JP2014227663A - フィルター装置とそれを用いた地盤改良工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】改良体を造成する装置類を小型化しても固化材供給配管系の閉塞を防止することが出来るフィルター装置とそれを用いた地盤改良工法の提供。【解決手段】固化材供給系統(L1、L2)に介装され、内部で固化材が流過する本体部(ケーシング10)と、本体部(10)の下流側に配置されて固化材中の異物(塊状になった固化材も含む)を除去する濾材(13)と、濾材表面(濾材13の半径方向内方表面)に付着した異物を掻き取る異物掻き取り部材(異物掻き取り翼14、異物掻き取り用のスクリューオーガー15)と、異物掻き取り部材により掻き取られた異物を貯留する異物貯留部(12c)を有している。【選択図】図3

Description

本発明は液状化防止のための地盤改良技術に関し、より詳細には、戸建住宅のような比較的小さな建造物の基礎における地盤改良の技術に関する。
近年、戸建住宅のような比較的小さな建造物の基礎についても、液状化防止のために地盤改良を行いたいという要請が高まりつつある。
例えば図1で示すように、戸建住宅Hの基礎部分Bhに、液状化層Glを貫通して強固な支持層Bgに到達する改良体Kを造成すれば、地震が発生しても戸建住宅Hが地盤の液状化による被害を受けることを防止することが出来る。
液状化層Glを貫通して強固な支持層Bgに到達する改良体Kを造成するためには、固化材噴射装置や超高圧ポンプ装置等(装置類)が必要となる。そして、当該装置類を戸建住宅が建設されている現場に設置するためには、装置類を小型化する必要がある。
しかし、上述した装置類を小型化すると、固化材噴射装置やポンプ装置に固化材を供給する配管系が閉塞してしまう可能性が高くなる。
そのため従来技術では、改良体を造成するために必要な装置類を小型化することに限界があり、戸建住宅のような比較的小さな建造物の基礎における地盤改良が困難であった。
図1では改良体Kとして円柱状の改良体が示されているが、液状化層Glを貫通して強固な支持層Bgに到達する改良体Kとしては連続した壁状の改良体であっても良い。そして本出願人は、先に連続地中壁を構築する技術について提案している(例えば、特許文献1参照)。
係る従来技術(特許文献1)は有用なものであるが、上述した問題点、特に、改良体を造成する装置類を小型化すると、固化材噴射装置やポンプ装置に固化材を供給する配管系が閉塞してしまうという問題を解決するものではない。
特開2000−144720号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、改良体を造成する装置類を小型化しても固化材供給配管系の閉塞を防止することが出来るフィルター装置とそれを用いた地盤改良工法の提供を目的としている。
本発明のフィルター装置(100)は、固化材供給系統(L1、L2)に介装され、内部で固化材が流過する本体部(ケーシング10)と、本体部(10)の下流側に配置されて固化材中の異物(塊状になった固化材も含む)を除去する濾材(13)と、濾材表面(濾材13の半径方向内方表面)に付着した異物を掻き取る異物掻き取り部材(異物掻き取り翼14、異物掻き取り用のスクリューオーガー15)と、異物掻き取り部材により掻き取られた異物を貯留する異物貯留部(12c)を有していることを特徴としている。
本発明において、前記異物掻き取り部材(14)は板状の複数の翼(異物掻き取り翼14a)により構成されているのが好ましい。
或いは、前記異物掻き取り部材はスクリューオーガー(15)で構成されるのが好ましい。
さらに、前記異物掻き取り部材は板状のブラシで構成されているのが好ましい。
また本発明において、前記本体部(10)内では固化材は垂直方向下方から上方ヘ流過するのが好ましい。
或いは、前記本体部(10)内では固化材は水平方向に流過するのが好ましい。
上述したフィルター装置(100)を用いた本発明の地盤改良方法は、固化材供給系統(L1、L2)に介装したフィルター装置(100)の上流側における固化材の圧力を(圧力センサー45により)検出する工程(S1)と、
