JP2014228607A - 基板実装型の光電変換コネクタ - Google Patents

基板実装型の光電変換コネクタ Download PDF

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    • H01S5/02253Out-coupling of light using lenses

Abstract

【課題】リード端子と基板の接続部分に生ずる応力を低減することができる基板実装型の光電変換コネクタを提供すること。【解決手段】相手方光学部材90が嵌合可能な嵌合部112を有し、少なくとも当該嵌合部112を含む光信号の経路となる部分が光透過性材料で形成された光学ユニット10と、相手方光学部材90と光軸Cが一致するように配される光電変換素子21を有する光電変換ユニット20と、この光電変換ユニット20に接続され、光電変換素子21を基板80に電気的に接続するためのリード端子30と、を備え、光学ユニット10には、基板80に接続される基板接続部121が設けられている光電変換コネクタ1とする。【選択図】図2

Description

本発明は、光電変換素子を備えた基板実装型の光電変換コネクタに関する。
下記特許文献1には、この種の基板実装型の光電変換コネクタ(以下単に光電変換コネクタと称することもある)が記載されている。この種の光電変換コネクタには、光電変換後または光電変換前の電気信号を、当該光電変換コネクタが実装される基板(基板に形成された回路)と送受信するためのリード端子(端子金具24)が設けられる。このリード端子が当該基板にはんだ付けされることにより、光電変換コネクタと基板の電気的かつ物理的な接続がなされる。
特開2012−137537号公報
上記特許文献1に記載の光電変換コネクタは、相手方光学部材が嵌合可能な嵌合部(スリーブ34)を有する。相手方光学部材が嵌合される際に嵌合部に加わる力は、そのままコネクタ全体に伝わり、リード端子と基板の接続部分に生ずる応力となる。つまり、上記特許文献1に記載のような従来の光電変換コネクタでは、相手方光学部材が嵌合されるときの力によって、リード端子と基板との電気的接続の信頼性が低下してしまうという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、リード端子と基板の接続部分に生ずる応力を低減することができる基板実装型の光電変換コネクタを提供することである。
上記課題を解決するために本発明にかかる基板実装型の光電変換コネクタは、相手方光学部材が嵌合可能な嵌合部を有し、少なくとも当該嵌合部を含む光信号の経路となる部分が光透過性材料で形成された光学ユニットと、前記相手方光学部材と光軸が一致するように配される光電変換素子を有する光電変換ユニットと、この光電変換ユニットに接続され、前記光電変換素子を基板に電気的に接続するためのリード端子と、を備え、前記光学ユニットには、前記基板に接続される基板接続部が設けられていることを特徴とする。
前記基板接続部は、金属材料により構成されているとよい。
前記光学ユニットは、前記光学ユニットは、金属材料によって一体的に形成され、前記基板接続部と、前記光電変換ユニットを構成する面と少なくとも一部に対向するシールド部とを含む接続用金属部材を有するものであるとよい。
前記接続用金属部材のシールド部には、光信号の経路となる部分に開口が形成されているとよい。
前記接続用金属部材のシールド部が対向する面以外の、前記光電変換ユニットを構成する面の少なくとも一部に対向するように、シールド部材が設けられているとよい。
前記光学ユニットおよび前記光電変換ユニットは、内側に空間が形成されるように突き合わされて一体化されており、前記光電変換素子が当該空間内に位置しているとよい。
前記光学ユニットは、前記相手方光学部材から出射された光、または前記光電変換素子から出射された光が通過するレンズ部を有し、このレンズ部が前記空間内に位置しているとよい。
本発明にかかる基板実装型の光電変換コネクタは、光電変換ユニットに設けられるリード端子だけでなく、光学ユニットに設けられる基板接続部が基板に接続される構成であるから、嵌合部に相手方光学部材が嵌合された際にかかる力のほとんどは基板接続部と基板の接続部分に作用する。つまり、電気的接続部分であるリード端子と基板の接続部分に生ずる応力を低減することができ、当該部分の接続信頼性が向上する。
基板接続部が金属材料で構成されていれば、基板とリード端子の接続および基板と基板接続部の接続を、はんだ付け等によって一度に行うことができる。
光電変換ユニットの少なくとも一部に対向して配置されるシールド部を含む接続用金属部材が設けられた構成とすれば、光電変換ユニットに対する電磁的シールド効果が高まる。当該シールド部は、基板接続部とともに接続用金属部材に設けられるものである。つまり、接続用金属部材は、上記リード端子と基板の接続部分に生ずる応力を低減する作用を発現するとともに、シールド効果を高める作用を発現するものである。
