JP2014235192A - クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】クリーニングブラシの回転停止時に生じるブラシ部の毛倒れを抑制すると共に、トナーや紙粉等の付着物の除去をより確実に行うことができるクリーニング装置を提供する。【解決手段】ドラムクリーニング装置70は、トナー像が担持される感光体ドラム2の表面から回転軸を中心に回転することによりトナーを除去する導電性のクリーニングブラシ80と、回転しているクリーニングブラシ80に接触することにより、クリーニングブラシ80のブラシ部82に付着したトナーを叩き落とすワイヤー90と、を備え、ワイヤー90は、クリーニングブラシ80の回転軸に沿って配置されると共に、ブラシ部82に接触するように直線形状のワイヤー体として形成され、クリーニングブラシ80の回転時には、張り状態となり、クリーニングブラシ80の回転停止時には、張り状態が解除される。【選択図】図2
Description
本発明は、コピー機やプリンター等の画像形成装置に用いられるクリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
従来、コピー機やプリンター等の画像形成装置に用いられるクリーニング装置として、像担持体としての感光体ドラムの表面と当接して感光体ドラムの表面からトナーを除去するクリーニングブラシと、感光体ドラムの表面からトナーを掻き落とすクリーニングブレードと、を備えるクリーニング装置が知られている。感光体ドラムの表面に付着したトナーや紙粉等の付着物は、まず、クリーニングブラシに設けられた複数のブラシ部により除去される。また、クリーニングブラシにより除去しきれなかったトナーや紙粉等の付着物は、クリーニングブレードにより掻き落とされる。
また、クリーニングブラシの内部にブレード状のフリッカーバーを配置し、このフリッカーバーにより、クリーニングブラシに付着したトナーや紙粉等の付着物を叩き落とすクリーニング装置が知られている。この場合には、クリーニングブラシから叩き落とされたトナーがフリッカーバーの内壁に付着し、この付着したトナーが感光体ドラムに再度付着する虞がある。
さらに、クリーニングブラシの回転停止時において、クリーニングブラシのブラシ部とフリッカーバーとは接触したままである。この場合、クリーニングブラシのブラシ部にフリッカーバーの押し付け力が常時加わってしまうため、ブラシ部に毛倒れが生じる虞がある。このように、クリーニングブラシのブラシ部に毛倒れが生じた場合には、クリーニングブラシが早期に劣化すると共に、クリーニング性能が低下するため、フィルミングが発生するという問題がある。
また、特許文献1に記載されるクリーニング装置によれば、クリーニングモードを設定し、このクリーニングモード時には、所定のタイミングで、一時的にクリーニングブラシを感光体ドラムから離隔させている。この場合、クリーニングモード時に感光体ドラムに接触させていたクリーニングブラシを一時的に離隔させることにより、クリーニングブラシに付着したトナーや紙粉等の付着物が、感光体ドラムに再度付着するという問題を防止できるとされている。
特許文献2に記載されるクリーニング装置によれば、フリッカーバーをブレードではなくワイヤーとすることで、このワイヤーによりクリーニングブラシに付着したトナーを叩き落とすようにしている。この場合、フリッカーバーは、ブレード形状の板部材ではなくワイヤーとして形成しているため、ブレード形状のフリッカーバーに発生していた内壁部にトナーが付着するという問題を回避できるとされている。
しかし、特許文献1に記載のクリーニング装置においては、感光体ドラムに接触させていたクリーニングブラシを一時的に離隔させる機構が別途必要となるという問題がある。
また、特許文献2に記載のクリーニング装置においては、フリッカーバーをブレードではなくワイヤーとすることで、このワイヤーによりクリーニングブラシに付着したトナーを叩き落とすことができるが、クリーニングブラシの回転停止時にも、ワイヤーは、クリーニングブラシと接触している。このため、ブラシ部に対して余分な押圧力が加わったままであることから、クリーニングブラシのブラシ部には、毛倒れが生じてしまう。これにより、クリーニングブラシの劣化に伴って、クリーニング性能の低下やフィルミングが発生するという問題がある。
従って、クリーニングブラシの回転が停止している場合でも、クリーニングブラシのブラシ部の毛倒れを抑制すると共に、感光体ドラムの表面に対するトナーや紙粉等の付着物のクリーニング(除去)をより確実に行うことができるクリーニング装置が望まれている。