検出された圧力がしきい値以上であるか否かを判断し(S2)、しきい値以上である場合には、フィルター装置(100)の本体部(ケーシング10)に配置された濾材(13)の表面(濾材の半径方向内方表面)に付着した異物を異物掻き取り部材(異物掻き取り翼14、異物掻き取り用のスクリューオーガー15)により掻き取る工程(S4)を有することを特徴としている。
上述する構成を具備する本発明のフィルター装置(100)は固化材供給系統(L1、L2)に介装されているので、当該フィルター装置(100)により固化材供給系統(L1、L2)を流れる固化材中に包含される各種異物や塊状の固化材を除去して、固化材供給系統(L1、L2)における閉塞を防止することが出来る。
そのため、改良体を造成する装置類を小型化して、固化材供給配系統(L1、L2)の内径を小さくすることが出来る。そして、重機や大型機械が侵入することが困難な戸建住宅のような比較的小さな建造物に係る現場において、液状化防止のために地盤改良を施工して、地中改良体を造成することが出来る。
ここで、濾材(13)の半径方向内方面に異物等が付着すると、付着した異物により濾材が閉塞されてしまう恐れがある。
これに対して、本発明によれば、異物掻き取り部材(異物掻き取り翼14、異物掻き取り用のスクリューオーガー15)を設けており、当該異物掻き取り部材(14、15)を作動することにより、濾材(13)表面から異物を除去する(掻き取る)ことが出来る。そして、濾材(13)表面が異物等により閉塞することが防止される。
濾材(13)表面に異物が付着すると、固化材が濾材(13)を通過する際の抵抗が大きくなり、フィルター装置(100)の上流側の圧力が上昇する。
本発明によれば、フィルター装置(100)の上流側における固化材の圧力を検出して、当該圧力がしきい値よりも低い場合には異物はさほど付着していないと判断して、異物掻き取り部材(14)を作動しない。
一方、フィルター装置(100)の上流側における固化材の圧力がしきい値以上になった場合には、濾材(13)が閉塞する恐れがあると判断して、異物掻き取り部材(14、15)を作動して、濾材(13)に付着した異物等を除去する(掻き取る)。
その結果、付着した異物により濾材(13)が閉塞することを未然に防止することが出来る。
戸建住宅の基礎における液状化対策を例示した説明図である。 改良体を造成するための装置類の一例を示す説明図である。 本発明の第1実施形態において、フィルター装置を固化材供給系統に介装した状態を示すブロック図である。 第1実施形態におけるフィルター装置を示す縦断面図である。 図5のX−X矢視断面図である。 第1実施形態における掻き取り翼の制御を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態におけるフィルター装置のブロック図である。 本発明の第3実施形態のブロック図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
最初に図1〜図6を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。なお、上述したのと同様な部材については同様な符号を付して、重複説明は省略する。
図1で示す様に、戸建住宅Hの液状化対策においては、例えば戸建住宅Hの基礎部分Bhの下方に改良体Kを造成することにより行われる。この場合、改良体Kは、その上端が基礎部分Bhに接続しており、液状化層Glを貫通して延在し、下方が強固な支持層Bgに到達している。
上述した様に、液状化層Glを貫通して強固な支持層Bgに到達する改良体Kを造成するためには、固化材噴射装置や超高圧ポンプ装置等(装置類)が必要となる。
戸建住宅Hの液状化対策をおこなうのであれば、当該装置類は戸建住宅Hが建設されている現場に設置しなくてはならない。ところが、戸建住宅Hが建設されている領域は、重機や大型機械を搬入できないような場所であることが多い。
重機や大型機械を搬入できないような場所で地盤改良を行う設備の一例が、例えば、図2で示されている。
図2において、施工機60と油圧ユニットUoと発電機Gnは、例えば、第1の運搬車輌VC1(例えば、4t車輌:図2では左側の車輌)に搭載されている。そして、超高圧ポンプ50とミキサMxと水タンクTwとコンプレッサCは、第2の運搬車輌VC2(例えば、4t車輌:図2では右側の車輌)に搭載されている。
これ等の機器は、第1及び第2の運搬車輌VC1、VC2により、施工現場に搬送される。
