搭載され前記データ端子を介して入力又は出力されるデータ信号よりも周波数の高い高周波信号を処理する信号処理部(23)とを有するコネクタ部(2)と、前記接地端子と電気的に接続されたケーブル側グランド層(30G)と前記高周波信号が伝送される信号線(30D)とが形成された可撓性を有するケーブル側基板(30)を有し、前記高周波信号に基づく信号を伝送する伝送ケーブル部(3)とを備え、ケーブル側基板のケーブル側グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて信号線の少なくとも下方及び上方にケーブル側グランド層が配されている。【選択図】図7

Description

本技術は、伝送モジュール、シールド方法、伝送ケーブル及びコネクタに関するものであり、特に、ミリ波などの高周波信号の伝送時に生じる電磁波ノイズを抑制するための技術分野に関する。
特開2006−286318号公報
近年、電子機器の小型化、高機能化が進んでおり、これに対応して伝送信号の周波数も数GHz(ギガヘルツ)〜数十GHzの帯域まで高周波化が進んでいる。このような高周波信号による高容量の伝送を行うにあたっては、EMI(Electro Magnetic Interference)の抑制が大きな課題の一つとなる。
現在の基準の一つとしては、EMIを例えば5mV/m以下に抑制することが要求されている。
なお、上記特許文献1には、シールド膜を形成することでEMIの抑制を図ったフラットケーブルが開示されている。
ここで、高周波信号の伝送には、導波管や基板上誘電体導波路などが用いられるが、一般的にそれらはフレキシブルではないため配線の取り回し自由度が低く、機器内での設置に制約を受ける。
設置の自由度を考慮すると、特許文献1に記載されるフラットケーブルのように柔軟で屈曲性に優れた伝送ケーブルを用いることが望ましい。
しかしながら、特許文献1に記載のケーブルは、電磁波のシールドのための層を形成するために追加の部材を要しており、この点でコストアップを助長する。
そこで、本技術では、上記した問題点を克服し、信号伝送に係る構成をEMIの抑制と設置の自由度の確保を図りつつ低コストに実現することを目的とする。
本技術に係る伝送モジュールは、第1に、接地端子とデータ端子とを有する端子部が形成されたコネクタ側基板と、前記コネクタ側基板に搭載され前記データ端子を介して入力又は出力されるデータ信号よりも周波数の高い高周波信号を処理する信号処理部とを有するコネクタ部と、前記接地端子と電気的に接続されたケーブル側グランド層と前記高周波信号が伝送される信号線とが形成された可撓性を有するケーブル側基板を有し、前記高周波信号に基づく信号を伝送する伝送ケーブル部とを備え、前記ケーブル側基板の前記ケーブル側グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて前記信号線の少なくとも下方及び上方に前記ケーブル側グランド層が配されているものである。
これにより、伝送ケーブル部の信号線がシールドされる。
第2に、上記した本技術に係る伝送モジュールにおいては、前記信号線の下方、上方及び側方に前記ケーブル側グランド層が配されていることが望ましい。
これにより、より高いシールド効果が得られる。
第3に、上記した本技術に係る伝送モジュールにおいては、前記ケーブル側グランド層は、複数箇所が切り欠かれた形状を有していることが望ましい。
これにより、ケーブル側グランド層の曲げ剛性が弱められる。
第4に、上記した本技術に係る伝送モジュールにおいては、前記コネクタ側基板と前記ケーブル側基板とが同一材料による一体の基板として構成されていることが望ましい。
これにより、コネクタ部と伝送ケーブル部とを備えた伝送モジュールが一体の基板を用いて製造される。
第5に、上記した本技術に係る伝送モジュールにおいては、前記コネクタ側基板には、前記接地端子と電気的に接続されたコネクタ側グランド層が形成され、前記コネクタ側基板における前記コネクタ側グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて前記高周波信号に基づき電磁波ノイズが生じる部分の少なくとも下方及び上方に前記コネクタ側グランド層が配されていることが望ましい。
これにより、伝送ケーブル部のみでなくコネクタ部においても高周波信号に基づく電磁波ノイズについてのシールド効果が得られる。
第6に、上記した本技術に係る伝送モジュールにおいては、前記信号処理部はRFチップであり、前記コネクタ側基板における前記コネクタ側グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて前記RFチップの少なくとも下方及び上方に前記コネクタ側グランド層が配されていることが望ましい。
これにより、RFチップにおいて生じる電磁波ノイズについてのシールド効果が得られる。
第7に、上記した本技術に係る伝送モジュールにおいては、前記伝送ケーブル部を介して伝送される信号の搬送波がミリ波とさていることが望ましい。
これにより、ミリ波帯の高周波信号を扱う場合に対応して生じる電磁波ノイズについてのシールド効果が得られる。
