JP2014226434A - 衣類収納装置 - Google Patents

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加武 真次
Shinji Katake
真次 加武
勝巳 伊藤
Katsumi Ito
勝巳 伊藤
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Abstract

【課題】箱体の上部側に収納した衣類の出し入れを行い易くした衣類収納装置を提供する。
【解決手段】衣類収納装置1は、前方に開口した箱体11を有し、箱体11は、その内部が、収納物を収納自在な収納空間であり、収納空間が、上部側の第1空間と、下部側の第2空間とに区画され、第1空間に、収納体5を昇降自在で設け、収納体5は、第1空間に収納される収納状態と、収納状態から前下方に移動した取出状態とに切替自在であり、収納体5は、衣類を吊り下げるハンガーバー54を有し、第1空間に、衣類を吊り下げた状態で収納物の一つとして収納自在である。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣類収納装置に関するものである。
従来から、衣類収納装置として、中棚板及び下方にパイプハンガー付き中棚板を設け、クローゼット内を上下三段に仕切ったクローゼットがある(特許文献1等参照)。このパイプハンガー付き中棚板は、棚板の下面にパイプハンガーを付けたものであり、クローゼット内の中央部に配してある。そして、このクローゼットは、このパイプハンガーによって、衣類を吊り下げた状態で収納することができる。
特開平10−148000号公報
ところで、特許文献1等のクローゼットは、パイプハンガー付き中棚板より下方の空間の上下高さが衣類を吊り下げて収納可能な寸法となっている。このため、パイプハンガー付き中棚板が、使用者の肩位置等に比べて高所(高位置)や肩位置等と並ぶ位置に位置し易くなる。そして、前記クローゼットは、上方の空間(前記二つの中棚板の上方の空間)に衣類を収納する場合、中棚板に衣類を上下に重ねて載置することになり、この衣類の出し入れを行い難いという問題がある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであって、衣類を含む収納物を収納空間の上部側に収納可能で、上部側に収納した衣類の出し入れを行い易くした衣類収納装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、前方に開口した箱体を有し、この箱体は、その内部が、収納物を収納自在な収納空間であり、この収納空間が、上部側の第1空間と、下部側の第2空間とに区画され、前記第1空間に、収納体を昇降自在で設け、この収納体は、前記昇降によって、前記第1空間に収納される収納状態と、前記収納状態から前下方に移動した取出状態とに切替自在であり、前記収納体は、衣類を吊り下げるハンガーバーを有し、前記衣類を、吊り下げた状態で、前記収納物の一つとして前記第1空間に収納自在であることを特徴とする。
また、前記収納体を昇降自在で支持し左右に対をなす回動アームを、回動自在で設け、前記左右に対をなす回動アームをその上部で連結する連結部材を、前記回動アームに直接接続して設けることが好ましい。
前記連結部材が前記収納体の前記ハンガーバーを兼ねることが好ましい。
また、前記第2空間に、前記衣類を吊り下げる第2のハンガーバーを設け、前記衣類を、吊り下げた状態で、前記収納物の一つとして前記第2空間に収納自在であることが好ましい。
また、前記箱体は、前記第1空間と前記第2空間とを上下に連通して備えることが好ましい。
本発明は、ハンガーバーに吊り下げた状態で収納物(衣類)を、箱体の上部側に収納することができ、また収納位置(収納状態)に比べて低位置で、収納体内の収納物(衣類)の出し入れを行うことができる。これによって、本発明は、箱体の上部側に衣類を吊り下げて収納することができ、また箱体の上部側に収納した衣類等の収納物を容易に出し入れすることができる。
第一実施形態の衣類収納装置の斜視図である。 同上の衣類収納装置の構成模式図である。 第二実施形態の衣類収納装置の構成模式図である。 第三実施形態の収納体の構成模式図である。 第四実施形態の衣類収納装置の構成模式図である。
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。
本発明の第一実施形態の衣類収納装置1は、例えば、図1,2に示すように、前方に開口し上下に長尺な矩形箱状の外殻部(箱体11)を有する。箱体11は、側壁部12と、天井部13と、後壁部14と、底面部15とで箱状に形成される。
側壁部12は、例えば、側面視矩形の板状に形成される。側壁部12は、左右に所定の間隔を置いて二つ設けてある。天井部13は、例えば、平面視矩形の板状に形成される。天井部13は、両側壁部12,12の上端間に配置される。そして、天井部13は、両側壁部12,12間の上端を閉塞するよう構成される。
後壁部14は、例えば、正面視矩形の板状に形成される。後壁部14は、両側壁部12,12の後端間に配置される。そして、後壁部14は、両側壁部12,12間の後端を閉塞するよう構成される。底面部15は、例えば、平面視矩形の板状に形成される。底面部15は、両側壁部12,12の下端間に配置される。そして、底面部15は、両側壁部12,12間の下端を閉塞するよう構成される。