施工機60は改良体造成に必要な掘削機としての機能と、固化材噴射装置としての機能を併せ持つ機械である。そして、戸建住宅における施工を想定して、作業員によって(人手で)持ち運べる程度のサイズ及び重量に設定されている。
ゼネレータGnは、超高圧ポンプ50、ミキサMx及びコンプレッサCの駆動電源である。
水タンクTwは地盤切削、固化材調整、噴射に用いられる水を貯蔵する貯蔵設備としてのタンクである。
図2では、施工現場である戸建住宅H(図1参照)で施工することを想定して、住宅地を容易に走行できるサイズの車輌(例えば、いわゆる「4t車輌」)に搭載された状態が示されている。そして、戸建住宅H(図1参照)の敷地内に、図2で示す装置類を配置するだけの敷地がない場合でも、例えば道路上に第1及び第2の運搬車輌VC1、VC2を駐車するだけのスペースがあれば、改良体Kの造成(施工)が可能である。
また、施工現場で敷地が確保できるのであれば、車輌VC1、VC2上に搭載されている装置類を当該敷地内に配置して、改良体を造成することが出来る。
図2では明示されていないが、改良体の施工に際して、装置類は配管系で接続される。
ここで、図2で示す装置類は上述した通り4t車輌に搭載可能な程度まで小型化されているため、装置類を接続する配管系も内径が小さく設計されている。そのため、特に固化材供給配管系では閉塞する恐れがある。
これに対して図1〜図6の第1実施形態では、図3で示すように、固化材供給系統(固化材供給配管)L1、L2にフィルター装置100を介装することにより、固化材供給配管L1、L2における閉塞を防止している。
フィルター装置100を固化材供給配管L1、L2に介装して、固化材供給配管L1、L2を流れる固化材中に包含される各種異物や塊状の固化材を除去することにより、固化材供給配管L1、L2における閉塞を防止しているのである。
図3では、フィルター装置100は、高圧ポンプ50と施工機60とを連通する固化材供給配管L1、L2に介装されている。しかし、図3で示す以外の箇所、例えば高圧ポンプ50の上流側の配管系(図示せず)にフィルター装置100を介装することも可能である。
図3において、フィルター装置100は、高圧ポンプ50(第2の運搬車輌VC2に搭載)と施工機60(第1の運搬車輌VC1に搭載)を連通する固化材供給配管L1、L2に介装されている。
フィルター装置100は、ケーシング10と、電動モーター20と、減速機30と制御手段であるコントロールユニット40を備えている。
フィルター装置100をより詳細に示す図4において、ケーシング10は鉛直方向下方の外周部に固化材吸入口11eを有しており、鉛直方向上方の外周部には濾過した固化材が排出される排出口12eを有している。
ケーシング10内には、円筒状の濾材13と回転翼14が配置されている。ここで、濾材13は水と均一に混合された固化材は透過するが、水と均一に混合せずに、いわゆる「だま」となった固化材は透過しない。
また濾材13は円筒形状のものには限定されない。濾材13を、例えば、濾材配置部12(図5、図5を参照して後述)を覆う形状に構成しても良い。
ケーシング10の濾材13の半径方向内方には、回転翼14が配置されている。濾材13を円筒形状に構成する場合には、濾材13の内側に回転翼14が配置される。
回転翼14は減速機30を介して電動モーター20の出力軸に接続されており、減速機30により回転が減速される。
超高圧ポンプ50の図示しない吐出口から吐出された固化材は、固化材供給配管L1(図3参照)を経由して、フィルター装置100のケーシング10における固化材吸入口11eに供給される。
固化材吸入口11eに供給された固化材はケーシング10内を図4の上方に向って流れ、ケーシング10上方の領域である異物掻き取り翼格納室12Eに圧送される。そして、排出口12eに向って、図4では右側に流れて、濾材13を透過する。
固化材に含まれる異物や塊状となったセメント等は、濾材13を透過しない。水と均一に混合されて、所定の流動性を有する固化材であれば、濾材13を透過して、排出口12eから固化材供給配管L2(図3)を経由して施工機60に供給される。
フィルター装置100により異物や塊状となったセメント等を分離することにより、内径が小さな配管系であっても、当該異物や塊状となったセメント等によって閉塞することが防止される。そのため、固化材(例えばセメントミルク)は超小型施工機まで供給される。
