JP2014232228A - 情報処理装置、および情報処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】表示画面に表示される画像を装置間で連動させることが可能な、情報処理装置、および情報処理システムを提供する。【解決手段】画像データが送信される対象である送信対象装置に対して送信される画像データが示す画像の表示画面への表示状態、または、画像データの再生に関するアプリケーションの状態と、送信対象装置に対応する、画像の画角と画像の表示方向とを示す能力情報とに基づいて、能力情報が示す画角および表示方向の範囲内で、送信対象装置に対して送信される画像データの画角と表示方向とを設定する設定部と、設定された画角と表示方向とを含む、送信される画像データに関する設定を示す設定情報を、送信対象装置に対して送信させる通信制御部とを備える、情報処理装置が提供される。【選択図】図17
Description
本開示は、情報処理装置、および情報処理システムに関する。
例えば、スマートフォンやタブレット型の装置など、縦長の画角で画像を表示画面に表示することが可能な装置が普及している。また、例えば上記のような装置の中には、加速度センサなどの動きを検出することが可能なセンサを搭載している装置があり、当該センサを搭載している装置の中には、例えば、装置の向きに応じて、表示画面に表示される画像の画角を自動的に切り替える機能を有している装置も存在する。
また、装置間で通信を行うことによって、各装置が表示画面に表示させる画像を連動させる方式が規格化されている。規格化されている方式としては、例えば、Wi−Fi Miracast方式などが挙げられる。
また、装置間で通信を行うことによって、画像を表示画面に表示させる画像表示装置に、画像表示装置における表示向きに応じた画像データを受信させて画像を表示させる技術が開発されている。装置間で通信を行うことによって、画像表示装置に、画像表示装置における表示向きに応じた画像データを受信させて画像を表示させる技術としては、例えば下記の特許文献1に記載の技術が挙げられる。
例えばWi−Fi Miracast方式では、表示画角が4:3や16:9など、横長の画角しか規定されていない。そのため、例えば、表示装置(装置の一例)の表示画面に、縦長の画角で画像が表示画面に表示されているスマートフォン(装置の一例)の画像を表示させるときに、Wi−Fi Miracast方式が用いられる場合には、表示装置の表示画面の中心付近の一部分に、スマートフォンの画像が表示されることとなる(いわゆる“Pillar box表示”)。よって、Wi−Fi Miracast方式が用いられる場合には、上記表示装置のような、受信された画像を表示画面に表示させる側の装置の表示画面が、有効に活用されていない。
本開示では、表示画面に表示される画像を装置間で連動させることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、および情報処理システムを提案する。
本開示によれば、画像データが送信される対象である送信対象装置に対して送信される画像データが示す画像の表示画面への表示状態、または、上記画像データの再生に関するアプリケーションの状態と、上記送信対象装置に対応する、画像の画角と画像の表示方向とを示す能力情報とに基づいて、上記能力情報が示す上記画角および上記表示方向の範囲内で、上記送信対象装置に対して送信される画像データの上記画角と上記表示方向とを設定する設定部と、設定された上記画角と上記表示方向とを含む、送信される画像データに関する設定を示す設定情報を、上記送信対象装置に対して送信させる通信制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、受信された、送信される画像データに関する設定を示す設定情報に基づいて、受信された画像データが示す画像を表示画面に表示させる表示制御部を備え、上記設定情報には、自装置に対応する画像の画角および画像の表示方向の範囲内の、上記画角と上記表示方向とが含まれ、上記表示制御部は、上記設定情報が示す上記画角および上記表示方向にしたがって、上記画像データが示す画像を表示画面に表示させる、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、情報処理装置と、画像データが送信される対象である送信対象装置と、を有し、上記情報処理装置は、上記送信対象装置に対して送信される画像データが示す画像の表示画面への表示状態、または、上記画像データの再生に関するアプリケーションの状態と、上記送信対象装置に対応する、画像の画角と画像の表示方向とを示す能力情報とに基づいて、上記能力情報が示す上記画角および上記表示方向の範囲内で、上記送信対象装置に対して送信される画像データの上記画角と上記表示方向とを設定する設定部と、設定された上記画角と上記表示方向とを含む、送信される画像データに関する設定を示す設定情報を、上記送信対象装置に対して送信させる通信制御部と、を備え、上記送信対象装置は、受信された上記設定情報に基づいて、受信された画像データが示す画像を表示画面に表示させる表示制御部を備え、上記表示制御部は、上記設定情報が示す上記画角および上記表示方向にしたがって、上記画像データが示す画像を表示画面に表示させる、情報処理システムが提供される。
本開示によれば、表示画面に表示される画像を装置間で連動させることができる。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下では、下記に示す順序で説明を行う。
1.本実施形態に係る情報処理方法
2.本実施形態に係る情報処理システム
3.本実施形態に係るプログラム
1.本実施形態に係る情報処理方法
2.本実施形態に係る情報処理システム
3.本実施形態に係るプログラム
(本実施形態に係る情報処理方法)
本実施形態に係る情報処理システムを構成する装置の構成について説明する前に、まず、本実施形態に係る情報処理方法について説明する。
本実施形態に係る情報処理システムを構成する装置の構成について説明する前に、まず、本実施形態に係る情報処理方法について説明する。
以下では、画像データが送信される対象である装置(送信対象装置、情報処理装置)を「シンク装置」と示す。シンク装置は、例えば、受信された画像データが示す画像を、表示画面に表示させる表示制御処理を行う。また、以下では、シンク装置に対して信号(デジタル信号、アナログ信号)を送信する側の装置(情報処理装置)を「ソース装置」と示す。
また、以下では、本実施形態に係る情報処理システムが、ソース装置とシンク装置とを有し、本実施形態に係るソース装置および本実施形態に係るシンク装置がそれぞれ、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う場合を例に挙げて、本実施形態に係る情報処理方法について説明する。
ここで、ソース装置からシンク装置へと送信される信号としては、画像データを示す信号が挙げられるが、ソース装置からシンク装置へと送信される信号は、上記に限られない。例えば、ソース装置からシンク装置へと画像データを示す信号が送信される場合、当該信号には、音声(音楽も含む。)を示すデータがさらに含まれていてもよい。以下では、シンク装置が、受信された信号に含まれるデータを再生させる処理として、受信された画像データが示す画像を表示画面に表示させる表示制御処理を行う場合を主に例に挙げる。
また、本実施形態に係るソース装置は、後述するように、本実施形態に係るシンク装置に対して、本実施形態に係る情報処理方法に係る情報(例えば、後述する設定情報)を送信する。
[1]規格化されている既存の方式が用いられる場合において生じる問題の一例
本実施形態に係る情報処理方法について説明する前に、規格化されている既存の方式であるWi−Fi Miracast方式が用いられる場合において生じる問題の一例について、より具体的に説明する。
本実施形態に係る情報処理方法について説明する前に、規格化されている既存の方式であるWi−Fi Miracast方式が用いられる場合において生じる問題の一例について、より具体的に説明する。
図1は、Wi−Fi Miracast方式が用いられる場合において生じる問題の一例を説明するための説明図であり、Wi−Fi Miracast方式が用いられる場合においてソース装置10とシンク装置20との間で行われる通信の一例を示している。図1は、ソース装置10とシンク装置20との間においてRTSP(Real Time Streaming Protocol)プロトコルに基づく通信が行われる場合における、通信の一例を示している。ここで、図1では、処理を行わせる命令を含む要求を“XXX request”(XXXは、文字列)と示し、また、当該要求に対応する応答を“XXX response”と示している(後述する他の図でも、同様とする。)。
RTSPプロトコルに基づく通信が行われる場合、ソース装置10とシンク装置20との間では、図1のステップS10〜S16に示すような情報(データ)の送受信が行われた後に、図1のステップS18〜S24に示すように“Capability Negotiation”が行われる。“Capability Negotiation”が行われると、ソース装置10とシンク装置20との間では、図1のステップS26〜S36に示すような情報(データ)の送受信が行われる。ソース装置10は、“Capability Negotiation”などの結果に対応する画像データをシンク装置20へ送信する(S38)。そして、シンク装置20は、“Capability Negotiation”の結果に基づいて、受信された画像データが示す画像を表示画面に表示させる(S40)。なお、例えば、ステップS38において、音声データがソース装置10から送信される場合、シンク装置20は、スピーカなどの音声出力デバイスから音声データが示す音声を出力させる処理を、ステップS40において行うことも可能である。
ここで、RTSPプロトコルに基づく通信における“Capability Negotiation”には、例えば、ソース装置10がシンク装置20における画像や音声の再生能力を確認する処理(ステップS18、S20)と、ソース装置10が送信されるデータに関する情報をシンク装置20に対して送信する処理(ステップS22)とが含まれる。より具体的には、RTSPプロトコルに基づく通信における“Capability Negotiation”では、例えば、ソース装置10からシンク装置20へと送信される画像や音声の符号化方式を示す情報や、画像の解像度(例えば、1920x1080や、1280x720など)を示す情報、フレームレート(例えば、60P、30P、24Pなど)を示す情報がやり取りされる。
しかしながら、上述したように、Wi−Fi Miracast方式では、表示画角が4:3や16:9など、横長の画角しか規定されていない。そのため、Wi−Fi Miracast方式が用いられる場合には、シンク装置20における表示制御処理(図1のステップS40の処理)によって表示画面に表示させる画像が、いわゆる“Pillar box表示”となることが起こりうる。
図2は、Wi−Fi Miracast方式が用いられる場合において生じる問題の一例を説明するための説明図である。図2は、スマートフォン(図1のAに示す装置。ソース装置の一例に該当する。)から表示装置(図1のBに示す装置。シンク装置の一例に該当する。)に画像データが送信されることによって、スマートフォンの表示画面に表示されている画像が、表示装置の表示画面(表示装置が備える表示デバイスの表示画面)に表示される例を示している。
Wi−Fi Miracast方式が用いられる場合には、例えば図2のBに示すように、表示装置の表示画面の中心付近の一部分に、図2のAに示すスマートフォンの表示画面に表示されている縦長の画像が表示され、他の部分には画像が表示されない(いわゆる“Pillar box表示”)。よって、Wi−Fi Miracast方式が用いられる場合には、図2のBに示すように、何らの画像が表示されない部分が存在することから、表示装置の表示画面が、有効に活用されていない。
[2]本実施形態に係る情報処理方法に係る処理
次に、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理について説明する。以下では、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理が、Wi−Fi Miracast方式に対して適用された場合を例に挙げて、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の一例を説明する。なお、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理は、Wi−Fi Miracast方式に限られず、有線通信、無線通信を問わず、任意の通信方式に適用することが可能である。
次に、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理について説明する。以下では、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理が、Wi−Fi Miracast方式に対して適用された場合を例に挙げて、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の一例を説明する。なお、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理は、Wi−Fi Miracast方式に限られず、有線通信、無線通信を問わず、任意の通信方式に適用することが可能である。
[2−1]本実施形態に係る情報処理方法の概要
図3、図4は、本実施形態に係る情報処理方法の概要を説明するための説明図であり、本実施形態に係る情報処理方法が用いられることにより実現される、装置間における表示画面に表示される画像の連動の一例を示している。
図3、図4は、本実施形態に係る情報処理方法の概要を説明するための説明図であり、本実施形態に係る情報処理方法が用いられることにより実現される、装置間における表示画面に表示される画像の連動の一例を示している。
ここで、図3、図4は、図2に示す例と同様に、スマートフォン(図2のA1、A2、図3のA1、A2に示す装置。本実施形態に係るソース装置の一例に該当する。)から表示装置(図2のB1、B2、図3のB1、B2に示す装置。本実施形態に係るシンク装置の一例に該当する。)に画像データが送信されることによって、スマートフォンの表示画面に表示されている画像が、表示装置の表示画面に表示される例を、それぞれ示している。