また、箱体11は、その内部(側壁部12と天井部13と後壁部14と底面部15とで囲まれた空間)が、衣類等の収納物を収納する収納空間2となっている。言い換えると、衣類収納装置1は、上下に長尺で前面に開口した収納空間2を有する。収納空間2は、上部側の第1空間21と、下部側の第2空間22とに区画される。第1空間21と第2空間22との間には、仕切り板16が設けてある。このため、仕切り板16が、第1空間21の底面部となり、底面部15が、第2空間22の底面部となっている。
なお、箱体11は、底面部15を省略した前方及び下方に開口した箱状であってもよく、この場合、収納空間2は、側壁部12と天井部13と後壁部14とで囲まれた空間となる。また、衣類収納装置1は、箱体11の前面(前開口17)を覆う扉やカーテン等の覆い部材を有してもよい。この場合、前記覆い部材は、前開口17(収納物)を覆う状態と前開口17(収納物)を開放する状態とに切替自在が好ましい。
第1空間21には、収納体5と、昇降機構部3とが設けてある。言い換えると、衣類収納装置1は、収納体5と昇降機構部3とを第1空間21に備える。
衣類収納装置1は、昇降機構部3を用いて、収納体5を第1空間21から前開口17を介して前下方に降ろし、またこの降ろした収納体5を第1空間21に収納するよう後上方に昇らせることができるよう構成される。言い換えると、収納体5は、昇降機構部3を介して、第1空間21に収納される収納状態と、収納状態から前下方に移動させた取出状態とに切替自在となっている。以下、特に姿勢を規定しない限り、収納体5を収納状態とした場合で説明する。
昇降機構部3は、収納体5を箱体11に回動自在で支持する二つの回動機構部31,31と、両回動機構部31,31による回動を連動させる連動部材とを有する。昇降機構部3は、一方の回動機構部31が右側の側壁部12の内面に取り付けてあり、残り一方の回動機構部31が左側の側壁部12の内面に取り付けてある。言い換えると、回動機構部31は、各側壁部12,12に夫々設けてある。
このため、昇降機構部3は、収納体5を左右から箱体11に回動自在で支持するよう構成される。そして、収納体5は、昇降機構部3を介した箱体11に対する回動によって、箱体11内に収納された収納状態と、箱体11内から取り出された取出状態とを切り替わるよう構成される。
二つの回動機構部31,31は、互いに左右対称の構造になっている。各回動機構部31,31は、前後に並ぶ二つの回動アーム32,32と、両回動アーム32,32を回転自在で支持する基部36と、前後二つの回動アーム32,32を連結する接続部材37とを有する。
言い換えると、昇降機構部3は、左右に対をなす回動アーム32,32を回動自在で前後に二つ(二対)有する。そして、回動アーム32は、収納体5を昇降自在で支持するよう構成される。
以下の説明では、前後の回動アーム32,32を区別する場合、後方側の回動アーム32を第1アーム33とし、前方側の回動アーム32を第2アーム34とする。
基部36は、側壁部12の第1空間21を形成する部位(第1部位)に固定される。基部36は、前記第1部位の上下高さの中間に位置する。
第1アーム33は、上下に長尺で形成される。第1アーム33は、下端部が基部36に回動自在で取り付けてある。これによって、第1アーム33は、基部36に支持される。
そして、第1アーム33は、上端部に収納体5が回転自在で取り付けてある。これによって、第1アーム33は、収納体5を基部36に支持する。
言い換えると、第1アーム33は、基部36に取り付ける取付部(第1取付部41)を下端部に備え、収納体5を支持する支持部(第1支持部42)を上端部に備える。そして、第1支持部42は、第1取付部41より上方且つ後方に位置する。
第1アーム33は、長手方向の途中に屈曲部(第1屈曲部43)を有する。そして、第1アーム33は、第1屈曲部43より下方の部位を通りこの部位の長手方向に沿った仮想直線に対して、第1屈曲部43より上方の部位が前方に傾いた形状となっている。
このため、第1アーム33は、第1取付部41より上方且つ後方に第1支持部42及び第1屈曲部43が位置した姿勢で、収納体5を第1空間21に収納する(収納体5が収納状態となる)よう構成される。このため、収納体5が収納状態のとき、第1アーム33は、第1支持部42及び第1屈曲部43を第1取付部41より上方且つ後方に位置させた姿勢となる。
更に、第1アーム33は、第1取付部41より下方且つ前方に第1支持部42が位置した姿勢で、収納体5を第1空間21から取り出す(収納体5が取出状態となる)よう構成される。言い換えると、収納体5が取出状態のとき、第1アーム33は、第1支持部42を第1取付部41より下方且つ前方に位置させた姿勢となる。
このように、第1アーム33は、収納状態において、第1支持部42が第1空間21に収納されて位置し、取出状態において、第1支持部42が前開口17から前方に突出して位置するよう構成される。
第2アーム34は、上下に長尺で形成される。第2アーム34は、下端部が基部36に回動自在で取り付けてある。これによって、第2アーム34は、基部36に支持される。そして、第2アーム34は、上端部に収納体5が回転自在で取り付けてある。これによって、第2アーム34は、収納体5を基部36に支持する。
言い換えると、第2アーム34は、基部36に取り付ける取付部(第2取付部44)を下端部に備え、収納体5を支持する支持部(第2支持部45)を上端部に備える。
第2アーム34は、例えば、長手方向の途中に屈曲部(第2屈曲部46)を有する。第2アーム34は、第2屈曲部46より下方の部位(第2取付部44側の部位)を通りこの部位の長手方向に沿った仮想直線に対して、第2屈曲部46より上方の部位が後方に傾いた形状となっている。
そして、第2アーム34は、第2取付部44より上方且つ後方に第2支持部45が位置した姿勢で、収納体5を第1空間21に収納する(収納体5が収納状態となる)よう構成される。言い換えると、収納体5が収納状態のとき、第2アーム34は、第2支持部45を第2取付部44より後方且つ上方に位置させた姿勢となる。
更に、第2アーム34は、第2取付部44より下方且つ前方に第2支持部45が位置した姿勢で、収納体5を第1空間21から取り出す(収納体5が取出状態となる)よう構成される。言い換えると、収納体5が取出状態のとき、第2アーム34は、第2支持部45を第2取付部44より下方且つ前方に位置させた姿勢となる。
このように、第2アーム34は、収納状態において、第2支持部45が第1空間21に収納されて位置し、取出状態において、第2支持部45が前開口17より前方に突出して位置するよう構成される。
第2取付部44は、第1取付部41より下方且つ前方の位置で基部36に取り付けてある。そして、第2支持部45は、第1支持部42より下方且つ前方の位置で収納体5に取り付けてある。言い換えると、前後に並ぶ回動アーム32,32(第1アーム33と第2アーム34と)は、前記取付部が各々異なる位置で基部36に取り付けてあり、前記支持部が各々異なる位置で収納体5を支持するよう構成される。
更に、回動機構部31は、第1アーム33の第1屈曲部43から第1支持部42までの長手方向に沿った寸法が、第2アーム34の第2屈曲部46から第2支持部45までの長手方向に沿った寸法に比べて、長尺となっている。
接続部材37は、前後に長さを有する。接続部材37は、例えば、左右に平面を有した板状となっている。
接続部材37は、後部に第1支持部42が回動自在で取り付けてあり、前部に第2支持部45が回動自在で取り付けてある。そして、接続部材37は、第1支持部42の取付位置が、第2支持部45の取付位置に比べて、上方に位置するよう構成される。言い換えると、第2支持部45は、第1支持部42の取付位置に比べて前側下方で、接続部材37に取り付けられる。
このように、第1支持部42と第2支持部45とは、接続部材37を介して前後に連結される。このため、第1アーム33と第2アーム34とは、連動して回動するよう構成される。言い換えると、各回動機構部31,31は、前後に並ぶ二つの回動アーム32,32が連動して回動するよう構成される。また、接続部材37は、収納体5の上端部に固定される。
連結部材38は、左右に長尺な棒状部39と、棒状部39の左右両端に夫々設けた連結片48,48とを有する。
棒状部39は、例えば、側面視円形状の棒状(管状を含む)に形成される。棒状部39は、例えば、左右に平行な軸心を有した棒状(管状を含む)となっている。
連結片48は、平面視前方に開口した角形U字状に形成される。そして、連結片48は、上下に高さを有する。このため、連結片48は、例えば、板状部材を折り曲げる等で形成される。
連結片48は、U字の左右一方の縦辺に、棒状部39が固定してあり、残り一方の縦辺に、回動アーム32が固定してある。
このように、連結部材38は、両支持部(本例では、例えば、両第1支持部42,42)の間に架け渡して設けてある。言い換えると、連結部材38は、左右各端部が、回動アーム32,32(本例では、例えば第1アーム33,33)に固定してある。
そして、連結部材38は、左右に並ぶ回動アーム32,32(本例では、例えば第1アーム33,33)を左右方向において直接連結するよう構成される。言い換えると、連結部材38は、接続部材37や縦辺部53(詳細は後述する)等から独立して、回動アーム32に接続してある。
これによって、左右の回動機構部31,31は、左右に並ぶ回動アーム32,32を連動させて回動することができる。言い換えると、左右に並ぶ回動アーム32,32は、連結部材38を介して同体で回動する。なお、この同体とは、側面視において、左右に並ぶ回動アーム32,32が重なる状態(同じ姿勢をとる状態)を意味する。
このように、衣類収納装置1は、連結部材38及び接続部材37によって、四つの回動アーム32,32,32,32を連動して回動させることができる。これによって、衣類収納装置1は、収納状態、取出状態、回動状態(回動時)において、収納体5を水平姿勢(収納状態の姿勢)に保って移動させる(昇降させる)ことができる。
昇降機構部3は、右側(一方)の回動機構部31が収納体5の上端部右側に取り付けてあり、左側(残り一方)の回動機構部31が収納体5の上端部左側に取り付けてある。言い換えると、両回動機構部31,31は、各支持部が収納体5の上端部の異なる側端(左右端)に取り付けてある。
このため、昇降機構部3は、収納体5を左右から箱体11に回動自在で支持する。そして、収納体5は、昇降機構部3を介した箱体11に対する回動によって、収納状態と取出状態とが切り替わるよう構成される。言い換えると、収納体5は、昇降機構部3によって、収納状態と取出状態とを切替自在となっている。更に言い換えると、収納体5は、収納状態と取出状態とが切り替わるよう、箱体11に対して昇降自在に設けてある。
