JP2014231755A - 燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】セパレータタンク内に燃料ポンプが収容された構成の下で燃料ポンプの吸入口付近に液体燃料を溜め易くし、さらに装置全体をコンパクト化する。
【解決手段】液体燃料を貯留するセパレータタンク20と、セパレータタンク20内に収容された燃料ポンプ25と、を備える燃料供給装置において、セパレータタンク20は、エンジンが備える一対のシリンダの間に形成されたVバンク内に配置され、セパレータタンク20の底壁は、一方のシリンダに沿って傾斜した第1傾斜部21aと、第1傾斜部21aと隣接し他方のシリンダに沿って傾斜した第2傾斜部21bと、を備える。また、燃料ポンプ25に設けられた液体燃料の吸入口が、セパレータタンク20の内部空間中、第1傾斜部21aと第2傾斜部21bとの間に挟まれた領域内に配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料供給装置に係り、特に、燃料噴射装置と、液体燃料の貯留タンクと、貯留タンク内に収容された状態で液体燃料を燃料噴射装置に向けて送液する燃料ポンプと、を備える燃料供給装置に関する。
燃料噴射装置と、液体燃料の貯留タンクと、液体燃料を燃料噴射装置に向けて送液する燃料ポンプと、を備える燃料供給装置は既に周知である。この燃料供給装置の中には、貯留タンク内に燃料ポンプが収容された構成を採用した装置が存在する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、貯留タンクとしてのベーパセパレータ内に高圧燃料ポンプ、高圧燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータが収容された構成が開示されている。
特開2011−73630号公報
上記のように内部に燃料ポンプを収容した貯留タンクでは、貯留タンク内に溜まった液体燃料を燃料ポンプが吸入して燃料噴射装置に向けて送液することとなる。ここで、特許文献1に開示された構成のようにタンク底面が平坦(厳密には、液体燃料の液面と略平行)になっていると、液体燃料をタンク内に投入する際、燃料ポンプが吸入口から液体燃料を吸引するのに十分な量の液体燃料がタンク内に溜まるまでの時間が比較的長くなってしまう。特に、燃料が不足気味になると上記の問題の発生が顕著となり、燃料ポンプが適切に液体燃料を送液できなくなってしまう場合がある。
一方、上記の貯留タンクについては、上述の問題を解決することに加え、エンジン全体をコンパクト化する目的から構造や配置位置が好適に設計される必要がある。さらに、貯留タンク内に燃料ポンプを収容する構成では、燃料ポンプの作動に伴って発生する熱によってタンク内の液体燃料の温度が上昇したり液体燃料が気化したりするため、かかる現象を抑制する措置を講じる必要がある。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、貯留タンク内に燃料ポンプが収容された構成の下で燃料ポンプの吸入口付近に液体燃料を溜め易くするとともに、装置全体がコンパクト化された燃料供給装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、燃料ポンプの作動に伴って発生する熱によるタンク内の液体燃料の温度上昇や気化を抑制することが可能な燃料供給装置を提供することである。
前記課題は、本発明の燃料供給装置によれば、エンジン内に液体燃料を噴射する燃料噴射装置と、内部に前記液体燃料を貯留する貯留タンクと、該貯留タンク内に収容され該貯留タンク内の前記液体燃料を前記燃料噴射装置に向けて送液する燃料ポンプと、を備える燃料供給装置であって、前記貯留タンクは、前記エンジンにおいてV字を成すように互いに傾いた状態で配置された一対の気筒部の間のスペース内に配置され、前記貯留タンクの底壁は、前記一対の気筒部の一方に沿って傾斜した第1傾斜部と、該第1傾斜部と隣接し前記一対の気筒部の他方に沿って傾斜した第2傾斜部と、を備え、前記燃料ポンプに設けられた前記液体燃料の吸入口が、前記貯留タンクの内部空間中、前記第1傾斜部と前記第2傾斜部との間に挟まれた領域内に配置されていることにより解決される。
上記のように構成された燃料供給装置では、貯留タンクの底面がV字状に屈曲しており、その屈曲部分付近に燃料ポンプの吸入口が配置されているので、タンク底面が平坦である場合に比較して、燃料ポンプの吸入口に液体燃料が溜まり易くなる。この結果、仮に燃料が不足気味になったとしても、燃料ポンプが液体燃料を送液する状態を持続することが可能となる。