なお、図3、図4では、スマートフォン(図2のA1、A2、図3のA1、A2に示す装置。本実施形態に係るソース装置の一例に該当する。以下、図3、図4において同様とする。)から、表示装置(図2のB1、B2、図3のB1、B2に示す装置。本実施形態に係るシンク装置の一例に該当する。以下、図3、図4において同様とする。)に対して、画像データが送信されている例を示しているが、スマートフォン(本実施形態に係るソース装置の一例)から表示装置(本実施形態に係るシンク装置の一例)へと送信されるデータは、上記に限られない。例えば、上述したように、本実施形態に係るソース装置から本実施形態に係るシンク装置へは、音声データが送信されてもよい。本実施形態に係るソース装置から本実施形態に係るシンク装置へと音声データが送信された場合には、本実施形態に係るシンク装置は、受信された音声データが示す音声を音声出力デバイスから出力させる。
図3を参照すると、例えば図3のA1、A2に示すように、スマートフォンが表示画面に表示させている画像が、図3のA1に示す状態と図3のA2に示す状態との間で変化した場合、表示装置では、スマートフォンが表示画面に表示させている画像の変化と連動して、表示画面内でウィンドウ表示されている画像(スマートフォンが表示画面に表示させている画像)の表示を変化させる。
図5は、本実施形態に係る情報処理方法の概要を説明するための説明図であり、本実施形態に係る情報処理方法が用いられる場合における表示の状態の一例を示してる。
本実施形態に係る情報処理方法が用いられる場合、表示の状態は、例えば、画像の画角と、画像の表示方向との組み合わせで表すことが可能である。具体的には、本実施形態に係る画像の画角としては、例えば、“Landscape”(図5のA1、A2)と、“Portrait”(図5のB1、B2)、“Pillar box”(図5のC1、C2)と、“Letter box”(図5のD1、D2)とが挙げられる。また、本実施形態に係る画像の表示方向は、例えば、画像の回転角度が0°である“Normal”(図5のA1、B1、C1、D1)と、画像の回転角度が180°である“Reverse”(図5のA2、B2、C2、D2)などの所定の角度に対応する方向モードで表される。ここで、本実施形態に係る方向モードに対応する所定の角度は、予め規定されている固定値であってもよいし、ユーザ操作などに基づいて変更可能な可変値であってもよい。また、本実施形態に係る回転角度とは、例えば、水平方向などの基準方向に対する角度を示し、反時計回りなど所定の方向の角度が正の角度で表される。
なお、本実施形態に係る画像の表示方向は、図5に示すような、180°のような所定の角度に対応する方向モードで表されることに限られない。
例えば、本実施形態に係る画像の表示方向は、画像の回転角度を規定する任意の角度により表されることも可能である。本実施形態に係る画像の表示方向が角度で表される場合、当該角度は、例えば、加速度センサなどの動きを検出することが可能なセンサの検出結果に基づいて設定される。なお、本実施形態に係る画像の表示方向が角度で表される場合の角度の設定方法は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る画像の表示方向が角度で表される場合、当該角度は、アプリケーションの実行状態や実行結果に基づいて設定されてもよい。本実施形態に係る表示方向が角度で表される場合には、表示方向がより明示的に規定される。以下では、本実施形態に係る画像の表示方向が、本実施形態に係る方向モードで表される場合を主に例に挙げる。
図4を参照すると、例えば図4のA1、A2に示すように、スマートフォンが表示画面に表示させている画像が、図4のA1に示す状態と図4のA2に示す状態との間で変化した場合、表示装置は、スマートフォンが表示画面に表示させている画像の変化と連動して表示画面を回転させる。そして、表示装置は、回転させた表示画面に画像(スマートフォンが表示画面に表示させている画像)を表示させることによって、画像の表示を変化させる。ここで、図4のB1、B2に示すような、表示装置における表示画面の回転は、例えば、VESA(Video Electronics Standards Association)規格準拠のディスプレイマウント器具をモータドライブ化することなどによって、実現することが可能である。
本実施形態に係る情報処理システムでは、本実施形態に係るソース装置と、本実施形態に係るシンク装置とが、それぞれ下記に示すような本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行うことによって、例えば図3、図4に示すような装置間における表示画面に表示される画像の連動を実現する。
[2−1−1]本実施形態に係るソース装置における、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理
本実施形態に係るソース装置は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば、下記に示す設定処理、および通信制御処理を行う。
本実施形態に係るソース装置は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば、下記に示す設定処理、および通信制御処理を行う。
(1)設定処理
本実施形態に係るソース装置は、例えば、画像データが送信される対象である本実施形態に係るシンク装置(送信対象装置)が対応する画像の画角および画像の表示方向の範囲内で、本実施形態に係るシンク装置に対して送信される画像データの画角と表示方向とを設定する。
本実施形態に係るソース装置は、例えば、画像データが送信される対象である本実施形態に係るシンク装置(送信対象装置)が対応する画像の画角および画像の表示方向の範囲内で、本実施形態に係るシンク装置に対して送信される画像データの画角と表示方向とを設定する。
より具体的には、本実施形態に係るソース装置は、例えば、“本実施形態に係るシンク装置に対して送信される画像データが示す画像の表示画面への表示状態(以下、「本実施形態に係る表示状態」と示す。)、または、当該画像データの再生に関するアプリケーションの状態(以下、「本実施形態に係るアプリケーションの状態」と示す。)”と、“本実施形態に係るシンク装置に対応する能力情報”とに基づいて、能力情報が示す画角および表示方向の範囲内で、本実施形態に係るシンク装置に対して送信される画像データの画角と表示方向とを設定する。
ここで、本実施形態に係る能力情報とは、例えば、表示させることが可能な画像の画角と画像の表示方向とを示すデータである。本実施形態に係るソース装置は、例えば、記憶部(後述する)や外部記録媒体などの記録媒体に記憶されている能力情報を読み出すことや、本実施形態に係るシンク装置やサーバなどの外部装置から通信により能力情報を取得することによって、本実施形態に係るシンク装置に対応する能力情報を得る。本実施形態に係る能力情報の具体例については、後述する。
本実施形態に係る設定処理において、本実施形態に係るシンク装置に対応する能力情報が示す画角および表示方向の範囲内で、送信される画像データの画角と表示方向とが設定されることによって、本実施形態に係るシンク装置に対して送信される画像データは、本実施形態に係るシンク装置が表示させることが可能な画角と表示方向とを示すこととなる。
また、本実施形態に係るソース装置は、本実施形態に係る設定処理において、上記のように、“本実施形態に係る表示状態”または“本実施形態に係るアプリケーションの状態”に基づいて、本実施形態に係るシンク装置に対して送信される画像データの画角と表示方向とを設定する。送信される画像データが示す画像が表示される表示画面としては、例えば、本実施形態に係るソース装置が備える表示部(後述する)や、本実施形態に係るソース装置に接続されている外部表示デバイスの表示画面、外部装置が備えている表示デバイスの表示画面などが挙げられる。
ここで、本実施形態に係るソース装置は、例えば、送信される画像データが示す画像を表示画面に表示させる表示制御処理を行っている場合には、自装置が行っている表示制御処理の結果に基づいて、表示画面に表示させている画像の画角と表示方向とを特定する。また、例えば、上記表示制御処理が外部装置において行われている場合には、本実施形態に係るソース装置は、外部装置において行われている表示制御処理の結果に基づいて、表示画面に表示させている画像の画角と表示方向とを特定する。上記表示制御処理は、例えば、加速度センサなどの動きを検出することが可能なセンサの検出結果に基づき特定される表示画面の向きに基づいて行われる。
また、本実施形態に係るソース装置は、送信される画像データの再生に関するアプリケーションを実行している場合には、例えば、自装置が実行している当該アプリケーションの実行状態や実行結果に基づいて、表示画面に表示させる画像(または、表示画面に表示させている画像)の画角と表示方向とを特定する。また、上記再生に関するアプリケーションが外部装置において実行されている場合には、本実施形態に係るソース装置は、例えば、外部装置において実行されている当該アプリケーションの実行状態や実行結果に基づいて、表示画面に表示させる画像(または、表示画面に表示させている画像)の画角と表示方向とを特定する。上記アプリケーションの実行状態や実行結果は、例えば、加速度センサなどの動きを検出することが可能なセンサの検出結果や、ユーザ操作などに基づいて、変化しうる。
よって、本実施形態に係るシンク装置に対して送信される画像データの画角と表示方向とは、例えば、“本実施形態に係るソース装置または外部装置によって、表示画面に表示されている画像の画角と表示方向”、または、“本実施形態に係るソース装置または外部装置により実行される再生に関するアプリケーションが、表示画面に表示させる画像(または、表示画面に表示させている画像)の画角と表示方向”と対応することとなる。
なお、“本実施形態に係る表示状態”または“本実施形態に係るアプリケーションの状態”により特定された画角と表示方向とが、本実施形態に係るシンク装置に対応する能力情報が示す画角および表示方向の範囲内にない場合には、本実施形態に係るソース装置は、例えば、能力情報が示す画角および表示方向の範囲内の画角と表示方向とを、設定する。ここで、上記の場合、本実施形態に係るソース装置は、例えば、設定されている画角の優先度と、表示方向の優先度とに基づいて、より優先度が高い画角と表示方向とを設定してもよいし、能力情報が示す画角および表示方向の範囲内の画角と表示方向とをランダムに設定してもよい。
例えば上記のように、本実施形態に係るソース装置は、“本実施形態に係る表示状態、または、本実施形態に係るアプリケーションの状態”と、“本実施形態に係るシンク装置に対応する能力情報”とに基づいて、送信される画像データの画角と表示方向とを設定する。
ここで、例えば、図3のA1、A2や、図4のA1、A2に示すように、送信される画像データの画角と表示方向とが一旦設定された後に、“本実施形態に係る表示状態”または“本実施形態に係るアプリケーションの状態”が変化することは起こりうる。よって、“本実施形態に係る表示状態、または、本実施形態に係るアプリケーションの状態”が変化した場合には、本実施形態に係るソース装置は、例えば、変化後の本実施形態に係る表示状態、または、変化後の本実施形態に係るアプリケーションの状態に基づいて、画角と表示方向とを再設定してもよい。
本実施形態に係るソース装置は、本実施形態に係る設定処理として、例えば上記にような処理を行う。なお、本実施形態に係る設定処理の具体例については、後述する。
(2)通信制御処理
本実施形態に係るソース装置は、上記(1)の処理(設定処理)において設定された画角と表示方向とを含む設定情報を、本実施形態に係るシンク装置(送信対象装置)に対して送信させる。本実施形態に係るソース装置は、例えば、自装置が備える通信部(後述する)や、接続されている通信デバイスに、本実施形態に係るシンク装置に対して設定情報を送信させる。
本実施形態に係るソース装置は、上記(1)の処理(設定処理)において設定された画角と表示方向とを含む設定情報を、本実施形態に係るシンク装置(送信対象装置)に対して送信させる。本実施形態に係るソース装置は、例えば、自装置が備える通信部(後述する)や、接続されている通信デバイスに、本実施形態に係るシンク装置に対して設定情報を送信させる。
ここで、本実施形態に係る設定情報とは、送信される画像データに関する設定を示すデータである。本実施形態に係る設定情報の具体例については、後述する。
また、本実施形態に係るソース装置は、上記(1)の処理(設定処理)において画角と表示方向とが再設定された場合には、再設定された画角と表示方向とを含む設定情報を、本実施形態に係るシンク装置に対して送信させる。
なお、本実施形態に係る通信制御処理は、設定情報を送信させる処理に限られない。
例えば、本実施形態に係るソース装置は、本実施形態に係る通信制御処理として、例えば、能力情報を本実施形態に係るシンク装置に送信させる送信要求を、本実施形態に係るシンク装置に対して送信させてもよい。本実施形態に係る送信要求としては、例えば、能力情報の送信命令を含むデータが挙げられる。本実施形態に係る送信要求の具体例については、後述する。
本実施形態に係る送信要求が送信される場合、本実施形態に係るソース装置は、上記(1)の処理(設定処理)において、送信要求に応じて本実施形態に係るシンク装置から送信された能力情報に基づいて、画角と表示方向とを設定する。
また、本実施形態に係るソース装置は、例えば、本実施形態に係るシンク装置に対して送信された設定情報が示す設定に応じた画像データ(上記(1)の処理(設定処理)において設定された画角と表示方向に対応する画像データ)を、本実施形態に係るシンク装置に対して送信させてもよい。なお、本実施形態に係るソース装置は、本実施形態に係るシンク装置に対して送信された設定情報を、画像データを送信する外部装置に対して送信することによって、当該外部装置に、設定情報が示す設定に応じた画像データを送信させることも可能である。
本実施形態に係るソース装置は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば、上記(1)の処理(設定処理)、および上記(2)の処理(通信制御処理)を行う。
ここで、本実施形態に係るソース装置は、上記(2)の処理(通信制御処理)において、上記(1)の処理(設定処理)において設定された画角と表示方向とを含む設定情報を、本実施形態に係るシンク装置に対して送信させる。また、上記(1)の処理(設定処理)では、“本実施形態に係る表示状態、または、本実施形態に係るアプリケーションの状態”と、“本実施形態に係るシンク装置に対応する能力情報”とに基づいて、能力情報が示す画角および表示方向の範囲内で、送信される画像データの画角と表示方向とが設定される。つまり、本実施形態に係るシンク装置が、受信された画像データが示す画像を表示画面に表示させる場合、当該画像は、本実施形態に係るシンク装置が表示させることが可能な画角と表示方向の画像である。また、本実施形態に係るシンク装置が、受信された画像データが示す画像を表示画面に表示させる場合、当該画像は、“本実施形態に係るソース装置または外部装置によって、表示画面に表示されている画像の画角と表示方向”、または、“本実施形態に係るソース装置または外部装置により実行される再生に関するアプリケーションが、表示画面に表示させる画像(または、表示画面に表示させている画像)の画角と表示方向”と対応する可能性が高い。
