JP2014235316A - 光走査装置、光走査制御装置及び光走査ユニット - Google Patents

光走査装置、光走査制御装置及び光走査ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】圧電センサの経年劣化による出力電圧の低下とノイズによる影響を抑制することが可能な光走査装置、光走査制御装置及び光走査ユニットを提供することを目的としている。【解決手段】ミラーを支持するミラー支持部を軸方向両側から捻れ梁により支持し、前記捻れ梁の捻れにより前記ミラー支持部を軸回り方向に揺動させる光走査装置であって、前記ミラー及び前記ミラー支持部を挟むように対をなして設けられた駆動梁と、前記駆動梁の片側を前記捻れ梁と連結する連結梁と、前記連結梁上に形成されており、前記駆動梁に駆動電圧が印加されて前記ミラーが揺動しているとき、前記捻れ梁の軸周りの揺動による前記連結梁の変位を検出する圧電センサを有し、前記圧電センサは、上部電極に正極又は負極の第一バイアス電圧が印加され、下部電極に前記上部電極に印加されたバイアス電圧と極性が逆の第二バイアス電圧が印加される。【選択図】図6

Description

本発明は、ミラーを支持するミラー支持部を軸方向両側から捻れ梁により支持し、前記捻れ梁の捻れにより前記ミラー支持部を軸回り方向に揺動させる光走査装置、この光走査装置を制御する光走査制御装置、光走査装置と光走査制御装置を有する光走査ユニットに関する。
従来から、例えば特許文献1に記載されるように、圧電素子の上面に上部電極、下面に下部電極を形成したアクチュエータを用いて入射光を反射させるミラー部を回転軸回りに回転させ、反射光を走査させる光走査装置が知られている。このアクチュエータでは、上部電極と下部電極とに駆動電圧を印加することによって、ミラー部を反射面に対して垂直及び水平に揺動させる。
このようなアクチュエータでは、ミラー部が駆動され遥動している状態で圧電素子に発生する電圧を検出する検出用の圧電センサが設けられており、この圧電センサの出力に基づきミラー部の傾きが検出され、アクチュエータの動作が制御される。
圧電センサは、例えば圧電素子を用いたアクチュエータと同様の構成を有しており、ミラーの変位に応じた電圧を出力する。この圧電センサは、一方の上部電極又は下部電極の何れか一方が接地されており、他方の電極が圧電センサの出力端子と接続されていても良い。図1は、従来の圧電センサの接続を説明する図である。従来の圧電センサ10は、一本の電極が接地されており、他方の電極が圧電センサの出力端子と接続される。また他方の電極には、チャージアップを防止するための抵抗R1が接続される。
特開2012−208352号公報
上記従来の圧電センサは、経年劣化による出力電圧の低下が大きく、時間の経過によりミラーの変位に対する感度が鈍くなる虞がある。また従来の圧電センサでは、元々の出力電圧が小さいためにノイズの影響を受けやすい。
本発明は、上記事情を鑑みてこれを解決すべく成されたものであり、圧電センサの経年劣化による出力電圧の低下とノイズによる影響を抑制することが可能な光走査装置、光走査制御装置及び光走査ユニットを提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成すべく以下の如き構成を採用した。
本発明は、ミラー(110)を支持するミラー支持部(120)を軸方向両側から捻れ梁(130A、130B)により支持し、前記捻れ梁(130A、130B)の捻れにより前記ミラー支持部(120)を軸回り方向に揺動させる光走査装置(200)であって、
前記ミラー(110)及び前記ミラー支持部(120)を挟むように対をなして設けられた駆動梁(150A、150B)と、
前記駆動梁(150A、150B)の片側を前記捻れ梁と連結する連結梁(140A、140B)と、
前記連結梁(150A、150B)上に形成されており、前記駆動梁(150A、150B)に駆動電圧が印加されて前記ミラー(110)が揺動しているとき、前記捻れ梁(130A、130B)の軸周りの揺動による前記連結梁(140A、140B)の変位を検出する圧電センサ(191)を有し、
前記圧電センサ(191)は、
上部電極(191b)に正極又は負極の第一バイアス電圧が印加され、下部電極(191c)に前記第一バイアス電圧と極性が逆の第二バイアス電圧が印加される構成とした。
また本発明は、上記光走査装置を制御する光走査制御装置である。
また本発明は、上記光走査装置と光走査制御装置を有する光走査ユニットである。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、圧電センサの経年劣化による出力電圧の低下とノイズによる影響を抑制することができる。
