JP6161155B2 - フィルター装置とそれを用いた地盤改良工法 - Google Patents
フィルター装置とそれを用いた地盤改良工法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6161155B2 JP6161155B2 JP2013105772A JP2013105772A JP6161155B2 JP 6161155 B2 JP6161155 B2 JP 6161155B2 JP 2013105772 A JP2013105772 A JP 2013105772A JP 2013105772 A JP2013105772 A JP 2013105772A JP 6161155 B2 JP6161155 B2 JP 6161155B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foreign matter
- filter medium
- foreign
- solidified material
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Foundations (AREA)
Description
例えば図1で示すように、戸建住宅Hの基礎部分Bhに、液状化層Glを貫通して強固な支持層Bgに到達する改良体Kを造成すれば、地震が発生しても戸建住宅Hが地盤の液状化による被害を受けることを防止することが出来る。
しかし、上述した装置類を小型化すると、固化材噴射装置やポンプ装置に固化材を供給する配管系が閉塞してしまう可能性が高くなる。
そのため従来技術では、改良体を造成するために必要な装置類を小型化することに限界があり、戸建住宅のような比較的小さな建造物の基礎における地盤改良が困難であった。
係る従来技術(特許文献1)は有用なものであるが、上述した問題点、特に、改良体を造成する装置類を小型化すると、固化材噴射装置やポンプ装置に固化材を供給する配管系が閉塞してしまうという問題を解決するものではない。
本体部(10)の下流側に配置されて固化材中の異物(塊状になった固化材も含む)を除去する中空円筒形状の濾材(13)と、
中空円筒形状の濾材(13)内に収容されて、中空円筒形状の濾材(13)の内周面(13ai)に付着した異物を掻き取る異物掻き取り部材(14)と、
異物掻き取り部材(14)により掻き取られた異物を貯留する異物貯留部(12c)を有し、
異物掻き取り部材(14)は板状の複数の翼(14a)を備え、
本体部(10)内では固化材は垂直方向下方から上方ヘ流過していることを特徴としている。
検出された圧力がしきい値以上であるか否かを判断し(S2)、しきい値以上である場合には、フィルター装置(100)の本体部(10)に配置された中空円筒形状の濾材(13)の内周面(13ai)に付着した異物を、濾材(13)内に収容され且つ板状の複数の翼(14a)を備えた異物掻き取り部材(14)により掻き取る工程(S4)を有し、
当該掻き取る工程(S4)では、異物掻き取り部材(14)の板状の翼(14a)が回転して中空円筒形状の濾材(13)の内周面(13ai)に付着した異物を除去し、異物が濾材(13)の内周面(13ai)を閉塞する恐れが無い程度に除去されるまでの所要時間を経過したか否かを判断(S5)することを特徴としている。
そのため、改良体を造成する装置類を小型化して、固化材供給配系統(L1、L2)の内径を小さくすることが出来る。そして、重機や大型機械が侵入することが困難な戸建住宅のような比較的小さな建造物に係る現場において、液状化防止のために地盤改良を施工して、地中改良体を造成することが出来る。
これに対して、本発明によれば、異物掻き取り部材(異物掻き取り翼14、異物掻き取り用のスクリューオーガー15)を設けており、当該異物掻き取り部材(14、15)を作動することにより、濾材(13)表面から異物を除去する(掻き取る)ことが出来る。そして、濾材(13)表面が異物等により閉塞することが防止される。
本発明によれば、フィルター装置(100)の上流側における固化材の圧力を検出して、当該圧力がしきい値よりも低い場合には異物はさほど付着していないと判断して、異物掻き取り部材(14)を作動しない。
一方、フィルター装置(100)の上流側における固化材の圧力がしきい値以上になった場合には、濾材(13)が閉塞する恐れがあると判断して、異物掻き取り部材(14、15)を作動して、濾材(13)に付着した異物等を除去する(掻き取る)。
その結果、付着した異物により濾材(13)が閉塞することを未然に防止することが出来る。