したがって、本実施形態に係るソース装置が、上記(1)の処理(設定処理)、および上記(2)の処理(通信制御処理)を行うことによって、表示画面に表示される画像を装置間で連動させることが可能な、情報処理システムを実現させることができる。
[2−1−2]本実施形態に係るシンク装置における、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理
本実施形態に係るシンク装置は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば、下記に示す表示制御処理を行う。
本実施形態に係るシンク装置は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば、下記に示す表示制御処理を行う。
(i)表示制御処理
本実施形態に係るシンク装置は、受信された設定情報に基づいて、受信された画像データが示す画像を表示画面に表示させる。本実施形態に係るシンク装置は、例えば、自装置が備える通信部(後述する)、または、接続されている外部通信デバイスを介して、本実施形態に係るソース装置などの外部装置と通信を行い、設定情報や画像データなどを受信する。
本実施形態に係るシンク装置は、受信された設定情報に基づいて、受信された画像データが示す画像を表示画面に表示させる。本実施形態に係るシンク装置は、例えば、自装置が備える通信部(後述する)、または、接続されている外部通信デバイスを介して、本実施形態に係るソース装置などの外部装置と通信を行い、設定情報や画像データなどを受信する。
本実施形態に係るシンク装置が画像データが示す画像を表示させる表示画面としては、例えば、本実施形態に係るシンク装置が備える表示部(後述する)や、本実施形態に係るシンク装置に接続されている外部表示デバイスの表示画面、外部装置が備えている表示デバイスの表示画面などが挙げられる。本実施形態に係るシンク装置は、例えば、表示を制御する制御信号と画像データとを、表示部(後述する)などに伝達することによって、画像データが示す画像を表示画面に表示させる。
より具体的には、本実施形態に係るシンク装置は、設定情報が示す画角および表示方向にしたがって、画像データが示す画像を表示画面に表示させる。
本実施形態に係る画像データが示す画像の表示方法としては、例えば、図3のB1、B2に示すように、画像データが示す画像を、設定情報が示す画角および表示方向にしたがって、表示画面内でウィンドウ表示させることが挙げられる。
なお、本実施形態に係る画像データが示す画像の表示方法は、上記に限られない。
例えば、本実施形態に係るシンク装置は、図4のB1、B2に示すように、設定情報が示す表示方向に対応するように、表示部(後述する)を構成する表示デバイスなどのような表示デバイスの表示画面を回転させてもよい。設定情報が示す表示方向に対応するように表示デバイスの表示画面を回転させる場合には、本実施形態に係るシンク装置は、設定情報が示す画角にしたがって、画像データが示す画像を表示画面に表示させる。
ここで、上述したように、本実施形態に係る設定情報には、本実施形態に係るシンク装置に対応する画像の画角および画像の表示方向の範囲内の、画角と表示方向とが含まれる。また、本実施形態に係る設定情報に含まれる画角と表示方向とは、“本実施形態に係るソース装置または外部装置によって、表示画面に表示されている画像の画角と表示方向”、または、“本実施形態に係るソース装置または外部装置により実行される再生に関するアプリケーションが、表示画面に表示させる画像(または、表示画面に表示させている画像)の画角と表示方向”と対応する可能性が高い。
したがって、本実施形態に係るシンク装置が、上記(i)の処理(表示制御処理)を行うことによって、表示画面に表示される画像を装置間で連動させることが可能な、情報処理システムを実現させることができる。
本実施形態に係る情報処理システムでは、本実施形態に係るソース装置と、本実施形態に係るシンク装置とにおいて、それぞれ上述したような処理が、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として行われる。
[2−2]本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の一例
次に、本実施形態に係る情報処理システムにおける本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の具体例を示す。以下では、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理が、Wi−Fi Miracast方式に対して適用された場合を例に挙げて、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の具体例を示す。
次に、本実施形態に係る情報処理システムにおける本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の具体例を示す。以下では、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理が、Wi−Fi Miracast方式に対して適用された場合を例に挙げて、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の具体例を示す。
また、以下では、本実施形態に係る情報処理システムが、本実施形態に係るソース装置100と本実施形態に係るシンク装置200とを有し、ソース装置100とシンク装置200とがそれぞれ、上述した本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う場合を例に挙げる。
[2−2−1]本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第1の例
図6は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第1の例を示す説明図である。例えば図6に示すステップS112の処理が、上記(1)の処理(設定処理)に該当する。また、例えば、図6に示すステップS108、S114、S130の処理が、上記(2)の処理(通信制御処理)に該当する。また、例えば図6に示すステップS132の処理が、上記(i)の処理(表示制御処理)に該当する。なお、ステップS112の処理の具体例については、図7を参照して説明し、ステップS130の処理の具体例については、図8、図9を参照して説明する。また、ステップS132の処理の具体例については、図10〜図13を参照して説明する。
図6は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第1の例を示す説明図である。例えば図6に示すステップS112の処理が、上記(1)の処理(設定処理)に該当する。また、例えば、図6に示すステップS108、S114、S130の処理が、上記(2)の処理(通信制御処理)に該当する。また、例えば図6に示すステップS132の処理が、上記(i)の処理(表示制御処理)に該当する。なお、ステップS112の処理の具体例については、図7を参照して説明し、ステップS130の処理の具体例については、図8、図9を参照して説明する。また、ステップS132の処理の具体例については、図10〜図13を参照して説明する。
ここで、図6は、図1に示すWi−Fi Miracast方式が用いられる場合の処理の一例と同様に、ソース装置100とシンク装置200との間においてRTSPプロトコルに基づく通信が行われる場合における処理の一例を示している。具体的には、図6に示すステップS100〜S106の処理が、図1に示すステップS10〜S16の処理に該当する。また、図6に示すステップS108〜S128の処理は、図1に示す“Capability Negotiation”に対応する。また、図6に示すステップS130の処理は、図1に示すステップS38の処理に対応し、図6に示すステップS132の処理は、図1に示すステップS40の処理に対応する。
図1に示すような既存のRTSPプロトコルに基づく通信に対して、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を適用するための一の方法としては、例えば、既存のRTSPプロトコルに基づく通信において、ソース装置とシンク装置との間でやり取りされる情報のうちの解像度の項目に、縦長の画角の解像度を追加することが考えられる。
しかしながら、図1に示すような既存のRTSPプロトコルに基づく通信では、画像解像度の項目は、例えば、MPEG−4/AVCや、CEA(Consumer Electronics Association)、VESAなどの規格が参照される。よって、単純に、ソース装置とシンク装置との間でやり取りされる情報のうちの解像度の項目に、縦長の画角の解像度を追加することは、例えば、上記のような規格への影響や、Miracast規格自体の互換性維持という観点から、望ましくない。
そこで、例えば図6のDに示すように、ソース装置100は、RTSPを用いた“Capability Negotiation”の際に新たなフィールドを追加し、シンク装置200に対して送信される画像データが示す画像(例えば、ソース装置100が表示画面に表示させる画像に対応する。)の画角と表示方向とを、シンク装置200に伝達する。つまり、図6に示す例では、図6のDに示すフィールドを含む“M4 SET_PARAMETER request”が、本実施形態に係る設定情報に該当する。
例えば図6のDに示すような新たなフィールド名としては、Wi−Fi Miracst規格で規定されていない任意のフィールド名が挙げられる。
ここで、Wi−Fi Miracst規格で規定されていないフィールド名のフィールドは、RTSPおよびWi−Fi Miracst規定により、当該フィールドを解釈できないシステムにおいては無視される。よって、例えば図6のDに示すような新たなフィールド名として、Wi−Fi Miracst規格で規定されていない任意のフィールド名が付けられることによって、Wi−Fi Miracst規格との互換性を維持することができる。
また、例えば図6のDに示すような新たなフィールドによって、シンク装置200に対して送信される画像データの画角と表示方向とが伝達される場合には、Wi−Fi Miracst規格において参照されている、MPEG−4/AVCや、CEA、VESAなどの規格で規定されている解像度項目に手を入れる必要もない。
よって、例えば図6のDに示すような新たなフィールドによって、シンク装置200に対して送信される画像データの画角と表示方向とが伝達される場合には、MPEG−4/AVCなどの規格への影響を防止し、また、Miracast規格との互換性を維持することが可能となる。
以下、図6に示す、第1の例に係る本実施形態に係る情報処理方法に係る処理について、説明する。以下では、図6に示す処理のうち、図1に示す処理と異なる処理、すなわち、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理について説明する。
ステップS100〜S106の処理が行われると、ソース装置100は、図6のAに示す送信要求を含む“M3 SET_PARAMETER request”を、シンク装置200へ送信する(S108)。ここで、本実施形態に係る送信要求は、“M3 SET_PARAMETER request”において、Wi−Fi Miracst規格で規定されていない任意のフィールド名で規定される。
ステップS108においてソース装置100から送信された送信要求を受信したシンク装置200は、送信要求に応じて、図6のBに示す能力情報を含む“M3 SET_PARAMETER response”を、ソース装置100へ送信する(S110)。ここで、本実施形態に係る能力情報は、“M3 SET_PARAMETER response”において、Wi−Fi Miracst規格で規定されていない任意のフィールド名で規定される。図6に示す例では、能力情報において、画角が“orientation= ”で表されており、また、表示方向が“direction= ”で表されている。
ステップS110においてシンク装置200から送信された能力情報を受信したソース装置100は、パラメータを設定する(S112。パラメータ設定処理)。
<ソース装置100におけるパラメータ設定処理の一例>
図7は、本実施形態に係るソース装置100におけるパラメータ設定処理の一例を示す流れ図である。ここで、図7は、ソース装置100が、ソース装置100が備える表示部(後述する)の表示画面に、シンク装置200へ送信させる画像データが示す画像を表示させる場合における、パラメータ設定処理の一例を示している。
図7は、本実施形態に係るソース装置100におけるパラメータ設定処理の一例を示す流れ図である。ここで、図7は、ソース装置100が、ソース装置100が備える表示部(後述する)の表示画面に、シンク装置200へ送信させる画像データが示す画像を表示させる場合における、パラメータ設定処理の一例を示している。
ソース装置100は、“M3 SET_PARAMETER response”が取得されたか否かを判定する(S200)。ステップS200において“M3 SET_PARAMETER response”が取得されたと判定されない場合には、ソース装置100は、“M3 SET_PARAMETER response”が取得されたと判定されるまで、処理を進めない。
ステップS200において“M3 SET_PARAMETER response”が取得されたと判定された場合には、ソース装置100は、“M3 SET_PARAMETER response”に含まれる能力情報に基づいて、シンク装置200が表示させることが可能な表示画角および表示方向(以下、「シンク装置200の表示能力」と示す場合がある。)を特定する(S202)。
ソース装置100は、例えば、ステップS202において特定されたシンク装置200の表示能力と、自装置の設定(または能力)とに基づいて、図6のCに示す“vfd_video_formats”に設定する値を決定する(S204)。
ソース装置100は、自装置における表示画角と表示方向とを特定する(S206)。ソース装置100は、例えば、本実施形態に係る表示状態、または、本実施形態に係るアプリケーションの状態に基づいて、表示画角と表示方向とを特定する。そして、ソース装置100は、ステップS206において特定された表示画角が縦長の画角であるか否かを判定する(S208)。
ステップS208において表示画角が縦長の画角であると判定された場合には、ソース装置100は、画角として“Portrait”を設定する(S210)。また、ステップS208において表示画角が縦長の画角であると判定されない場合には、ソース装置100は、画角として“Landscape”を設定する(S212)。
ステップS210またはS212の処理が行われると、ソース装置100は、能力情報に基づいて、シンク装置200が表示させることが可能か否かを判定する(S214)。