フィルター装置100で異物や塊状となったセメント等を分離した結果、当該分離された異物等がフィルター装置100における濾材13の上流側面(半径方向内方の面)に付着して、濾材13を閉塞してしまう可能性がある。
これに対して、図3、図4で示すフィルター装置100では、濾材13に付着した異物等を当該濾材13から除去して排出する機構が設けられている。
図4において、施工機60(図3参照)に供給される固化材(フィルター装置100で濾過される固化材)の流れが矢印ARで示されている。一方、矢印ADは、濾材13の内周面に付着した異物等が異物掻き取り翼14によって掻き取られ、異物等自体の重力によって下降する(沈降する)流れを示している。
図4において符号3Bは、フィルター装置100を、例えば、図示しない固定冶具に取り付けるためのブラケットを示している。あるいはブラケット3Bは、ケーシング10を減速機30に取り付けるために用いられる。
図4において、ケーシング10は、固化材吸入部11と、濾材配置部12と、濾材13を有している。
固化材吸入部11は、垂直円筒部11aと、水平円筒部11bと、異物貯留底11cとを有している。水平円筒部11bは垂直円筒部11aに直交して配置され、垂直円筒部11aと一体に形成されている。
垂直円筒部11aは濾材配置部12よりも外径が小さく、垂直円筒部11aの上端は濾材配置部12におけるテーパー部12tと接続されている。
固化材吸入部11における水平円筒部11bの端部(図4では左端部)には、固化材吸入口11eが形成されている。固化材吸入口11e近傍には圧力センサー45が介装されており、固化材吸入部11近傍の圧力(ケーシング10内の圧力)を検出している。
圧力センサー45は、制御手段であるコントロールユニット40と信号ラインSiを経由して接続されており、圧力センサー45が検出した圧力はコントロールユニット40に伝達される。
コントロールユニット40は、制御信号ラインSoを介して電動モーター20と接続されている。
圧力センサー45から受信した圧力の検出値が所定値よりも大きな場合(固化材吸入口11e近傍の圧力が所定値以上となった場合)に、コントロールユニット40から制御信号が発信され、電動モーター20を起動して、濾材13の内周面に付着した異物等を異物掻き取り翼14によって掻き取る様に構成されている。
濾材配置部12は、垂直円筒部12aと、水平円筒部12bと、第1の段部12cと、第2の段部12dとテーパー部12tを有している。
水平円筒部12bは垂直円筒部12aに直交して配置され、垂直円筒部12aと一体に形成されている。
垂直円筒部12aの下端部に第1の段部12cが形成されており、第1の段部12cよりも下方に第2の段部12dが形成されている。
テーパー部12tは第2の段部12dの下方側に形成されており、下方に向かうに従って縮径している。
水平円筒部12bの外方(図4では左方)には、濾材13で濾過された後の固化材が吐出される固化材吐出孔12eが形成されている。
図4の例では、濾材13は、円筒状の濾材本体13aと、濾材本体13aを支持する上方ホルダー13b及び下方ホルダー13cを備えている。
上方ホルダー13bは、濾材本体13aの上端をインロー構造で保持しており、下方ホルダー13cは、濾材本体13aの下端をインロー構造で保持している。
濾材本体13aの内周面13aiに異物等が付着した場合、付着した異物により、濾材本体13aの内周面13ai(濾材本体13aの半径方向内方面)が閉塞してしまう恐れがある。
濾材本体13aの内周面13aiに異物等が付着して閉塞されてしまうことに対処するため、図4、図5で示す異物掻き取り翼14を設けている。
図5で示すように、異物掻き取り翼14は、回転軸である中心軸14bと、中心軸14に対して点対称となる位置に配置された4枚の翼本体14aを備えている。
図示はしないが、異物掻き取り翼は4枚に限定されるものではなく、3枚以下であっても、5枚以上であっても良い。
図4、図5において、異物掻き取り翼(翼本体)14aの外径は、濾材本体13aの内周面13aiの直径寸法よりも僅かに小さく設定されている。換言すれば、異物掻き取り翼(翼本体)14aの外径は、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等を効果的に掻き落とすように設定されている。
