JP2014233972A - 液体供給装置、及び画像形成装置 - Google Patents

液体供給装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】供給路の周期的な変動を制御できるようにする。
【解決手段】圧力センサ104によって、第1供給路50及び第2供給路60内の圧力を検出する。制御部400によって、第1ポンプ100及び第2ポンプ102の各々について、第1ポンプ100及び第2ポンプ102を駆動したときに圧力センサ104によって検出された圧力の変化を取得する。制御部400によって、第1ポンプ100及び第2ポンプ102の各々について取得された圧力の変化の位相に基づいて、第1ポンプ100及び第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化の位相差が予め定められた位相差となるように、第1ポンプ100及び第2ポンプ102の駆動を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体供給装置、及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、一定の流量で送液するメインポンプと、メインポンプと並列に設けられたサブポンプで流路内の液体の圧力が予め定められた圧力となるようにサブポンプ側の流量を制御する構成とが開示されている。
特許文献2には、メニスカス保持最高圧力をPm、メニスカス保持最低圧力をP0、変動圧力の経路内最低圧力をP1、経路内最高圧力をP2とした場合に、P0≦P1<P2≦Pmとなる関係になるように、メニスカス保持最低圧力をP0に制御し、変動圧力の経路内最低圧力をP1に制御する構成が開示されている。
特開2010−82811号公報 特開2006−224435号公報
本発明は、供給路の周期的な変動を制御できるようにすることを課題とする。
請求項1の発明は、吐出口を有する吐出部へ液体を供給するための供給路と、前記供給路に並列に設けられ、前記供給路を介して前記吐出部へ液体を供給する複数の供給部と、前記供給部の駆動に伴う前記供給路内の周期的な変動を検出する検出手段と、前記複数の供給部の各々について、前記供給部を駆動したときに前記検出手段によって検出された周期的な変動を取得し、前記複数の供給部の各々について取得された前記周期的な変動の位相に基づいて、前記複数の供給部を駆動させたときの前記周期的な変動の位相差が予め定められた位相差となるように、前記複数の供給部の駆動を制御する制御手段と、を含む液体供給装置である。
請求項2の発明は、前記検出手段は、前記供給路内の周期的な変動として、前記供給路内の圧力の変化を検出し、前記制御手段は、前記複数の供給部の各々について、前記供給部を駆動したときに前記検出手段によって検出された圧力の変化を取得し、前記複数の供給部の各々について取得された前記圧力の変化の位相に基づいて、前記複数の供給部を駆動させたときの前記圧力の変化の位相差が予め定められた位相差となるように、前記複数の供給部の駆動を制御する請求項1記載の液体供給装置である。
請求項3の発明は、前記複数の供給部は、前記供給路に並列に設けられ、回転駆動することにより、前記供給路を介して前記吐出部へ液体を供給し、前記検出手段は、前記供給路内の周期的な変動として、前記複数の供給部の各々について、前記周期的な変動との対応が予め求められた前記供給部の回転角度の変化を検出し、前記制御手段は、前記複数の供給部の各々について、前記供給部を駆動したときに前記検出手段によって検出された前記回転角度の変化を取得し、前記複数の供給部の各々について取得された前記回転角度の変化の位相に基づいて、前記複数の供給部を駆動させたときの前記回転角度の変化の位相差が予め定められた位相差となるように、前記複数の供給部の駆動を制御する請求項1記載の液体供給装置である。
請求項4の発明は、前記複数の供給部は、各々異なる駆動速度で駆動することにより、前記供給路を介して前記吐出部へ液体を供給し、前記制御手段は、前記複数の供給部の各々について取得された前記周期的な変動の位相、及び前記周期的な変動の周期の比に基づいて、前記複数の供給部を駆動させたときの前記周期的な変動の周期の各々が対応し、かつ前記周期的な変動の周期の各々が対応するように前記複数の供給部を駆動させたときの前記周期的な変動の位相差が予め定められた位相差となるように、前記複数の供給部の駆動を制御する請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体供給装置である。
請求項5の発明は、前記複数の供給部の各々に対して設けられた、前記供給部を駆動させる複数の駆動部と、前記複数の駆動部の各々に対して設けられた、前記駆動部と前記制御手段との間を接続するか否かを切り替えるための複数の切り替え部と、を更に含み、前記制御手段は、前記複数の駆動部のうち、前記切り替え部を介して接続されている前記駆動部を駆動させるように制御し、かつ、前記複数の供給部を駆動させたときの前記位相差が予め定められた位相差となるように、前記複数の供給部の各々に対する前記切り替え部による前記駆動部との間の接続タイミングを制御する請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体供給装置である。
請求項6の発明は、前記制御手段は、前記複数の供給部を駆動させたときの前記位相差が前記周期的な変動の周期の半分に対応する値となるように、前記複数の供給部の駆動を制御する請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体供給装置である。
請求項7の発明は、前記制御手段は、前記複数の供給部を駆動させたときの前記位相差が0に対応する値となるように、前記複数の供給部の駆動を制御する請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体供給装置である。
請求項8の発明は、記録媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部が搬送する記録媒体へ液体を吐出する吐出部と、前記吐出部に液体を供給する請求項1〜7のいずれか1項に記載の液体供給装置と、を備える画像形成装置である。
本発明の請求項1の構成によれば、複数の供給部を駆動させたときの供給路内の周期的な変動を制御することができる。
本発明の請求項2の構成によれば、複数の供給部を駆動させたときの供給路内の圧力の変化を制御することができる。
本発明の請求項3の構成によれば、複数の供給部を駆動させたときの供給部の回転角度の変化を制御することができる。
本発明の請求項4の構成によれば、複数の供給部の各々の駆動速度が異なる場合であっても、複数の供給部を駆動させたときの供給路内の周期的な変動を制御することができる。
本発明の請求項5の構成によれば、供給部毎に制御手段を設ける場合に比べ、制御手段の数を削減できる。
本発明の請求項6の構成によれば、複数の供給部を駆動させたときの供給路内の周期的な変動を制御する構成を有しない場合と比較して、複数の供給部を駆動させたときの供給路内の周期的な変動を抑制できる。
本発明の請求項7の構成によれば、複数の供給部を駆動させたときの供給路内の周期的な変動を制御する構成を有しない場合と比較して、複数の供給部を駆動させたときの供給路内の周期的な変動を強調できる。
本発明の請求項8の構成によれば、本構成における液体供給装置を備えない場合に比べ供給路の圧力の変化に起因する画質不良を抑制できる。
