JP2014226233A - 衣類用ハンガー - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、スプリングを使用せず、衣類に負荷をそれ程かけないようにして、衣類を吊り下げることができる衣類用ハンガーを提供するものである。【解決手段】衣類用ハンガー1は、ハンガー本体10と、このハンガー本体10に取り付けられたフック11と、ハンガー本体10の一方の端部に設けられ、スカート、スラックス等の衣類20の腰部の内側に当接する第1の当接部12と、ハンガー本体10の他方の端部から突出すると共に、ハンガー本体10内に出し入れ自在に収納される移動体13と、ハンガー本体10に設けられ、移動体13の動きを止めるストッパー体15と、移動体13の第1の当接部12から遠い側の端部に設けられ、スカート、スラックス等の衣類20の腰部の内側に当接する第2の当接部14とを備えているものである。【選択図】図1
Description
本発明は、衣類用ハンガーに係り、特に、スプリングを使用せず、衣類に負荷をそれ程かけないようにして、衣類を吊り下げることができる衣類用ハンガーに関する。
従来、例えば、ハンガー本体と、このハンガー本体の両側からそれぞれスライド自在な二本のアームと、この二本のアームの先端部に、前記ハンガー本体内に設けられたコイルスプリングによる弾性力により係止する圧接係止部と、を有する衣類用ハンガーがある(例えば、特許文献1参照)。
この衣類用ハンガーにあっては、衣類の腰部の内側に圧接係止部をそれぞれ当接させて衣類を吊り下げることができる。
この衣類用ハンガーにあっては、衣類の腰部の内側に圧接係止部をそれぞれ当接させて衣類を吊り下げることができる。
ところが、上記衣類用ハンガーにあっては、コイルスプリングを使わなければならず、しかも、衣類を吊り下げた状態においては、衣類の腰部の内側にコイルスプリングにより張力を与えており、常時、衣類に負荷をかけるという問題点が生じた。
本発明は、前記問題点を考慮したなされた衣類用ハンガーを提供することを目的とする。
請求項1記載の衣類用ハンガーは、ハンガー本体と、このハンガー本体に取り付けられたフックと、前記ハンガー本体の一方の端部に設けられ、スカート、スラックス等の衣類の腰部の内側に当接する第1の当接部と、前記ハンガー本体の他方の端部から突出すると共に、前記ハンガー本体内に出し入れ自在に収納される移動体と、前記ハンガー本体に設けられ、前記移動体の動きを止めるストッパー体と、前記移動体の前記第1の当接部から遠い側の端部に設けられ、スカート、スラックス等の衣類の腰部の内側に当接する第2の当接部とを備えているものである。
また、請求項2記載の衣類用ハンガーは、請求項1記載の衣類用ハンガーにおいて、第1の当接部と第2の当接部は、下方に向かって広がるように、ハンガー本体に取り付けられているものである。
また、請求項3記載の衣類用ハンガーは、請求項2記載の衣類用ハンガーにおいて、 第1の当接部の下端に設けられ、前記第1の当接部の下端より張り出す第1の張出部と、第2の当接部の下端に設けられ、前記第2の当接部の下端より張り出す第2の張出部とを備え、前記第1の張出部と前記第2の張出部は、離間するように張り出しているものである。
請求項1記載の衣類用ハンガーによれば、スカート、スラックス等の衣類の腰部の大きさに合わせて、移動体を動かして調整し、移動体の移動をストッパー体により阻止し、スカート、スラックス等の衣類の腰部の内側に第1の当接部と第2の当接部によりそれぞれ当接させれば、衣類に対して、余分な張力を与えず、スカート、スラックス等の衣類を吊り下げることができる。
また、請求項2記載の衣類用ハンガーによれば、上述した請求項1記載の発明の効果に加え、第1の当接部と第2の当接部は、下方に向かって広がるように、ハンガー本体に取り付けられているため、スカート、スラックス等の衣類が第1の当接部、第2の当接部から離脱するのを防ぐことができる。
また、請求項3記載の衣類用ハンガーによれば、上述した請求項2記載の発明の効果に加え、第1の当接部の下端に設けられ、前記第1の当接部の下端より張り出す第1の張出部と、第2の当接部の下端に設けられ、前記第2の当接部の下端より張り出す第2の張出部とを備え、前記第1の張出部と前記第2の張出部は、互いに離間するように張り出しているため、スカート、スラックス等の衣類が第1の当接部、第2の当接部から下方に移動しても、第1の張出部と第2の張出部にスカート、スラックス等の衣類が係止し、衣類用ハンガーから離脱するのを防ぐことができる。
本発明の一実施例のハンガー吊持具を図面(図1乃至図11)を参照して説明する。
図1に示す1は衣類用ハンガーで、衣類用ハンガー1は、スカート、スラックス等の衣類20の腰部の内側に当接して、該衣類を吊り下げるものである。
図1に示す1は衣類用ハンガーで、衣類用ハンガー1は、スカート、スラックス等の衣類20の腰部の内側に当接して、該衣類を吊り下げるものである。
衣類用ハンガー1は、ハンガー本体10と、このハンガー本体10に取り付けられたフック11とを有する。フック11は、例えば、図1、図2に示す支持部材30に係止する。
また、図1に示す12は第1の当接部で、第1の当接部12は、ハンガー本体10の一方の端部に設けられ、スカート、スラックス等の衣類20の腰部の内側に当接するものである。
また、図1に示す13は移動体で、移動体13は、ハンガー本体10の他方の端部から突出すると共に、ハンガー本体10内に出し入れ自在に収納されるようになっている。
また、図1に示す14は第2の当接部で、第2の当接部14は、移動体13の第1の当接部12から遠い側の端部に設けられ、スカート、スラックス等の衣類20の腰部の内側に当接するものである。
また、図1に示す12は第1の当接部で、第1の当接部12は、ハンガー本体10の一方の端部に設けられ、スカート、スラックス等の衣類20の腰部の内側に当接するものである。
また、図1に示す13は移動体で、移動体13は、ハンガー本体10の他方の端部から突出すると共に、ハンガー本体10内に出し入れ自在に収納されるようになっている。
また、図1に示す14は第2の当接部で、第2の当接部14は、移動体13の第1の当接部12から遠い側の端部に設けられ、スカート、スラックス等の衣類20の腰部の内側に当接するものである。
上述した第1の当接部12と第2の当接部14は、図1に示すように、下方に向かって広がるように、ハンガー本体10に取り付けられている。
これは、スカート、スラックス等の衣類20が第1の当接部12、第2の当接部14から離脱するのを防ぐためである。
また、図1に示すD1は、第1の当接部12の下端に設けられ、第1の当接部12の下端より張り出す第1の張出部で、D2は、第2の当接部14の下端に設けられ、第2の当接部14の下端より張り出す第2の張出部である。
そして、第1の張出部D1と第2の張出部D2は、互いに離間するように張り出している。
これは、スカート、スラックス等の衣類20が第1の当接部12、第2の当接部14から下方に移動しても、第1の張出部D1と第2の張出部D2にスカート、スラックス等の衣類20が係止し、衣類用ハンガー1から離脱するのを防ぐためである。
これは、スカート、スラックス等の衣類20が第1の当接部12、第2の当接部14から離脱するのを防ぐためである。
また、図1に示すD1は、第1の当接部12の下端に設けられ、第1の当接部12の下端より張り出す第1の張出部で、D2は、第2の当接部14の下端に設けられ、第2の当接部14の下端より張り出す第2の張出部である。
そして、第1の張出部D1と第2の張出部D2は、互いに離間するように張り出している。
これは、スカート、スラックス等の衣類20が第1の当接部12、第2の当接部14から下方に移動しても、第1の張出部D1と第2の張出部D2にスカート、スラックス等の衣類20が係止し、衣類用ハンガー1から離脱するのを防ぐためである。
また、図1に示す15はストッパー体で、ストッパー体15は、ハンガー本体10に設けられ、移動体13の動きを止めるものである。
具体的には、図7及び図8に示すように、ストッパー体15の先端に設けた係止部15Aを移動体13に設けた凹凸の被係止部13Aに、係止、非係止することにより行うものである。
ストッパー体15は、図7及び図8に示すXを支点として、シーソー状に移動するもので、樹脂製のハンガー本体10の弾性力を利用して、係止部15Aと被係止部13Aとの係止、非係止を行っている。
図7及び図8に示す部材10Aは、ハンガー本体10に一体成型されたもので、図8に示す矢印方向に指で押圧して、係止部15Aと被係止部13Aとの係止状態を解除し、
図8に示す矢印方向の指の押圧力を解除すると、図7に示すように、部材10Aの復元力により、ストッパー体15の係止部15Aを被係止部13Aに係止するようになる。
具体的には、図7及び図8に示すように、ストッパー体15の先端に設けた係止部15Aを移動体13に設けた凹凸の被係止部13Aに、係止、非係止することにより行うものである。
ストッパー体15は、図7及び図8に示すXを支点として、シーソー状に移動するもので、樹脂製のハンガー本体10の弾性力を利用して、係止部15Aと被係止部13Aとの係止、非係止を行っている。
図7及び図8に示す部材10Aは、ハンガー本体10に一体成型されたもので、図8に示す矢印方向に指で押圧して、係止部15Aと被係止部13Aとの係止状態を解除し、
図8に示す矢印方向の指の押圧力を解除すると、図7に示すように、部材10Aの復元力により、ストッパー体15の係止部15Aを被係止部13Aに係止するようになる。
従って、上述した衣類用ハンガー1によれば、スカート、スラックス等の衣類20の腰部の大きさに合わせて、移動体13を動かして調整し、移動体13の移動をストッパー体15により阻止し、スカート、スラックス等の衣類20の腰部の内側に第1の当接部12と第2の当接部14によりそれぞれ当接させれば、衣類20に対して、余分な張力を与えず、スカート、スラックス等の衣類20を吊り下げることができる。
1 衣類用ハンガー
10 ハンガー本体
11 フック
12 第1の当接部
13 移動体
14 第2の当接部
15 ストッパー体
10 ハンガー本体
11 フック
12 第1の当接部
13 移動体
14 第2の当接部
15 ストッパー体
Claims (3)
- ハンガー本体と、
このハンガー本体に取り付けられたフックと、
前記ハンガー本体の一方の端部に設けられ、スカート、スラックス等の衣類の腰部の内側に当接する第1の当接部と、
前記ハンガー本体の他方の端部から突出すると共に、前記ハンガー本体内に出し入れ自在に収納される移動体と、
前記ハンガー本体に設けられ、前記移動体の動きを止めるストッパー体と、
前記移動体の前記第1の当接部から遠い側の端部に設けられ、スカート、スラックス等の衣類の腰部の内側に当接する第2の当接部と、
を備えていることを特徴とする衣類用ハンガー。 - 第1の当接部と第2の当接部は、下方に向かって広がるように、ハンガー本体に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1記載の衣類用ハンガー。 - 第1の当接部の下端に設けられ、前記第1の当接部の下端より張り出す第1の張出部と、
第2の当接部の下端に設けられ、前記第2の当接部の下端より張り出す第2の張出部とを備え、
前記第1の張出部と前記第2の張出部は、離間するように張り出している
ことを特徴とする請求項2記載の衣類用ハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013106843A JP2014226233A (ja) | 2013-05-21 | 2013-05-21 | 衣類用ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014226233A true JP2014226233A (ja) | 2014-12-08 |
Family
ID=52126629
Family Applications (1)
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JP2013106843A Pending JP2014226233A (ja) | 2013-05-21 | 2013-05-21 | 衣類用ハンガー |
Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106108577A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-11-16 | 窦凯强 | 一种衣服撑 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56518U (ja) * | 1979-06-15 | 1981-01-06 | ||
JPS6224768U (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-14 | ||
JPS6423280U (ja) * | 1987-07-31 | 1989-02-07 |
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2013
- 2013-05-21 JP JP2013106843A patent/JP2014226233A/ja active Pending
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JPS6224768U (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-14 | ||
JPS6423280U (ja) * | 1987-07-31 | 1989-02-07 |
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