異物掻き取り翼(翼本体)14aが回転することにより、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等は、濾材本体13aの内周面13aiから除去され(掻き取られ)る。除去された(掻き取られた)異物等は、その自重により異物貯留底11cに下降(沈下)する(図4の点線で示す矢印AD)。異物貯留底11cに沈下した異物は、例えば垂直円筒部11aに設けられた排出機構(図示せず)により、フィルター装置100から排出することが出来る。
濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等を異物掻き取り翼14aで除去する(掻き取る)ことにより、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等は除去され、当該異物等により濾材本体13aの内周面13aiが閉塞することが防止される。
異物掻き取り翼14の駆動源は、図4の上方に設けられている電動モーター20である。ここで、異物掻き取り翼14を回転する際には、固化材の供給を停止する必要はない。
しかし、固化材の供給を停止して、異物掻き取り翼14を回転することも可能である。その場合には、図4において実線で示す矢印ARの流れは存在せず、掻き取られた異物等は矢印ADで示すように沈下する。
図4における符号12Eは異物掻き取り翼格納室を示しており、異物掻き取り翼格納室12Eは異物掻き取り翼14が収容されるスペースである。
図4における符号12Eは異物掻き取り翼格納室を示しており、異物掻き取り翼格納室12Eは異物掻き取り翼14が収容されるスペースである。
図4、図5において、異物掻き取り翼14として、ブラシ状の部材を選択することが可能である。或いは異物掻き取り翼14に代えて、異物掻き取り用のスクリューオーガーを設けても良い。
図4において、水平円筒部11bにおける固化材吸入口11e近傍には、圧力センサー45が介装されており、固化材吸入部11近傍の圧力を検出している。濾材本体13aの内周面13aiに異物が付着すると、固化材が濾材本体13aを通過する際の抵抗が大きくなり、固化材が流れ難くなるため、フィルター装置100内における固化材の圧力が上昇する。
係る圧力上昇を検知することにより、濾材本体13aの内周面13aiに異物が付着したか否かを判断することが出来る。
濾材本体13aの内周面13aiに異物が付着していない状態、すなわち、フィルター装置100内における固化材の圧力が低い場合は、図4、図5で示す異物掻き取り翼14を回転して、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等を除去する(掻き取る)必要はない。
しかし、濾材本体13aの内周面13aiに異物が付着して、フィルター装置100内における固化材の圧力が高くなった場合には、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等により閉塞する可能性が高いので、異物掻き取り翼14を回転して、付着した異物等を掻き取る必要がある。
係る制御が図6で示されている。
図6において、ステップS1では、固化材吸入口11e近傍に介装された圧力センサー45が、フィルター装置100内の固化材の圧力を検出する。
ステップS2に進み、コントロールユニット40は、検出した圧力がしきい値以上であるか否かを判断する。検出した圧力がしきい値以上であれば(ステップS2がYES)、ステップS3に進み、しきい値未満であれば(ステップS2がNO)、ステップS7まで進む。
ここで、しきい値については、フィルター装置100を介装した固化材供給系統L1、L2(図3)や、施工機60、油圧ユニットUo、発電機Gn、超高圧ポンプ50、ミキサMx、水タンクTw、コンプレッサC(図2)、それ等の配管系等により、或いは、液状化防止工法の施工条件等により、ケース・バイ・ケースで設定するべきものであるが、事前に決定されるべき数値である。
