JP2014225616A - プリント配線基板 - Google Patents

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昭一郎 西村
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Abstract

【課題】簡単な構成で、2つの配線パターンの沿面距離を複数の距離から選択することが可能なプリント配線基板を共通化する。【解決手段】第1配線パターン21と、第2配線パターン22と、第1配線パターン21及び第2配線パターン22と離間して配置され、第1配線パターン21又は第2配線パターン22のいずれか一方と接続手段40を介して接続される補助配線パターン23とを備え、補助配線パターン23が接続されていない配線パターンと補助配線パターン23との距離が、第1配線パターン21と第2配線パターン22との距離よりも短くなるよう形成されているプリント配線基板A。【選択図】図2B

Description

本発明は、プリント配線基板に関し、詳しくは電子機器に組み込まれる電源回路に用いられ、放電による破損、感電等の事故を抑制する配線パターンを備えたプリン地配線基板に関する。
電子機器の内部に配置されるプリント配線基板には、商用電源と接続される一次回路と、各種電子部品が実装される二次回路とを有しているものがある。そして、前記プリント配線基板では、一次回路と二次回路の間にトランスが配置されており、商用電源からの電圧をトランスで変圧し、二次回路に供給するようになっている。
前記プリント配線基板には、アンテナが接続されるアンテナ端子や外部接続端子等は二次回路に実装されている。例えば、アンテナへの落雷や接続端子に静電気による放電によって電流(サージ電流)が流れることがあり、プリント配線基板の一次回路と二次回路との間に大きな電位差が発生する。そこで、前記プリント配線基板は、サージ電流が発生したとき、一次回路と二次回路との間で放電させることで、前記トランス内での放電を抑制するような放電部を備えている。
前記プリント配線基板の放電部では、商用電源の電圧の変化によっても放電する場合があり、放電による火災、感電等の事故を予防するため、安全規格によって一次回路と二次回路との間の距離(沿面距離)の最小値が決められている。また、商用電源の電圧は、地域によって異なるため、地域が異なると(商用電源の電圧が異なると)異なる安全規格がことなり、前記放電部の沿面距離の最小値も異なる。
例えば、プリント配線基板が用いられる地域(例えば、日本、米国、欧州等)によって、商用電源の電圧が異なるため、それぞれの地域では、安全規格で要求されている放電部の沿面距離の最小値が異なる。そこで、従来のプリント配線基板では、放電部の間隔の最小値として、最も大きな間隔を要求する地域に合わせることで、地域による差異を無くし、共通化していた。
しかしながら、前記トランス等の素子についても、地域ごとの安全規格で形状等が決められている。そのため、実装の組み合わせによっては、トランスの一次巻線と二次巻線の間隔の方が、放電部の沿面距離よりも狭くなる場合があり、トランスの放電が発生してしまう場合があった。
そこで、プリント配線基板の共通化を適切に行うため、例えば、特許文献1に示すプリント配線基板が提案されている。特許文献1に記載のプリント配線基板は、平行に配置されている2つの電源一次回路と、前記電源一次回路の外側に前記電源一次回路に対し一定の離隔距離を空けて配置された電源二次回路とを有している。そして、平行に配置されている2つの電源一次回路の間には、前記電源一次回路に対し前記離隔距離よりも短い放電ギャップを空けて配置された放電ギャップ接地用銅箔が形成されている。前記電源二次回路の接続端には、先端に放電ギャップ接続コネクタが取り付けられたジャンパ線が接続されており、前記放電ギャップ接地用銅箔には、放電ギャップ接続ピンが突設されている。
このようなプリント配線基板では、前記放電ギャップ接続コネクタを前記放電ギャップ接続ピンから外しているときは、前記電源一次回路と前記電源二次回路の間の間隔が前記離隔距離になる。また、前記放電ギャップ接続コネクタを前記放電ギャップ接続ピンに取り付けたとき、前記電源一次回路と前記電源二次回路の間の間隔が放電ギャップになる。つまり、特許文献1に示すプリント配線基板では、前記放電ギャップ接続コネクタを前記放電ギャップ接続ピンに対する着脱によって、前記電源一次回路と前記電源二次回路との隙間を変更することが可能である。これにより、プリント配線基板を仕向地にかかわらず共通化することが可能である。