さらに、上記の構成では、貯留タンクが一対の気筒部の間に形成されるスペース、すなわち、Vバンク内に配置されているので、装置全体をコンパクト化することが可能となる。この際、貯留タンクの底壁が一対の気筒部がなす角度と略同じ角度で屈曲しているため、貯留タンクを収まり良くVバンク内に配置させることが可能となる。
また、上記の燃料供給装置において、前記貯留タンクは、液状態にある前記液体燃料と気化された状態にある前記液体燃料とを分離するセパレータタンクであり、該セパレータタンクの天井壁には、気化された状態にある前記液体燃料を放出するためのエアベントが設置されていると、好適である。
上記の構成であれば、燃料ポンプの吸入口に液体燃料が溜まり易くなるという本発明の効果がより有意義なものとなる。具体的に説明すると、エアベントは、通常、セパレータタンクの中央(セパレータタンクを上方から見たときの中央)付近に設置される。一方、セパレータタンク内における燃料ポンプの配置位置は、エアベントとの干渉を避けるべく、セパレータタンクの中央から幾分オフセットされた位置となる。このような構成においてタンク底面が平坦となっていると、燃料不足時に液体燃料が燃料ポンプへ吸入され難くなってしまうという前述の問題が特に発生し易くなる。
これに対して、貯留タンクの底面の屈曲部分付近に燃料ポンプの吸入口が配置されていれば、仮にセパレータタンクの中央からオフセットされた位置に燃料ポンプが配置されていたとしても、燃料ポンプの吸入口に液体燃料が溜まり易くなっているので、燃料不足時にも燃料ポンプが液体燃料を送液する状態を持続することが可能となる。つまり、本発明が奏する効果は、セパレータタンクにエアベントが設置されている構成においてより際立つこととなる。
また、上記の燃料供給装置において、前記燃料ポンプは、前記貯留タンク内において、前記第1傾斜部に沿って傾いた姿勢で取り付けられていると、より好適である。
上記の構成では、燃料ポンプが傾いた状態で貯留タンク内に収容されているので、燃料ポンプが縦置きされた場合と比較して、貯留タンクの全高をより短くすることが可能となる。この結果、装置全体の更なるコンパクト化を図ることが可能となる。
なお、前記貯留タンクは、前記底壁とは反対側の端部に開口を有するハウジングと、該ハウジングの前記開口を塞ぐカバーとを有し、前記燃料ポンプの、前記第1傾斜部に沿う方向における長さが、前記ハウジングにおける前記底壁から前記開口までの距離よりも長いと、装置をコンパクト化するという効果がより有効に発揮されることとなる。
また、上記の燃料供給装置において、前記貯留タンク内における前記液体燃料の液面が所定位置に達した時点で前記貯留タンク内への前記液体燃料の流入を中止する燃料流入制限機構を備え、前記液面が前記所定位置に達して前記燃料流入制限機構が前記液体燃料の流入を中止している状態において、前記燃料ポンプのうち、可動部分が内蔵されたポンプ本体の一部は、前記液面よりも上方に位置していると、より一層好適である。
上記の構成では、燃料ポンプのうち、可動部分が内蔵されたポンプ本体の一部が液体燃料の管理液面よりも上方に位置する。ここで、ポンプ本体については、可動部分の動作に伴って温度上昇することになるので、ポンプ本体において液体燃料に浸っている部分が広がるほど、液体燃料の温度上昇や気化を進行させ易くなってしまう。これに対して、上記の構成では、ポンプ本体の一部が管理液面よりも上方に位置することで、ポンプ本体全体が液体燃料に浸かっている構成に比して、液体燃料の温度上昇や気化を抑制することが可能となる。
また、上記の燃料供給装置において、前記貯留タンクは、前記一対の気筒部の間のスペース内に配置され、かつ、前記一対の気筒部の各々に吸気される空気を浄化するエアクリーナの下方位置に配置されていると、益々好適である。
上記の構成位置では、貯留タンクがエアクリーナの下方位置に配置されている。このような位置関係であれば、貯留タンクが外部からの影響(例えば、外部からの衝撃)を受け難くなる。これにより、貯留タンク自体の耐久性については、貯留タンクの機能を発揮するのに必要な水準で足りるようになり、比較的高い水準での耐久性を備える必要がなくなる。この結果、燃料供給装置の製造コストを削減することも可能となる。なお、上記の効果は、エンジンが外部に露出している状況において特に有意義なものとなる。
また、上記の燃料供給装置において、前記貯留タンクは、前記一対の気筒部の各々に吸気される空気の流路が内部に形成されたスロットルボディと、前記一対の気筒部の各々にて発生した燃料ガスを外部に排気するための部品群からなる排気機構と、の間に挟まれた空間内に配置されていると、更に好適である。
