JP2014223818A - グリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】 ハンドルバーに容易に取り付けることができると共に、取り外しも簡単になし得るグリップを提供する。【解決手段】 ハンドルバー3に外嵌装着される硬質のベース筒5と、ベース筒5にその外周を包囲するように外嵌される被覆体6とを備え、被覆体6は硬質の内筒部19と該内筒部19の外周を覆う軟質の外筒部20とを有している。また、前記被覆体6は、ベース筒5にその長手方向に一列状に並んで外嵌固定される複数のリング体23を具備してなり、各リング体23は互いに別体に構成されていて、硬質の内リング部25と、軟質の外リング部26とを有している。【選択図】図1
Description
本発明は、自転車やバイク等のハンドルバーに装着されるグリップに関するものである。
ハンドルバーに装着されるグリップには、ラバーや軟質合成樹脂等の軟質材で円筒状に形成したものがあり、このグリップを自転車等のハンドルバーに直接外嵌固定するようにしていた(例えば特許文献1〜3)。
しかし、従来では、グリップを自転車等のハンドルバーに外嵌して装着する場合、グリップは軟質であるため、特にグリップの開口端部が変形し易いことから、ハンドルバーの端部にグリップの開口端部を一致させて外嵌することが困難であるし、また、その後にグリップをハンドルバーの外周面を長手方向に摺動させて奥まで外嵌させる場合も、グリップがハンドルバーの外周面を摺動するための摺動抵抗が大きいため、その摺動も困難であった。
また、グリップを交換等するために、ハンドルバーからグリップを取り外す場合も、グリップがハンドルバーの外周面をスムーズに摺動させることができず、グリップの取り外しも困難であった。
従って、グリップのハンドルバーに対する取り付けや取り外しが非常に面倒であった。
本発明は上記問題点に鑑み、ハンドルバーに容易に取り付けることができると共に、取り外しも簡単になし得るグリップを提供することを目的としている。
従って、グリップのハンドルバーに対する取り付けや取り外しが非常に面倒であった。
本発明は上記問題点に鑑み、ハンドルバーに容易に取り付けることができると共に、取り外しも簡単になし得るグリップを提供することを目的としている。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、ハンドルバー3に外嵌装着される硬質のベース筒5と、ベース筒5にその外周を包囲するように外嵌される被覆体6とを備え、被覆体6は硬質の内筒部19と該内筒部19の外周を覆う軟質の外筒部20とを有している点にある。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、ハンドルバー3に外嵌装着される硬質のベース筒5と、ベース筒5にその外周を包囲するように外嵌される被覆体6とを備え、被覆体6は硬質の内筒部19と該内筒部19の外周を覆う軟質の外筒部20とを有している点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記被覆体6は、ベース筒5にその長手方向に一列状に並んで外嵌固定される複数のリング体23を具備してなり、各リング体23は互いに別体に構成されていて、内筒部19の一部を構成する硬質の内リング部25と、該内リング部25の外周を覆って前記外筒部20の一部を構成する軟質の外リング部26とを有している点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、ベース筒5の両端部に、該ベース筒5の外周面よりも径外方向に突出した抜止体13,14が着脱可能に取り付けられ、前記複数のリング体23はベース筒5に長手方向摺動自在に外嵌されると共に、隣り合うリング体23の摺動を互いに規制するように抜止体13,14間に連続状に並んで配置されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記ベース筒5が円筒状に形成され、ベース筒5の外周面に被嵌合部8が長手方向に設けられ、複数のリング体23の内周面に被嵌合部8に長手方向に摺動自在でかつ周方向に回動不能に嵌合する嵌合部28が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記ベース筒5が円筒状に形成され、ベース筒5の外周面に被嵌合部8が長手方向に設けられ、複数のリング体23の内周面に被嵌合部8に長手方向に摺動自在でかつ周方向に回動不能に嵌合する嵌合部28が設けられている点にある。