第8に、上記した本技術に係る伝送モジュールにおいては、前記ケーブル側基板又は前記コネクタ側基板がLCPで構成されていることが望ましい。
これにより、ケーブル側基板又はコネクタ側基板がノイズ抑制効果に優れた材料で構成される。
本技術に係るシールド方法は、接地端子とデータ端子とを有する端子部が形成されたコネクタ側基板と、前記コネクタ側基板に搭載され前記データ端子を介して入力又は出力されるデータ信号よりも周波数の高い高周波信号を処理する信号処理部とを有するコネクタ部と、前記接地端子と電気的に接続されたケーブル側グランド層と前記高周波信号が伝送される信号線とが形成された可撓性を有するケーブル側基板を有し、前記高周波信号に基づく信号を伝送する伝送ケーブル部とを備えた伝送モジュールについて、前記ケーブル側基板の前記ケーブル側グランド層を含む一部を折り畳んで前記信号線の少なくとも下方及び上方に前記ケーブル側グランド層を配することで、前記信号線をシールドするものである。
上記本技術に係るシールド方法によっても、上記した本技術に係る伝送モジュールと同様に伝送ケーブル部の信号線がシールドされる。
本技術に係る伝送ケーブルは、グランド層と信号線とが形成された可撓性を有する基板を備え、前記基板の前記グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて前記信号線の少なくとも下方及び上方に前記グランド層が配されているものである。
上記本技術に係る伝送ケーブルによっても、上記した本技術に係る伝送モジュールと同様に信号線がシールドされる。
本技術に係るコネクタは、接地端子とデータ端子とを有する端子部と、前記接地端子と電気的に接続されたグランド層とが形成された可撓性を有する基板と、前記基板に搭載され前記データ端子を介して入力又は出力されるデータ信号よりも周波数の高い高周波信号を処理する信号処理部とを備え、前記基板における前記グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて前記高周波信号に基づき電磁波ノイズが生じる部分の少なくとも下方及び上方に前記グランド層が配されているものである。
これにより、コネクタにおいて高周波信号に基づく電磁波ノイズが生じる部分がシールドされる。
本技術によれば、信号伝送に係る構成を、EMIの抑制と設置の自由度の確保を図りつつ低コストに実現することができる。
第1の実施の形態の伝送モジュールの概略外観斜視図である。 伝送モジュールが備えるコネクタ側基板及びケーブル側基板の構成を表す概略斜視図である。 コネクタ側基板及びケーブル側基板の断面構造を説明するための概略縦断面図である。 コネクタ側基板におけるチップの搭載手法について説明するための概略縦断面図である。 伝送モジュールが備える伝送ケーブル部を図2に示すA−A’断面で切断した際の概略断面図である。 コネクタ側基板とケーブル側とを含むフレキシブル基板の概略上面図(図6A)と、コネクタ側基板とケーブル側基板の境界部分の拡大図(図6B)である。 折り曲げ器を用いた側部の折り畳みの様子を模式的に表した図である。 ケーブル側グランド層の構造例についての説明図である。 第2の実施の形態の伝送モジュールが備えるコネクタ側基板及びケーブル側基板の構成を表す概略斜視図である。 第2の実施の形態のシールド構造についての説明図である。 第2の実施の形態としてのシールド構造の作成手法についての説明図である。 伝送ケーブル部のシールド構造の変形例についての説明図である。 コネクタ部のシールド構造の変形例についての説明図である。 グランド層をノイズ源の上方及び下方のみに配する変形例についての説明図である。 ケーブル側基板の側部を折り曲げたことによるシールド構造についての説明図である。
以下、本技術に係る実施の形態について説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。

<1.第1の実施の形態>
[1-1.伝送モジュールの構成]
[1-2.作成手法]
[1-3.第1の実施の形態のまとめ]
<2.第2の実施の形態>
[2-1.伝送モジュールの構成及び作成手法]
[2-2.第2の実施の形態のまとめ]
<3.変形例>
<4.本技術>
<1.第1の実施の形態>
[1-1.伝送モジュールの構成]

以下、添付図面を参照して本技術に係る実施の形態について説明していく。
図1乃至図5は、本技術に係る第1の実施の形態としての伝送モジュール1の構成について説明するための図であり、図1は伝送モジュール1の概略外観斜視図、図2は伝送モジュール1が備えるコネクタ側基板20及びケーブル側基板30の構成を表す概略斜視図、図3はコネクタ側基板20及びケーブル側基板30の断面構造を説明するための概略縦断面図、図4はコネクタ側基板20におけるチップの搭載手法について説明するための概略縦断面図、図5は伝送モジュール1が備える伝送ケーブル部3を図2に示すA−A’断面で切断した際の概略断面図である。
なお、図3では、図中の縦破線を境にコネクタ側基板20の断面構造とケーブル側基板30の断面構造とを併せて示している。
本例の伝送モジュール1は、例えば所定の電子機器の内部に設けられて機器内の信号伝送に用いられる。