上記の構成では、貯留タンクがスロットルボディと排気機構との間に配置されているので、排気機構からの放射熱を貯留タンクが遮断する形となり、当該放射熱でスロットルボディ内を流れる空気の温度が上昇するのを抑制することが可能となる。
また、上記の燃料供給装置において、前記貯留タンクは、前記貯留タンクをその配置位置に固定するために突出形成された固定部を備えており、該固定部は、前記貯留タンクの天井面よりも下方に位置していると、更に一層好適である。
上記の構成では、貯留タンク自体のサイズをより一層小型化させることが可能となる。
本発明の燃料供給装置では、貯留タンクの底面のうち、V字状に屈曲した部分付近に燃料ポンプの吸入口が配置されているので、タンク底面が平坦である場合に比較して、燃料ポンプの吸入口に液体燃料が溜まり易くなる。この結果、仮に燃料が不足気味になったとしても、燃料ポンプが液体燃料を送液する状態を持続することが可能となる。
また、本発明の燃料供給装置では、一対の気筒部の間に形成されるVバンク内に貯留タンクを配置し、かつ、貯留タンクの底壁が一対の気筒部がなす角度と略同じ角度で屈曲しているため、貯留タンクを収まり良くVバンク内に配置させることが可能となる。
さらに、本発明の燃料供給装置では、燃料ポンプのうち、可動部分が内蔵されたポンプ本体の一部を液体燃料の管理液面よりも上方に位置させることで、液体燃料の温度上昇や気化を抑制することが可能となる。
本発明に係る燃料供給装置を含むエンジン装置に関する機器配置レイアウトを示す図であり、エンジン装置を正面から見たときの図である。 本発明に係る燃料供給装置を含むエンジン装置に関する機器配置レイアウトを示す図であり、エンジン装置を上方から見たときの図である。 セパレータタンク内部の構成を示す断面図である。
以下、本発明に係る燃料供給装置の構成例について図1乃至3を参照しながら説明する。図1及び2は、本発明に係る燃料供給装置を含むエンジン装置に関する機器配置レイアウトを示す図であり、図1はエンジン装置を正面から見たときの図、図2はエンジン装置を上方から見たときの図である。図2では、図示の都合上、一部の機器(具体的には排気機構)を簡略化して図示しており、また、エアクリーナを外したときの構成を図示している。図3は、セパレータタンク内部の構成を示す断面図である。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするために挙げた一例であり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
先ず、本発明に係る燃料供給装置を含むエンジン装置1の全体構成について説明する。
本発明に係るエンジン装置1は、図1及び2に示すように、V型2気筒式のエンジン2及びその周辺機器によって構成されている。エンジン2は、汎用化されたエンジンであり、図2に示すように左右一対のシリンダ2aを備えている。一対のシリンダ2aは、一対の気筒部に相当し、エンジン2を正面から見たときにV字を成すように互いに傾いた状態で配置されている。つまり、一対のシリンダ2aの各々は、傾斜角度(バンク角度)が互いに等しくなるように傾けられた状態でエンジン2上部に取り付けられており、シリンダ2aの間にはV字状のスペース、所謂VバンクVBが形成されている。
なお、シリンダ2a内の下部に設置されたクランクケース2b内には、不図示のクランク軸が水平方向(図1の紙面を貫く方向)に沿って配置されている。
また、各シリンダ2aには高圧燃料系、吸気系及び排気系が接続されている。ここで、高圧燃料系とは、各シリンダ2a内に高圧の液体燃料を供給するために構成された燃料供給装置5のことである。吸気系とは、各シリンダ2a内に空気を投入するための部品群からなる吸気機構のことである。排気系とは、各シリンダ2aの燃焼室にて発生した燃料ガスを外部に排気するための部品群からなる排気機構のことである。
燃料供給装置5について説明すると、燃料噴射装置としてのインジェクタ6、燃料ポンプ25、及び、貯留タンクとしてのセパレータタンク20を主要機器として備えている。インジェクタ6は、各シリンダ2a内の燃焼室(不図示)に液体燃料を噴射する装置であり、その構成については公知である。なお、本実施形態では図2に示すように、インジェクタ6がスロットルボディ4の側壁に取り付けられているが、インジェクタ6の取り付け位置については図2の位置に限定されず、他の位置であってもよい。