最初に図1〜図6を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。なお、上述したのと同様な部材については同様な符号を付して、重複説明は省略する。
図1で示す様に、戸建住宅Hの液状化対策においては、例えば戸建住宅Hの基礎部分Bhの下方に改良体Kを造成することにより行われる。この場合、改良体Kは、その上端が基礎部分Bhに接続しており、液状化層Glを貫通して延在し、下方が強固な支持層Bgに到達している。
戸建住宅Hの液状化対策をおこなうのであれば、当該装置類は戸建住宅Hが建設されている現場に設置しなくてはならない。ところが、戸建住宅Hが建設されている領域は、重機や大型機械を搬入できないような場所であることが多い。
重機や大型機械を搬入できないような場所で地盤改良を行う設備の一例が、例えば、図2で示されている。
これ等の機器は、第1及び第2の運搬車輌VC1、VC2により、施工現場に搬送される。
ゼネレータGnは、超高圧ポンプ50、ミキサMx及びコンプレッサCの駆動電源である。
水タンクTwは地盤切削、固化材調整、噴射に用いられる水を貯蔵する貯蔵設備としてのタンクである。
また、施工現場で敷地が確保できるのであれば、車輌VC1、VC2上に搭載されている装置類を当該敷地内に配置して、改良体を造成することが出来る。
ここで、図2で示す装置類は上述した通り4t車輌に搭載可能な程度まで小型化されているため、装置類を接続する配管系も内径が小さく設計されている。そのため、特に固化材供給配管系では閉塞する恐れがある。
フィルター装置100を固化材供給配管L1、L2に介装して、固化材供給配管L1、L2を流れる固化材中に包含される各種異物や塊状の固化材を除去することにより、固化材供給配管L1、L2における閉塞を防止しているのである。
図3では、フィルター装置100は、高圧ポンプ50と施工機60とを連通する固化材供給配管L1、L2に介装されている。しかし、図3で示す以外の箇所、例えば高圧ポンプ50の上流側の配管系(図示せず)にフィルター装置100を介装することも可能である。
フィルター装置100は、ケーシング10と、電動モーター20と、減速機30と制御手段であるコントロールユニット40を備えている。
ケーシング10内には、円筒状の濾材13と回転翼14が配置されている。ここで、濾材13は水と均一に混合された固化材は透過するが、水と均一に混合せずに、いわゆる「だま」となった固化材は透過しない。
また濾材13は円筒形状のものには限定されない。濾材13を、例えば、濾材配置部12(図5、図5を参照して後述)を覆う形状に構成しても良い。
回転翼14は減速機30を介して電動モーター20の出力軸に接続されており、減速機30により回転が減速される。
超高圧ポンプ50の図示しない吐出口から吐出された固化材は、固化材供給配管L1(図3参照)を経由して、フィルター装置100のケーシング10における固化材吸入口11eに供給される。
固化材に含まれる異物や塊状となったセメント等は、濾材13を透過しない。水と均一に混合されて、所定の流動性を有する固化材であれば、濾材13を透過して、排出口12eから固化材供給配管L2(図3)を経由して施工機60に供給される。
フィルター装置100により異物や塊状となったセメント等を分離することにより、内径が小さな配管系であっても、当該異物や塊状となったセメント等によって閉塞することが防止される。そのため、固化材(例えばセメントミルク)は超小型施工機まで供給される。
これに対して、図3、図4で示すフィルター装置100では、濾材13に付着した異物等を当該濾材13から除去して排出する機構が設けられている。
図4において符号3Bは、フィルター装置100を、例えば、図示しない固定冶具に取り付けるためのブラケットを示している。あるいはブラケット3Bは、ケーシング10を減速機30に取り付けるために用いられる。
固化材吸入部11は、垂直円筒部11aと、水平円筒部11bと、異物貯留底11cとを有している。水平円筒部11bは垂直円筒部11aに直交して配置され、垂直円筒部11aと一体に形成されている。
垂直円筒部11aは濾材配置部12よりも外径が小さく、垂直円筒部11aの上端は濾材配置部12におけるテーパー部12tと接続されている。
圧力センサー45は、制御手段であるコントロールユニット40と信号ラインSiを経由して接続されており、圧力センサー45が検出した圧力はコントロールユニット40に伝達される。
圧力センサー45から受信した圧力の検出値が所定値よりも大きな場合(固化材吸入口11e近傍の圧力が所定値以上となった場合)に、コントロールユニット40から制御信号が発信され、電動モーター20を起動して、濾材13の内周面に付着した異物等を異物掻き取り翼14によって掻き取る様に構成されている。