伝送モジュール1は、コネクタ部2,2と、これらコネクタ部2,2の間を繋ぐ伝送ケーブル部3とを備えて構成されている(図1参照)。コネクタ部2,2には、それぞれ端子部21が形成されている。端子部21,21にはそれぞれ所定の端子が形成され、これら端子がそれぞれ電子機器内の所定のコネクタの端子に対して接続されることで、伝送モジュール1を介した信号伝送が可能な状態となる。
なお、コネクタ部2,2はそれぞれ同一構成とされることから、以下では一方のコネクタ部2のみについて説明を行う。
コネクタ部2は、コネクタ側基板20を有し、伝送ケーブル部30はケーブル側基板30を有する(図2参照)。詳しくは後述するが、本実施の形態の場合、コネクタ側基板20とケーブル側基板30は同一材料による一体の基板として構成されている。これらコネクタ側基板20とケーブル側基板30とが一体化された基板は、可撓性を有するフレキシブル基板(フレキシブル基板10)として構成されている。本例の場合、フレキシブル基板10の材料にはLCP(Liquid Crystal Polymer:液晶ポリマー)が用いられている。
コネクタ側基板20が有する端子部21には、少なくとも伝送対象のデータ信号が入力又は出力されるデータ端子と、接地端子とが設けられている(それぞれ図示は省略)。
コネクタ側基板20上には、信号伝送を行う上で必要とされる半導体チップや抵抗素子、コンデンサなどの各種の電子部品が実装されている。特に、本例のコネクタ側基板20には、所定の通信規格に従った信号伝送を行う上で必要とされる半導体チップとして、ベースバンドチップ22とRF(Radio Frequency)チップ23が搭載されている。
ベースバンドチップ22は、端子部21に設けられたデータ端子と電気的に接続されており、当該データ端子を介して入力されるデータ信号を入力可能とされている。ベースバンドチップ22は、データ端子を介して入力されたデータ信号を通信規格に従った所定形式の信号(通信信号)に変換(エンコード)する。
RFチップ23は、ベースバンドチップ22と電気的に接続されており、ベースバンドチップ22から入力された通信信号を周波数変換し、前記データ信号よりも周波数の高い伝送信号を生成する。本例の場合、伝送信号は、その搬送波が30GHz(ギガヘルツ)〜300GHz程度のミリ波とされた比較的高周波な信号とされる。この伝送信号が、伝送ケーブル部3を介して他方のコネクタ部2側に伝送される。
なお、伝送ケーブル部3を介して伝送信号が入力される受信側のコネクタ部2においては、RFチップ23は、当該伝送信号についての周波数変換を行って通信信号を生成する。また、受信側のコネクタ部2に設けられたベースバンドチップ22は、RFチップ23から入力された通信信号をデコードしてデータ信号に復調する。復調されたデータ信号は端子部21のデータ端子に供給される。
図3の断面図に模式的に表すように、コネクタ側基板20の内部には、信号線20Dとコネクタ側グランド層20Gが形成されており、ケーブル側基板30の内部には、信号線30Dとケーブル側グランド層30Gが形成されている。
図示は省略したが、コネクタ側グランド層20Gは、端子部21における接地端子と電気的に接続されている。また、ケーブル側グランド層30Gは、コネクタ側グランド層20Gと電気的に接続され、これにより接地端子に対しても電気的に接続されている。なお、本例ではコネクタ側基板20とケーブル側基板30とが一体とされていることから、これらコネクタ側グランド層30Gとケーブル側グランド層30Gとしても一体に形成されている。
RFチップ23と電気的に接続された信号線20Dは、ケーブル側基板30に形成された信号線30Dと電気的に接続されている。また、コネクタ側グランド20Gとケーブル側グランド層30Gが電気的に接続されている。
これにより、上記で説明したようなRFチップ23から伝送ケーブル部3を介した信号伝送、及び伝送ケーブル部3を介したRFチップ23への信号伝送が可能とされている。
なお、図3はあくまで模式図であり、実際のコネクタ側基板20においては、信号線20Dが多層にわたって形成されている。具体的には、所定形状にパターニングされた信号線20Dを有する導体層が絶縁層を介して積層され、基板の厚さ方向に延在するビアによって絶縁層を隔てて配される導体層(信号線20D)同士が電気的に接続されている。
ここで、コネクタ側基板20に対するベースバンドチップ22やRFチップ23などの半導体チップの実装は、図4Aに示されるようなフリップチップ接続で行われる。具体的には、複数の半田ボール24,24・・・を介してコネクタ側基板20に形成された電極とベースバンドチップ22やRFチップ23などの半導体チップに形成された電極とを接続するものである。
なお、図4Aではコネクタ側基板20に形成された電極とベースバンドチップ22やRFチップ23などの半導体チップに形成された電極とを半田ボール24,24・・・で直接的に接続する場合を例示したが、これに代えて、図4Bに示すように配線基板(インターポーザ)25を介した接続を行うこともできる。この場合、コネクタ側基板20に形成された電極に対しては、配線基板25の下側電極が半田ボール24,24・・・を介して接続され、ベースバンドチップ22やRFチップ23などの半導体チップに形成された電極に対しては配線基板25の上側電極が半田ボール24,24・・・を介して接続される。
