JP2014227008A - ステアリングコラム装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブッシュを構成する樹脂が経時劣化した場合でも、異音の発生を防止することの可能なステアリングコラム装置を提供する。
【解決手段】ステアリングコラム装置は、車体に固定されたロアブラケットと、ロアブラケットに形成された貫通孔500に挿通され、その中心軸がチルト回転軸となるボルト52と、弾性を有する樹脂からなり、周方向に所定幅を有するスリットが軸方向に亘り形成され、中心部にボルト52の軸部521を挿通させるブッシュ54とを備え、ブッシュ54は、その外周面54aがボルト52のロアブラケットへの締結によって貫通孔500の内周面50aに縮径して当接し、貫通孔500は、ボルト52の頭部522側に向かって拡径するテーパー形状である。
【選択図】図2
【解決手段】ステアリングコラム装置は、車体に固定されたロアブラケットと、ロアブラケットに形成された貫通孔500に挿通され、その中心軸がチルト回転軸となるボルト52と、弾性を有する樹脂からなり、周方向に所定幅を有するスリットが軸方向に亘り形成され、中心部にボルト52の軸部521を挿通させるブッシュ54とを備え、ブッシュ54は、その外周面54aがボルト52のロアブラケットへの締結によって貫通孔500の内周面50aに縮径して当接し、貫通孔500は、ボルト52の頭部522側に向かって拡径するテーパー形状である。
【選択図】図2
Description
本発明は、ステアリングコラム装置に関する。
従来、ステアリングシャフトを回転可能に支持するステアリングコラムは、車体に固定されるブラケットに固定されたボルトによって回動可能に支持されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のステアリング装置は、ステアリングシャフトに操舵補助力を付与するための電動モータ及び減速ギヤを収容するギヤハウジングから突出するコラムブラケットと、車体に固定される固定ブラケットとを、ピボット部材でチルト回転可能に連結している。このピボット部材は、中空のカラーと、中空のカラーの挿通孔に軸部が挿通されるボルトとから構成され、このカラーの両端部に、樹脂からなるブッシュが嵌合されている。ブッシュは、ギヤハウジングに設けられた被支持孔の内周面とカラーの外周面との間に介在し、その自己潤滑性によってチルト回転を滑らかにしている。
このブッシュは、絶縁性樹脂から形成された絶縁部と、導電性樹脂を含む導電部とを組み合わせて構成され、固定ブラケット及びカラーとギヤハウジングとの間に弾性変形して組み付けられている。絶縁部は、軸方向の全長に延びるスリットを有する筒状部と、筒状部の一端に形成され、径方向に延びる環状フランジとを有している。ブッシュの導電部は、軸方向の全長に延びるスリットを有する筒状部材により形成されている。
導電部は、ギヤハウジングとカラーとを電気的に接続し、電動モータからの電波漏洩等によって発生する高周波ノイズ(ラジオノイズ)を低減させる。また、絶縁部における環状フランジは、ピボット部材の軸方向に沿ってギヤハウジングと固定ブラケットとの間に介在し、ピボット部材の軸方向におけるギヤハウジングの固定ブラケットに対するガタつきを抑制している。
特許文献1に記載のステアリング装置では、ブッシュを構成する樹脂の弾性が経時劣化によって低下した場合に、被支持孔の内周面とカラーの外周面との間や、ギヤハウジングと固定ブラケットとの間に隙間が生じてしまう可能性がある。この隙間が生じると、操舵時にギヤハウジングがガタついてしまい、操舵フィーリングの低下や異音が発生するといった問題が発生するおそれがある。
そこで、本発明は、ブッシュを構成する樹脂の経時劣化によるガタつきを抑制することが可能なステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、ステアリングシャフトを回転可能に支持するステアリングコラム装置であって、車体に固定されたブラケットと、前記ブラケットに形成された貫通孔に挿通され、その中心軸がチルト回転軸となるボルトと、弾性を有する樹脂からなり、周方向に所定幅を有するスリットが軸方向に亘り形成され、中心部に前記ボルトの軸部を挿通させるブッシュとを備え、前記ブッシュは、その外周面が前記ボルトの前記ブラケットへの締結によって前記貫通孔の内周面に縮径して当接し、前記貫通孔は、前記ボルトの頭部側に向かって拡径するテーパー形状である、ステアリングコラム装置を提供する。