ステップS3では固化材の供給を停止し(ただし、固化材の停止ができない場合には、後述の様に、固化材の供給を停止しないことが出来る)、ステップS4では電動モーター20を起動する。電動モーター20を起動することにより異物掻き取り翼14が回転して、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等を除去する(掻き取る)。そしてステップS5に進み、コントロールユニット40は、異物掻き取り翼14が回転して、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等を除去してから(掻き取ってから)所定時間が経過したか否かを判断する。
ここでの所定時間とは、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等が、当該内周面13aiが閉塞する恐れが無い程度まで除去される(掻き取られる)までの時間であり、圧力センサー45で計測されたフィルター装置100内の固化材の圧力が十分に低くなるまでの時間である。当該所定時間は、事前に行なわれる実験等により、決定することが出来る。
所定時間が経過したならば(ステップS5がYES)、固化材の供給を再開して(ステップS6)、ステップS1まで戻る。所定時間が経過するまでは(ステップS5がNOのループ)、異物掻き取り翼14を回転して、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等を除去する(掻き取る)操作を続行する(ステップS5)。
ステップS7(ステップS2が「NO」の場合)において、制御を終了するか否かを判断する。制御を終了するのであれば(ステップS7がYES)、そのまま制御を終える。一方、まだ制御を続行するのであれば(ステップS7がNO)、ステップS1まで戻り、再びステップS1以下を繰り返す。
図6では、コントロールユニット40による自動制御について説明したが、コントロールユニット40による自動制御に代えて、作業員が図6に示す制御を実行することも可能である。
ステップS3について上述したように、異物掻き取り翼14を回転する際には、固化材の供給を停止しないことが可能である。その場合には、ステップS3及びS6を省略する。すなわち、異物掻き取り翼14を回転して、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等を掻き取るに際して、固化材の供給を停止しない。
換言すれば、図示の実施形態では、異物掻き取り翼14を回転して、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等を掻き取る際に、固化材の供給を停止しても良いし、固化材の供給を停止しなくても良い。
図3〜図5の第1実施形態によれば、フィルター装置100は固化材供給ラインL1、L2に介装されているので、フィルター装置100により固化材供給ラインL1、L2を流れる固化材中に包含される各種異物や塊状の固化材を除去して、固化材供給ラインL1、L2における閉塞を防止することが出来る。
そのため、改良体を造成する装置類を小型化して、固化材供給配ラインL1、L2の内径を小さくすることが出来る。そして、重機や大型機械が侵入することが困難な戸建住宅のような比較的小さな建造物に係る現場において、液状化防止のために地盤改良を施工して、地中改良体を造成することが出来る。
ここで、濾材内周面13aiに異物等が付着すると、付着した異物により濾材が閉塞されてしまう恐れがある。
これに対して、図示の実施形態によれば、異物掻き取り翼14を設けており、異物掻き取り翼14を作動することにより、濾材内周面13aiから異物を除去する(掻き取る)ことが出来る。そして、濾材内周面13aiが異物等により閉塞することが防止される。
濾材内周面13aiに異物が付着すると、固化材が濾材13aを通過する際の抵抗が大きくなり、フィルター装置100の上流側の圧力が上昇する。
図示の実施形態によれば、フィルター装置100の上流側(固化材吸入口11e近傍)における固化材の圧力を検出して、当該圧力がしきい値よりも低い場合には、濾材内周面13aiに異物はさほど付着していないと判断して、異物掻き取り翼14を作動しない。
一方、フィルター装置100の上流側(固化材吸入口11e近傍)における固化材の圧力がしきい値以上になった場合には、濾材13が閉塞する恐れがあると判断して、異物掻き取り翼14により、濾材内周面13aiに付着した異物等を除去する(掻き取る)。