水平円筒部12bは垂直円筒部12aに直交して配置され、垂直円筒部12aと一体に形成されている。
垂直円筒部12aの下端部に第1の段部12cが形成されており、第1の段部12cよりも下方に第2の段部12dが形成されている。
テーパー部12tは第2の段部12dの下方側に形成されており、下方に向かうに従って縮径している。
図4の例では、濾材13は、円筒状の濾材本体13aと、濾材本体13aを支持する上方ホルダー13b及び下方ホルダー13cを備えている。
上方ホルダー13bは、濾材本体13aの上端をインロー構造で保持しており、下方ホルダー13cは、濾材本体13aの下端をインロー構造で保持している。
濾材本体13aの内周面13aiに異物等が付着して閉塞されてしまうことに対処するため、図4、図5で示す異物掻き取り翼14を設けている。
図示はしないが、異物掻き取り翼は4枚に限定されるものではなく、3枚以下であっても、5枚以上であっても良い。
異物掻き取り翼(翼本体)14aが回転することにより、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等は、濾材本体13aの内周面13aiから除去され(掻き取られ)る。除去された(掻き取られた)異物等は、その自重により異物貯留底11cに下降(沈下)する(図4の点線で示す矢印AD)。異物貯留底11cに沈下した異物は、例えば垂直円筒部11aに設けられた排出機構(図示せず)により、フィルター装置100から排出することが出来る。
濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等を異物掻き取り翼14aで除去する(掻き取る)ことにより、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等は除去され、当該異物等により濾材本体13aの内周面13aiが閉塞することが防止される。
しかし、固化材の供給を停止して、異物掻き取り翼14を回転することも可能である。その場合には、図4において実線で示す矢印ARの流れは存在せず、掻き取られた異物等は矢印ADで示すように沈下する。
図4における符号12Eは異物掻き取り翼格納室を示しており、異物掻き取り翼格納室12Eは異物掻き取り翼14が収容されるスペースである。
図4、図5において、異物掻き取り翼14として、ブラシ状の部材を選択することが可能である。或いは異物掻き取り翼14に代えて、異物掻き取り用のスクリューオーガーを設けても良い。
係る圧力上昇を検知することにより、濾材本体13aの内周面13aiに異物が付着したか否かを判断することが出来る。
しかし、濾材本体13aの内周面13aiに異物が付着して、フィルター装置100内における固化材の圧力が高くなった場合には、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等により閉塞する可能性が高いので、異物掻き取り翼14を回転して、付着した異物等を掻き取る必要がある。
係る制御が図6で示されている。
ステップS2に進み、コントロールユニット40は、検出した圧力がしきい値以上であるか否かを判断する。検出した圧力がしきい値以上であれば(ステップS2がYES)、ステップS3に進み、しきい値未満であれば(ステップS2がNO)、ステップS7まで進む。
ここで、しきい値については、フィルター装置100を介装した固化材供給系統L1、L2(図3)や、施工機60、油圧ユニットUo、発電機Gn、超高圧ポンプ50、ミキサMx、水タンクTw、コンプレッサC(図2)、それ等の配管系等により、或いは、液状化防止工法の施工条件等により、ケース・バイ・ケースで設定するべきものであるが、事前に決定されるべき数値である。
ここでの所定時間とは、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等が、当該内周面13aiが閉塞する恐れが無い程度まで除去される(掻き取られる)までの時間であり、圧力センサー45で計測されたフィルター装置100内の固化材の圧力が十分に低くなるまでの時間である。当該所定時間は、事前に行なわれる実験等により、決定することが出来る。
ステップS7(ステップS2が「NO」の場合)において、制御を終了するか否かを判断する。制御を終了するのであれば(ステップS7がYES)、そのまま制御を終える。一方、まだ制御を続行するのであれば(ステップS7がNO)、ステップS1まで戻り、再びステップS1以下を繰り返す。
図6では、コントロールユニット40による自動制御について説明したが、コントロールユニット40による自動制御に代えて、作業員が図6に示す制御を実行することも可能である。