本実施形態に係るインクジェット記録装置の構成を示す概略図である。 第1の実施の形態に係るインク供給装置の構成を示す概略図である。 第1の実施の形態に係るインク供給装置の作用を示すフローチャートである。 供給路内の脈動を低減させる場合を説明する説明図である。 第2の実施の形態に係るインク供給装置の作用を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るインク供給装置の供給路内の脈動を低減させる場合を説明する説明図である。 第3の実施の形態に係るインク供給装置の構成を示す概略図である。 第3の実施の形態に係るインク供給装置の作用を示すフローチャートである。 第4の実施の形態に係るインク供給装置の作用を示すフローチャートである。 第4の実施の形態に係るインク供給装置の供給路内の脈動を強調させる場合を説明する説明図である。 第5の実施の形態に係るインク供給装置の構成を示す概略図である。 チューブポンプのポンプ回転角度を説明するため説明図である。 第5の実施の形態に係るインク供給装置の作用を示すフローチャートである。
<第1の実施の形態>
以下に、本発明に係る第1の実施の形態の一例を図面に基づき説明する。
第1の実施の形態では、画像形成装置の一例として、インク滴を吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置について説明する。
なお、画像形成装置としては、インクジェット記録装置に限定されるものではない。画像形成装置としては、例えば、フィルムやガラス上にインク等を吐出してカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造装置、有機EL溶液を基板上に吐出してELディスプレイパネルを形成する装置、溶解状態の半田を基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成する装置、金属を含む液体を吐出して配線パターンを形成する装置及び液滴を吐出して膜を形成する各種の成膜装置であってもよく、液体によって画像を形成する画像形成装置であればよい。
(インクジェット記録装置の構成)
まず、インクジェット記録装置の構成を説明する。図1は、第1の実施の形態に係るインクジェット記録装置の構成を示す概略図である。
図1に示されるように、インクジェット記録装置10は、用紙等の記録媒体Pが収容される記録媒体収容部12と、記録媒体Pに画像を記録する画像記録部(画像形成部)14と、記録媒体収容部12から画像記録部14へ記録媒体Pを搬送する搬送部16と、画像記録部14によって画像が記録された記録媒体Pが排出される記録媒体排出部18と、を備えている。
画像記録部14は、液体を吐出する吐出部の一例として、インク滴を吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20K(以下、20Y〜20Kと示す)を備えている。
また、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kは、吐出口の一例としてのノズルが形成されたノズル面22Y〜22Kをそれぞれ有している。このノズル面22Y〜22Kは、インクジェット記録装置10での画像記録が想定される記録媒体Pの最大幅と同程度か、又はそれ以上の記録可能領域を有している。なお、記録媒体Pの幅は、記録媒体Pの搬送方向Hと直交する方向(図1における紙面の奥行き方向)の長さである。
さらに、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kは、記録媒体Pの搬送方向Hの下流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色の順で並列に並べられており、その各色に対応したインク滴を、圧電方式によって、複数のノズルから吐出し、画像を記録する構成となっている。なお、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kにおいて、インク滴を吐出させる構成は、サーマル方式等の他の方式によって吐出させる構成であっても良い。
インクジェット記録装置10には、図1に示されるように、液体を貯留する貯留部として、各色のインクを貯留するインクタンク21Y、21M、21C、21K(以下、21Y〜21Kと示す)が設けられている。このインクタンク21Y〜21Kから、各インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kへインクが供給される。なお、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kへ供給されるインクとしては、水性インク、油性インク、溶剤系インク等、各種インクの使用が可能である。
搬送部16は、記録媒体収容部12内の記録媒体Pを1枚ずつ取り出す取出ドラム24と、画像記録部14のインクジェット記録ヘッド20Y〜20Kへ記録媒体Pを搬送しその記録面(表面)をインクジェット記録ヘッド20Y〜20Kに対面させる搬送体としての搬送ドラム26と、画像が記録された記録媒体Pを記録媒体排出部18へ送り出す送出ドラム28と、を有している。そして、取出ドラム24、搬送ドラム26、送出ドラム28は、それぞれ記録媒体Pがその周面に静電的吸着手段、或いは吸引や粘着などの非静電的吸着手段によって保持されるように構成されている。
また、取出ドラム24、搬送ドラム26、送出ドラム28には、それぞれ記録媒体Pの搬送方向下流側端部を挟んで保持する保持手段としてのグリッパー30が、例えば2組ずつ備えられており、これら3個のドラム24、26、28は、それぞれその周面に記録媒体Pを、グリッパー30によってこの場合は2枚まで保持可能に構成されている。そして、グリッパー30は、各ドラム24、26、28の周面に2つずつ形成された凹部24A、26A、28A内に設けられている。
具体的には、各ドラム24、26、28の凹部24A、26A、28A内の予め定められた位置に、各ドラム24、26、28の回転軸32に沿って回転軸34が支持されており、この回転軸34には、その軸方向に間隔をおいて複数のグリッパー30が固定されている。したがって、回転軸34が、図示しないアクチュエーターによって正逆両方向に回転することにより、グリッパー30が各ドラム24、26、28の周方向に沿って正逆両方向に回転し、記録媒体Pの搬送方向下流側端部を挟んで保持したり、離したりするようになっている。
つまり、グリッパー30は、その先端部が各ドラム24、26、28の周面から若干突出するように回転することで、取出ドラム24の周面と搬送ドラム26の周面とが対面する受渡位置36において、取出ドラム24のグリッパー30から搬送ドラム26のグリッパー30へ記録媒体Pを受け渡すようになっており、搬送ドラム26の周面と送出ドラム28の周面とが対面する受渡位置38において、搬送ドラム26のグリッパー30から送出ドラム28のグリッパー30へ記録媒体Pを受け渡すようになっている。
また、インクジェット記録装置10は、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kをメンテナンスするメンテナンスユニット(図示省略)を備えている。メンテナンスユニットは、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kのノズル面22Y〜22Kを覆うキャップ、予備吐出(空吐出)された液滴を受ける受け部材、ノズル面22Y〜22Kを清掃する清掃部材、ノズル内のインクを吸引するための吸引装置等を有しており、メンテナンスユニットがインクジェット記録ヘッド20Y〜20Kに対向する対向位置に移動し、各種のメンテナンスを行う。