ステップS214においてシンク装置200が表示させることが可能であると判定されない場合には、ソース装置100は、画角として“Pillarbox”を設定する(S216)。
ステップS214においてシンク装置200が表示させることが可能であると判定された場合、または、ステップS216の処理が行われた場合には、ソース装置100は、表示方向が正方向(図5に示すNormal方向に該当する。)であるか否かを判定する(S218)。
ステップS218において表示方向が正方向であると判定された場合には、ソース装置100は、表示方向として“normal”を設定する(S220)。また、ステップS218において表示方向が正方向であると判定されない場合には、ソース装置100は、表示方向として“reverse”を設定する(S222)。
ソース装置100は、図6のステップS112に示すパラメータ設定処理として、例えば図7に示す処理を行う。
なお、本実施形態に係るパラメータ設定処理は、図7に示す例に限られない。
例えば、本実施形態に係る表示方向が角度で表される場合には、ソース装置100は、図7に示すステップS218〜S220の処理の代わりに、表示方向に対応する角度を特定し、特定された角度を表示方向として設定してもよい。
再度図6を参照して、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第1の例について説明する。ソース装置100は、ステップS112の処理において設定されたパラメータを含む“M4 SET_PARAMETER request”を、シンク装置200へ送信する(S114)。
ステップS114において“M4 SET_PARAMETER request”がソース装置100からシンク装置200へと送信されると、ソース装置100とシンク装置200との間では、図1に示すステップS24〜S36の処理と同様の処理が行われる(ステップS116〜S128)。
ステップS100〜S106の処理が行われると、ソース装置100は、シンク装置200に対して送信させた設定情報が示す設定に応じた画像データを、シンク装置200へ送信する(S130。データ送信処理)。
<ソース装置100におけるデータ送信処理の一例>
図8は、本実施形態に係るソース装置100におけるデータ送信処理の一例を示す流れ図である。また、図9は、本実施形態に係るソース装置100におけるデータ送信処理の一例を説明するための説明図であり、ソース装置100から送信される画像データが示す画像の一例を示している。ここで、図9では、画像データが示す画像の解像度が1920x1080である例を示しているが、本実施形態に係る画像データが示す画像の解像度は、1920x1080に限られない。例えば、本実施形態に係る画像データが示す画像の解像度としては、任意の解像度が挙げられる。
図8は、本実施形態に係るソース装置100におけるデータ送信処理の一例を示す流れ図である。また、図9は、本実施形態に係るソース装置100におけるデータ送信処理の一例を説明するための説明図であり、ソース装置100から送信される画像データが示す画像の一例を示している。ここで、図9では、画像データが示す画像の解像度が1920x1080である例を示しているが、本実施形態に係る画像データが示す画像の解像度は、1920x1080に限られない。例えば、本実施形態に係る画像データが示す画像の解像度としては、任意の解像度が挙げられる。
ソース装置100は、設定情報に設定された画角が“Landscape”であるか否かを判定する(S300)。
ステップS300において設定情報に設定された画角が“Landscape”であると判定された場合には、ソース装置100は、設定情報に設定された表示方向が“normal”であるか否かを判定する(S302)。
ステップS302において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定された場合には、例えば図9のAに示すように、横長で正方向の画像を示す画像データを、シンク装置200へ送信する(S304)。そして、ソース装置100は、データ送信処理を終了する。
また、ステップS302において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定されない場合には、例えば図9のBに示すように、横長で逆方向の画像を示す画像データを、シンク装置200へ送信する(S306)。そして、ソース装置100は、データ送信処理を終了する。
ステップS300において設定情報に設定された画角が“Landscape”であると判定されない場合には、ソース装置100は、設定情報に設定された画角が“Pillarbox”であるか否かを判定する(S308)。
ステップS308において設定情報に設定された画角が“Pillarbox”であると判定された場合には、ソース装置100は、設定情報に設定された表示方向が“normal”であるか否かを判定する(S310)。
ステップS310において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定された場合には、例えば図9のCに示すように、横長で中心部分に縦長の画像が埋め込まれた正方向の画像を示す画像データを、シンク装置200へ送信する(S312)。そして、ソース装置100は、データ送信処理を終了する。
また、ステップS310において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定されない場合には、例えば図9のDに示すように、横長で中心部分に縦長の画像が埋め込まれた逆方向の画像を示す画像データを、シンク装置200へ送信する(S314)。そして、ソース装置100は、データ送信処理を終了する。
ステップS308において設定情報に設定された画角が“Pillarbox”であると判定されない場合には、ソース装置100は、設定情報に設定された画角が“Portrait”であるか否かを判定する(S316)。
ステップS316において設定情報に設定された画角が“Portrait”であると判定された場合には、ソース装置100は、設定情報に設定された表示方向が“normal”であるか否かを判定する(S318)。
ステップS318において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定された場合には、例えば図9のEに示すように、横長で、縦長の画像が横に寝かせて埋め込まれた形の正方向の画像を示す画像データを、シンク装置200へ送信する(S320)。そして、ソース装置100は、データ送信処理を終了する。
また、ステップS318において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定されない場合には、例えば図9のFに示すように、横長で、縦長の画像が横に寝かせて埋め込まれた形の逆方向の画像を示す画像データを、シンク装置200へ送信する(S322)。そして、ソース装置100は、データ送信処理を終了する。
ステップS316において設定情報に設定された画角が“Portrait”であると判定されない場合には、ソース装置100は、エラー処理を行う(S324)。ここで、本実施形態に係るエラー処理としては、例えば、画像データが送信されない旨を示すエラー通知(例えば、文字や画像、ランプの点灯などによる視覚的な通知や、音声による聴覚的な通知など)を、ソース装置100のユーザやシンク装置200のユーザなどに対して行わせる処理などが挙げられる。そして、ソース装置100は、データ送信処理を終了する。
ソース装置100は、図6のステップS130に示すデータ送信処理として、例えば図8に示す処理を行う。
なお、本実施形態に係るデータ送信処理は、図8に示す例に限られない。
例えば、ソース装置100は、図8のステップS300、S308、S316の処理を、任意の順序で行ってもよい。
また、ソース装置100は、上述したように、画像データに限られず、画像データが示す画像に対応する音声を示す音声データも、併せて送信することも可能である。
再度図6を参照して、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第1の例について説明する。ステップS130においてソース装置100から送信された画像データを受信したシンク装置200は、ステップS114において取得された設定情報に基づいて、画像データが示す画像を表示画面に表示させる(S132。表示制御処理)。
<シンク装置200における表示制御処理の一例>
図10は、本実施形態に係るシンク装置200における表示制御処理の第1の例を示す流れ図である。また、図11は、本実施形態に係るシンク装置200における表示制御処理の第1の例を説明するための説明図である。ここで、図10、図11に示す、第1の例に係る表示制御処理は、シンク装置200が、例えば図3のB1、B2に示すように、“画像データが示す画像を、設定情報が示す画角および表示方向にしたがって、表示画面内でウィンドウ表示させる場合”における処理の一例を示している。ここで、図11では、画像データが示す画像の解像度が1920x1080または1080x1920である例を示しているが、本実施形態に係る画像データが示す画像の解像度は、1920x1080や1080x1920に限られない。例えば、本実施形態に係る画像データが示す画像の解像度としては、上述したように、任意の解像度が挙げられる。
図10は、本実施形態に係るシンク装置200における表示制御処理の第1の例を示す流れ図である。また、図11は、本実施形態に係るシンク装置200における表示制御処理の第1の例を説明するための説明図である。ここで、図10、図11に示す、第1の例に係る表示制御処理は、シンク装置200が、例えば図3のB1、B2に示すように、“画像データが示す画像を、設定情報が示す画角および表示方向にしたがって、表示画面内でウィンドウ表示させる場合”における処理の一例を示している。ここで、図11では、画像データが示す画像の解像度が1920x1080または1080x1920である例を示しているが、本実施形態に係る画像データが示す画像の解像度は、1920x1080や1080x1920に限られない。例えば、本実施形態に係る画像データが示す画像の解像度としては、上述したように、任意の解像度が挙げられる。
シンク装置200は、設定情報に設定された画角が“Landscape”であるか否かを判定する(S400)。
ステップS400において設定情報に設定された画角が“Landscape”であると判定された場合には、シンク装置200は、設定情報に設定された表示方向が“normal”であるか否かを判定する(S402)。
ステップS402において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定された場合には、例えば図11のAに示すように、横長で正方向の画像を、表示画面内でウィンドウ表示させる(S404)。そして、シンク装置200は、表示制御処理を終了する。
また、ステップS402において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定されない場合には、例えば図11のBに示すように、横長で逆方向の画像を、表示画面内でウィンドウ表示させる(S404)。そして、シンク装置200は、表示制御処理を終了する。
ステップS400において設定情報に設定された画角が“Landscape”であると判定されない場合には、シンク装置200は、設定情報に設定された画角が“Pillarbox”であるか否かを判定する(S408)。
ステップS408において設定情報に設定された画角が“Pillarbox”であると判定された場合には、シンク装置200は、設定情報に設定された表示方向が“normal”であるか否かを判定する(S410)。
ステップS410において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定された場合には、例えば図11のCに示すように、横長で中心部分に縦長の画像が埋め込まれた正方向の画像を、表示画面内でウィンドウ表示させる(S412)。そして、シンク装置200は、表示制御処理を終了する。
また、ステップS410において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定されない場合には、例えば図11のDに示すように、横長で中心部分に縦長の画像が埋め込まれた逆方向の画像を、表示画面内でウィンドウ表示させる(S414)。そして、シンク装置200は、表示制御処理を終了する。
ステップS408において設定情報に設定された画角が“Pillarbox”であると判定されない場合には、シンク装置200は、設定情報に設定された画角が“Portrait”であるか否かを判定する(S416)。
ステップS416において設定情報に設定された画角が“Portrait”であると判定された場合には、シンク装置200は、設定情報に設定された表示方向が“normal”であるか否かを判定する(S418)。
ステップS418において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定された場合には、例えば図11のEに示すように、縦長の画像を横に寝かせて送られてきた正方向の画像が縦となるように回転させ、表示画面内でウィンドウ表示させる(S420)。そして、シンク装置200は、表示制御処理を終了する。
また、ステップS418において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定されない場合には、例えば図11のFに示すように、縦長の画像を横に寝かせて送られてきた逆方向の画像が縦となるように回転させ、表示画面内でウィンドウ表示させる(S422)。そして、シンク装置200は、表示制御処理を終了する。
シンク装置200は、図6のステップS132に示す表示制御処理として、例えば図10に示す処理を行う。
なお、本実施形態に係る表示制御処理は、図10に示す第1の例に係る処理に限られない。
図12は、本実施形態に係るシンク装置200における表示制御処理の第2の例を示す流れ図である。また、図13は、本実施形態に係るシンク装置200における表示制御処理の第2の例を説明するための説明図である。ここで、図12、図13に示す、第2の例に係る表示制御処理は、シンク装置200が、例えば図4のB1、B2に示すように、“設定情報が示す表示方向に対応するように表示デバイスの表示画面を回転させ、設定情報が示す画角にしたがって、画像データが示す画像を表示画面に表示させる場合”における処理の一例を示している。ここで、図13では、表示画面の解像度が1920x1080または1080x1920である例を示しているが、本実施形態に係る表示画面の解像度は、1920x1080や1080x1920に限られない。例えば、本実施形態に係る表示画面の解像度としては、任意の解像度が挙げられる。
シンク装置200は、設定情報に設定された画角が“Landscape”であるか否かを判定する(S500)。
ステップS500において設定情報に設定された画角が“Landscape”であると判定された場合には、シンク装置200は、設定情報に設定された表示方向が“normal”であるか否かを判定する(S502)。