配線基板25を介した接続とすることで、コネクタ側基板20の層数を削減することができる。
ここで、本例のようにミリ波帯の高周波信号が伝送される場合には、伝送ケーブル部3についてEMI(Electro Magnetic Interference)の抑制が図られることが望ましい。
そこで、本実施の形態では、伝送ケーブル部3の構造として、図5の断面図に示すように信号線30Dの周囲をケーブル側グランド層30Gで覆った構造を採用している。具体的には、ケーブル側基板30の両側部がそれぞれ折り畳まれたことで、信号線30Dの周囲がケーブル側グランド層30Gで覆われているものである。
[1-2.作成手法]

図6乃至8を参照して、図5に示すようなシールド構造の作成手法を説明する。
図6Aは、コネクタ側基板20とケーブル側30とを含むフレキシブル基板10の概略上面図であり、図6Bは、コネクタ側基板20とケーブル側基板30の境界部分の拡大図である。
図5に示したシールド構造を実現するにあたっては、コネクタ側基板20とケーブル側基板30との境界に対して、ケーブル側基板30の幅方向に平行な2つの切り込みK,Kを形成しておく。これら2つの切り込みK,Kは、それぞれケーブル側基板30の側方端から内側に向かって形成する。
2つのコネクタ側基板20,20を有するフレキシブル基板10全体で見れば、切り込みKは合計で4カ所形成される。
なお、図6A中に拡大して示すように、各切り込みKの先端部には切り込み止めKsを形成しておく。切り込み止めKsは、例えば円形等の所定形状により切り込み幅をより拡大した部分として形成する。
このような切り込み止めKsを形成しておくことで、後述する折り畳み時のストレス等により切り込みKの長さが不要に長くなってしまうことを防止できる。
上記のような4つの切り込みK,K,K,Kが形成されることで、ケーブル側基板30の両側部がそれぞれ折り曲げ可能な状態となる。このように折り曲げ可能とされたケーブル側基板30の両側部を、側部30S,30Sと表記する。また、ケーブル側基板30におけるこれら側部30S,30Sを除いた部分を本体部30Bと表記する。
なお、本体部30Bは、信号線30Dを含む部分と換言することができる。
図5に示すシールド構造を実現するべく、本例における切り込みKの長さkは次の条件を満たすように設定されている。

k=W/4

但し、Wはケーブル側基板30の幅を意味する。
上記のように切り込みK,K,K,Kが与えられたフレキシブル基板10を用意した上で、当該フレキシブル基板10に対し、図6Bに示すように接着用材料100を塗布する。
本例では、接着用材料100として熱硬化性樹脂をディスペンサーにより塗布する。例えば、接着用材料100の塗布は、図のように側部30S,30Sと本端部30Bとの境界部分に対してそれぞれ行う。
このように接着用材料100を塗布した状態のフレキシブル基板10を折り曲げ器にセットし、側部30S,30Sを順次折り畳む。
図7A、図7Bは、折り曲げ器を用いた側部30Sの折り畳みの様子を模式的に表している。先ずは図7Aに示すように、一方の側部30Sを折り畳む。折り畳みは、図のように折り曲げ器が有する折り曲げ治具101によって行われる。
次いで、折り曲げ器に対しフレキシブル基板10を図7Aの場合とは反対向きにセットし、図7Bに示すように他方の側部30Sについても折り曲げ治具101による折り畳みを行う。
このように双方の側部30Sが折り畳まれた状態のフレキシブル基板10を炉に投入し、所定の時間及び温度による加熱処理を施す。これにより、熱硬化性樹脂としての接着用材料100が硬化し、側部30S,30Sが折り畳まれた状態が維持される。
このようにして、図5に示したシールド構造、すなわち信号線30Dの周囲をケーブル側グランド層30Gで覆った構造が実現される。
ここで、本例においては、ケーブル側グランド層30Gの構造として折り畳みの容易性を考慮した構造を採用している。具体的には、図8Aに示されるように、ケーブル側グランド層30Gの双方の側部に対してそれぞれ側方端から内側に向けて伸びるスリットSを複数形成した構造である。
或いは、折り畳みの容易性の向上を図る上では、図8Bに示すようなメッシュ構造によるケーブル側グランド層30Gとしてもよい。
なお、ケーブル側グランド層30Gの構造は、これら図8A,図8Bに示したものに限定されるものではない。折り畳みの容易性を向上させるにあたっては、複数箇所が切り欠かれた形状を有するようにケーブル側グランド層30Gを形成すればよい。これにより、ケーブル側グランド層30Gの曲げ剛性が弱められて、折り畳みが容易となる。
[1-3.第1の実施の形態のまとめ]

上記で説明したように第1の実施の形態では、データ信号よりも周波数が高い高周波信号が伝送される伝送ケーブル部3において、ケーブル側基板30のケーブル側グランド層30Gを含む一部が折り畳まれたことに応じて信号線30Dの周囲にケーブル側グランド層30Gが配されている。
これにより、伝送ケーブル部3の信号線30Dがシールドされ、EMIの抑制が図られる。なお、実験の結果、EMIの測定値は0.1mV/mであった。