本発明は、クリーニングブラシの回転停止時に生じるブラシ部の毛倒れを抑制すると共に、トナーや紙粉等の付着物の除去をより確実に行うことができるクリーニング装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、前記クリーニング装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、前記クリーニング装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、トナー像が担持される像担持体の表面から回転軸を中心に回転することによりトナーを除去する導電性のクリーニングブラシと、回転している前記クリーニングブラシに接触することにより、前記クリーニングブラシのブラシ部に付着したトナーを叩き落とす叩き落とし部と、を備え、前記叩き落とし部は、前記クリーニングブラシの回転軸に沿って配置されると共に、前記ブラシ部に接触するように直線形状のワイヤー体として形成され、前記クリーニングブラシの回転時には、張り状態となり、前記クリーニングブラシの回転停止時には、前記張り状態が解除されるクリーニング装置に関する。
また、本発明は、表面に静電潜像が形成される1又は複数の像担持体と、前記1又は複数の像担持体に形成された静電潜像にトナー画像を現像する現像器と、前記1又は複数の像担持体に形成されたトナー画像を直接的又は間接的にシート状の被転写材に転写する転写部と、前記転写部により前記被転写材に転写されたトナー画像を定着させる定着部と、前記クリーニング装置と、を備える画像形成装置に関する。
本発明によれば、クリーニングブラシの回転停止時に生じるブラシ部の毛倒れを抑制すると共に、感光体ドラム表面に対するトナーや紙粉等の付着物の除去をより確実に行うことができるクリーニング装置を提供することができる。
また、本発明は、前記クリーニング装置を備える画像形成装置を提供することができる。
また、本発明は、前記クリーニング装置を備える画像形成装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1により、本発明の画像形成装置の第1実施形態としてのプリンター1における全体構造を説明する。図1は、プリンターの各構成要素の配置を説明するための図である。
図1により、本発明の画像形成装置の第1実施形態としてのプリンター1における全体構造を説明する。図1は、プリンターの各構成要素の配置を説明するための図である。
図1に示すように、画像形成装置としてのプリンター1は、装置本体Mと、所定の画像情報に基づいてシート状の被転写材としての用紙Tに所定のトナー画像を形成する画像形成部GKと、用紙Tを画像形成部GKに給紙すると共にトナー画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部KHとを有する。
装置本体Mにおける外形は、筐体としてのケース体BDにより構成される。
装置本体Mにおける外形は、筐体としてのケース体BDにより構成される。
図1に示すように、画像形成部GKは、像担持体(感光体)としての感光体ドラム2と、帯電部10と、露光ユニットとしてのレーザースキャナーユニット4と、現像器16と、トナーカートリッジ5と、トナー供給部6と、クリーニング装置としてのドラムクリーニング装置70と、除電器12と、転写ローラー8と、定着部9とを備える。
図1に示すように、給排紙部KHは、給紙カセット52と、手差し給紙部64と、用紙Tの搬送路Lと、レジストローラー対68と、排紙部50とを備える。
以下、画像形成部GK及び給排紙部KHの各構成について詳細に説明する。
まず、画像形成部GKについて説明する。
画像形成部GKにおいては、感光体ドラム2の表面に対して、上流側から下流側に順に、帯電部10による帯電、レーザースキャナーユニット4による露光、現像器16による現像、転写ローラー8による転写、除電器12による除電、ドラムクリーニング装置70によるクリーニング、及び定着部9による定着が行われる。
まず、画像形成部GKについて説明する。
画像形成部GKにおいては、感光体ドラム2の表面に対して、上流側から下流側に順に、帯電部10による帯電、レーザースキャナーユニット4による露光、現像器16による現像、転写ローラー8による転写、除電器12による除電、ドラムクリーニング装置70によるクリーニング、及び定着部9による定着が行われる。
感光体ドラム2は、円筒形状の部材からなり、感光体又は像担持体として機能する。感光体ドラム2は、搬送路Lにおける用紙Tの搬送方向に対して直交する方向に延びる機軸を中心に、矢印R1(図2参照)の方向に回転可能に配置される。感光体ドラム2の表面には、静電潜像が形成される。
帯電部10は、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。帯電部10は、感光体ドラム2の表面を一様に負(マイナス極性)又は正(プラス極性)に帯電させる。
レーザースキャナーユニット4は、露光ユニットとして機能するものであり、感光体ドラム2の表面から離間して配置される。レーザースキャナーユニット4は、不図示のレーザー光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モーター等を有して構成される。
