JP2014232628A - 防水コネクタ - Google Patents

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Harunori Tashiro
晴紀 田代
和広 小林
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Abstract

【課題】コネクタハウジング及びパッキンの形状を複雑にすることなく、コネクタハウジングのパッキン収容溝内にてパッキンの回転が回転することを防止することのできる防水コネクタを提供することを目的としている。
【解決手段】相手ケースの壁部を貫通する電線4の端末に設けられ前記壁部に当接状態で取り付けられるコネクタ本体2と、このコネクタ本体2の前記壁部への当接面29に設けられたシール収容溝31に収容されて前記壁部と当接面29との間をシールするパッキン3とを備えた防水コネクタ1であって、前記シール収容溝31内の前記パッキン3の正規な姿勢を保持する姿勢保持部を前記パッキン3に設けたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、防水コネクタに関し、特にコネクタ内の防水性を保つためのシール構造に関するものである。
従来、図5,6示すような防水コネクタ100では、コネクタ本体101と、コネクタ本体101の外周を覆うようにして固定されるシェル102と、コネクタ本体101内に収容されて支持固定されるターミナル103と、からなっている。
このコネクタ本体101は、図示しないユニットケース等に取り付けられるため、ユニットケースとコネクタ本体101との間のシール性を保つためのパッキン104がコネクタ本体101に配置されている。
このパッキン104は、コネクタ本体101に形成される凹溝105にパッキン104の一部が露出するようにして収容され、ユニットケースとコネクタ本体101との間で狭持されることによりパッキン104が弾性変形して凹溝105内に押し付けられるとともに、ユニットケースとコネクタ本体101との間から水等が浸入することを防止している。
しかし、図5、6に示すような防水コネクタ100では、コネクタ本体101をユニットケースに取り付ける際、凹溝105の幅Aよりもパッキン104の幅Bが狭いためユニットケースが図5の矢印R1,R2に示すような方向に動くことにより、ユニットケースに当接したパッキン104が図5の矢印R1,R2に示すように凹溝105内で回転してしまう虞があった。
この場合、パッキン104が凹溝105内で回転することにより、図6に示すように、パッキン104が凹溝105から露出しないため、ユニットケースとコネクタ本体101との間で狭持されることがなく、パッキン104を弾性変形して凹溝105内に押し付けることができず、ユニットケースとコネクタ本体101との間のシール性を保つことができない虞があった。
また、パッキン104の回転を防止するためには、凹溝105の幅を狭くすることやパッキン104の厚さを変更することなども考えられるが、充填率が高くなってしまい、凹溝105へのパッキン104の取り付け性が悪くなり、パッキン104を確実に正規の位置に取り付けることができない。
また、パッキン104が取り付けられたコネクタ本体101をユニットケースに取り付ける際には、パッキン104が弾性変形して凹溝105内に収容されるが、凹溝105の幅やパッキン104の厚さを変更することによりパッキン104が収容されるための空隙が少なくなってしまい、パッキン104を正規の位置に取り付けることができず、コネクタをユニットケースに取り付けられないため、シール性を保つことが困難になってしまうという課題があった。
なお、パッキン104が凹溝105内に押し付けられることによって、パッキン104が幅方向に弾性変形するため、図6に示すようにパッキン104の幅Bよりも凹溝105の幅Aを広くしなくてはならない。
それに対して特許文献1では、コネクタハウジングと相手側コネクタハウジングとの間に設けられるパッキンは、中実環状のパッキン本体と、突出片としての外側突出片と、突出片としての内側突出片と、固定部としての孔と、固定部としての係止爪とを一体に備えている。
このパッキンは、第1の接触箇所がコネクタハウジングの凹溝の底面に相対する状態に位置づけられた後、この第1の接触箇所から凹溝内に挿入される。そして、係止爪がコネクタハウジングに形成された係止受け孔内に圧入されて、係止爪がコネクタハウジングに固定されている。この構成により、上述した図5,6のようにパッキンが回転することを防止することができる。