本発明によれば、被覆体をベース筒に外嵌する際には、硬質のベース筒に被覆体の硬質の内筒部を外嵌させればよく、硬質なもの同士の嵌合となるため、被覆体の端部を硬質のベース筒の端部に簡単に一致させて外嵌できるし、被覆体をベース筒の長手方向にスムーズに摺動させることができ、被覆体をベース筒に容易に外嵌固定することができる。また、ベース筒をハンドルバーに外嵌する際にも、硬質なもの同士の嵌合となるため、ベース筒の内端部をハンドルバーの外端部に簡単に一致させて外嵌できるし、ベース筒をハンドルバーの内方にスムーズに摺動させることができ、ベース筒をハンドルバーに対して容易に外嵌固定することができる。従って、ハンドルバーに対してグリップを非常に簡単に取り付けることができる。
また、被覆体をベース筒から取り外す際には、被覆体をベース筒の長手方向にスムーズに摺動させることができるため、被覆体をベース筒の長手方向に摺動させて簡単に取り外すことができる。また、ベース筒をハンドルバーから取り外す際には、ベース筒をハンドルバーの長手方向にスムーズに摺動させることができるため、ベース筒をハンドルバーの長手方向に摺動させて簡単に取り外すことができる。従って、グリップをハンドルバーから容易に取り外すことができるし、被覆体の交換等も容易になし得る。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の一実施形態を示している。図1〜図6において、グリップ1は自転車やバイク等のハンドルバー3に装着されるもので、ハンドルバー3に外嵌固定される硬質のベース筒5と、ベース筒5にその外周を包囲するように外嵌される被覆体6とを備えている。
図1〜図6は本発明の一実施形態を示している。図1〜図6において、グリップ1は自転車やバイク等のハンドルバー3に装着されるもので、ハンドルバー3に外嵌固定される硬質のベース筒5と、ベース筒5にその外周を包囲するように外嵌される被覆体6とを備えている。
前記ベース筒5はポリプロピレン(PP)等の硬質合成樹脂や金属により硬質の円筒状に形成されている。ベース筒5の外周面に被嵌合部8が長手方向に設けられている。この被嵌合部8はベース筒5の外周面にその長手方向全長に亘って凹溝状に形成され、ベース筒5の周方向に間隔をおいて複数個(図例では径方向に一対)設けられている。
ベース筒5の両端部に複数(図例では2つ)の取付突片9がそれぞれ周方向に間隔をおいて長手方向外方に突設されている。図例では、取付突片9はベース筒5の径方向に対応して一対設けられ、ベース筒5の外端面から長手方向外方に突出している。
ベース筒5の両端部に複数(図例では2つ)の取付突片9がそれぞれ周方向に間隔をおいて長手方向外方に突設されている。図例では、取付突片9はベース筒5の径方向に対応して一対設けられ、ベース筒5の外端面から長手方向外方に突出している。
ベース筒5の両端部に、該ベース筒5の外周面よりも径外方向に突出した抜止体13,14がそれぞれ着脱可能に取り付けられている。
これら抜止体13,14はベース筒5と同様にポリプロピレン(PP)等の硬質合成樹脂や金属により円筒状に形成されている。
抜止体13,14の内周面に複数の取付突片9がそれぞれ嵌合する複数(図例では2つ)の嵌合溝15が設けられ、抜止体13,14は複数の嵌合溝15が取付突片9にそれぞれ嵌合した状態で、複数の取付突片9に外嵌されている。
これら抜止体13,14はベース筒5と同様にポリプロピレン(PP)等の硬質合成樹脂や金属により円筒状に形成されている。
抜止体13,14の内周面に複数の取付突片9がそれぞれ嵌合する複数(図例では2つ)の嵌合溝15が設けられ、抜止体13,14は複数の嵌合溝15が取付突片9にそれぞれ嵌合した状態で、複数の取付突片9に外嵌されている。
抜止体13,14の周方向の一端部が分割されており、その分割端部同士を、例えば図6に示すように挿通孔11に挿通されかつねじ孔12に螺合される締付ねじやボルトナット等の締結具17で締め付けることにより、抜止体13,14が複数の取付突片9に締め付けられて、ベース筒5の両端部にそれぞれ着脱可能に取り付けられている。また、ベース筒5をハンドルバー3に外嵌した状態で、抜止体13,14の締結具17を締め付けることにより、ベース筒5の両端部の抜止体13,14及びベース筒5の複数の取付突片9をハンドルバー3の外周面上に締め付け固定するように構成されている。従って、抜止体13,14はベース筒5に外嵌した被覆体6(後述する複数のリング体23)を抜け止めする機能を有すると共に、ベース筒5の両端部をハンドルバー3に締め付け固定するための固定具に兼用されている。
被覆体6はベース筒5の略全長わたる長さを有する円筒状であって、硬質の内筒部19と該内筒部19の外周を覆う軟質の外筒部20とを有している。
