JP2014230561A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作ユニットの内部に発熱部品が組み込まれた弾球遊技機において、その発熱部品が過熱して十全に作動しなくなることに起因して遊技の興趣を向上させることができなくなる事態の発生を未然に防ぐ。【解決手段】弾球遊技機では、遊技演出に応じて操作される操作手段125を有する操作ユニット120が枠体に着脱自在に設けられている。操作ユニット120は、内部に発熱部品を有するとともに、操作ユニット120の内外を連通する通気口が設けられている。枠体には、発熱部品で発生した熱が操作ユニット120内から通気口を介して放熱される放熱空間が形成されている。【選択図】図5
Description
本発明は、弾球遊技機に関し、特に、遊技演出に応じて操作される操作手段を有する操作ユニットが枠体に着脱自在に設けられた弾球遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機等の弾球遊技機の中には、遊技演出に応じて操作される演出ボタンなどの操作手段が枠体に設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような弾球遊技機においては、操作手段を取扱いやすくするとともに、操作手段の見栄えを良くして遊技の興趣を向上させることを目的として、操作手段をユニット化して操作ユニットとし、その内部に駆動部品及び電動モーターを組み込み、電動モーターで駆動部品を駆動することが考えられる。
しかしながら、操作ユニットの内部に電動モーターが組み込まれた場合には、この電動モーターが、その使用(駆動部品の駆動)に伴って発熱する発熱部品になる。したがって、この発熱部品(電動モーター)を長時間にわたって使用すると、操作手段をユニット化したがゆえに、発熱部品で発生した熱が操作ユニットの内部に蓄積し、発熱部品が過熱して十全に作動しなくなる。その結果、駆動部品が適正に駆動されなくなり、ひいては遊技の興趣を向上させることができなくなる恐れがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、操作ユニットの内部に発熱部品が組み込まれた弾球遊技機において、その発熱部品が過熱して十全に作動しなくなることに起因して遊技の興趣を向上させることができなくなる事態の発生を未然に防ぐことが可能な弾球遊技機を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の発明は、遊技演出に応じて操作される操作手段を有する操作ユニットが枠体に着脱自在に設けられた弾球遊技機であって、前記操作ユニットは、内部に発熱部品を有するとともに、当該操作ユニットの内外を連通する通気口が設けられ、前記枠体には、前記発熱部品で発生した熱が前記操作ユニット内から前記通気口を介して放熱される放熱空間が形成されている弾球遊技機としたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、発熱部品で発生した熱は、操作ユニットの内部から通気口を介して操作ユニットの外部に至った後、枠体の放熱空間で放熱される。その結果、操作ユニットの内部に発熱部品が組み込まれた弾球遊技機において、その発熱部品が過熱して十全に作動しなくなることに起因して遊技の興趣を向上させることができなくなる事態の発生を未然に防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態における弾球遊技機として、パチンコ遊技機を例にして図面を参照しながら説明する。
まず、本実施の形態のパチンコ遊技機の概略構成について説明する。図1及び図2に示すように、本実施の形態のパチンコ遊技機1は、主として、パチンコホール等の遊技場に設けられた台島に設置される外枠2と、外枠2に対して開閉可能に取り付けられた中枠3と、中枠3に対して開閉可能に取り付けられた長方形枠状の枠体としての窓枠4とにより構成されている。また、中枠3には、後述する上皿110から溢れた遊技球(パチンコ球)が貯留される下皿10及び低音用のスピーカ11を有する下皿ユニット5と、遊技球が転動する領域である遊技領域を有する遊技盤6と、遊技球を遊技盤6の遊技領域へ向けて発射する発射装置12と、発射装置12の発射勢(遊技球の飛距離)を調整するために遊技者が操作する操作ハンドル13と、貸出ボタン7及び返却ボタン8を有する球貸操作部14と、払い出し用の遊技球を貯留する賞球払出装置16とが取り付けられている。さらに、窓枠4には、高音用の左右一対のスピーカ9と、賞球払出装置16からから払い出された遊技球を一時的に貯留して発射装置12に導く上皿110並びに操作ユニットとしての押ボタン120及び十字キー150を筐体140上に具備する上皿ユニット100とが配設されている。
次に、押ボタン120の構成及びその取付状態について詳細に説明する。