収納体5は、例えば、収納体5に収納された収納物の加重を受けるフレーム51(frame)と、状態切替時に使用者に操作される操作部56と、収納物を収納可能な範囲(収納範囲)を規定する規定部58とを有する。
フレーム51は、例えば、正面視下向きに開口した角形U字状(上下逆様の角形U字状)に形成される。言い換えると、フレーム51は、左右に長尺な横辺部52と、上下に長尺な二つの縦辺部53,53とを有する。
横辺部52は、連結部材38で形成される。言い換えると、連結部材38は、フレーム51の横辺部52(一部)を兼ねるよう構成される。
横辺部52(棒状部39)は、ハンガーバー54(hanger bar)として機能する。言い換えると、収納体5は、両縦辺部53,53の間にハンガーバー54(hanger bar)を有する。
ハンガーバー54は、所謂洋服掛け等のハンガー(hanger)等を吊り下げることができる。このため、本実施形態の収納物は、その一つとして、例えば、前記ハンガーやこのハンガーに取り付けた衣服等(例えばズボン、ベルトやネクタイ等を直接ハンガーバー54に掛ける場合を含む)の衣類が挙げられる。なお、図2には、前記衣類を吊り下げた例として、模式的な衣類8を示す。
このため、収納体5は、衣類をハンガーバー54に吊り下げた状態で、収納状態と取出状態とに切替自在となっている。言い換えると、衣類収納装置1は、衣類を収納体5に吊り下げて、収納体5を収納状態にすることで、衣類を第1空間21(箱体11の上部側)に収納することができる。そして、衣類収納装置1は、収納体5を取出状態にすることで、収納体5を収納状態の位置より下方且つ前方に取り出した状態で、収納体5に対する衣類の出し入れを行うことができる
また、昇降機構部3は、収納状態の回動アーム32,32,32,32の重心が、平面視において、回動中心と重なるか奥側(後方)かに位置することが好ましい。そして、ハンガーバー54(横辺部52)は、平面視(前後)において、収納体5の重心に重なる位置に設けることが好ましい。
ハンガーバー54(横辺部52、棒状部39)は、例えば、平面視において、収納体5の収納範囲の前後長さの中間に位置する。ハンガーバー54(横辺部52、棒状部39)は、平面視において、第1空間21内の第1取付部41より後方に位置する。
言い換えると、収納体5は、その重心が、平面視において、第1空間21内の第1取付部41より後方の位置(奥側の位置)となっている。そして、収納体5は、前記重心と平面視において重なる位置に、ハンガーバー54(横辺部52、棒状部39)が設けてある。
このため、衣類収納装置1は、後方の回動アーム32,32(第1アーム33,33)で収納体5の加重を受けたとき、第1アーム33,33の重心を第1取付部41より後方に位置し易くすることができる。
二つの縦辺部53,53は、同形状に形成されており、例えば、上下に平行な軸心を有した棒状(管状を含む)となっている。二つの縦辺部53,53は、長手方向(軸心)を平行にして左右に並べて設けてある。言い換えると、フレーム51は、二つの縦辺部53,53を左右に間隔を置いて左右対称に有する。
縦辺部53は、横辺部52より前方に設けてある。縦辺部53の上端部は、平面視において、第1支持部42の取付位置と第2支持部45の取付位置との間で、接続部材37に固定してある。
言い換えると、縦辺部53は、上端部の各側端部(左右の各端部)に夫々、接続部材37が固定してある。そして、縦辺部53は、接続部材37及び回動アーム32,32を介して横辺部52に取付固定してある。このように、本実施形態では、連結部材38及び接続部材37がフレーム51の構成部材の一部を兼ねている。
縦辺部53の上下高さは、正面視における第2取付部44から第1支持部42までの上下高さや第2取付部44から横辺部52までの上下高さに比べて、大寸となっている。言い換えると、縦辺部53は、正面視における第2取付部44から第1支持部42までの上下高さや第2取付部44から横辺部52までの上下高さに比べて、上下に長尺で形成される。
このため、縦辺部53は、基部36より下方に突出した形状となっており、縦辺部53の下端部が基部36より下方に位置する。言い換えると、本実施形態の収納体5は、下端部が第2取付部44より上方に位置する従来の収納体に比べて、上下高さが大寸で形成される。更に言い換えると、収納体5は、基部36と第1空間21の下端(第2空間22との境界位置)との間に縦辺部53の下端部を位置させた状態で、第1空間21に収納される。
また、縦辺部53の下端部には、操作部56が取り付けてある。言い換えると、操作部56は、フレーム51の下端部に設けてある。
操作部56は、例えば、平面視後方に開口した角形U字状に形成される。操作部56は、U字の各後端部がフレーム51の下端部に固定される。言い換えると、操作部56は、左右一方(例えば右側)の後端部が、左右においてこの後端部と同じ側(右側)に設けた縦辺部53に固定される。そして、操作部56は、左右の残り一方(例えば左側)の後端部が、左右においてこの後端部と同じ側(左側)に設けた縦辺部53に固定される。