換言すれば、図示の実施形態では、異物掻き取り翼14を回転して、濾材本体13aの内周面13aiに付着した異物等を掻き取る際に、固化材の供給を停止しても良いし、固化材の供給を停止しなくても良い。
そのため、改良体を造成する装置類を小型化して、固化材供給配ラインL1、L2の内径を小さくすることが出来る。そして、重機や大型機械が侵入することが困難な戸建住宅のような比較的小さな建造物に係る現場において、液状化防止のために地盤改良を施工して、地中改良体を造成することが出来る。
これに対して、図示の実施形態によれば、異物掻き取り翼14を設けており、異物掻き取り翼14を作動することにより、濾材内周面13aiから異物を除去する(掻き取る)ことが出来る。そして、濾材内周面13aiが異物等により閉塞することが防止される。
図示の実施形態によれば、フィルター装置100の上流側(固化材吸入口11e近傍)における固化材の圧力を検出して、当該圧力がしきい値よりも低い場合には、濾材内周面13aiに異物はさほど付着していないと判断して、異物掻き取り翼14を作動しない。
一方、フィルター装置100の上流側(固化材吸入口11e近傍)における固化材の圧力がしきい値以上になった場合には、濾材13が閉塞する恐れがあると判断して、異物掻き取り翼14により、濾材内周面13aiに付着した異物等を除去する(掻き取る)。
その結果、付着した異物により濾材内周面13aiが閉塞することを未然に防止することが出来る。
図1〜図6の第1実施形態では、フィルター装置100内部では固化材が垂直方向に移動しており、異物掻き取り翼で掻き取られた異物等は自重により下降している。
それに対して、図7の第2実施形態では、フィルター装置内部では固化材が水平方向に移動しており、濾材内周面から掻き取られた異物は強制的にフィルター装置外へ排出される。
スクリューオーガー15は、円筒状のケーシング10Aの全長にわたって配置され、スクリューオーガー15の一方の(図7では左方)軸端部15eは、電動モーター20Aの図示しない回転軸に接続されている。
円筒状のケーシング10Aの左端近傍の上方には、固化材吸入口11Aeが形成され、円筒状のケーシング10Aの右端近傍の上方には、固化材吐出口12Aeが形成されている。
ケーシング10Aの固化材吐出口12Ae近傍であって、半径方向内周面側には濾材13Aが配置されている。
スクリューオーガー15の外径寸法は、ケーシング10Aの長手方向中心軸(仮想線)から濾材13Aの内周面側までの半径方向寸法よりも僅かに小さく設定されている。そして、濾材13Aの内周面側に付着した異物等がスクリューオーガー15により除去される(掻き取られる)程度に、スクリューオーガー先端が濾材13Aの内周面側に近接するように設定されている。
圧力センサー45とコントロールユニット40は、入力信号ラインSiによって接続され、コントロールユニット40と電動モーター20Aは制御信号ラインSoによって接続されている。
図7では示されていないが、スクリューオーガー15に代えて、図4、図5で示す様な翼状の部材により、あるいはブラシ状の部材により、濾材13Aの半径方向内方に付着した異物等を除去する(掻き取る)様に構成することも可能である。
一方、電動モーター20Aが逆転した場合には、濾材13Aから掻き取られた異物は、スクリューオーガー15の回転により、図7の左側(第2の異物滞留部17側)へ押圧される。換言すれば、図7の左側に設けた第2の異物滞留部17は、電動モーター20Aが逆転した際に、異物を貯留するために設けられている。
すなわち第2実施形態によれば、比重が軽い異物等であっても、第1或いは第2の異物滞留部16、17に収集することが可能になる。
第3実施形態ではフィルターを2台設け、一方のフィルター100Bにおいて濾材の半径方向内方面の異物を除去している(掻き取っている)間は、他方のフィルター100Cを経由して固化材を施工機60へ供給する。
そして、フィルター100Cで濾材の半径方向内方面の異物を除去している(掻き取っている)間は、フィルター100Bを経由して固化材を施工機60へ供給する。
ここで、フィルター100B、100Cは必ずしも同一でなくても良い。一方のフィルターで濾材の半径方向内方面の異物を除去している間に、他方のフィルターで固化材中の異物等を除去することができれば、特に、限定する訳ではない。例えば、図8におけるフィルター100B、100Cは、図4で示すフィルター100であっても良いし、図7で示すフィルター100Aの何れであっても良い。