本発明によれば、ブッシュを構成する樹脂の経時劣化によるガタつきを抑制することが可能となる。
[実施の形態]
本発明の実施の形態について、図1〜図5を参照して説明する。
本発明の実施の形態について、図1〜図5を参照して説明する。
(ステアリングコラム装置の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態に係るステアリングコラム装置の斜視図である。
図1は、本発明の実施の形態に係るステアリングコラム装置の斜視図である。
ステアリングコラム装置1は、ステアリングホイール101が端部に固定されるステアリングシャフト2と、ステアリングシャフト2を回転可能に支持するステアリングコラム3と、ステアリングシャフト2に操舵補助力を付与する操舵補助装置4と、操舵補助装置4のハウジング40を介してステアリングコラム3を揺動可能に支持するロアブラケット5と、ロアブラケット5よりもステアリングホイール101側でステアリングコラム3を支持するアッパブラケット6とを備えている。ロアブラケット5及びアッパブラケット6は、図略のボルトによって車体に固定される。
ステアリングシャフト2は、アッパシャフト20と、アッパシャフト20に対して相対回転不能かつ軸方向移動可能に配置されたロアシャフト(図示せず)からなり、ステアリングコラム3内にその軸線周りに回転可能に支持され、操舵機構(図示せず)に自在継手22等を介して連結されている。ステアリングシャフト2は、ステアリングホイール101の回転力を操舵力として操舵機構に伝達し、転舵輪(図示せず)を操舵する。
アッパシャフト20は、ステアリングシャフト2のステアリングホイール101側に配置され、ステアリングコラム3の外部に露出した端部にステアリングホイール101が固定されている。アッパシャフト20は、ロアシャフトの一部を収容する円筒状の部材である。
ステアリングコラム3は、それぞれが軸方向に沿って相対移動可能なアウタチューブ30及びインナチューブ31を有している。アウタチューブ30は、車体(図示せず)にアッパブラケット6を介して支持されている。インナチューブ31は、アウタチューブ30にその軸線方向に沿って相対移動可能に配置されている。
操舵補助装置4は、駆動源であるモータ41、モータ41を制御するコントローラ42、モータ41の出力を減速する減速機(図示せず)、及び車両の運転者によってステアリングホイール101に付与された操舵トルクを検出するトルクセンサ(図示せず)を有している。ハウジング40は、減速機及びトルクセンサを収容し、モータ41及びコントローラ42を支持している。操舵補助装置4は、トルクセンサによって検出された操舵トルクに応じたモータ電流をコントローラ42からモータ41へ供給し、運転者のステアリングホイール101の操作を補助する。
ロアブラケット5は、ステアリングコラム3を支持する本体部50と、車体に固定される一対のフランジ部51とを一体に有している。フランジ部51は、モータ41及びコントローラ42とを挟んでロアブラケット5の2箇所に設けられているが、図1では一方のフランジ部51のみを図示している。フランジ部51には、ロアブラケット5を車体に固定するためのボルト挿通孔51aが形成されている。
本体部50は、操舵補助装置4のハウジング40をチルト回転軸O回りに揺動可能に支持する支持機構100を構成する。支持機構100は、本体部50に形成された貫通孔500に挿通され、その中心軸がチルト回転軸Oとなるボルト52と、貫通孔500の内周面とボルト52との間に介装された後述するブッシュとを含んで構成されている。ボルト52は、ハウジング40に設けられた一対の被支持部401に締結されることによって、ハウジング40に固定される。
アッパブラケット6は、レバー60の操作によってステアリングコラム3の揺動を規制するロック状態とステアリングコラム3の揺動を許容する非ロック状態とを切り替え可能である。アッパブラケット6は、ロック状態においてロアブラケット5よりもステアリングホイール101側でステアリングコラム3を支持する。
(支持機構の構造)
図2は、ロアブラケット5の支持機構100の要部断面図である。図3は、カラーの斜視図である。図4は、ブッシュの斜視図である。図5は、ワッシャの斜視図である。
図2は、ロアブラケット5の支持機構100の要部断面図である。図3は、カラーの斜視図である。図4は、ブッシュの斜視図である。図5は、ワッシャの斜視図である。
