JP2014234366A - 抗糖化剤およびその製造方法 - Google Patents

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竹中 義彰
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義彰 竹中
喜久男 小倉
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喜久男 小倉
公二郎 高森
Kojiro Takamori
公二郎 高森
尚志 根岸
Hisashi Negishi
尚志 根岸
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Abstract

【課題】 新規な抗糖化剤を提供する。【解決手段】 ベニバナの抽出液から糖類ないし配糖体を分離・除去してなる抽出物であって、350〜450nm間の吸光極大(λmax)における固形分100%換算色価が700以上である抗糖化剤。ベニバナの花弁の抽出液をマクロポーラスな芳香族系修飾型吸着剤Bに接触させて、前記吸着剤Bに抗糖化剤を吸着させ、糖類ないし配糖体を含有する通過液と抗糖化剤とを分離し、前記吸着剤Bに吸着させた抗糖化剤を溶離することを特徴とする、350〜450nm間の吸光極大(λmax)における固形分100%換算色価が700以上である抗糖化剤の製造方法。【選択図】 なし

Description

本発明は、食品用添加剤や化粧料用添加剤として使用される抗糖化剤に関する。
清涼飲料水、白米、砂糖、デザートなど、過剰に摂取した糖分とたんぱく質との結合「糖化反応(メイラード反応)」は現代人の健康維持にとって重要な問題となっている。また、糖尿病などで高血糖状態が続いたり、加齢により分解反応が進行し難くなると、糖化産物の生成に傾き、たんぱく質の機能が損なわれたり、糖化産物が蓄積したりする。
たんぱく質とグルコースが共存した際、非酵素的な反応、不可逆な変性を起こし、アマドリ化合物を経て最終的に終末糖化産物(アドバンスド・グリケーション・エンド・プロダクツ;以下、「AGEs」と略称する)となる。生成したAGEsは代謝によって体外へ排出されるが、加齢に伴い、代謝速度は遅くなりAGEsが生体内の各組織に蓄積する。AGEsは、生体内の各組織に蓄積したり、AGEsの受容体と結合したりすることにより、種々の症状を引き起こすことが知られている。
例えば、皮膚(表皮、真皮)においてAGEsが生成し蓄積すると、肌全体の衰え(例えば、肌の張りや弾力の低下、シワ、タルミ、黄ぐすみのような皮膚の色味の変化、透明感の低下、シミ等)の一因になる。
また、糖尿病患者では、高血糖により生じたAGEsが白内障、動脈硬化、腎機能障害などの合併症を引き起こす。従って、生成したAGEsを体外へ排出するために、AGEsを体外へ排出し易い形に分解することが重要である。
従来、食品用や化粧料用の添加剤として、AGEsの生成阻害成分や、AGEsの分解成分の検討が行われている。
例えば、特許文献1にはブドレジャアキシラリス葉抽出物の、UVA照射下でのAGEs構造体生成抑制、CMA生成抑制、ペントシジン生成抑制作用について記載されている。また、特許文献2には、柑橘類の揮発性油状物がAGEs構造体の一部であるペントシジンの生成を阻害したことが記載されている。また、特許文献3には、オリーブのエタノール水溶液による抽出物がAGEs分解作用を有し、肌のくすみを抑制したことが記載されている。
一方、ベニバナは薬草としても古くから使用されてきており、漢方薬理作用として、月経不順、冷え性、更年期障害、血行障害などに対する効果が謳われている。
特許文献4には、ベニバナの花弁及び/又はその抽出物を有効成分として含有する抗糖尿病用組成物が開示される。
特許文献5には、ベニバナの子葉や茎の抽出エキスに活性酸素を効果的に減少させる効果が開示される。
特許文献6には、紅豆杉を主原料にベニバナ花弁乾燥粉末を加味した食品に産婦人科疾病の効果が開示される。
特許文献7には、冬虫夏草や紅花などの17種の天然薬物を含有する混合組成物に糖尿病治療用効果が開示される。
特許文献8には、オタネニンジンエキスにベニバナもやしの緑化部分を使用したものを含む糖尿病などを防ぐ健康アイスクリームとしてが開示される。