レーザースキャナーユニット4は、PC(パーソナルコンピューター)等の外部機器から出力された画像情報に基づいて、感光体ドラム2の表面を走査露光する。レーザースキャナーユニット4により走査露光されることで、感光体ドラム2の表面の露光された部分の電荷が除去される。これにより、感光体ドラム2の表面に静電潜像が形成される。
現像器16は、感光体ドラム2に対応して設けられ、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。現像器16は、感光体ドラム2に形成された静電潜像に単色(通常は、ブラック)のトナーを付着させて、単色のトナー画像を感光体ドラム2の表面に形成する。現像器16は、感光体ドラム2の表面に対向配置可能な現像ローラー17、トナー攪拌用の攪拌ローラー18等を有して構成される。
トナーカートリッジ5は、現像器16に対応して設けられており、現像器16に対して供給されるトナーを収容する。
トナー供給部6は、トナーカートリッジ5及び現像器16に対応して設けられており、トナーカートリッジ5に収容されたトナーを現像器16に対して供給する。トナー供給部6と現像器16とは、不図示のトナー供給路により結ばれている。
転写ローラー8は、感光体ドラム2の表面に現像されたトナー画像を用紙Tに転写させる。転写ローラー8には、不図示の転写バイアス印加部により、感光体ドラム2に形成されたトナー画像を用紙Tに転写させるための転写バイアスが印加される。
転写ローラー8は、回転(図2に示すR3方向)により感光体ドラム2に対して当接したり離間したりする。具体的には、転写ローラー8は、感光体ドラム2に当接される当接位置と、感光体ドラム2から離間する離間位置とに移動可能に構成される。詳細には、転写ローラー8は、感光体ドラム2に現像されたトナー画像を用紙Tに転写させる場合には当接位置に移動され、他の場合には離間位置に移動される。
感光体ドラム2と転写ローラー8との間で、搬送路Lを搬送される用紙Tが挟み込まれる。挟み込まれた用紙Tは、感光体ドラム2の表面に押し当てられる。感光体ドラム2と転写ローラー8との間で、転写ニップNが形成される。転写ニップNにおいて、感光体ドラム2に現像されたトナー画像が用紙Tに転写される。
除電器12は、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。除電器12は、感光体ドラム2の表面に光を照射することにより、転写が行われた後の感光体ドラム2の表面を除電する(電荷を除去する)。
ドラムクリーニング装置70は、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。ドラムクリーニング装置70は、感光体ドラム2の表面に残存したトナーや紙粉等の付着物を除去すると共に、除去された付着物を所定の回収機構(図2に示す回収部75)へ搬送して、回収させる。
ドラムクリーニング装置70の詳細については、後述する。
ドラムクリーニング装置70の詳細については、後述する。
定着部9は、用紙Tに転写されたトナー画像を構成するトナーを溶融及び加圧して、用紙Tに定着させる。定着部9は、ヒーターにより加熱される加熱回転体9aと、加熱回転体9aに圧接される加圧回転体9bと、を備える。加熱回転体9aと加圧回転体9bとは、トナー画像が転写された用紙Tを挟み込んで加圧すると共に、搬送する。加熱回転体9aと加圧回転体9bとの間に挟み込まれた状態で用紙Tが搬送されることで、用紙Tに転写されたトナーは、溶融及び加圧され、用紙Tに定着される。
次に、給排紙部KHについて説明する。
図1に示すように、装置本体Mの下部には、用紙Tを収容する1個の給紙カセット52が配置される。給紙カセット52には、用紙Tが載置される載置板60が配置される。カセット給紙部51は、載置板60上の用紙Tを取り出すための前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すための給紙ローラー対63からなる重送防止機構を備える。
図1に示すように、装置本体Mの下部には、用紙Tを収容する1個の給紙カセット52が配置される。給紙カセット52には、用紙Tが載置される載置板60が配置される。カセット給紙部51は、載置板60上の用紙Tを取り出すための前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すための給紙ローラー対63からなる重送防止機構を備える。
装置本体Mの右側面(図1において右側)には、手差し給紙部64が設けられる。手差し給紙部64は、閉状態において装置本体Mの一部を構成する手差しトレイ65と、給紙コロ66とを備える。
第1搬送路L1の途中には、第1合流部P1及び第2合流部P2が設けられている。第3搬送路L3の途中には、第1分岐部Q1が設けられている。
第1合流部P1は、手差し搬送路Laが第1搬送路L1に合流する合流部である。第2合流部P2は、戻り搬送路Lbが第1搬送路L1に合流する合流部である。
第1分岐部Q1は、戻り搬送路Lbが第3搬送路L3から分岐する分岐部で、第1ローラー対54a及び第2ローラー対54bを有する。第1ローラー対54aの一方のローラーと第2ローラー対54bの一方のローラーとは兼用される。
第1合流部P1は、手差し搬送路Laが第1搬送路L1に合流する合流部である。第2合流部P2は、戻り搬送路Lbが第1搬送路L1に合流する合流部である。
第1分岐部Q1は、戻り搬送路Lbが第3搬送路L3から分岐する分岐部で、第1ローラー対54a及び第2ローラー対54bを有する。第1ローラー対54aの一方のローラーと第2ローラー対54bの一方のローラーとは兼用される。
第1搬送路L1の途中(詳細には、第2合流部P2と転写ローラー8との間)には、用紙Tを検出するためのセンサーと、用紙Tのスキュー(斜め給紙)補正やトナー画像とのタイミングを合わせるためのレジストローラー対68が配置される。排紙部50における開口側には、排紙集積部M1が形成される。
次に、図1から図5により、本発明の特徴部分であるドラムクリーニング装置70の詳細について説明する。図2は、第1実施形態のドラムクリーニング装置70の各構成要素を説明するための図であって、画像形成部GKにおける断面図である。図3は、クリーニングブラシ80及びワイヤー90の各構成要素を説明するための図である。
図2に示すように、ドラムクリーニング装置70は、ハウジング71の内部に、クリーニングブラシ80と、クリーニングブレード72と、スイープローラー73と、仕切り板77と、回収板76とを備える。ドラムクリーニング装置70は、感光体ドラム2の表面のトナーや紙粉等の付着物を除去して回収する装置である。ハウジング71は、その感光体ドラム2の側が開放した枠体である。
クリーニングブラシ80、クリーニングブレード72、スイープローラー73は、感光体ドラム2の軸方向の長さとほぼ同じ長さを有する。ドラムクリーニング装置70を形成するハウジング71は、感光体ドラム2に隣接させてプリンター1の本体内に配置される。ハウジング71は、仕切り板77により仕切られた収容部74と回収部75とを有している。仕切り板77は、ハウジング71の上部内壁部に連結されており、下方に向けて延びている。仕切り板77の下端部は、ハウジング71の下部内壁部から離れている。そのため、収容部74と回収部75とは、連通している。収容部74は、感光体ドラム2の表面に付着したトナーや紙粉等を一時的に収容する部分であり、感光体ドラム2側に設けられている。回収部75は、収容部74に収容されたトナーや紙粉等を回収する部分であり、感光体ドラム2から離れた位置に設けられている。
また、仕切り板77には、回収板76の上端部が取り付けられている。回収板76は、収容部74から回収部75に回収されたトナーや紙粉等が再び収容部74に戻ることのないように配置される。具体的には、回収板76の下端部は、ハウジング71の下部内壁部に当接する。回収板76の下部の側部は、スイープローラー73の側部と当接する。
スイープローラー73は、断面が長円状に形成されたローラーであり、ハウジング71の内部に回転自在に配置される。スイープローラー73は、長円状の端部をクリーニングブラシ80側に食い込ませ繰り返し衝突させることにより、クリーニングブラシ80に付着したトナーを掻き落とす。スイープローラー73により掻き落とされたトナーは、一時的にハウジング71の収容部74の内部に収容される。また、収容部74に収容されたトナーは、スイープローラー73が縦長の位置(図2の破線)から横長の位置(図2の実線)に回転したときに回収部75に移動し回収される。
図2に示すように、クリーニングブラシ80は、ハウジング71に形成した収容部74の内部に回転自在に配置される。クリーニングブラシ80は、感光体ドラム2の表面に摺接することで、この感光体ドラム2の表面に付着したトナーや紙粉等の付着物を除去する。クリーニングブラシ80により除去されたトナーは、一時的にハウジング71の収容部74の内部に収容される。
図3に示すように、クリーニングブラシ80は、円筒形状の本体部81と、本体部81の周囲に設けられた複数のブラシ部82とから構成される。クリーニングブラシ80は、転写ローラー8との間の転写ニップN(図2参照)よりも感光体ドラム2の回転方向の下流側において、感光体ドラム2の表面と接触するように配置される。クリーニングブラシ80は、感光体ドラム2の回転軸3に平行な本体部81を中心に、矢印方向R2(図2参照)に回転する。クリーニングブラシ80には、例えば、芯金にナイロンやレーヨン等の樹脂製ブラシ繊維(フィラメント)を放射状に植設した長尺の織布を巻き付けることで形成される。クリーニングブラシ80は、回転することにより感光体ドラム2の表面に付着したトナーや紙粉を除去する。
クリーニングブラシ80には、バイアス電圧印加部98(図2参照)が接続されている。クリーニングブラシ80の回転時において、クリーニングブラシ80には、バイアス電圧印加部98により所定のバイアス電圧(ブラシバイアスVR)が印加される。すなわち、感光体ドラム2の表面に付着したトナーや紙粉等の付着物は、バイアス電圧印加部98によるブラシバイアスVRの静電吸着を利用して、補集することができる。クリーニングブラシ80に印加するブラシバイアスVRは、トナーの帯電極性と逆極性のバイアス電圧となる。ここで、バイアス電圧印加部98は、クリーニングブラシ80に対して印加するブラシバイアスVRの電圧値を任意の電圧値に変えることができる。すなわち、バイアス電圧印加部98は、クリーニングブラシ80に印加するブラシバイアスVRの電圧値を所定のバイアス電圧よりも増加させた場合には、感光体ドラム2の表面に付着したトナーや紙粉等に対する静電吸着力を増大させることができる。
図3に示すように、クリーニングブラシ80の内部には、クリーニングブラシ80のブラシ部82に付着したトナーや紙粉等の付着物を叩き落すためのワイヤー90が配置される。ワイヤー90は、クリーニングブラシ80の本体部81に沿って配置されると共に、クリーニングブラシ80の回転時に、このクリーニングブラシ80の複数のブラシ部82と接触自在な位置に設けられる。後述するように、クリーニングブラシ80の回転時には、テンションが付加された張り状態となり、クリーニングブラシ80の回転停止時には、ワイヤー90のテンションが解除された状態(図5参照)となる。すなわち、ワイヤー90は、クリーニングブラシ80の回転時には、テンションが付加された張り状態となるため、クリーニングブラシ80のブラシ部82に付着したトナーを叩き落すことができる。
ワイヤー90には、バイアス電圧印加部97(図2参照)が接続されている。クリーニングブラシ80の回転時において、ワイヤー90には、バイアス電圧印加部97により所定のバイアス電圧(ワイヤーバイアスVL)が印加される。すなわち、クリーニングブラシ80に付着したトナーや紙粉等の付着物は、ワイヤー90に印加されたワイヤーバイアスVLによる静電吸着を利用して、補集することができる。
ワイヤー90に印加するワイヤーバイアスVLは、トナーの帯電極性と逆極性のバイアス電圧となる。ここで、バイアス電圧印加部97は、ワイヤー90に対して印加するワイヤーバイアスVLの電圧値を任意の電圧値に変えることができる。すなわち、ワイヤーバイアスVLを所定のバイアス電圧値よりも増加させた場合には、クリーニングブラシ80のブラシ部82に付着したトナーや紙粉等に対する静電吸着力を増大させることができる。
図3に示すように、ワイヤー90の一端部(図3の左側)は、支持部101に固定され、ワイヤー90の他端部(図3の右側)は、プーリー102に取り付けられる。プーリー102は、回転軸103を中心として回転自在に構成される。プーリー102には、プーリー駆動部104が接続される。プーリー駆動部104の駆動によりプーリー102が回転軸103を中心に反時計方向(図4に示すR4方向)又は時計方向(図5に示すR5方向)に回転することで、ワイヤー90が張り状態又は張り状態の解除が行われる。
次に、図4及び図5を参照して、クリーニングブラシ80に設けたワイヤー90の動作の詳細について、説明する。図4は、クリーニングブラシ80の回転駆動停止時のワイヤー90の張り状態を説明するための図である。図5は、クリーニングブラシ80の回転駆動時のワイヤー90の張り解除状態を説明するための図である。
図4に示すように、クリーニングブラシ80の回転中において、プーリー102は、プーリー駆動部104の駆動により反時計方向(図4に示すR4方向)に回転する。これにより、ワイヤー90は、テンションが付加された張り状態となる。具体的に説明すると、クリーニングブラシ80の内部において、ワイヤー90は、複数のブラシ部82と接触する位置となる。すなわち、図4に示すように、ワイヤー90は、一直線状の張り状態となるため、クリーニングブラシ80のブラシ部82に付着したトナーや紙粉等の付着物を叩き落とすことができる。
一方、図5に示すように、クリーニングブラシ80の回転駆動が停止されたときには、プーリー102は、プーリー駆動部104の駆動により時計方向(図5に示すR5方向)に回転する。これにより、ワイヤー90は、一時的にテンションが解除された張り解除状態となる。具体的に説明すると、図5に示すように、ワイヤー90の位置は、破線で示す位置から実線で示す位置となる。このように、ワイヤー90の張り状態が解除されワイヤー90の位置が実線の位置となった場合、ワイヤー90は、クリーニングブラシ80のブラシ部82と接触しない位置となるか、又は、ブラシ部82と接触してもブラシ部82に付着したトナーや紙粉等の付着物をほとんど叩き落とすことができない位置となる。
すなわち、クリーニングブラシ80の回転駆動が停止した場合には、ワイヤー90の張り状態が解除されるため、ワイヤー90の位置は、クリーニングブラシ80の押し付けによっても、この押し付けに応じて任意の位置まで変化する。すなわち、クリーニングブラシ80の回転が停止しているときには、クリーニングブラシ80のブラシ部82に対するワイヤー90による押し付け力が解除されることから、ブラシ部82に対するワイヤー90の当たりが弱いものとなる。