また、操作部56は、U字の前端部が、収納体5の昇降時(収納体5の切替時)に使用者に把持される把持部となっている。言い換えると、操作部56は、例えば、左右に長尺な棒状(管状を含む)の前記把持部と、この把持部の各側端部から後方に突出する突出部とを有する。この突出部は、前後に長尺な棒状(管状を含む)に形成されており、後端部がフレーム51の下端部に固定してある。
規定部58は、例えば、平面視前方に開口した角形U字状に形成される。規定部58は、上下に間隔を置いて、二つ設けてある。二つの規定部58,58は、同形に形成される。
規定部58は、U字の各前端部がフレーム51に脱着自在で取り付けて或いは固定して取り付けてある。言い換えると、操作部56は、左右一方(例えば右側)の前端部が、左右において、この前端部と同じ側(右側)に設けた縦辺部53に取り付けてある。そして、操作部56は、左右の残り一方(例えば左側)の前端部が、左右においてこの前端部と同じ側(左側)に設けた縦辺部53に取り付けてある。
このため、収納体5は、衣類(収納物)が規定部58に干渉する範囲内(U字の内側)が、衣類を収納可能な範囲(収納範囲)となっている。言い換えると、規定部58は、衣類に干渉する(接触する)ことで、収納範囲の左右幅(側端位置)及び奥行(後端位置)を規定するよう構成される。
第2空間22は、その上部側に、所謂洋服掛け等のハンガー(hanger)等の前述の衣類等を吊るためのハンガーバー24(hanger bar)が設けてある。言い換えると、衣類収納装置1は、第1空間21より下方(第2空間22)に、第2のハンガーバー24を有する。
以下の説明では、収納体5(第1空間21)のハンガーバー54(第1のハンガーバー54)を第1バー54とし、第2空間22のハンガーバー24(第2のハンガーバー24)を第2バー24として区別する。
第2バー24は、平面視(前後)において、第1バー54と重なる位置に設けてある。第2バー24は、例えば、左右に長尺な棒状(管状を含む)に形成される。言い換えると、第2バー24は、例えば、横棒部材(管状部材を含む)で形成される。第2バー24は、両側壁部12,12の間に架け渡して設けてある。
このため、衣類収納装置1は、例えば、第2バー24に吊り下げた状態で衣類等を、第2空間22(箱体11の下部側)に収納することができる。なお、第2バー24は、本実施形態において両側壁部12,12に固定しているが、後壁部14や仕切り板16に固定して第2空間22に設けてもよく、これらを組み合わせて固定してもよい。言い換えると、第2バー24は、箱体11と仕切り板16とのうちの少なくとも一方に固定して設けることが好ましい。
このように、衣類収納装置1は、前方に開口した箱体11を有する。箱体11は、その内部が、収納物を収納自在な収納空間2である。衣類収納装置1は、収納空間2が、上部側の第1空間21と、下部側の第2空間22とに区画される。
衣類収納装置1は、例えば従来デットスペース或いは踏み台や梯子等を用いて物を載置する載置スペースである第1空間21(第2空間22の上方)に、収納体5が昇降自在で設けてある。
収納体5は、前記昇降によって、箱体11の上部側(第1空間21)に収納される収納状態と、収納状態から前下方に移動した取出状態とに切替自在である。収納体5は、衣類を吊り下げる第1バー54(第1のハンガーバー54)を有する。衣類収納装置1は、衣類を、収納物の一つとして吊り下げた状態で箱体11の上部側(第1空間21)に収納自在である。
このため、衣類収納装置1は、収納物(衣類)を第1バー54に吊り下げた状態で箱体11の上部側(第1空間21)に収納することができる。言い換えると、衣類収納装置1は、箱体11の上部側(第1空間21)に衣類を吊り下げて収納することができる。
そして、衣類収納装置1は、取出状態とする(取出状態に切り替える)ことで、収納位置(収納状態)に比べて低位置で、収納体5内の収納物(衣類)の出し入れを行うことができる。これによって、衣類収納装置1は、箱体11の上部側(第1空間21)に収納した衣類等の収納物の出し入れを行い易くすることができる。
また、衣類収納装置1は、収納体5を第1空間21から前進しながら収納状態から取出状態へ切り替え(第1空間21から降下し)、収納体5を取出状態から収納状態に切り替えるときに、後退しながら上昇するよう構成される。言い換えると、収納体5は、前後動を伴いながら昇降して、状態を切り替えるよう構成される。
このように、衣類収納装置1は、例えば、第2空間22より前方位置で収納体5の下方への移動(回動アーム32の前下方への回動)が停止して、取出状態となることが好ましい。言い換えると、収納体5は、第2空間22より前方位置で下方への移動が停止されるよう構成されることが好ましい。
この場合、衣類収納装置1は、取出状態等において、収納体5を第2空間22や収納位置より前方に位置させることができる。これによって、衣類収納装置1は、収納体5の状態切替時に、収納体5やその収納物を第2空間22の収納物等に干渉し難くすることができて、収納体5の状態切替を行い易くすることができる。
また、衣類収納装置1は、第2空間22に、衣類を吊り下げる第2バー24(第2のハンガーバー24)を設け、前記衣類を、収納物の一つとして吊り下げた状態で第2空間22に収納自在であることが好ましい。この場合、衣類収納装置1は、箱体11の上部側(第1空間21)及び箱体11の下部側(第2空間22)の両空間に収納物(衣類)を吊り下げて収納することができる。