特許文献9には、ベニバナの熱水抽出物にメントールを加えた湿布剤として報告されている。
特許文献10には、ベニバナ花弁の紅色色素カルタミンに高コレステロール血症抑制の効果が開示されている。
また、特許文献11には、ベニバナ色素を製造する際に吸着剤を用いる製造方法が開示される。特許文献12には、酸処理後、分離膜処理による無臭若しくは微臭のベニバナ色素の製造方法が開示される。
さらに、グリケーション阻害剤に関する特許文献13には多数列挙される植物の1つとしてベニバナが開示される(請求項1)。
特許文献14には、メイラード阻害剤としてアケビやブクリョウ等の抽出物が開示されている(請求項1)。メイラード阻害剤を食品等に配合する際にはさらに植物由来の抽出物をその他の添加剤として添加し得る旨開示され、ベニバナ抽出物の利用が開示される([0042]〜[0045]、[0115])。
特許文献15には、ベニバナを構成生薬とする冠元顆粒を有効成分とする最終糖化生産物生成抑制剤が開示されている。
特開2011−102270号公報 特開2004−35424号公報 特開2001−122758号公報 WO2005/094858のパンフレット 特開2001−346555号公報 特開2000−236838号公報 特開2001−506589号公報 特開平7−322825号公報 特開平2−207023号公報 特開2003−40780号公報 特開平09−296124号公報 特開2001−335716号公報 特開2004−250455号公報 特開2002−241293号公報 特開2010−180250号公報
特許文献4〜10、14は、ベニバナ由来物質の種々の効果を開示するが、「抗糖化」作用について記載はない。
特許文献13は、ベニバナ由来物質の抗糖化作用を開示するとはいうもの、その作用効果は低かった。
特許文献15は、丹参、香附子、木香、紅花、芍薬、センキュウを構成生薬とする冠元顆粒にはAGEs生成阻害活性があり、その活性は主として丹参と芍薬に依拠すること、香附子にも丹参と芍薬と比べると若干弱いがAGEs生成阻害活性のあることが開示されている([0057])。一方、センキュウ、木香、紅花には、AGEs生成阻害活性のないことが開示されている(図6(d)〜(e))。
本発明は、新規な抗糖化剤を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために、種々の植物由来抽出物について探索研究し、各種評価を行った結果、ベニバナ由来の抽出物のすべてにAGEs生成阻害活性があるわけではなく、ベニバナの花弁を抽出の対象とし、抽出方法・精製方法を工夫することにより得られる、350〜450nm間の吸光極大(λmax)における固形分100%換算色価が700以上の抽出物が、たんぱく質と還元糖との間の糖化反応によるAGEsの生成を効果的に抑制することを見いだし、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、ベニバナの花弁の抽出液から糖類ないし配糖体を分離・除去してなる抽出物であって、350〜450nm間の吸光極大(λmax)における固形分100%換算色価が700以上である抗糖化剤に関する。
また、本発明は、ベニバナの花弁の抽出液をマクロポーラスな芳香族系修飾型吸着剤Bに接触させて、前記吸着剤Bに抗糖化剤Bを吸着させ、糖類ないし配糖体を含有する通過液と抗糖化剤Bとを分離し、
前記吸着剤Bに吸着させた抗糖化剤Bを溶離することを特徴とする、
350〜450nm間の吸光極大(λmax)における固形分100%換算色価が700以上である抗糖化剤の製造方法に関する。
さらに、本発明は、ベニバナの花弁の抽出液から糖類ないし配糖体を分離・除去してなる抽出物であって、350〜450nm間の吸光極大(λmax)における固形分100%換算色価が700以上の抽出物を用いる抗糖化方法に関する。
本発明の抗糖化剤は、糖化反応を効果的に抑制し、この作用によりAGEsにより引き起こされる各種疾患、糖尿病合併症の白内障・網膜症・腎症・神経症など、動脈硬化症、悪性腫瘍、骨祖鬆症、アルツハイマー病、パーキンソン病、皮膚硬化、加齢黄班変性症、糖化ストレス、アンチエイジング等を予防または改善する事が期待できる。