特開2005−243981号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプリント配線基板では、放電ギャップ接続コネクタ付のジャンパ線や放電ギャップ接続ピンを備えなくてはならず、プリント配線基板の構成が複雑になる。また、放電ギャップ接続コネクタを放電ギャップ接続ピンに接続した場合、前記ジャンパ線が前記電源一次回路と交差する。このとき、前記電源一次回路と前記ジャンパ線が接触してしまったり、前記電源一次回路と前記ジャンパ線の間隔が前記放電ギャップよりも狭くなったりすると、放電や短絡が発生し、誤動作、破損の原因になる恐れがある。
さらに、前記放電ギャップ接続コネクタを前記放電ギャップ接続ピンに接続しない場合、ジャンパ線が自由に移動してしまい、プリント配線基板に実装されている電子部品やケース等と接触し、放電、短絡が発生し、誤動作、破損の原因になる恐れがある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、簡単な構成で、2つの配線パターンの沿面距離を複数の距離から選択することが可能なプリント配線基板を共通化することである。
この発明の一の局面によるプリント配線基板は、第1配線パターンと、前記第1配線パターンと離間して配置された第2配線パターンと、前記第1配線パターン及び前記第2配線パターンと離間して配置され、前記第1配線パターン又は前記第2配線パターンのいずれか一方と接続手段を介して接続され得る補助配線パターンとを備え、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンのうち前記補助配線パターンが接続され得ない配線パターンと前記補助配線パターンとの距離が、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとの距離よりも短くなるよう形成されている放電部を備えていることを特徴とする。
この発明の一局面におけるプリント配線基板では、第1配線パターン又は第2配線パターンと補助配線パターンとの接続を選択することで、第1配線パターンと第2配線パターンとの間隔を複数の距離から選択することができる。
これにより、接続手段で配線パターンを接続するといった簡単な方法で、第1配線パターンと第2配線パターンの距離(沿面距離)を決定することが可能である。すなわち、複数の沿面距離が求められる電子回路において、共通のプリント配線基板を共通化することができる。
上記一局面におけるプリント配線基板は、前記放電部が前記補助配線パターンを複数個備え、前記複数個の補助配線パターンが、前記第1配線パターン又は前記第2配線パターンの前記補助配線パターンと接続されていない方の配線パターンとの距離がそれぞれ異なるように設けられた構成となっている。この構成にすることで、第1配線パターンと第2配線パターンの沿面距離の選択肢を増やすことができ、より多くの電子回路においてプリント配線基板を共通化することが可能である。
上記一局面におけるプリント配線基板は、前記第1配線パターン、前記第2配線パターン及び前記補助配線パターンを含む基板の表面を覆う絶縁性のレジスト膜を備えており、前記第1配線パターン、前記第2配線パターン及び前記補助配線パターンには、放電を行う部分を限定するため、各配線の対向する部分に前記レジスト膜を除去した放電用ランドが対をなしている構成となっている。この構成にすることで、放電が行われる位置を制御することができるので、放電による電撃が放電部の近傍に実装された電子部品に悪影響を及ぼすのを抑制することができる。
上記一局面におけるプリント配線基板は、前記対をなしている放電用ランドは、対向する部分の形状が他方に向かった凸形状を含む形状となっている。このように構成することで、放電を効率よく制御できるとともに、放電時の電撃が作用する部分が先鋭形状ではないため、電荷が集中するのを抑制し、配線パターンが削れるのを抑制することができる。
上記一局面におけるプリント配線基板は、前記放電用ランドは、露出している配線にはんだを付着させている構成となっている。この構成にすることで、放電時にはんだが削れるため、配線パターンが削れるのを抑制することが可能である。
上記一局面におけるプリント配線基板において、前記第2配線パターンと前記補助配線パターンとを接続する接続手段は、ジャンパ線である。この構成にすることで、補助配線パターンと配線パターンの接続を機械化することができ、プリント配線基板の製造を簡略化することが可能である。
上記一局面におけるプリント配線基板において、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとには、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとの間で電力又は信号の少なくとも一つを伝達する素子が実装されており、前記第1配線パターンと前記第2配線パターン又は前記補助配線パターンとの間の距離が、前記素子の沿面距離よりも小さくなるように、前記接続手段を用いる構成となっている。この構成にすることで、放電部で放電が発生するため、落雷や静電気によってサージ電流が発生しても、前記素子が誤動作したり、破損したりするのを抑制することが可能である。