本実施の形態に係るロアブラケット5の支持機構100は、本体部50に形成された貫通孔500を挿通する軸部521を有するボルト52、ボルト52の軸部521を挿通させるカラー53、カラー53と貫通孔500の内周面50aとの間に嵌合されたブッシュ54、及びカラー53のフランジ部531と本体部50との間に挟持されるワッシャ55から構成される。
ボルト52は、ハウジング40の被支持部401に形成された螺子穴401aに螺合によって締結される軸部521と、軸部521よりも大径に形成された頭部522とを一体に有している。頭部522には、カラー53及びブッシュ54の軸方向の端面に当接するフランジ部522aが形成されている。
本体部50に形成された貫通孔500の内周面50aは、外側(ボルト52の頭部522の側)に向かって拡径するテーパー形状に形成されている。
ボルト52の軸部521の中心軸は、チルト調整時におけるステアリングコラム3の回転軸であるチルト回転軸Oとなる。ボルト52の軸部521は、カラー53の筒部532を挿通し、ハウジング40の被支持部401に締結されている。ボルト52のフランジ部522aは、軸部521が被支持部401に締め付けられることによって、ブッシュ54を弾性変形させて貫通孔500内へ圧入する。ボルト52は、フランジ部522aが筒部532の一方の端部(フランジ部531とは反対側の端部)における軸方向端面532aに当接するまで締め付けられる。
カラー53は、例えば金属材料から形成され、被支持部401に当接する環状のフランジ部531、及びフランジ部531の内径側の端部から軸方向に延びる円筒状の筒部532を備えている。筒部532には、ボルト52の軸部521を挿通させる挿通孔530が形成されている。挿通孔530の内面530aは、ボルト52の軸部521に対向する。
カラー53の筒部532は、ボルト52の軸部521とブッシュ54との間に介装されている。筒部532の軸方向端面532aは、軸部521が被支持部401に締結されることにより、ボルト52のフランジ部522aに当接する。
ブッシュ54は、弾性を有する樹脂から形成されており、例えばポリアセタール等から形成される。ブッシュ54の外周面54aは、ボルト52の頭部522側に向かって拡径するテーパー形状に形成されている。より具体的には、ブッシュ54は、カラー53のフランジ部531に対向する小径側の端面54bにおける外径が貫通孔500における小径部(ハウジング40の被支持部401側の端部)の内径よりも小さく、かつボルト52のフランジ部522aからの押圧力を受ける大径側の端面54cにおける外径が貫通孔500における外側の大径部の内径よりも大きく形成されている。すなわち、ブッシュ54は、その軸方向の長さが貫通孔500の軸方向長さよりも長く、小径側の端面54b及び大径側の端面54cは、貫通孔500の外部に位置している。
ブッシュ54には、カラー53の筒部532を挿通させる挿通孔540が形成され、この挿通孔540の内周面540aがカラー53の筒部532の外周面532bに対向する。挿通孔540は、ブッシュ54をその軸方向に貫通している。
また、ブッシュ54には、図4に示すように、その周方向に幅dを有するスリット541が軸方向に亘って形成されている。すなわち、ブッシュ54は、軸方向から見た場合にC字状を呈している。ブッシュ54は、外力によって縮径された場合にスリット541の幅がゼロになり得る程度の弾性を有している。スリット541の幅dは、ボルト52のフランジ部522aにより押圧されて貫通孔500に圧入されることによってブッシュ54全体を縮径することができる幅であればよい。
ワッシャ55は、弾性を有する樹脂から形成されており、例えばポリアセタールから形成される。ワッシャ55は、その内部に貫通孔500から被支持部401側に突出したブッシュ54の小径側の端部を収容し、かつカラー53のフランジ部531と本体部50との間の隙間の形成を防止するものである。
ボルト52の軸部521が被支持部401に締め付けられると、ブッシュ54は、貫通孔500内に押し込まれてスリット541の幅dが縮まり、貫通孔500内へ縮径しながら圧入される。ブッシュ54は樹脂から形成されているので、貫通孔500の内周面50aとブッシュ54の外周面54aとの間、及びブッシュ54の内周面540aとカラー53の筒部532の外周面532bとの間に滑りが発生し、ボルト52の軸部521を中心軸としたチルト回転が可能となる。