従来の圧電センサの接続を説明する図である。 第一の実施形態の光走査ユニットを説明する図である。 第一の実施形態の光走査装置を説明する図である。 図1の部分Aを拡大した図である。 図1の部分Bを拡大した図である。 バイアス電圧の生成を説明する図である。 圧電センサの経年劣化を説明する図である。 バイアス電圧が印加された場合とバイアス電圧が印加されない場合のセンサ信号を示す図である。 第二の実施形態の光走査ユニットを説明する図である。 第三の実施形態の光走査ユニットを説明する図である。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第一の実施形態について説明する。図2は、第一の実施形態の光走査ユニットを説明する図である。
本実施形態の光走査ユニット100は、光走査装置200、電圧生成回路300、フロントエンドIC(Integrated Circuit)400、LD(Laser Diode)440、ミラードライバIC500、抵抗R20、R21、R30、R31を有する。
本実施形態の光走査装置200は、例えばLD440から照射される光を走査させる光走査装置であり、例えば圧電素子によりミラーを駆動させるMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラー等である。
本実施形態の電圧生成回路300、フロントエンドIC400、LD440、ミラードライバIC500、抵抗R20、R21、R30、R31は、光走査装置200を制御する光走査制御装置である。
以下に、光走査ユニット100の各部の説明に先立ち、本実施形態の光走査装置200について説明する。
図3は、第一の実施形態の光走査装置を説明する図である。本実施形態の光走査装置200は、ミラー110と、ミラー支持部120と、捻れ梁130A、130Bと、連結梁140A、140Bと、第1の駆動梁150A、150Bと、可動枠160と、第2の駆動梁170A、170Bと、固定枠180と、を備えている。また本実施形態の第1の駆動梁150A、150Bは、それぞれ駆動源151A、151Bを備える。第2の駆動梁170A、170Bは、それぞれ駆動源171A、171Bを備える。
本実施形態のミラー支持部120には、ミラー110の円周に沿うようにスリット122が形成されている。このスリット122により、ミラー支持部120を軽量化しつつ捻れ梁130A、130Bによる捻れをミラー110へ伝達することができる。
本実施形態の光走査装置200において、ミラー支持部120の表面にミラー110が支持され、ミラー支持部120は、両側にある捻れ梁130A、130Bの端部に連結されている。捻れ梁130A、130Bは、揺動軸を構成し、軸方向に延在してミラー支持部120を軸方向両側から支持している。捻れ梁130A、130Bが捻れることにより、ミラー支持部120に支持されたミラー110が揺動し、ミラー110に照射された光の反射光を走査させる動作を行う。捻れ梁130A、130Bは、それぞれが連結梁140A、140Bに連結支持され、第1の駆動梁150A、150Bに連結されている。
第1の駆動梁150A、150B、連結梁140A、140B、捻れ梁130A、130B、ミラー支持部120及びミラー110は、可動枠160に取り囲まれている。第1の駆動梁150A、150Bは、可動枠160にそれぞれの片側が支持されている。第1の駆動梁150Aのもう片側は内周側に延びて連結梁140A、140Bと連結している。第1の駆動梁150Bのもう片側も同様に、内周側に延びて連結梁140A、140Bと第1の駆動梁150A、150Bは、捻れ梁130A、130Bと直交する方向に、ミラー110及びミラー支持部120を挟むように、対をなして設けられている。
第1の駆動梁150A、150Bの表面には、駆動源151A、151Bがそれぞれ形成されている。駆動源151A、151Bは、第1の駆動梁150A、150Bの表面上の圧電素子の薄膜の上面に形成された上部電極と、圧電素子の下面に形成された下部電極とにより構成される。駆動源151A、151Bでは、上部電極と下部電極に印加する駆動電圧の極性に応じて伸長したり縮小したりする。このため第1の駆動梁150Aと第1の駆動梁150Bとで異なる位相の駆動電圧を交互に印加すれば、ミラー110の左側と右側で第1の駆動梁150Aと第1の駆動梁150Bとが上下反対側に交互に振動し、捻れ梁130A、130Bを揺動軸又は回転軸として、ミラー110を軸周りに揺動させることができる。ミラー110が捻れ梁130A、130Bの軸周りに揺動する方向を、以後、水平方向と呼ぶ。例えば第1の駆動梁150A、150Bによる水平駆動には、共振振動が用いられ、高速にミラー110を揺動駆動してよい。