ところでこの場合、衣類収納装置1は、第2空間22(箱体11の下部側)が衣類を吊り下げて収納可能な高さを有する形状となるため、第1バー54が高所(高位置)に位置し易くなる。
ここで、本実施形態では、収納体5を取出状態とする(取出状態に切り替える)ことで、第1バー54を前記高所に比べて低位置に下げることができる。言い換えると、本実施形態では、箱体11の上部側(第1空間21)の衣類の出し入れを収納位置より低い位置で行うことができる。
これによって、本実施形態では、箱体11の上部側(第1空間21)及び箱体11の下部側(第2空間22)の両空間において、衣類等の収納物の出し入れを行い易くすることができる。
また、衣類収納装置1は、左右に並ぶ回動アーム32,32をその上部で連結することが好ましく、本実施形態では、例えば、左右の第1支持部42,42間に連結部材38を設けて連結してある。言い換えると、連結部材38は、左右に対をなす回動アーム32,32をその上部で連結するよう構成される。この場合、衣類収納装置1は、左右の回動アーム32,32(回動機構部31,31)を連動して回動させることができて、昇降時等において収納体5の左右の捩れを生じ難くすることができる。
更に、衣類収納装置1は、昇降時等において連結部材38等を収納体5に干渉し難くすることができて、収納体5を基部36より下方に突出した形状で設け易くすることができる。これによって、衣類収納装置1は、回動アーム32の長手方向の寸法の増加を抑えて、上下に長尺な収納体5を形成し易くすることができる。
また、昇降機構部3は、左右に並ぶ(左右に対をなす)回動アーム32,32を連結部材38に直接接続することが好ましい。言い換えると、昇降機構部3は、接続部材37や収納体5等を介さずに、回動アーム32を連結部材38に直接接続することが好ましい。
この場合、衣類収納装置1は、収納体5や接続部材37を介して回動アーム32と連結部材38とを間接的に接続した場合に比べて、昇降時等の収納体5の左右の捩れ等の影響を受け難くすることができる。
言い換えると、本実施形態は、連結部材38と左右に並ぶ回動アーム32,32との間を接続部材37や縦辺部53で繋いでいる場合(前記間接的に接続した場合)と異なる。
つまり、前記間接的に接続した場合では、接続部材37や縦辺部53が収納体5の左右の捩れ等の影響を受け易い(左右に捩れ易い)ため、連結部材38で前記捩れ等の左右に並ぶ回動アーム32,32に対する影響を軽減し難い。
対して、本実施形態の連結部材38は、左右各端部が支持部(第1支持部42,42)に固定してあり、接続部材37や縦辺部53(収納体5)等から独立して、回動アーム32,32に接続してある。このため、連結部材38は、前記捩れ等の影響を受け難く(前記捩れ等が伝わり難く)、前記捩れ等の左右に並ぶ回動アーム32,32に対する影響を軽減し易い。
これによって、衣類収納装置1は、収納体5や接続部材37で間接的に接続固定した場合に比べて、左右に並ぶ回動アーム32,32を同体で回動させ易くすることができる。
また、衣類収納装置1は、収納状態において、収納体5の加重を受ける回動アーム32(例えば、第1アーム33)の重心が、昇降機構部3の回動中心である第1取付部41に比べて後方に位置するよう構成されることが好ましい。これによって、衣類収納装置1は、収納状態の収納体5の自重による収納体5の取出状態への切替(意図しない回動アーム32の回動)を抑制することができる。
そして、衣類収納装置1は、第1バー54を前記重心より奥側(後方側)或いは平面視重なる位置に設けることが好ましい。この場合、衣類収納装置1は、収納物(衣類)を第1バー54に吊り下げたときに、前記重心を第1取付部41より後方に位置し易くすることができる。
これによって、衣類収納装置1は、収納物(衣類)を吊り下げた状態にあっても、収納体5の自重による使用者等が意図しない取出状態への切替を抑制することができる。
また、衣類収納装置1は、連結部材38が横辺部52(第1バー54)を兼ねることが好ましい。この場合、衣類収納装置1は、収納体5の上部に設けられる左右に長尺な部材を一つ減らしたり横辺部52(連結部材38)のみにしたり等をすることができる。
これによって、衣類収納装置1は、連結部材38と第1バー54とを各々設けた場合に比べて、使用者に第1バー54を認識させ易くすることができる。更に、衣類収納装置1は、横辺部52が連結部材38を兼ねたことで、構成部材を削減したり、収納体5上部の外観を簡素にしたり等をすることができる。
また、衣類収納装置1は、収納体5に規定部58を設けることが好ましい。この場合、使用者は、規定部58の視認や収納物の規定部58への干渉等によって、収納体5における収納範囲の左右幅や奥行を容易に把握することができる。言い換えると、衣類収納装置1は、収納体5に規定部58を設けることで、収納体5の収納範囲を使用者に把握させ易くすることができる。
更に、衣類収納装置1は、規定部58によって、収納体5の剛性を向上させることができる。
また、衣類収納装置1は、収納体5の第1バー54より下方に、昇降用の操作部56を設けることが好ましく、操作部56をフレーム51の下端部に設けることがより好ましい。
この場合、衣類収納装置1は、第1バー54に比べて低位置を把持して(操作して)、収納状態の収納体5を取出状態に切り替えることができる。これによって、衣類収納装置1は、収納体5の状態切替を行い易くすることができて、衣類等の収納物の出し入れを行い易くすることができる。