ここで、本実施の形態における信号線30Dのシールドは、ケーブル側グランド層30Gが形成されたケーブル側基板30の一部が折り畳まれて実現されるので、シールド膜を追加的に設ける従来例のように別途の部材を追加する必要性はない。すなわち、通常よりもケーブル側基板30を幅広に形成すれば足り、別途の追加部材は不要である。
また、本実施の形態では、フレキシブル基板10を用いていることから、柔軟で屈曲性に優れた伝送ケーブルが実現されている。
これらの点より、本実施の形態によれば、信号伝送に係る構成を、EMIの抑制と設置の自由度の確保を図りつつ低コストに実現することができる。
また、本実施の形態では、信号線30Dの周囲がケーブル側グランド層30Gで覆われていることで、信号線30Dの下方、上方及び側方にケーブル側グランド層30Gが配されている。
これにより、高いシールド効果が得られ、EMIの抑制効果を高めることができる。
さらに、本実施の形態では、ケーブル側グランド層30Gは、複数箇所が切り欠かれた形状を有している。
これにより、ケーブル側グランド層30Gの曲げ剛性が弱められて折り畳みが容易となり、シールド構造の作成を容易に行うことができる。従って、伝送モジュール1の製造効率を向上できる。
さらにまた、本実施の形態では、コネクタ側基板20とケーブル側基板30とが同一材料による一体のフレキシブル基板10として構成されている。
これにより、コネクタ部2と伝送ケーブル部3とを備えた伝送モジュール1が一体のフレキシブル基板10を用いて製造される。このように一体の基板を用いた製造とされることで、伝送モジュール1の製造効率が向上する。
加えて、本実施の形態では、伝送ケーブル部3を介して伝送される信号の搬送波がミリ波とさている。
これにより、ミリ波帯の高周波信号を扱う場合に対応して生じる電磁波ノイズについてのシールド効果が得られる。すなわち、ミリ波帯の高周波信号を扱う場合に対応してEMIを抑制できる。
また、本実施の形態では、ケーブル側基板30及びコネクタ側基板20がLCPで構成されている。
これにより、ケーブル側基板30及びコネクタ側基板20がノイズ抑制効果に優れた材料で構成され、EMIの更なる抑制が図られる。
<2.第2の実施の形態>
[2-1.伝送モジュールの構成及び作成手法]

続いて、第2の実施の形態の伝送モジュール1’について説明する。
なお、以下の説明では、既に第1の実施の形態で説明済みとなった部分と同様となる部分については同一符号を付して説明を省略する。
また、第2の実施の形態の伝送モジュール1’の外観は伝送モジュール1と同様となるため改めての図示は省略する。
図9は、伝送モジュール1’が備えるコネクタ側基板20’及びケーブル側基板30の構成を表す概略斜視図である。
図9に示されるように、伝送モジュール1’においては、コネクタ側基板20’の一部として形成されたフラップ部20’Sが折り畳まれたことに応じて、RFチップ23の周囲がコネクタ側基板20’の一部によって覆われている。
図10Aの概略斜視図に示すように、フラップ部20’Sは、コネクタ側基板20’の側面の一部が外側へ突出されて形成された部分となる。このフラップ部20’Sが、図中の矢印Dで表すように折り畳まれることで、RFチップ23がフラップ部20’Sとしてのコネクタ側基板20’の一部によって覆われている。
図10Bの概略縦断面図に示すように、フラップ部20’Sにおいてもコネクタ側グランド層20Gが形成されている。このため、上記のようにフラップ部20’Sによって覆われたRFチップ23は、その周囲がコネクタ側グランド層20Gによって覆われている。すなわち、その下方、上方及び側方にコネクタ側グランド層20Gが配されている。
なお、先の説明からも理解されるように、RFチップ23は、高周波信号に基づき電磁波ノイズが生じる部分である。従って、RFチップ23の周囲がコネクタ側グランド層20Gで覆われることで、EMIの抑制効果が得られる。
図11は、上記のような第2の実施の形態としてのシールド構造の作成手法についての説明図であり、図11Aはコネクタ側基板20’とケーブル側基板30とが一体に形成されたフレキシブル基板10’の概略上面図、図11Bはフラップ部20’Sが折り畳まれた状態でのコネクタ側基板20’の概略縦断面図である。
先ず、図10Bに示したようなシールド構造を実現するにあたっては、図11Aに示されるようにフラップ部20’Sを有するコネクタ側基板20’が形成されたフレキシブル基板10’を用意しておく。
ここで、コネクタ側基板20’におけるフラップ部20’Sが形成された以外の部分を、図のように本端部20’Bと表記する。
折り畳みを行うにあたっては、先ず、コネクタ側基板20’の本端部20’B、又はフラップ部20’Sの少なくとも何れかに接着用材料100を塗布しておく(図示は省略)。接着用材料100は、フラップ部20’Sが折り畳まれた際にRFチップ23の周囲を覆うことができる位置に塗布しておく(図11B参照)。
なお、本実施の形態においても、接着用材料100としては例えば熱硬化性樹脂を用いている。
接着用材料100を塗布した上で、フラップ部20’Sを第1の実施の形態の場合と同様の折り曲げ器を用いて折り畳み、フラップ部20’Sが折り畳まれた状態のフレキシブル基板10’を炉に投入して所定の時間及び温度による加熱処理を施す。これにより、熱硬化性樹脂としての接着用材料100が硬化し、フラップ部20’Sの折り畳み状態が維持される。
なお、上記のようなフラップ部20’Sの固定のための加熱処理は、伝送ケーブル部3側の側部30S,30Sの固定のための加熱処理と共通に(同時に)行うことができる。
[2-2.第2の実施の形態のまとめ]

上記のように第2の実施の形態では、コネクタ側基板20’についても、その一部が折り畳まれたことに応じて高周波信号に基づき電磁波ノイズが生じる部分の周囲にコネクタ側グランド層20Gが配されるようにしている。
これにより、伝送ケーブル部3のみでなくコネクタ部2においても高周波信号に基づく電磁波ノイズについてのシールド効果が得られ、伝送モジュール1’全体としてEMIの更なる抑制が図られる。
また、第2の実施の形態では、RFチップ23(信号処理部)の周囲にコネクタ側グランド層20Gが配されるようにしている。
これにより、RFチップ23において生じる電磁波ノイズについてのシールド効果が得られる。特に、受信側のコネクタ部2においては、RFチップ23においてミリ波による高周波信号が生成されるので、RFチップ23をシールドすることはEMIを抑制する上で有効である。
<3.変形例>

以上、本技術に係る実施の形態について説明したが、本技術は上記により説明した具体例に限定されるべきものではなく、多様な変形例が考えられる。
例えば、上記ではケーブル側基板30の両側部に設けられた側部30S,30Sをそれぞれ折り畳んでシールド構造を実現する例として、k=W/4とする例、すなわち折り畳まれた側部30S,30Sの先端同士が当接する(図5参照)例を挙げた。しかしながら、側部30Sを2つ設ける場合の例としてはこれに限定されるべきものではなく、少なくとも何れか一方の側部30Sの長さを第1の実施の形態の場合よりも長くして、他方の側部30S(先に折り畳まれた方の側部30S)の上に当該一方の側部30S(次に折り畳まれた方の側部30S)が乗り上げた構造とすることもできる。
なお、その場合、乗り上げた部分の接着が可能となるように接着用材料100を塗布することが望ましい。
或いは、2つの側部30S,30Sを折り畳む例に限定されず、例えば図12の断面図に示すように、本体部30Bの倍以上の幅を有する1つの側部30Sのみを形成しておき、当該側部30Sを折り畳むことで信号線30Dの周囲にケーブル側グランド層30Gが配されるようにしてもよい。
また、第2の実施の形態では、フラップ部20’Sを折り畳んで本体部20’Sに形成されたRFチップ23を覆う例を挙げたが、図13Aに示すようにフラップ部20’S側にRFチップ23を形成しておき、当該フラップ部20’Sを本体部20’B側に折り畳んでRFチップ23の周囲がケーブル側基板20’の一部で覆われるようにすることもできる。これによっても、RFチップ23の周囲にケーブル側グランド層20Gが配されるようにできる。
さらに、本体部20’Bから外側に突出したフラップ20’Sを折り畳む例に限定されず、例えば図13Bに示すように本体部20’Bの外縁よりも内側となる部分に略コの字の切り込みKiを入れてフラップ部20’Siを形成し、当該フラップ部20’Siを折り畳たむことでRFチップ23を覆うようにすることもできる。
或いは、図13Cに示すように、フラップ部20’Siに対してRFチップ23を形成しておき、当該フラップ部20’Siを本体部20’B側に折り畳んでRFチップ23の周囲がケーブル側基板20’の一部で覆われるようにすることもできる。
また、これまでの説明では、高周波信号に基づく電磁波ノイズの抑制にあたり、ノイズ源の周囲(下方、上方及び側方)にグランド層が配されるようにする例を挙げたが、本技術において、グランド層は少なくともノイズ源の上方及び下方に配されていればよい。
例えば、図14Aの上部の斜視図に示されるように側部30Sが折り畳まれた状態のケーブル側基板30について、図中の破線Edで囲ったケーブル側基板30の側方端部付近(つまり側部30Sの略U字状の折り返し部分)を縦方向に切断するなどして、図中の下部の側面図に示すように側部30Sが本体部30Bから切り離された状態とすることもできる。この拡大図における実線Cは、側部30Sと本体部30Bとの境界線を表している。この状態では、ノイズ源としての信号線30Dの下方と上方のみにケーブル側グランド層30Gが配されることになるが、これによっても一定のシールド効果を得ることができる。すなわち、これまでで例示した周囲を覆う場合よりは劣るものの、一定のEMI抑制効果を得ることができる。
また、このことはコネクタ部2側のシールド構造についても当てはまる。すなわち、例えば図14Bの斜視図に示すように、フラップ部20’Sが折り畳まれた状態のコネクタ側基板20’について、フラップ部20’Sの折り返し部分を縦方向に切断するなどして、本体部20’Bとフラップ部20’Sとが別体とされるようにしてもよい(図中の拡大図では本体部20’Bとフラップ部20’Sとの境界線を実線Cで表している)。これによっても、第2の実施の形態のようにRFチップ23の周囲を覆う場合よりは劣るものの、一定のEMI抑制効果を得ることができる。
なお、上記のように側部30Sやフラップ部20’Sの折り畳みを行った後にそれらの折り返し部分が切断されたとしても、折り畳みに応じてノイズ源の下方及び上方にグランド層が配されるに至ったことに変わりはない。
この点からも理解されるように、本技術は、基板(ケーブル側基板30又はコネクタ側基板20’)におけるグランド層(ケーブル側グランド層30G又はコネクタ側グランド層30G)を含む一部が折り畳たまれたことに応じて、ノイズ源の少なくとも上方及び下方にグランド層が配されるようにしたものであればよく、これにより、EMIの抑制効果を得ることができる。
或いは、EMI抑制効果を得るという観点においては、側部30Sは必ずしも折り畳む必要性はない。図15Aには、図11Aと同様に側部30S,30Sが形成されたフレキシブル基板10を示しているが、このフレキシブル基板10について、側部30S,30Sをそれぞれ所定角度(例えば90°)だけ折り曲げて、図15Bの断面図に示すように信号線30Dの下方及び両側方のみにケーブル側グランド層30Gが配された状態とすることが考えられる。これによっても、EMIの抑制効果は得られる。
また、第2の実施の形態では、コネクタ部2においてシールドを行う対象をRFチップ23としたが、RFチップ23だけでなくRF線路(RFチップ23に対する入/出力が行われる信号線)やカプラなどの他のノイズ源に対して本技術のシールド構造を採用することもできる。
また、折り畳みは、必ずしも基板の全層を折り畳むのではなく、グランド層を含む一部の層のみを折り畳むようにしてもよい。
また、これまでの説明では、接着用材料100として熱硬化性樹脂を用いる例を挙げたが、例えば二液硬化性樹脂など他の硬化性樹脂を用いることもできる。或いは、メタル圧着により金属分子同士を噛み合わせて接合するなど、樹脂以外の材料を用いることも可能である。なお、メタル圧着時の接着用材料100の例としては、例えば銅や金などを挙げることができる。
また、ケーブル側基板30とコネクタ側基板20(20’)は別体で構成することもできる。
<4.本技術>

なお、本技術は以下のような構成を採ることもできる。
(1)
接地端子とデータ端子とを有する端子部が形成されたコネクタ側基板と、前記コネクタ側基板に搭載され前記データ端子を介して入力又は出力されるデータ信号よりも周波数の高い高周波信号を処理する信号処理部とを有するコネクタ部と、
前記接地端子と電気的に接続されたケーブル側グランド層と前記高周波信号が伝送される信号線とが形成された可撓性を有するケーブル側基板を有し、前記高周波信号に基づく信号を伝送する伝送ケーブル部とを備え、
前記ケーブル側基板の前記ケーブル側グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて前記信号線の少なくとも下方及び上方に前記ケーブル側グランド層が配されている
伝送モジュール。
(2)
前記信号線の下方、上方及び側方に前記ケーブル側グランド層が配されている
前記(1)に記載の伝送モジュール。
(3)
前記ケーブル側グランド層は、
複数箇所が切り欠かれた形状を有している
前記(1)又は(2)に記載の伝送モジュール。
(4)
前記コネクタ側基板と前記ケーブル側基板とが同一材料による一体の基板として構成されている
前記(1)乃至(3)の何れかに記載の伝送モジュール。
(5)
前記コネクタ側基板には、前記接地端子と電気的に接続されたコネクタ側グランド層が形成され、
前記コネクタ側基板における前記コネクタ側グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて前記高周波信号に基づき電磁波ノイズが生じる部分の少なくとも下方及び上方に前記コネクタ側グランド層が配されている
前記(4)に記載の伝送モジュール。
(6)
前記信号処理部はRFチップであり、
前記コネクタ側基板における前記コネクタ側グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて前記RFチップの少なくとも下方及び上方に前記コネクタ側グランド層が配されている
前記(5)に記載の伝送モジュール。
(7)
前記伝送ケーブル部を介して伝送される信号の搬送波がミリ波とさている
前記(1)乃至(6)の何れかに記載の伝送モジュール。
(8)
前記ケーブル側基板又は前記コネクタ側基板がLCPで構成されている
前記(1)乃至(7)の何れかに記載の伝送モジュール。
(9)
接地端子とデータ端子とを有する端子部が形成されたコネクタ側基板と、前記コネクタ側基板に搭載され前記データ端子を介して入力又は出力されるデータ信号よりも周波数の高い高周波信号を処理する信号処理部とを有するコネクタ部と、前記接地端子と電気的に接続されたケーブル側グランド層と前記高周波信号が伝送される信号線とが形成された可撓性を有するケーブル側基板を有し、前記高周波信号に基づく信号を伝送する伝送ケーブル部とを備えた伝送モジュールについて、前記ケーブル側基板の前記ケーブル側グランド層を含む一部を折り畳んで前記信号線の少なくとも下方及び上方に前記ケーブル側グランド層を配することで、前記信号線をシールドする
シールド方法。
(10)
グランド層と信号線とが形成された可撓性を有する基板を備え、
