JP2014232742A - 部品実装機及び生産ラインのフィーダセット確認システム - Google Patents

部品実装機及び生産ラインのフィーダセット確認システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のテープサプライヤ(テープリール)をセットするフィーダにおいて、テープサプライヤ(テープリール)のセット完了の信号を入力する作業を簡略化する。
【解決手段】部品実装機10の制御装置85は、フィーダ11がセットされたスロットのフィーダセット完了操作部81からセット完了の信号が入力されたときに、当該フィーダ11への複数のテープサプライヤ21(複数のテープリール16)のセットが全て完了したと判定する。また、フィーダ11がセットされたスロットのフィーダセット完了操作部81からセット完了の信号が入力されないときには、当該フィーダ11の操作パネル15の複数のテープセット完了操作部15bからのセット完了の信号の有無によりテープサプライヤ21(テープリール16)のセット完了を個別に判定する。
【選択図】図8

Description

本発明は、1台のフィーダへの複数のテープリールのセット完了、部品実装機のフィーダセット部への複数のフィーダのセット完了、1本の生産ラインに含まれる複数の部品実装機へのフィーダのセット完了のうちの少なくとも1つのセット完了を確認するシステムを改良した部品実装機及び生産ラインのフィーダセット確認システムに関する発明である。
部品実装機は、フィーダによって供給される部品を吸着ノズルで吸着して回路基板に実装するものであり、フィーダには、部品が所定ピッチで一列に収容された部品供給テープを巻回したテープリールを着脱可能にセットするようにしている。1台のフィーダには、テープリールを1本のみセットするものが一般的であるが、近年、部品実装機に供給する部品の種類数を増やすために、1台のフィーダに複数のテープリールをセットするようにしたものがある(特許文献1参照)。
また、作業者がフィーダにテープリールをセットしたときに該フィーダに設けられたテープセット完了スイッチを押し操作してセット完了の信号を入力するようにしている。従って、複数のテープリールをセットするフィーダには、セット可能なテープリールの個数分の数のテープセット完了スイッチが設けられ、作業者がフィーダにセットしたテープリールの個数分の数のテープセット完了スイッチを押し操作してセット完了の信号を入力するようにしている。
また、部品実装機のフィーダセット部には、複数のスロットの各々に対応する位置にフィーダのセット完了を操作入力する複数のフィーダセット完了スイッチが設けられ、作業者が複数のスロットのうちのいずれかのスロットにフィーダをセットしたときに、そのスロットのフィーダセット完了スイッチを押し操作してセット完了の信号を入力するようにしている。
特開2011−138834号公報
複数のテープリールをセットするフィーダでは、作業者がセットしたテープリールの個数分の数のテープセット完了スイッチを押し操作してテープリール毎にセット完了の信号を入力する必要があり、その操作が面倒である。
また、部品実装機のフィーダセット部に複数のフィーダをセットする場合に、フィーダセット部のいずれかのスロットにフィーダをセットする毎にそのスロットのフィーダセット完了スイッチを押し操作してセット完了の信号を入力する必要があり、その操作が面倒である。
また、1本の生産ラインに複数の部品実装機が含まれる場合は、上述したセット完了スイッチの押し操作の回数が複数倍に多くなり、その操作が非常に面倒である。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、複数のテープリールをフィーダ本体に個別に着脱可能にセットするように構成されたフィーダを、部品実装機のフィーダセット部に設けられた複数のスロットのうちのいずれかのスロットに着脱可能にセットするようにした部品実装機のフィーダセット確認システムにおいて、前記フィーダ本体には、前記複数のテープリールのセット完了を個別に操作入力する複数のテープセット完了操作部が設けられ、前記部品実装機には、前記フィーダセット部の複数のスロットの各々に対応する位置に前記フィーダのセット完了を操作入力する複数のフィーダセット完了操作部が設けられ、前記フィーダがセットされた前記スロットのフィーダセット完了操作部からセット完了の信号が入力されたときに、当該フィーダへの前記複数のテープリールのセットが全て完了したと判定し、前記フィーダがセットされた前記スロットのフィーダセット完了操作部からセット完了の信号が入力されないときには、当該フィーダの前記複数のテープセット完了操作部からのセット完了の信号の有無により前記複数のテープリールのセット完了を個別に判定するようにしたものである。