次に、インクジェット記録装置10の画像記録動作(画像形成動作)について説明する。
記録媒体収容部12から取出ドラム24のグリッパー30により1枚ずつ取り出されて保持された記録媒体Pは、取出ドラム24の周面に吸着されつつ搬送され、受渡位置36において、取出ドラム24のグリッパー30から搬送ドラム26のグリッパー30へ受け渡される。
搬送ドラム26のグリッパー30により保持された記録媒体Pは、その搬送ドラム26に吸着されつつインクジェット記録ヘッド20Y〜20Kの画像記録位置まで搬送され、そのインクジェット記録ヘッド20Y〜20Kから吐出されるインク滴により、記録面に画像が記録される。
記録面に画像が記録された記録媒体Pは、受渡位置38において、搬送ドラム26のグリッパー30から送出ドラム28のグリッパー30へ受け渡される。そして、送出ドラム28のグリッパー30により保持された記録媒体Pは、その送出ドラム28に吸着されつつ搬送され、記録媒体排出部18へ排出される。以上のように、一連の画像記録動作が行われる。
(インク供給装置40Y〜40Kの構成)
次に、画像記録部14のインクジェット記録ヘッド20Y〜20Kへインクを供給する液体供給装置の一例としてのインク供給装置40Y〜40Kの構成について説明する。なお、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kの各々に対応するインク供給装置40Y〜40Kは、互いに同一の構成であるので、以下ではインクジェット記録ヘッド20Yに対応するインク供給装置40Yを例に挙げて説明する。図2は、本実施形態に係るインク供給装置40Yの構成を示す概略図である。
インク供給装置40Yは、図2に示されるように、イエロー(Y)のインクを貯留する前述のインクタンク21Yを備えている。インクタンク21Yには、インクが流通可能とされた第1供給路50の一端部(図2における右端部)が接続されている。第1供給路50のインクタンク21Yに対する他端側(図2における左端側)には、インクが流通可能とされた第2供給路60の一端部が接続されている。第2供給路60の他端部は、インクジェット記録ヘッド20Yに接続されている。
これにより、第1供給路50及び第2供給路60を通じてインクタンク21Yからインクジェット記録ヘッド20Yへインクが供給可能となっている。すなわち、本実施形態では、第1供給路50及び第2供給路60が、インクタンク21Yからインクジェット記録ヘッド20Yへインクを供給する供給路の一例として機能するようになっている。
第1供給路50は、第2供給路60との接続位置とインクタンク21Yとの間で、2つの分岐供給路50A、50Bに分岐しており、2つの分岐供給路50A、50Bが並列となるように第1供給路50と接続されている。分岐供給路50A、50Bの各々に、第1供給路50内の下流側の圧力を調整する第1ポンプ100、及び、第1供給路50内の下流側の圧力を調整する第2ポンプ102が設けられている。
第1ポンプ100及び第2ポンプ102は、回転駆動することにより、第1供給路50を介してインクジェット記録ヘッド20Yへ液体を供給する。
第1ポンプ100及び第2ポンプ102は、例えば、インクを順方向及び逆方向の双方向へ送液可能なポンプ(例えば、チューブポンプ)である。第1ポンプ100及び第2ポンプ102が順方向へ送液することで、第1供給路50における第1ポンプ100及び第2ポンプ102の下流側部分(図2の左側部分)が加圧される。第1ポンプ100及び第2ポンプ102が逆方向へ送液することで、第1供給路50における第1ポンプ100及び第2ポンプ102の下流側部分が減圧される。また、第1ポンプ100及び第2ポンプ102の駆動が停止した状態では、第1供給路50における第1ポンプ100及び第2ポンプ102の上流側部分と下流側部分との間のインクの流通が遮断される。
第1供給路50の分岐供給路50A、50Bより下流側には、第1供給路50内のインクの圧力を検出する検出手段としての圧力センサ104が設けられている。圧力センサ104は、例えば、インクジェット記録ヘッド20Yのノズル面22Yを基準とした圧力を検出するようになっている。
また、インク供給装置40Yは、第1ポンプ100を駆動させる第1ポンプドライバ200と、第2ポンプ102を駆動させる第2ポンプドライバ202と、第1ポンプドライバ200による第1ポンプ100の駆動を制御する第1ポンプコントローラ300と、第2ポンプドライバ202による第2ポンプ102の駆動を制御する第2ポンプコントローラ302と、圧力センサ104が検出した圧力に基づいて、第1ポンプコントローラ300及び第2ポンプコントローラ302を制御する制御部400と、を備えている。
制御部400による制御に従って、第1ポンプコントローラ300は、第1ポンプドライバ200への印加電圧を制御し、第1ポンプドライバ200は、第1ポンプ100に電圧を印加して、第1ポンプ100を回転駆動させる。
また、制御部400による制御に従って、第2ポンプコントローラ302は、第2ポンプドライバ202への印加電圧を制御し、第2ポンプドライバ202は、第2ポンプ102に電圧を印加して、第2ポンプ102を回転駆動させる。
制御部400は、第1ポンプドライバ200からの印加電圧を制御することにより、第1ポンプ100の駆動速度を制御する。例えば、制御部400は、駆動速度に応じたパルス信号を発生させるように第1ポンプコントローラ300を制御し、第1ポンプ100の駆動速度を制御する。第1ポンプ100の駆動速度の制御により、第1供給路50及び第2供給路60内のインクの流量が制御される。
制御部400は、第2ポンプドライバ202からの印加電圧を制御することにより、第2ポンプ102の駆動速度を制御する。例えば、制御部400は、駆動速度に応じたパルス信号を発生させるように第2ポンプコントローラ302を制御し、第2ポンプ102の駆動速度を制御する。第2ポンプ102の駆動速度の制御により、第1供給路50及び第2供給路60内のインクの流量が制御される。
なお、第1の実施の形態では、第1ポンプ100と第2ポンプ102とは、第1ポンプドライバ200、第2ポンプドライバ202からの同じ印加電圧に応じた駆動速度が対応している同型ポンプである場合を例に説明する。
(インク供給装置40Y〜40Kの作用)
次に、本実施の形態に係るインク供給装置40Yの動作について説明する。インクジェット記録装置10に電源が投入されると、制御部400によって、図3に示すインク供給処理ルーチンが実行される。
まず、ステップS100において、制御部400によって、第2ポンプ102を停止させたまま、予め定められた期間、第1ポンプ100を予め定められた駆動速度で駆動させる。
次に、ステップS102において、制御部400によって、上記ステップS100で第1ポンプ100を駆動させたときに圧力センサ104によって検出された圧力の変化を取得する。制御部400は、例えば図4(A)の一点鎖線で表される圧力の変化を取得する。
次に、ステップS104において、制御部400によって、第1ポンプ100を停止させたまま、予め定められた期間、第2ポンプ102を予め定められた駆動速度で駆動させる。
次に、ステップS106において、制御部400によって、上記ステップS104で第2ポンプ102を駆動させたときに圧力センサ104によって検出された圧力の変化を取得する。制御部400は、例えば上記図4(A)の破線で表される圧力の変化を取得する。
次に、ステップS108において、制御部400によって、上記ステップS102及びS106で取得された、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化の位相と第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化の位相とに基づいて、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化(一点鎖線)と、第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化(破線)との位相差を算出し、脈動の山と谷を対応させるために必要な位相のずれ量Xを計算する。
そして、ステップS110において、制御部400によって、第1ポンプと第2ポンプの位相差が,上記ステップS108で計算された位相のずれ量Xとなるように、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々を予め定められた駆動速度で駆動させる。このような位相差を維持して駆動することにより圧力センサ104によって検出される圧力の変化は、図4(B)に示すように、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々の駆動による圧力変化が相殺された圧力の変化となる。
上記インク供給処理ルーチンは、インク供給装置40Yだけでなく、インク供給装置40M、40C、40Kについても同様に実行される。
上記インク供給処理ルーチンが終了した後に画像記録動作が行われるときには、制御部400は、対応する駆動タイミングで第1ポンプ100と第2ポンプ102との駆動を開始させると共に、第1ポンプ100と第2ポンプ102との合計の流量が所望の流量となるように各ポンプ駆動速度を制御する。
このように、第1の実施の形態では、制御部400によって、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化の位相と第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化の位相とに基づいて、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化と、第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化との位相差を算出し、当該位相差を脈動の周期の半分とするために必要な位相のずれ量Xを計算する。そして、計算された位相のずれ量Xに応じた駆動タイミングで、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々を予め定められた駆動速度で駆動させるように制御する。これにより、第1供給路50内の圧力の変化は、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々の駆動による圧力変化が相殺された圧力の変化となる。従って、ポンプの駆動を調整する構成を有しない場合と比較して、ポンプの脈動の影響が低減され、供給路の圧力の変化が抑制される。
つまり、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化と第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化との位相差を調整するように、第1ポンプ100と第2ポンプ102とを駆動制御してインクを送液することにより、ポンプ駆動による脈動の影響を減らし、かつ、所望のインク流量が実現される。
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態の一例を説明する。
(インクジェット記録装置の構成)
第2の実施の形態のインクジェット記録装置は、前述した第1の実施の形態のインクジェット記録装置10と機械的には同様の構成とされており、インク供給装置の第1ポンプ100と第2ポンプ102とが異なっている。このため、第2の実施の形態においてもインクジェット記録装置10として記載し、前述した第1の実施の形態のインクジェット記録装置10と基本的に同一の部材には、前記第1の実施の形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
(インク供給装置42Y〜42Kの構成)
第1の実施の形態と同様に、インク供給装置42Y〜42Kは、互いに同一の構成であるので、以下ではインクジェット記録ヘッド20Yに対応するインク供給装置42Yを例に挙げて説明する。
ここでは、第1の実施の形態に係るインク供給装置40Yと異なる部分について説明し、インク供給装置40Yと同一機能を有する部分については、同一符号を付して、適宜、説明を省略する。
第2の実施の形態では、第1ポンプ100と第2ポンプ102とが、送液能力や駆動時に発生する脈動の周期が異なる点が、第1の実施の形態と異なる。
他の構成については、第1の実施の形態と同様の構成であるので、説明を省略する。
(インク供給装置42Y〜42Kの作用)
次に、第2の実施の形態の作用について説明する。
なお、第1の実施の形態と同様の手順については、第1の実施の形態と同一のステップ番号を付与してその説明を省略する。ただし、同一のステップを説明する場合がある。
インクジェット記録装置10に電源が投入されると、制御部400によって、図5に示すインク供給処理ルーチンが実行される。
まず、ステップS100において、制御部400によって、第2ポンプ102を停止させたまま、予め定められた期間、第1ポンプドライバ200からの予め定められた印加電圧で、第1ポンプ100を駆動させる。
次に、ステップS102において、制御部400によって、上記ステップS100で第1ポンプ100を駆動させたときに圧力センサ104によって検出された圧力の変化を取得する。制御部400は、例えば図6(A)の一点鎖線で表される圧力の変化を取得する。
次に、ステップS104において、制御部400によって、第1ポンプ100を停止させたまま、予め定められた期間、第2ポンプドライバ202からの予め定められた印加電圧で、第2ポンプ102を駆動させる。
次に、ステップS106において、制御部400によって、上記ステップS104で第2ポンプ102を駆動させたときに圧力センサ104によって検出された圧力の変化を取得する。制御部400は、例えば上記図6(A)の破線で表される圧力の変化を取得する。
ステップS208において、制御部400によって、上記ステップS102で取得された第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化に基づいて、図6(A)に示されるように、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化の周期を算出する。そして、制御部400によって、上記ステップS106で取得された第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化に基づいて、上記図6(A)に示されるように、第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化の周期を算出する。
次に、ステップS210において、制御部400によって、上記ステップS208で算出された、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化の周期と第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化の周期が対応するように、周期の比に基づいて、第1ポンプ100の駆動速度と第2ポンプ102の駆動速度との速度比を算出する。
ステップS212において、上記ステップS210で算出された速度比に基づいて、制御部400によって、第1ポンプドライバ200から第1ポンプ100に印加する電圧と、第2ポンプドライバ202から第2ポンプ102に印加する電圧とを調整することにより、第1ポンプ100、第2ポンプ102の各々の駆動速度を調整する。
次に、ステップS214において、制御部400によって、上記ステップS102及びS106で取得された、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化の位相と第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化の位相とに基づいて、上記ステップS212で調整された駆動速度で第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化(一点鎖線)と、上記ステップS212で調整された駆動速度で第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化(破線)との位相差を算出し、脈動の山と谷を対応させるために必要な位相のずれ量Xを計算する(図6(B)参照)。
そして、ステップS216において、制御部400によって、上記ステップS108で計算された位相のずれ量Xに応じた駆動タイミングで、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々を調整された駆動速度で駆動する。このとき、圧力センサ104によって検出される圧力の変化は、図6(C)に示すように、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々の駆動による圧力変化が相殺された圧力の変化となる。
上記インク供給処理ルーチンは、インク供給装置42Yだけでなく、インク供給装置42M、42C、42Kについても同様に実行される。
上記インク供給処理ルーチンが終了した後に画像記録動作が行われるときには、制御部400は、予め定められた位相差で第1ポンプ100と第2ポンプ102とを駆動すると共に、第1ポンプ100と第2ポンプ102との合計の流量が所望の流量となるように、ポンプの駆動速度の速度比に従って各々調整された駆動速度で、第1ポンプ100と第2ポンプ102とを駆動させる。
このように、第2の実施の形態では、第1ポンプ100と第2ポンプ102とでポンプの能力が異なる場合に、制御部400によって、第1ポンプドライバ200から第1ポンプ100に印加する電圧と、第2ポンプドライバ202から第2ポンプ102に印加する電圧とを調整することにより、第1ポンプ100、第2ポンプ102の各々の駆動速度を調整する。そして、計算された位相のずれ量Xに応じた駆動タイミングで、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々を、調整した駆動速度で駆動させるように制御する。これにより、第1供給路50内の圧力の変化は、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々の駆動による圧力変化が相殺された圧力の変化となる。このため、第1ポンプ100と第2ポンプ102とで、能力が異なる場合にも、ポンプの駆動を調整する構成を有しない場合と比較して、供給路の圧力の変化が抑制される。
つまり、第1ポンプ100と第2ポンプ102との駆動速度、及び第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化と第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化との位相差を調整するように、第1ポンプ100と第2ポンプ102とを駆動制御してインクを送液することにより、ポンプ駆動による脈動の影響を減らし、かつ、所望のインク流量が実現される。
<第3の実施の形態>
次に、第3の実施の形態の一例を説明する。
(インクジェット記録装置の構成)
図7に示すように、第3の実施の形態のインクジェット記録装置は、前述した第1の実施の形態のインクジェット記録装置10と機械的には同様の構成とされており、インク供給装置のポンプコントローラ310が、第1スイッチ500、及び第2スイッチ502を介して第1ポンプドライバ200及び第2ポンプドライバ202を制御する点が異なっている。このため、第3の実施の形態においてもインクジェット記録装置10として記載し、前述した第1の実施の形態のインクジェット記録装置10と基本的に同一の部材には、前記第1の実施の形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
(インク供給装置43Y〜43Kの構成)
第1の実施の形態と同様に、インク供給装置43Y〜43Kは、互いに同一の構成であるので、以下ではインクジェット記録ヘッド20Yに対応するインク供給装置43Yを例に挙げて説明する。
ここでは、第1の実施の形態に係るインク供給装置40Yと異なる部分について説明し、インク供給装置40Yと同一機能を有する部分については、同一符号を付して、適宜、説明を省略する。
第1スイッチ500は、制御部400による制御に従って、第1ポンプドライバ200とポンプコントローラ310とを接続又は切断させる。
第2スイッチ502は、制御部400による制御に従って、第2ポンプドライバ202とポンプコントローラ310とを接続又は切断させる。
制御部400による制御に従って、ポンプコントローラ310は、第1スイッチ500を介して第1ポンプドライバ200と接続されている場合に、第1ポンプドライバ200からの印加電圧を制御し、第1ポンプドライバ200は、第1ポンプ100に電圧を印加して、第1ポンプ100を回転駆動させる。
また、制御部400による制御に従って、ポンプコントローラ310は、第2スイッチ502を介して第2ポンプドライバ202と接続されている場合に、第2ポンプドライバ202からの印加電圧を制御し、第2ポンプドライバ202は、第2ポンプ102に電圧を印加して、第2ポンプ102を回転駆動させる。
他の構成については、第1の実施の形態と同様の構成であるので、説明を省略する。
(インク供給装置43Y〜43Kの作用)
次に、第3の実施の形態の作用について説明する。
なお、第1の実施の形態と同様の手順については、第1の実施の形態と同一のステップ番号を付与してその説明を省略する。ただし、同一のステップを説明する場合がある。
インクジェット記録装置10に電源が投入されると、制御部400によって、図8に示すインク供給処理ルーチンが実行される。
まず、ステップS300において、制御部400によって、第1スイッチ500をオンにし、かつ、第2スイッチ502をオフにして、第1ポンプドライバ200とポンプコントローラ310とを接続させ、予め定められた期間、第1ポンプ100を予め定められた駆動速度で駆動させる。
次に、ステップS102において、制御部400によって、上記ステップS300で第1ポンプ100を駆動させたときに圧力センサ104によって検出された圧力の変化を取得する。制御部400は、例えば上記図4(A)の一点鎖線で表される圧力の変化を取得する。
次に、ステップS304において、制御部400によって、第2スイッチ502をオンにし、かつ、第1スイッチ500をオフにして、第2ポンプドライバ202とポンプコントローラ310とを接続させ、予め定められた期間、第2ポンプ102を予め定められた駆動速度で駆動させる。
次に、ステップS106において、制御部400によって、上記ステップS304で第2ポンプ102を駆動させたときに圧力センサ104によって検出された圧力の変化を取得する。制御部400は、例えば上記図4(A)の破線で表される圧力の変化を取得する。
次に、ステップS108において、制御部400によって、上記ステップS102及びS106で取得された、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化と第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化とに基づいて、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化(一点鎖線)と、第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化(破線)との位相差を算出し、脈動の山と谷を対応させるために必要な位相のずれ量Xを計算する。
そして、ステップS110において、制御部400によって、上記ステップS108で計算された位相のずれ量Xに応じた駆動タイミングで、第1スイッチ500及び第2スイッチ502の各々をオンにして、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々を予め定められた駆動速度で駆動させてから、第1ポンプ100と第2ポンプ102とを停止するように制御して、インク供給処理ルーチンを終了する。このとき、圧力センサ104によって検出される圧力の変化は、上記図4(B)に示すように、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々の駆動による圧力変化が相殺された圧力の変化となる。
上記インク供給処理ルーチンは、インク供給装置43Yだけでなく、インク供給装置43M、43C、43Kについても同様に実行される。
上記インク供給処理ルーチンが終了した後に画像記録動作が行われるときには、制御部400は、第1ポンプ100と第2ポンプ102との駆動を開始させると共に、第1ポンプ100と第2ポンプ102との合計の流量が所望の流量となるように各ポンプ駆動速度を制御する。
このように、第3の実施の形態では、制御部400によって、第1スイッチ500をオンにし、第1ポンプドライバ200とポンプコントローラ310とを接続させ、第1ポンプ100を駆動させたときに圧力センサ104によって検出された圧力の変化を取得する。そして、スイッチ502をオンにし、第2ポンプドライバ202とポンプコントローラ310とを接続させ、第2ポンプ102を駆動させたときに圧力センサ104によって検出された圧力の変化を取得する。そして、計算された位相のずれ量Xに応じた駆動タイミングで、第1スイッチ500及び第2スイッチ502の各々をオンにして、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々を予め定められた駆動速度で駆動させるように制御する。これにより、第1供給路50内の圧力の変化は、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々の駆動による圧力変化が相殺された圧力の変化となり、ポンプの駆動を調整する構成を有しない場合と比較して、ポンプの脈動の影響が低減され、供給路の圧力の変化が抑制される。
これにより、ポンプ毎にポンプコントローラを設ける場合に比べ、ポンプコントローラの数が削減される。
<第4の実施の形態>
次に、第4の実施の形態の一例を説明する。
(インクジェット記録装置の構成)
第4の実施の形態のインクジェット記録装置は、前述した第1の実施の形態のインクジェット記録装置10と機械的には同様の構成とされており、インク供給装置の制御部400の作用が異なっている。このため、第4の実施の形態においてもインクジェット記録装置10として記載し、前述した第1の実施の形態のインクジェット記録装置10と基本的に同一の部材には、前記第1の実施の形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
(インク供給装置44Y〜44Kの構成)
第1の実施の形態と同様に、インク供給装置44Y〜44Kは、互いに同一の構成であるので、以下ではインクジェット記録ヘッド20Yに対応するインク供給装置44Yを例に挙げて説明する。
第4の実施の形態は、第1の実施の形態に係るインク供給装置40Yと同一の構成であるので、説明を省略する。
(インク供給装置44Y〜44Kの作用)
次に、第4の実施の形態の作用について説明する。
なお、第1の実施の形態と同様の手順については、第1の実施の形態と同一のステップ番号を付与してその説明を省略する。ただし、同一のステップを説明する場合がある。
インクジェット記録装置10に電源が投入されると、制御部400によって、図9に示すインク供給処理ルーチンが実行される。
ステップS102において、制御部400によって、上記ステップS100で第1ポンプ100を駆動させたときに圧力センサ104によって検出された圧力の変化を取得する。制御部400は、例えば図10(A)の一点鎖線で表される圧力の変化を取得する。
ステップS106において、制御部400によって、上記ステップS104で第2ポンプ102を駆動させたときに圧力センサ104によって検出された圧力の変化を取得する。制御部400は、例えば上記図10(A)の破線で表される圧力の変化を取得する。
ステップS408において、制御部400によって、上記ステップS102及びS106で取得された、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化と第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化とに基づいて、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化(一点鎖線)と、第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化(破線)との位相差を算出し、当該位相差を0とするために必要な位相のずれ量Xを計算する。
そして、ステップS110において、制御部400によって、上記ステップS408で計算された位相のずれ量Xに応じた駆動タイミングで、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々を予め定められた駆動速度で駆動させる。このとき、圧力センサ104によって検出される圧力の変化は、図10(B)に示すように、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々の駆動による圧力変化が強調された圧力の変化となる。
上記インク供給処理ルーチンは、インク供給装置44Yだけでなく、インク供給装置44M、44C、44Kについても同様に実行される。
上記インク供給処理ルーチンが終了した後に画像記録動作が行われるときには、制御部400は、対応する駆動タイミングで第1ポンプ100と第2ポンプ102との駆動を開始させると共に、第1ポンプ100と第2ポンプ102との合計の流量が所望の流量となるように各ポンプ駆動速度を制御する。