上記一局面におけるプリント配線基板において、前記第1配線パターン又は前記第2配線パターンの一方が、電源回路の一次側配線であり、他方が二次側配線である。この構成とすることで、安全規格によって異なる一次側配線と二次側配線の沿面距離が義務付けられている出荷先(仕向地)に共通のプリント配線基板とすることができるとともに、仕向地ごとに、最適な回路設計を行うことが可能である。
本発明によると、簡単な構成で、2つの配線パターンの沿面距離を複数の距離から選択することが可能なプリント配線基板を共通化することができる。
本発明にかかるプリント配線基板を用いた電子回路モジュールの一例を示す図である。 本発明にかかるプリント配線基板のジャンパ線が実装されていない放電部を拡大した図である。 本発明にかかるプリント配線基板のジャンパ線が実装されている放電部を拡大した図である。 本発明にかかるプリント配線基板のジャンパ線が実装されていない放電部を拡大した図である。 本発明にかかるプリント配線基板のジャンパ線が実装されている放電部を拡大した図である。 本発明にかかるプリント配線基板の他の例の放電部を拡大した図である。 本発明にかかるプリント配線基板のジャンパ線が実装されていない放電部を拡大した図である。 本発明にかかるプリント配線基板のジャンパ線が実装されている放電部を拡大した図である。 本発明にかかるプリント配線基板のジャンパ線が実装されていない放電部を拡大した図である。 本発明にかかるプリント配線基板のジャンパ線で二次側配線と補助配線とを接続した放電部を拡大した図である。 本発明にかかるプリント配線基板のジャンパ線で一時側配線と補助配線とを接続した放電部を拡大した図である。
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明にかかるプリント配線基板の一例を示す図であり、なお、図中に示されているプリント配線基板には電子部品が実装されているが、これは、プリント配線基板を模式的に表したものであり、実際に製造されるプリント配線基板及びプリント配線基板を用いた電子回路とは異なる。また、以下の説明では、基板10の片面にプリント配線20が形成された片面基板として説明するが、これに限定されるものではなく、両面にプリント配線が形成された両面基板や、複数の層を重ね合せた多層基板であってもよい。
図1に示すように、プリント配線基板Aは、基板10と、基板10の表面に形成され、導電性を有する配線パターン20と、基板10の上面を配線パターン20の上から被覆し、配線パターンの保護、絶縁及びはんだの付着を抑制するためのレジスト膜30とを備えている。基板10は、絶縁性を有する材料で形成された平板状の部材である。基板10として、例えば、ガラス繊維の布をエポキシ樹脂で固めたガラスエポキシ基板を挙げることができるが、これに限定されるものではなく、配線パターンが形成された基板を広く採用することができる。
配線パターン20は、銅、アルミニウム等の導電性の高い金属箔で形成されている。配線パターン20は、スパッタリング、エッチング等の物理的及び(又は)化学的な成膜方法で成膜される。図1に示しているように、配線パターン20は、電子部品の端子が接触する部分であるランドを備えている。電子部品の端子は、ランドに半田付けされることで、配線パターン20と電気的に接続されるとともに、配線パターン20に固定される。
プリント配線基板Aでは、基板10の配線パターン20が形成されている面を、絶縁性を有するレジスト膜30で覆っているため、そのままでは、電子部品の端子を配線パターン20に接続、固定することができない。そこで、プリント配線基板Aでは、配線パターン20のランドと重なる部分とその近接部分を覆うレジスト膜30を除去し、ランドがレジスト膜30の外部に露出するようにしている。
そして、配線パターン20は商用電源と接続される電源ケーブルPcが接続された一次側配線21と、一次側配線21と電気的に絶縁された二次側配線22とを備えている。つまり、配線パターン20において、一次側配線21が電源側の一次回路を構成し、二次側配線が負荷側の二次回路を構成している。
一次側配線21は接地配線210を備えている。一次側配線21に接続されている電源ケーブルPcは、ブリッジダイオードで整流後一次側直流電圧と一次側アースとして使用される。また、二次側配線22は接地配線220を備えており、接地配線220は、例えば、専用の接地線を介して接地されている。
二次側配線21には、チューナTc、アンテナ接続端子As及び外部接続端子Os等が実装されている。なお、図1に示すプリント配線基板Aを用いた電子回路は、テレビ受像機に用いられる回路を想定している。そのため、一次側配線21、二次側配線22には、図示は省略しているが、これ以外にも、テレビ受像機の動作に必要な回路を構成する電子部品が実装されている。