本発明の抗糖化剤は、長い間の使用経験に基づく植物を起源とする天然物であることから副作用等の心配がない。食品または、食品添加物・紅花色素の範疇であり、菓子や飲料、健康食品等の形態に容易にすることが出来るため、服用しやすく、長期にわたって連続的に服用する事も可能である。また、化粧品原料としても、「ベニバナエキス(2)」、「ベニバナ黄」等の表示名称で登録されている安全な成分である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いるベニバナは、キク科ベニバナ(Carthamus tinctorius LINNE.)であれば、生花でも乾燥花でもよく、さらに「最上紅花」「中国紅花」「岡山1号」「イスラエル」「カリフォルニア」などベニバナの種類に限定されることなく如何なる種類でもよい。
ベニバナの花弁には、口紅やほほ紅などの化粧品材料、チョコレート、打錠剤用着色料としてよく使用されている紅色色素カルタミンの他、食用色素として主に利用されている黄色のサフラワーイエロー類が含まれている。サフラワーイエロー類とはベニバナ黄色色素の総称で、サフラワーイエロー類には、サフロミンA、サフラワーイエローB、サフロミンC、プリカーサなどが含まれる。
ベニバナの花弁はそのまま抽出に供してもよいし、切断したり、粉砕したりしたものを抽出に供してもよい。
ベニバナ花弁を室温または加熱した中性ないし酸性の水に浸漬等することにより、花弁有効成分を水に抽出し、次いでデカンテーション、遠心分離法その他の方法により不溶物、夾雑物を除去し、抽出液を得ることができる。
必要に応じて水溶性有機溶剤を使用することもできる。水溶性有機溶剤としては、エタノール、メタノール、プロピルアルコール等のアルコールやアセトン等を挙げることができる。
抽出液を酸性とするために使用する酸性物質としては、塩酸、硫酸、リン酸などの鉱酸や酢酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸などの有機酸があり、その濃度は0.001〜1モル濃度であればよい。又、抽出液を酸性とするために緩衝液を使用してもよい。緩衝液としては、リン酸緩衝液、クエン酸緩衝液、酢酸緩衝液、トリス−塩酸緩衝液、酢酸アンモニウム緩衝液、ピロリン酸ナトリウム緩衝液、グリシン−ナトリウム緩衝液、グッドバッファーなどがあるが、これらに限定されるものではない。抽出液のpHは2〜7、好ましくはpH2〜4であれば良い。
350〜450nm間の吸光極大(λmax)における固形分100%換算色価が700以上の抽出物を得ることができる方法であれば、本発明の抗糖化剤を得るための抽出、精製方法は特に制限されない。
例えば、ベニバナの花弁の抽出液には多くの場合、糖類ないし配糖体等の糖成分が含まれるが、これら糖成分はAGEs生成阻害効果が期待できないので、抽出液から分離・除去することが好ましい。
ベニバナの花弁の抽出液から糖成分を分離・除去する方法の一例としては、マクロポーラスな吸着剤を利用する方法が挙げられる。
マクロポーラスな吸着剤を利用する方法について説明する。
マクロポーラスな吸着剤としては、芳香族系非修飾型吸着剤(以下、芳香族系非修飾型吸着剤Aもしくは吸着剤Aという)や芳香族系修飾吸着剤(以下、芳香族系修飾吸着剤Bもしくは吸着剤Bという)が挙げられる。本発明の抗糖化剤は吸着剤Bに吸着し易いので、吸着剤Bを用いて抽出液から抗糖化剤を分離し、吸着剤Bから抗糖化剤を溶離することが好ましい。
さらに、吸着剤Bの使用に先立ち、抗糖化機能の弱い成分(以下、色素Aという)を予め吸着させるために吸着剤Aを用いることによって、抗糖化機能の高い抗糖化剤を得ることができる。
あるいは、吸着剤Bを使用し、抗糖化剤および色素Aを吸着させた後、吸着剤Bから両成分を溶離し、溶離液を吸着剤Aに接触させ、吸着剤Aに色素Aを吸着させ、通過液として抗糖化剤を得ることもできる。
作業効率、生産性等の点から、吸着剤Aを使用し、次いで吸着剤Bを使用することが好ましい。
即ち、ベニバナの花弁の抽出液を、マクロポーラスな芳香族系非修飾型吸着剤Aに接触させて、吸着剤Aに色素Aを吸着させ、抗糖化剤および糖類ないし配糖体を含有する通過液と色素Aとを分離し、次いで、前記通過液をマクロポーラスな芳香族系修飾型吸着剤Bに接触させて、前記吸着剤Bに抗糖化剤を吸着させ、糖類ないし配糖体を含有する通過液と抗糖化剤とを分離し、前記吸着剤Bに吸着させた抗糖化剤を溶離することにより、本発明の抗糖化剤を得ることが好ましい。