ラインL11は、超高圧ポンプ50と3方弁(流路制御弁)Vfcの図示では明示しない吸入口を接続している。ラインL12は、3方弁(流路制御弁)Vfcの一方の吐出口とフィルター100Bの流入口を接続している。ラインL13は、3方弁(流路制御弁)Vfcの他方の吐出口とフィルター100Cの流入口を接続している。
ラインL21は、フィルター100Bの排出口と合流点Gとを接続している。ラインL22は、フィルター100Cの排出口と合流点Gとを接続している。
そして、ラインL23は、合流点Gと施工機60の吸入口を接続している。
図8の第3実施形態において、2台のフィルター装置100B、100Cに対して同時に固化材を供給することも可能である。その様にすれば、濾過能力が向上する。
11・・・固化材吸入部
12・・・濾材配置部
13・・・濾材
14・・・異物掻き取り翼
20・・・電動モーター
40・・・コントロールユニット
Claims (2)
- 固化材供給配管系統(L1、L2)に介装され、内部で固化材が流過する本体部(10)と、
本体部(10)の下流側に配置されて固化材中の異物を除去する中空円筒形状の濾材(13)と、
中空円筒形状の濾材(13)内に収容されて、中空円筒形状の濾材(13)の内周面(13ai)に付着した異物を掻き取る異物掻き取り部材(14)と、
異物掻き取り部材(14)により掻き取られた異物を貯留する異物貯留部(12c)を有し、
異物掻き取り部材(14)は板状の複数の翼(14a)を備え、
本体部(10)内では固化材は垂直方向下方から上方ヘ流過していることを特徴とするフィルター装置。 - 固化材供給配管系統(L1、L2)に介装したフィルター装置(100)の上流側の固化材吸入口(11e)近傍に装着された圧力センサー(45)により固化材の圧力を検出する工程(S1)と、
検出された圧力がしきい値以上であるか否かを判断し(S2)、しきい値以上である場合には、フィルター装置(100)の本体部(10)に配置された中空円筒形状の濾材(13)の内周面(13ai)に付着した異物を、濾材(13)内に収容され且つ板状の複数の翼(14a)を備えた異物掻き取り部材(14)により掻き取る工程(S4)を有し、
当該掻き取る工程(S4)では、異物掻き取り部材(14)の板状の翼(14a)が回転して中空円筒形状の濾材(13)の内周面(13ai)に付着した異物を除去し、異物が濾材(13)の内周面(13ai)を閉塞する恐れが無い程度に除去されるまでの所要時間を経過したか否かを判断(S5)することを特徴とする地盤改良工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013105772A JP6161155B2 (ja) | 2013-05-20 | 2013-05-20 | フィルター装置とそれを用いた地盤改良工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013105772A JP6161155B2 (ja) | 2013-05-20 | 2013-05-20 | フィルター装置とそれを用いた地盤改良工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014227663A JP2014227663A (ja) | 2014-12-08 |
JP6161155B2 true JP6161155B2 (ja) | 2017-07-12 |
Family
ID=52127792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013105772A Active JP6161155B2 (ja) | 2013-05-20 | 2013-05-20 | フィルター装置とそれを用いた地盤改良工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6161155B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6059400B2 (ja) * | 1980-01-31 | 1985-12-25 | 日本電信電話株式会社 | 早強性材料自動ライニング混合打設装置 |
JPH0629503B2 (ja) * | 1988-03-03 | 1994-04-20 | フロントエンジニアリング株式会社 | セメント系懸濁液の湿式搬送装置 |
JP2781072B2 (ja) * | 1991-02-20 | 1998-07-30 | 株式会社神戸製鋼所 | 地盤改良装置 |
JPH06185045A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-07-05 | Okumura Corp | 地盤改良工法とその装置 |