これにより、クリーニングブラシの回転停止時に生じるブラシ部の毛倒れを抑制すると共に、クリーニングブラシ80の劣化及び毛倒れに起因するクリーニング不良やフィルミングを抑制することができる。
ここで、クリーニングブラシ80の回転停止時に、プーリー102による回転角度を大きくし、ブラシ部82とワイヤー90との離隔距離をより大きくさせる程、クリーニングブラシ80のブラシ部82に対するワイヤー90による押し付け圧を弱めることができる。
クリーニングブレード72は、感光体ドラム2の表面からトナーや紙粉等の付着物を掻き落とす部材である。クリーニングブレード72は、矩形状の板材により形成される。クリーニングブレード72は、感光体ドラム2の表面に沿うように取り付け板78によりハウジング71に配置される。すなわち、クリーニングブレード72の基端部分(感光体ドラム2の表面に接触する先端部分と反対側の部分)が、取り付け板78によりハウジング71に取り付けられる。クリーニングブレード72の先端部が、感光体ドラム2に摺接して、クリーニングブラシ80で除去しきれなかった感光体ドラム2の表面に付着したトナーを除去する。
クリーニングブレード72は、感光体ドラム2の回転軸3の方向に延び、感光体ドラム2の表面に接触すると共に、感光体ドラム2に対してカウンター方向で当接するように配置される。ここで、クリーニングブレード72のカウンター方向とは、クリーニングブレード72と感光体ドラム2とが当接する部分において、クリーニングブレード72の基端から先端に向かう方向と感光体ドラム2の回転方向とが対向する方向である。
クリーニングブレード72およびクリーニングブラシ80により感光体ドラム2の表面から除去されハウジング71の収容部74に収容されたトナーや紙粉等は、スイープローラー73により収容部74から回収部75へと掻き出される。
次に、図6により、第1実施形態のプリンター1の特徴部分であるドラムクリーニング装置70の動作について詳細に説明する。図6は、第1実施形態のプリンター1及びドラムクリーニング装置70の動作を示すフローチャートである。
ステップST1において、プリンター1による印刷処理(プリント処理)を開始する。次に、ステップST2において、クリーニングブラシ80(図2参照)の駆動及び感光体ドラム2(図2参照)の駆動が行われる。具体的には、クリーニングブラシ80が矢印R2方向に回転駆動され、感光体ドラム2が矢印R1方向に回転駆動される。
ステップST3において、クリーニングブラシ80に配置されたワイヤー90のテンションを張り状態とする。すなわち、クリーニングブラシ80の回転駆動が開始すると、プーリー駆動部104の駆動により、プーリー102が矢印R4方向(図4参照)に回転する。このプーリー102の回転に伴って、ワイヤー90は、テンションが付加された張り状態となる。このように、ワイヤー90が一直線状となる張り状態となった場合には、クリーニングブラシ80のブラシ部82に付着したトナーをワイヤー90により叩き落とすことができる。
ステップST4において、帯電部10により帯電の印加が行われる(帯電ON)。具体的には、帯電部10により、感光体ドラム2の表面を一様に負(マイナス極性)又は正(プラス極性)に帯電させる。次に、ステップST5において、転写ローラー8により転写電圧の印加が行われる(転写電圧ON)。具体的には、転写ローラー8による転写をONとすることにより、感光体ドラム2の表面に形成されたトナー画像を用紙Tに転写する。
ステップST6において、クリーニングブラシ80に対するブラシバイアスVRの印加をONにする。具体的には、バイアス電圧印加部98(図2参照)により所定の電圧(トナーの帯電極性と逆極性のバイアス電圧)をクリーニングブラシ80に印加する。これにより、感光体ドラム2の表面に付着したトナーをクリーニングブラシ80側に引き付け静電吸着させ、補集することができる。このように、クリーニングブラシ80にブラシバイアスVRを印加することで、クリーニングブラシ80によるクリーニング性の向上を図ることができる。
ステップST7において、帯電部10により印加されている帯電を停止する(帯電OFF)。ステップST8において、転写ローラー8により印加されている転写を停止する(転写OFF)。
ステップST9において、クリーニングブラシ80に印加していたブラシバイアスVRをOFFする。具体的には、クリーニングブラシ80に対するバイアス電圧印加部98により行われていたブラシバイアスVRの印加を停止する。
ステップST10において、クリーニングブラシ80に配置されたワイヤー90に対するワイヤーバイアスVLの印加をONにする。具体的には、バイアス電圧印加部98(図2参照)により所定の電圧(トナーの帯電極性と逆極性のバイアス電圧)をワイヤー90に印加する。これにより、クリーニングブラシ80に付着したトナーをワイヤー90側に静電吸着させることができる。ステップST11において、クリーニングブラシ80の駆動及び感光体ドラム2の駆動を停止する。