また可動枠160の外部には、第2の駆動梁170A、170Bの一端が連結されている。第2の駆動梁170A、170Bは、可動枠160を左右両側から挟むように、対をなして設けられている。第2の駆動梁170Aは、第1の駆動梁150Aと平行に延在する梁が、隣接する梁と端部で連結され、全体としてジグザグ状の形状を有する。そして第2の駆動梁170Aの他端は、固定枠180の内側に連結されている。第2の駆動梁170Bも同様に、第1の駆動梁150Bと平行に延在する梁が、隣接する梁と端部で連結され、全体としてジグザグ状の形状を有する。そして第2の駆動梁170Bの他端は、固定枠180の内側に連結されている。
第2の駆動梁170A、170Bの表面には、それぞれ曲線部を含まない矩形単位毎に駆動源171A、171Bが形成されている。駆動源171Aは、第2の駆動梁170Aの表面上の圧電素子の薄膜の上面に形成された上部電極と、圧電素子の下面に形成された下部電極とにより構成される。駆動源171Bは、第2の駆動梁170Bの表面上の圧電素子の薄膜の上面に形成された上部電極と、圧電素子の下面に形成された下部電極とにより構成される。
第2の駆動梁170A、170Bでは、矩形単位毎に隣接している駆動源171A、171B同士で、異なる極性の駆動電圧を印加することにより、隣接する矩形梁を上下反対方向に反らせ、各矩形梁の上下動の蓄積を可動枠160に伝達する。第2の駆動梁170A、170Bは、この動作により、平行方向と直交する方向である垂直方向にミラー110を揺動させる。例えば第2の駆動梁170A、170Bによる垂直駆動には、非共振振動が用いられてもよい。
例えば駆動源171Bを左側から可動枠160に向かって並ぶ駆動源を駆動源171DL、171CL、171BL、171ALを含むものとし、右側の駆動源171Aを可動枠160から右側に向かって並ぶ駆動源171AR、171BR、171CR、171DRを含むものとした場合、駆動源171Axと駆動源171Cx(4本)を同波形、駆動源171Bx、駆動源171Dx(4本)を前者と位相の異なる同波形で駆動することで垂直方向へ遥動することができる。
また本実施形態の光走査装置200は、駆動源151A、151Bに駆動電圧が印加されてミラーが水平方向に遥動している状態におけるミラー110の水平方向の傾き具合を検出する圧電センサ191、192を有する。圧電センサ191、192は、連結梁140Bに設けられている。本実施形態の圧電センサ192は、連結梁140A、140Bの重量のバランスをとるためのダミーセンサである。
また本実施形態の光走査装置200は、駆動源171A、171Bに駆動電圧が印加されてミラーが垂直方向に遥動している状態におけるミラー110の垂直方向の傾き具合を検出する圧電センサ195、196を有する。圧電センサ195は第2の駆動梁170Aの有する矩形梁の一つに設けられており、圧電センサ196は第2の駆動梁170Bの有する矩形梁の一つに設けられている。
また本実施形態の圧電センサ191は、ミラー110の水平方向の傾き具合に伴い、捻れ梁130Bから伝達される連結梁140Bの変位に対応する電流値を出力する。
本実施形態の圧電センサ195は、ミラー110の垂直方向の傾き具合に伴い、第2の駆動梁170Aのうち圧電センサ195が設けられた矩形梁の変位に対応する電流値を出力する。本実施形態の圧電センサ196は、ミラー110の垂直方向の傾き具合に伴い、第2の駆動梁170Bのうち圧電センサ196が設けられた矩形梁の変位に対応する電流値を出力する。
本実施形態では、圧電センサ191の出力を用いてミラー110の水平方向の傾き具合を検出する。また本実施形態では、圧電センサ195、196を用いてミラー110の垂直方向の傾き具合を検出する。尚本実施形態では、各圧電センサから出力される電流値からミラー110の傾き具合の検出を行う傾き検出部が光走査装置200の外部に設けられていても良い。また本実施形態では、傾き検出部の検出結果に基づき駆動源151A、151B、駆動源171A、171Bに供給する駆動電圧を制御する駆動制御部が光走査装置200の外部に設けられていても良い。
各圧電センサ191は、圧電素子の薄膜の上面に形成された上部電極と、圧電素子の下面に形成された下部電極とにより構成される。本実施形態では、各圧電センサの出力は、上部電極と下部電極とに接続されたセンサ配線の電流値となる。
以下に図4を参照して圧電センサ191について説明する。図4は、図1の部分Aを拡大した図である。