すなわち、押ボタン120は、図6〜図8に示すように、略六角形板状の台座123と、略六角形枠状のケーシング124と、遊技演出に応じて遊技者が操作可能な操作手段としての略紡錘形の透明なボタン本体125とが、上下方向(矢印A、B方向)に組み付けられて構成されている。ここで、台座123の上側にはケーシング124が、複数のねじ(図示せず)で止め付けられている。また、ケーシング124の上側にはボタン本体125が、所定のストロークで上下方向(矢印A、B方向)に昇降自在に組み付けられている。さらに、台座123とボタン本体125との間には、左右一対のコイルスプリング(図示せず)が、上下方向(矢印A、B方向)に伸縮するように設けられている。
ここで、押ボタン120は、図5〜図9に示すように、その内部に発熱部品としての電動モーター129を有するとともに、押ボタン120の内外を連通する通気口130が設けられている。すなわち、ケーシング124には、図5及び図9に示すように、ブラケット131を介して円筒状のドラム128が回転自在に支持されているとともに、電動モーター129が取り付けられており、電動モーター129に通電することにより、ドラム128を回転させることができるように構成されている。このドラム128の周面には、遊技者に押ボタン120を押すように促すメッセージなどが記載されている。また、ケーシング124には、図6〜図8に示すように、くし形の2つの通気口130が押ボタン120の内外を連通するように形成されている。さらに、台座123の底面には、略三角柱フレーム状の補強リブ132が一体に形成されている。
そして、この押ボタン120は、図8に示すように、その上下方向(矢印A、B方向)が、遊技盤6にほぼ平行な鉛直面Pに対して所定の角度θ(例えば、θ=20〜30°)だけ遊技者側(図8右側)に前傾した状態で、図3及び図4に示すように、上皿110の前方、つまり遊技者側(図4右下側)の筐体140部分に着脱自在に取り付けられている。
なお、押ボタン120が上皿ユニット100の筐体140に取り付けられた状態では、図5に示すように、ケーシング124のフランジ部124aが筐体140の上面140aに係止し、台座123及びケーシング124(そのフランジ部124aを除く)が筐体140内にはまり込んで埋没しているとともに、ボタン本体125が筐体140の上面140aから上方(矢印A方向)に突出し、さらに、台座123は、補強リブ132が筐体140の底面140bに接触した状態で筐体140にねじ止めされている。
また、窓枠4には、図1〜図3に示すように、この窓枠4の形状(長方形枠状)に沿う広大な放熱空間S1が、押ボタン120の筐体140の内部空間S2に連通するように形成されている。
このような構成のパチンコ遊技機1において、遊技者が遊技を行っている途中で、遊技演出に応じて遊技者に押ボタン120を押すように促す際には、パチンコ遊技機1は、電動モーター129に通電してドラム128を回転させるように制御する。すると、押ボタン120内でドラム128が回転し、その周面に記載されたメッセージが、透明なボタン本体125を通して遊技者の目に入る。そのため、遊技者は、タイミングを逃すことなく押ボタン120のボタン本体125を押し下げることが可能となる。
このとき、ドラム128を回転させる電動モーター129の使用に伴って、電動モーター129が発熱する。しかし、上述したとおり、押ボタン120のケーシング124に通気口130が押ボタン120の内外を連通するように形成されているとともに、窓枠4に放熱空間S1が押ボタン120の筐体140の内部空間S2に連通するように形成されている。そのため、押ボタン120がユニット化されていても、電動モーター129で発生した熱は、押ボタン120の内部に蓄積することなく、押ボタン120の内部から通気口130を介して押ボタン120の外部、つまり、筐体140の内部空間S2に排出された後、窓枠4の広大な放熱空間S1で放熱される。したがって、電動モーター129を長時間にわたって使用してドラム128を回転させても、電動モーター129が過熱する事態は生じないので、電動モーター129は十全に作動し続け、ドラム128は適正に回転駆動され続ける。その結果、遊技の興趣を向上させることが可能となる。特に、押ボタン120の大型化に伴って電動モーター129が大型化した場合には、一般に電動モーター129の発熱量が増大するため、こうした効果は一層重要なものとなる。
以上のように、本実施の形態のパチンコ遊技機(弾球遊技機)1は、遊技演出に応じて操作されるボタン本体(操作手段)125を有する押ボタン(操作ユニット)120が窓枠(枠体)4に着脱自在に設けられたパチンコ遊技機(弾球遊技機)1であって、前記押ボタン(操作ユニット)120は、内部に電動モーター(発熱部品)129を有するとともに、当該押ボタン(操作ユニット)120の内外を連通する通気口130が設けられ、前記窓枠(枠体)4には、前記電動モーター(発熱部品)129で発生した熱が前記押ボタン(操作ユニット)120内から前記通気口130を介して放熱される放熱空間S1が形成されているパチンコ遊技機(弾球遊技機)1としたことを特徴とする。