このように、第4の実施の形態では、制御部400によって、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化と第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化とに基づいて、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化と、第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化との位相差を算出し、当該位相差を0とするために必要な位相のずれ量Xを計算する。そして、計算された位相のずれ量Xに応じた駆動タイミングで、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々を予め定められた駆動速度で駆動させるように制御する。これにより、第1供給路50内の圧力の変化は、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々の駆動による圧力変化を合わせた圧力の変化となり、ポンプの駆動を調整する構成を有しない場合と比較して、脈動の影響が強調される。
つまり、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化と第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化との位相差を調整して、第1ポンプ100と第2ポンプ102とを駆動制御してインクを送液することにより、ポンプ駆動による脈動の影響が大きくなる。これにより、供給路中の気泡排出動作など送液時の脈動成分が寄与する動作時には、より効果が高くなる。
なお、上記の位相差を0となるために必要な位相のずれ量を計算して、ポンプの駆動を制御する構成は、上記の第2、第3の実施の形態、及び後述する第5の実施の形態において同様に適用することができる。
<第5の実施の形態>
次に、第5の実施の形態の一例を説明する。
(インクジェット記録装置の構成)
第5の実施の形態のインクジェット記録装置は、前述した第1の実施の形態のインクジェット記録装置10と機械的には同様の構成とされており、図11に示すように、インク供給装置45Yが、回転駆動する第1ポンプ100の脈動の発生する位置を検出する第1手段(例えば、特定の回転角を検出するエンコーダ)と、回転駆動する第2ポンプの脈動の発生する位置を検出する第2手段(例えば、特定の回転角を検出するエンコーダ)とを備えている点が異なっている。このため、第5の実施の形態においてもインクジェット記録装置10として記載し、前述した第1の実施の形態のインクジェット記録装置10と基本的に同一の部材には、前記第1の実施の形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
(インク供給装置45Y〜45Kの構成)
第1の実施の形態と同様に、インク供給装置45Y〜45Kは、互いに同一の構成であるので、以下ではインクジェット記録ヘッド20Yに対応するインク供給装置45Yを例に挙げて説明する。
インク供給装置45Yは、回転駆動する第1ポンプ100の脈動が発生する位置を検出する第1手段70と、回転駆動する第2ポンプ102の脈動が発生する位置を検出する第2手段72とを備えている。
第1手段70は、例えば、第1ポンプ100の特定の回転角度を検出するエンコーダであり、供給路内の脈動と、第1ポンプ100の回転角度の変化との対応関係が予め求められている。すなわち、当該対応関係から、第1ポンプ100の特定の回転角度と、供給路内の脈動が発生する第1ポンプ100の位置との対応が予め求められている。ここで、第1ポンプ100がチューブポンプである場合を例に説明する。
図12(A)、(B)にチューブポンプの動作を説明するための概念図を示す。チューブポンプには、その外周にチューブ(供給路50A)が押しつぶされた状態で巻き掛けられる。上記図12(A)、(B)に示すように、チューブポンプのローラ100Aが、チューブを押しつぶした状態で回転し、チューブをしごいて下流へインクを送る。
第2手段72は、例えば、第2ポンプ102の特定の回転角度を検出するエンコーダであり、供給路内の脈動と、第2ポンプ102の回転角度の変化との対応関係が予め求められている。すなわち、当該対応関係から、第2ポンプ102の特定の回転角度と、供給路内の脈動が発生する第2ポンプ102の位置との対応が予め求められている。第2ポンプ102がチューブポンプである場合には、第2手段は、第1手段と同様に、上記図12(A)、(B)に示すように、チューブポンプのローラ102Aが、チューブを押しつぶした状態で回転し、チューブをしごいて下流へインクを送る。
第1手段70及び第2手段72によって回転角度を検出することにより、脈動が発生する第1ポンプ100、第2ポンプ102の位置が検出される。
他の構成については、第1の実施の形態と同様の構成であるので、説明を省略する。
(インク供給装置45Y〜45Kの作用)
次に、第5の実施の形態の作用について説明する。
なお、第1の実施の形態と同様の手順については、第1の実施の形態と同一のステップ番号を付与してその説明を省略する。ただし、同一のステップを説明する場合がある。
インクジェット記録装置10に電源が投入されると、制御部400によって、図13に示すインク供給処理ルーチンが実行される。
ステップS502において、制御部400によって、上記ステップS100で第1ポンプ100を駆動させたときに第1手段70によって検出された第1ポンプ100の回転角度の変化を取得する。
ステップS506において、制御部400によって、上記ステップS104で第2ポンプ102を駆動させたときに第2手段72によって検出された第2ポンプ102の回転角度の変化を取得する。
次に、ステップS508において、制御部400によって、上記ステップS502及びS506で取得された、第1ポンプ100を駆動させたときの第1ポンプ100の回転角度の変化と第2ポンプ102を駆動させたときの第2ポンプ102の回転角度の変化とに基づいて、第1ポンプ100を駆動させたときの回転角度の変化と、第2ポンプ102を駆動させたときの回転角度の変化との位相差を算出し、脈動の山と谷を対応させるために必要な回転角度のずれ量Xを計算する。
そして、ステップS510において、制御部400によって、上記ステップS508で計算された回転角度のずれ量Xに応じた駆動タイミングで、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々を予め定められた駆動速度で駆動させる。このとき、圧力センサ104によって検出される圧力の変化は、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々の駆動による圧力変化が相殺された圧力の変化となる。
上記インク供給処理ルーチンは、インク供給装置45Yだけでなく、インク供給装置45M、45C、45Kについても同様に実行される。
上記インク供給処理ルーチンが終了した後に画像記録動作が行われるときには、制御部400は、対応する駆動タイミングで第1ポンプ100と第2ポンプ102との駆動を開始させると共に、第1ポンプ100と第2ポンプ102との合計の流量が所望の流量となるように各ポンプ駆動速度を制御する。
このように、第5の実施の形態では、制御部400によって、第1ポンプ100を駆動させたときの第1ポンプ100の回転角度の変化と第2ポンプ102を駆動させたときの第2ポンプ102の回転角度の変化とに基づいて、第1ポンプ100を駆動させたときの回転角度の変化と、第2ポンプ102を駆動させたときの回転角度の変化との位相差を算出し、当該位相差を脈動周期の半分とするために必要な回転角度のずれ量Xを計算する。そして、計算された回転角度のずれ量Xに応じた駆動タイミングで、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々を予め定められた駆動速度で駆動させるように制御する。これにより、第1供給路50内の圧力の変化は、第1ポンプ100と第2ポンプ102との各々の駆動による圧力変化が相殺された圧力の変化となり、ポンプの駆動を調整する構成を有しない場合と比較して、ポンプの脈動の影響が低減され、供給路の圧力の変化が抑制される。
なお、第1ポンプ100の回転角を計測する第1手段70と、第2ポンプの回転角を計測する第2手段72とを用いて、ポンプの駆動を調整する構成は、上記の第2、第3、第4の実施の形態において同様に適用することができる。
また、上記の実施の形態では、第1ポンプ100を駆動させたときの圧力の変化又は回転角度の変化と、第2ポンプ102を駆動させたときの圧力の変化又は回転角度の変化との位相差を算出し、当該位相差を脈動周期の半分又は0とするために必要な位相のずれ量Xを計算する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、位相差が脈動周期の半分又は0に対応する値となるように、位相のずれ量Xを計算して、ポンプの駆動を調整してもよい。
また、上記の実施の形態では、供給路内の圧力の変化又はポンプの回転角度の変化を取得する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、複数のポンプの駆動に伴う供給路内の脈動を示す他の物理量を取得してもよい。例えば、供給路内のインクの流れの変化を取得することにより、ポンプの脈動の影響を低減するように制御してもよい。
また、上記の実施の形態では、インクジェット記録装置10に電源が投入されると、インクジェット記録装置10がインク供給処理ルーチンを実行する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、電源投入以外のタイミングで、上記インク供給処理ルーチンが実行されるようにしてもよい。
本発明は、前述の実施の形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。例えば、前述の変形例は、適宜、複数を組み合わせて構成しても良い。
10 インクジェット記録装置(画像形成装置の一例)
16 搬送部
20Y インクジェット記録ヘッド(吐出部の一例)
40Y インク供給装置(液体供給装置の一例)
42Y インク供給装置(液体供給装置の一例)
43Y インク供給装置(液体供給装置の一例)
44Y インク供給装置(液体供給装置の一例)
45Y インク供給装置(液体供給装置の一例)
50 第1供給路(供給路の一例)
50A、50B 分岐供給路(供給路の一例)
60 第2供給路(供給路の一例)
70 第1手段(検出手段の一例)
72 第2手段(検出手段の一例)
100 第1ポンプ(供給部の一例)
102 第2ポンプ(供給部の一例)
104 圧力センサ(検出手段の一例)
200 第1ポンプドライバ
202 第2ポンプドライバ
300 第1ポンプコントローラ(制御手段の一例)
302 第2ポンプコントローラ(制御手段の一例)
310 ポンプコントローラ(制御手段の一例)
400 制御部(制御手段の一例)
500 第1スイッチ(切り替え部の一例)
502 第2スイッチ(切り替え部の一例)

Claims (8)

  1. 吐出口を有する吐出部へ液体を供給するための供給路と、
    前記供給路に並列に設けられ、前記供給路を介して前記吐出部へ液体を供給する複数の供給部と、
    前記供給部の駆動に伴う前記供給路内の周期的な変動を検出する検出手段と、
    前記複数の供給部の各々について、前記供給部を駆動したときに前記検出手段によって検出された周期的な変動を取得し、前記複数の供給部の各々について取得された前記周期的な変動の位相に基づいて、前記複数の供給部を駆動させたときの前記周期的な変動の位相差が予め定められた位相差となるように、前記複数の供給部の駆動を制御する制御手段と、
    を含む液体供給装置。
  2. 前記検出手段は、前記供給路内の周期的な変動として、前記供給路内の圧力の変化を検出し、
    前記制御手段は、前記複数の供給部の各々について、前記供給部を駆動したときに前記検出手段によって検出された圧力の変化を取得し、前記複数の供給部の各々について取得された前記圧力の変化の位相に基づいて、前記複数の供給部を駆動させたときの前記圧力の変化の位相差が予め定められた位相差となるように、前記複数の供給部の駆動を制御する請求項1記載の液体供給装置。
  3. 前記複数の供給部は、前記供給路に並列に設けられ、回転駆動することにより、前記供給路を介して前記吐出部へ液体を供給し、
    前記検出手段は、前記供給路内の周期的な変動として、前記複数の供給部の各々について、前記周期的な変動との対応が予め求められた前記供給部の回転角度の変化を検出し、
    前記制御手段は、前記複数の供給部の各々について、前記供給部を駆動したときに前記検出手段によって検出された前記回転角度の変化を取得し、前記複数の供給部の各々について取得された前記回転角度の変化の位相に基づいて、前記複数の供給部を駆動させたときの前記回転角度の変化の位相差が予め定められた位相差となるように、前記複数の供給部の駆動を制御する請求項1記載の液体供給装置。
  4. 前記複数の供給部は、各々異なる駆動速度で駆動することにより、前記供給路を介して前記吐出部へ液体を供給し、
    前記制御手段は、前記複数の供給部の各々について取得された前記周期的な変動の位相、及び前記周期的な変動の周期の比に基づいて、前記複数の供給部を駆動させたときの前記周期的な変動の周期の各々が対応し、かつ前記周期的な変動の周期の各々が対応するように前記複数の供給部を駆動させたときの前記周期的な変動の位相差が予め定められた位相差となるように、前記複数の供給部の駆動を制御する請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体供給装置。
  5. 前記複数の供給部の各々に対して設けられた、前記供給部を駆動させる複数の駆動部と、
    前記複数の駆動部の各々に対して設けられた、前記駆動部と前記制御手段との間を接続するか否かを切り替えるための複数の切り替え部と、を更に含み、
    前記制御手段は、前記複数の駆動部のうち、前記切り替え部を介して接続されている前記駆動部を駆動させるように制御し、かつ、前記複数の供給部を駆動させたときの前記位相差が予め定められた位相差となるように、前記複数の供給部の各々に対する前記切り替え部による前記駆動部との間の接続タイミングを制御する請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体供給装置。
  6. 前記制御手段は、前記複数の供給部を駆動させたときの前記位相差が前記周期的な変動の周期の半分に対応する値となるように、前記複数の供給部の駆動を制御する請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体供給装置。
  7. 前記制御手段は、前記複数の供給部を駆動させたときの前記位相差が0に対応する値となるように、前記複数の供給部の駆動を制御する請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体供給装置。
  8. 記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送部が搬送する記録媒体へ液体を吐出する吐出部と、
    前記吐出部に液体を供給する請求項1〜7のいずれか1項に記載の液体供給装置と、
    を備える画像形成装置。
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