圧電センサ191は、連結梁140Bにおける連結梁140Bと捻れ梁130Bとの連結部131の駆動源151B側に配置されている。圧電センサ192は、連結部131の駆動源151A側に配置されている。
圧電センサ191、192は、連結梁140Bの表面上の圧電素子の薄膜の上面に形成された上部電極と、圧電素子の下面に形成された下部電極とにより構成される。
本実施形態では、圧電センサ191の出力のみを用いるため、圧電センサ191にのみセンサ配線201、202が形成されている。
センサ配線201は、圧電センサ191の上部電極から引き出された上部電極配線であり、センサ配線202は、圧電センサ191の下部電極から引き出された下部電極配線である。
センサ配線201、202は、駆動源151B側に引き出されるように形成されて、固定枠180に設けられた端子群TBに含まれる所定の端子と接続される。
また本実施形態では、駆動源151Bの下部電極に駆動電圧を印加する駆動配線205及び駆動源151Bの上部電極に駆動電圧を印加する駆動配線206と、が駆動源151A側に引き回されている。本実施形態の駆動配線205は、駆動源151Aの下部電極に接続されている。また駆動配線206は、駆動源151Aの下部電極と上部電極に駆動電圧を印加する駆動配線203、204と併走するように配線される。
駆動配線203、204、205及び206は、固定枠180に設けられた端子群TAに含まれる所定の端子と接続される。
本実施形態の光走査装置200は、以上の構成により、駆動配線203、204、205及び206とセンサ配線201、202とが隣接することがなく、センサ信号に対する駆動信号によるクロストークの影響を低減させることができる。
次に図5を参照して圧電センサ195について説明する。図5は、図1の部分Bを拡大した図である。
圧電センサ195は、第2の駆動梁170Aの有する矩形梁の上端部に設けられている。圧電センサ195は、第2の駆動梁170Aの表面上の圧電素子の薄膜の上面に形成された上部電極と、圧電素子の下面に形成された下部電極とにより構成される。
圧電センサ195の出力は、センサ配線207とセンサ配線208とにより出力される。センサ配線207は、圧電センサ195の下部電極から引き出された下部電極配線であり、センサ配線208は、圧電センサ195の上部電極から引き出された上部電極配線である。センサ配線207及びセンサ配線208は、端子群TAの所定の端子に接続される。
また本実施形態のセンサ配線207及びセンサ配線208は、駆動源171Aの下部電極に駆動電圧を印加する駆動配線203及び駆動源171Aの上部電極に駆動電圧を印加する駆動配線210と、併走するように引き回される。尚駆動源151の下部電極と駆動源171の下部電極とには、共通の駆動電圧が印加されるため、駆動源151と下部電極と駆動源171の下部電極では駆動配線203が共通で使用される。
本実施形態では、このようにセンサ配線207及び208を形成することで、圧電センサ195の出力から検出されるミラー110の垂直方向の傾きを高精度に検出することができる。
尚図5では、圧電センサ195のみについて説明したが、圧電センサ196も圧電センサ195と同様に構成により、第2の駆動梁170Bの有する矩形梁の上端部に設けられている。圧電センサ196の上部電極及び下部電極から引き出されたセンサ配線は、それぞれ端子群TBに含まれる所定の端子と接続される。
尚図示していないが、本実施形態の光走査装置200では、固定枠180を支持する基板を有している。本実施形態の光走査装置200では、基板において圧電センサ195及び196のそれぞれの上部電極から引き出されたセンサ配線が接続され、圧電センサ195及び196のそれぞれの下部電極から引き出されたセンサ配線が接続されていても良い。したがって光走査装置200から出力される圧電センサ195及び196のセンサ配線は、一組の上部電極配線及び下部電極配線となる。本実施形態では、以上のように圧電センサ195及び196のセンサ配線を形成することで、ミラー110の垂直方向の揺動を検出するセンサの出力を増幅させることができる。
ここで図2に戻って、本実施形態の光走査ユニット100の各部について説明する。
本実施形態の電圧生成回路300は、光走査ユニット100の有する各部へ電源を供給する。また本実施形態の電圧生成回路300は、抵抗R20、R21、R30、R31と接続される。
本実施形態のフロントエンドIC400は、入力されたビデオ信号に信号処理を施し、LD440へ供給する。また本実施形態のフロントエンドIC400は、ミラー110の揺動を制御する信号を光走査装置200へ供給する。
本実施形態のフロントエンドIC400は、ビデオ信号処理部410、LDドライバ420、ミラー制御部430を有する。ビデオ信号処理部410は、入力されたビデオ信号に含まれる同期信号と、輝度信号及び色度信号とを分離する処理を行う。ビデオ信号処理部410は、輝度信号及び色度信号をLDドライバ420へ供給し、同期信号をミラー制御部430へ供給する。
LDドライバ420は、ビデオ信号処理部410から出力された信号に基づき、LD440を制御する。
ミラー制御部430は、ミラードライバIC500から出力される圧電センサ191の出力と、同期信号とに基づきミラー110の揺動を制御する。より具体的にはミラー制御部430は、ミラードライバIC500を介して光走査装置200の駆動源151A,B、171A,Bの駆動電圧(以下、駆動信号)を出力する。
本実施形態のミラードライバIC500は、位相反転部510、511、バッファ570、ノイズ除去部600を有する。
位相反転部510、511は、ミラー制御部430から出力される駆動信号の位相を反転させる。具体的には位相反転部510は、駆動源151Aに供給される駆動信号の位相を反転させて駆動源151Bに供給される駆動信号とする。また位相反転部511は、駆動源171Aに供給される駆動信号の位相を反転させて駆動源171Bに供給される駆動信号とする。
本実施形態のノイズ除去部600は、圧電センサ191の出力に重畳したノイズ成分を低減する。圧電センサ191の出力に重畳したノイズ成分とは、駆動配線の長さや配線の間隔により微妙に生じるクロストーク成分であり、駆動源151A,151B,171A,171Bに供給される駆動信号から受ける成分である。
本実施形態のノイズ除去部600は、ゲイン・位相調整部520、530、加算回路540、バッファ550、減算回路560を有する。
ゲイン・位相調整部520、530は、駆動源151A,151Bのそれぞれに供給される駆動信号から、圧電センサ191の出力に重畳されたノイズ成分と同等の成分を生成する。以下の説明では、駆動源151Aに供給される駆動信号を駆動信号1とし、駆動源151Bに供給される駆動信号を駆動信号2とする。
本実施形態のゲイン・位相調整部520は、駆動信号1を駆動源151Aに印加した場合に圧電センサ191の出力に重畳されたノイズ成分と同等の成分を生成する。本実施形態のゲイン・位相調整部530は、駆動信号2を駆動源151Bに印加した場合に圧電センサ191の出力に重畳されたノイズ成分と同等の成分を生成する。
加算回路540は、ゲイン・位相調整部520、530の出力を加算し、加算結果を反転させる。本実施形態では、ゲイン・位相調整部520、530の出力を加算して反転させることで、駆動源151A,151Bのそれぞれに駆動信号1と駆動信号2を同時に供給したと場合に、圧電センサ191の出力に重畳されたノイズ成分と同等の成分を生成する。
バッファ550は、圧電センサ191の出力を増幅させる。圧電センサ191は、ミラー110の水平方向の傾き具合に伴い、捻れ梁130Bから伝達される連結梁140Bの変位に対応する電流値を出力する。
減算回路560は、バッファ550の出力から加算回路540の出力を減算する。本実施形態のバッファ550の出力は、圧電センサ191の出力にノイズが重畳した信号である。また加算回路540の出力は、電センサ191の出力に重畳されたノイズ成分と同等の成分である。よってバッファ550の出力から加算回路540の出力を減算することで、圧電センサ191の出力からノイズ成分を除去することができる。減算回路560の出力は、フロントエンドIC400のミラー制御部430に供給される。
本実施形態のバッファ570は、圧電センサ195及び196それぞれの出力を加算したセンサ信号を増幅させる。具体的には本実施形態のバッファ570は、圧電センサ195及び圧電センサ196のそれぞれの上部電極を接続するセンサ配線と、圧電センサ195及び圧電センサ196のそれぞれの下部電極を接続するセンサ配線とが入力される。
尚図示していないが、本実施形態のミラードライバIC500には、駆動源171A,171Bに供給される駆動信号から受けるノイズ成分を除去するノイズ除去部が設けられていても良い。駆動源171A,171Bに対応したノイズ除去部は、ノイズ除去部600と同様の構成であり、圧電センサ195及び196の出力に重畳したノイズ成分を低減する。ミラードライバIC500がこのノイズ除去部を有する場合には、バッファ570は、バッファ550と同様に、このノイズ除去部内に設けられても良い。
本実施形態の抵抗R20、R30は、圧電センサ191の上部電極と下部電極のそれぞれに印加するバイアス電圧を生成するためのバイアス電圧生成手段である。本実施形態の抵抗R21、R31は、圧電センサ195及び196の上部電極と下部電極のそれぞれに印加するバイアス電圧を生成するためのバイアス電圧生成手段である。
本実施形態では、光走査装置200の端子群TBを介して圧電センサ191の上部電極とバッファ550とを接続する配線を配線S1とし、圧電センサ191の下部電極とバッファ550とを接続する配線を配線S2とした。また本実施形態では、光走査装置200の端子群TAを介して圧電センサ195及び196のそれぞれの上部電極とバッファ570とを接続する配線を配線S3とし、圧電センサ195及び196のそれぞれの下部電極とバッファ570とを接続する配線を配線S4とした。
本実施形態の抵抗R20は、一端が配線S1と接続されており、他端には電圧生成回路300からミラードライバIC500に供給される正極の電圧が印加される。抵抗R30は、一端が配線S2と接続されており、他端には電圧生成回路300からミラードライバIC500に供給される負極の電圧が印加される。
また本実施形態の抵抗R21は、一端が配線S3と接続されており、他端には電圧生成回路300からミラードライバIC500に供給される正極の電圧が印加される。抵抗R31は、一端が配線S4と接続されており、他端には電圧生成回路300からミラードライバIC500に供給される負極の電圧が印加される。
本実施形態では、以上のように各圧電センサの上部電極と下部電極とに抵抗を接続することで、各圧電センサの上部電極と下部電極に印加するバイアス電圧を生成する。
以下に図6を参照して本実施形態のバイアス電圧の生成について説明する。図6は、バイアス電圧の生成を説明する図である。図6では、圧電センサ191に印加するバイアス電圧について説明する。
本実施形態の圧電センサ191は、圧電素子191aの薄膜の上面に形成された上部電極191bと、圧電素子191aの下面に形成された下部電極191cとにより構成される。
上部電極191bには配線S1が接続され、下部電極191cには配線S2が接続される。また配線S1は、抵抗R10の一端と抵抗R20の一端とが接続された接続点にも接続されている。抵抗R10は、チャージアップを防止するための抵抗であり、他端は接地されている。抵抗R20の他端は、電圧生成回路300からミラードライバIC500に正極の電圧を供給する正極電源配線(図示せず)と接続される。
下部電極191cには配線S2が接続され、配線S2は抵抗R30の一端と接続されている。抵抗R30の他端には、電圧生成回路300からミラードライバIC500に負極の電圧を供給する負極電源配線(図示せず)と接続される。
本実施形態では、正極電源配線と圧電センサ191の上部電極191bとの間に抵抗R20を設けることで、圧電センサ191の上部電極191bに印加される正極のバイアス電圧を生成することができる。また本実施形態では、負極電源配線と圧電センサ191の下部電極191cとの間に抵抗R30を設けることで、圧電センサ191の下部電極191cに印加される負極のバイアス電圧を生成することができる。
尚図6では、圧電センサ191に対して印加するバイアス電圧の生成を例として説明したが、圧電センサ195及び196においても同様の手法により正極・負極両方のバイアス電圧を生成することができる。
本実施形態では、以上のように圧電素子191aの上部電極191bと下部電極191cのそれぞれに正極のバイアス電圧と負極のバイアス電圧とを印加することで、圧電素子191aの分極の向きが反転しないようにする。
本実施形態の圧電素子191aは、強誘電体であり、電気双極子が整列している。強誘電体の表面に存在する単位体積当たりの電気双極子は、自然に正と負の電荷の重心が分かれ、分極される(自然分極)。
バイアス電圧を印加しない状態で圧電素子191aに機械的な力を加えて正極の電圧と負極の電圧とを交互に現れるセンサ信号を出力させた場合、圧電素子191aの電気双極子は、出力される電圧の極性が変わる度に分極の向きを反転させることになる。このため圧電素子191aは時間の経過と共に劣化し、センサ信号として出力される電圧の値が小さくなる。
そこで本実施形態では、圧電素子191aに正極と負極のバイアス電圧を印加することで圧電素子191a内の分極を維持し、分極の向きを反転させることを抑制する。本実施形態では、この構成により、圧電素子191aの劣化を抑制することができる。
以下に図7を参照して、本実施形態の圧電センサ191の経年劣化について説明する。図7は、圧電センサの経年劣化を説明する図である。図7(A)はバイアス電圧を印加しない場合の圧電センサ191の経年劣化を示しており、図7(B)は正極と負極のバイアス電圧を印加した場合の圧電センサ191の経年劣化を示している。