ステップS502において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定された場合には、例えば図13のAに示すように、表示デバイスの表示画面が横長方向となるように回転させ、全画面に横長で正方向の画像を表示させる(S504)。そして、シンク装置200は、表示制御処理を終了する。
また、ステップS502において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定されない場合には、例えば図13のBに示すように、表示デバイスの表示画面が横長方向となるように回転させ、全画面に横長で逆方向の画像を表示させる(S506)。そして、シンク装置200は、表示制御処理を終了する。
ステップS500において設定情報に設定された画角が“Landscape”であると判定されない場合には、シンク装置200は、設定情報に設定された画角が“Pillarbox”であるか否かを判定する(S508)。
ステップS508において設定情報に設定された画角が“Pillarbox”であると判定された場合には、シンク装置200は、設定情報に設定された表示方向が“normal”であるか否かを判定する(S510)。
ステップS510において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定された場合には、例えば図13のCに示すように、表示デバイスの表示画面が横長方向となるように回転させ、中心部分に縦長の画像が埋め込まれた正方向の画像を表示させる(S512)。そして、シンク装置200は、表示制御処理を終了する。
また、ステップS510において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定されない場合には、例えば図13のDに示すように、表示デバイスの表示画面が横長方向となるように回転させ、中心部分に縦長の画像が埋め込まれた逆方向の画像を表示させる(S514)。そして、シンク装置200は、表示制御処理を終了する。
ステップS508において設定情報に設定された画角が“Pillarbox”であると判定されない場合には、シンク装置200は、設定情報に設定された画角が“Portrait”であるか否かを判定する(S516)。
ステップS516において設定情報に設定された画角が“Portrait”であると判定された場合には、シンク装置200は、設定情報に設定された表示方向が“normal”であるか否かを判定する(S518)。
ステップS518において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定された場合には、例えば図13のEに示すように、表示デバイスの表示画面が縦長方向となるように回転させ、縦長の画像を横に寝かせて送られてきた正方向の画像が、元通りの縦長の画角で表示されるように、表示させる(S520)。そして、シンク装置200は、表示制御処理を終了する。
また、ステップS518において設定情報に設定された表示方向が“normal”であると判定されない場合には、例えば図13のFに示すように、表示デバイスの表示画面が縦長方向となるように回転させ、縦長の画像を横に寝かせて送られてきた逆方向の画像が、元通りの縦長の画角で表示されるように、表示させる(S522)。そして、シンク装置200は、表示制御処理を終了する。
シンク装置200は、図6のステップS132に示す表示制御処理として、例えば図12に示す処理を行うことも可能である。
なお、本実施形態に係る表示制御処理は、図10に示す第1の例に係る処理や、図12に示す第2の例に係る処理に限られない。
例えば、シンク装置200は、図10のステップS400、S408、S416の処理や、図12のステップS500、S508、S516の処理を、任意の順序で行ってもよい。
また、本実施形態に係る表示方向が角度で表される場合には、シンク装置200は、例えば、図10に示すステップS402〜S406、S410〜S414、S418〜S422の処理の代わりに、各画角に対応する画像を、表示方向に対応する角度で表示画面内でウィンドウ表示させる。また、本実施形態に係る表示方向が角度で表される場合、シンク装置200は、例えば、図12に示すステップS502〜S506、S510〜S514、S518〜S522の処理の代わりに、表示方向に対応する角度で表示デバイスの表示画面を回転させ、各画角に対応する画像を表示画面に表示させる。
また、上述したように、ソース装置100は、図6に示すステップS130において、画像データが示す画像に対応する音声を示す音声データも、併せて送信することも可能である。音声データが受信された場合には、シンク装置200は、さらに音声データを処理して、音声出力デバイスから音声データが示す音声を出力させてもよい。
本実施形態に係る情報処理システムでは、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば図6に示す処理が行われる。
ここで、図6に示す第1の例に係る処理では、ソース装置100が、上記(1)の処理(設定処理)に該当するステップS112において設定された画角と表示方向とを含む設定情報を、上記(2)の処理(通信制御処理)に該当するステップS114においてシンク装置200に対して送信する。また、図6に示す第1の例に係る処理では、シンク装置200が、上記(i)の処理(表示制御処理)に該当するステップS132において、受信された設定情報に基づいて画像データが示す画像を表示画面に表示させる。
したがって、図6に示す第1の例に係る処理が行われることによって、表示画面に表示される画像を装置間で連動させることができる。具体例を挙げると、図6に示す第1の例に係る処理が行われることによって、例えば、ソース装置100(または、表示画面に画像が表示されている外部装置)における、縦横、左右、上下などの向きに応じた表示を、シンク装置200側で行わせることが可能となる。
また、図6に示す第1の例に係る処理が行われることによって、表示画面に表示される画像が装置間で連動されるので、表示デバイスが有する画素や表示領域をより有効に用いることができる。また、表示デバイスの表示領域をより有効に用いることが可能となることによって、表示デバイスの表示画面に表示されている画像の視認性を向上させることができる。
さらに、図6に示す第1の例に係る処理では、ソース装置100とシンク装置200との間で、Wi−Fi Miracst規格で規定されていないフィールド名のフィールドを用いて、能力情報や設定情報などの本実施形態に係る情報処理方法に係る情報(データ)のやり取りが行われる。よって、図6に示す第1の例に係る処理が行われることによって、既存のWi−Fi Miracast規格と互換性を保ち、かつ、H.264/AVC、VESA、CEAなどの規格に変更を加えること無く、情報処理システムに新たな機能を追加することができる。
[2−2−2]本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第2の例
なお、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理は、上記第1の例に係る処理に限られない。例えば図3のA1、A2や、図4のA1、A2に示すように、送信される画像データの画角と表示方向とが一旦設定された後に、“本実施形態に係る表示状態”または“本実施形態に係るアプリケーションの状態”が変化することは、起こりうる。そこで、次に、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第2の例として、図6に示す第1の例に係る処理が行われた後に、“本実施形態に係る表示状態”または“本実施形態に係るアプリケーションの状態”が変化した場合における処理の一例を説明する。
なお、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理は、上記第1の例に係る処理に限られない。例えば図3のA1、A2や、図4のA1、A2に示すように、送信される画像データの画角と表示方向とが一旦設定された後に、“本実施形態に係る表示状態”または“本実施形態に係るアプリケーションの状態”が変化することは、起こりうる。そこで、次に、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第2の例として、図6に示す第1の例に係る処理が行われた後に、“本実施形態に係る表示状態”または“本実施形態に係るアプリケーションの状態”が変化した場合における処理の一例を説明する。
図14は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第2の例を示す説明図である。例えば図14に示すステップS612、S634の処理が、上記(1)の処理(設定処理)に該当する。また、例えば、図14に示すステップS608、S614、S630、S636の処理が、上記(2)の処理(通信制御処理)に該当する。また、例えば図14に示すステップS632の処理が、上記(i)の処理(表示制御処理)に該当する。
ここで、図14に示すステップS600〜S632の処理は、図6に示すステップS100〜S132の処理と同一の処理である。そのため、ステップS600〜S632の処理については、説明を省略する。
ステップS600〜S632の処理の処理(上記第1の例に係る処理に該当する。)が行われた後に、“本実施形態に係る表示状態”または“本実施形態に係るアプリケーションの状態”が変化した場合には、ソース装置100は、ステップS610においてシンク装置200から送信された能力情報を用いて、パラメータを設定する(S634。パラメータ設定処理)。
ここで、ステップS634の処理は、変化後の本実施形態に係る表示状態、または、変化後の本実施形態に係るアプリケーションの状態に基づいて、画角と表示方向とを再設定する処理に該当する。また、ソース装置100は、ステップS634において、図6のステップS112の処理に該当するステップS612の処理と同様に、例えば図7に示す処理を行う。
ステップS634の処理が行われると、ソース装置100は、ステップS634の処理において設定されたパラメータを含む“M4 SET_PARAMETER request”を、シンク装置200へ送信する(S634)。ここで、図14のEに示すパラメータが、再設定された画角と表示方向とを含む設定情報に該当する。
ステップS114において“M4 SET_PARAMETER request”がソース装置100からシンク装置200へと送信されると、ソース装置100とシンク装置200との間では、図6のステップS114〜S132の処理に該当するステップS614〜S632の処理と同様の処理が行われる(S638、…)。
本実施形態に係る情報処理システムでは、例えば、送信される画像データの画角と表示方向とが一旦設定された後に、“本実施形態に係る表示状態”または“本実施形態に係るアプリケーションの状態”が変化する場合には、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば図14に示す処理が行われる。
ここで、図14に示す第2の例に係る処理では、ソース装置100が、上記(1)の処理(設定処理)に該当するステップS612、S634において設定された画角と表示方向とを含む設定情報を、上記(2)の処理(通信制御処理)に該当するステップS614、S636においてシンク装置200に対して送信する。また、図14に示す第2の例に係る処理では、シンク装置200が、上記(i)の処理(表示制御処理)に該当するステップS632や、図示されていないステップS638以降のステップS632に対応するステップにおいて、受信された設定情報に基づいて画像データが示す画像を表示画面に表示させる。
したがって、図14に示す第2の例に係る処理が行われる場合であっても、図6に示す第1の例に係る処理が行われる場合と同様に、表示画面に表示される画像を装置間で連動させることができる。
また、図14に示す第2の例に係る処理が行われる場合においても、図6に示す第1の例に係る処理が行われる場合と同様の効果を奏することができる。
[2−2−3]本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第3の例
なお、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理は、上記第1の例に係る処理および上記第2の例に係る処理に限られない。例えば、上述したように、本実施形態に係る画像の表示方向は、図6、図14に示す“normal”、“reverse”のような、所定の角度に対応する方向モードで表されることに限られない。例えば、本実施形態に係る画像の表示方向は、画像の回転角度を規定する任意の角度により表されることも可能である。そこで、次に、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第3の例として、本実施形態に係る表示方向が、角度で表される場合における処理の一例を説明する。
なお、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理は、上記第1の例に係る処理および上記第2の例に係る処理に限られない。例えば、上述したように、本実施形態に係る画像の表示方向は、図6、図14に示す“normal”、“reverse”のような、所定の角度に対応する方向モードで表されることに限られない。例えば、本実施形態に係る画像の表示方向は、画像の回転角度を規定する任意の角度により表されることも可能である。そこで、次に、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第3の例として、本実施形態に係る表示方向が、角度で表される場合における処理の一例を説明する。
図15は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第3の例の一例を示す説明図である。例えば図15に示すステップS712の処理が、上記(1)の処理(設定処理)に該当する。また、例えば、図15に示すステップS708、S714、S730の処理が、上記(2)の処理(通信制御処理)に該当する。また、例えば図15に示すステップS732の処理が、上記(i)の処理(表示制御処理)に該当する。
また、図16は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第3の例の他の例を示す説明図である。例えば図16に示すステップS812、S834の処理が、上記(1)の処理(設定処理)に該当する。また、例えば、図16に示すステップS808、S814、S830、S836の処理が、上記(2)の処理(通信制御処理)に該当する。また、例えば図16に示すステップS832の処理が、上記(i)の処理(表示制御処理)に該当する。