次に、第二実施形態の衣類収納装置1を、図3に基づいて説明する。なお、以下では、第一実施形態と同様の構成に対して、同じ符号を付して重複する説明は省略する。
第2アーム34は、屈曲部(第2屈曲部46)の無い直線状に形成される。そして、第2アーム34は、第2支持部45を第2取付部44より後方且つ上方に位置させた姿勢で、収納体5を収納するよう構成される。
連結部材38は、棒状部39の左右の両端が夫々、左右の対応する第1支持部42,42に固定してある。このため、連結部材38は、収納体5や接続部材37を介さずに、直接回動アーム32,32に接続して設けてある。
これによって、衣類収納装置1は、回動アーム32と連結部材38とを収納体5や接続部材37で間接的に接続した場合に比べて、左右に並ぶ回動アーム32,32を同体で回動させ易くすることができる。
収納体5は、連結部材38と別部材で、横辺部52を有する。言い換えると、収納体5は、連結部材38と別部材で、第1バー54を有する。
横辺部52は、例えば、左右に長尺な棒状(管状を含む)に形成される。横辺部52は、連結部材38(第1支持部42)より前方且つ第2支持部45より後方に設けてある。横辺部52は、連結部材38より上方に位置する。
縦辺部53は、横辺部52より後方且つ連結部材38(第1支持部42)より前方に設けてある。そして、縦辺部53は、接続部材37に固定してある。
言い換えると、フレーム51は、上端部の各側端部(左右の各端部)に夫々、接続部材37が固定してある。そして、本実施形態では、縦辺部53が接続部材37を介して横辺部52に取付固定してあり、横辺部52が縦辺部53の前方に位置する。
また、収納体5は、その重心が、平面視において、第1空間21内の第1取付部41より後方の位置(奥側の位置)、或いは第1取付部41に重なる位置となっている。
第1バー54(横辺部52)は、例えば、平面視において、収納体5の収納範囲の前後長さの中間に位置する。第1バー54(横辺部52)は、平面視において、第1空間21内の第1取付部41より後方に或いは第1取付部41に重なって位置する。言い換えると、収納体5は、前記重心と平面視において重なる位置に、第1バー54(横辺部52)が設けてある。
このように、衣類収納装置1は、フレーム51の横辺部52や第1バー54と、連結部材38とを個別に有してもよい。
この場合、衣類収納装置1は、第1支持部42や連結部材38の位置に影響されずに第1バー54や横辺部52を設けたり、収納体5の重心や第1バー54の位置に影響されずに連結部材38を設けたり等をすることができる。
これによって、衣類収納装置1は、例えば、収納体5や昇降機構部3の設計上の自由度等を向上し易くすることができる。
次に、第三実施形態の衣類収納装置1を、図4に基づいて説明する。なお、以下では、前述の各実施形態と同様の構成に対して、同じ符号を付して重複する説明は省略する。
本実施形態では、収納体5の一部構成が前述の各実施形態と異なる。そして、本実施形態において、箱体11や昇降機構部3は、例えば第一実施形態や第二実施形態等の構成を採用すればよく、以下説明を省略する。なお、本実施形態では、連結部材38と横辺部52とを夫々設ける構成となっているが、第一実施形態のように連結部材38(棒状部39)が横辺部52を兼ねてもよい。
収納体5は、縦辺部53が側面視矩形の板状に形成される。縦辺部53の下端部には、底部60が設けてある。言い換えると、収納体5は、フレーム51(横辺部52及び縦辺部53)と、操作部56と、規定部58と、底部60とを有する。
底部60は、平面視矩形の箱状に形成される。言い換えると、底部60は、収納物を載置可能な平面視矩形の底本体61と、底本体61の外周端から上方に突出する起立部62と有する。
底本体61は、平板状(平面状)であってもよく、曲面状(起立部62と一体形状の場合を含む)であってもよい。起立部62は、底本体61の外周端全周に亘って設けてある。言い換えると、起立部62は、平面視矩形枠状に形成される。なお、底本体61と起立部62とは、板状部材で形成されてもよく、網状部材で形成されてもよく、一方が板状部材で形成され他方が網状部材で形成されてもよい。
底部60は、平面視において、底本体61の外周端(起立部62)が収納範囲の縁(外周)に重なる位置となるよう構成される。言い換えると、底本体61は、平面視収納体5の収納範囲に重なる形状(収納範囲と同形状)に形成される。更に言い換えると、底本体6は、収納範囲の底を閉塞するよう構成される。
操作部56は、底部60の下面前端部に設けてある。操作部56は、正面視上方に開口した角形U字状に形成される。操作部56は、各上端部が底部60に固定される。このため、操作部56は、底部60から下方に突出して設けられる。
規定部58は、各前端部が縦辺部53より前方に突出して設けてある。そして、これら各前端部は、その突出先端に規定片59が設けてある。規定片59は、左右において前記前端部からU字の内側に向けて突出して形成される。
また、規定片59は、平面視において、収納範囲の前端に重なって位置する。このため、規定片59は、前側の収納範囲を規定するよう構成される。言い換えると、規定部58は、平面視収納体5の収納範囲の縁に重なる矩形枠状に形成される。更に、規定部58は、前記枠における前辺部が中間で左右二つに分割された形状となっている。
