JP6434121B2 - テープフィーダ - Google Patents

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Description

本発明は、多数の部品を所定ピッチで配列した部品供給テープを部品吸着位置へ供給するテープサプライヤをフィーダ本体に着脱可能に装着するように構成されたテープフィーダに関する発明である。
この種のテープフィーダは、特許文献1(特開2013−98382号公報)に記載されているように、テープサプライヤを着脱可能に装着するフィーダ本体には、装着したテープサプライヤの上部側を保持する腕状の保持部材が該テープサプライヤの装着方向側の位置(部品吸着位置の手前の位置)で片持ち支持された構成となっている。このような片持ち支持構造とする理由は、腕状の保持部材を両持ち支持する構成を採用するスペース的な余裕がないためである。
特開2013−98382号公報
上記構成のテープフィーダを作業者が持ち運ぶ際には、腕状の保持部材を手で掴んでテープフィーダを持ち運んだり、或は、持ち運びの便宜のために、腕状の保持部材の上面側に把持部材(ベルトや取手部等)を設けて、その把持部材を手で掴んでテープフィーダを持ち運ぶようにしている。このため、テープフィーダの持ち運び時に、フィーダ本体に片持ち支持された腕状の保持部材の根元部分にフィーダ本体の全荷重が集中的に作用することになるが、近年来の重要な技術的課題であるコンパクト化の要求により、腕状の保持部材が偏平な形状に形成されて機械的な強度が頑丈ではないため、テープフィーダの持ち運び時にフィーダ本体の荷重により腕状の保持部材が根元部分から曲り変形してしまう可能性があり、最悪、テープサプライヤを正常にフィーダ本体に装着できなくなる可能性がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、テープサプライヤをフィーダ本体に着脱可能に装着するように構成されたテープフィーダにおいて、テープフィーダの持ち運び時にフィーダ本体の荷重により腕状の保持部材が根元部分から曲り変形することを防止できるようにすることである。
上記課題を解決するために、本発明は、フィーダ本体に装着したテープサプライヤの上部側を保持する腕状の保持部材が該テープサプライヤの装着方向側の位置(部品吸着位置の手前の位置)で片持ち支持されたテープフィーダにおいて、前記保持部材と前記フィーダ本体との間を連結して該保持部材を支持する状態とその連結を切り離して前記テープサプライヤの装着を可能とする状態とに切り換え可能な連結部材を備えた構成としたものである。
この構成では、テープサプライヤの装着時には、保持部材とフィーダ本体との間の連結部材による連結を切り離した状態にすることで、保持部材とフィーダ本体との間にテープサプライヤを装着するスペースを確保して、テープサプライヤの装着が可能となる。一方、テープフィーダからテープサプライヤを取り外してテープフィーダを持ち運ぶ際には、保持部材とフィーダ本体との間を連結部材で連結した状態とすることで、保持部材をその根元部分と連結部材とで両持ち支持することができ、テープフィーダの持ち運び時にフィーダ本体の荷重により保持部材が根元部分から曲り変形することを連結部材によって防止できる。
本発明は、テープサプライヤの装着時にテープフィーダ(フィーダ本体及び保持部材)から連結部材を完全に取り外して該連結部材を適宜の場所に保管するように構成しても良いが、この構成では、テープフィーダから取り外した連結部材を紛失する可能性がある。
そこで、本発明の実施態様としては、連結部材の一端側を保持部材又はフィーダ本体側に回動可能に支持させ、フィーダ本体側又は保持部材には、該連結部材の他端側を着脱可能に引っ掛けて保持する引掛部を設けた構成とすると良い。このようにすれば、連結部材が保持部材又はフィーダ本体側に回動可能に支持されているため、保持部材とフィーダ本体との間の連結部材による連結を切り離した状態にしても、連結部材は、保持部材又はフィーダ本体側に支持されて紛失することはない。
この場合、連結部材を保持部材に回動可能に支持させると共に、フィーダ本体側に引掛部を設け、連結部材は、フィーダ本体からテープサプライヤを取り外したときに該連結部材の他端側が自重により下方に回動して該フィーダ本体側の引掛部に引っ掛かるように構成すると良い。このようにすれば、フィーダ本体からテープサプライヤを取り外したときに、連結部材が自重により回動して保持部材とフィーダ本体との間を連結部材で自動的に連結した状態となるため、作業者が連結部材の連結作業を行う必要がなくなり、作業性を向上できる。