その結果、付着した異物により濾材内周面13aiが閉塞することを未然に防止することが出来る。
次に、図7を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。
図1〜図6の第1実施形態では、フィルター装置100内部では固化材が垂直方向に移動しており、異物掻き取り翼で掻き取られた異物等は自重により下降している。
それに対して、図7の第2実施形態では、フィルター装置内部では固化材が水平方向に移動しており、濾材内周面から掻き取られた異物は強制的にフィルター装置外へ排出される。
図7において、第2実施形態のフィルター装置100Aは、水平に配置された円筒状のケーシング10Aと、ケーシング10A内に配置されたスクリューオーガー15と、第1の異物滞留部16と、第2の異物滞留部17と、電動モーター20Aと、圧力センサー45と、コントロールユニット40を備えている。
スクリューオーガー15は、円筒状のケーシング10Aの全長にわたって配置され、スクリューオーガー15の一方の(図7では左方)軸端部15eは、電動モーター20Aの図示しない回転軸に接続されている。
円筒状のケーシング10Aの右端の下方には、第1の異物滞留部16が形成され、ケーシング10Aと第1の異物滞留部16とは連通孔16aによって接続されている。円筒状のケーシング10Aの左端の下方には、第2の異物滞留部17が形成され、ケーシング10Aと第2の異物滞留部17とは連通孔17aによって接続されている。
円筒状のケーシング10Aの左端近傍の上方には、固化材吸入口11Aeが形成され、円筒状のケーシング10Aの右端近傍の上方には、固化材吐出口12Aeが形成されている。
固化材吸入口11Ae近傍には、フィルター装置100A内を流れる固化材の圧力を検出するための圧力センサー45が装着されている。
ケーシング10Aの固化材吐出口12Ae近傍であって、半径方向内周面側には濾材13Aが配置されている。
スクリューオーガー15の外径寸法は、ケーシング10Aの長手方向中心軸(仮想線)から濾材13Aの内周面側までの半径方向寸法よりも僅かに小さく設定されている。そして、濾材13Aの内周面側に付着した異物等がスクリューオーガー15により除去される(掻き取られる)程度に、スクリューオーガー先端が濾材13Aの内周面側に近接するように設定されている。
圧力センサー45とコントロールユニット40は、入力信号ラインSiによって接続され、コントロールユニット40と電動モーター20Aは制御信号ラインSoによって接続されている。
フィルター装置100Aの稼働中に濾材13Aの半径方向内方に付着した異物等は、スクリューオーガー15を回転することにより除去される(掻き取られる)。
図7では示されていないが、スクリューオーガー15に代えて、図4、図5で示す様な翼状の部材により、あるいはブラシ状の部材により、濾材13Aの半径方向内方に付着した異物等を除去する(掻き取る)様に構成することも可能である。
スクリューオーガー15の螺旋は、電動モーター20Aが正転する際にはケーシング10A内の固化材及び異物を図7の右側(第1の異物滞留部16側)に押圧し、電動モーター20Aが逆転する際にはケーシング10A内の固化材及び異物を図7の左側(第2の異物滞留部17側)に押圧する様に設定されている。
電動モーター20Aが正転する場合、濾材13Aから掻き取られた異物は、重力ではなくスクリューオーガー15の回転により、図7の右側(第1の異物滞留部16側)へ押圧される。そのため、固化材より比重が軽い異物であっても、第1の異物滞留部16近傍へ移動する。
一方、電動モーター20Aが逆転した場合には、濾材13Aから掻き取られた異物は、スクリューオーガー15の回転により、図7の左側(第2の異物滞留部17側)へ押圧される。換言すれば、図7の左側に設けた第2の異物滞留部17は、電動モーター20Aが逆転した際に、異物を貯留するために設けられている。
スクリューオーガー15の回転により除去さけた(掻き取られた)異物等は、図1〜図6の第1実施形態の様に重力で落下するのではなく、スクリューオーガー15により押圧されるので、、濾材13Aの半径方向内方面から掻き取られた異物は、比重が重くなくても、第1或いは第2の異物滞留部16、17に向って移動する。