燃料ポンプ25は、セパレータタンク20内の液体燃料を吸入してインジェクタ6に送液するインジェクションポンプである。この燃料ポンプ25は、例えば図3に図示された縦長円筒状のポンプ本体25tを備えており、その内部には可動部分が内蔵されている。さらに、本実施形態に係る燃料ポンプ25は、インタンク型のポンプであり、図3に示すようにセパレータタンク20内に収容されている。つまり、セパレータタンク20内の液体燃料は、燃料ポンプ25の吸入口に吸入された後に同ポンプ25の吐出口から吐出されると、セパレータタンク20に形成された図3に図示の孔24よりタンク外に出てインジェクタ6まで送液されることとなる。なお、燃料ポンプ25の吸入口は、縦長状のポンプ本体25tから見てその長手方向の一端側に位置し、吐出口は、長手方向の他端側に位置している。
セパレータタンク20は、燃料タンク(不図示)内からフィードポンプ(不図示)によって送液されてくる液体燃料を受け入れて内部に貯留するとともに気液分離する容器であり、正面視で下向き三角形状の外形形状を有する。また、前述したように、セパレータタンク20内に燃料ポンプ25が収容されており、タンク内の液体燃料は、燃料ポンプ25に吸入された後にタンク外に吐出されてインジェクタ6へ供給される。
なお、セパレータタンク20の構造及び配置位置については後に詳述する。
吸気機構について説明すると、エアクリーナ3、スロットルボディ4及びインテークマニホールド7を主要機器として備えている。エアクリーナ3は、各シリンダ2a内に吸気される空気を浄化する機器であり、略箱型の外形形状を有する。そして、本実施形態において、エアクリーナ3は、エンジン2の上方位置、特に、VバンクVBの上方位置に配置されている。また、図1に示すように、本実施形態に係るエアクリーナ3は、VバンクVBの上方位置に配置された際にVバンクVBの開口幅と略等しい幅(エンジン装置1を正面から見たときの左右方向の長さ)を有しており、さらに、VバンクVBよりも幾分長い奥行(図1において紙面を貫く方向の長さ)を有している。なお、本実施形態において、エアクリーナ3は、スロットルボディ4及びエンジン2に固定されているが、エアクリーナ3とエンジン2との間にはブラケット等の部品が介在することとしてもよい。
スロットルボディ4は、エアクリーナ3を通過して各シリンダ2a内に吸気される空気の流路が内部に形成された機器であり、当該流路の中途位置に空気流量の調整弁であるスロットルバルブ(不図示)を備えている。このスロットルボディ4は、図2に示すように、エンジン2の上部のうち、一対のシリンダ2aよりも奥側に位置する部分に固定されている。また、本実施形態において、スロットルボディ4の上方位置にはエアクリーナ3が位置している。換言すると、スロットルボディ4は、エアクリーナ3により上部を覆われた状態で配置されている。
インテークマニホールド7は、その末端部が各シリンダ2aの吸気ポート(不図示)に繋ぎ込まれた多岐管である。
排気機構8について説明すると、エキゾーストマニホールド、キャタライザ及びサイレンサ(いずれも不図示)を主要機器として備えている。また、本実施形態では、図2に示すように、エンジン2よりも手前側にある位置、特に、VバンクVBの手前位置に配置されている。
次に、セパレータタンク20の構造について図3を参照しながら説明する。
セパレータタンク20は、鉢状のハウジング21と、蓋状のカバー22とを組み合わせることで構成されている。ハウジング21は、セパレータタンク20の底壁及び側壁を成し、底壁とは反対側の端部に開口を有する。カバー22は、ハウジング21の開口を塞ぐように組み付けられ、セパレータタンク20の天井壁を成している。そして、セパレータタンク20は、その内部に液体燃料の貯留空間を形成するとともに燃料ポンプ25を収容している。
セパレータタンク20の構造についてより詳しく説明すると、カバー22の上部に図3に図示の燃料受入部23が備えられており、燃料タンクから送液されてくる液体燃料は、燃料受入部23を通じてセパレータタンク20内に流入するようになる。ここで、燃料受入部23とは、カバー22のうち、液体燃料の流路を形成する管状部分である。
また、セパレータタンク20には、同タンク20内における液体燃料の液面が所定位置に達した時点で液体燃料の流入(受け入れ)を中止する燃料流入制限機構が設けられている。この燃料流入制限機構は、セパレータタンク20内に設けられたフロート26、フロート26が一端に取り付けられた回動体27、及び、上記の燃料受入部23内に形成された流路内に位置し回動体27の回動動作に伴って開閉するニードル弁28によって構成されている。かかる構成において、液体燃料の液面上に浮かんだフロート26が液面上昇により上方へ移動すると、これに連動する形で回動体27が回動し、さらに回動体27の回動動作に伴ってニードル弁28が閉位置に向かうようになる。そして、液体燃料の液面が所定位置(図3中、破線にて示す位置)に達すると、ニードル弁28が閉位置に位置する結果、液体燃料の受入流路が遮断され、セパレータタンク20への液体燃料の流入が中止される。