ATE327092T1 (de) * | 1999-11-09 | 2006-06-15 | Ishigaki Mech Ind | Schneckenpresse |
JP3072065U (ja) * | 2000-03-28 | 2000-09-29 | 川商ジェコス株式会社 | 余剰液撹拌吸込み装置 |
JP3817156B2 (ja) * | 2001-09-26 | 2006-08-30 | 日立建機株式会社 | 自走式土質改良機及びこれに備えられた混合装置 |
JP2004130274A (ja) * | 2002-10-15 | 2004-04-30 | Ishigaki Co Ltd | スクリュー排出型脱水機並びにその運転方法 |
CN100535257C (zh) * | 2004-11-11 | 2009-09-02 | 大荣产业株式会社 | 喷射搅拌施工方法及喷射搅拌装置 |
-
2013
- 2013-05-20 JP JP2013105772A patent/JP6161155B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014227663A (ja) | 2014-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10646801B2 (en) | Nozzle-brush automatic cleaning filter with motor reducer | |
US20090200216A1 (en) | Storm drain filter | |
CN111551479B (zh) | 一种多功能防砂模拟和筛管评测实验装置及方法 | |
US9850637B2 (en) | Digging equipment with relative improved hydraulic system | |
JP2007009564A (ja) | 返送地下水の注水管構造及び復水井構造 | |
CN105370228A (zh) | 泥浆不落地智能环保一体化钻井固控系统 | |
CN102500146B (zh) | 渗滤取水滤层反冲洗方法及控制系统 | |
JP6161155B2 (ja) | フィルター装置とそれを用いた地盤改良工法 | |
CN205435099U (zh) | 一种污水过滤装置 | |
CN107558571A (zh) | 市政排水管道 | |
CN105641992A (zh) | 一种污水过滤装置及污水处理方法 | |
CN105130155B (zh) | 车载游动环片式泥浆处理装置 | |
JP2014020124A (ja) | 集水トンネルの構築方法および集水トンネル | |
CN210369286U (zh) | 一种市政道路工程防堵清淤装置 | |
JP2005069039A (ja) | 泥水吸込装置 | |
KR20110091095A (ko) | 수질 원격감시 시스템용 여과장치 | |
CN202148595U (zh) | 污水提升设备内部冲洗管路 | |
JP4962140B2 (ja) | シールドトンネルによる地下水の流動阻害を防止する構造及びシールドトンネル | |
CN207295943U (zh) | 一种道路排水系统 | |
CN103953539A (zh) | 具有分层结构密封条和液体储蓄罐的抽水装置 | |
KR101613351B1 (ko) | 해수여과 취수시스템의 유지 관리를 위한 제어방법 | |
JP2013036177A (ja) | 集水管の施工方法、集水管の施工装置、集水管の施工構造 | |
CN215505815U (zh) | 一种市政道路污水处理用排水设备 | |
CN207119627U (zh) | 钻井油污染土壤淋洗装置 | |
CN207295923U (zh) | 一种具有快速排水功能的市政道路排水装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170123 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170609 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170609 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6161155 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |