JP2014235159A - 半導体装置、試験システム、及び試験方法 - Google Patents

半導体装置、試験システム、及び試験方法 Download PDF

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清久 西川
Kiyohisa Nishikawa
清久 西川
宏 永山
Hiroshi Nagayama
宏 永山
山本 浩史
Hiroshi Yamamoto
浩史 山本
敬 井村
Takashi Imura
敬 井村
友樹 廣澤
Tomoki Hirosawa
友樹 廣澤
英司 野原
Eiji Nohara
英司 野原
秀直 宍戸
Hidenao Shishido
秀直 宍戸
雅章 藤川
Masaaki Fujikawa
雅章 藤川
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Tomomi Yano
智巳 矢野
泰寛 ▲高▼田
泰寛 ▲高▼田
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Abstract

【課題】半導体装置、試験システム、及び試験方法において、半導体装置に対して適切に行うこと。【解決手段】回路基板21と、回路基板21に搭載された導体素子22と、前記回路基板21に形成され、前記半導体素子22から電気的に分離された第1の端子26と、前記回路基板21に形成され、前記半導体素子22から電気的に分離された第2の端子27と、第1の端子26と第2の端子27とを電気的に接続する導電性部材24とを有する半導体装置による。【選択図】図11

Description

本発明は、半導体装置、試験システム、及び試験方法に関する。
LSI (Large Scale Integration)等の半導体装置の製造工程においては、半導体装置の不良を発見するための様々な試験が行われる。その試験には、例えば、初期不良をスクリーニングするためのバーンイン試験や、半導体装置が仕様を満たしているか否かを確認するためのライフ試験等がある。
これらの試験は、いずれも電気的な試験であり、試験基板に試験対象の半導体装置をセットした状態で行われるが、試験基板に半導体装置が正しくセットされていないと適切に試験を行うことができない。
特開2003−121492号公報
半導体装置、試験システム、及び試験方法において、半導体装置に対して適切に行うことを目的とする。
以下の開示の一観点によれば、回路基板と、前記回路基板に搭載された半導体素子と、前記回路基板に形成され、前記半導体素子から電気的に分離された第1の端子と、前記回路基板に形成され、前記半導体素子から電気的に分離された第2の端子と、前記第1の端子と前記第2の端子とを電気的に接続する導電性部材とを有する半導体装置が提供される。
また、その開示の他の観点によれば、第1の導電ピンと第2の導電ピンとを備えた試験基板と、回路基板と、前記回路基板に搭載された半導体素子と、前記回路基板に形成され、前記第1の導電ピンと前記第2の導電ピンのそれぞれに接触する第1の端子及び第2の端子と、該第1の端子と該第2の端子とを電気的に接続する導電性部材とを備えた半導体装置とを有し前記第1の端子と前記第2の端子の各々が前記半導体素子から電気的に分離された試験システムが提供される。
更に、その開示の別の観点によれば、互いに離間した第1の接触片及び第2の接触片を有する試験基板と、回路基板と、前記回路基板に搭載された半導体素子と、前記回路基板に形成され、前記第1の接触片と前記第2の接触片の各々に接触する端子とを備えた半導体装置とを有し、前記端子が前記半導体素子から電気的に分離されたことを特徴とする試験システムが提供される。
そして、その開示の更に別の観点によれば、第1の導電ピン、第2の導電ピン、及び第3の導電ピンを備えた試験基板の上に、前記第1の導電ピンと前記第2の導電ピンの各々に接触し、かつ互いに電気的に接続された第1の端子及び第2の端子と、前記第3の導電ピンに接触する第3の端子とを備えた半導体装置を載せる工程と、前記試験基板の上に前記半導体装置を載せた後、前記第1の導電ピンと前記第2の導電ピンとが導通しているか否かを確認する工程と、前記導通を確認する工程において前記第1の導電ピンと前記第2の導電ピンとが導通していると確認された場合に、前記第3の導電ピンから前記第3の端子に試験信号を供給することにより、前記半導体装置に対して試験をする工程とを有する試験方法が提供される。
また、その開示の更に他の観点によれば、導電ピンと、互いに離間した第1の接触片及び第2の接触片とを有する試験基板の上に、前記導電ピンに接触する第1の端子と、前記第1の接触片と前記第2の接触片の各々に接触する第2の端子とを備えた半導体装置を載せる工程と、前記試験基板の上に前記半導体装置を載せた後、前記第1の接触片と前記第2の接触片とが導通しているか否かを確認する工程と、前記導通を確認する工程において前記第1の接触片と前記第2の接触片とが導通していると確認された場合に、前記導電ピンから前記第1の端子に試験信号を供給することにより、前記半導体装置に対して試験をする工程とを有する試験方法が提供される。