ここで、図15は、図6に示す第1の例に係る処理において、表示方向が角度で表される場合の処理を示しており、図16は、図14に示す第2の例に係る処理において、表示方向が角度で表される場合の処理を示している。以下では、図15において図6に示す第1の例に係る処理と異なる点、および、図16において図14に示す第2の例に係る処理と異なる点について説明し、同一の処理については、説明を省略する。
本実施形態に係る表示方向が角度で表される場合、例えば、図15のB、図16のBに示すように、能力情報が示す表示方向が、角度で表される。能力情報が示す表示方向が角度で表される場合には、ソース装置100は、上述したように、例えば図7に示すステップS218〜S220の処理の代わりに、表示方向に対応する角度を特定し、特定された角度を表示方向として設定する。
また、本実施形態に係る表示方向が角度で表される場合、例えば、図15のD、図16のD、Eに示すように、設定情報が示す表示方向が、角度で表される。設定情報が示す表示方向が角度で表される場合には、シンク装置200は、上述したように、例えば、図10に示すステップS402〜S406、S410〜S414、S418〜S422の処理の代わりに、各画角に対応する画像を、表示方向に対応する角度で表示画面内でウィンドウ表示させる。また、設定情報が示す表示方向が角度で表される場合には、シンク装置200は、上述したように、例えば、図12に示すステップS502〜S506、S510〜S514、S518〜S522の処理の代わりに、表示方向に対応する角度で表示デバイスの表示画面を回転させ、各画角に対応する画像を表示画面に表示させる。
本実施形態に係る情報処理システムでは、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば図15、図16に示す処理が行われる。
ここで、図15に示す第3の例に係る処理は、図6に示す第1の例に係る処理において、表示方向が角度で表される場合の処理であり、また、図16に示す第3の例に係る処理は、図14に示す第2の例に係る処理において、表示方向が角度で表される場合の処理である。
したがって、図15、図16に示す第3の例に係る処理が行われる場合においても、図6に示す第1の例に係る処理や、図14に示す第2の例に係る処理が行われる場合と同様に、表示画面に表示される画像を装置間で連動させることができる。
また、図15、図16に示す第3の例に係る処理が行われる場合においても、図6に示す第1の例に係る処理や、図14に示す第2の例に係る処理が行われる場合と同様の効果を奏することができる。
本実施形態に係る情報処理システムでは、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば、上記第1の例に係る処理〜上記第3の例に係る処理が行われる。
なお、本実施形態に係る情報処理システムにおける、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理は、上記第1の例に係る処理〜上記第3の例に係る処理に限られない。
例えば、上記第1の例に係る処理〜上記第3の例に係る処理では、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理が、Wi−Fi Miracast方式に対して適用された場合における処理を示したが、上述したように、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理は、Wi−Fi Miracast方式に限られず、有線通信、無線通信を問わず、任意の通信方式に適用することが可能である。
(本実施形態に係る情報処理システム)
次に、本実施形態に係る情報処理システムを構成する、本実施形態に係るソース装置(情報処理装置)、および本実施形態に係るシンク装置(送信対象装置。情報処理装置)それぞれの構成の一例について、説明する。以下では、本実施形態に係る情報処理システムが、図6〜図16を参照して説明したソース装置100およびシンク装置200を有する場合を例に挙げて、ソース装置100、およびシンク装置200それぞれの構成の一例を説明する。
次に、本実施形態に係る情報処理システムを構成する、本実施形態に係るソース装置(情報処理装置)、および本実施形態に係るシンク装置(送信対象装置。情報処理装置)それぞれの構成の一例について、説明する。以下では、本実施形態に係る情報処理システムが、図6〜図16を参照して説明したソース装置100およびシンク装置200を有する場合を例に挙げて、ソース装置100、およびシンク装置200それぞれの構成の一例を説明する。
[I]ソース装置100
図17は、本実施形態に係るソース装置100の構成の一例を示すブロック図である。ソース装置100は、例えば、通信部102と、制御部104とを備える。
図17は、本実施形態に係るソース装置100の構成の一例を示すブロック図である。ソース装置100は、例えば、通信部102と、制御部104とを備える。
また、ソース装置100は、例えば、ROM(Read Only Memory。図示せず)や、RAM(Random Access Memory。図示せず)、記憶部(図示せず)、ユーザが操作可能な操作部(図示せず)、様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)などを備えていてもよい。ソース装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス(bus)により上記各構成要素間を接続する。
ここで、ROM(図示せず)は、制御部104が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM(図示せず)は、制御部104により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記憶部(図示せず)は、ソース装置100が備える記憶手段であり、例えば、画像データや、アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記憶部(図示せず)としては、例えば、ハードディスク(Hard Disk)などの磁気記録媒体や、フラッシュメモリ(flash memory)などの不揮発性メモリ(nonvolatile memory)などが挙げられる。また、記憶部(図示せず)は、ソース装置100から着脱可能であってもよい。
操作部(図示せず)としては、後述する操作入力デバイスが挙げられ、また、表示部(図示せず)としては、後述する表示デバイスが挙げられる。
[ソース装置100のハードウェア構成例]
図18は、本実施形態に係るソース装置100のハードウェア構成の一例を示す説明図である。ソース装置100は、例えば、MPU150と、ROM152と、RAM154と、記録媒体156と、入出力インタフェース158と、操作入力デバイス160と、表示デバイス162と、通信インタフェース164とを備える。また、ソース装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス166で各構成要素間を接続する。
図18は、本実施形態に係るソース装置100のハードウェア構成の一例を示す説明図である。ソース装置100は、例えば、MPU150と、ROM152と、RAM154と、記録媒体156と、入出力インタフェース158と、操作入力デバイス160と、表示デバイス162と、通信インタフェース164とを備える。また、ソース装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス166で各構成要素間を接続する。
MPU150は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)や各種処理回路などで構成され、ソース装置100全体を制御する制御部104として機能する。また、MPU150は、ソース装置100において、例えば、後述する設定部110、および通信制御部112の役目を果たす。
ROM152は、MPU150が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データなどを記憶する。RAM154は、例えば、MPU150により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記録媒体156は、記憶部(図示せず)として機能し、例えば、画像データや、アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記録媒体156としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリなどが挙げられる。また、記録媒体156は、ソース装置100から着脱可能であってもよい。
入出力インタフェース158は、例えば、操作入力デバイス160や、表示デバイス162を接続する。操作入力デバイス160は、操作部(図示せず)として機能し、また、表示デバイス162は、表示部(図示せず)として機能する。ここで、入出力インタフェース158としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子や、DVI(Digital Visual Interface)端子、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子、各種処理回路などが挙げられる。また、操作入力デバイス160は、例えば、ソース装置100上に備えられ、ソース装置100の内部で入出力インタフェース158と接続される。操作入力デバイス160としては、例えば、ボタンや、方向キー、ジョグダイヤルなどの回転型セレクター、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられる。また、表示デバイス162は、例えば、ソース装置100上に備えられ、ソース装置100の内部で入出力インタフェース158と接続される。表示デバイス162としては、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescence display。または、OLEDディスプレイ(Organic Light Emitting Diode display)ともよばれる。)などが挙げられる。
なお、入出力インタフェース158が、ソース装置100の外部装置としての操作入力デバイス(例えば、キーボードやマウスなど)や表示デバイスなどの、外部デバイスと接続することもできることは、言うまでもない。また、表示デバイス162は、例えばタッチスクリーンなど、表示とユーザ操作とが可能なデバイスであってもよい。
通信インタフェース164は、ソース装置100が備える通信手段であり、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)、シンク装置200や能力情報などのデータを記憶しているサーバなどの外部装置と、無線または有線で通信を行うための通信部102として機能する。ここで、通信インタフェース164としては、例えば、通信アンテナおよびRF(Radio Frequency)回路(無線通信)や、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路(無線通信)、IEEE802.11ポートおよび送受信回路(無線通信)、あるいはLAN(Local Area Network)端子および送受信回路(有線通信)などが挙げられる。また、本実施形態に係るネットワークとしては、例えば、LANやWAN(Wide Area Network)などの有線ネットワーク、無線LAN(WLAN;Wireless Local Area Network)や基地局を介した無線WAN(WWAN;Wireless Wide Area Network)などの無線ネットワーク、あるいは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを用いたインターネットなどが挙げられる。
ソース装置100は、例えば図18に示す構成によって、本実施形態に係るソース装置における本実施形態に係る情報処理方法に係る処理(例えば、上記(1)の処理(設定処理)、および上記(2)の処理(通信制御処理))を行う。なお、本実施形態に係るソース装置100のハードウェア構成は、図18に示す構成に限られない。
例えば、ソース装置100は、加速度センサやジャイロセンサなど、ソース装置100の動きを検出することが可能なセンサ(またはセンサ群。以下、同様とする。)を備えていてもよい。上記のような動きを検出することが可能なセンサを備える場合、当該センサは、例えば、画像が表示される表示画面の向きを検出する検出部(図示せず)の役目を果たす。上記のような動きを検出することが可能なセンサを備える場合、ソース装置100は、例えば、検出された動きに基づいて、図3のA1、A2や図4のA1、A2に示すような、表示画面の向きの変化を検出し、表示画面に表示させる画像の画角や表示方向を変える(または、外部装置に変えさせる。)。なお、ソース装置100は、例えば、接続されている上記センサ(外部センサ)の検出結果に基づいて、処理を行うことも可能である。
また、ソース装置100は、例えば、通信方式が異なる、または、通信方式が同一の、複数の通信インタフェースを備えていてもよい。
また、例えば、入出力インタフェース158などを介して接続される外部通信デバイスを介して、シンク装置200やサーバなどの外部装置と通信を行う場合には、ソース装置100は、通信インタフェース164を備えていなくてもよい。
また、例えば、ソース装置100が、入出力インタフェース158などを介して接続される外部記録媒体や、サーバなどの外部装置が備える記録媒体に記憶されている能力情報を用いて処理を行う場合には、ソース装置100は、記録媒体156を備えていなくてもよい。
また、ソース装置100は、例えば、操作デバイス160や表示デバイス162を備えない構成をとることも可能である。
再度図17を参照して、ソース装置100の構成の一例について説明する。通信部102は、ソース装置100が備える通信手段であり、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)、シンク装置200などの外部装置と無線または有線で通信を行う。また、通信部102は、例えば制御部104(より具体的には、通信制御部112)により通信が制御される。
ここで、通信部102としては、例えば、通信アンテナおよびRF回路や、LAN端子および送受信回路などが挙げられるが、通信部102の構成は、上記に限られない。例えば、通信部102は、USB端子および送受信回路など通信を行うことが可能な任意の規格に対応する構成や、ネットワークを介して外部装置と通信可能な任意の構成をとることができる。
制御部104は、例えば、“MPU”や、“画像データや音声データなどのデータの生成やエンコードなどを行う各種処理回路”などで構成され、ソース装置100全体を制御する役目を果たす。また、制御部104は、例えば、設定部110、および通信制御部112を備え、本実施形態に係るソース装置における、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を主導的に行う役目を果たす。
