JP2014234251A - ワイヤリール支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤリールを確実に装着することができ、ワイヤ送給時の不都合を解消するのに適したワイヤリール支持装置を提供する。
【解決手段】ワイヤリール400を回転可能に支持するためのワイヤリール支持装置A1であって、ワイヤリール400を出し入れ可能な開状態と、ワイヤリール400を出し入れできないように囲んで収容する閉状態と、をとるように開閉可能であるケース体100,200と、互いに平行な軸心周りに回転可能にケース体100に設けられ、ワイヤリール400を径方向外方から支持しうる複数のローラ110,120と、ケース体200に設けられ、ケース体100,120がワイヤリール400を収容して上記閉状態をとるとき、ワイヤリール400に対して径方向外方から接触または近接してワイヤリール400の径方向への移動を規制しうるローラ210,220(規制部)と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、溶接ワイヤが巻回されたワイヤリールを回転可能に支持するためのワイヤリール支持装置に関する。
消耗電極ガスシールドアーク溶接において、一般に、ワイヤリールに巻回された溶加材としての溶接ワイヤがワイヤ送給装置により所望の送り量で溶接トーチに送り出される。ワイヤ送給装置の近傍には、ワイヤリール支持装置が設けられている(たとえば、特許文献1を参照)。
特許文献1に開示されたワイヤリール支持装置は、同文献の図2、図3によく表れているように、固定軸(2)と、この固定軸(2)に回転可能に支持された回転軸(3)と、回転軸の先端にねじ込まれる固定キャップ(12)とを備えている。固定軸(2)は、ワイヤ送給装置の近傍に設けられた起立状の支柱板(1)に固定されている。回転軸(3)は、固定軸(2)に回転可能に支持されている。回転軸(3)の基端には、径方向外方に延出するフランジが設けられており、このフランジには軸方向に延びる回り止めピン(3a)が立設されている。回転軸(3)の先端には、雌ねじからなるねじ部が形成されている。ワイヤリール(13)には、軸方向に延びる回り止め穴(13a)が設けられており、この回り止め穴(13a)に回転軸(3)の回り止めピン(3a)が嵌挿した状態でワイヤリール(13)は回転軸(3)に一体に支持される。固定キャップ(12)は、一端部につまみ(12a)を有するとともに、他端部において、回転軸(3)の先端のねじ部に螺合するねじ部(12b)が形成されている。
ワイヤリール(13)をワイヤリール支持装置に装着する際には、ワイヤリール(13)を回転軸(3)に取り付けた状態で、固定キャップ(12)のねじ部(12b)を回転軸(3)のねじ部にねじ込む。固定キャップ(12)のねじ込み作業は、つまみ(12a)を手で掴んで回すことにより行う。そうすると、ワイヤリール(13)は、回転軸(3)のフランジと固定キャップ(12)のつまみ(12a)との間に介在されて、回転軸(3)からの脱落が防止される。ワイヤ送給装置により溶接ワイヤが送り出されると、ワイヤリール支持装置に支持されたワイヤリール(13)は、回転軸(3)と一体回転しながら溶接ワイヤを繰り出す。ワイヤリール支持装置には、ワイヤ送給の停止時にワイヤリール(13)の回転を速やかに止めるための回転軸回転制動機構(ブレーキ手段)が設けられている。
回転軸回転制動機構は、ナット(4)、摩擦板(5)、ばね受け(6)、ばね(7)、座金(18)、およびボルト(8)を備えて構成されている。ナット(4)は固定軸(2)の内部に嵌合されており、ばね受け(6)は、円環状部と、この円環状部の内側端から筒状に延びる突起部(6a)とを有する。上記円環状部は、回転軸(3)内の突壁(3c)との間に摩擦板(5)を挟んでおり、突起部(6a)は、摩擦板(5)の内方を経て固定軸(2)の自由端部(2a)に嵌合される。これにより、ばね受け(6)は、固定軸(2)に対して相対回転不能であるとともに、摩擦板(5)が、回転軸(3)内の突壁(3c)とばね受け(6)との間で接触してすり動いている。ボルト(8)は、固定軸(2)の軸方向にねじ込まれている。ボルト(8)の頭部(8a)側に座金(18)が通されており、この座金(18)とばね受け(6)との間にばね(7)が介装されている。このような構成の回転軸回転制動機構によって、ボルト8のねじ込み量で決まるばね7の圧力で、ばね受け(6)が摩擦板5を介して回転軸3内の突壁(3c)に押し付けられて、回転軸(3)の回転に制動が与えられる。
溶接作業においては、溶接の開始と停止とが頻繁に繰り返されるので、その度にワイヤリール支持装置の回転軸(3)が回転と停止を繰り返す。このように回転軸(3)の回転と停止が繰り返されると、回転軸(3)にねじ込まれた固定キャップ(12)のねじ部(12b)が緩むおそれがある。当該ねじ部(12b)が緩むと、回転軸(3)に支持されたワイヤリールがガタつくおそれがあり、このガタつきがワイヤ送給性に悪影響を与え、溶接品質の低下を招く場合があった。
このような問題に対し、特許文献1に記載のワイヤリール支持装置では、固定キャップ(12)のつまみ(12a)を押さえる押さえねじ(11)がさらに設けられている。このような押さえねじ(11)を有する構成により、固定キャップ(12)のねじ部(12a)の緩み防止の対策が施されていた。
しかしながら、上記従来の構成においては、ワイヤリール(13)の装着時には、固定キャップ(12)をねじ込んだ後に押さえねじ(11)をねじ込むといった2段階のねじ込み作業が必要となるので、押さえねじ(11)のねじ込み作業を忘れてしまう可能性もあり、取り付け状態の確実性に欠ける面があった。そして、押さえねじ(11)の取り付けを忘れた場合には、固定キャップ(12)のねじ部(12b)が緩むおそれがあり、結果として、上述のように溶接品質の低下を招く場合があった。
また、ばね受け(6)の突起部(6a)は、固定軸(2)の自由端部(2a)に嵌合されるべきであるが、この突起部(6a)が回転軸(3)の先端を向くように反対側に誤って装着される場合がある。このような装着ミスが生じると、ばね受け(6)が回転軸(3)とともに回転するといったことが起こり得て、ばね受け(6)の回転力によりボルト(8)が緩むおそれがある。ボルト(8)が緩むと、回転軸回転制動機構による回転軸(3)の制動力が低下し、その結果、ワイヤ送給性に悪影響を与え、溶接品質の低下を招く場合があった。
特開2005−52882号公報
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、ワイヤリールを確実に装着することができ、ワイヤ送給時の不都合を解消するのに適したワイヤリール支持装置を提供することをその課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を採用した。
本発明よって提供されるワイヤリール支持装置は、溶接ワイヤが巻回される円筒状軸部と、この円筒状軸部の両端部に設けられ、上記円筒状軸部の径方向外方に延出する円環状のつば部と、を有するワイヤリールを回転可能に支持するためのワイヤリール支持装置であって、上記ワイヤリールを出し入れ可能な開状態と、上記ワイヤリールを出し入れできないように囲んで収容する閉状態と、をとるように開閉可能である第1および第2のケース体と、互いに平行な軸心周りに回転可能に上記第1のケース体に設けられ、上記ワイヤリールを径方向外方から支持しうる複数の第1ローラと、上記第2のケース体に設けられ、上記第1および第2のケース体が上記ワイヤリールを収容して上記閉状態をとるとき、上記ワイヤリールに対して径方向外方から接触または近接して上記ワイヤリールの径方向への移動を規制しうる規制部と、を備えることを特徴としている。
好ましい実施の形態においては、上記第1および第2のケース体のうちの少なくとも一方に設けられ、上記ワイヤリールの回転に制動を与えるブレーキ手段をさらに備える。
好ましい実施の形態においては、上記第1ローラの外周部には、上記つば部が進入し、かつ当該つば部の厚み方向への移動を制限する案内溝が設けられている。
好ましい実施の形態においては、上記規制部は、上記第1のケース体に設けられた上記第1ローラの軸心と平行な軸心周りに回転可能な少なくとも1つの第2ローラを含んで構成される。
好ましい実施の形態においては、上記ブレーキ手段は、上記ワイヤリールのいずれかの部位に接触して押圧力を付与する押圧部と、上記押圧部による上記ワイヤリールへの押圧力を調整する押圧力調整機構と、を有する。
好ましい実施の形態においては、上記押圧部は、上記つば部に接触するつば接触部を含み、上記押圧力調整機構は、外部から操作可能な第1操作部の操作によって上記つば接触部による上記つば部への押圧力を調整可能に構成される。
好ましい実施の形態においては、上記押圧力調整機構は、上記第1操作部の操作によって一対の上記つば部への押圧力を連動して調整可能である。
好ましい実施の形態においては、上記押圧力調整機構は、上記第1操作部と上記つば接触部との間に介在させられ、上記つば接触部を上記つば部に向けて弾性力によって押し付けるための第1圧縮ばねを含み、上記第1操作部の操作によって上記第1圧縮ばねの弾性力を調整可能である。
好ましい実施の形態においては、上記押圧部は、上記溶接ワイヤに上記径方向外方から接触するワイヤ接触部を含み、上記押圧力調整機構は、上記溶接ワイヤ接触部を上記溶接ワイヤに向けて弾性力によって押し付けるための第2圧縮ばねを含む。
好ましい実施の形態においては、上記押圧力調整機構は、外部から操作可能な第2操作部を含み、この第2操作部の操作によって上記第2圧縮ばねの弾性力を調整可能である。
好ましい実施の形態においては、上記規制部は、上記ワイヤ接触部を含んで構成される。
好ましい実施の形態においては、上記ブレーキ手段は、上記第1ローラに接触して押圧力を付与するローラ接触部と、上記ローラ接触部による上記第1ローラへの押圧力を調整するローラ押圧力調整機構と、を有する。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係るワイヤリール支持装置の一例を示す斜視図であり、第1および第2のケース体の開状態を表す。 図1のII−II線に沿う断面図であり、第1および第2のケース体の閉状態を表す。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 本発明に係るワイヤリール支持装置の他の例を示す要部水平断面図である。 図5のVI−VI線に沿う要部断面図である。 本発明に係るワイヤリール支持装置の他の例を示す図2と同様の断面図である。 ブレーキ手段の他の例を示す図3と同様の要部拡大断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態につき、図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1〜図4は、本発明に係るワイヤリール支持装置の一例を示している。本実施形態のワイヤリール支持装置A1は、一対のケース体100,200と、ケース体100に設けられたローラ110,120と、ケース体200に設けられたローラ210,220と、ブレーキ手段300と、を備え、ワイヤリール400を回転可能に支持するように構成されたものである。
図3、図4に表れているように、ワイヤリール400は、溶接ワイヤWが巻回される円筒状軸部410と、この円筒状軸部410の両端部に設けられた一対のつば部420,430とを備えている。つば部420,430は、円筒状軸部410の径方向外方に延出しており、つば部420,430の外周縁は溶接ワイヤWの外周よりも径方向外方に位置する。ワイヤリール400は、たとえば合成樹脂材料により成型される。
ケース体100,200は、たとえば、内部にワイヤリール400を収容するための空間を有する上下2つ割の矩形箱状とされており、蝶番500(図2参照)によって開閉可能に連結されている。図1は、ケース体100,200が開いた状態(開状態)を示しており、開状態において、ワイヤリール400はケース体100,200に出し入れ可能である。図2〜図4は、ケース体100,200が閉じた状態(閉状態)を示しており、閉状態において、ワイヤリール400はケース体100,200に囲まれており、ケース体100,200から出し入れすることができない。ケース体100は、下側に配置されており、閉状態においてケース体200に覆われる。たとえばケース体100には、溶接ワイヤWを外部に導出するためのワイヤ導出孔(図示せず)が設けられている。
図2に表れているように、ケース体100,200における蝶番500とは反対側の側壁には、ケース体100,200の閉状態を維持するための係止機構600(図1では省略)が設けられている。係止機構600は、たとえばケース体200に設けられるフック610と、ケース体100に設けられる操作レバー620およびリング630とを備え、操作レバー620の操作によって、リング630がフック610に係止される係止状態と、リング630がフック610に係止されない非係止状態とに切り替え可能に構成されている。
図3に示すように、ケース体100に設けられた各ローラ110,120は、たとえば軸方向の両端部が軸部材130を介してケース体100の左右の側壁101,102に形成された軸孔101a,102aに嵌挿支持されている。図2に示すように、ローラ110,120は、互いに平行な水平軸心周りに回転可能であり、当該軸心と直角である水平方向X−Xにおいて離間している。ローラ110,120の間隔は、ワイヤリール400のつば部420,430の外径寸法よりも小であり、図2、図3に表れているように、ケース体100,200へのワイヤリール400の収容時には、ローラ110,120は、ワイヤリール400(両つば部420,430)を径方向外方から支持している。このとき、円筒状軸部410の軸線はローラ110,120の軸心と平行であり、ワイヤリール400はローラ110,120によって回転可能に支持される。
本実施形態では、各ローラ110(120)の外周部には、環状の案内溝111,112(121,122)が設けられている。案内溝111,112(121,122)は、両つば部420,430に対応する寸法を有し、つば部420,430が進入可能であるとともに、つば部420,430の厚み方向への移動を制限している。これにより、ケース体100,200へのワイヤリール400の収容時において、当該ワイヤリール400は、軸方向への移動が制限されて当該軸方向における位置が定まる。
図2に示すように、ケース体200に設けられた各ローラ210,220は、互いに平行な水平軸心周りに回転可能であり、当該軸心と直角である水平方向X−Xにおいて離間している。また、ローラ210,220の軸心は、ケース体100に設けられたローラ110,120の軸心と平行である。詳細な図示説明は省略するが、各ローラ210,220は、ローラ110,120と同様の取付構造によってケース体200に取り付けられている。
本実施形態では、各ローラ210(220)の外周部には、ローラ110(120)と同様に環状の案内溝211,212(221,222)が設けられている。案内溝211,212(221,222)は、両つば部420,430に対応する寸法を有し、つば部420,430が進入可能であるとともに、つば部420,430の厚み方向への移動を制限している。また、つば部420,430が案内溝211,212(221,222)に進入した状態において、つば部420,430の外周縁が案内溝211,212(221,222)の底部に接触または近接しており、ローラ210,220はワイヤリール400の径方向への移動を規制しうる規制部の役割を担う。
ブレーキ手段300は、ワイヤリール400の回転に制動を与えるためのものであり、ケース体200に設けられている。図1、図4に表れているように、ブレーキ手段300は、調整ねじ310、スライドベース321,322、ブレーキパッド331,332、およびガイド部材340を備えて構成されている。調整ねじ310は、左右両端部がケース体200の左右の側壁201,202に回転可能に支持されており、軸方向の略全域にねじ山311が形成されている。本実施形態では、図4における左半分と右半分とでねじ山の方向が異ならせられている。たとえば左側のねじ山(左ねじ山311a)は左ねじであり、右側のねじ山(右ねじ山311b)は右ねじである。なお、左ねじ山311aと右ねじ山311bのねじピッチは、同一である。調整ねじ310の左端には、当該調整ねじ310を軸心周りに回転操作するための操作つまみ312が設けられている。操作つまみ312はケース体200の外部に位置する。
スライドベース321,322は、ねじ山311が噛み合うねじ孔321a,322aを有しており、ねじ山311と螺合している。左側のスライドベース321のねじ孔321aは、左ねじ山311aと螺合しており、右側のスライドベース322のねじ孔322aは、右ねじ山311bと螺合している。ガイド部材340は、図1、図2に表れているように、調整ねじ310の軸心と平行に延びている。ガイド部材340は、スライドベース321,322を左右から挟んでいる。これにより、スライドベース321,322は、一定の姿勢が維持される。スライドベース321,322は、ワイヤリール400の両つば部420,430の間において、つば部420,430に各別に対応する位置にある。
ブレーキパッド331,332は、スライドベース321,322の下部寄りの部位に取り付けられており、ワイヤリール400のつば部420,430に接触して当該つば部420,430(ワイヤリール400)に摩擦抵抗を与える摩擦部材である。ブレーキパッド331,332は、つば部420,430の内側面に対向するように、ねじ止めや接着などの適宜手段により固定されている。ブレーキパッド331,332の材料としては、たとえばレジンモールド材やフェルト材など、適度な摩擦抵抗力を付与可能なものが挙げることができる。ブレーキパッド331およびつば部420の間隔と、ブレーキパッド332およびつば部430の間隔とは、等しくされている。
このような構成により、操作つまみ312をたとえば工具により回転操作すると調整ねじ310が軸心周りに回転し、ブレーキパッド331はつば部420の内側面に対し、またブレーキパッド332はつば部430の内側面に対し、それぞれ近接ないし離間する。そして、調整ねじ310の回転により、ブレーキパッド331,332をつば部420,430の内側面に接触させて押圧することができ、ブレーキパッド331,332によるつば部420,430への押圧力を連動して調整可能である。
次に、上記した実施形態に係るワイヤリール支持装置A1の作用について説明する。
上記構成のワイヤリール支持装置A1において、ワイヤリール400を装着する際に、ケース体100,200を開き、ワイヤリール400をケース体100のローラ110,120に載せて、ケース体100,200を閉じる。このとき、上述のように、ワイヤリール400(両つば部420,430)は、ケース体100に設けられたローラ110,120により径方向外方から支持されている。そして、円筒状軸部410の軸線はローラ110,120の軸心と平行であり、ワイヤリール400はローラ110,120によって回転可能に支持される。また、ワイヤリール400(両つば部420,430)は、ケース体200に設けられたローラ210,220によって径方向への移動が規制されている。したがって、本実施形態のワイヤリール支持装置A1によれば、ワイヤリール400を簡単に装着し、確実に回転させることができる。
ワイヤリール支持装置A1へのワイヤリール400の装着時に溶接作業が行われると、円筒状軸部410に巻回された溶接ワイヤWがワイヤ送給装置(図示略)により所望の送り量で溶接トーチ(図示略)に送給される。溶接ワイヤが送給されると、ワイヤリール400は回転しながら溶接ワイヤWを繰り出す。ここで、ワイヤリール400のつば部420,430は各ローラ110(120)の外周部に設けられた案内溝211,212(221,222)に進入しており、ワイヤリール400は、軸方向における位置が規定されている。このような構成によれば、ワイヤリール400の回転時の軸方向へのずれを防止することができ、安定したワイヤ送給を実現することができる。
ケース体200にはブレーキ手段300が設けられているため、ワイヤ送給の停止時にワイヤリール400の回転を速やかに止めることができ、溶接ワイヤWに弛みが生じるのを防止することができる。また、ブレーキ手段300は、つば部420,430の側面をブレーキパッド331,332で押圧するように構成されるが、上述のようにローラ110(120)に設けられた案内溝111,112(121,122)によってワイヤリール400の軸方向への位置が規定されている。このような構成は、ブレーキ手段300を的確に機能させるのに適する。なお、本実施形態では、ケース体200に設けられたローラ210(220)にもつば部420,430が進入する案内溝211,212(221,222)が設けられている。このような構成によれば、つば部420,430の厚み方向への撓みを抑制することができ、ブレーキ手段300を的確に機能させるうえでより好ましい。
ブレーキ手段300は、ケース体200の外部の操作つまみ312を回転操作することにより、ブレーキパッド331,332によるつば部420,430への押圧力を調整可能である。このような構成によれば、溶接作業を中断することなく、ワイヤリール400をケース体100,200内に収容したままケース体100,200外部の操作によってワイヤリール400の制動力を調整することができるので、溶接作業の作業効率を高めることが可能となる。なお、ケース体100,200には、外部から内部状況を視認するための開口(図示略)を設けてもよい。この場合、ブレーキパッド331,332やつば部420,430の位置を目視により確認しながら操作つまみ312を操作することができる。
本実施形態では、操作つまみ312の操作によりブレーキパッド331,332によるつば部420,430への押圧力を連動して調整可能である。このような構成によれば、ワイヤリール400に制動力をバランスよく付与することができ、ワイヤリール400の制動を安定して行うことが可能である。
図5〜図7は、本発明の他の実施形態を示している。なお、図5以降の図においては、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付しており、適宜説明を省略する。
図5および図6に示されたワイヤリール支持装置A2においては、上記実施形態のワイヤリール支持装置A1に比べて、ブレーキ手段300の構成が大きく異なっており、これに伴い種々の変更が施されている。
本実施形態において、ブレーキ手段300は、調整ねじ310、ラック350A,350B、ピニオン360、およびブレーキパッド352,352を備えて構成されている。調整ねじ310は、左端部がケース体200の左側の側壁201に回転可能に支持されており、軸方向の略全域にねじ山311が形成されている。
図5によく表れているように、ラック350A,350Bは、ピニオン360を挟んで対向しており、当該ラック350A,350Bのギア部がピニオン360のギア部とそれぞれ係合している。ラック350A,350Bは、図示しないガイド部材を介して左右にスライド移動可能にケース体200に支持されている。図6に表れているように、ピニオン360は、ケース体200の天井壁203を貫通して鉛直方向に延びるシャフト361周りに回転可能である。これにより、ラック350Aが左側にスライド移動すると、ラック350Bは、ピニオン360を介して連動して右側にスライド移動する。
図6によく表れているように、ラック350Aには、左端部から上方に延びる延出部351が設けられている。延出部350Aは、ねじ山311が噛み合うねじ孔351aを有しており、当該ねじ孔351aがねじ山311と螺合している。
ラック350Aの左端部には、ブレーキパッド352が軸方向(図中左右方向)にスライド可能に取り付けられている。ラック350Aとブレーキパッド352との間には、圧縮コイルばね353が介装されている。かかる構成により、ラック350A左端のブレーキパッド352は、圧縮コイルばね353の弾性力によって、ワイヤリール400のつば部420の内側面に押し付けられる。詳細な図示説明は省略するが、ラック350Bの右端部にはラック350Aの場合と同様に、ブレーキパッド352が軸方向にスライド可能に取り付けられており、ラック350Bとブレーキパッド352との間には、圧縮コイルばね(図示略)が介装されている。したがって、ラック350B右端のブレーキパッド352は、圧縮コイルばねの弾性力によって、つば部430の内側面に押し付けられる。
調整ねじ310の操作つまみ312を回転操作すると、調整ねじ310が軸心周りに回転し、ラック350Aはつば部420に対し近接ないし離間する。ラック350Aがこのように移動すると、上述したようにラック350Bがピニオン260を介して連動し、ラック350Bはつば部430に対し近接ないし離間する。そして、調整ねじ310のねじ込み量に応じて決まる圧縮コイルばね353の押圧力がブレーキパッド352を介してつば部420の内側面に作用しており、ワイヤリール400の回転時には、つば部420,430とブレーキパッド352とが摺接することにより、ワイヤリール400の回転に制動が与えられる。
本実施形態のワイヤリール支持装置A2においても、ワイヤリール支持装置A1に関して上述したのと同様の作用を奏することができる。また、本実施形態では、ラック350A(350B)とブレーキパッド352との間に圧縮コイルばね353が介在するので、圧縮コイルばね353の弾性力を調整することにより、ブレーキパッド352によるつば部420(430)への押圧力についてより厳密な調整が可能となる。
なお、本実施形態では、図5および図6において仮想線で示すように、ラック350Aにアーム部材371を設けてもよい。アーム部材371は、つば部430の外側に迂回しており、先端部につば部430の外側を押圧するブレーキパッド372が左右スライド移動に装着される。また、アーム部材371とブレーキパッド372との間には圧縮コイルばね373が介装されている。このような構成によれば、ラック350Aの動きに応じてつば部430の外側を押圧することができ、図5に表れているように、つば部430をブレーキパッド352,372により挟み込んで制動力をより確実に作用させることができる。
図7に示されたワイヤリール支持装置A3においては、上記実施形態のワイヤリール支持装置A1に比べて、ブレーキ手段300の構成が大きく異なっており、これに伴い種々の変更が施されている。
上記実施形態において、ブレーキ手段300はワイヤリール400のつば部420,430を押圧するように構成されていたが、本実施形態では、ブレーキ手段300は、溶接ワイヤWを押圧するように構成されている。本実施形態において、ブレーキ手段300は、調整ねじ310、ガイド部材380、圧縮コイルばね381、ピストン382、ブレーキシュー390を備えて構成されている。
ガイド部材380は、ケース体200の天井壁203に固定されており、鉛直方向に延びる概略円筒状とされている。ガイド部材380の上部には、調整ねじ310のねじ山311が螺合するねじ孔380aを有する。ガイド部材380の下部には、ピストン382が上下にスライド移動可能に取り付けられている。圧縮コイルばね381は、調整ねじ310とピストン382との間に介装されている。ブレーキシュー390は、ピストン382の下端に設けられており、ワイヤリール400のつば部420,430間を通じて上方(円筒状軸部410の径方向外方)から溶接ワイヤWに接触している。
調整ねじ310の操作つまみ312’を回転操作すると、調整ねじ310が上下に移動する。本実施形態では、調整ねじ310のねじ込み量に応じて決まる圧縮コイルばね381の押圧力がブレーキシュー390を介して溶接ワイヤWに作用しており、ワイヤリール400の回転時には、溶接ワイヤWとブレーキシュー390とが摺接することにより、ワイヤリール400の回転に制動が与えられる。なお、調整ねじ310には、当該調整ねじ310の回転を止めるためのロックナット383が螺合している。
本実施形態において、ブレーキシュー390は、溶接ワイヤWを径方向外方から押圧しており、ワイヤリール400の径方向への移動を規制しうる規制部としての役割を担う。このため、本実施形態では、上記実施形態においてケース体200に設けられたローラ210,220を省略することができる。
本実施形態では、調整ねじ310とブレーキシュー390との間に圧縮コイルばね381が介在するので、圧縮コイルばね381の弾性力を調整することにより、ブレーキパッド352による溶接ワイヤWへの押圧力についてより厳密な調整が可能となる。
溶接作業の進行により溶接ワイヤWが消費されると、円筒状軸部410に巻回された溶接ワイヤWの外径寸法が小さくなる。そうすると、図7から理解されるように、圧縮コイルばね381の弾性力が低下し、ブレーキ手段300の制動力も低下する。一方、溶接ワイヤWが消費されるとワイヤリール400全体の重量が減少し、ワイヤリール400の回転による慣性力も減少する。したがって、本実施形態によれば、溶接ワイヤWが消費されてワイヤリール400の慣性力が減少するのに応じてブレーキ手段300の制動力も減少することとなり、上記慣性力と上記制動力とがバランスをとりながら変化する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は上記した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るワイヤリール支持装置の各部の具体的な構成は、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。
上記実施形態においては、ブレーキ手段300がケース体200(第2のケース体)に設けられる場合を例に挙げて説明したが、ケース体100(第1のケース体)にブレーキ手段300を設けてもよいし、ケース体100,200の双方にブレーキ手段300を設けてもよい。
また、ブレーキ手段300としては、ワイヤリール400の回転に制動を与えられるものであればよく、上記実施形態のようなワイヤリール400(つば部420,430)や溶接ワイヤWに接触して押圧力を付与する構成に限定されない。ブレーキ手段300は、たとえばローラ110(第1ローラ)に押圧力を付与してローラ110に回転抵抗を生じさせる構成としてもよい。
図8は、ローラ110に押圧力を付与するように構成されたブレーキ手段300の例を示す。同図に示されたブレーキ手段300は、調整ねじ310、ナット部材391、摩擦板392、ばね受け393、および圧縮コイルばね394を備えて構成されている。ローラ110の左端部には鍔付き筒状の軸部材130’が内挿されており、この軸部材130’を介してローラ110の左端部はケース体100(側壁101)に支持される。ナット部材391はケース体100の側壁101に固定されており、このナット部材391に調整ねじ310が螺合している。ローラ110の内部には、環状の突壁113が設けられている。圧縮コイルばね394は、摩擦板392とばね受け393との間に介装されている。ばね受け393は調整ねじ310によって図中左側への動きが拘束され、摩擦板392は突壁113によって図中右側への動きが拘束されている。調整ねじ310を回転操作すると、調整ねじ310が図中左右に移動する。そして、調整ねじ310のねじ込み量に応じて決まる圧縮コイルばね394の押圧力が摩擦板392(ローラ接触部)を介して突壁113に作用している。ローラ110の回転時には、摩擦板392と突壁113とが摺接することにより、ローラ110に回転抵抗が生じる。そして、ワイヤリール400の回転時には、ワイヤリール400と回転抵抗のあるローラ110との接触による摩擦抵抗よって、ワイヤリール400の回転に制動が与えられる。
なお、図示説明は省略するが、ローラ110(第1ローラ)に押圧力を付与するように構成されたブレーキ手段300については、たとえば第1ローラの外周部にローラ接触部を押圧させる構成としてもよい。
上記実施形態では、ケース体100,200が矩形箱状である場合について説明したが、これに限定されない。ケース体としては、開状態とワイヤリールを囲んで収容する閉状態とをとるように開閉可能な構成であればよく、たとえば閉じたときにワイヤリールの収容時における視認性を高めるためにフレーム枠状に構成してもよい。
また、上記実施形態では、ケース体100,200が蝶番500により連結されていたが、ケース体100,200が開状態をとるときに互いに分離する構成としてもよい。
A1,A2,A3 ワイヤリール支持装置
W 溶接ワイヤ
100 ケース体(第1のケース体)
110,120 ローラ(第1ローラ)
111,112,121,122 案内溝
200 ケース体(第2のケース体)
210,220 ローラ(第2ローラ)
300 ブレーキ手段
310 調整ねじ
311 ねじ山
312 操作つまみ(第1操作部)
312’ 操作つまみ(第2操作部)
321,322 スライドベース
331,332 ブレーキパッド(押圧部、つば接触部)
350A,350B ラック
351 延出部
352 ブレーキパッド(押圧部、つば接触部)
353 圧縮コイルばね(第1圧縮ばね)
360 ピニオン
380 ガイド部材
381 圧縮コイルばね(第2圧縮ばね)
382 ピストン
390 ブレーキシュー(押圧部、ワイヤ接触部)
392 摩擦板(ローラ接触部)
400 ワイヤリール
410 円筒状軸部
420,430 つば部
500 蝶番
600 係止機構

Claims (12)

  1. 溶接ワイヤが巻回される円筒状軸部と、この円筒状軸部の両端部に設けられ、上記円筒状軸部の径方向外方に延出する円環状の一対のつば部と、を有するワイヤリールを回転可能に支持するためのワイヤリール支持装置であって、
    上記ワイヤリールを出し入れ可能な開状態と、上記ワイヤリールを出し入れできないように囲んで収容する閉状態と、をとるように開閉可能である第1および第2のケース体と、
    互いに平行な軸心周りに回転可能に上記第1のケース体に設けられ、上記ワイヤリールを径方向外方から支持しうる複数の第1ローラと、
    上記第2のケース体に設けられ、上記第1および第2のケース体が上記ワイヤリールを収容して上記閉状態をとるとき、上記ワイヤリールに対して径方向外方から接触または近接して上記ワイヤリールの径方向への移動を規制しうる規制部と、を備えることを特徴とする、ワイヤリール支持装置。
  2. 上記第1および第2のケース体のうちの少なくとも一方に設けられ、上記ワイヤリールの回転に制動を与えるブレーキ手段をさらに備える、請求項1に記載のワイヤリール支持装置。
  3. 上記第1ローラの外周部には、上記つば部が進入し、かつ当該つば部の厚み方向への移動を制限する案内溝が設けられている、請求項1または2に記載のワイヤリール支持装置。
  4. 上記規制部は、上記第1のケース体に設けられた上記第1ローラの軸心と平行な軸心周りに回転可能な少なくとも1つの第2ローラを含んで構成される、請求項1ないし3のいずれかに記載のワイヤリール支持装置。
  5. 上記ブレーキ手段は、上記ワイヤリールのいずれかの部位に接触して押圧力を付与する押圧部と、上記押圧部による上記ワイヤリールへの押圧力を調整する押圧力調整機構と、を有する、請求項2に記載のワイヤリール支持装置。
  6. 上記押圧部は、上記つば部に接触するつば接触部を含み、
    上記押圧力調整機構は、外部から操作可能な第1操作部の操作によって上記つば接触部による上記つば部への押圧力を調整可能に構成される、請求項5に記載のワイヤリール支持装置。
  7. 上記押圧力調整機構は、上記第1操作部の操作によって一対の上記つば部への押圧力を連動して調整可能である、請求項6に記載のワイヤリール支持装置。
  8. 上記押圧力調整機構は、上記第1操作部と上記つば接触部との間に介在させられ、上記つば接触部を上記つば部に向けて弾性力によって押し付けるための第1圧縮ばねを含み、上記第1操作部の操作によって上記第1圧縮ばねの弾性力を調整可能である、請求項6または7に記載のワイヤリール支持装置。
  9. 上記押圧部は、上記溶接ワイヤに上記径方向外方から接触するワイヤ接触部を含み、
    上記押圧力調整機構は、上記溶接ワイヤ接触部を上記溶接ワイヤに向けて弾性力によって押し付けるための第2圧縮ばねを含む、請求項5に記載のワイヤリール支持装置。
  10. 上記押圧力調整機構は、外部から操作可能な第2操作部を含み、この第2操作部の操作によって上記第2圧縮ばねの弾性力を調整可能である、請求項9に記載のワイヤリール支持装置。
  11. 上記規制部は、上記ワイヤ接触部を含んで構成される、請求項9または10に記載のワイヤリール支持装置。
  12. 上記ブレーキ手段は、上記第1ローラに接触して押圧力を付与するローラ接触部と、上記ローラ接触部による上記第1ローラへの押圧力を調整するローラ押圧力調整機構と、を有する、請求項2に記載のワイヤリール支持装置。
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