また、フィーダ本体に対して、複数のテープサプライヤを横並びにしてそれぞれ独立して着脱可能に装着するように構成した場合は、フィーダ本体から複数のテープサプライヤを全て取り外したときに、連結部材の他端側が自重により下方に回動して該フィーダ本体側の引掛部に引っ掛かるように構成すれば良い。換言すれば、フィーダ本体に装着したテープサプライヤが1本でも残っていれば、そのテープサプライヤで連結部材の下方への回動が阻止されるように構成すれば良い。
更に、保持部材には、フィーダ本体にテープサプライヤを装着する際に連結部材を該テープサプライヤの装着作業の邪魔にならない位置に係合保持する係合部を設けた構成とすると良い。このようにすれば、フィーダ本体にテープサプライヤを装着する際に作業者が連結部材を手で持ち上げながらテープサプライヤの装着作業を行う必要がなくなり、作業性を向上できる。
この場合、フィーダ本体にテープサプライヤを装着する際にその最終段階で該テープサプライヤによって連結部材が押し込まれて係合部から外れるように構成すると良い。このようにすれば、作業者が連結部材を係合部から外す作業を行う必要がなくなり、作業性を向上できる。
図1は本発明の一実施例のテープフィーダからテープサプライヤを取り外して示すフィーダ本体の斜視図である。 図2は保持部材とフィーダ本体との間を連結部材で連結した状態を斜め上方から見た斜視図である。 図3は保持部材とフィーダ本体との間を連結部材で連結した状態を斜め下方から見た斜視図である。 図4は保持部材とフィーダ本体との間を連結部材で連結した状態を示す側面図である。 図5は連結部材をテープサプライヤの装着作業の邪魔にならない位置に係合保持させた状態を示す側面図である。 図6は連結部材をテープサプライヤの装着作業の邪魔にならない位置に係合保持させた状態を示す斜視図である。 図7はテープフィーダにテープサプライヤを装着した状態を示す側面図である。 図8は連結部材の引っ掛け突片の形状を示す斜視図である。 図9はテープサプライヤを示す斜視図である。 図10は部品実装機のフィーダ載置台を示す斜視図である。 図11はテープサプライヤの取手部とその周辺部分を示す拡大斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、テープフィーダ11の構成を説明する。
テープフィーダ11は、複数本の部品供給テープをその横幅方向に並べてセットできるように、フィーダ本体13の横幅が従来の一般的なテープフィーダ(部品供給テープを1本のみセット可能なテープフィーダ)の横幅のほぼ複数倍に形成されている。本実施例では、隣接する部品供給テープ間の間隔を小さくすることで、フィーダ本体13の横幅が従来の一般的なテープフィーダの例えばほぼ4倍(ほぼM倍)の横幅で、6本(N本、但しNはMより大きい整数)の部品供給テープをその横幅方向に並べてセットできるように構成されている。図示はしないが、部品供給テープは、キャリアテープに所定ピッチで一列に形成された部品収納凹部に部品を収納して該キャリアテープの上面にトップテープ(カバーテープとも呼ぶ)を貼着したものであり、該部品供給テープの側縁に沿って所定ピッチでスプロケット孔が一列に形成されている。
フィーダ本体13の後部側(取り外し方向側)の下部には、部品供給テープを巻回したテープリール16(図9参照)を収納するリールホルダ17が設けられている。リールホルダ17は、複数のテープリール16を前後2列に並べて収納するように形成され、各テープリール16が部品供給テープの引き出しに伴ってリールホルダ17内で回転できるように収納されている。
各テープリール16から引き出された部品供給テープは、テープサプライヤ21(図9参照)によって部品吸着位置へガイドされる。各テープサプライヤ21にそれぞれ部品供給テープを1本のみセットするように、各テープサプライヤ21の横幅が部品供給テープの横幅よりも僅かに大きい寸法に形成されている。
フィーダ本体13には、複数のテープサプライヤ21を装着するための複数の装着レール18が設けられ、各装着レール18にそれぞれテープサプライヤ21を1本ずつ着脱可能に装着するように構成されている。
図9に示すように、各テープサプライヤ21の後端部には、フィーダ本体13から取り外したテープサプライヤ21にテープリール16を保持させるためのリール引掛部22が設けられ、このリール引掛部22にテープリール16を引っ掛けて保持できるようになっている。テープサプライヤ21には、部品供給テープの上面を覆うカバーテープを引き剥がすカバーテープ剥離装置23と、部品供給テープから引き剥がしたカバーテープを回収するカバーテープ回収ケース24とが設けられている。カバーテープ剥離装置23は、剥離ローラ25と、テンションローラ26と、一対のカバーテープ送りギア28,29とを備え、剥離ローラ25で剥離されたカバーテープがテンションローラ26に掛け渡されてカバーテープ送りギア28,29間に挟み込まれてカバーテープ回収ケース24内に送り込まれるようになっている。
カバーテープ送りギア28,29の駆動源は、フィーダ本体13側に設けられ、テープサプライヤ21をフィーダ本体13に装着したときに、一方のカバーテープ送りギア28がフィーダ本体13側の駆動ギア34(図3〜図5、図7参照)と噛み合うことで、両カバーテープ送りギア28,29が回転駆動されるようになっている。フィーダ本体13には、駆動ギア34を駆動する駆動装置31(図3参照)が設けられている。駆動装置31と駆動ギア34は、それぞれ、フィーダ本体13に装着可能なテープサプライヤ21の本数と同数個ずつ設けられ、各テープサプライヤ21毎に独立してカバーテープの送り量(剥離量)を制御できるようになっている。
フィーダ本体13の先端部側には、該フィーダ本体13にセット可能な部品供給テープの本数と同数のスプロケット駆動ユニット(図示せず)が幅方向に並べて組み付けられ、各スプロケット駆動ユニットによってスプロケット(図示せず)を回転駆動して部品供給テープをピッチ送りするようになっている。
フィーダ本体13の先端面には、該フィーダ本体13の信号線や電源線を部品実装機のフィーダセット台66のコネクタ68(図10参照)に接続するためのコネクタ67と、2本の位置決めピン69,70が設けられ、2本の位置決めピン69,70を部品実装機のフィーダセット台66の位置決め穴71,72(図10参照)に差し込むことで、フィーダセット台66上でフィーダ本体13の取付位置が位置決めされると共に、フィーダ本体13のコネクタ67がフィーダセット台66のコネクタ68に差し込み接続されるようになっている。
フィーダセット台66の上面には、テープフィーダ11を縦置き支持するための断面逆T字溝形のガイド溝74が設けられ、フィーダ本体13の下面側に設けられた断面逆T字形のガイドレール(図示せず)を手前側からガイド溝74に差し込むことで、フィーダセット台66上にテープフィーダ11が縦置き状態に支持されると共に、該フィーダ本体13に設けられたクランプ部材(図示せず)がフィーダセット台66のクランプ溝79に嵌まり込んで該フィーダ本体13を前方(フィーダセット台66のコネクタ68側)へ押し付けてクランプすることで、該フィーダ本体13をフィーダセット台66上に前後方向に位置決めして着脱可能に取り付けるようになっている。
一方、フィーダ本体13に装着したテープサプライヤ21の上部側を保持する腕状の保持部材41が、フィーダ本体13のうちの該テープサプライヤ21の装着方向側の位置(部品吸着位置の手前の位置)で片持ち支持されている。この保持部材41は、テープフィーダ11のコンパクト化のために、アルミニウム等の金属により偏平な形状に形成されている。この保持部材41の上面には、テープフィーダ11を操作するための操作パネル42と、作業者が該テープフィーダ11を持ち運ぶ際に掴む把持部材40(ベルトや取手部等)が設けられ、テープフィーダ11を持ち運びやすくなっている。操作パネル42は、作業者が操作しやすいように保持部材41の後端側(作業者側)に設けられている。操作パネル42には、フィーダ本体13に装着したテープサプライヤ21毎にテープサプライヤ装着作業開始信号等の各種操作信号を入力する操作キー等が設けられている。
図9に示すように、テープサプライヤ21のカバーテープ回収ケース24の上端後部には、フィーダ本体13へのテープサプライヤ21の着脱時に作業者が掴む取手部76が設けられ、該取手部76の押し込み方向側の端部には、テープサプライヤ21を保持部材41に対して位置決めする位置決め手段である位置決めピン77(図11参照)が設けられている。
これに対応して、フィーダ本体13の保持部材41の操作パネル42の下側段差部分には、テープサプライヤ21を位置決めする位置決め手段である位置決め穴78(図3参照)が形成され、テープサプライヤ21をフィーダ本体13に装着する際に、取手部76の位置決めピン77を操作パネル42の下側の位置決め穴78に差し込むことで、フィーダ本体13に装着したテープサプライヤ21が保持部材41の操作パネル42の下面に対して精度良く位置決めされるようになっている。本実施例では、テープフィーダ11を部品実装機のフィーダセット台66にセットした状態で、フィーダ本体13の装着レール18に対してテープサプライヤ21の装着作業を行うことができるようになっている。
図3に示すように、フィーダ本体13の保持部材41のうちの操作パネル42の下面側には、テープサプライヤ21の装着を確認する近接センサ等の装着確認センサ82が該フィーダ本体13の装着レール18毎に設けられ、該フィーダ本体13のいずれかの装着レール18にテープサプライヤ21をセットして取手部76の位置決めピン77を操作パネル42の下側の位置決め穴78に差し込んだ状態にすると、取手部76の上面の被検出部81が操作パネル42の下面側の装着確認センサ82に近接して対向して装着確認センサ82で被検出部81が検出されることで、当該装着レール18へのテープサプライヤ21の装着が確認されるようになっている。
次に、保持部材41とフィーダ本体13との間を連結/非連結に切り換える連結部材43に関する構成を説明する。連結部材43は、保持部材41とフィーダ本体13との間を支持するのに必要な強度を持った金属等の材料により枠状に形成され(図3、図8参照)、該連結部材43の横幅が保持部材41の横幅とほぼ同じになっている。連結部材43の回動中心側の両側縁部に支持片44が形成され、その支持片44が回動軸45を介して保持部材41に回動可能に取り付けられている。フィーダ本体13の装着レール18には、連結部材43の先端側(回動中心とは反対側)を着脱可能に引っ掛けて保持する引掛溝46(引掛部)が形成されている。引掛溝46は、連結部材43の回動軸45を中心とする円弧に沿って斜め上向きに開口する形状に形成されている。
連結部材43の先端側には、該連結部材43の自重による下方への回動によりフィーダ本体13の装着レール18の引掛溝46に嵌まり込む逆T字形の引掛突片47(図8参照)が1箇所又は複数箇所(本実施例では2箇所)に形成されている。これにより、フィーダ本体13から全てのテープサプライヤ21を取り外したときに、連結部材43が回動軸45を支点にして自重により下方に回動して保持部材41とフィーダ本体13との間を連結部材43で自動的に連結した状態となるように構成されている。
更に、本実施例では、フィーダ本体13にテープサプライヤ21を装着する際に連結部材43を該テープサプライヤ21の装着作業の邪魔にならない位置に係合保持するために、連結部材43の先端側にL字形係合片48(図8参照)が1箇所又は複数箇所(本実施例では1箇所)に形成されている。
これに対応して、保持部材41の下面側には、連結部材43のL字形係合片48と係合する係合凸部49(係合部)がテープサプライヤ21の装着方向に向けて突出するように形成されている。そして、連結部材43がフィーダ本体13の装着レール18側から上方に回動されて該保持部材41の下面に重ね合わされた状態で該連結部材43のL字形係合片48が保持部材41の係合凸部49と係合して該連結部材43がほぼ水平に保持されるようになっている。これにより、連結部材43がテープサプライヤ21の装着作業の邪魔にならない位置に係合保持され、連結部材43とフィーダ本体13の装着レール18との間にテープサプライヤ21を装着するスペースが確保されるようになっている。
連結部材43のL字形係合片48と保持部材41の係合凸部49との係合/非係合を切り換えるために、連結部材43の支持片44に形成された軸孔50(図6参照)は、連結部材43とほぼ平行に延びる長孔となっていて、回動軸45に対して該軸孔50がスライド可能に嵌合されている。これにより、連結部材43のL字形係合片48と保持部材41の係合凸部49との係合状態において、軸孔50が回動軸45をテープサプライヤ21の着脱方向(前後方向)にスライドして、該連結部材43が保持部材41の下面に沿ってテープサプライヤ21の着脱方向(前後方向)にスライドして係合解除位置と係合位置との間を移動するようになっている。これにより、連結部材43のL字形係合片48と保持部材41の係合凸部49との係合状態において、連結部材43を保持部材41の下面に沿ってテープサプライヤ21の装着方向に移動させて、連結部材43を係合解除位置へ移動させると、連結部材43のL字形係合片48が保持部材41の係合凸部49から外れて両者の係合が解除され、該連結部材43が自重により下方へ回動可能な状態となる。