本発明に用いられる吸着剤Bとしては、スチレンとジビニルベンゼンから得られる架橋構造を有する樹脂に塩素原子、臭素原子等の電子吸引性基を含有させたものを粒子状にしたものが挙げられる。例えば、三菱化成工業株式会社のセパビーズSP−206,SP−207などが挙げられる。
具体的にはこれら吸着剤Bを詰めたカラムに、抽出液を通過させ、抗糖化剤を吸着剤Bに吸着させる。
本発明において用いられる吸着剤Aとしては、スチレン、ビニルピロリドン等のビニルモノマーにジビニルベンゼンのような架橋性のモノマーを配合して得られる網状構造を有する樹脂を粒子状にしたものであって、塩素原子、臭素原子等の電子吸引性基を含有しないものが挙げられる。例えば、ダイヤモンドシャムロックケミカル社のデュオライトS−30,ES−33、S−37,S−862,S−861,S−587,S−761等、ロームアンドハース社のアンバーライトXAD−2,XAD−4,XAD−7,XAD−8,XAD−16,XAD−1180,XAD−2000,XAD−2010等、三菱化成工業株式会社のダイヤイオンHP−10,HP−20,HP−21,HP−40等、セパビーズSP−850等、ダウケミカル社のダウエックスXUS−40323,XUS−40285等、北越炭素工業株式会社のKS,HS,AF,L−1、ISP社のポリクラール SB−100、ポリクラール・スーパーR、ポリクラール 10(PVPP 不溶性ポリビニルポリピロリドン)、東洋曹達工業株式会社のトヨパールHW−40など等が挙げられる。
吸着剤Bに抗糖化剤を吸着させた後、吸着剤Bを洗浄した後、抗糖化剤を溶離することが好ましい。具体的には、吸着剤Bを詰めたカラムに洗浄液を通過させた後、カラムに溶離用液を通過させればよい。
吸着剤Bは、中性の水、微酸性の水溶液などで洗浄した後、さらに有機溶剤と水との混合溶剤にて洗浄しても良い。混合溶剤中には酸性物質を存在させても良い。有機溶剤としては、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等が挙げられる。食品製造用途に使用可能という観点からエタノール溶剤が好適である。これら有機溶剤と水との容量比、有機溶剤:水=1〜20:99〜80であることが好ましい。
溶離用液は、有機溶剤と水との容量比、有機溶剤:水=100〜21:0〜79の混合溶剤であることが好ましい。用いられる有機溶剤としては上記と同様のものを挙げることができる。例えば、エタノール:水=50:50の溶離液を用いることができる。カラムに溶離用液を通過させることによって、吸着剤Bに吸着していた抗糖化剤を離脱させた脱離液(溶離液ともいう)を得ることができる。
このようにして得られた脱離液をそのまま抗糖化剤とすることもできるし、適宜濃縮し抗糖化剤とすることもできるし、乾燥させたものを抗糖化剤とすることもできる。本発明の抗糖化剤は、350〜450nm間の吸光極大(λmax)における固形分100%換算色価が700以上であれば、優れた抗糖化機能が期待できる。抗糖化機能の点から色価は大きければ大きいほど好ましく、具体的には色価が1000以上であることが好ましく、1300以上であることがより好ましく、コストを考慮すると現実的には2000以下が好ましい。
色価とは、一般に「試料」の単位質量当たりの吸光極大(λmax)における10(w/v%)に換算した吸光度を意味する。
例えば、任意の「試料」:1gを溶媒に溶かし10mlにした溶液の吸光度が1であれば、前記「試料」の色価は1となる。ところで、「試料」が乾燥物の場合と、「試料」が既に何らかの溶媒に溶解され、固形分が50%の場合と、固形分が10%の場合とでは、色価の意味は異なる。
また、色価は「試料」を溶解する溶媒の種類やpHによっても影響を受ける。
そこで、本発明では、固形分、溶媒、pH等の影響を排除し、固形分100%換算色価により抗糖化剤を特定する。
即ち、脱離液をそのまま抗糖化剤とする場合であっても、脱離液を濃縮し、例えば固形分50質量%とする場合であっても、固形分100%に換算すれば同じ色価を呈することとなる。
本発明の抗糖化剤は、食品用添加剤として食料品に添加したり、化粧料用添加剤として化粧料に添加したりして、経口吸収ないし経皮吸収することにより、抗老化剤、皮膚コラーゲンの損傷抑制剤、及び肌の張り若しくは弾力の低下、又は皮膚のしわの抑制、予防、又は改善剤などが期待できる。