このように、衣類収納装置1は、収納体5に、収納物を載置自在な底部60を有することが好ましい。この場合、衣類収納装置1は、例えばベルト等の小物等を、収納物の一つとして底部60に載置収納することができる。そして、衣類収納装置1は、前記小物等を仕切り板16に載置する場合に比べて、この小物等の出し入れを行い易くすることができる。
更に、衣類収納装置1は、底部60(底本体61)を平面視収納体5の収納範囲と同形状に設けることが好ましい。この場合、衣類収納装置1は、底部60の形状等から収納範囲を認識させ易くすることができる。
また、衣類収納装置1は、規定部58が、収納範囲の前側を規定する規定片59を有することが好ましい。この場合、衣類収納装置1は、規定部58によって、収納範囲の奥行及び左右幅に加えて、収納範囲の前後長(前端位置)を認識させ易くすることができる。
次に、第四実施形態の衣類収納装置1を、図5に基づいて説明する。なお、以下では、前述の各実施形態と同様の構成に対して、同じ符号を付して重複する説明は省略する。
また、本実施形態では、第2アーム34の形状を除く第一実施形態の昇降機構部3と、第三実施形態の収納体5の基本構成とを採用しているが、他の実施形態の昇降機構部3や収納体5を採用してもよい。なお、本実施形態では、横辺部52が連結部材38を兼ねているが、第二実施形態や第三実施形態のように横辺部52と連結部材38とを夫々設けてもよい。
本実施形態では、第2アーム34に二つの屈曲部(第2屈曲部46、第3屈曲部)が設けてある。第2アーム34は、側面視横向きS字状に形成される。第2アーム34は、第2支持部45を第2取付部44より後方且つ上方に位置させた姿勢で、収納体5を収納するよう構成される。
更に、本実施形態では、箱体11が仕切り板16を有しない点で、前述の各実施形態と異なる。このため、箱体11は、第1空間21と第2空間22とを上下に連通して備えることが好ましい。そして、収納空間2は、収納体5によって、第1空間21と第2空間22とに区画される。言い換えると、収納空間2は、収納体5を収納する第1空間21と、収納体5の収納位置より下方の第2空間22とに区画される。
この場合、衣類収納装置1は、状態切替時における収納体5の下端部等と仕切り板16との干渉を考慮せずに、収納体5の下端部の位置(フレーム51の上下高さ)等を設定することができる。また、収納体5が底部60を有する場合、衣類収納装置1は、状態切替時における底部60等と仕切り板16との干渉を考慮せずに、フレーム51の上下高さや底部60の形状等を設定することができる。
このように、衣類収納装置1は、第1空間21と第2空間22とを仕切り板16で分割した場合に比べて、収納体5の上下高さを大きくしたり、底部60の載置範囲を広くしたりし易くすることができる。
なお、本発明は、前記例示の各構成(各実施形態の構成)にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更や組合せを行い実施し得るものである。
例えば、衣類収納装置1は、箱体11を、第1空間21を形成する第1箱体と、第2空間22を形成する第2箱体とに分割自在であってもよい。
1 衣類収納装置
11 箱体
16 仕切り板
17 前開口
2 収納空間
21 第1空間
22 第2空間
24 (第2の)ハンガーバー(第2バー)
3 昇降機構部
31 回動機構部
32 回動アーム
38 連結部材
5 収納体
51 フレーム
54 (第1の)ハンガーバー(第1バー)
56 操作部
58 規定部
60 底部

Claims (5)

  1. 前方に開口した箱体を有し、
    この箱体は、その内部が、収納物を収納自在な収納空間であり、この収納空間が、上部側の第1空間と、下部側の第2空間とに区画され、
    前記第1空間に、収納体を昇降自在で設け、
    この収納体は、前記昇降によって、前記第1空間に収納される収納状態と、前記収納状態から前下方に移動した取出状態とに切替自在であり、
    前記収納体は、衣類を吊り下げるハンガーバーを有し、
    前記衣類を、吊り下げた状態で、前記収納物の一つとして前記第1空間に収納自在であることを特徴とする衣類収納装置。
  2. 前記収納体を昇降自在で支持し左右に対をなす回動アームを、回動自在で設け、
    前記左右に対をなす回動アームをその上部で連結する連結部材を、前記回動アームに直接接続して設けることを特徴とする請求項1記載の衣類収納装置。
  3. 前記連結部材が前記収納体の前記ハンガーバーを兼ねることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の衣類収納装置。
  4. 前記第2空間に、前記衣類を吊り下げる第2のハンガーバーを設け、
    前記衣類を、吊り下げた状態で、前記収納物の一つとして前記第2空間に収納自在であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の衣類収納装置。
  5. 前記箱体は、前記第1空間と前記第2空間とを上下に連通して備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の衣類収納装置。
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