ステップST12において、クリーニングブラシ80の駆動停止のタイミングでワイヤー90に印加するワイヤーバイアスVLの印加をOFFにする。具体的には、ワイヤー90に対するバイアス電圧印加部97によるワイヤーバイアスVLの印加を停止する。
ステップST13において、ワイヤー90の張り状態を解除させる。このように、クリーニングブラシ80の回転駆動が停止したときに、ワイヤー90の張り状態を解除した場合には、ワイヤー90の位置は、クリーニングブラシ80の押圧に伴って任意の位置まで自由に変化することができる。すなわち、クリーニングブラシ80の回転が停止しているときには、クリーニングブラシ80のブラシ部82に対するワイヤー90による押し付け力が解除されることから、ブラシ部82に対するワイヤー90の当たりが弱いものとなり、この結果、複数のブラシ部82の毛倒れを抑制することができる。
第1実施形態のドラムクリーニング装置70によれば、例えば、以下の効果が奏される。本実施施形態においては、トナー像が担持される感光体ドラム2の表面から回転軸3を中心に回転することによりトナーを除去する導電性のクリーニングブラシ80と、回転しているクリーニングブラシ80に接触することにより、クリーニングブラシ80のブラシ部82に付着したトナーを叩き落すワイヤー90と、を備え、ワイヤー90は、クリーニングブラシ80の本体部81に沿って配置されると共に、ブラシ部82に接触するように直線形状のワイヤ体として形成され、クリーニングブラシ80の回転時には、張り状態となり、クリーニングブラシ80の回転停止時には、張り状態が解除される。
そのため、クリーニングブラシ80の回転駆動が停止した場合には、ワイヤー90の張り状態が解除されるため、ワイヤー90の位置は、クリーニングブラシ80の押し付けに応じて任意の位置まで変化することができる。すなわち、クリーニングブラシ80の回転が停止しているときには、ワイヤー90によるクリーニングブラシ80のブラシ部82に対する押し付け力が解除されることから、ブラシ部82に対するワイヤー90の当たりが弱いものとなる。これにより、クリーニングブラシの回転停止時に生じるブラシ部82の毛倒れを抑制すると共に、感光体ドラム2の表面に付着したトナーや紙粉等の付着物の除去をより確実に行うことができる。
また、クリーニングブラシ80の回転停止時に生じるブラシ部82の毛倒れを抑制できるため、ブラシ部82に接触する伴うクリーニングブラシ80の劣化及び毛倒れによるクリーニング不良やフィルミングをより確実に抑制することができる。
また、本実施施形態においては、クリーニングブラシ80の回転動作中に、当該クリーニングブラシ80及び/又はワイヤー90に対して、所定のバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加部97とバイアス電圧印加部98とをさらに備える。すなわち、バイアス電圧印加部97とバイアス電圧印加部98とにより、クリーニングブラシ80の回転時には、クリーニングブラシ80とワイヤー90に対して、それぞれ所定のバイアス電圧を印加することができる。または、クリーニングブラシ80かワイヤー90のいずれか一方に対して、所定のバイアス電圧を印加することができる。これにより、感光体ドラム2の表面に付着したトナーや紙粉等の付着物を静電的に吸着し除去する作用効果を向上させることができる。
また、本実施施形態においては、バイアス電圧印加部97及びバイアス電圧印加部98は、クリーニングブラシ80の回転動作中に、当該クリーニングブラシ80及び/又はワイヤー90に対して印加するバイアス電圧を変化させることができる。すなわち、クリーニングブラシ80又はワイヤー90かクリーニングブラシ80とワイヤー90の両方に対して印加するブラシバイアスVRの電圧値を変化させ、クリーニングブラシ80、ワイヤー90に対して印加するブラシバイアスVRの電圧値の絶対値を変えたり、増大させることにより、感光体ドラム2表面に付着したトナーや紙粉等の付着物を静電的に吸着する吸着力を増大させることができる。
次に、図面を参照して本発明のドラムクリーニング装置70Aの第2実施形態について、説明する。なお、第2実施形態にあたって、第1実施形態と同一の構成要件については同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。図7は、第2実施形態のドラムクリーニング装置70Aの各構成要素を説明するための図であって、画像形成部GKにおける断面図である。