以下の開示によれば、半導体素子の第1の端子と第2の端子とを導電性部材で互いに電気的に接続し、その半導体素子を試験基板の上に載せる。このとき、半導体装置が試験基板に対して傾いていなければ、試験基板の第1の導電ピンと第2の導電ピンが上記の第1の端子と第2の端子の各々に接触するため、第1の導電ピンと第2の導電ピンが導通する。
よって、第1の導電ピンと第2の導電ピンとが導通するか否かを確認することで、半導体装置が試験基板から傾いているか否かを簡単に判断でき、傾いていないと判断した場合に半導体装置に試験信号を供給して適切に試験することが可能となる。
図1は、試験対象となる半導体装置の断面図である。 図2は、半導体装置を試験するときに使用する試験基板の平面図である。 図3は、試験時におけるソケットとその近傍の断面図である。 図4は、ソケットに半導体装置が正確に挿入されなかった場合の断面図である。 図5は、第1実施形態に係る半導体装置の斜視図である。 図6は、図5のI−I線に沿う断面図である。 図7は、第1実施形態に係る半導体装置が備える回路基板の下面の平面図である。 図8は、第1実施形態に係る半導体装置を試験するときに使用する試験基板の平面図である。 図9は、第1実施形態に係る試験システムの断面図である。 図10は、第1実施形態に係る試験方法について示すフローチャートである。 図11は、第1実施形態においてソケットに半導体装置が正しく挿入された場合の断面図である。 図12は、第1実施形態においてソケットに半導体装置が正しく挿入されていない場合の断面図である 図13は、第1実施形態において各導電ピン同士が導通しているかどうかを確認する方法について示す模式平面図である。 図14(a)、(b)は、第1実施形態において半導体装置の回転の有無を検出する方法について説明するための平面図である。 図15は、第2実施形態に係る半導体装置の断面図である。 図16は、第2実施形態に係る試験システムの断面図である。 図17は、第2実施形態において、ソケットに半導体装置が正しく挿入されていない場合の断面図である。 図18は、第3実施形態に係る試験システムの断面図である。 図19は、第3実施形態に係る半導体装置の試験方法について示すフローチャートである。 図20は、第3実施形態において、ソケットに半導体装置が正しく挿入されていない場合の断面図である。 図21は、第1実施形態において第2のボンディングワイヤに代えて回路基板の配線を用いた場合の断面図である。
本実施形態の説明に先立ち、本願発明者による検討結果について説明する。
半導体装置の製造工程においてはバーンイン試験やライフ試験等の様々な電気的な試験が行われる。以下に、その試験について説明する。
図1は、試験対象となる半導体装置の断面図である。
この半導体装置1は、回路基板6と、その上面6a上に固着された半導体素子3とを有する。回路基板6と半導体素子3とはボンディングワイヤ4によって電気的に接続されており、半導体素子3とボンディングワイヤ4は封止樹脂5により封止される。
また、回路基板6の下面6bには第1の端子7と第2の端子8とが設けられる。これらのうち、第1の端子7は、回路基板6内の不図示の配線を介して半導体素子3と電気的に接続されており、電源端子や信号の入出力用の信号端子として供せられる。
一方、第2の端子8は、半導体装置1を不図示の回路基板に実装する際に、その回路基板の上で半導体装置1が傾くのを防止するためのダミー端子と供されるものであって、半導体素子3から電気的に分離されている。
図2は、半導体装置1を試験するときに使用する試験基板の平面図である。
試験基板10は、複数の半導体装置1に対して同時に試験を行うのに使用され、各半導体装置1を収容する複数のソケット11を有する。
各ソケット11は試験基板10の上で行列状に設けられており、各ソケット11の各々には試験基板10の入力配線12aと出力配線12bが接続される。
入力配線12aは、各ソケット11内の半導体装置1に試験信号を供給するのに使用され、この例では同じ列Yにある複数のソケット11に一つの入力配線12aから試験信号が供給される。
また、出力配線12bは、試験信号に対する各半導体装置1の応答信号が出力される配線であって、同じ列Yにある複数のソケット11から一つの出力配線12bに応答信号が出力される。
このように複数のソケット11で各配線12a、12bを共有することで、各ソケット11の各々に専用の配線を設ける場合よりも試験基板10の低廉化が可能になると共に、複数の半導体装置1に対して簡易迅速に試験をすることができる。
図3は、試験時におけるソケット11とその近傍の断面図である。
図3に示すように、ソケット11には第1の導電ピン15と第2の導電ピン16とが設けられる。
第1の導電ピン15は、割ピン状に二つの接触片に分割されており、これらの接触片の各々が一つの第1の端子7と接触する。そして、この状態で第1の導電ピン15から第1の端子7に対して試験信号を供給することにより、半導体装置1に対してバーンイン試験やライフ試験を行うことができる。
なお、ダミー端子として供せられる第2の端子8は第2の導電ピン16と接触するが、第2の端子8には第2の導電ピンから試験信号は送られない。
ここで、試験に際しては、図3のようにソケット11に半導体装置1を挿入することにより、一つの第1の端子7が一つの第1の導電ピン15に接触するようにしなければならない。