この構成では、フィーダがセットされたスロットのフィーダセット完了操作部からセット完了の信号が入力されたときに、当該フィーダへの複数のテープリールのセットが全て完了したと判定するようにしたので、作業者がフィーダをセットしたいずれか1つのスロットのフィーダセット完了操作部を操作するだけで、当該フィーダへの複数のテープリールのセット完了の信号を一括して入力することができる。これにより、作業者がセットしたテープリールの個数分の数のテープセット完了操作部を操作する必要がなくなり、作業性を向上できる。
複数のテープリールをセットするフィーダの幅は、スロット2個分以上の幅であるため、当該フィーダは、2つ以上のスロットに跨がってセットされる。この点を考慮して、請求項2のように、フィーダが跨がってセットされた2つ以上のスロットのいずれかのスロットのフィーダセット完了操作部からセット完了の信号が入力されたときに、当該フィーダへの複数のテープリールのセットが全て完了したと判定するようにすれば良い。これにより、2つ以上のスロットに跨がってセットされる幅広のフィーダの作業性を向上できる。
また、請求項3のように、部品実装機のフィーダセット部に設けられた複数のスロットに複数のフィーダを着脱可能にセットするようにした部品実装機のフィーダセット確認システムにおいて、部品実装機には、前記フィーダセット部の複数のスロットの各々に対応する位置に前記フィーダのセット完了を操作入力する複数のフィーダセット完了操作部が設けられ、前記複数のフィーダがセットされた前記複数のスロットのいずれかのスロットのフィーダセット完了操作部が通常のセット完了の操作とは異なる特定の操作パターンで操作されたときに前記フィーダセット部への前記複数のフィーダのセットが全て完了したと判定するようにしても良い。このようにすれば、作業者がフィーダをセットしたいずれか1つのスロットのフィーダセット完了操作部を特定の操作パターンで操作するだけで、フィーダセット部への複数のフィーダのセット完了の信号を一括して入力することができる。これにより、フィーダセット部に複数のフィーダをセットする際に、セットしたフィーダの個数分の数のフィーダセット完了操作部を操作する必要がなくなり、作業性を向上できる。
また、請求項4のように、1本の生産ラインに含まれる複数の部品実装機のフィーダセット部に設けられた複数のスロットに複数のフィーダを着脱可能にセットするようにした生産ラインのフィーダセット確認システムにおいて、前記複数の部品実装機の各々には、前記複数のスロットの各々に対応する位置に前記フィーダのセット完了を操作入力する複数のフィーダセット完了操作部が設けられ、前記複数の部品実装機の各々には、前記複数の部品実装機を一括して操作するグループ操作部とが設けられ、作業者が前記複数の部品実装機のいずれかの部品実装機の前記グループ操作部を操作し続けながら当該部品実装機の複数のスロットのいずれかのスロットのフィーダセット完了操作部を操作したときに前記複数の部品実装機への前記フィーダのセットが全て完了したと判定するようにしても良い。このようにすれば、作業者が1本の生産ラインに含まれる複数の部品実装機のフィーダセット部にフィーダをセットする作業を全て終了した後、いずれかの部品実装機のグループ操作部を操作し続けながら当該部品実装機の複数のスロットのいずれかのスロットのフィーダセット完了操作部を操作するだけで、1本の生産ラインに含まれる複数の部品実装機への複数のフィーダのセット完了の信号を一括して入力することができる。これにより、複数の部品実装機にフィーダをセットする際に、セットしたフィーダの台数分の数のフィーダセット完了操作部を操作する必要がなくなり、作業性を向上できる。