あるいは本発明の抗糖化剤をそのまま摂取したり、又はこれに食品に通常用いられている賦形剤または添加剤を配合して、錠剤、丸剤、顆粒剤、散剤、粉剤、カプセル剤(ソフトカプセル剤を含む)、水和剤、乳剤、液剤、エキス剤、またはエリキシル剤等の剤型に、公知の手法にて製剤化したものを摂取することによっても同様の効果を期待できる。中でも、服用および携帯が容易である点で、液状飲料、粉末飲料、ゼリー剤、錠剤、粉末剤、顆粒剤、カプセル剤、ドロップ剤のような形態が好適である。必要に応じて、油脂、安定剤、乳化剤、分散剤、懸濁化剤、香料、増粘剤、甘味料、着色剤、香料、保存料、酸化防止剤、有機酸などの食品添加剤と共に混合して、製剤化すればよい。
また、本発明の抗糖化剤は、医薬分野において常用される既知の他の化合物、および経口投与に適した形態に成型するのに必要な化合物、例えば、乳糖、デンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、カオリン、タルク、炭酸カルシウムなどを配合して、経口投与に適した形状、例えば、粉末、液剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤等の種々の形態で使用することができる。液剤は溶液、懸濁剤のいずれでもよく、担体として水、硬化ヒマシ油、グリセリン、プロピレングリコール、エタノール、脂肪油、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトールなどが挙げられる。
食料品としては、一般的な食料品や飲料の他、健康食品、栄養補助食品(バランス栄養食、サプリメントなどを含む)、保健機能食品(特定保健用食品(疾病リスク低減表示、規格基準型を含む)、条件付き特定保健用食品、栄養機能食品を含む)が挙げられる。
化粧品等の外用剤の場合、剤形及び用途は特に限定されず、例えば、剤形は、溶液状、乳液状、クリーム状、水性ゲル状等のいずれでもよく、又、用途としては基礎化粧料を始め、下地料の他、ファンデーション、コントロールカラー等の仕上げ料を挙げることができる。これらの化粧料は、上記抗糖化剤を配合する以外は、通常の化粧料と同様の方法で製造することができる。
本発明の抗糖化剤を使用・摂取する際には、その他の活性成分として、本発明の効果をさらに増強する目的で、公知の抗糖化成分を配合することができる。公知の抗糖化成分は、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用できる。
以下に、本発明の構成ならびに効果をより明確にするために、実施例および比較例を記載する。但し本発明は、これらの実施例等に何ら影響されるものではない。
[製造例1]
乾燥ベニバナ花弁10Kgを5%酢酸水200リットルに20時間、浸漬抽出した。
前記抽出液を、多孔質芳香族系合成吸着剤A:「ダイヤイオンHP−20;三菱化学社製」10リットルを詰めたカラム、続いて芳香族修飾型合成吸着剤B:「セパビーズSP−207;三菱化学社製」10リットルを詰めたカラムに流した。
前記吸着剤A、Bを詰めたカラムをそれぞれ20リットルの1%酢酸水で別個に洗浄した後、各吸着剤に吸着していた成分をそれぞれ50%エタノール(1%酢酸含有)30リットルに溶離した。エバポレータを用いて、前記溶離液をそれぞれ濃縮し、固形分約60%の溶離液A(ベニバナ抽出液Aともいう):約30g、固形分約60%の溶離液B(ベニバナ抽出液Bともいう):約50gを得た。
また、前記吸着剤AおよびBに吸着せず、両カラムを通過した水溶液を同様にエバポレータで濃縮し、固形分約60%の通過液C(ベニバナ抽出液Cともいう):約200gを得た。
なお、固形分は、溶離液もしくは通過液の一部を測定用試料として、当該試料の乾燥前後の質量から求めた値である。乾燥条件は、105℃で30分間としたが、凍結乾燥によってもよい。
次いで、ベニバナ抽出液A〜Cの吸光度を「食品添加物公定書第8版」記載の方法に準じて測定し、色価を以下の方法にて求めたところ、それぞれ400、800、10であった。固形分はそれぞれ約60%なので、ベニバナ抽出液A〜Cの固形分100%換算の色価は、それぞれ667、1333、17となる。
<ベニバナ抽出液A>の吸光度、および色価