ソケット11への半導体装置1の挿入は、作業者が手作業で行う場合もあるし、専用の挿抜装置を用いて自動的に行う場合もあるが、いずれの場合でもこの作業が不正確となることがある。
図4は、ソケット11に半導体装置1が正確に挿入されなかった場合の断面図である。
図4の例では試験基板10に対して半導体装置1が傾いており、点線円Aのように第1の端子7が第1の導電ピン15から離れてしまっている。これでは第1の導電ピン15から半導体装置1に試験信号を送ることができず、半導体装置1に対して適切に試験を行うことができない。
更に、点線円Bに示すように、隣接する二つの第1の端子7の間に第1の導電ピン15が挟まり、これらの第1の端子7が第1の導電ピン15を介して電気的にショートしてしまうことがある。このようにショートした端子7が電源用の端子の場合にはこれらの端子間に大電流が流れ、半導体装置1や試験基板10が加熱して焼損しまう。
特に、半導体装置1の微細化により第1の端子7の狭ピッチ化が進んだ場合に、このように端子7同士がショートする可能性が高まる。
これらの不具合を防ぐには、試験前に試験基板10に対して半導体装置1が傾いているか否かを作業者が目視で確認するのが望ましい。しかし、作業者が目視で確認できない程度の僅かな傾きであっても第1の端子7のショートが発生することがあり、目視による確認には限度がある。
なお、点線円Aのように第1の端子7と第1の導電ピン15とが離れている場合には、試験信号に対する応答信号が半導体装置1から出力されないため、応答信号の有無に応じて半導体装置1の傾きを検出することも考えられる。
しかし、図2の試験基板10においては一つの出力配線12bに複数の半導体装置1から応答信号が出力されるので、出力配線12bを監視しているのみでは各半導体装置1のどれが傾いているのかを判別することができない。
以下に、試験基板に半導体装置が正しくセットされているかどうかを簡単に確認し、半導体装置に対して適切に試験をすることができる各実施形態について説明する。
(第1実施形態)
本実施形態では、以下のようにして試験基板に半導体装置が正しくセットされているかどうかを確認する。
図5は、本実施形態に係る半導体装置の斜視図である。
本実施形態に係る半導体装置20は、回路基板21とその上に固着された半導体素子22とを有する。そして、回路基板21の上面と半導体素子22とが封止樹脂25で封止される。
図6は、図5のI−I線に沿う断面図である。
図6に示すように、回路基板21の上面21aにおいては、回路基板21の第1のパッド31と半導体素子22とが第1のボンディングワイヤ23によって電気的に接続される。
更に、回路基板21の上面21aには第2のパッド32と第3のパッド33とが設けられており、これらのパッド32、33同士が第2のボンディングワイヤ24によって互いに電気的に接続される。なお、第2のボンディングワイヤ24は導電性部材の一例である。
第1〜第3のパッド31〜33の材料や形成方法は特に限定されないが、本実施形態では銅膜等の導電膜をパターニングすることによりこれらのパッド31〜33を形成する。また、第1及び第2のボンディングワイヤ23、24としては、例えば金線を採用し得る。
これらの各ボンディングワイヤ23、24や各パッド31〜33は、前述の封止樹脂25によって封止される。
一方、回路基板21の下面21bには第1〜第3の端子26〜28としてはんだバンプが設けられる。
これらの端子のうち、第3の端子28は、回路基板21内の不図示の配線を介して半導体素子22と電気的に接続されており、電源端子や信号の入出力用の信号端子として供せられる。
これに対し、第1の端子26と第2の端子27は、回路基板21内に設けられたビア導電体30を介して前述の第2のパッド32と第3のパッド33の各々と電気的に接続される。前述のように第2のパッド32と第3のパッド33同士は第2のボンディングワイヤ24によって互いに電気的に接続されるため、第1の端子26と第2の端子27同士も電気的に接続されることになる。
なお、第1の端子26と第2の端子27は半導体素子22から電気的に分離されており、半導体素子22内の信号線や電源線はこれらの端子27、28とは電気的に接続されない。
更に、第1の端子26と第2の端子27は、半導体装置20をマザーボード等の回路基板35に実装する際にその回路基板35の上で半導体装置20が傾くのを防止するためのダミー端子としての役割も兼ねる。
図7は、回路基板21の下面21bの平面図である。
図7に示すように、回路基板21の下面21bは平面視で矩形であり、その下面21bの第1の隅36と第2の隅37の各々に、前述の第1の端子26と第2の端子27とが設けられる。
更に、第2のボンディングワイヤ24は、回路基板21の一辺に平行な方向に延びており、その両端が第1の端子26や第2の端子27と電気的に接続される。
なお、この例では回路基板35(図6参照)の上における半導体装置20の安定性を高めるために各隅36、37に各端子27、28を複数設けているが、各隅36、37に各端子27、28を一つずつ設けてもよい。
図8は、この半導体装置20を試験するときに使用する試験基板の平面図である。