[実施の形態の効果]
以上説明した実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
以上説明した実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
(1)ブッシュ54は、ボルト52のフランジ部522aに押圧されることによってスリット541の幅dが縮まり、ブッシュ54全体が縮径されてテーパー形状の貫通孔500内に圧入される。これによりブッシュ54の外周面54aが、貫通孔500の内周面50a、すなわちテーパー面に当接するので、ブッシュ54全体が周方向に弾性変形して緊迫力を保持することが可能となり、ブッシュ54を形成している樹脂が経時劣化しても弾性力の低下を抑制できる。つまり、ブッシュ54は、その全体が弾性変形することによって外周面54aが貫通孔500の内周面50aに密着し、かつ内周面540aがカラー53の筒部532の外周面532bに密着する。これにより、例えば樹脂部材からなるブッシュの一部が弾性変形する場合に比較して、弾性力の低下に伴う隙間の発生が起きにくくなり、操舵時におけるガタつきが長期にわたって抑制される。
(2)ブッシュ54は、スリット541の幅dを縮めることによって貫通孔500に縮径して圧入されているので、圧入されたブッシュ54には、スリット541の幅dが広がってブッシュ54全体を拡径しようとする作用が働くことになる。これによりブッシュ54を形成している樹脂が経時劣化しても、貫通孔500の内周面50aとブッシュ54の外周面54aとの間に隙間が形成されることを抑止できるので、ガタつきによる異音等の発生を防止することができる。
(3)貫通孔500は、その内周面50aをテーパー形状に形成し、ブッシュ54は、その外周面54aをテーパー形状に形成し、ブッシュ54の軸方向にスリット541を形成するという加工が容易な形状である。これにより支持機構100の構造を簡易にすることができると共に製造コストを低減することが可能になる。
(4)ボルト52は、フランジ部522aがカラー53の筒部532の軸方向端面532aに当接するまで、軸部521が被支持部401の螺子穴401aにねじ込まれる。これによりボルト52の軸力をカラー53で受けるので、ボルト52の緩みの発生を抑制することができる。
[実施の形態の変形例]
次に、本発明の実施の形態の変形例について、図6及び図7を参照して説明する。なお、本変形例に係るブッシュ54Aは、図4等に示すブッシュ54における外周面54aの一部を周方向に切り欠いて、周方向に延在する突起を形成した構成が実施の形態と異なり、その他の構成については上記した実施の形態と同じである。
次に、本発明の実施の形態の変形例について、図6及び図7を参照して説明する。なお、本変形例に係るブッシュ54Aは、図4等に示すブッシュ54における外周面54aの一部を周方向に切り欠いて、周方向に延在する突起を形成した構成が実施の形態と異なり、その他の構成については上記した実施の形態と同じである。
図6は、本変形例に係るロアブラケット5の支持機構100の要部断面図である。図7は、本変形例に係るブッシュ54Aの斜視図である。図6及び図7において、図1乃至図5を参照して説明したものと共通する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
ブッシュ54Aは、ボルト52のフランジ部522aに当接するフランジ部542を有している。ブッシュ54Aの外周面54aには、周方向に延在する突起543が形成されている。
ボルト52の軸部521が被支持部401に締め付けられると、ブッシュ54Aは、スリット541の幅dが縮まって全体的に縮径されて貫通孔500に圧入される。ブッシュ54Aが圧入されることによって、突起543はテーパー形状の内周面50aに当接する。ブッシュ54Aは樹脂から形成されているので、貫通孔500の内周面50aと突起543との間に滑りが発生し、ボルト52の軸部521を中心軸としたチルト回転が可能となる。
このように、ブッシュ54Aが縮径されて貫通孔500に圧入され、ブッシュ54Aの外周面54aに形成された突起543は貫通孔500の内周面50aに当接している。これによりブッシュ54A全体が周方向に弾性変形し、ブッシュ54Aは緊迫力を保持することができる。