ベニバナ抽出液Aを0.3g秤量し、100mlのメスフラスコに入れ、pH5.0のクエン酸緩衝液を加えて正確に100mlとした。この溶液を5ml測り取り、100mlのメスフラスコに入れ、pH5.0のクエン酸緩衝液を加えて正確に100mlとした(希釈倍率F=100/5=20)。この試料溶液を吸光度測定用の検液とした。
調整後の退色の影響を避けるため、検液の調整後30分以内に、検液について350〜450nm間の吸光極大(λmax)における吸光度Aを測定したところ、0.6であった。測定装置は島津紫外可視分光光度計UV−1800(株式会社島津製作)を用い、pH5.0のクエン酸緩衝液を対照とし、液層の長さ1cmにてスペクトラムモードで吸光度を測定した。
色価は次式により求めた。
色価={10×A(;吸光度)×F(;希釈倍率)}/試料の採取量(g)
ベニバナ抽出液Aの色価;400=10×0.6×20/0.3
<ベニバナ抽出液B>の吸光度、および色価
ベニバナ抽出液Bを0.25g秤量し、100mlのメスフラスコに入れ、pH5.0のクエン酸緩衝液を加えて正確に100mlとした。この溶液を5ml測り取り、200mlのメスフラスコに入れ、pH5.0のクエン酸緩衝液を加えて正確に200mlとする(希釈倍率F=200/5=40)。この試料溶液を吸光度測定用の検液とし、ベニバナ抽出液Aと同様に吸光度を測定したところ0.5であった。
色価は下記式にて算出した。
ベニバナ抽出液Bの色価;800=10×0.5×40/0.25
<ベニバナ抽出液C>の吸光度、および色価
ベニバナ抽出液Cを0.5g秤量し、100mlのメスフラスコに入れ、pH5.0のクエン酸緩衝液を加えて正確に100mlとした(希釈倍率F=1)。この試料溶液を吸光度測定用の検液とし、ベニバナ抽出液Aと同様に吸光度を測定したところ0.5であった。
色価は下記式にて算出した。
ベニバナ抽出液Cの色価;10=10×0.5×1/0.5
[製造例2]
乾燥ベニバナ花弁1kgを黄色素が出なくなるまで良く水洗した後、炭酸カリウム150g、精製水5Lを加え、赤色素を抽出した。得られた抽出液にセルロース粉末を200g加え、充分撹拌しながら分散させた後、クエン酸を150g添加してpHを酸性にした。分散液を濾過し、赤色に着色したセルロース粉末を得、充分水洗した後、乾燥し、約100gのベニバナ抽出乾燥物Dを得た。
次いで、ベニバナ抽出乾燥物Dの色価を測定した。ベニバナ抽出乾燥物D0.167gを秤量し、100mlのメスフラスコに入れ、5mlのイオン交換水で膨潤させた。N,N−ジメチルホルムアミドを加えて正確に100mlとした(希釈倍率F=1)。この試料溶液をNo.5C(ADVANTEC)のろ紙を用いてろ過した。ろ液を吸光度測定用の検液とした。N,N−ジメチルホルムアミドを対照とし、液層の長さ1cmにて検液の520〜540nm間の吸光極大(λmax)における吸光度を測定したところ0.5であった。
従って、ベニバナ抽出乾燥物Dの色価;30=10×0.5×1/0.167 となる。
なお、上記検液の場合、350〜450nm間には吸光極大(λmax)を有しなかった。
[製造例3]
乾燥ベニバナ紅花花弁を乳鉢で粉砕し、目開き100μmのメッシュを通過したものを「ベニバナ粉末E」とした。
次いで、ベニバナ粉末Eの色価を測定した。ベニバナ粉末E1gを秤量し、100mlのメスフラスコに入れ、pH5.0のクエン酸緩衝液を加えて正確に100mlとした(希釈倍率F=1)。この試料溶液をNo.5C(ADVANTEC)のろ紙を用いてろ過した。ろ液を吸光度測定用の検液とした。調整したpH5.0のクエン酸緩衝液を対照とし、液層の長さ1cmにて検液の350〜450nm間の吸光度を測定したところ、0.5であった。
従って、ベニバナ粉末Eの色価;5=10×0.5×1/1 となる。
[製造例4]
乾燥ベニバナ花弁10Kgを5%酢酸水200リットルに20時間、浸漬抽出した。固形物を濾別した後、濾過液はエバポレータを用いて濃縮し、固形分約60%の「ベニバナ抽出液F約200gを得た。
ベニバナ抽出液A、B等と同様の方法にて色価を求めたところ、「ベニバナ抽出液F」の色価は250であり、固形分100%の色価は約417であった。
[製造例5]
乾燥ベニバナ花弁10Kgを精製水100リットルにて1時間100℃で加熱抽出した。固形物を濾別した後、濾過液はエバポレータを用いて濃縮し、固形分約60%の「ベニバナ抽出液G」約200gを得た。