試験基板40は、複数の半導体装置20に対して同時に試験を行うのに使用され、各半導体装置20を収容する複数のソケット41を有する。なお、試験基板40に搭載する半導体装置20の個数は特に限定されないが、この例では20個の半導体装置20を試験基板40に搭載する。
また、各ソケット41は試験基板40の上で行列状に設けられており、各ソケット41の各々には試験基板40の入力配線42aと出力配線42bが接続される。
入力配線42aは、各ソケット41内の半導体装置20に試験信号を供給するのに使用され、本実施形態では同じ列Xにある複数のソケット41に一つの入力配線42aから試験信号が供給される。
また、出力配線42bは、試験信号に対する各半導体装置20の応答信号が出力される配線であって、同じ列Xにある複数のソケット41から一つの出力配線42bに応答信号が出力される。
図2の例と同様に、このように複数のソケット41で各配線42a、42bを共有することで、各ソケット41の各々に専用の配線を設ける場合よりも試験基板40が安価となり、かつ、各半導体装置20に対する試験が簡易迅速となる。
更に、本実施形態では試験基板40に複数の配線43を設け、その配線43によって同一の列Xにおける各ソケット41を電気的に直列に接続する。
その配線43の途中には、ソケット41に半導体装置20が正しく挿入されているかどうかを作業者が確認するためのパッド45が設けられる。なお、その確認方法については後述する。
図9は、試験基板40の上に半導体装置20を載せてなる試験システムの断面図である。
なお、図9において、図6〜図8で説明したのと同じ要素にはこれらの図におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図9に示すように、この試験システム50においては、ソケット41内に半導体装置20が収容された状態で、その半導体装置20に対してバーンイン試験やライフ試験等の電気的な試験が行われる。
また、ソケット41には、表面に金めっきが施された銅合金等を材料とする第1〜第3の導電ピン46〜48が設けられる。
第1〜第3の導電ピン46〜48の各々先端は、いずれも割ピン状に分割された接触片を備える。そして、第1〜第3の導電ピン46〜48の各々は半導体装置20の第1〜第3の端子26〜28の各々と接触する。
また、第1の導電ピン46と第2の導電ピン47は、それぞれ前述の配線43に接続される。これにより、隣接する二つのソケット41の第1の導電ピン46と第2の導電ピン47同士が配線43を介して電気的に接続されることになる。
なお、半導体装置20に対する試験信号は第3の導電ピン48から第3の端子28に供給され、第1の導電ピン46や第2の導電ピン47には試験信号は供給されない。
次に、この試験システム50を用いた試験方法について説明する。
図10は、本実施形態に係る試験方法について示すフローチャートである。
最初のステップP1では、図9のようにソケット41内に試験対象の半導体装置20を入れることにより、試験基板40の上に半導体装置20を載せる。
なお、図8に示したように試験基板40には複数のソケット41が設けられており、本ステップではこれらのソケット41の各々に半導体装置20を入れる。
次に、ステップP2に移る。図11及び図12は、ステップP2について説明するための断面図である。
図11のようにソケット41に半導体装置20が正しく挿入されている場合には、試験基板40と回路基板21とが平行となるので、第1〜第3の導電ピン46〜48の各々が第1〜第3の端子26〜28と接触する。
よって、この場合は、第2のボンディングワイヤ24が第1の導電ピン46と第2の導電ピン47とを接続するジャンパ線として機能し、図11に示す経路に沿って電流パスPが形成される。
一方、図12は、ソケット41に半導体装置20が正しく挿入されていない場合の断面図である。
この場合は、回路基板21が試験基板40から傾くので、点線円Cに示すように第2の導電ピン47が第2の端子27と接触しなくなり、第1の導電ピン46と第2の導電ピン47とが電気的に導通しなくなる。
そこで、本ステップP2においては、第1の導電ピン46と第2の導電ピン47とが電気的に導通しているか否かを確認することにより、ソケット41に半導体装置20が正しく挿入されているか否かを調べる。
なお、第1の導電ピン46と第2の導電ピン47とが導通していることを確認するには、これらの導電ピン46、47の間に電位差を与え、各導電ピン46、47間に電流が流れるか否かを調べればよい。このとき、前述のように第1の端子26と第2の端子27は半導体素子22から電気的に分離されているので、上記の電位差や電流によって半導体素子22がダメージを受けることはない。これについては後述の第2実施形態でも同様である。
図13は、各導電ピン46、47同士が導通しているかどうかを確認する方法について示す模式平面図である。
図13に示すように、試験基板40の同一の列Xにあるソケット41の各々において半導体装置20が正しく挿入されている場合には、各ソケット41において各導電ピン46、47同士が電気的に導通するので、電流パスQが形成される。