すなわち第2実施形態によれば、比重が軽い異物等であっても、第1或いは第2の異物滞留部16、17に収集することが可能になる。
図7の第2実施形態におけるその他の構成及び作用効果については、図1〜図6の第1実施形態と同様である。
図8は本発明の第3実施形態を示している。
第3実施形態ではフィルターを2台設け、一方のフィルター100Bにおいて濾材の半径方向内方面の異物を除去している(掻き取っている)間は、他方のフィルター100Cを経由して固化材を施工機60へ供給する。
そして、フィルター100Cで濾材の半径方向内方面の異物を除去している(掻き取っている)間は、フィルター100Bを経由して固化材を施工機60へ供給する。
図8において、2台のフィルター100B、100Cと、超高圧ポンプ50と、施工機60と、固化材供給ラインLと、3方弁(流路制御弁)Vfcによって固化材供給系統を構成している。
ここで、フィルター100B、100Cは必ずしも同一でなくても良い。一方のフィルターで濾材の半径方向内方面の異物を除去している間に、他方のフィルターで固化材中の異物等を除去することができれば、特に、限定する訳ではない。例えば、図8におけるフィルター100B、100Cは、図4で示すフィルター100であっても良いし、図7で示すフィルター100Aの何れであっても良い。
図8において、固化材供給ラインLは、ラインL11〜ラインL13、ラインL21〜ラインL23を有している。
ラインL11は、超高圧ポンプ50と3方弁(流路制御弁)Vfcの図示では明示しない吸入口を接続している。ラインL12は、3方弁(流路制御弁)Vfcの一方の吐出口とフィルター100Bの流入口を接続している。ラインL13は、3方弁(流路制御弁)Vfcの他方の吐出口とフィルター100Cの流入口を接続している。
ラインL21は、フィルター100Bの排出口と合流点Gとを接続している。ラインL22は、フィルター100Cの排出口と合流点Gとを接続している。
そして、ラインL23は、合流点Gと施工機60の吸入口を接続している。
図8では、例えば、フィルター100B側の図示しない圧力センサーと、フィルター100Cの図示しない圧力センサーの内、計測結果(固化材の圧力)がしきい値以上になった側のラインが3方弁Vfcで閉鎖される様に構成されている。
図8の第3実施形態によれば、2台のフィルター装置100B、100Cを交互に使用することが可能であり、その様に構成すれば、フィルター装置の寿命が伸びるというメリットがある。
図8の第3実施形態において、2台のフィルター装置100B、100Cに対して同時に固化材を供給することも可能である。その様にすれば、濾過能力が向上する。
図8の第3実施形態におけるその他の構成及び作用効果は、図1〜図7の各実施形態と同様である。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
10・・・ケーシング
11・・・固化材吸入部
12・・・濾材配置部
13・・・濾材
14・・・異物掻き取り翼
20・・・電動モーター
40・・・コントロールユニット

Claims (6)

  1. 固化材供給配管系統に介装され、内部で固化材が流過する本体部と、本体部の下流側に配置されて固化材中の異物を除去する濾材と、濾材表面に付着した異物を掻き取る異物掻き取り部材と、異物掻き取り部材により掻き取られた異物を貯留する異物貯留部を有していることを特徴とするフィルター装置。
  2. 前記異物掻き取り部材は板状の複数の翼により構成されている請求項1のフィルター装置。
  3. 前記異物掻き取り部材はスクリューオーガーで構成されている請求項1のフィルター装置。
  4. 前記本体部内では固化材は垂直方向下方から上方ヘ流過する請求項1〜3の何れか1項のフィルター装置。
  5. 前記本体部内では固化材は水平方向に流過する請求項1〜3の何れか1項のフィルター装置。
  6. 固化材供給配管系統に介装したフィルター装置の上流側における固化材の圧力を検出する工程と、
    検出された圧力がしきい値以上であるか否かを判断し、しきい値以上である場合には、フィルター装置の本体部に配置された濾材の表面に付着した異物を異物掻き取り部材により掻き取る工程を有することを特徴とする地盤改良工法。
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