図7(A),(B)の縦軸はセンサ信号の電圧であり、横軸は圧電センサ191の振動回数である。
図7(A)では、圧電センサ191の振動回数が増えるにつれて、センサ信号の電圧が小さくなっていくのがわかる。これに対して図7(B)では、圧電センサ191の振動回数が増えてもセンサ信号の電圧の値は殆ど変化しない。よって本実施形態のように正極と負極のバイアス電圧を印加した場合には、圧電センサ191の経年劣化が抑制されることがわかる。
さらに本実施形態では、バイアス電圧を印加することで、圧電素子191aの変位により発生する電圧にバイアス電圧が重畳されるため、センサ信号の振幅を大きくすることができる。センサ信号の振幅が大きくなれば、センサ信号のS/N比を向上させることができる。
図8は、バイアス電圧が印加された場合とバイアス電圧が印加されない場合のセンサ信号を示す図である。
図8では、バイアス電圧を印加しない場合のセンサ信号P1と、正極のバイアス電圧のみ印加した場合のセンサ信号P2と、正極と負極の両方のバイアス電圧を印加した場合のセンサ信号P3とを示している。図8において、もっとも振幅の大きいセンサ信号は、センサ信号P3であり、バイアス電圧を印加しない場合のセンサ信号P1と比べてS/N比を向上させることができる。
尚図6ないし図8では、圧電センサ191を例として説明したが、本実施形態では圧電センサ195、196に対しても同様に正極、負極のバイアス電圧が印加されても良い。
以上のように本実施形態によれば、圧電センサの経年劣化による出力電圧の低下とノイズによる影響を抑制することができる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第二の実施形態について説明する。本発明の第二の実施形態では、バイアス電圧生成手段である抵抗が、光走査装置200とミラードライバIC500Aとの間に接続された点のみ第一の実施形態と相違する。よって以下の本発明の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号を付与し、その説明を省略する。
図9は、第二の実施形態の光走査ユニットを説明する図である。
本実施形態の光走査ユニット100Aでは、ミラードライバIC500Aを有する。ミラードライバIC500Aは、抵抗R20、R30、R21、R31を有していない点が第一の実施形態のミラードライバIC500と相違する。
本実施形態の抵抗R20、R30、R21、R31は、光走査装置100とミラードライバIC500Aとの間に接続される。
具体的には本実施形態の抵抗R20は、光走査装置200から引き出され、バッファ550と接続される配線S1に一端が接続され、他端が電圧生成回路300に接続されている。抵抗R30は、光走査装置200から引き出され、配線S2に一端が接続され、他端が電圧生成回路330に接続されている。抵抗R21は、光走査装置200から引き出され、配線S3に一端が接続され、他端が電圧生成回路330に接続されている。抵抗R31は、光走査装置200から引き出され、バッファ570と接続される配線S4に一端が接続され、他端が電圧生成回路330に接続されている。
抵抗R20と抵抗R21は、電圧生成回路300において生成された正極の電圧が印加される。このとき抵抗R20と抵抗R21に印加される電圧は、例えばミラードライバIC500Aに供給される電源電圧と同一であっても良い。また本実施形態の抵抗R30と抵抗R31には、電圧生成回路300において生成された負極の電圧が印加される。
本実施形態では、以上の構成により、圧電センサ191と、圧電センサ195、196のそれぞれが有する圧電素子において分極を維持させることができ、圧電センサの経年劣化による出力電圧の低下とノイズによる影響を抑制することができる。
(第三の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第三の実施形態について説明する。本発明の第三の実施形態では、バイアス電圧生成手段である抵抗と、センサ信号を増幅させるバッファとが、光走査装置200とミラードライバIC500Bとの間に設けられた点のみ第一の実施形態と相違する。よって以下の本発明の第三の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号を付与し、その説明を省略する。
図10は、第三の実施形態の光走査ユニットを説明する図である。
本実施形態の光走査ユニット100Bは、ミラードライバIC500Bを有する。本実施形態のミラードライバIC500Bは、バッファ550、570と、抵抗R20、R30、R21、R31とを有していない点が第一の実施形態のミラードライバIC500と相違する。