この場合に作業者がテスタ51の各端子52、53の各々を配線43のパッド45に当てるとテスタ51に電流が流れるため、作業者は同一の列Xにおける各ソケット41において各導電ピン46、47同士が導通していると判断できる。
一方、同一の列Xにあるソケット41のいずれかにおいて半導体装置20が正しく挿入されていないと、そのソケット41においては前述のように各導電ピン46、47同士が電気的に導通しないため電流パスQは形成されない。
よって、この場合にはテスタ51に電流が流れず、作業者は同一の列Xにおける複数のソケット41のいずれかにおいて各導電ピン46、47同士が電気的に導通していないと判断できる。なお、この場合に半導体装置20が正しく挿入されていないソケット41を特定するには、図13の点線矢印のように各端子52、53を当てるパッド45を変えればよい。
このようにして本ステップP2において各導電ピン46、47が導通していないことが確認された場合には、試験基板40に対して半導体装置20が傾いていると判断できるので、ステップP1に戻って試験基板40に半導体装置20を載せ直す。
一方、本ステップP2において各導電ピン46、47が導通していることが確認された場合には、試験基板40に半導体装置20が正しく載せられていると判断し、次のステップP3に移る。
そのステップP3においては、第3の導電ピン48から第3の端子28に試験信号を供給することにより、半導体装置20に対して電気的な試験を行う。
その試験は、ステップP2において試験基板40に半導体装置20が正しく載せられていると判断された場合にのみ行われる。よって、図11のように第3の端子28に第3の導電ピン48が確実に接触した状態で半導体装置20に対して試験が行われ、半導体装置20に対する試験を適切に行うことができる。
以上により、本実施形態に係る試験方法の基本ステップを終了する。
上記した本実施形態によれば、回路基板21の第1の端子26と第2の端子27とを第2のボンディングワイヤ24で接続した。これにより、第1の導電ピン46と第2の導電ピン47とが導通しているか否かを確認することで、各端子26、27が第1の導電ピン46や第2の導電ピン47と接触しているかどうかを簡単に判断できる。
また、図13のような簡易なテスタ51によって第1の導電ピン46と第2の導電ピン47とが導通しているか否かを確認することができ、導通確認のための高価な装置が不要であるため、試験工程の高コスト化を避けることができる。
しかも、図7のように回路基板41の四隅に第1の端子26と第2の端子27を設けたことで、試験基板40から半導体装置20が僅かに傾いた状態でも各端子26、27が各導電ピン46、47から離れるようになる。そのため、試験基板40と半導体装置20との僅かな傾きを見逃すことが少なくなくなる。
また、この方法によれば、以下のように半導体装置20が平面視で回転しているか否かも検出できる。
図14(a)、(b)は、本実施形態において半導体装置20の回転の有無を検出する方法について説明するための平面図である。
図14(a)は、ソケット41に半導体装置20が正しく挿入されている場合の平面図である。この場合は、前述のように、配線基板40の配線43が、半導体装置20の第2のボンディングワイヤ24と電気的に接続される。
一方、図14(b)は、図14(a)の状態から半導体装置20が平面視で90°回転した場合の平面図である。半導体装置20が平面視で正方形の場合には、このように90°回転させてもソケット41に半導体装置20を挿入することができる。
但し、この場合には配線基板40の配線43が半導体装置20の第2のボンディングワイヤ24と電気的に接続されない。
よって、図13のようにパッド45にテスタ51の各端子52、53を当て、各端子52、53が電気的に導通していない場合には、半導体装置20が90°回転した状態でソケット41に挿入されている可能性があると判断することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、図6及び図7に示したように、回路基板21の第1の隅36に第1の端子26を設け、第2の隅37に第2の端子27を設けた。
これに対し、本実施形態では、以下のように回路基板21の一つの隅に第1の端子26と第2の端子27の双方を設ける。
図15は、本実施形態に係る半導体装置20の断面図である。なお、図15において、第1実施形態で説明したのと同じ要素には第1実施形態におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図15に示すように、この半導体装置20においては、回路基板21の第1の隅36に第1の端子26と第2の端子27とを設け、これらの端子27、28同士を第2のボンディングワイヤ24で電気的に接続する。
同様に、回路基板21の第2の隅37にも、第2のボンディングワイヤ24で互いに電気的に接続された第1の端子26と第2の端子27とを設ける。
図16は、試験基板40の上に本実施形態に係る半導体装置20を載せてなる試験システムの断面図である。
なお、図16において、第1実施形態で説明したのと同じ要素には第1実施形態におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