特開2004−327169
しかしながら、特許文献1に示すような従来のパッキンでは、パッキンをコネクタハウジングの凹溝に固定するために係止爪を設けなければならず、さらには係止爪を係止する係止受け孔をコネクタハウジングに設けなければならないため、コネクタハウジング及びパッキンの形状が複雑になってしまうという課題があった。
そこで、本発明は、コネクタハウジング及びパッキンの形状を複雑にすることなく、コネクタハウジングのパッキン収容溝内にてパッキンの回転が回転することを防止し、確実に防水を保つことのできる防水コネクタを提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、相手ケースの壁部を貫通する電線4の端末に設けられ前記壁部に当接状態で取り付けられるコネクタ本体2と、このコネクタ本体2の前記壁部への当接面29に設けられたシール収容溝31に収容されて前記壁部と当接面29との間をシールするパッキン3とを備えた防水コネクタ1であって、前記シール収容溝31内の前記パッキン3の正規な姿勢を保持する姿勢保持部を前記パッキン3に設けたことを特徴とする。
請求項2の発明では、請求項1記載の防水コネクタ1であって、前記パッキン3は、パッキン本体部55と、前記姿勢保持部が形成されるパッキン側面部60と、前記壁部に当接する壁面当接部62とで形成され、前記姿勢保持部は、前記パッキン側面部60から前記シール収容溝31の側面35に向けて突出する突起部57であることを特徴とする。
請求項3の発明では、請求項2記載の防水コネクタ1であって、前記パッキン本体部55は、前記シール収容溝31と当接する一対の先端部61と、前記先端部61との間で凹設するように凹部59が設けられていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、シール収容溝31内のパッキン3の正規な姿勢を保持する姿勢保持部をパッキン3に設けたことにより、パッキン3をシール収容溝31に確実に正規の姿勢で収容することができるため、防水コネクタ1内の防水を確実に保つことができる。
また、請求項2記載の発明によれば、パッキン3は、パッキン本体部55と、シール収容溝31の側面35に当接するパッキン側面部60と、壁部に当接する壁面当接部62とで形成され、姿勢保持部は、パッキン側面部60からシール収容溝31の側面35に向けて突出する突起部57であるため、突起部57がシール収容溝31の側面35に当接し、防水コネクタ1を相手側のコネクタハウジングに取り付ける際、突起部57がパッキン3の回転を防止することができる。
また、パッキン3に突起部57を設けるだけの構成であるので、パッキン3及びシール収容溝31に複雑な加工を施すことがないため、防水コネクタ1を容易に製造することができる。
加えて、シール収容溝31の対向する側面35間の距離(C)から前記側面35へ向けて突出する突起部57間の距離(D)を引いた値が、前記シール収容溝31の側面35間の距離からパッキン本体部55の厚み寸法を引いた値より小さいことにより、シール収容溝31内に突起部57が当接してパッキン3が回転することを防止することができる。
すなわち、突起部57を備えたパッキン3がコネクタ本体2に形成されたシール収容溝31に収容されるため、突起部57の突出高さによりシール収容溝31の幅Cとパッキン3の幅Dを従来の構造(幅Aと幅Bとの隙間)よりもシール収容溝31とパッキン3との隙間を小さくすることができる。また、パッキン3をシール収容溝31に挿入した状態では、パッキン本体部55の突起部57とシール収容溝31の側面35とは当接しておらず、パッキン3の壁面当接部62が相手側のコネクタハウジングの壁部に当接し、パッキン3が弾性変形することで、突起部57がシール収容溝31の側面35に当接し、パッキン3の回転を防止することができる。
したがって、相手側のコネクタハウジングに取り付ける際に、突起部57がパッキン3の回転を防止し、シール収容溝31から露出したパッキン3をシール収容溝31に押し付けることができるので、防水コネクタ1と相手側コネクタとの間を確実にシールすることができる。
さらに、請求項3の発明によれば、パッキン本体部55に一対の先端部61が設けられていることにより、一対の先端部61がシール収容溝31の底面溝33に当接するため、防水コネクタ1組み付け時にパッキン3がシール収容溝31内で回転しようとする回転力を分散することができ、パッキン3の回転を防止することができる。
