JP6343494B2 - コネクタ - Google Patents
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(1) 電子機器ユニットのケースに対して取付可能なコネクタであって、
前記ケースに設けられた開口を塞ぐように前記ケースに組み付けられるエスカッションと、
内部に端子を保持する筒状部が形成されたハウジングを有し、前記エスカッションにおける前記ケースへの組み付け側と反対側に装着されることで、前記筒状部の一部が前記エスカッションに形成された挿通孔を通して前記エスカッションにおける前記ケースへの組み付け側に配置されるコネクタアッシーと、
前記エスカッションにおける前記ケースへの組み付け側に設けられて前記コネクタアッシーの前記筒状部に保持された前記端子が接続される基板と、
を備え、
前記挿通孔と前記筒状部との間には、径方向にクリアランスが形成されており、
前記筒状部と前記基板とが一体で、前記ケースに対して前記径方向に相対移動可能であり、
前記コネクタアッシーに前記ケースへ向かって作用する外力が付与された際に、前記ハウジングが前記エスカッションに接触、または前記ハウジングが中間部材を介して前記エスカッションに接触して、前記エスカッションに対する前記コネクタアッシーの移動が規制される
ことを特徴とするコネクタ。
(2) 前記筒状部が挿通された前記挿通孔を囲うように前記エスカッションと前記ハウジングとの間に配置されて前記エスカッションと前記ハウジングに挟持される前記中間部材としての環状の弾性部材をさらに備え、
前記コネクタアッシーに前記ケースへ向かって作用する外力が付与された際に、前記ハウジングが前記エスカッションに支持される弾性部材を介して前記エスカッションに接触して、前記エスカッションに対する前記コネクタアッシーの移動が規制される
ことを特徴とする上記(1)に記載のコネクタ。
(3) 前記電子機器ユニットは、レンズを有するカメラモジュールであり、
前記基板には、前記レンズの光軸上に配置される撮像素子が実装されている
ことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のコネクタ。
更に、上記(1)の構成のコネクタでは、コネクタアッシーのハウジングの筒状部と、その筒状部が挿通されるエスカッションの挿通孔との間には、その径方向にクリアランス(隙間)が形成されている。このため、エスカッションに対して基板が組み付けられたコネクタアッシーを、その径方向を含む面方向に動かして、基板の位置を調整することができる。このとき、コネクタアッシーとエスカッションによって弾性部材が挟持される構成では、弾性部材の反力によってコネクタアッシーがエスカッションに対して固定されるため、基板の位置が調整された状態を維持することができる。
上記(2)の構成のコネクタでは、組み立てられた電子機器ユニットにおいて、コネクタアッシーに外力が作用してコネクタアッシーがケースに向かって移動しようとしても、コネクタアッシーのハウジングがエスカッションに支持される弾性部材に接触してその移動が規制される。このとき、コネクタアッシーに作用する外力はエスカッションに主に作用を及ぼす。このため、基板がケース内で支持されていても、コネクタアッシーが基板を押圧する力が抑制される。この結果、コネクタアッシーに外力が作用しても、コネクタアッシーの筒状部内に保持された端子とケースに支持された基板との接続箇所にその外力が作用を及ぼすことを抑制できる。よって、端子と基板との接続状態を良好に維持できる。
また、上記(2)の構成のコネクタでは、コネクタアッシーのハウジングの筒状部を囲むように環状の弾性部材が設けられ、コネクタアッシーとエスカッションによって弾性部材が挟持される構成である。このため、コネクタアッシーに作用する外力によって、コネクタアッシーがエスカッションに向かって移動する状況であっても、弾性部材がその外力に抗する応力をコネクタアッシーに与える。このため、コネクタアッシーに外力に対する耐久性を与えることができる。
さらに、上記(2)の構成のコネクタでは、筒状部が挿通された挿通孔を囲むように環状の弾性部材が設けられていることにより、筒状部と挿通孔との間からの水や塵の進入が防止される。このように、弾性部材は防水機能、防塵機能としての役割を担うこともできる。
上記(3)の構成のコネクタでは、エスカッションに対して基板が組み付けられたコネクタアッシーを、その径方向を含む面方向に動かして、基板の位置を調整することで、レンズの光軸と、レンズからの光を受光する撮像素子の光軸とが同一直線状になるように調整することができる。このとき、弾性部材の反力によってコネクタアッシーがエスカッションに対して固定されるため、光軸が調整された状態を維持することができ、カメラモジュールの性能を良好なものに維持することができる。
図10(a)から図10(c)は、エスカッションへのコネクタアッシーの組み付け工程を説明する図であって、図10(a)はコネクタアッシー及びエスカッションの正面側から視た斜視図、図10(b)は組み付け途中のコネクタアッシー及びエスカッションの正面側から視た斜視図、図10(c)は組み付け後のコネクタアッシー及びエスカッションの正面側から視た斜視図である。図11(a)から図11(c)は、エスカッションへのコネクタアッシーの組み付け工程を説明する図であって、図11(a)はコネクタアッシー及びエスカッションの裏面側から視た斜視図、図11(b)は組み付け途中のコネクタアッシー及びエスカッションの裏面側から視た斜視図、図11(c)は組み付け後のコネクタアッシー及びエスカッションの裏面側から視た斜視図である。図12は、コネクタアッシーへの基板の装着工程を説明するコネクタの裏面側から視た斜視図である。
[1] 電子機器ユニットのケース(21)に対して取付可能なコネクタ(11)であって、
前記ケースに設けられた開口(開口部31)を塞ぐように前記ケースに組み付けられるエスカッション(62)と、
内部に端子(71)を保持する筒状部(端子保持筒部77)が形成されたハウジング(72)を有し、前記エスカッションにおける前記ケースへの組み付け側と反対側に装着されることで、前記筒状部の一部が前記エスカッションに形成された挿通孔(92)を通して前記エスカッションにおける前記ケースへの組み付け側に配置されるコネクタアッシー(61)と、
前記エスカッションにおける前記ケースへの組み付け側に設けられて前記コネクタアッシーの前記筒状部に保持された前記端子が接続される基板(73)と、
を備え、
前記コネクタアッシーに前記ケースへ向かって作用する外力が付与された際に、前記ハウジングが前記エスカッションに接触、または前記ハウジングが中間部材(弾性部材63)を介して前記エスカッションに接触して、前記エスカッションに対する前記コネクタアッシーの移動が規制される
ことを特徴とするコネクタ。
[2] 前記筒状部が挿通された前記挿通孔を囲うように前記エスカッションと前記ハウジングとの間に配置されて前記エスカッションと前記ハウジングに挟持される環状の弾性部材(63)をさらに備え、
前記コネクタアッシーに前記ケースへ向かって作用する外力が付与された際に、前記ハウジングが前記エスカッションに支持される弾性部材を介して前記エスカッションに接触して、前記エスカッションに対する前記コネクタアッシーの移動が規制される
ことを特徴とする[1]に記載のコネクタ。
[3] 前記挿通孔と前記筒状部との間には、径方向にクリアランス(C)が形成されている
ことを特徴とする[2]に記載のコネクタ。
[4] 前記電子機器ユニットは、レンズ(カメラレンズ43)を有するカメラモジュールであり、
前記基板には、前記レンズの光軸上に配置される撮像素子(104)が実装されている
ことを特徴とする[1]から[3]のいずれか1項に記載のコネクタ。
12 カメラモジュール(電子機器ユニット)
21 ケース
31 開口部(開口)
43 カメラレンズ(レンズ)
61 コネクタアッシー
62 エスカッション
63 弾性部材
71 端子
72 ハウジング
73 基板
77 端子保持筒部(筒状部)
78 フランジ板部
82 配線筒部(筒状部の一部)
92 挿通孔
104 撮像素子
C クリアランス
Claims (3)
- 電子機器ユニットのケースに対して取付可能なコネクタであって、
前記ケースに設けられた開口を塞ぐように前記ケースに組み付けられるエスカッションと、
内部に端子を保持する筒状部が形成されたハウジングを有し、前記エスカッションにおける前記ケースへの組み付け側と反対側に装着されることで、前記筒状部の一部が前記エスカッションに形成された挿通孔を通して前記エスカッションにおける前記ケースへの組み付け側に配置されるコネクタアッシーと、
前記エスカッションにおける前記ケースへの組み付け側に設けられて前記コネクタアッシーの前記筒状部に保持された前記端子が接続される基板と、
を備え、
前記挿通孔と前記筒状部との間には、径方向にクリアランスが形成されており、
前記筒状部と前記基板とが一体で、前記ケースに対して前記径方向に相対移動可能であり、
前記コネクタアッシーに前記ケースへ向かって作用する外力が付与された際に、前記ハウジングが前記エスカッションに接触、または前記ハウジングが中間部材を介して前記エスカッションに接触して、前記エスカッションに対する前記コネクタアッシーの移動が規制される
ことを特徴とするコネクタ。 - 前記筒状部が挿通された前記挿通孔を囲うように前記エスカッションと前記ハウジングとの間に配置されて前記エスカッションと前記ハウジングに挟持される前記中間部材としての環状の弾性部材をさらに備え、
前記コネクタアッシーに前記ケースへ向かって作用する外力が付与された際に、前記ハウジングが前記エスカッションに支持される弾性部材を介して前記エスカッションに接触して、前記エスカッションに対する前記コネクタアッシーの移動が規制される
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 前記電子機器ユニットは、レンズを有するカメラモジュールであり、
前記基板には、前記レンズの光軸上に配置される撮像素子が実装されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2014106469A JP6343494B2 (ja) | 2014-05-22 | 2014-05-22 | コネクタ |
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Family
ID=54785564
Family Applications (1)
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JP2014106469A Active JP6343494B2 (ja) | 2014-05-22 | 2014-05-22 | コネクタ |
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- 2014-05-22 JP JP2014106469A patent/JP6343494B2/ja active Active
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