前記基板の前記グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて前記信号線の少なくとも下方及び上方に前記グランド層が配されている
伝送ケーブル。
(11)
接地端子とデータ端子とを有する端子部と、前記接地端子と電気的に接続されたグランド層とが形成された可撓性を有する基板と、
前記基板に搭載され前記データ端子を介して入力又は出力されるデータ信号よりも周波数の高い高周波信号を処理する信号処理部とを備え、
前記基板における前記グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて前記高周波信号に基づき電磁波ノイズが生じる部分の少なくとも下方及び上方に前記グランド層が配されている
コネクタ。
1,1’…伝送モジュール、2…コネクタ部、20,20’…コネクタ側基板、20D…信号線、20G…コネクタ側グランド層、20’B…本体部、20’S,20’Si…フラップ部、21…端子部、23…RFチップ、3…伝送ケーブル部、30…ケーブル側基板、30D…信号線、30G…ケーブル側グランド層、30B…本体部、30S…側部

Claims (11)

  1. 接地端子とデータ端子とを有する端子部が形成されたコネクタ側基板と、前記コネクタ側基板に搭載され前記データ端子を介して入力又は出力されるデータ信号よりも周波数の高い高周波信号を処理する信号処理部とを有するコネクタ部と、
    前記接地端子と電気的に接続されたケーブル側グランド層と前記高周波信号が伝送される信号線とが形成された可撓性を有するケーブル側基板を有し、前記高周波信号に基づく信号を伝送する伝送ケーブル部とを備え、
    前記ケーブル側基板の前記ケーブル側グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて前記信号線の少なくとも下方及び上方に前記ケーブル側グランド層が配されている
    伝送モジュール。
  2. 前記信号線の下方、上方及び側方に前記ケーブル側グランド層が配されている
    請求項1に記載の伝送モジュール。
  3. 前記ケーブル側グランド層は、
    複数箇所が切り欠かれた形状を有している
    請求項1に記載の伝送モジュール。
  4. 前記コネクタ側基板と前記ケーブル側基板とが同一材料による一体の基板として構成されている
    請求項1に記載の伝送モジュール。
  5. 前記コネクタ側基板には、前記接地端子と電気的に接続されたコネクタ側グランド層が形成され、
    前記コネクタ側基板における前記コネクタ側グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて前記高周波信号に基づき電磁波ノイズが生じる部分の少なくとも下方及び上方に前記コネクタ側グランド層が配されている
    請求項4に記載の伝送モジュール。
  6. 前記信号処理部はRFチップであり、
    前記コネクタ側基板における前記コネクタ側グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて前記RFチップの少なくとも下方及び上方に前記コネクタ側グランド層が配されている
    請求項5に記載の伝送モジュール。
  7. 前記伝送ケーブル部を介して伝送される信号の搬送波がミリ波とさている
    請求項1に記載の伝送モジュール。
  8. 前記ケーブル側基板又は前記コネクタ側基板がLCPで構成されている
    請求項1に記載の伝送モジュール。
  9. 接地端子とデータ端子とを有する端子部が形成されたコネクタ側基板と、前記コネクタ側基板に搭載され前記データ端子を介して入力又は出力されるデータ信号よりも周波数の高い高周波信号を処理する信号処理部とを有するコネクタ部と、前記接地端子と電気的に接続されたケーブル側グランド層と前記高周波信号が伝送される信号線とが形成された可撓性を有するケーブル側基板を有し、前記高周波信号に基づく信号を伝送する伝送ケーブル部とを備えた伝送モジュールについて、前記ケーブル側基板の前記ケーブル側グランド層を含む一部を折り畳んで前記信号線の少なくとも下方及び上方に前記ケーブル側グランド層を配することで、前記信号線をシールドする
    シールド方法。
  10. グランド層と信号線とが形成された可撓性を有する基板を備え、
    前記基板の前記グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて前記信号線の少なくとも下方及び上方に前記グランド層が配されている
    伝送ケーブル。
  11. 接地端子とデータ端子とを有する端子部と、前記接地端子と電気的に接続されたグランド層とが形成された可撓性を有する基板と、
    前記基板に搭載され前記データ端子を介して入力又は出力されるデータ信号よりも周波数の高い高周波信号を処理する信号処理部とを備え、
    前記基板における前記グランド層を含む一部が折り畳まれたことに応じて前記高周波信号に基づき電磁波ノイズが生じる部分の少なくとも下方及び上方に前記グランド層が配されている
    コネクタ。
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