また、一対の先端部61の間に凹設して形成される凹部59が設けられていることにより、シール収容溝31へのパッキン3の充填率を高めることなくパッキン3をシール収容溝31内に収容することができる。
本発明の防水コネクタ用シール構造が用いられる防水コネクタの斜視図。 本発明の防水コネクタ用シール構造が用いられる防水コネクタの分解斜視図。 図1のA−A線断面図。 本発明の防水コネクタ用シール構造の要部拡大図。 従来の防水コネクタ用シール構造を示す断面図。 (a)従来の防水コネクタ用シール構造の要部拡大図、(b)従来の防水コネクタ用シール構造の要部拡大図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜6を用いて、本発明の防水コネクタ1について説明する。
図1に示すように本発明の防水コネクタ1は、相手ケースの壁部を貫通する電線4の端末に設けられ壁部に当接状態で取り付けられるコネクタ本体2と、このコネクタ本体の相手側ケースの壁部への当接面29に設けられたシール収容溝31に収容されて相手側ケースの壁部と当接面29との間をシールするパッキン3とからなっている。
コネクタ本体2は、内部に導電部材が配置される略筒箱状のハウジング部5と、一端がハウジング部5内に固定され他端がハウジング部5から露出しているターミナル部7と、後述する電線4をハウジング部5内で支持して固定するシールラバー部9と、ハウジング部5の開口に取り付けられるリヤホルダ部11と、ハウジング部5の外周を覆うようにして配置されるシェル部15と、シェル部15の外周に配置されて図示しない編組を、シェル部15に固定するためのシールドリング部13と、からなっている。
図2,3に示すように略筒箱状のハウジング部5は、一端側に電線4が挿入される中空状のハウジング本体部17と、ハウジング本体部17の一端から突出するようにして形成されるフランジ部19と、フランジ部19から垂直に立設されるターミナル支持部21と、からなっている。
中空状のハウジング本体部17の内部には、一方の端部側に後述する電線4が挿入される電線収容側開口部23と、後述するシールラバー部9が収容されるシールラバー収容部25と、ターミナル部7の一端が収容されるターミナル収容部27と、が形成されている。
電線収容側開口部23は、ハウジング本体部17の一方の端部側が開口して形成されており、この電線収容側開口部23には後述するリヤホルダ部11が挿入されて嵌合している。
電線収容側開口部23から連設して形成されるシールラバー収容部25は、後述するシールラバー部9が収容される。
シールラバー収容部25から連設して形成されるターミナル収容部27は、ターミナル部7の一端が収容されており、このターミナル収容部27にて後述する電線4と電気的に接続している。
ハウジング本体部17の電線収容側開口部23と反対側の端部から突設するようにしてフランジ部19が形成されている。このフランジ部19の図示しない相手側コネクタと接する当接面29には、シール収容溝31がフランジ部19の外周縁に沿って環状に凹設して形成されている。
後述するパッキン3が収容されるシール収容溝31は、フランジ部19の当接面29に凹設して形成される底面溝33と、底面溝33と当接面29とを連続するようにして形成される側面35と、からなっている。
なお、本発明のシール収容溝31は、後述するパッキン3の高さ、厚みによって適宜変更可能である。
フランジ部19から突設するターミナル支持部21は、一端がターミナル収容部27に収容されたターミナル部7を支持しており、ターミナル部7の他端を防水コネクタ1の外部へ露出している。また、ターミナル支持部21の内側には、ターミナル部7に設けられた係止穴45に係止する係止突起37が設けられている。
ターミナル支持部21に支持されるターミナル部7は、ターミナル支持部21に支持される板状部39と、後述する電線4と接続する接続部41とが連続するようにして形成されている。
ターミナル支持部21に狭持されるようにして支持され一部がターミナル支持部21から露出する板状部39は、ターミナル支持部21から突設する係止突起37と係止する係止穴45と、図示しない相手側のコネクタと接続する接続穴43が設けられている。
接続部41は、板状部39から連続して設けられる一対の狭持片47が設けられている。この一対の狭持片47を互いに近接する方向に折り曲げて後述する電線4の芯線65を板状部39と狭持片47によって狭持し、電線4とターミナル部7とを電気的に接続する。
シールラバー部9は、後述する電線4の外周面69に固定されており、ハウジング本体部17のシールラバー収容部25に圧入にして収容されている。このシールラバー部9の表面には、リップ部49が形成されており、電線収容側開口部23から水等がハウジング部5内に浸入するのを防止している。