さらに、本実施形態に係るセパレータタンク20は、その内部に収容された燃料ポンプ25の吸入口に液体燃料が溜まり易い構造を採用している。より具体的に説明すると、セパレータタンク20の底壁、すなわち、ハウジング21の底壁が図3に示すように幅方向の中央部分でV字状に屈曲しており、換言すると、V字を成すように互いに傾斜した第1傾斜部21a及び第2傾斜部21bが備えられている。第1傾斜部21a及び第2傾斜部21bは、互いに隣接し合い、セパレータタンク20の底壁のうち、最も底側に位置する部分である。また、第1傾斜部21aの傾斜角度と第2傾斜部21bの傾斜角度とは、互いに略等しくなっている。
そして、セパレータタンク20の内部空間では、燃料ポンプ25に設けられた液体燃料の吸入口が、上記内部空間中、第1傾斜部21aと第2傾斜部21bとの間に挟まれた領域内に配置されている。より厳密に説明すると、上記の吸入口は、図3に示すように、セパレータタンク20の内部空間のうちの最底部、すなわち、第1傾斜部21aと第2傾斜部21bとが交差する部分の付近に配置されている。
以上のようにセパレータタンク20の底面がV字状に屈曲しており、その屈曲部分付近に燃料ポンプ25の吸入口が配置されていることで、タンク底面が平坦(液体燃料の液面に対して平坦)である場合に比較して上記吸入口に液体燃料が溜まり易くなる。このような作用により、仮に燃料が不足気味になったとしても、燃料ポンプ25は、吸入口から液体燃料を吸入し続け液体燃料を送液する状態を持続することが可能となる。
また、図3では特に図示していないが、一般に、セパレータタンク20の天井壁には、同タンク20内の液体燃料のうち、気化された状態にある液体燃料をタンク外に放出するためのエアベントが設置されている。このエアベントは、通常、セパレータタンク20の中央(セパレータタンク20を上方から見たときの中央)付近に設置される。一方、セパレータタンク20内における燃料ポンプ25の配置位置は、エアベントとの干渉を避けるべく、セパレータタンク20の中央から幾分オフセットされた位置となる。このような構成においてタンク底面が平坦となっていると、燃料不足時に液体燃料が燃料ポンプ25へ吸入され難くなってしまうという問題が特に発生し易くなる。
これに対して、本実施形態のようにセパレータタンク20の底面の屈曲部分付近に燃料ポンプ25の吸入口が配置されていれば、仮に燃料ポンプ25がセパレータタンク20の中央からオフセットされた位置に配置されていたとしても、燃料ポンプ25の吸入口に液体燃料が溜まり易くなっているので、燃料不足時にも燃料ポンプ25が液体燃料を送液する状態を持続することが可能となる。つまり、セパレータタンク20の底面の屈曲部分付近に燃料ポンプ25の吸入口を配置することの効果は、セパレータタンク20にエアベントが設置されている構成においてより際立つこととなる。
さらに、本実施形態では、図3に示すように、セパレータタンク20内において燃料ポンプ25(厳密には、ポンプ本体25t)が第1傾斜部21aに沿って傾いた姿勢で取り付けられている。これにより、本実施形態に係るセパレータタンク20は、従来品、すなわち、燃料ポンプ25が液体燃料の液面に対して垂直に取り付けられたものと比較して幾分コンパクト化されたものとなっている。ここで、燃料ポンプ25のサイズについては、単位時間あたりに送液すべき燃料の流量に応じて決まる。このため、所定の送液量を確保しながらセパレータタンク20のコンパクト化を図る上で、燃料ポンプ25を第1傾斜部21aに沿って傾斜させて取り付ける構成は、有効で好適なものである。
より具体的に説明すると、第1傾斜部21aに沿う方向における長さ、すなわち、燃料ポンプ25の全長をLとし、ハウジング21における底壁から開口までの距離、すなわち、ハウジング21の全高をdとしたとき、本実施形態ではL>dとなっている。かかる構成では、燃料ポンプ25を第1傾斜部21aに沿って傾斜させて取り付けることでセパレータタンク20のコンパクト化する構成がより有効に発揮されることとなる。なお、ハウジング21の全高dとは、ハウジング21の底面において最も底側に位置する地点から、ハウジング21において最も上端に位置する地点までの距離を意味する。
つまり、燃料ポンプ25を液体燃料の液面に対して垂直に取り付けようとすると、L>dという関係が成立し得ず、セパレータタンク20のサイズが燃料ポンプ25の全長に合わせて大型化することになってしまう。これに対して、本実施形態の構成であれば、例えL>dという関係であったとしても燃料ポンプ25をセパレータタンク20内に確実に収容させることが可能となる。つまり、所定の流量にて液体燃料を送液する燃料ポンプ25をセパレータタンク20内に収容する際に、同タンク20のサイズ(厳密には、距離d)をよりコンパクト化することが可能となる。