本実施形態の光走査ユニット100Bにおいて、配線S1と配線S2とがバッファ550の入力と接続される。バッファ550の出力は、減算回路560に供給される。また本実施形態の光走査ユニット100Bにおいて、配線S3と配線S4とがバッファ570の入力と接続される。バッファ570の出力は、フロントエンドIC400に供給される。
本実施形態の抵抗R20は、一端が配線S1と接続され、他端が電圧生成回路300により生成された正極の電圧が印加される。抵抗R30は、一端が配線S2と接続され、他端が電圧生成回路300により生成された負極の電圧が印加される。抵抗R21は、一端が配線S3と接続され、他端が電圧生成回路300により生成された正極の電圧が印加される。抵抗R31は、一端が配線S4と接続され、他端が電圧生成回路300により生成された負極の電圧が印加される。
本実施形態では、バッファ550で増幅された圧電センサ191のセンサ信号が、ミラードライバIC500Bへ供給される。またバッファ570で増幅された圧電センサ195、196のセンサ信号がフロントエンドIC400へ供給される。
本実施形態では、以上の構成により、圧電センサ191と、圧電センサ195、196のそれぞれが有する圧電素子において分極を維持させることができ、圧電センサの経年劣化による出力電圧の低下とノイズによる影響を抑制することができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100、100A、100B 光走査ユニット
110 ミラー
191、195、196 圧電センサ
200 光走査装置
300 電圧生成回路
400 フロントエンドIC
500、500A、500B ミラードライバIC
550、570 バッファ

Claims (7)

  1. ミラーを支持するミラー支持部を軸方向両側から捻れ梁により支持し、前記捻れ梁の捻れにより前記ミラー支持部を軸回り方向に揺動させる光走査装置であって、
    前記ミラー及び前記ミラー支持部を挟むように対をなして設けられた駆動梁と、
    前記駆動梁の片側を前記捻れ梁と連結する連結梁と、
    前記連結梁上に形成されており、前記駆動梁に駆動電圧が印加されて前記ミラーが揺動しているとき、前記捻れ梁の軸周りの揺動による前記連結梁の変位を検出する圧電センサを有し、
    前記圧電センサは、
    上部電極に正極又は負極の第一バイアス電圧が印加され、下部電極に前記第一バイアス電圧と極性が逆の第二バイアス電圧が印加される光走査装置。
  2. 前記上部電極から引き出された上部電極配線及び前記下部電極から引き出された下部電極配線は、前記一方の前記駆動梁側に形成され、
    前記一方の駆動梁と他方の駆動梁とがそれぞれ有する駆動源に駆動電圧を供給する駆動配線は、前記他方の駆動梁側から引き出される請求項1記載の光走査装置。
  3. 請求項1又は2記載の光走査装置を備えた光走査制御装置であって、
    入力信号に信号処理を施して光源へ供給するフロントエンド回路と、
    前記光走査装置に対する駆動電圧の供給を制御するドライバ回路と、
    前記フロントエンド回路と前記ドライバ回路とに電源電圧を供給する電圧生成回路と、
    前記上部電極から引き出された上部電極配線と接続された第一配線と、前記下部電極から引き出された下部電極配線と接続された第二配線とが入力端子と接続されるバッファ回路と、
    前記第一配線と接続され、前記第一バイアス電圧を生成する第一電圧生成手段と、
    前記第二配線と接続され、前記第二バイアス電圧を生成する第二電圧生成手段と、を有する光走査制御装置。
  4. 前記バッファ回路は、
    前記ドライバ回路に含まれる請求項3記載の光走査制御装置。
  5. 前記バッファ回路と、前記第一電圧生成手段と、前記第二電圧生成手段とが、前記ドライバ回路に含まれる請求項3記載の光走査制御装置。
  6. 前記第一電圧生成手段は、第一の抵抗であり、一端が前記第一配線と接続されており他端に前記電圧生成回路により生成された電圧が供給され、
    前記第二電圧生成手段は、第二の抵抗であり、一端が前記第二配線と接続されており他端に前記電圧生成回路により生成された、前記第一の抵抗に供給された電圧と極性が逆の電圧が供給される請求項3乃至5の何れか一項に記載の光走査制御装置。
  7. 請求項1又は2記載の光走査装置と、
    請求項3乃至6の何れか一項に記載の光走査制御装置と、を有する光走査ユニット。
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