接続用金属部材のシールド部に光信号の経路を遮断しないように開口が形成された構成とすれば、光電変換ユニットを覆う部分を大きくすることができ、シールド効果が高まる。
光電変換ユニットにおけるシールド部が対向する面以外の面の少なくとも一部に対向するように、シールド部材が設けられた構成とすれば、光電変換ユニットに対するシールド効果がさらに高められる。別の見方をすれば、接続用金属部材のシールド部は、シールド部材で覆うことができない箇所を補完的に覆うものであるということがいえる。
内側に空間が形成されるように光学ユニットと光電変換ユニットが一体化され、当該空間内に光電変換素子や、レンズ部が配されている構成とすれば、光電変換素子(の受光部または発光部)やレンズ部に埃等が付着することを要因とするノイズの発生が抑制される。
本発明の一実施形態にかかる基板実装型の光電変換コネクタの外観図である。 本発明の一実施形態にかかる基板実装型の光電変換コネクタの断面図(図1のA−A線断面図)である(外部基板に実装された状態のものを示す)。 光学ユニット、光電変換ユニット、およびリード端子が一体化された組体の外観図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明における幅方向とはコネクタの短手方向であって図1におけるX軸方向をいい、前後方向(光軸C方向;光電変換素子21側を前、嵌合部112側を後とする)とはコネクタの長手方向であって図1におけるY軸方向をいい、上下方向とは幅方向および軸方向に直交する方向であって図1におけるZ軸方向をいうものとする。また、平面方向とは、外部基板80の表面(実装面)に平行な方向をいうものとする。
図1および図2に示す本発明の一実施形態にかかる基板実装型の光電変換コネクタ1は、外部基板80(本発明における基板に相当する;図2参照)に実装されるコネクタであって、光信号を電気信号に変換し、当該電気信号を外部基板80に設けられた回路に送るものである。光電変換コネクタ1は、光学ユニット10と、光電変換ユニット20と、リード端子30と、ハウジング40と、シールド部材50と、を備える。以下、各構成について詳細に説明する。
光学ユニット10は、相手方光学部材90が嵌合する嵌合部112(スリーブなどとも称される)を有する。本実施形態では、後述する接続用金属部材12以外の部分は、光透過性材料で一体的に形成されている。ただし、光信号の経路となる部分以外の部分は、光透過性材料以外の材料で形成されていてもよい。光透過性材料で形成された部分11は、本体部111、嵌合部112、レンズ部113、および壁部114を有する、盆状の部分である。
本体部111は、前後方向に直交する平面に沿って位置する板状の部分である。嵌合部112は、前後方向(光軸C方向)に直交する本体部111の一方側の面における中央から突出した筒状の部分である。この嵌合部112の「筒」の中心軸は、各光学部材の光軸Cと一致する。嵌合部112は、図2に点線で示される相手方光学部材90(光ファイバ92が固定されたフェルール91)が嵌合可能に形成されている。相手方光学部材90が嵌合部112に嵌合されると、光ファイバ92の軸線が光軸Cに一致した状態となる。
レンズ部113は、前後方向に直交する本体部111の他方側の面における中央から突出した部分である。このレンズ部113は、その光軸Cが上記嵌合部112の「筒」の中心軸と一致する、集束レンズである。嵌合部112に嵌合された相手方光学部材90の光ファイバ92から出射された光は、発散光となって光透過性材料で形成された部分11を通過し、レンズ部113によって集束光となる。レンズ部113は、当該集束光の焦点が光電変換素子21の受光部となるような形状、位置に設けられる。
壁部114は、前後方向に直交する本体部111の他方側の面の外縁から突出した部分である。その突出高さは、レンズ部113の突出高さ(本体部111の他方側の面とレンズ部113の先端までの距離)よりも大きい。
このような構成を有する光透過性材料で形成された部分11には、接続用金属部材12が固定されている。本実施形態では、インサート成形によって、接続用金属部材12の一部(後述するシールド部122)が上記本体部111内に埋め込まれることで両者が一体化されている。接続用金属部材12は、断面で見て略「L」字状に形成された部材であって、基板接続部121およびシールド部122を有する。
基板接続部121は、接続用金属部材12の下端に形成された、平面方向に沿う部分である。基板接続部121は、後述するハウジング40に形成された開口422を通じて露出しており、ハウジング40の下端面と略同じ高さに位置する。この基板接続部121は、はんだ付け等によって外部基板80に物理的に接続されるとともに、外部基板80に形成された回路に電気的に接続されている。この外部基板80に形成された回路を介して、基板接続部121はアースに接続される。
シールド部122は、前後方向に直交する平面に沿って位置し、前後方向で光電変換ユニット20の少なくとも一部に対向する部分である。本体部111内に埋め込まれたシールド部122には、光軸Cと交差する箇所に開口123が形成されている。当該開口123は、相手方光学部材90の光ファイバ92から出射された発散光の経路を妨げることがないような大きさ(形状)に形成されている。ただし、開口123が大きすぎると、シールド部122による電磁的シールド効果が低下するため、開口123の大きさはできるだけ小さい方がよい。光学ユニット10の光透過性材料で形成された部分11は、相手方光学部材90の光ファイバ92から出射される発散光の全部がレンズ部113に入射するように設定されているから、前後方向で見て、開口123とレンズ部113とが略同じ形状(レンズ部113の外周縁と開口123の外周縁が略一致する形状)であれば、光を遮断することなく、かつシールド効果が大きく低下することのないシールド部122となる。
光電変換ユニット20は、光ファイバ92から出射された光信号を電気信号に変換する光電変換素子21(受光素子)を含むユニットである。光電変換素子21は、変換された電気信号を外部基板80に送信するための回路等が形成された内部基板22上に実装される。光電変換素子21の光軸(受光部の中心)は、相手方光学部材90の光ファイバ92の光軸と一致している。具体的には、相手方光学部材90の光ファイバ92から出射され、レンズ部113によって集束光となった光の焦点が、光電変換素子21の受光部の中心となるように設定される。この光電変換素子21およびこの光電変換素子21が実装された内部基板22と、詳細を後述する支持部材23とによって光電変換ユニット20が構成される。
内部基板22に形成された電気信号を外部基板80に送信するための回路には、複数のリード端子30がはんだ付け等により接続されている。リード端子30は、その一部がハウジング40の外部まで引き出されている。具体的には、リード端子30における内部基板22に接続された側の反対側の端部には、平面方向に沿う部分が形成されており、当該部分がハウジング40の外部まで引き出されている。このリード端子30の平面方向に沿う部分は、上記基板接続部121(接続用金属部材12の平面方向に沿う部分)と上下方向における位置が同じである。
光電変換素子21が実装された内部基板22およびリード端子30は、支持部材23に固定されている。支持部材23は、上記光学ユニット10の光透過性材料で形成された部分11の一部と略同じ形状(盆状)に形成された部材であって、本体部231および壁部232を有する。本体部231は、前後方向に直交する板状の部分であり、壁部232は本体部231の外縁から光学ユニット10側に突出した部分である。光電変換素子21が実装された内部基板22は、支持部材23の本体部231の光学ユニット10側の面(内底面)に沿って配されている。リード端子30は、支持部材23の下側の壁部232を貫通し、ハウジング40の下側に引き出されている。つまり、内部基板22に接続されたリード端子30が、支持部材23に形成された貫通孔に圧入されることで、光電変換素子21が実装された内部基板22およびリード端子30は支持部材23に固定されている。換言すれば、光電変換素子21およびこの光電変換素子21が実装された内部基板22と支持部材23とによって構成される光電変換ユニット20にリード端子30が接続された組体が得られる。
図3に示すように、光電変換ユニット20(光電変換ユニット20とリード端子30の組体)は、上記光学ユニット10と一体化されている。具体的には、光電変換ユニット20が有する支持部材23の光学ユニット10側に突出した壁部232と、光学ユニット10が有する光透過性材料で形成された部分11の光電変換ユニット20側に突出した壁部114とが突き合わされるようにして両者は一体化される。この一体化の方法は特定の方法に限定されるものではない。光電変換素子21とレンズ部113の位置関係が上述した関係となるように位置決めした上で一体化されるものであれば、どのような方法を採用してもよい。
このように盆状の部材である支持部材23と光学ユニット10の光透過性材料で形成された部分11の一部とが突き合わされるため、両者の壁部114、232の内側には空間Sが形成される。この壁部114、232で囲まれた空間S内に、光電変換素子21およびそれが実装された内部基板22、およびレンズ部113が配された構成となる。
ハウジング40は、アッパーハウジング41とロアハウジング42とから構成され、コネクタ係合部43およびユニット収容部44が形成された部材である。コネクタ係合部43は、相手方光学部材90が固定された図示されない光コネクタが係合される部分である。ユニット収容部44は、一体化された光学ユニット10および光電変換ユニット20(嵌合部112を除く)が収容される部分である。コネクタ係合部43とユニット収容部44は区画板部45によって区画されており、この区画板部45に形成された貫通孔451内に筒状の嵌合部112が通される。当該貫通孔451は、アッパーハウジング41の区画板部45を構成する部分に形成された半円状の部分と、ロアハウジング42の区画板部45を構成する部分に形成された半円状の部分が一体となって形成される。ハウジング40(ロアハウジング42)の下面の前側には、幅方向に所定の間隔をおいて並べられた各リード端子30が通される溝421が形成されている。また、ハウジング40(ロアハウジング42)の下面における溝421が形成された箇所よりも後側には、基板接続部121を露出させるための開口422が形成されている。光学ユニット10、光電変換ユニット20、およびリード端子30が一体化された組体をロアハウジング42に対して組み付けた(各部材が所定の位置に位置するように組み付けた)後、ロアハウジング42にアッパーハウジング41を接続することにより、光学ユニット10、光電変換ユニット20、およびリード端子30が一体化された組体とハウジング40とが一体化される。なお、アッパーハウジング41とロアハウジング42の接続方法は特定の方法に限定されない。
シールド部材50は、光電変換ユニット20に対する電磁的シールド効果を発揮する部材であり、当該光電変換ユニット20を覆うようにハウジング40に取り付けられた金属製の部材である。シールド部材50は、光電変換ユニット20の上面に対向する部分51、幅方向両側面に対向する部分52、前面に対向する部分53を有する。上述したように、光電変換ユニット20の後面に対向するように接続用金属部材12のシールド部122が設けられているため、光電変換ユニット20は下側を除いた周囲がシールド部材50(シールド部122)に覆われているということである。
シールド部材50には、その下側縁から下方に突出した接続突起54が形成されている。接続突起54は、はんだ付け等によって外部基板80に物理的に接続されるとともに、外部基板80に形成された回路に電気的に接続されている。この外部基板80に形成された回路を介して、シールド部材50はアースに接続される。
このような構成の光電変換コネクタ1は、外部基板80上における所定位置に設置され、リード端子30と基板接続部121が外部基板80に物理的かつ電気的に接続される。その接続方法は特定の方法に限定されるものではないが、いわゆるリフロー方式のはんだ付けによって光電変換コネクタ1と外部基板80の接続を行うとよい。
以上説明した本実施形態にかかる基板実装型の光電変換コネクタ1によれば、次のような作用効果が奏される。
本実施形態にかかる光電変換コネクタ1は、光電変換ユニット20に設けられるリード端子30だけでなく、光学ユニット10に設けられる基板接続部121が基板に接続される構成であるから、嵌合部112に相手方光学部材90が嵌合された際にかかる力のほとんどは基板接続部121と基板の接続部分に作用する。つまり、電気的接続部分であるリード端子30と基板の接続部分に生ずる応力を低減することができ、当該部分の接続信頼性が向上する。
また、この基板接続部121とシールド部122が一体的に形成された接続用金属部材12を備える構成であるため、光電変換ユニット20に対する電磁的シールド効果が高まる。つまり、接続用金属部材12は、上記リード端子30と基板の接続部分に生ずる応力を低減する作用を発現するとともに、シールド効果を高める作用を発現するものである。そして、このシールド部122と一体的に形成される基板接続部121も金属材料で構成された部分であるため、基板とリード端子30の接続および基板と基板接続部121の接続を、はんだ付け等によって一度に行うことができる。特に、リフロー方式のはんだ付けを用いれば接続が容易である。
また、接続用金属部材12のシールド部122には、光信号の経路を遮断しないようにするための開口123が形成されている。つまり、開口123によって当該経路を確保した上で、光電変換ユニット20を覆う部分(光電変換ユニット20の後面に対向する部分)を大きくしたものである。よって、シールド部122によるシールド効果は高い。そして、本実施形態では、光電変換ユニット20におけるシールド部122が対向する面以外の面(上面、幅方向両側面、前面)に対向するように、シールド部材50が設けられた構成であるため、光電変換ユニット20に対するシールド効果に優れる。別の見方をすれば、接続用金属部材12のシールド部122は、シールド部材50で覆うことができない箇所を補完的に覆うものであるということである。
また、光学ユニット10と光電変換ユニット20が一体化されてできる壁部114、232で囲まれた空間S内には、光電変換素子21やレンズ部113が配される。そのため、光電変換素子21(の受光部または発光部)やレンズ部113に埃等が付着することを要因とするノイズの発生が抑制される。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態にかかる光電変換コネクタ1は、相手方光学部材90の光ファイバ92から出射された光信号を、光電変換素子21(受光素子)によって電気信号に変換し、外部基板80に送るものであることを説明したが、その逆の変換を行うコネクタであってもよい。すなわち、外部基板80から送られた電気信号を光電変換素子21(発光素子)によって光信号に変換し、その光信号が相手方光学部材90の光ファイバ92に向かって出射されるものであってもよい。また、光ファイバ92から出射された光信号を電気信号に変換し外部基板80に送る機能と、外部基板80の電気信号を光信号に変換し光ファイバ92に送る機能の両方を備えたものであってもよい。
また、上記実施形態にかかる光電変換コネクタ1では、光透過性材料で形成された部分11に固定された接続用金属部材12に基板接続部121が形成されていることを説明したが、光透過性材料で形成された部分11に基板接続部121が形成された構成としてもよい。このような構成としては、本体部111の下面から突出する突起を設け、その突起が外部基板80に形成された孔または凹部に圧入される構成が例示できる。このような構成としても、嵌合部112に相手方光学部材90が嵌合される際の力のほとんどが基板接続部121である突起と外部基板80との接続部に作用することになるから、リード端子30と外部基板80の接続部に生ずる応力を低減することができる。
1 光電変換コネクタ
10 光学ユニット
11 光透過性材料で形成された部分
112 嵌合部
113 レンズ部
12 接続用金属部材
121 基板接続部
122 シールド部
123 開口
20 光電変換ユニット
21 光電変換素子
22 内部基板
23 支持部材
30 リード端子
40 ハウジング
50 シールド部材
80 外部基板
90 相手方光学部材
92 光ファイバ
S 空間
C 光軸

Claims (7)

  1. 相手方光学部材が嵌合可能な嵌合部を有し、少なくとも当該嵌合部を含む光信号の経路となる部分が光透過性材料で形成された光学ユニットと、
    前記相手方光学部材と光軸が一致するように配される光電変換素子を有する光電変換ユニットと、
    この光電変換ユニットに接続され、前記光電変換素子を基板に電気的に接続するためのリード端子と、
    を備え、
    前記光学ユニットには、前記基板に接続される基板接続部が設けられていることを特徴とする基板実装型の光電変換コネクタ。
  2. 前記基板接続部は、金属材料により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の基板実装型の光電変換コネクタ。
  3. 前記光学ユニットは、金属材料によって一体的に形成され、前記基板接続部と、前記光電変換ユニットを構成する面と少なくとも一部に対向するシールド部とを含む接続用金属部材を有することを特徴とする請求項2に記載の基板実装型の光電変換コネクタ。
  4. 前記接続用金属部材のシールド部には、光信号の経路となる部分に開口が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の基板実装型の光電変換コネクタ。
  5. 前記接続用金属部材のシールド部が対向する面以外の、前記光電変換ユニットを構成する面の少なくとも一部に対向するように、シールド部材が設けられていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の基板実装型の光電変換コネクタ。
  6. 前記光学ユニットおよび前記光電変換ユニットは、内側に空間が形成されるように突き合わされて一体化されており、前記光電変換素子が当該空間内に位置していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の基板実装型の光電変換コネクタ。
  7. 前記光学ユニットは、前記相手方光学部材から出射された光、または前記光電変換素子から出射された光が通過するレンズ部を有し、このレンズ部が前記空間内に位置していることを特徴とする請求項6に記載の基板実装型の光電変換コネクタ。
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