なお、本実施形態に係る燃料ポンプ25は、図3に示すように、セパレータタンク20内においてハウジング21の底壁とカバー22とに挟まれた状態で収容されている。より具体的に説明すると、ハウジング21の底壁(厳密には、第2傾斜部21b)のうち、最底位置よりも僅かに上方に位置する部分に、内側に突出した凸部状の固定ボス21cが設けられている。この固定ボス21cには不図示のスリットが形成されており、当該スリットは、セパレータタンク20内の燃料貯留スペースと連通し、固定ボス21cの頂面まで達している。一方、ハウジング21とカバー22とを組み合わせる前の時点では、燃料ポンプ25は、液体燃料の吐出ライン25bを形成する部分にてカバー22に取り付けられている。
そして、ハウジング21とカバー22とを組み合わせてセパレータタンク20が完成すると、燃料ポンプ25の底部がOリング25aを介して上記の固定ボス21cに固定されるようになる。ここで、燃料ポンプ25のうち、Oリング25aと接触する部分の内側には、液体燃料の吸入口が形成されており、燃料ポンプ25の底部が固定ボス21cに固定されると、当該固定ボス21cに形成されたスリットを介して上記の吸入口とセパレータタンク20内の燃料貯留スペースとが連通するようになる。
さらに、セパレータタンク20の底壁がV字状の屈曲部を有しているために当該屈曲部付近の剛性が向上し、図3に示すように、屈曲部付近に上記の固定ボス21cが設けられている。この結果、固定ボス21c周りの強度が高まり、固定ボス21cにより燃料ポンプ25が固定された状態を良好に保つことが可能となる。
また、本実施形態では、前述したように、液体燃料の液面が所定位置に達すると、フロート26、回動体27及びニードル弁28が協働して液体燃料のセパレータタンク20への流入を中止する。そして、セパレータタンク20への流入が中止される位置に液体燃料の液面があるとき、燃料ポンプ25のポンプ本体25tは、そのうちの一部、具体的には、吐出側の約1/3の部分が液面よりも上方に位置した状態にある。すなわち、本実施形態では、ポンプ本体25t全体が液体燃料に浸かってしまうことがない。このため、ポンプ作動時にポンプ本体25tから発せられる熱による液体燃料の温度上昇や気化を抑制することが可能となる。
次に、セパレータタンク20及びその周辺機器の位置関係、すなわち、エンジン装置1における機器配置レイアウトについて説明する。
一般的に、V型2気筒エンジンにおいてセパレータタンクはクランク軸周辺に配置されている。このため、従来のエンジンでは、例えばクランクケースの脇位置にセパレータタンクが配置されていた。
これに対して、本実施形態では、図1及び2に示すように、エンジン装置1全体のコンパクト化を図るためにセパレータタンク20がVバンクVB内に配置されている。ここで、セパレータタンク20については、前述したように底壁がV字状に屈曲しており、その屈曲角度は、一対のシリンダ2aが成す角度と略同じ角度となっている。換言すると、セパレータタンク20がVバンクVB内に配置された状態において、セパレータタンク20の底壁のうち、第1傾斜部21aは、一方のシリンダ2aに沿って傾斜しており、第1傾斜部21aと隣接した第2傾斜部21bは、他方のシリンダ2aに沿って傾斜している。なお、各傾斜部21a、21bが対応するシリンダ2aに沿って傾斜しているとは、各傾斜部21a、21bの傾斜角度が対応するシリンダ2aの傾斜角度(バンク角度)と略同じ角度となっている態様のみならず、上記2つの傾斜角度が多少異なった態様も含む意味である。
以上のように本実施形態では、セパレータタンク20の底壁の屈曲角度と一対のシリンダ2aが成す角度とが略同じ角度となっていることでセパレータタンク20をVバンクVB内に収まり良く配置することが可能となる。また、前述したように、セパレータタンク20自体のサイズが小型化しているため、セパレータタンク20をVバンクVB内に良好に収めることが可能となる。さらに、セパレータタンク20のコンパクト化によりVバンクVB周辺に他の機器(例えば、エアクリーナ3やスロットルボディ4)を配置し易くなる。つまり、セパレータタンク20のコンパクト化により、エンジン2周りにおける機器の艤装性が向上することとなる。