本実施例では、フィーダ本体13にテープサプライヤ21を装着する際にその最終段階で該テープサプライヤ21の上端の段差が連結部材43の後端に突き当たって、図7に示すように、該テープサプライヤ21によって該連結部材43が保持部材41の下面に沿って係合解除位置へ押し込まれて該連結部材43のL字形係合片48が保持部材41の係合凸部49から外れて両者の係合が解除されるようになっている。
尚、連結部材43には、該連結部材43を保持部材41の下面に重ね合わせた状態で該連結部材43を係合解除位置から係合位置へ移動させる操作を行うための摘み部51(図8参照)が形成されている。
以上のように構成したテープフィーダ11にテープサプライヤ21を装着する場合は、予め、図5、図6に示すように、作業者が連結部材43の摘み部51を摘んで該連結部材43を回動軸45を支点にして上方へ回動させて、該連結部材43を保持部材41の下面に重ね合わせた状態にした後、該連結部材43を保持部材41の下面に沿って係合解除位置から係合位置へスライドさせることで、該連結部材43のL字形係合片48を保持部材41の係合凸部49に係合保持させる。これにより、連結部材43がテープサプライヤ21の装着作業の邪魔にならない位置(保持部材41の下面に重ね合わされる位置)に係合保持され、該連結部材43とフィーダ本体13の装着レール18との間にテープサプライヤ21を装着するスペースが確保される。このため、フィーダ本体13にテープサプライヤ21を装着する際に作業者が連結部材43を手で持ち上げながらテープサプライヤ21の装着作業を行う必要がなくなり、作業性を向上できる。
そして、作業者がフィーダ本体13にテープサプライヤ21を装着する作業を行うと、その作業の最終段階で該テープサプライヤ21の上端の段差が連結部材43の後端に突き当たって、図7に示すように、該テープサプライヤ21によって該連結部材43が保持部材41の下面に沿って係合解除位置へ押し込まれて該連結部材43のL字形係合片48が保持部材41の係合凸部49から外れて両者の係合が解除された状態となる。この状態では、フィーダ本体13に装着したテープサプライヤ21の上縁部によって連結部材43が保持部材41の下面に重ね合わされた状態に受け支えられて、該連結部材43の自重による下方への回動が阻止される。
一方、作業者がフィーダ本体13から全てのテープサプライヤ21を取り外した状態にすると、図1〜図4に示すように、連結部材43が回動軸45を支点にして自重により下方に回動して、該連結部材43の逆T字形の引掛突片47がフィーダ本体13側の引掛溝46に嵌まり込んで引っ掛かった状態となる。これにより、保持部材41とフィーダ本体13との間が連結部材43で自動的に連結された状態となる。このため、作業者がテープフィーダ11からテープサプライヤ21を取り外してテープフィーダ11を持ち運ぶ際に、保持部材41の上面に設けられた把持部材43を掴んで持ち運んでも、保持部材41とフィーダ本体13との間を連結部材43で連結した状態で持ち運ぶことができるため、保持部材41をその根元部分と連結部材43とで両持ち支持することができ、テープフィーダ11の持ち運び時にフィーダ本体13の荷重により保持部材41が根元部分から曲り変形することを連結部材43によって防止することができる。
しかも、本実施例では、フィーダ本体13にテープサプライヤ21を装着する際にその最終段階で該テープサプライヤ21によって連結部材43が押し込まれて該連結部材43のL字形係合片48が保持部材41の係合凸部49から外れて両者の係合が解除されるようになっているため、作業者が連結部材43のL字形係合片48を保持部材41の係合凸部49から外す作業を行う必要がなくなり、作業性を向上できる。
更に、本実施例では、フィーダ本体13からテープサプライヤ21を取り外したときに、連結部材43が自重により回動して保持部材41とフィーダ本体13との間を連結部材43で自動的に連結した状態となるため、作業者が連結部材43の連結作業を行う必要がなくなり、作業性を向上できる。