ベニバナ抽出液A、B等と同様の方法にて色価を求めたところ、「ベニバナ抽出液G」の色価は280であり、固形分100%の色価は約467あった。
[製造例6]
乾燥ベニバナ花弁10Kgを99度醗酵エタノール100リットルに浸漬し、25℃で1時間加熱抽出した。抽出液から固形物を濾別した後、濾過液はエバポレータを用いて濃縮し、固形分約50%の「ベニバナ抽出液H」約50gを得た。
ベニバナ抽出液A、B等と同様の方法にて色価を求めたところ、「ベニバナ抽出液H」の色価は120であり、固形分100%の色価は約240あった。
[製造例7]
乾燥ベニバナ花弁10kgを水200リットルに浸漬し、室温下に一夜放置して、色素を抽出した。濾過助剤、珪藻土を使用して吸引濾過し、濾液として抽出液約200リットルを得た。この抽出液を限外濾過膜(AHP-2013膜:旭化成製、分画分子量50,000)を用いて処理した。次いで得られた処理液に硫酸を加え、pH2に調整し、これを40〜80℃で30分間撹拌処理をした。つづいて、当該酸性溶液に、水100リットルを加えて逆浸透膜処理(NTR-7250膜:日東電工製、分画分子量:約3000程度)を行い、膜処理液10リットルを得た。膜処理液10リットルを減圧下で濃縮して、固形分約60%の「ベニバナ抽出液I」約4.5kgを得た。
ベニバナ抽出液A、B等と同様の方法にて色価を求めたところ、「ベニバナ抽出液I」の色価は320であり、固形分100%の色価は約533あった。
<抗糖化 in vitro 糖化反応>
製造例1、4〜6で得た固形分約60%のベニバナ抽出液A〜C、F、Gをそれぞれ蒸留水にて任意希釈した複数の濃度の希釈液を得た。
製造例2で得たベニバナ抽出乾燥物Dについては非水溶性の為、水溶成分の紅花赤色素を脱着する前処理を行った。ベニバナ抽出乾燥物D;5gに1%炭酸ナトリウム水溶液50mLを加え、氷上で5分間攪拌後、ろ過(No,5C;ADVANTEC)してろ液を回収した。前処理は糖化反応を開始する当日に行い、ろ液は使用するまで4℃にて保存した。得られたろ液を蒸留水にて任意希釈した複数の濃度の希釈液を得た。
なお、回収したろ液のうち5mLは、アルミトレイに入れ105℃で30分間乾燥させ、固形分重量を測定した。固形分は13.7mg/mLであった。10mg/mLは炭酸ナトリウム分である事から、ベニバナ抽出乾燥物Dの水溶性成分(紅花赤色素成分)は3.7mg/mLとなる。
製造例3で得たベニバナ粉末Eについては、水溶成分の紅花色素を抽出する前処理を行った。ベニバナ粉末E;5gにイオン交換水50mLを加え、25℃で5分間攪拌後、ろ過(No,5C;ADVANTEC)してろ液を回収した。前処理は糖化反応を開始する当日に行い、ろ液は使用するまで4℃にて保存した。得られたろ液を蒸留水にて任意希釈した複数の濃度の希釈液を得た。
なお、回収したろ液のうち5mLは、アルミトレイに入れ105℃で30分間乾燥させ、固形分重量を測定した。固形分は15mg/mLであった。
0.05mol/リットルのリン酸緩衝液(pH7.4)、8mg/ミリリットルのヒト血清アルブミン(HSA)(Sigma- Aldrich Corporation)、0.2mol/リットルのグルコース反応液中に、調製した各濃度の上記希釈液を1/10の濃度になるように添加し、60℃で40時間インキュベートした。
陰性対照としては、ベニバナ抽出液等の希釈液の代わりに蒸留水を添加し、同様の条件にてインキュベートしたものを用いた。
<抗糖化活性(蛍光性AGEs(HSA)生成抑制作用)の測定>
蛍光性AGEsは、サンプル反応液のAGEs由来の蛍光(励起波長:370nm、蛍光波長:440nm)を測定した。蛍光値は5μg/ミリットルの硫酸キニーネ(0.1Nの硫酸水溶液)の蛍光値を1000とした時の相対値として算出した。
蛍光性AGEs生成阻害率(%)は、in vitro 糖化反応において測定対象の希釈液を添加した反応液(A)、グルコース水溶液の代わりに蒸留水を添加したもの(B)、測定対象の希釈液を添加しない溶液のみを添加してインキュベーションしたもの(C)、ブランクとしてグルコースの代わりに蒸留水を添加したもの(D)として下記の式に従って算出した。
蛍光性AGE生成阻害率(%)={1−(A−B)/(C−D)}×100
抗糖化活性はIC50(50%生成阻害濃度:固形分濃度あたり)を算出した。
Figure 2014234366