以上、本発明のステアリングコラム装置を実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態ではブッシュ54の外周面54aをテーパー形状として形成し、上記実施の形態の変形例ではブッシュ54Aの外周面54aに周方向に延在する突起543を形成した場合について説明したが、これに限らず、貫通孔500のテーパー形状の内周面50aに当接することができればよい。
1…ステアリングコラム装置、2…ステアリングシャフト、3…ステアリングコラム、4…操舵補助装置、5…ロアブラケット、6…アッパブラケット、20…アッパシャフト、22…自在継手、30…アウタチューブ、31…インナチューブ、40…ハウジング、41…モータ、42…コントローラ、50…本体部、50a…内周面、51…フランジ部、51a…ボルト挿通孔、52…ボルト、53…カラー、54,54A…ブッシュ、54a…外周面、54b…小径側の端面、54c…大径側の端面、55…ワッシャ、60…レバー、100…支持機構、101…ステアリングホイール、401…被支持部、401a…螺子穴、500…貫通孔、521…軸部、522…頭部、522a…フランジ部、530…挿通孔、530a…内面、531…フランジ部、532…筒部、532a…軸方向端面、532b…外周面、540…挿通孔、540a…内周面、541…スリット、542…フランジ部、543…突起、O…チルト回転軸
Claims (4)
- ステアリングシャフトを回転可能に支持するステアリングコラム装置であって、
車体に固定されたブラケットと、
前記ブラケットに形成された貫通孔に挿通され、その中心軸がチルト回転軸となるボルトと、
弾性を有する樹脂からなり、周方向に所定幅を有するスリットが軸方向に亘り形成され、中心部に前記ボルトの軸部を挿通させるブッシュとを備え、
前記ブッシュは、その外周面が前記ボルトの前記ブラケットへの締結によって前記貫通孔の内周面に縮径して当接し、
前記貫通孔は、前記ボルトの頭部側に向かって拡径するテーパー形状である、
ステアリングコラム装置。 - 前記ブッシュは、前記貫通孔の内周面に当接する外周面が前記ボルトの頭部側に向かって拡径するテーパー形状である、
請求項1に記載のステアリングコラム装置。 - 前記ブッシュは、周方向に延在する突起を外周面に有し、前記突起の先端部が前記貫通孔の内周面に当接する、
請求項1又は2に記載のステアリングコラム装置。 - 前記ブッシュと前記ボルトとの間に介装される筒部を有し、前記ボルトが締結されたときに前記筒部の一方の端部が前記ボルトの頭部に当接して前記ボルトの軸力を受けるカラーをさらに備える、
請求項1乃至3の何れか1項に記載のステアリングコラム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013107333A JP2014227008A (ja) | 2013-05-21 | 2013-05-21 | ステアリングコラム装置 |
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Cited By (2)
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KR101604262B1 (ko) * | 2014-12-09 | 2016-03-28 | 남양공업주식회사 | 차량의 스티어링 컬럼의 틸팅장치 |
CN105923042A (zh) * | 2016-05-27 | 2016-09-07 | 豫北转向系统股份有限公司 | 一种汽车电动转向器管柱角度调节的旋转机构 |
-
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- 2013-05-21 JP JP2013107333A patent/JP2014227008A/ja active Pending
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CN105923042A (zh) * | 2016-05-27 | 2016-09-07 | 豫北转向系统股份有限公司 | 一种汽车电动转向器管柱角度调节的旋转机构 |
CN105923042B (zh) * | 2016-05-27 | 2018-03-16 | 豫北转向系统(新乡)有限公司 | 一种汽车电动转向器管柱角度调节的旋转机构 |
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