図1は本発明の実施例1を示すフィーダ全体の斜視図である。 図2はフィーダ本体の斜視図(その1)である。 図3はフィーダ本体の斜視図(その2)である。 図4はテープサプライヤの斜視図である。 図5は部品実装機のフィーダセット台の斜視図である。 図6は部品実装機の前面側の斜視図である。 図7はフィーダセット完了操作部を示す斜視図である。 図8は生産ラインのシステム構成を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した3つの実施例1〜3を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図8に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてフィーダ11の構成を説明する。
フィーダ11は、複数本の部品供給テープ12をその横幅方向に並べてセットできるように、フィーダ本体13の横幅が従来の一般的なフィーダ(部品供給テープを1本のみセット可能なフィーダ)の横幅のほぼ複数倍に形成されている。本実施例1では、隣接する部品供給テープ12間の間隔を小さくすることで、フィーダ本体13の横幅が従来の一般的なフィーダの例えばほぼ4倍(ほぼM倍)の横幅で、6本(N本、但しNはMより大きい整数)の部品供給テープ12をその横幅方向に並べてセットできるように構成されている。部品供給テープ12は、詳細には図示しないが、キャリアテープに所定ピッチで一列に形成された部品収納凹部に部品を収納して当該キャリアテープの上面にトップテープ(カバーテープとも呼ぶ)を貼着したものであり、当該部品供給テープ12の側縁に沿って所定ピッチでスプロケット孔(図示せず)が一列に形成されている。
フィーダ本体13の後部側(取り外し方向側)の上部には、取手部14と操作パネル15とが設けられ、その下側には、部品供給テープ12を巻回したテープリール16を収納するリールホルダ17が設けられている。リールホルダ17は、複数のテープリール16を前後2列に並べて収納するように形成され、各テープリール16が部品供給テープ12の引き出しに伴ってリールホルダ17内で回転できるように収納されている。操作パネル15には、各スプロケット駆動ユニット41毎(各テープサプライヤ21毎)にテープサプライヤ装着作業開始信号等の各種操作信号を入力する操作部15aと、フィーダ本体13へのテープサプライヤ21(テープリール16)のセット完了を入力するテープセット完了操作部15b等が設けられている。
各テープリール16から引き出された部品供給テープ12は、テープサプライヤ21によって部品吸着位置へガイドされる。各テープサプライヤ21にそれぞれ部品供給テープ12を1本のみセットするように、各テープサプライヤ21の横幅が部品供給テープ12の横幅よりも僅かに大きい寸法に形成されている。
フィーダ本体13には、複数のテープサプライヤ21を搭載するための複数のスロット(図示せず)が設けられ、各スロットにそれぞれテープサプライヤ21を1本ずつ着脱可能に搭載するように構成されている。
図4に示すように、各テープサプライヤ21の後端部には、フィーダ本体13から取り外したテープサプライヤ21にテープリール16を保持させるためのリール引掛部22が設けられ、このリール引掛部22にテープリール16を引っ掛けて保持できるようになっている。
テープサプライヤ21には、部品供給テープ12の上面を覆うカバーテープを引き剥がすカバーテープ剥離装置23と、部品供給テープ12から引き剥がしたカバーテープを回収するカバーテープ回収ケース24とが設けられている。カバーテープ剥離装置23は、剥離ローラ25と、テンションローラ26と、一対のカバーテープ送りギア28,29とを備え、剥離ローラ25で剥離されたカバーテープがテンションローラ26に掛け渡されてカバーテープ送りギア28,29間に挟み込まれてカバーテープ回収ケース24内に送り込まれるようになっている。
カバーテープ送りギア28,29の駆動源は、フィーダ本体13側に設けられ、テープサプライヤ21をフィーダ本体13に装着したときに、一方のカバーテープ送りギア28がフィーダ本体13の駆動ギア34と噛み合うことで、両カバーテープ送りギア28,29が回転駆動されるようになっている。
フィーダ本体13のうちのテープサプライヤ21の装着スペースの上方には、カバーテープ送りギア28,29を駆動する駆動装置31が設けられている。この駆動装置31は、傘歯車(図示せず)を回転駆動するモータ33と、その傘歯車で回転駆動される駆動ギア34とを備え、この駆動ギア34が一方のカバーテープ送りギア28と噛み合うことで、両カバーテープ送りギア28,29が回転駆動されるようになっている。モータ33と傘歯車と駆動ギア34は、それぞれ、フィーダ本体13に装着可能なテープサプライヤ21の本数と同数個ずつ設けられ、各テープサプライヤ21毎に独立してカバーテープの送り量(剥離量)を制御できるようになっている。