設定部110は、上記(1)の処理(設定処理)を主導的に行う役目を果たす。設定部110は、例えば、“本実施形態に係る表示状態、または、本実施形態に係るアプリケーションの状態”と、“本実施形態に係るシンク装置に対応する能力情報”とに基づいて、能力情報が示す画角および表示方向の範囲内で、本実施形態に係るシンク装置に対して送信される画像データの画角と表示方向とを設定する。
ここで、設定部110は、例えば、本実施形態に係る送信要求に応じて、本実施形態に係るシンク装置から送信された能力情報に基づいて、画角と表示方向とを設定する。
なお、設定部110が処理に用いる能力情報は、上記に限られない。例えば、設定部110は、記憶部(図示せず)や、接続されている外部記録媒体、サーバなどの外部装置に記憶されている、本実施形態に係るシンク装置に対応する能力情報を用いることも可能である。
記憶部(図示せず)や外部記録媒体に記憶されている能力情報を用いる場合、設定部110は、例えば、記憶部(図示せず)などを検索する。そして、設定部110は、本実施形態に係るシンク装置に対応する能力情報が、記憶部(図示せず)などに記憶されているときに、記憶部(図示せず)などから能力情報を読み出して、読み出された能力情報を処理に用いる。
また、サーバなどの外部装置に記憶されている能力情報を用いる場合、設定部110は、例えば、通信部102を介して外部装置と通信を行い、当該外部装置から本実施形態に係るシンク装置に対応する能力情報を取得する。そして、設定部110は、本実施形態に係るシンク装置に対応する能力情報が外部装置から取得されたときに、取得された能力情報を処理に用いる。
また、設定部110は、例えば、本実施形態に係る表示状態、または、本実施形態に係るアプリケーションの状態が変化した場合には、変化後の本実施形態に係る表示状態、または、変化後の本実施形態に係るアプリケーションの状態に基づいて、画角と表示方向とを再設定する。
通信制御部112は、上記(2)の処理(通信制御処理)を主導的に行う役目を果たす。通信制御部112は、例えば、設定部110から伝達される、設定された画角と表示方向とを含む設定情報を、送信対象装置である本実施形態に係るシンク装置に対して送信させる。
また、通信制御部112は、例えば、設定部110において画角と表示方向とが再設定された場合には、再設定された画角と表示方向とを含む設定情報を、本実施形態に係るシンク装置に対して送信させる。
また、通信制御部112は、例えば、能力情報を本実施形態に係るシンク装置に送信させる送信要求を、本実施形態に係るシンク装置に対して送信させてもよい。通信制御部112が、本実施形態に係る送信要求を本実施形態に係るシンク装置に対して送信させる場合には、設定部110は、例えば、本実施形態に係るシンク装置から送信された能力情報を処理に用いる。
また、通信制御部112は、例えば図8に示すように、本実施形態に係るシンク装置に対して送信させた設定情報が示す設定に応じた画像データを、本実施形態に係るシンク装置に対して送信させてもよい。ここで、本実施形態に係る設定情報が示す設定に応じた画像データは、例えば、制御部104を構成する処理回路(例えば、画像生成回路や、エンコーダなど)によって生成される。
制御部104は、例えば、設定部110、および通信制御部112を備えることによって、本実施形態に係るソース装置における、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を主導的に行う。
ソース装置100は、例えば図17に示す構成によって、本実施形態に係るソース装置における、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理(例えば、上記(1)の処理(設定処理)、および上記(2)の処理(通信制御処理))を行う。
したがって、ソース装置100は、例えば図17に示す構成によって、表示画面に表示される画像を装置間で連動させることができる。
また、ソース装置100は、例えば図17に示す構成によって、上述した第1の例に係る処理〜第3の例に係る処理(変形例に係る処理も含む)を実現することが可能である。よって、ソース装置100が、例えば図17に示す構成を有することによって、上述した第1の例に係る処理〜第3の例に係る処理が行われることにより奏する効果を奏することが、できる。
なお、本実施形態に係るソース装置100の構成は、図17に示す構成に限られない。
例えば、本実施形態に係るソース装置100は、図17に示す設定部110、および通信制御部112のうちの一方または双方を、制御部104とは個別に備える(例えば、個別の処理回路で実現する)ことができる。
また、例えば、本実施形態に係るソース装置100が、外部通信デバイスを介してシンク装置200などの外部装置と通信を行う場合には、ソース装置100は、通信部102を備えていなくてもよい。
[II]シンク装置200
図19は、本実施形態に係るシンク装置200の構成の一例を示すブロック図である。シンク装置200は、例えば、通信部202と、制御部204とを備える。
図19は、本実施形態に係るシンク装置200の構成の一例を示すブロック図である。シンク装置200は、例えば、通信部202と、制御部204とを備える。
また、シンク装置200は、例えば、ROM(図示せず)や、RAM(図示せず)、記憶部(図示せず)、ユーザが操作可能な操作部(図示せず)、様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)などを備えていてもよい。シンク装置200は、例えば、データの伝送路としてのバスにより上記各構成要素間を接続する。
ここで、ROM(図示せず)は、制御部204が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM(図示せず)は、制御部204により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記憶部(図示せず)は、シンク装置200が備える記憶手段であり、例えば、能力情報や、設定情報、画像データ、アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記憶部(図示せず)としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリなどが挙げられる。また、記憶部(図示せず)は、シンク装置200から着脱可能であってもよい。
操作部(図示せず)としては、上述した操作入力デバイスが挙げられ、また、表示部(図示せず)としては、上述した表示デバイスが挙げられる。
[シンク装置200のハードウェア構成例]
図20は、本実施形態に係るシンク装置200のハードウェア構成の一例を示す説明図である。シンク装置200は、例えば、MPU250と、ROM252と、RAM254と、記録媒体256と、入出力インタフェース258と、操作入力デバイス260と、表示デバイス262と、通信インタフェース264とを備える。また、シンク装置200は、例えば、データの伝送路としてのバス266で各構成要素間を接続する。
図20は、本実施形態に係るシンク装置200のハードウェア構成の一例を示す説明図である。シンク装置200は、例えば、MPU250と、ROM252と、RAM254と、記録媒体256と、入出力インタフェース258と、操作入力デバイス260と、表示デバイス262と、通信インタフェース264とを備える。また、シンク装置200は、例えば、データの伝送路としてのバス266で各構成要素間を接続する。
例えば図20に示すように、シンク装置200は、例えば図18に示すソース装置100のハードウェア構成例(変形例も含む。)と同様の構成をとることが可能である。なお、シンク装置200のハードウェア構成例が、図18に示すソース装置100のハードウェア構成例と同様の構成に限られないことは、言うまでもない。
通信部202は、シンク装置200が備える通信手段であり、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)、ソース装置100などの外部装置と無線または有線で通信を行う。また、通信部202は、例えば制御部204により通信が制御される。
ここで、通信部202としては、例えば、通信アンテナおよびRF回路や、LAN端子および送受信回路などが挙げられるが、通信部202の構成は、上記に限られない。例えば、通信部202は、USB端子および送受信回路など通信を行うことが可能な任意の規格に対応する構成や、ネットワークを介して外部装置と通信可能な任意の構成をとることができる。
制御部204は、例えば、“MPU”や、“画像データや音声データなどのデータのデコードや、画像の表示に係る処理、音声の出力に係る処理などを行う各種処理回路”などで構成され、シンク装置200全体を制御する役目を果たす。また、制御部204は、例えば、表示制御部210を備え、本実施形態に係るシンク装置における、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を主導的に行う役目を果たす。
表示制御部210は、上記(i)の処理(表示制御処理)を主導的に行う役目を果たし、受信された設定情報に基づいて、受信された画像データが示す画像を表示画面に表示させる。より具体的には、表示制御部210は、設定情報が示す画角および表示方向にしたがって、画像データが示す画像を表示画面に表示させる。
ここで、表示制御部210は、例えば図10に示すように、画像データが示す画像を、設定情報が示す画角および表示方向にしたがって、表示画面内でウィンドウ表示させる。また、表示制御部210は、例えば図12に示すように、設定情報が示す表示方向に対応するように、画像データが示す画像を表示させる表示デバイスの表示画面を回転させ、設定情報が示す画角にしたがって、画像データが示す画像を表示画面に表示させてもよい。
制御部204は、例えば、表示制御部210を備えることによって、本実施形態に係るシンク装置における、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を主導的に行う。
シンク装置200は、例えば図19に示す構成によって、本実施形態に係るシンク装置における、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理(例えば、上記(i)の処理(表示制御処理))を行う。
したがって、シンク装置200は、例えば図19に示す構成によって、表示画面に表示される画像を装置間で連動させることができる。
また、シンク装置200は、例えば図19に示す構成によって、上述した第1の例に係る処理〜第3の例に係る処理(変形例に係る処理も含む)を実現することが可能である。よって、シンク装置200が、例えば図19に示す構成を有することによって、上述した第1の例に係る処理〜第3の例に係る処理が行われることにより奏する効果を奏することが、できる。
なお、本実施形態に係るシンク装置200の構成は、図19に示す構成に限られない。
例えば、本実施形態に係るシンク装置200は、図19に示す表示制御部210を、制御部104とは個別に備える(例えば、個別の処理回路で実現する)ことができる。
また、例えば、本実施形態に係るシンク装置200が、外部通信デバイスを介してソース装置100などの外部装置と通信を行う場合には、シンク装置200は、通信部202を備えていなくてもよい。
以上、本実施形態に係る情報処理システムを構成する装置としてソース装置を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、タブレット型の装置や、携帯電話やスマートフォンなどの通信装置、映像/音楽再生装置(または映像/音楽記録再生装置)、ゲーム機、PC(Personal Computer)などのコンピュータ、いわゆるモバイル装置など、様々な機器に適用することができる。また、本実施形態は、例えば、上記のような機器に組み込むことが可能な、処理IC(Integrated Circuit)に適用することもできる。
また、本実施形態に係る情報処理システムを構成する装置としてシンク装置を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、テレビ受像機やディスプレイなどの表示装置や、タブレット型の装置、携帯電話やスマートフォンなどの通信装置、映像/音楽再生装置(または映像/音楽記録再生装置)、ゲーム機、PCなどのコンピュータなど、様々な機器に適用することができる。また、本実施形態は、例えば、上記のような機器に組み込むことが可能な、処理ICに適用することもできる。
また、上記では、本実施形態に係る情報処理システムが、1つのソース装置と、1つのシンク装置とを有する構成を例に挙げたが、本実施形態に係る情報処理システムを構成する装置は、上記に限られない。
例えば、本実施形態に係る情報処理システムは、1または2以上のソース装置と、1または2以上のシンク装置とを有していてもよい。本実施形態に係る情報処理システムでは、例えば、“1つのソース装置と1つのシンク装置との間で、表示画面に表示される画像を連動させること”や“1つのソース装置と複数のシンク装置との間で、表示画面に表示される画像を連動させること”が、可能である。
また、本実施形態に係る情報処理システムは、例えば、画像データや音声データなどを本実施形態に係るシンク装置に対して送信する、1または2以上の送信装置を有していてもよい。本実施形態に係る情報処理システムが、上記送信装置を有する場合、本実施形態に係るシンク装置は、例えば、上記送信装置に、本実施形態に係るシンク装置に対して送信された設定情報に対応する画像データを送信させる。
(本実施形態に係るプログラム)
[i]本実施形態に係るソース装置に係るプログラム
コンピュータを、本実施形態に係るソース装置として機能させるためのプログラム(例えば、上記(1)の処理(設定処理)、および上記(2)の処理(通信制御処理)など、本実施形態に係るソース装置における、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を実行することが可能なプログラム)が、コンピュータにおいて実行されることによって、表示画面に表示される画像を装置間で連動させることができる。
[i]本実施形態に係るソース装置に係るプログラム
コンピュータを、本実施形態に係るソース装置として機能させるためのプログラム(例えば、上記(1)の処理(設定処理)、および上記(2)の処理(通信制御処理)など、本実施形態に係るソース装置における、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を実行することが可能なプログラム)が、コンピュータにおいて実行されることによって、表示画面に表示される画像を装置間で連動させることができる。
また、コンピュータを、本実施形態に係るソース装置として機能させるためのプログラムが、コンピュータにおいて実行されることによって、例えば、上述した第1の例に係る処理〜第3の例に係る処理(変形例も含む)が行われることにより奏する効果を奏することが、できる。