図7に示すように、第2実施形態のドラムクリーニング装置70Aは、第1実施形態と比べて、クリーニングブラシ80の内部に配置されるワイヤー90を単体(1本)ではなく2本とする構成に特徴がある。具体的に説明すると、図7に示すように、クリーニングブラシ80の円周方向において、ワイヤー90とワイヤー95とを互いに所定の距離だけ離隔した位置に配置する構成とする。このように、第2実施形態では、クリーニングブラシ80の回転時には、ワイヤー90とワイヤー95とにより、クリーニングブラシ80に付着したトナーを効率よく叩き落とせるため、トナーの叩き落し効果を増大させることができる。また、複数本(2本)のワイヤーにより、クリーニングブラシ80のブラシ部82に付着したトナーや紙粉等の付着物をより確実に叩き落とすことができる。また、第2実施形態では、2本のワイヤー(ワイヤー90とワイヤー95)を所定の距離だけ離隔して配置することにより、クリーニングブラシ80の回転停止時に2本のワイヤーのうち一方のワイヤーの張り状態が解除された場合でも、解除されたワイヤーが他方のワイヤーに接触することを抑制することができる。
なお、第2実施形態では、クリーニングブラシ80からトナーや紙粉等の付着物を叩き落すワイヤーを2本としているが、2本以上の複数のワイヤーを互いに離隔した位置に配置する構成としてもよい。この場合には、複数本のワイヤーにより、クリーニングブラシ80のブラシ部82に付着したトナーを一度に叩き落とせるため、トナーに対する叩き落し効果を増大させることができる。
第2実施形態のドラムクリーニング装置70Aによれば、例えば、以下の効果が奏される。第2実施形態によれば、ワイヤー90及びワイヤー95は、クリーニングブラシ80の円周方向において、互いに所定の距離分離隔した位置に張られる2本以上のワイヤーとして構成される。このため、クリーニングブラシ80の回転時には、ワイヤー90とワイヤー95とによりクリーニングブラシ80のブラシ部82に付着したトナーを一度に叩き落とせるため、トナーや紙粉等の付着物に対する叩き落し効果を増大させることができる。また、第1実施形態と同様に、クリーニングブラシ80の回転停止時には、ワイヤー90及びワイヤー95のテンションの張り状態は解除されるため、クリーニングブラシ80のブラシ部82に対する毛倒れをより確実に抑制することができる。
以上、好適な第1実施形態及び第2実施形態について説明したが、本発明は、前述した第1実施形態及び第2実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。
例えば、第1実施形態、第2実施形態において、画像形成装置としてモノクロのコピー機1について説明しているが、これに限定されない。画像形成装置は、カラーコピー機、プリンター、ファクシミリ又はこれらの複合機等であってもよい。
例えば、第1実施形態、第2実施形態において、画像形成装置としてモノクロのコピー機1について説明しているが、これに限定されない。画像形成装置は、カラーコピー機、プリンター、ファクシミリ又はこれらの複合機等であってもよい。
1……コピー機(画像形成装置)、2……感光体ドラム(像担持体)、8……転写ローラー、16……現像器、70,70A……ドラムクリーニング装置(クリーニング装置)、80……クリーニングブラシ、81……本体部(回転軸)、82……ブラシ部、72……クリーニングブレード、90,95……ワイヤー(叩き落とし部)、97,98……バイアス電圧印加部
Claims (5)
- トナー像が担持される像担持体の表面から回転軸を中心に回転することによりトナーを除去する導電性のクリーニングブラシと、
回転している前記クリーニングブラシに接触することにより、前記クリーニングブラシのブラシ部に付着したトナーを叩き落とす叩き落とし部と、を備え、
前記叩き落とし部は、前記クリーニングブラシの回転軸に沿って配置されると共に、前記ブラシ部に接触するように直線形状のワイヤー体として形成され、前記クリーニングブラシの回転時には、張り状態となり、前記クリーニングブラシの回転停止時には、前記張り状態が解除されるクリーニング装置。 - 前記叩き落とし部は、前記クリーニングブラシの円周方向において、互いに所定の距離分離隔した位置に張られる2本以上の叩き落とし部として構成される請求項1に記載のクリーニング装置。
- 前記クリーニングブラシの回転動作中に、当該クリーニングブラシ及び/又は前記叩き落とし部に対して、所定のバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加部をさらに備える請求項1又は2に記載のクリーニング装置。
- 前記バイアス電圧印加部は、前記クリーニングブラシの回転動作中に、当該クリーニングブラシ及び/又は前記叩き落とし部に対して印加するバイアス電圧を変化させる請求項3に記載のクリーニング装置。
- 表面に静電潜像が形成される1又は複数の像担持体と、
前記1又は複数の像担持体に形成された静電潜像にトナー画像を現像する現像器と、
前記1又は複数の像担持体に形成されたトナー画像を直接的又は間接的にシート状の被転写材に転写する転写部と、
前記転写部により前記被転写材に転写されたトナー画像を定着させる定着部と、
請求項1から4のいずれかに記載のクリーニング装置と、を備える
画像形成装置。
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