アンテナ接続端子Asには、アンテナ線が接続されており、アンテナ線の先端は屋外に配置され、放送信号を受信するアンテナ(不図示)が接続されている。また、外部接続端子Osは、テレビ受像機の外部信号の入力端子として形成されている。
図1に示すように、プリント配線基板Aでは、一次側配線21と二次側配線22との間で、電気エネルギを伝達するトランスTrが備えられている。トランスTrは、一次側配線21と接続される一次巻線と、二次側配線22と接続される二次巻線とを備えており、一次巻線と二次巻線との間で発生する電磁誘導によって、一次側配線21から二次側配線22に電力を伝達している。すなわち、トランスTrを備えることで、一次側配線21と二次側配線22との絶縁を維持しつつ、電源ケーブPcを介して商用電源から供給された電気を二次側配線22に供給する。なお、トランスTrは、一次巻線と二次巻線の巻き数の比を変更することで、一次側配線21から二次側配線22に伝達される電圧を変更する(変圧する)ことも可能である。
これにより、トランスTrで変圧(降圧)されているので、二次側配線22を用いた回路では、商用電源から供給される電圧よりも低い電圧が供給されている。これにより、二次側配線22に使用者や導体等が触れたとしても、大きな事故につながりにくい。また、電子回路が休止中又は停止中の場合、二次側配線22には電気が流れないので、二次側配線22での感電等の事故を抑制することが可能である。
一方、アンテナに落雷があったり、外部接続端子Osに静電気による放電が発生したりすると、二次側配線22に電流(サージ電流)が流れる。サージ電流は、二次側配線22の接地配線220を介して地絡される。サージ電流は放電により発生するため、落雷、静電気による放電のいずれの場合でも、二次側配線22(の接地配線220)には瞬間的に高電圧が印加される。このサージ電流によって、一時的に一次側配線21と二次側配線22との間には、大きな電圧が印加された状態となる。トランスTrは、一次側配線21に一次巻線が、二次側配線22に二次巻線がそれぞれ接続されているため、一次巻線と二次巻線との間の電圧が高くなり放電しやすくなる。このようなトランスTr内部で放電すると、トランスTrの破損や、火災の原因になる可能性がある。
そこで、プリント配線基板Aでは、トランスTr内で放電する前に、一次側配線21(の接地配線210)と、二次側配線22(の接地配線220)との間で放電させるための放電部Sp(図中円で囲んでいる部分)が備えられている。プリント配線基板Aでは、一次側配線21の接地配線210と二次側配線22の接地配線220とを近接するように形成しており、この近接している部分に放電部Spを設けている。プリント配線基板Aにおいて、放電部はサージ電流等により一次側配線21と二次側配線22との間で電位差が生じたとき、放電部で放電させることで、トランスTrでの放電を抑制する機能を有している。このことから、放電部は一次側配線21と二次側配線22との距離(沿面距離)が最も短い部分であるともいえる。なお、放電部では、一次側配線21と二次側配線22との間で放電が発生しやすいように、全体的にレジスト膜30が除去されている。
放電部Spの一次側配線21の接地配線210と二次側配線22の接地配線220との隙間が狭い方が、放電が発生しやすく、トランスTrの保護の機能を高めることができる。一方、プリント配線基板Aでは、上述のとおり、一次側配線21と二次側配線22とを絶縁することで、二次側配線22での感電等の事故を抑制している。そのため、放電部Spの接地配線210と接地配線220との隙間が狭すぎると、商用電源の電圧の変動で放電が発生し、二次側配線22における感電の危険性が高くなる。このような感電の予防を考慮した場合、放電部Spの接地配線210と接地配線220との隙間の最小値は、商用電源の電圧及び回路によって決定される。
商用電源の電圧は、地域によって差がある。例えば、日本では100V、米国では120V、欧州では220、240Vが用いられている。これらの国又は地域で用いるプリント配線基板の放電部、それぞれの国又は地域で策定された安全規格を満たしている必要がある。すなわち、放電部の一次側配線の接地配線と二次側配線の接地配線との距離は、国又は地域ごとに安全規格によって与えられており、商用電圧が高い国又は地域ほど距離が長い。そのため、プリント配線基板は、最も電圧が高い地域向けに合わせた隙間を備えた放電部を備えることで、全ての国又は地域に対応することが可能である。
しかしながら、トランスTrの内部の放電を抑制するためには、放電部の隙間がトランスTrの一次巻線と二次巻線との間隔よりも短くなくてはならない。プリント配線基板を最も条件が厳しい(換言すると、商用電源電圧が高い)安全規格に合わせた放電部を備えた構成とすると、放電部に合わせた一次巻線と二次巻線との隙間が大きい(すなわち、外径が大きい)トランスを用いなくてはならなくなる。これにより、このような最も厳しい安全規格に合わせて共通化されたプリント配線基板を用いると、電子回路が大型になり、電子機器への組み込みが困難になる場合がある。
そこで、本発明にかかるプリント配線基板Aでは、商用電源の電圧が異なる複数の国又は地域に対応できる放電部Spを備えている。次に本発明にかかるプリント配線基板Aの放電部Spについて図面を参照して説明する。図2A、Bは本発明にかかるプリント配線基板の放電部を拡大した図である。なお、以下の説明では、一次側配線21と二次側配線22との距離(沿面距離)を、長い距離L1(例えば欧州向け)と短い距離L2(例えば、米国向け)として説明する。
図2A、Bに示すように、プリント配線基板Aは、一次側配線21の接地配線210と二次側配線22の接地配線220とは平行に配置されている。図2A、Bに示すように一次側配線21の接地配線210は、帯状に一体的に形成された配線パターンである。
放電部Spでは、一次側配線21の接地配線210(第1配線パターン)と、二次側配線22の接地配線220(第2配線パターン)と、補助配線23(補助配線パターン)とを備えている。図2に示すように、補助配線23は、接地配線210及び接地配線220と離間しており、それぞれの配線とは電気的に絶縁された状態となっている。接地配線210と接地配線220との最短距離は距離L1になっており、接地配線210と補助配線23との最短距離は距離L2となっている。
放電部Spは、トランスTrの巻線間よりも先に放電を誘発させる必要がある。そのため、放電部Spは、放電の妨げとなるレジスト膜30が除去されている。つまり、放電部Spにおいて、一次側配線21の接地配線210と、二次側配線22の接地配線220と、補助配線23とは、レジスト膜30より露出している。そして、放電部Spにおいて、二次側配線22の接地配線220と、補助配線23とのレジスト膜30で覆われていない部分を、ジャンパ線40で接続することで、接地配線220と補助配線23とを電気的に接続できる。
放電部Spでは、ジャンパ線40が実装されていないとき(図2A参照)、補助配線23は、一次側配線21の接地配線210及び二次側配線22の接地配線220のいずれとも電気的に接続されていない。これにより、一次側配線21と二次側配線22との距離は、接地配線210と接地配線220との最短距離である距離L1となる。つまり、一次側配線21と二次側配線22との沿面距離は距離L1となる。この距離L1は、上述のとおり欧州向けの電子機器に組み込む電子回路の基板として用いる場合の安全規格に基づいて決められた距離である。放電部Spでジャンパ線40を実装しないことで、プリント配線基板Aを欧州の安全規格に合致した基板とすることが可能である。
プリント配線基板Aにおいて、二次側配線22の接地配線220と補助配線23とをジャンパ線40で接続することで、補助配線23は接地配線220と等電位となる(図2B参照)。そのため、一次側配線21と二次側配線22との距離は、接地配線210と補助配線23との最短距離である距離L2となる。つまり、一次側配線21と二次側配線22との沿面距離は距離L2となる。この距離L2は、上述のとおり米国向けの電子機器に組み込む電子回路の基板として用いる場合の安全規格に基づいて決められた距離である。放電部Spでジャンパ線40を実装することで、プリント配線基板Aを米国の安全規格に合致した基板とすることが可能である。
このように、一次側配線21の接地配線210と補助配線23とを、ジャンパ線40で接続するといった簡単な方法で、一次側配線21と二次側配線22との沿面距離を変更することができる。これにより、1枚で複数の国又は地域の安全規格を満たすことができるプリント配線基板を提供することができる。また、一次側配線21と二次側配線22との沿面距離をその国又は地域の安全規格に合致したものとすることができる。これにより、トランスTrの大きさを適切に選択することが可能であり、製造に要するコストを抑え、電子回路を小型化することができる。
なお、本実施形態では、補助配線23を1つ備えた放電部Spを例に説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、一次側配線21の接地配線210との距離が距離L2よりも短い距離L3となる位置に別の補助配線を備えておき、安全規格で距離L3が支持されている国、地域向けの基板として、その補助配線と二次側配線の接地配線を接続するようにしてもよい。すなわち、補助配線の個数は、1個に限定されるものではなく、2個或いはそれ以上の個数であってもよい。これにより、安全規格による沿面距離が異なる複数の国又は地域に向けて、最適な回路設計を行うことが可能な共通のプリント配線基板を提供することが可能である。以下の各実施形態でも便宜上、補助配線を1個としているが、同様に、2個以上設けてもよい。
(第2実施形態)