この試験システム50においては、上記のように各隅36、37に設けられた第1の端子26と第2の端子27に対応するように、各隅36、37のそれぞれに第1の導電ピン46と第2の導電ピン47を設ける。
また、本実施形態ではソケット41の下に配線43を設け、その配線43によって第1の隅36と第2の隅37の各々の第2の導電ピン47同士を電気的に接続する。
ここで、図16のようにソケット41に半導体装置20が正しく挿入されている場合には、第1の隅36における第1の端子26と第2の端子27がそれぞれ第1の導電ピン46と第2の導電ピン47に接触する。よって、この場合には、第1の隅36における第2のボンディングワイヤ24が、各導電ピン46、47を電気的に接続するジャンパ線として機能する。
同様に、第2の隅37においても第2のボンディングワイヤ24がジャンパ線として機能し、第2のボンディングワイヤ24を介して第1の導電ピン46と第2の導電ピン47が電気的に接続する。
これにより、第1の隅36と第2の隅37の各々において各導電ピン46、47同士が電気的に接続され、図16に示す経路に沿って電流パスPが形成される。
一方、図17は、ソケット41に半導体装置20が正しく挿入されていない場合の断面図である。
この場合は、回路基板21が試験基板40から傾くので、点線円Dのように第2の隅37において各導電ピン47、48が各端子27、28から離れ、第2の隅37における各導電ピン46、47同士が電気的に導通しなくなる。
よって、第1実施形態の図13におけるのと同様に、テスタ51を用いて配線43のパッド45同士が導通しているか否かを調べることにより、ソケット41に半導体装置20が正しく挿入されているかどうかを簡単に確認することができる。
(第3実施形態)
第1実施形態と第2実施形態では、配線基板40に半導体装置20が正しく載せられているかどうかを確認するために、半導体装置20に第2のボンディングワイヤ24(図6、図15参照)を設けた。
本実施形態では、このような第2のボンディングワイヤ24を設けなくても、以下のようにして配線基板40に半導体装置20が正しく載せられているかどうかを確認できるようにする。
図18は、試験基板40の上に本実施形態に係る半導体装置20を載せてなる試験システムの断面図である。
なお、図18において、第1実施形態で説明したのと同じ要素にはこれらの図におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図18に示すように、半導体装置20の第1の隅36と第2の隅37には、それぞれ第1の端子26と第2の端子27が設けられる。第1の端子26と第2の端子27の各々は回路基板21において孤立しており、半導体素子22や回路基板21の他の端子から電気的に分離されている。
一方、試験基板40の第1の導電ピン46は、全体が二つに分割された割ピン形状であって、第1の端子26に接触する第1の接触片46aと第2の接触片26bとを有する。第1の接触片46aと第2の接触片46bは互いに離間しており、第1の端子26と接触していないときはこれらの接触片46a、46bは電気的に分離される。
同様に、第2の導電ピン47も割ピン形状であって、互いに離間した第3の接触片47aと第4の接触片47bとを有する。各接触片47a、47bは第2の端子27と接触するように設けられるが、第2の端子27と接触していない場合には各接触片47a、47bは電気的に分離された状態となる。
また、本実施形態ではソケット41の下に配線43を設け、その配線43によって第1の導電ピン46の第1の導電片46aと第2の導電ピン47の第4の導電片47bとを電気的に接続する。
なお、ソケット41の外側における配線43のレイアウトは、第1実施形態の図8におけるのと同様なので、ここでは省略する。
ここで、ソケット41に半導体装置20が正しく挿入されている場合には、第1の導電ピン46の各接触片46a、46bが第1の端子26に接触し、かつ、第2の導電ピン47の各接触片47a、47bが第2の端子27に接触する。よって、この場合には、図18に示す経路に沿って電流パスPが形成される
次に、本実施形態に係る半導体装置の試験方法について説明する。
図19は、本実施形態に係る半導体装置の試験方法について示すフローチャートである。
最初のステップP5では、図18のようにソケット41内に試験対象の半導体装置20を入れることにより、試験基板40の上に半導体装置20を載せる。
次に、ステップP6に移る。図20は、ステップP6について説明するための断面図である。
図20の例においては、ソケット41に半導体装置20が正しく挿入されていないため、試験基板40に対して半導体装置20が傾いている。その結果、点線円Eのように第1の導電ピン46の各接触片46a、46bが第1の端子26から離れている。この場合には各接触片46a、46b同士が電気的に導通せず、図18のような電流パスPは形成されない。
そこで、本ステップP6では、第1の接触片46aと第2の接触片46bとが導通しているか否かを確認することにより、配線基板40に半導体装置20が正しく載せられているか否かを判断する。
なお、各接触片46a、46bが導通しているか否かを確認するには、第1実施形態の図13におけるのと同様に、テスタ51を用いて配線43のパッド45同士が導通しているか否かを調べればよい。