[ii]本実施形態に係るシンク装置に係るプログラム
コンピュータを、本実施形態に係るシンク装置として機能させるためのプログラム(例えば、上記(i)の処理(表示制御処理)など、本実施形態に係るシンク装置における、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を実行することが可能なプログラム)が、コンピュータにおいて実行されることによって、表示画面に表示される画像を装置間で連動させることができる。
コンピュータを、本実施形態に係るシンク装置として機能させるためのプログラム(例えば、上記(i)の処理(表示制御処理)など、本実施形態に係るシンク装置における、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を実行することが可能なプログラム)が、コンピュータにおいて実行されることによって、表示画面に表示される画像を装置間で連動させることができる。
また、コンピュータを、本実施形態に係るシンク装置として機能させるためのプログラムが、コンピュータにおいて実行されることによって、例えば、上述した第1の例に係る処理〜第3の例に係る処理(変形例も含む)が行われることにより奏する効果を奏することが、できる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では、コンピュータを、本実施形態に係るソース装置、または、本実施形態に係るシンク装置として機能させるためのプログラム(コンピュータプログラム)が提供されることを示したが、本実施形態は、さらに、上記プログラムをそれぞれ記憶させた記録媒体、または、上記プログラムを共に記憶させた記録媒体も併せて提供することができる。
上述した構成は、本実施形態の一例を示すものであり、当然に、本開示の技術的範囲に属するものである。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
画像データが送信される対象である送信対象装置に対して送信される画像データが示す画像の表示画面への表示状態、または、前記画像データの再生に関するアプリケーションの状態と、前記送信対象装置に対応する、画像の画角と画像の表示方向とを示す能力情報とに基づいて、前記能力情報が示す前記画角および前記表示方向の範囲内で、前記送信対象装置に対して送信される画像データの前記画角と前記表示方向とを設定する設定部と、
設定された前記画角と前記表示方向とを含む、送信される画像データに関する設定を示す設定情報を、前記送信対象装置に対して送信させる通信制御部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記設定部は、前記表示状態、または、前記アプリケーションの状態が変化した場合には、変化後の前記表示状態、または、変化後の前記アプリケーションの状態に基づいて、前記画角と前記表示方向とを再設定し、
前記通信制御部は、再設定された前記画角と前記表示方向とを含む前記設定情報を、前記送信対象装置に対して送信させる、(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記通信制御部は、前記能力情報を前記送信対象装置に送信させる送信要求を、前記送信対象装置に対して送信させ、
前記設定部は、前記送信要求に応じて前記送信対象装置から送信された前記能力情報に基づいて、前記画角と前記表示方向とを設定する、(1)、または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記通信制御部は、前記設定情報が示す設定に応じた画像データを、前記送信対象装置に対して送信させる、(1)〜(3)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(5)
前記表示方向は、所定の角度に対応する方向モードで表される、(1)〜(4)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(6)
前記表示方向は、角度で表される、(1)〜(4)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(7)
受信された、送信される画像データに関する設定を示す設定情報に基づいて、受信された画像データが示す画像を表示画面に表示させる表示制御部を備え、
前記設定情報には、自装置に対応する画像の画角および画像の表示方向の範囲内の、前記画角と前記表示方向とが含まれ、
前記表示制御部は、前記設定情報が示す前記画角および前記表示方向にしたがって、前記画像データが示す画像を表示画面に表示させる、情報処理装置。
(8)
前記表示制御部は、前記画像データが示す画像を、前記設定情報が示す前記画角および前記表示方向にしたがって、表示画面内でウィンドウ表示させる、(7)に記載の情報処理装置。
(9)
前記表示制御部は、
前記設定情報が示す前記表示方向に対応するように、前記画像データが示す画像を表示させる表示デバイスの表示画面を回転させ、
前記設定情報が示す前記画角にしたがって、前記画像データが示す画像を表示画面に表示させる、(7)に記載の情報処理装置。
(10)
情報処理装置と、
画像データが送信される対象である送信対象装置と、
を有し、
前記情報処理装置は、
前記送信対象装置に対して送信される画像データが示す画像の表示画面への表示状態、または、前記画像データの再生に関するアプリケーションの状態と、前記送信対象装置に対応する、画像の画角と画像の表示方向とを示す能力情報とに基づいて、前記能力情報が示す前記画角および前記表示方向の範囲内で、前記送信対象装置に対して送信される画像データの前記画角と前記表示方向とを設定する設定部と、
設定された前記画角と前記表示方向とを含む、送信される画像データに関する設定を示す設定情報を、前記送信対象装置に対して送信させる通信制御部と、
を備え、
前記送信対象装置は、受信された前記設定情報に基づいて、受信された画像データが示す画像を表示画面に表示させる表示制御部を備え、
前記表示制御部は、前記設定情報が示す前記画角および前記表示方向にしたがって、前記画像データが示す画像を表示画面に表示させる、情報処理システム。
(1)
画像データが送信される対象である送信対象装置に対して送信される画像データが示す画像の表示画面への表示状態、または、前記画像データの再生に関するアプリケーションの状態と、前記送信対象装置に対応する、画像の画角と画像の表示方向とを示す能力情報とに基づいて、前記能力情報が示す前記画角および前記表示方向の範囲内で、前記送信対象装置に対して送信される画像データの前記画角と前記表示方向とを設定する設定部と、
設定された前記画角と前記表示方向とを含む、送信される画像データに関する設定を示す設定情報を、前記送信対象装置に対して送信させる通信制御部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記設定部は、前記表示状態、または、前記アプリケーションの状態が変化した場合には、変化後の前記表示状態、または、変化後の前記アプリケーションの状態に基づいて、前記画角と前記表示方向とを再設定し、
前記通信制御部は、再設定された前記画角と前記表示方向とを含む前記設定情報を、前記送信対象装置に対して送信させる、(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記通信制御部は、前記能力情報を前記送信対象装置に送信させる送信要求を、前記送信対象装置に対して送信させ、
前記設定部は、前記送信要求に応じて前記送信対象装置から送信された前記能力情報に基づいて、前記画角と前記表示方向とを設定する、(1)、または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記通信制御部は、前記設定情報が示す設定に応じた画像データを、前記送信対象装置に対して送信させる、(1)〜(3)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(5)
前記表示方向は、所定の角度に対応する方向モードで表される、(1)〜(4)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(6)
前記表示方向は、角度で表される、(1)〜(4)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(7)
受信された、送信される画像データに関する設定を示す設定情報に基づいて、受信された画像データが示す画像を表示画面に表示させる表示制御部を備え、
前記設定情報には、自装置に対応する画像の画角および画像の表示方向の範囲内の、前記画角と前記表示方向とが含まれ、
前記表示制御部は、前記設定情報が示す前記画角および前記表示方向にしたがって、前記画像データが示す画像を表示画面に表示させる、情報処理装置。
(8)
前記表示制御部は、前記画像データが示す画像を、前記設定情報が示す前記画角および前記表示方向にしたがって、表示画面内でウィンドウ表示させる、(7)に記載の情報処理装置。
(9)
前記表示制御部は、
前記設定情報が示す前記表示方向に対応するように、前記画像データが示す画像を表示させる表示デバイスの表示画面を回転させ、
前記設定情報が示す前記画角にしたがって、前記画像データが示す画像を表示画面に表示させる、(7)に記載の情報処理装置。
(10)
情報処理装置と、
画像データが送信される対象である送信対象装置と、
を有し、
前記情報処理装置は、
前記送信対象装置に対して送信される画像データが示す画像の表示画面への表示状態、または、前記画像データの再生に関するアプリケーションの状態と、前記送信対象装置に対応する、画像の画角と画像の表示方向とを示す能力情報とに基づいて、前記能力情報が示す前記画角および前記表示方向の範囲内で、前記送信対象装置に対して送信される画像データの前記画角と前記表示方向とを設定する設定部と、
設定された前記画角と前記表示方向とを含む、送信される画像データに関する設定を示す設定情報を、前記送信対象装置に対して送信させる通信制御部と、
を備え、
前記送信対象装置は、受信された前記設定情報に基づいて、受信された画像データが示す画像を表示画面に表示させる表示制御部を備え、
前記表示制御部は、前記設定情報が示す前記画角および前記表示方向にしたがって、前記画像データが示す画像を表示画面に表示させる、情報処理システム。
10、100 ソース装置
20、200 シンク装置
102、202 通信部
104、204 制御部
110 設定部
112 通信制御部
210 表示制御部
20、200 シンク装置
102、202 通信部
104、204 制御部
110 設定部
112 通信制御部
210 表示制御部
Claims (10)
- 画像データが送信される対象である送信対象装置に対して送信される画像データが示す画像の表示画面への表示状態、または、前記画像データの再生に関するアプリケーションの状態と、前記送信対象装置に対応する、画像の画角と画像の表示方向とを示す能力情報とに基づいて、前記能力情報が示す前記画角および前記表示方向の範囲内で、前記送信対象装置に対して送信される画像データの前記画角と前記表示方向とを設定する設定部と、
設定された前記画角と前記表示方向とを含む、送信される画像データに関する設定を示す設定情報を、前記送信対象装置に対して送信させる通信制御部と、
を備える、情報処理装置。 - 前記設定部は、前記表示状態、または、前記アプリケーションの状態が変化した場合には、変化後の前記表示状態、または、変化後の前記アプリケーションの状態に基づいて、前記画角と前記表示方向とを再設定し、
前記通信制御部は、再設定された前記画角と前記表示方向とを含む前記設定情報を、前記送信対象装置に対して送信させる、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記通信制御部は、前記能力情報を前記送信対象装置に送信させる送信要求を、前記送信対象装置に対して送信させ、
前記設定部は、前記送信要求に応じて前記送信対象装置から送信された前記能力情報に基づいて、前記画角と前記表示方向とを設定する、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記通信制御部は、前記設定情報が示す設定に応じた画像データを、前記送信対象装置に対して送信させる、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記表示方向は、所定の角度に対応する方向モードで表される、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記表示方向は、角度で表される、請求項1に記載の情報処理装置。
- 受信された、送信される画像データに関する設定を示す設定情報に基づいて、受信された画像データが示す画像を表示画面に表示させる表示制御部を備え、
前記設定情報には、自装置に対応する画像の画角および画像の表示方向の範囲内の、前記画角と前記表示方向とが含まれ、
前記表示制御部は、前記設定情報が示す前記画角および前記表示方向にしたがって、前記画像データが示す画像を表示画面に表示させる、情報処理装置。 - 前記表示制御部は、前記画像データが示す画像を、前記設定情報が示す前記画角および前記表示方向にしたがって、表示画面内でウィンドウ表示させる、請求項7に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御部は、
前記設定情報が示す前記表示方向に対応するように、前記画像データが示す画像を表示させる表示デバイスの表示画面を回転させ、
前記設定情報が示す前記画角にしたがって、前記画像データが示す画像を表示画面に表示させる、請求項7に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置と、
画像データが送信される対象である送信対象装置と、
を有し、
前記情報処理装置は、
前記送信対象装置に対して送信される画像データが示す画像の表示画面への表示状態、または、前記画像データの再生に関するアプリケーションの状態と、前記送信対象装置に対応する、画像の画角と画像の表示方向とを示す能力情報とに基づいて、前記能力情報が示す前記画角および前記表示方向の範囲内で、前記送信対象装置に対して送信される画像データの前記画角と前記表示方向とを設定する設定部と、
設定された前記画角と前記表示方向とを含む、送信される画像データに関する設定を示す設定情報を、前記送信対象装置に対して送信させる通信制御部と、
を備え、
前記送信対象装置は、受信された前記設定情報に基づいて、受信された画像データが示す画像を表示画面に表示させる表示制御部を備え、
前記表示制御部は、前記設定情報が示す前記画角および前記表示方向にしたがって、前記画像データが示す画像を表示画面に表示させる、情報処理システム。
Priority Applications (4)
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