また、本実施例では、連結部材43を保持部材41に回動可能に取り付けるようにしているため、保持部材41とフィーダ本体13との間の連結部材53による連結を切り離した状態にしても、連結部材43は、保持部材41に取り付けられて紛失することはない。
但し、本発明は、テープサプライヤ21の装着時にテープフィーダ11(フィーダ本体13及び保持部材41)から連結部材を完全に取り外して該連結部材を適宜の場所に保管するように構成しても良く、この構成でも、本発明の所期の目的は達成できる。
その他、本発明は、連結部材をフィーダ本体13側に回動可能に取り付けて、引掛部を保持部材41に設けたり、連結部材の形状やその係合部や引掛部の形状を変更したり、或は、フィーダ本体13に装着可能なテープサプライヤ21の数を変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
11…テープフィーダ、13…フィーダ本体、16…テープリール、17…リールホルダ、18…装着レール、21…テープサプライヤ、23…カバーテープ剥離装置、24…カバーテープ回収ケース、31…駆動装置、34…駆動ギア、40…把持部材、41…保持部材、42…操作パネル、43…連結部材、44…支持片、45…回動軸、46…引掛溝(引掛部)、47…引掛突片、48…L字形係合片、49…係合凸部(係合部)、50…軸孔、66…フィーダセット台、67,68…コネクタ、69,70…位置決めピン、71,72…位置決め穴、76…取手部、77…位置決めピン(位置決め手段)、78…位置決め穴(位置決め手段)

Claims (6)

  1. 多数の部品を所定ピッチで配列した部品供給テープを部品吸着位置へ供給するテープサプライヤをフィーダ本体に着脱可能に装着するように構成され、該フィーダ本体には、装着した前記テープサプライヤの上部側を保持する腕状の保持部材が該テープサプライヤの装着方向側の位置で片持ち支持されたテープフィーダにおいて、
    前記保持部材と前記フィーダ本体との間を連結して該保持部材を支持する状態とその連結を切り離して前記テープサプライヤの装着を可能とする状態とに切り換え可能な連結部材を備えていることを特徴とするテープフィーダ。
  2. 前記連結部材は、その一端側が前記保持部材又は前記フィーダ本体側に回動可能に支持され、
    前記フィーダ本体側又は前記保持部材には、前記連結部材の他端側を着脱可能に引っ掛けて保持する引掛部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のテープフィーダ。
  3. 前記連結部材は、前記保持部材に回動可能に支持され、
    前記引掛部は、前記フィーダ本体側に設けられ、
    前記連結部材は、前記フィーダ本体から前記テープサプライヤを取り外したときに該連結部材の他端側が自重により下方に回動して該フィーダ本体側の前記引掛部に引っ掛かるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のテープフィーダ。
  4. 前記フィーダ本体は、複数のテープサプライヤを横並びにしてそれぞれ独立して着脱可能に装着するように構成され、
    前記フィーダ本体から前記複数のテープサプライヤを全て取り外したときに前記連結部材の他端側が自重により下方に回動して該フィーダ本体側の前記引掛部に引っ掛かるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のテープフィーダ。
  5. 前記保持部材には、前記フィーダ本体に前記テープサプライヤを装着する際に前記連結部材を該テープサプライヤの装着作業の邪魔にならない位置に係合保持する係合部が設けられていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のテープフィーダ。
  6. 前記連結部材は、前記フィーダ本体に前記テープサプライヤを装着する際にその最終段階で該テープサプライヤによって押し込まれて前記係合部から外れるように構成されていることを特徴とする請求項5に記載のテープフィーダ。
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