第1実施形態で説明したように、第1の端子26や第2の端子27は半導体素子22から電気的に分離されているので、テスタ51で生成される電圧や電流によって半導体素子22がダメージを受けることはない。
本ステップP6において各導電片46a、46bが導通していないことが確認された場合には、試験基板40に対して半導体装置20が傾いていると判断できるので、ステップP5に戻って試験基板40に半導体装置20を載せ直す。
一方、本ステップP6において各導電片46a、46bが導通していることが確認された場合には、試験基板40に半導体装置20が正しく載せられていると判断し、次のステップP7に移る。
そのステップP7においては、第3の導電ピン48から第3の端子28に試験信号を供給することにより、半導体装置20に対して電気的な試験を行う。
その試験は、ステップP6において試験基板40に半導体装置20が正しく載せられていると判断された場合にのみ行われる。よって、図18のように第3の端子28に第3の導電ピン48が確実に接触した状態で半導体装置20に対して試験が行われ、半導体装置20に対する試験を適切に行うことができる。
以上により、本実施形態に係る試験方法の基本ステップを終了する。
上記した本実施形態によれば、配線基板40に設けられた第1の導電片46aと第2の導電片46bが導通しているか否かを調べることにより、試験基板40に対して半導体装置20が傾いているか否かを簡単に調べることができる。
しかも、第1実施形態や第2実施形態のように半導体装置20に第2のボンディングワイヤ24を設ける必要がなく、既存の半導体装置20の設計変更を伴わずに半導体装置20に対して試験を行うことができる。
(その他の実施形態)
第1実施形態では、図6に示したように、第1の端子26と第2の端子27とを電気的に接続する導電性部材として第2のボンディングワイヤ24を用いた。
その第2のボンディングワイヤ24に代えて、図21の断面図に示すように、回路基板21の配線21xを用いて、第1の端子26と第2の端子27とを電気的に接続してもよい。配線21xは、回路基板21が備える複数層の配線の一部であって、例えば銅膜等の導電膜をパターニングして形成し得る。
同様に、第2実施形態においても、第2のボンディングワイヤ24に代えて配線21xを用い、その配線21xにより第1の端子26と第2の端子27とを電気的に接続してもよい。
以上説明した各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 回路基板と、
前記回路基板に搭載された半導体素子と、
前記回路基板に形成され、前記半導体素子から電気的に分離された第1の端子と、
前記回路基板に形成され、前記半導体素子から電気的に分離された第2の端子と、
前記第1の端子と前記第2の端子とを電気的に接続する導電性部材と、
を有する半導体装置。
(付記2) 前記半導体素子は前記回路基板の上面に搭載され、前記第1の端子と前記第2の端子とは前記回路基板の下面に設けられ、
前記下面の四隅のうちの第1の隅に前記第1の端子が設けられ、前記四隅のうちの第2の隅に前記第2の端子が設けられたことを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3) 前記半導体素子は前記回路基板の上面に搭載され、前記第1の端子と前記第2の端子とは前記回路基板の下面に設けられ、
前記下面の四隅のうちの一の隅に、前記第1の端子と前記第2の端子とが設けられたことを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記4) 前記導電性部材は、ボンディングワイヤであることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれかに記載の半導体装置。
(付記5) 前記導電性部材は、前記回路基板に設けられた配線であることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれかに記載の半導体装置。
(付記6) 第1の導電ピンと第2の導電ピンとを備えた試験基板と、
回路基板と、前記回路基板に搭載された半導体素子と、前記回路基板に形成され、前記第1の導電ピンと前記第2の導電ピンのそれぞれに接触する第1の端子及び第2の端子と、該第1の端子と該第2の端子とを電気的に接続する導電性部材とを備えた半導体装置とを有し、
前記第1の端子と前記第2の端子の各々が前記半導体素子から電気的に分離されたことを特徴とする試験システム。
(付記7) 前記半導体装置を複数有し、
前記試験基板は、
複数の前記半導体装置の各々を収容し、前記第1の導電ピンと前記第2の導電ピンとが設けられた複数のソケットと、
隣接する前記ソケットの前記第1の導電ピンと前記第2の導電ピンとを接続することにより、複数の前記ソケットを直列に接続する配線とを有することを特徴とする付記6に記載の試験システム。
(付記8) 隣接する前記ソケットの間の前記配線にパッドが設けられたことを特徴とする付記7に記載の試験システム。
(付記9) 互いに離間した第1の接触片及び第2の接触片を有する試験基板と、