本発明にかかるプリント配線基板の他の例について図面を参照して説明する。図3A、Bは本発明にかかるプリント配線基板の他の例の放電部を拡大した図面である。図3A、Bに示すように、プリント配線基板Bの放電部Sp2は、接地配線210に形成された、第1放電用ランド24と、第2放電用ランド25とを備えている。また、接地配線220に形成された第3放電用ランド26と、補助配線23に形成された第3放電用ランド27とを備えている。さらに。二次側配線22の接地配線220及び補助配線23上には、ジャンパ線40を接続するための接続ランド221及び接続ランド231が備えられている。接続ランド221及び接続ランド231にジャンパ線40を実装することで、接地配線220と補助配線23とが電気的に接続される。
放電部Sp2において、第1放電用ランド24、第2放電用ランド25、第3放電用ランド26及び第4放電用ランド27は長方形状であり、この部分のレジスト膜30は除去してある。第1放電用ランド24及び第2放電用ランド25は一次側配線21の接地配線210上で、接地配線210の接地配線220と近接する辺縁部の一部がレジスト膜30の外部に露出するように設けられている。第3放電用ランド26は二次側配線22の接地配線220上で、接地配線220の接地配線210と近接する辺縁部の一部がレジスト膜30の外部に露出するように設けられている。第4放電用ランド27は補助配線23上で、補助配線23の接地配線210と近接する辺縁部の一部がレジスト膜30の外部に露出するように設けられている。
そして、第1放電用ランド24と第3放電用ランド26とが対向しており、第1放電用ランド24と第3放電用ランド26との最短距離は距離L1となっている。放電部Sp2において、第2放電用ランド25と第4放電用ランド27とが対向しており、第2放電用ランド25と第4放電用ランド27との最短距離は距離L2となっている。
放電部Sp2では、ジャンパ線40が実装されていないとき(図3A参照)、補助配線23は、一次側配線21及び二次側配線22のいずれとも電気的に接続されていない。そのため、一次側配線21と二次側配線22の沿面距離は、第1放電用ランド24と第3放電用ランド26の間の距離L1となる。この距離L1が上述のとおり、欧州の安全規格で決められた沿面距離であるとすると、本発明にかかるプリント配線基板Bはジャンパ線40を実装しないことで、欧州向けの回路に使用することが可能である。
放電部Sp2では、ジャンパ線40が実装されているとき(図3B参照)、補助配線23と二次側配線22とが電気的に接続される。そのため、一次側配線21と二次側配線22の沿面距離は、第2放電用ランド25と第4放電用ランド27の間の距離L2となる。この距離L2が上述のとおり、米国の安全規格で決められた沿面距離であるとすると、本発明にかかるプリント配線基板Bはジャンパ線40を実装することで、米国向けの回路に使用することが可能である。
本実施形態における放電部Sp2では、第1放電用ランド24、第2放電用ランド25、第3放電用ランド26及び第4放電用ランド27を設けることで、放電が発生する部分をより限定的な範囲内とすることが可能である。これにより、放電する部分を実装されている電子部品から確実に離すことが可能であり、放電による電子部品の誤作動、破損等の不具合を抑制することが可能である。
(第3実施形態)
本発明にかかるプリント配線基板の他の例について図面を参照して説明する。図4は本発明にかかるプリント配線基板の他の例の放電部を拡大した図である。図4に示すように、プリント配線基板Cの放電部Sp3は、第1放電用ランド24、第2放電用ランド25、第3放電用ランド26及び第4放電用ランド27の形状が異なっている以外、プリント配線基板Bの放電部Sp2と同じ構成である。
放電部Sp3において、一次側配線21と二次側配線22との間の放電は、端部が尖っている形状であるほうが発生しやすい。しかしながら、放電する部分の端部が先鋭化しすぎると、放電時の配線パターン(実際には、配線パターンに付着したはんだ)が削れる場合があり、削れてしまうと最短距離が長くなってしまうことがある。通常、プリント配線基板では、製造後に、一次側配線21と二次側配線22との間に決められた電圧を印加し、放電テストを行う。このとき、何度も繰り返して放電を行うため、放電する部分が尖っていると、放電テストで削れてしまう場合がある。
そこで、放電部Sp3では、第1放電用ランド24、第2放電用ランド25、第3放電用ランド26及び第4放電用ランド27が削れないような形状を有している。以下の説明では、代表として第1放電用ランド24と第1放電ランド24と対応する第3放電用ランド26について説明するが、その他の第2放電用ランド25及び第4放電用ランド27についても同様の構成を有している。
図4に示すように、第1放電用ランド24の第3放電用ランド26に近接している部分は、第3放電用ランド26側に向かって突出した曲線状の凸部241を複数個並べた波形状となっている。同様に、第3放電用ランド26の第1放電用ランド24に近接している部分は、第1放電用ランド24側に向かって突出した曲線状の凸部261を複数個並べた波形状となっている。
そして、凸部241の先端部と凸部261の先端部とが最も接近するように形成されており、この距離が距離L1になっている。このように曲線状の凸部がレジスト膜を除去して形成されていることで、銅箔部先端が尖っている形状とする場合に比べて、放電による配線パターンの削れを抑制することが可能である。
なお、本実施形態では、曲線状の凸部としているが、これに限定されるものではなく、台形状等の形状であってもよい。
(第4実施形態)
本発明にかかるプリント配線基板の他の例について図面を参照して説明する。図5A、Bは本発明にかかるプリント配線基板の他の例の放電部を拡大した図面である。図5Bに示すプリント配線基板Dの放電部Sp4は、一次側配線21の接地配線210と、補助配線23とをジャンパ線40で接続する構成となっている。これ以外は、プリント配線基板Aと同じ構成であり実質上同じ部分には、同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
図5A、Bに示すように、一次側配線21の接地配線210と二次側配線22の接地配線220の隙間の最小の距離は、距離L1となっている。また、補助配線23と接地配線210との沿面距離はL2となっている。このような状態で、接地配線210と補助配線23とをジャンパ線40で接続することで、一次側配線21と二次側配線22との沿面距離を距離L2とすることが可能となっている(図5B参照)。すなわち、補助配線23が接続される配線は、二次側配線に限定されず、一次側配線に接続してもよい。
このような構成とすることでも、複数の国又は地域向けの電子回路に用いられるプリント配線基板を共通化することが可能である。
(第5実施形態)
本発明にかかるプリント配線基板の他の例について図面を参照して説明する。図6A、B、Cは本発明にかかるプリント配線基板の他の例の放電部を拡大した図面である。図6A、B、Cに示すプリント配線基板Eの放電部Sp5は、一次側配線21の接地配線210と補助配線23又は二次側配線22と接地配線23とをジャンパ線40で接続する構成となっている。これ以外は、プリント配線基板Aと同じ構成であり実質上同じ部分には、同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
図6A、B、Cに示すように、一次側配線21の接地配線210と二次側配線22の接地配線220との隙間の最小の距離は、距離L1となっている。また、接地配線210と補助配線23との隙間の最小の距離は、距離L2となっている。さらに、接地配線220と補助配線23との隙間の最小の距離は、距離L3となっている。なお、各配線同士の距離には、L1>L2>L3の関係が成り立っているものとする。
プリント配線基板Eの放電部Sp5において、補助配線23を接地配線210又は接地配線220のいずれにもジャンパ線40で接続しない場合、補助配線23が接地配線210及び接地配線220のいずれとも電気的に接続されない(図6A参照)。これにより、一次側配線21と二次側配線22との距離は、接地配線210と接地配線220との最短距離である距離L1となる。つまり、一次側配線21と二次側配線22との沿面距離は距離L1となる。この距離L1が、上述のとおり欧州の安全規格に基づいて決められた距離である場合、放電部Sp5においてジャンパ線40を実装しないことで、プリント配線基板Aを欧州の安全規格に合致した基板とすることができる。
プリント配線基板Eの放電部Sp5において、補助配線23と接地配線220とをジャンパ線40で接続した場合、補助配線23が接地配線220と電気的に接続され、補助配線23と接地配線220とが等電位となる(図6B参照)。これにより、一次側配線21と二次側配線22との距離は、接地配線210と補助配線23の最短距離である距離L2となる。つまり、一次側配線21と二次側配線22との沿面距離は距離L2となる。この距離L2が、上述のとおり米国の安全規格に基づいて決められた距離である場合、放電部Spにおいてジャンパ線40で補助配線23と接地配線220とを接続することで、プリント配線基板Aを米国の安全規格に合致した基板とすることができる。
プリント配線基板Eの放電部Sp5において、補助配線23と接地配線210とをジャンパ線40で接続した場合、補助配線23が接地配線210と電気的に接続され、補助配線23と接地配線210とが等電位となる(図6C参照)。これにより、一次側配線21と二次側配線22との距離は、接地配線220と補助配線23の最短距離である距離L3となる。つまり、一次側配線21と二次側配線22との沿面距離は距離L3となる。この距離L3が、例えば日本の安全規格に基づいて決められた距離である場合、放電部Spにおいてジャンパ線40で補助配線23と接地配線210とを接続することで、プリント配線基板Aを日本の安全規格に合致した基板とすることができる。