図4に示すように、テープサプライヤ21には、部品供給テープ12の幅方向の片側のみを保持する複数の横コ字型のテープ保持部37,38が部品供給テープ12の幅方向の一方側と他方側に交互に千鳥状に配置され、部品供給テープ12を僅かに幅方向に蛇行させ(又は斜めに傾け)ながら部品供給テープ12を保持するように各テープ保持部37,38を部品供給テープ12の幅方向内側に少しずつ寄せて配置することで、より少ない幅で部品供給テープ12を保持できるようになっている。
フィーダ本体13の先端部側には、そのフィーダ本体13にセット可能な部品供給テープ12の本数と同数のスプロケット駆動ユニット41が幅方向に並べて組み付けられ、各スプロケット駆動ユニット41によってスプロケット42(図3参照)を回転駆動して部品供給テープ12をピッチ送りするようになっている。
フィーダ本体13のうちのスプロケット駆動ユニット41の上方を覆う上面カバー板39には、部品実装機10(図6参照)の吸着ノズル(図示せず)で部品供給テープ12の部品を吸着するための部品吸着位置を開口する部品吸着用開口部40a,40bが千鳥状に形成されている。本実施例1では、フィーダ本体13に合計6本の部品供給テープ12を装着可能であるため、部品吸着用開口部40a,40bは、合計6個形成されている。
フィーダ本体13の先端面には、そのフィーダ本体13の信号線や電源線を部品実装機10のフィーダセット部66のコネクタ68(図5参照)に接続するためのコネクタ67と、2本の位置決めピン69,70が設けられ、2本の位置決めピン69,70を部品実装機10のフィーダセット部66の位置決め穴71,72(図5参照)に差し込むことで、フィーダセット部66上でフィーダ本体13の取付位置が位置決めされると共に、フィーダ本体13のコネクタ67がフィーダセット部66のコネクタ68に差し込み接続されるようになっている。
フィーダセット部66の上面には、フィーダ11を縦置き支持するための断面逆T字溝形のガイド溝74が設けられ、フィーダ本体13の下面側に設けられた断面逆T字形のガイドレール(図示せず)を手前側からガイド溝74に差し込むことで、フィーダセット部66上にフィーダ11が縦置き状態に支持されると共に、そのフィーダ本体13に設けられたクランプ部材(図示せず)がフィーダセット部66のクランプ溝79に嵌まり込んで、そのフィーダ本体13を前方(フィーダセット部66のコネクタ68側)へ押し付けてクランプすることで、そのフィーダ本体13をフィーダセット部66上に前後方向に位置決めして着脱可能に取り付けるようになっている。
図4に示すように、各テープサプライヤ21のカバーテープ回収ケース24の上端後部には、それぞれ取手部76が設けられ、各取手部76の前端部に位置決めピン77が設けられている。これに対応して、フィーダ本体13の操作パネル15の下側段差部分には、位置決め穴(図示せず)が形成され、テープサプライヤ21をフィーダ本体13にセットする際に、取手部76の位置決めピン77を操作パネル15の下側の位置決め穴に差し込むことで、取手部76が操作パネル15の下面に対して位置決めされるようになっている。本実施例1では、フィーダ11を部品実装機10のフィーダセット部66にセットした状態で、フィーダ本体13のスロットに対してテープサプライヤ21のセット作業を行うことができるようになっている。
一方、図6に示すように、部品実装機10の前面側には、複数のフィーダ11をセットするフィーダセット部66の複数のスロットの各々に対応する位置に、各フィーダ11のセット完了を操作入力する複数のフィーダセット完了操作部81が横一列に設けられている。各フィーダセット完了操作部81は、押しボタンスイッチ等により構成され、図7に示すように、各フィーダセット完了操作部81の近辺(例えば上側)には、操作時に点灯するLED等の発光部87が設けられていると共に、スロット番号が表示されている。
また、部品実装機10の前面側上部には、各種情報を表示する表示装置82と操作パネル83とが設けられている。この操作パネル83には、1本の生産ラインに含まれる複数の部品実装機10を一括して操作するグループ操作部84が設けられている。
図8に示すように、フィーダセット完了操作部81とグループ操作部84等の操作パネル83と表示装置82は、部品実装機10の制御装置85に接続され、生産ラインに含まれる複数の部品実装機10の制御装置85と生産ラインの生産管理用コンピュータ86とが接続され、各部品実装機10の制御装置85と生産管理用コンピュータ86との間で生産や生産管理に必要な各種信号が送受信されるようになっている。
この場合、各部品実装機10の制御装置85は、フィーダ11がセットされたスロット番号のフィーダセット完了操作部81からセット完了の信号が入力されたときに、当該フィーダ11への複数のテープサプライヤ21(複数のテープリール16)のセットが全て完了したと判定し、また、フィーダ11がセットされたスロット番号のフィーダセット完了操作部81からセット完了の信号が入力されないときには、当該フィーダ11の操作パネル15の複数のテープセット完了操作部15bからのセット完了の信号の有無によりテープサプライヤ21(テープリール16)のセット完了を個別に判定するように構成されている。
本実施例1では、1つのフィーダ11に複数のテープサプライヤ21(複数のテープリール16)をセットするように構成されているため、当該フィーダ11の幅は、スロット2個分以上の幅となっており、当該フィーダ11は、2つ以上のスロットに跨がってセットされる。この点を考慮して、本実施例1では、フィーダ11が跨がってセットされた2つ以上のスロットのいずれかのスロットのフィーダセット完了操作部15bからセット完了の信号が部品実装機10の制御装置85に入力されたときに、当該フィーダ11への複数のテープサプライヤ21のセットが全て完了したと判定するようにしている。
以上説明した本実施例1では、作業者がフィーダ11に複数のテープサプライヤ21をセットする作業を行う場合は、フィーダ11への複数のテープサプライヤ21のセットが全て完了した時点で、当該フィーダ11が跨がってセットされた2つ以上のスロットのいずれかのスロットのフィーダセット完了操作部81を作業者が操作すると、当該フィーダセット完了操作部81からセット完了の信号が部品実装機10の制御装置85に入力される。これにより、部品実装機10の制御装置85は、当該フィーダ11への複数のテープサプライヤ21のセットが全て完了したと判定する。この場合は、フィーダ11にテープサプライヤ21をセットする毎に当該フィーダ11の操作パネル15のテープセット完了操作部15bを操作するというテープサプライヤ21のセット毎の煩わしい操作を行う必要がなく、フィーダ11への複数のテープサプライヤ21のセットが全て完了した時点で、当該フィーダ11がセットされたスロットのフィーダセット完了操作部81を操作するだけで、当該フィーダ11への複数のテープサプライヤ21のセット完了の信号を一括して入力することができる。これにより、作業者がセットしたテープサプライヤ21の個数分の数のテープセット完了操作部15bを操作する必要がなくなり、作業性を向上できる。
また、フィーダ11がセットされたスロットのフィーダセット完了操作部81からセット完了の信号が入力されないときには、当該フィーダ11の操作パネル15の複数のテープセット完了操作部15bからのセット完了の信号の有無によりテープサプライヤ21(テープリール16)のセット完了を個別に判定するようにしているため、作業者がフィーダ11にテープサプライヤ21をセットする毎に、当該フィーダ11の操作パネル15のテープセット完了操作部15bを操作すれば、当該テープサプライヤ21のセット完了の信号を個別に入力することができる。
尚、部品実装機10のフィーダセット部66にセットするフィーダは、図1のような複数のテープサプライヤ21をセットした幅広のフィーダ11のみに限定されず、1つのテープリールのみをセットしたフィーダと幅広のフィーダ11とを部品実装機10のフィーダセット部66に混載するようにしても良い。1つのテープリールのみをセットしたフィーダについてのテープリールのセット完了の信号を入力する場合は、当該フィーダがセットされたスロットのフィーダセット完了操作部81を操作すれば良い。
次に、本発明の実施例2を説明する。
本実施例2でも、部品実装機10の前面側には、複数のフィーダ11をセットするフィーダセット部66の複数のスロットの各々に対応する位置に、各フィーダのセット完了を操作入力する複数のフィーダセット完了操作部81が横一列に設けられている。この場合、フィーダセット部66にセットするフィーダは、1つのテープリールのみをセットしたフィーダであっても良いし、図1のような複数のテープサプライヤ21をセットした幅広のフィーダ11であっても良く、勿論、これらのフィーダを混載するようにしても良いことは言うまでもない。その他、システム構成は、前記実施例1と同じである。
部品実装機10の制御装置85は、フィーダセット部66に複数のフィーダがセットされた複数のスロットのいずれかのスロットのフィーダセット完了操作部81が通常のセット完了の操作とは異なる特定の操作パターンで操作されたときには、フィーダセット部66への複数のフィーダのセットが全て完了したと判定し、一方、当該フィーダセット完了操作部81が通常のセット完了の操作パターンで操作されたときには、フィーダ毎にフィーダのセット完了を判定するようにしている。ここで、「通常のセット完了の操作パターン」とは、1回の押し操作であり、「特定の操作パターン」とは、例えば、所定秒以上(例えば3秒以上)の長押し、或は、連続して所定回数以上操作する断続的な押し操作である。
以上説明した本実施例2では、作業者が部品実装機10のフィーダセット部66に複数のフィーダをセットする作業を行う場合は、フィーダセット部66への複数のフィーダのセットが全て完了した時点で、当該複数のフィーダがセットされた複数のスロットのいずれかのスロットのフィーダセット完了操作部81を通常のセット完了の操作とは異なる特定の操作パターンで操作すると、当該フィーダセット完了操作部81からセット完了の信号が部品実装機10の制御装置85に入力される。これにより、部品実装機10の制御装置85は、フィーダセット部66への複数のフィーダのセットが全て完了したと判定する。この場合は、フィーダセット部66にフィーダをセットする毎にフィーダセット完了操作部81を操作する必要はなく、フィーダセット部66への複数のフィーダのセットが全て完了した時点で、当該複数のフィーダがセットされた複数のスロットのいずれかのスロットのフィーダセット完了操作部81を特定の操作パターンで操作するだけで、フィーダセット部66への複数のフィーダのセット完了の信号を一括して入力することができる。これにより、作業者がセットしたフィーダの台数分の数のフィーダセット完了操作部81を操作する必要がなくなり、作業性を向上できる。
次に、複数の部品実装機10が含まれる生産ラインに適用した本発明の実施例3を説明する。
本実施例3でも、1本の生産ラインに含まれる複数の部品実装機10の各々には、フィーダセット部66の複数のスロットの各々に対応する位置に、フィーダのセット完了を操作入力する複数のフィーダセット完了操作部81が横一列に設けられている。この場合、各部品実装機10のフィーダセット部66にセットするフィーダは、1つのテープリールのみをセットしたフィーダであっても良いし、図1のような複数のテープサプライヤ21をセットした幅広のフィーダ11であっても良く、勿論、これらのフィーダを混載するようにしても良いことは言うまでもない。また、複数の部品実装機10の各々には、当該複数の部品実装機10を一括して操作するグループ操作部84(図6参照)が設けられている。その他、システム構成は、前記実施例1と同じである。
各部品実装機10の制御装置85又は生産ラインの生産管理用コンピュータ86は、作業者が複数の部品実装機10のいずれかの部品実装機10のグループ操作部84を押し操作しながら当該部品実装機10の複数のスロットのいずれかのスロットのフィーダセット完了操作部81を操作したときに、1本の生産ラインに含まれる複数の部品実装機10へのフィーダのセットが全て完了したと判定し、一方、作業者がグループ操作部84を押し操作せずに、部品実装機10の複数のスロットのいずれかのスロットのフィーダセット完了操作部81を操作したときに、当該部品実装機10のフィーダ毎にフィーダのセット完了を判定するようにしている。
以上説明した本実施例3では、作業者が1本の生産ラインに含まれる複数の部品実装機10のフィーダセット部66にフィーダをセットする作業を全て終了した後、いずれかの部品実装機10のグループ操作部84を操作し続けながら当該部品実装機10の複数のスロットのいずれかのスロットのフィーダセット完了操作部81を操作するだけで、1本の生産ラインに含まれる複数の部品実装機10への複数のフィーダのセット完了の信号を一括して入力することができる。これにより、複数の部品実装機10にフィーダをセットする際に、セットしたフィーダの台数分の数のフィーダセット完了操作部81を操作する必要がなくなり、作業性を向上できる。
尚、本発明は、上記各実施例1〜3に限定されず、例えば、上記各実施例1〜3を適宜組み合わせて実施しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
10…部品実装機、11…フィーダ、12…部品供給テープ、13…フィーダ本体、14…取手部、15…操作パネル、15b…テープセット完了操作部、16…テープリール、17…リールホルダ、21…テープサプライヤ、22…リール引掛部、23…カバーテープ剥離装置、24…カバーテープ回収ケース、25…剥離ローラ、28,29…カバーテープ送りギア、31…駆動装置、33…モータ、37,38…テープ保持部、41…スプロケット駆動ユニット、42…スプロケット、66…フィーダセット部、67,68…コネクタ、69,70…位置決めピン、71,72…位置決め穴、74…ガイド溝、76…取手部、77…位置決めピン、78…位置決め穴、81…フィーダセット完了操作部、82…表示装置、83…操作パネル、84…グループ操作部、85…制御装置、86…生産管理用コンピュータ

Claims (4)

  1. 複数のテープリールをフィーダ本体に個別に着脱可能にセットするように構成されたフィーダを、部品実装機のフィーダセット部に設けられた複数のスロットのうちのいずれかのスロットに着脱可能にセットするようにした部品実装機のフィーダセット確認システムにおいて、
    前記フィーダ本体には、前記複数のテープリールのセット完了を個別に操作入力する複数のテープセット完了操作部が設けられ、
    前記部品実装機には、前記フィーダセット部の複数のスロットの各々に対応する位置に前記フィーダのセット完了を操作入力する複数のフィーダセット完了操作部が設けられ、 前記フィーダがセットされた前記スロットのフィーダセット完了操作部からセット完了の信号が入力されたときに、当該フィーダへの前記複数のテープリールのセットが全て完了したと判定し、前記フィーダがセットされた前記スロットのフィーダセット完了操作部からセット完了の信号が入力されないときには、当該フィーダの前記複数のテープセット完了操作部からのセット完了の信号の有無により前記複数のテープリールのセット完了を個別に判定することを特徴とする部品実装機のフィーダセット確認システム。
  2. 前記フィーダは、2つ以上のスロットに跨がってセットされ、
    前記フィーダが跨がってセットされた2つ以上のスロットのいずれかのスロットのフィーダセット完了操作部からセット完了の信号が入力されたときに、当該フィーダへの前記複数のテープリールのセットが全て完了したと判定することを特徴とする請求項1に記載の部品実装機のフィーダセット確認システム。
  3. 部品実装機のフィーダセット部に設けられた複数のスロットに複数のフィーダを着脱可能にセットするようにした部品実装機のフィーダセット確認システムにおいて、
    前記部品実装機には、前記フィーダセット部の複数のスロットの各々に対応する位置に前記フィーダのセット完了を操作入力する複数のフィーダセット完了操作部が設けられ、 前記複数のフィーダがセットされた前記複数のスロットのいずれかのスロットのフィーダセット完了操作部が通常のセット完了の操作とは異なる特定の操作パターンで操作されたときに前記フィーダセット部への前記複数のフィーダのセットが全て完了したと判定することを特徴とする部品実装機のフィーダセット確認システム。
  4. 1本の生産ラインに含まれる複数の部品実装機のフィーダセット部に設けられた複数のスロットに複数のフィーダを着脱可能にセットするようにした生産ラインのフィーダセット確認システムにおいて、
    前記複数の部品実装機の各々には、前記複数のスロットの各々に対応する位置に前記フィーダのセット完了を操作入力する複数のフィーダセット完了操作部が設けられ、
    前記複数の部品実装機の各々には、前記複数の部品実装機を一括して操作するグループ操作部とが設けられ、
    作業者が前記複数の部品実装機のいずれかの部品実装機の前記グループ操作部を操作し続けながら当該部品実装機の複数のスロットのいずれかのスロットのフィーダセット完了操作部を操作したときに前記複数の部品実装機への前記フィーダのセットが全て完了したと判定することを特徴とする生産ラインのフィーダセット確認システム。
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