なお、VバンクVB内に配置されたセパレータタンク20は、ハウジング21の外表面から突出した突出部21dに形成された係合穴21eにセパレータタンク20周辺の部材(例えば、シリンダ2aの外壁)から突出した係合部が係合することで固定されている。つまり、上記の突出部21dは、セパレータタンク20をその配置位置に固定するためにハウジング21に設けられた固定部に相当し、所謂スナップフィット方式にてセパレータタンク20がその配置場所に固定されている。さらに、本実施形態において突出部21dは、図1及び3に示すようにセパレータタンク20の天井面(具体的には、カバー22の上面)よりも下方に位置している。このような構成により、本実施形態ではエンジン装置1がより一層小型化されている。
本実施形態では、上記の構成が採用されているとともに、セパレータタンク20がVバンクVB内に配置された状態においてカバー22の上面から突出している部分、例えば、燃料受入部23等が所定位置よりも下方に位置するようになっている。ここで、所定位置とは、エンジン2のシリンダ2aにおいて最も上方に位置する部分である。さらに、カバー22の上面において燃料タンクから送液されてくる液体燃料を受け入れるために突出した部分、及び、セパレータタンク20内から燃料ポンプ25によりインジェクタ6に向けて液体燃料を送液するために突出した部分は、上下方向に対して略直交する方向に延出している。また、図3に示すように、カバー22には、燃料ポンプ25に不図示の電源からの電力を供給するためのコネクタ22aが設けられているが、かかるコネクタ22aに接続される電源ケーブルの引き込み方向が水平方向となっている。
以上のような構成により、セパレータタンク20をより一層小型化させ、エンジン装置1を効果的にコンパクト化することが可能となっている。
また、本実施形態では、上述したように、セパレータタンク20をコンパクト化する目的から、同タンク20内において燃料ポンプ25が第1傾斜部21aに沿って傾斜させて取り付けられている。本実施形態では、これ以外にも、セパレータタンク20のコンパクト化を図るためにタンク内部に設置される部品(例えば、フロート26等)のサイズ、部品間の位置関係、取り付け方式や取り付け姿勢などが調整されている。一例を示すと、フロート26の形状については、セパレータタンク20の高さ方向に大きくなったものを水平方向(厳密には奥行方向であり、図3の紙面を貫く方向)に広がったものが採用されている。これに加えて、本実施形態では、奥行方向(図3の紙面を貫く方向)において燃料ポンプ25の長さがフロート26の長さに対して短くなっている。このため、セパレータタンク20のうち、内部にフロート26が設置されている部分に対して、内部に燃料ポンプ25が設置されている部分が奥行方向において幅狭になっている。これにより、セパレータタンク20がより一層小型化されている。
さらにまた、本実施形態では、図1に示すように、VバンクVB内に配置されたセパレータタンク20の上方にエアクリーナ3が配置されている。換言すると、セパレータタンク20は、エアクリーナ3の直下に位置し、上部がエアクリーナ3に覆われた状態でVバンクVB内に配置されている。より具体的に説明すると、エアクリーナ3のうち、セパレータタンク20を覆う部分は、エンジン2の最上位置(厳密には、シリンダ2aの最上位置)よりも僅かに上方位置に位置している。
以上のような位置関係により、セパレータタンク20が外部からの影響(例えば、外部からの衝撃)を受け難くなる。これにより、セパレータタンク20自体の耐久性については、同タンク20の機能を発揮するのに必要な水準で足りるようになり、比較的高い水準での耐久性(外部からの衝撃に耐えうる耐久性)を備える必要がなくなる。このため、セパレータタンク20について、材質をより安価なものにし、壁の厚みをより薄肉にすることが可能となる。この結果、エンジン装置1の製造コストを削減することが可能となる。
なお、上記の効果は、エンジン2が外部に露出している状況、すなわち、外部からの衝撃がエンジン2周りの機器に及び易い状況において特に有意義なものとなる。
さらに、図2に示すように、セパレータタンク20がVバンクVB内に配置された状態では、スロットルボディ4及び排気機構8がセパレータタンク20を挟んで互いに反対側に位置している。換言すると、セパレータタンク20は、VバンクVB内に配置されることで、スロットルボディ4と排気機構8との間に挟まれた空間内に配置されている。
以上のように、セパレータタンク20がスロットルボディ4と排気機構8との間に配置されているので排気機構8からの放射熱をセパレータタンク20が遮断する形となり、当該放射熱でスロットルボディ4内を流れる空気の温度(吸気温度)が上昇するのを抑制することが可能となる。
一方、セパレータタンク20については、スロットルボディ4と排気機構8との間に配置されているために排気機構8からの放射熱を受け易く、また、雰囲気温度が比較的高くなるVバンクVB内に配置されている。このため、セパレータタンク20内の液体燃料への伝熱量が比較的大きくなってしまう。ゆえに、燃料ポンプ25のポンプ本体25tの一部を液体燃料の管理液面よりも上方に位置させてポンプ本体25tからの発生熱による液体燃料の温度上昇や気化を抑制する効果がより有意義なものとなる。なお、液体燃料の温度上昇をより効果的に抑えるうえで、燃料タンクからセパレータタンク20への液体燃料の送液量を増加させる等の対策を講じることとしてもよい。
1 エンジン装置
2 エンジン
2a シリンダ(気筒部)
2b クランクケース
3 エアクリーナ
4 スロットルボディ
5 燃料供給装置
6 インジェクタ(燃料噴射装置)
7 インテークマニホールド
8 排気機構
20 セパレータタンク(貯留タンク)
21 ハウジング
21a 第1傾斜部
21b 第2傾斜部
21c 固定ボス
21d 突出部
21e 係合穴
22 カバー
22a コネクタ
23 燃料受入部
24 孔
25 燃料ポンプ
25a Oリング
25b 吐出ライン
25t ポンプ本体
26 フロート
27 回動体
28 ニードル弁
VB Vバンク

Claims (8)

  1. エンジン内に液体燃料を噴射する燃料噴射装置と、内部に前記液体燃料を貯留する貯留タンクと、該貯留タンク内に収容され該貯留タンク内の前記液体燃料を前記燃料噴射装置に向けて送液する燃料ポンプと、を備える燃料供給装置であって、
    前記貯留タンクは、前記エンジンにおいてV字を成すように互いに傾いた状態で配置された一対の気筒部の間のスペース内に配置され、
    前記貯留タンクの底壁は、前記一対の気筒部の一方に沿って傾斜した第1傾斜部と、該第1傾斜部と隣接し前記一対の気筒部の他方に沿って傾斜した第2傾斜部と、を備え、
    前記燃料ポンプに設けられた前記液体燃料の吸入口が、前記貯留タンクの内部空間中、前記第1傾斜部と前記第2傾斜部との間に挟まれた領域内に配置されていることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記貯留タンクは、液状態にある前記液体燃料と気化された状態にある前記液体燃料とを分離するセパレータタンクであり、
    該セパレータタンクの天井壁には、気化された状態にある前記液体燃料を放出するためのエアベントが設置されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記燃料ポンプは、前記貯留タンク内において、前記第1傾斜部に沿って傾いた姿勢で取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料供給装置。
  4. 前記貯留タンクは、前記底壁とは反対側の端部に開口を有するハウジングと、該ハウジングの前記開口を塞ぐカバーとを有し、
    前記燃料ポンプの、前記第1傾斜部に沿う方向における長さが、前記ハウジングにおける前記底壁から前記開口までの距離よりも長いことを特徴とする請求項3に記載の燃料供給装置。
  5. 前記貯留タンク内における前記液体燃料の液面が所定位置に達した時点で前記貯留タンク内への前記液体燃料の流入を中止する燃料流入制限機構を備え、
    前記液面が前記所定位置に達して前記燃料流入制限機構が前記液体燃料の流入を中止している状態において、前記燃料ポンプのうち、可動部分が内蔵されたポンプ本体の一部は、前記液面よりも上方に位置していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
  6. 前記貯留タンクは、前記一対の気筒部の間のスペース内に配置され、かつ、前記一対の気筒部の各々に吸気される空気を浄化するエアクリーナの下方位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
  7. 前記貯留タンクは、前記一対の気筒部の各々に吸気される空気の流路が内部に形成されたスロットルボディと、前記一対の気筒部の各々にて発生した燃料ガスを外部に排気するための部品群からなる排気機構と、の間に挟まれた空間内に配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
  8. 前記貯留タンクは、前記貯留タンクをその配置位置に固定するために突出形成された固定部を備えており、
    該固定部は、前記貯留タンクの天井面よりも下方に位置していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
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