リヤホルダ部11は、シールラバー部9に隣接して電線4の外周面69に固定されており、端部12が電線収容側開口部23を閉塞するようにして圧入されてハウジング本体部17へ取り付けられている。
シールドリング部13は、シェル部15に設けられるシールドリング嵌合部53に配置され、シールドリング部13の内径は、シェル部15の外周よりも小さく設定されており、図示しない編組の端部をシェル部15との間に配置して、編線とシェル部15を加締めるようにして配置されている。
ハウジング本体部17及びフランジ部19の外周を覆うように形成されるシェル部15は、内周にハウジング部5が収容されるハウジング収容部51と、外周にシールドリング部13が嵌合されるシールドリング嵌合部53と、からなっている。
上述したように、ハウジング部5を覆うようにして嵌合したシェル部15の外周に、シールドリング部13が配置されることにより、シェル部15の外周をシールドリング部13によって加締めるため、ハウジング部5を覆うようにして嵌合しているシェル部15とハウジング部5とを強固に固定している。
また、シールドリング部13が、シールラバー収容部25の外周位置に配置されることにより、ハウジング本体部17の電線収容側開口部23の防水性をさらに高めている。
図4に示すように、シール収容溝31に収容される環状のパッキン3は、ゴム等の弾性を有する部材からなるパッキン本体部55と、パッキン本体部55から突出する突起部57と、を有している。
弾性を有するパッキン本体部55には、シール収容溝31の底面溝33と当接する一対の先端部61が設けられ、この先端部61から凹設するようにして凹部59が設けられている。この凹部59がパッキン本体部55に設けられることにより、シール収容溝31へのパッキン3の充填率を高めることなく、パッキン3をシール収容溝31へ収容することができる。
また、パッキン本体部55のシール収容溝31への挿入方向高さは、シール収容溝31よりも高く設定されており、パッキン本体部55の先端部61がシール収容溝31の底面溝33に当接した状態では、パッキン本体部55の壁面当接部62がフランジ部19の当接面29よりも突出している。
さらに、パッキン本体部55のパッキン側面部60から突出する姿勢保持部としての突起部57は、シール収容溝31の側面35側に突出する側面側突起63が立設されている。
なお、シール収容溝31から露出した壁面当接部62は、図示しない相手側コネクタの当接面に当接し、相手側コネクタとシール収容溝31の底面溝33とによって狭持されることによって弾性変形し、シール収容溝31内に押圧して収容される。
コネクタ本体2の電線収容側開口部23からハウジング本体部17内に挿入される電線4は、導電性の銅等からなる芯線65と、芯線65の外周を覆う絶縁性を有する芯線被覆67と、からなっている。
また、電線4の端部では、芯線被覆67に覆われた芯線65を露出させ、ターミナル収容部27においてターミナル部7の一端と接続することによって、電線4とターミナル部7とが電気的に接続している。
芯線被覆67の外周面69には、上述したシールラバー部9と、リヤホルダ部11が圧入されており、シールラバー部9がシールラバー部9に収容されるとともに、リヤホルダ部11が電線収容側開口部23を閉塞することによって、ハウジング部5からの電線4の抜け止めを行っている。
次に、本発明の防水コネクタ1の組み付けについて説明する。
まず、図2に示すように、電線4の端部にシールラバー部9とリヤホルダ部11を圧入して取り付ける。そして、電線4の端部から露出した芯線65をターミナル部7の接続部41に接続する。
次に、電線4を固定したターミナル部7の他端側からハウジング本体部17の電線収容側開口部23へ挿入し、板状部39をターミナル収容部27へ収容するとともに、板状部39の一部をターミナル支持部21から露出させてターミナル部7を支持する。
次に、ターミナル部7が取り付けられたハウジング部5の外周にシェル部15を覆うようにして嵌合させ、ハウジング部5とシェル部15とを固定する。
そして、ハウジング部5のフランジ部19に設けられたシール収容溝31にパッキン3をシール収容溝31へ挿入することにより、防水コネクタ1の組み付けが完成する。
上述した本発明の防水コネクタ1によれば、シール収容溝31内のパッキン3の正規な姿勢を保持する姿勢保持部をパッキン3に設けたことにより、パッキン3をシール収容溝31に確実に正規の姿勢で収容することができるため、防水コネクタ1内の防水を確実に保つことができる。
パッキン3は、パッキン本体部55と、姿勢保持部が形成されるパッキン側面部60と、壁部に当接する壁面当接部62とで形成され、姿勢保持部は、パッキン側面部60からシール収容溝31の側面35に向けて突出する突起部57であるため、突起部57がシール収容溝31の側面35に当接し、防水コネクタ1を相手側のコネクタハウジングに取り付ける際、突起部57がパッキン3の回転を防止することができる。
また、パッキン3に突起部57を設けるだけの構成であるので、パッキン3及びシール収容溝31に複雑な加工を施すことがないため、防水コネクタ1を容易に製造することができる。
さらに、パッキン本体部55に一対の先端部61が設けられていることにより、一対の先端部61がシール収容溝31の底面溝33に当接するため、防水コネクタ1組み付け時にパッキン3がシール収容溝31内で回転しようとする回転力を分散することができ、パッキン3の回転を防止することができる。
また、一対の先端部61の間に凹設して形成される凹部59が設けられていることにより、シール収容溝31へのパッキン3の充填率を高めることなくパッキン3をシール収容溝31内に収容することができる。
加えて、シール収容溝31の対向する側面35間の距離(C)から前記側面35へ向けて突出する突起部57間の距離(D)を引いた値が、前記シール収容溝31の側面35間の距離からパッキン本体部55の厚み寸法を引いた値より小さいことにより、シール収容溝31内に突起部57が当接してパッキン3が回転することを防止することができる。
すなわち、突起部57を備えたパッキン3がコネクタ本体2に形成されたシール収容溝31に収容されるため、突起部57の突出高さによりシール収容溝31の幅Cとパッキン3の幅Dを従来の構造(幅Aと幅Bとの隙間)よりもシール収容溝31とパッキン3との隙間を小さくすることができる。
また、従来の構造である凹溝105に本実施例のパッキン3を用いた場合においても、突起部57が凹溝105の側面に当接し、突起部57がパッキン3の回転を防止することができる。このため、従来の構造を用いた防水コネクタ100を相手側のコネクタハウジングに取り付ける場合であっても、パッキン3を凹溝105に確実に正規の姿勢で収容することができ、防止コネクタ100内の防水を確実に保つことができる。
したがって、相手側のコネクタハウジングに取り付ける際には、シール収容溝31から露出したパッキン3をシール収容溝31に押し付けることができるので、防水コネクタ1と相手側コネクタとの間を確実にシールすることができる。
加えて、パッキン本体部55に凹部59を設けたことにより、パッキン3を撓ませながらシール収容溝31内に挿入することができるため、シール収容溝31に収容されたパッキン3が弾性復帰することによってパッキン3とシール収容溝31との隙間を限りなく削減することができる。
なお、本実施例ではパッキン本体部から突出する突起部を姿勢保持部としているが、パッキンがシール収容溝内で回転しない構造であれば突起部以外を用いてもよい。
加えて、本実施例の突起部は、側面側に突出する1つの側面側突起によって形成されているが、側面側に突出する側面側突起は複数であってもよい。
本発明は、防水コネクタ等に用いられるパッキンに利用することができる。
1 防水コネクタ
2 コネクタ本体
3 パッキン
4 電線
29 当接面
31 シール収容溝

Claims (3)

  1. 相手ケースの壁部を貫通する電線の端末に設けられ前記壁部に当接状態で取り付けられるコネクタ本体と、このコネクタ本体の前記壁部への当接面に設けられたシール収容溝に収容されて前記壁部と当接面との間をシールするパッキンとを備えた防水コネクタであって、
    前記シール収容溝内の前記パッキンの正規な姿勢を保持する姿勢保持部を前記パッキンに設けたことを特徴とする防水コネクタ。
  2. 請求項1記載の防水コネクタであって、
    前記パッキンは、パッキン本体部と、前記姿勢保持部が形成されるパッキン側面部と、前記壁部に当接する壁面当接部とで形成され、
    前記姿勢保持部は、前記パッキン側面部から前記シール収容溝の側面に向けて突出する突起部であることを特徴とする防水コネクタ。
  3. 請求項2記載の防水コネクタであって、
    前記パッキン本体部は、前記シール収容溝と当接する一対の先端部と、前記先端部との間で凹設するように凹部が設けられていることを特徴とする防水コネクタ。
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