回路基板と、前記回路基板に搭載された半導体素子と、前記回路基板に形成され、前記第1の接触片と前記第2の接触片の各々に接触する端子とを備えた半導体装置とを有し、
前記端子が前記半導体素子から電気的に分離されたことを特徴とする試験システム。
(付記10) 第1の導電ピン、第2の導電ピン、及び第3の導電ピンを備えた試験基板の上に、前記第1の導電ピンと前記第2の導電ピンの各々に接触し、かつ互いに電気的に接続された第1の端子及び第2の端子と、前記第3の導電ピンに接触する第3の端子とを備えた半導体装置を載せる工程と、
前記試験基板の上に前記半導体装置を載せた後、前記第1の導電ピンと前記第2の導電ピンとが導通しているか否かを確認する工程と、
前記導通を確認する工程において前記第1の導電ピンと前記第2の導電ピンとが導通していると確認された場合に、前記第3の導電ピンから前記第3の端子に試験信号を供給することにより、前記半導体装置に対して試験をする工程と、
を有する試験方法。
(付記11) 導電ピンと、互いに離間した第1の接触片及び第2の接触片とを有する試験基板の上に、前記導電ピンに接触する第1の端子と、前記第1の接触片と前記第2の接触片の各々に接触する第2の端子とを備えた半導体装置を載せる工程と、
前記試験基板の上に前記半導体装置を載せた後、前記第1の接触片と前記第2の接触片とが導通しているか否かを確認する工程と、
前記導通を確認する工程において前記第1の接触片と前記第2の接触片とが導通していると確認された場合に、前記導電ピンから前記第1の端子に試験信号を供給することにより、前記半導体装置に対して試験をする工程と、
を有する試験方法。
1、20…半導体装置、3、22…半導体素子、4…ボンディングワイヤ、5、25…封止樹脂、6、21…回路基板、6a、21a…上面、6b、21b…下面、7…第1の端子、8…第2の端子、10…試験基板、11…ソケット、12a…入力配線、12b…出力配線、15…第1の導電ピン、16…第2の導電ピン、21x…配線、23…第1のボンディングワイヤ、24…第2のボンディングワイヤ、26〜28…第1〜第3の端子、30…ビア導電体、31〜33…パッド、35…回路基板、36、37…第1及び第2の隅、40…試験基板、41…ソケット、42a…入力配線、42b…出力配線、43…配線、45…パッド、46〜48…第1〜第3の導電ピン、46a、46b…第1及び第2の接触片、47a、47b…第3及び第4の接触片。

Claims (6)

  1. 回路基板と、
    前記回路基板に搭載された半導体素子と、
    前記回路基板に形成され、前記半導体素子から電気的に分離された第1の端子と、
    前記回路基板に形成され、前記半導体素子から電気的に分離された第2の端子と、
    前記第1の端子と前記第2の端子とを電気的に接続する導電性部材と、
    を有する半導体装置。
  2. 前記半導体素子は前記回路基板の上面に搭載され、前記第1の端子と前記第2の端子とは前記回路基板の下面に設けられ、
    前記下面の四隅のうちの第1の隅に前記第1の端子が設けられ、前記四隅のうちの第2の隅に前記第2の端子が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体素子は前記回路基板の上面に搭載され、前記第1の端子と前記第2の端子とは前記回路基板の下面に設けられ、
    前記下面の四隅のうちの一の隅に、前記第1の端子と前記第2の端子とが設けられたことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 第1の導電ピンと第2の導電ピンとを備えた試験基板と、
    回路基板と、前記回路基板に搭載された半導体素子と、前記回路基板に形成され、前記第1の導電ピンと前記第2の導電ピンのそれぞれに接触する第1の端子及び第2の端子と、該第1の端子と該第2の端子とを電気的に接続する導電性部材とを備えた半導体装置とを有し、
    前記第1の端子と前記第2の端子の各々が前記半導体素子から電気的に分離されたことを特徴とする試験システム。
  5. 互いに離間した第1の接触片及び第2の接触片を有する試験基板と、
    回路基板と、前記回路基板に搭載された半導体素子と、前記回路基板に形成され、前記第1の接触片と前記第2の接触片の各々に接触する端子とを備えた半導体装置とを有し、
    前記端子が前記半導体素子から電気的に分離されたことを特徴とする試験システム。
  6. 第1の導電ピン、第2の導電ピン、及び第3の導電ピンを備えた試験基板の上に、前記第1の導電ピンと前記第2の導電ピンの各々に接触し、かつ互いに電気的に接続された第1の端子及び第2の端子と、前記第3の導電ピンに接触する第3の端子とを備えた半導体装置を載せる工程と、
    前記試験基板の上に前記半導体装置を載せた後、前記第1の導電ピンと前記第2の導電ピンとが導通しているか否かを確認する工程と、
    前記導通を確認する工程において前記第1の導電ピンと前記第2の導電ピンとが導通していると確認された場合に、前記第3の導電ピンから前記第3の端子に試験信号を供給することにより、前記半導体装置に対して試験をする工程と、
    を有する試験方法。
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