そして、本実施の形態によれば、電動モーター(発熱部品)129で発生した熱は、押ボタン(操作ユニット)120の内部から通気口130を介して押ボタン(操作ユニット)120の外部に至った後、窓枠(枠体)4の放熱空間S1で放熱される。その結果、押ボタン(操作ユニット)120の内部に電動モーター(発熱部品)129が組み込まれたパチンコ遊技機(弾球遊技機)1において、その電動モーター(発熱部品)129が過熱して十全に作動しなくなることに起因して遊技の興趣を向上させることができなくなる事態の発生を未然に防ぐことができる。
また、本実施の形態によれば、押ボタン120が窓枠4に着脱自在に設けられているので、押ボタン120が故障した場合や経年劣化した場合に、押ボタン120を窓枠4から取り外して容易に交換・修理することができる。その結果、電動モーター129で駆動するドラム128を押ボタン120内に組み込んだために押ボタン120が故障しやすくなったとしても、押ボタン120の取扱いが容易になり、パチンコ遊技機1の組立作業のみならずメンテナンス作業をも効率良く行うことができる。
さらに、押ボタン120は、上述したとおり、上皿ユニット100の筐体140に取り付けられた状態では、台座123が筐体140にねじ止めされて補強リブ132が筐体140の底面140bに接触している。したがって、この押ボタン120では、補強リブ132がボタン本体125の押下方向(矢印B方向)の力に対抗することができるので、強度を確保することができる。その結果、遊技者が遊技演出に興奮してボタン本体125を強く押し下げたとしても、押ボタン120が損傷する心配はない。
また、押ボタン120は、上述したとおり、所定の角度θだけ遊技者側に前傾した形で上皿ユニット100の筐体140に取り付けられているので、押しやすい。そのため、押ボタン120が前傾していない場合に比べて、遊技の興趣を高めることができる。
なお、以上説明した実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。
例えば、前記した実施の形態では、パチンコ遊技機を用いて説明したが、これに限るものではなく、本発明は、雀球遊技機やアレンジボール等の他の弾球遊技機にも適用可能である。
また、前記した実施の形態では、くし形の2つの通気口130が押ボタン120のケーシング124に形成された場合について説明した。しかし、本発明では、この通気口130は、押ボタン120の内外を連通する限り、くし形以外の形状に形成してもよく、また、押ボタン120の他の部位(例えば、台座123)に設けてもよく、さらに、通気口130の個数を1つ、或いは3つ以上にしても構わない。
また、前記した実施の形態では、枠体として窓枠4を有する場合について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、窓枠4以外の枠体を有する場合にも適用可能である。
また、前記した実施の形態では、押ボタン120の内部に発熱部品として電動モーター129を有する場合について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、押ボタン120の内部に電動モーター129以外の発熱部品を有する場合にも適用可能である。
さらに、前記した実施の形態では、操作ユニット及び操作手段としてそれぞれ押ボタン120及びボタン本体125を有する場合について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、押ボタン120以外の操作ユニットや、ボタン本体125以外の操作手段を有する場合にも適用可能である。
1…パチンコ遊技機(弾球遊技機)、4…窓枠(枠体)、120…押ボタン(操作ユニット)、125…ボタン本体(操作手段)、129…電動モーター(発熱部品)、130…通気口、S1…放熱空間
Claims (1)
- 遊技演出に応じて操作される操作手段を有する操作ユニットが枠体に着脱自在に設けられた弾球遊技機であって、
前記操作ユニットは、内部に発熱部品を有するとともに、当該操作ユニットの内外を連通する通気口が設けられ、
前記枠体には、前記発熱部品で発生した熱が前記操作ユニット内から前記通気口を介して放熱される放熱空間が形成されていることを特徴とする弾球遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2013111525A JP2014230561A (ja) | 2013-05-28 | 2013-05-28 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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