IC50の点から抗糖化活性が認められたベニバナ抽出液Bについて、3DG活性、抗ペントシジン活性、抗CML活性 を測定した。
サンプル調整は上記<抗糖化 in vitro 糖化反応>同様ベニバナ抽出液Bを任意の各濃度に希釈し、0.05mol/リットルのリン酸緩衝液(pH7.4)、8mg/ミリリットルのヒト血清アルブミン(HSA)(Sigma- Aldrich Corporation)、0.2mol/リットルのグルコース反応液中に、調製した各濃度の上記希釈液を1/10の濃度になるように添加し、60℃で40時間インキュベートした。
陰性対照としては、ベニバナ抽出液Bの希釈液の代わりに蒸留水を添加し、同様の条件にてインキュベートしたものを用いた。
<3DG活性(HSA)の測定>
サンプル反応液中に生成した3DGは、2,3-pentanedioneを内部標準物質とした2,3-diaminonaphthalenプレラベル化HPLC法により定量した。
抗3DG活性は生成阻害率からIC50(50%生成阻害濃度:試験品バルクおよび固形分濃度あたり)を算出し、小数点以下3桁で表示した。アミノグアニジンは粉末であるため試験品バルクと固形分濃度を同じとした。
<抗ペントシジン活性(HSA)の測定>
サンプル反応液中に生成したペントシジンは、FSKペントシジンキット(株式会社伏見製薬所)によるELISA法で定量した。
抗ペントシジン活性は生成阻害率からIC50(50%生成阻害濃度:試験品バルクおよび固形分濃度あたり)を算出し、小数点以下3桁で表示した。アミノグアニジンは粉末であるため試験品バルクと固形分濃度を同じとした。
<抗CML活性(HSA)の測定>
サンプル反応液中に生成したCMLは、CircuLex CML/Nε-(carboxymethyl)lysine ELISA KIT (株式会社サイクレックス)によるELISA法で定量した。
抗CML活性は生成阻害率からIC50(50%生成阻害濃度:試験品バルクおよび固形分濃度あたり)を算出し、小数点以下3桁で表示した。アミノグアニジンは粉末であるため試験品バルクと固形分濃度を同じとした。
Figure 2014234366

Claims (5)

  1. ベニバナの花弁の抽出液から糖類ないし配糖体を分離・除去してなる抽出物であって、350〜450nm間の吸光極大(λmax)における固形分100%換算色価が700以上である抗糖化剤。
  2. ベニバナの花弁の抽出液をマクロポーラスな芳香族系修飾型吸着剤Bに接触させて、前記ベニバナの花弁の抽出液に含まれる糖類ないし配糖体を分離・除去してなる、請求項1記載の抗糖化剤。
  3. ベニバナの花弁の抽出液をマクロポーラスな芳香族系修飾型吸着剤Bに接触させて、前記吸着剤Bに抗糖化剤を吸着させ、糖類ないし配糖体を含有する通過液と抗糖化剤とを分離し、
    前記吸着剤Bに吸着させた抗糖化剤を溶離することを特徴とする、
    350〜450nm間の吸光極大(λmax)における固形分100%換算色価が700以上である抗糖化剤の製造方法。
  4. ベニバナの花弁の抽出液をマクロポーラスな芳香族系非修飾型吸着剤Aに接触させて、前記吸着剤Aに色素Aを吸着させ、抗糖化剤および糖類ないし配糖体を含有する通過液と色素Aとを分離し、
    前記通過液をマクロポーラスな芳香族系修飾型吸着剤Bに接触させて、前記吸着剤Bに抗糖化剤Bを吸着させ、糖類ないし配糖体を含有する通過液と抗糖化剤とを分離し、
    前記吸着剤Bに吸着させた抗糖化剤を溶離することを特徴とする、
    請求項3記載の抗糖化剤の製造方法。
  5. ベニバナの花弁の抽出液から糖類ないし配糖体を分離・除去してなる抽出物であって、350〜450nm間の吸光極大(λmax)における固形分100%換算色価が700以上の抽出物を用いる抗糖化方法。
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JP2017210424A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 株式会社東洋新薬 化粧料、抗糖化組成物及び組成物
JP2019199452A (ja) * 2018-05-18 2019-11-21 株式会社東洋新薬 組成物

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