以上示したように本実施形態のプリント配線基板Eを用いることで、1個の補助配線23を備えていることで、一次側配線21と二次側配線22の沿面距離を3個の異なる距離L1、L2、L3から選択できる。これにより、プリント配線基板Eが複雑なパターンになるのを抑制することができる。
なお、補助配線23を複数個備える構成の場合、選択できる沿面距離を増やすことができる。例えば、補助配線23の個数をn個とした場合、選択可能な沿面距離の最大数Nは、N=2×n+1(個)となる。
以上示した各実施形態では、接続手段としてジャンパ線を挙げているがこれに限定されるものではなく、基板の上面配置されたパターン配線を確実に接続することができるものを広く採用することができる。また、プリント配線基板として、表面実装型の基板としているが、これに限定されるものではなく、スルーホール実装を行う基板であってもよいし、多層基板であってもよい。
また、上述の各実施形態では、一次側配線から二次側配線に電力(電気)を伝達する回路を例に説明しているがこれに限定されるものではない。例えば、トランスの代わりにフォトカプラを用い、絶縁された配線の間で信号を伝達するような回路にも利用することが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではない。また本発明の実施形態は、発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の改変を加えることが可能である。
A〜E プリント配線基板
10 基板
20 配線パターン
21 一次側配線(第1配線パターン)
210 接地配線
22 二次側配線(第2配線パターン)
220 接地配線
23 補助配線(補助配線パターン)
24 第1放電用ランド
25 第2放電用ランド
26 第3放電用ランド
27 第4放電用ランド
30 レジスト膜
40 ジャンパ線
Tr トランス
As アンテナ接続端子
Pc 電源ケーブル
Os 外部接続端子

Claims (8)

  1. 第1配線パターンと、
    前記第1配線パターンと離間して配置された第2配線パターンと、
    前記第1配線パターン及び前記第2配線パターンと離間して配置され、前記第1配線パターン又は前記第2配線パターンのいずれか一方と接続手段を介して接続され得る補助配線パターンとを備え、
    前記第1配線パターンと前記第2配線パターンのうち前記補助配線パターンが接続され得ない配線パターンと前記補助配線パターンとの距離が、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとの距離よりも短くなるよう形成されている放電部を備えていることを特徴とするプリント配線基板。
  2. 前記放電部は前記補助配線パターンを複数個備え、
    前記複数個の補助配線パターンが、前記第1配線パターン又は前記第2配線パターンの前記補助配線パターンと接続され得ない方の配線パターンとの距離がそれぞれ異なるように設けられている請求項1に記載のプリント配線基板。
  3. 前記第1配線パターン、前記第2配線パターン及び前記補助配線パターンを含む基板の表面を覆う絶縁性のレジスト膜を備えており、
    前記放電部の前記第1配線パターン、前記第2配線パターン及び前記補助配線パターンには、放電を行う部分を限定するため、各配線の対向する部分に前記レジスト膜を除去した放電用ランドが対をなしている請求項1又は請求項2に記載のプリント配線基板。
  4. 前記対をなしている放電用ランドは、対向する部分の形状が他方に向かった凸形状を含む形状である請求項3に記載のプリント配線基板。
  5. 前記放電用ランドは、露出している配線にはんだを付着させている請求項3又は請求項4に記載のプリント配線基板。
  6. 前記第2配線パターンと前記補助配線パターンとを接続する接続手段は、ジャンパ線である請求項1から請求項5のいずれかに記載のプリント配線基板。
  7. 前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとには、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとの間で電力又は信号の少なくとも一つを伝達する素子が実装されており、
    前記第1配線パターンと前記第2配線パターン又は前記補助配線パターンとの間の距離が、前記素子の沿面距離よりも小さくなるように、前記接続手段を用いる請求項1から請求項6のいずれかに記載のプリント配線基板。
  8. 前記第1配線パターン又は前記第2配線パターンの一方が、電源回路の一次側配線であり、他方が二次側配線である請求項1から請求項7に記載のプリント配線基板。
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