また、被覆体6は、ベース筒5にその長手方向に一列状に並んで外嵌固定される複数(図例では5個)のリング体23を具備してなり、各リング体23は互いに別体に構成されていて、内筒部19の一部を構成する硬質の内リング部25と、外筒部20の一部を構成する軟質の外リング部26とを有している。
また、被覆体6は、ベース筒5にその長手方向に一列状に並んで外嵌固定される複数(図例では5個)のリング体23を具備してなり、各リング体23は互いに別体に構成されていて、内筒部19の一部を構成する硬質の内リング部25と、外筒部20の一部を構成する軟質の外リング部26とを有している。
リング体23の内リング部25は、ベース筒5と同様にポリプロピレン(PP)等の硬質合成樹脂や金属により円形のリング状(円筒状)に形成され、外リング部26は熱硬化性エラストマー(TPE)やゴム等の軟質材で円形のリング状(円筒状)に形成され、内リング部25の外周を覆っている。
前記複数のリング体23はベース筒5に長手方向摺動自在に外嵌されると共に、隣り合うリング体23の摺動を互いに規制するように抜止体13,14間に連続状に並んで配置されている。
前記複数のリング体23はベース筒5に長手方向摺動自在に外嵌されると共に、隣り合うリング体23の摺動を互いに規制するように抜止体13,14間に連続状に並んで配置されている。
而して、複数(図例では5個)のリング体23でベース筒5に外嵌固定される円筒状の被覆体6が構成され、複数のリング体23の内リング部25で被覆体6の硬質の内筒部19が構成され、複数のリング体23の外リング部26で被覆体6の軟質の外筒部20が構成されている。
複数のリング体23(内リング部25)の内周面に被嵌合部8に長手方向に摺動自在でかつ周方向に回動不能に嵌合する嵌合部28が設けられ、この嵌合部28はリング体23(内リング部25)の内周面に凸状に形成され、リング体23に径方向一対設けられている。
複数のリング体23(内リング部25)の内周面に被嵌合部8に長手方向に摺動自在でかつ周方向に回動不能に嵌合する嵌合部28が設けられ、この嵌合部28はリング体23(内リング部25)の内周面に凸状に形成され、リング体23に径方向一対設けられている。
複数のリング体23の内リング部25が赤色、ピンク色、青色、緑色、黄色等の鮮やかな色彩の硬質合成樹脂で形成されること等によって、複数のリング体23の内リング部25の外表面には、赤色、ピンク色、青色、緑色、黄色等の鮮やかな色彩が施されている。この色彩は、複数のリング体23の内リング部25の外表面にそれぞれ互いに異なる色彩であってもよいし、又は互いに同一の色彩であってもよい。
内リング部25の一端部に係止凹部31が設けられ、外リング部26の一端部の内周面に前記係止凹部31に対応する係合凸部32が設けられており、係合凸部32が係止凹部31に係合することにより外リング部26を内リング部25に対して廻り止めするようになっている。
なお、前記実施形態では、各リング体23の内リング部25と外リング部26とをそれぞれ別体に形成した後に、内リング部25に外リング部26を外嵌固定するようにしているが、これに代え、各リング体23の硬質の内リング部25と軟質の外リング部26とを2色成形により一体に形成するようにしてもよい。
なお、前記実施形態では、各リング体23の内リング部25と外リング部26とをそれぞれ別体に形成した後に、内リング部25に外リング部26を外嵌固定するようにしているが、これに代え、各リング体23の硬質の内リング部25と軟質の外リング部26とを2色成形により一体に形成するようにしてもよい。
ベース筒5の長手方向の一端部(外端部)に、抜止体14の外方からベース筒5の外端部の開口を閉塞するエンドキャップ34が設けられている。
エンドキャップ34は、閉塞頭部35と閉塞頭部35から突出した嵌合突部36とを一体に有し、エンドキャップ34の嵌合突部36が、抜止体14の外方からベース筒5の外端部に挿入されて、ベース筒5が嵌合したハンドルバー3の外端部に内嵌され、これにより、閉塞頭部35が抜止体14の外方からベース筒5の開口を塞ぐと共に、ハンドルバー3の端部の開口を塞ぐようになっている。
エンドキャップ34は、閉塞頭部35と閉塞頭部35から突出した嵌合突部36とを一体に有し、エンドキャップ34の嵌合突部36が、抜止体14の外方からベース筒5の外端部に挿入されて、ベース筒5が嵌合したハンドルバー3の外端部に内嵌され、これにより、閉塞頭部35が抜止体14の外方からベース筒5の開口を塞ぐと共に、ハンドルバー3の端部の開口を塞ぐようになっている。
上記実施形態によれば、自転車等のハンドルバー3にグリップ1を取り付ける場合、まず、ベース筒5に複数のリング体23を一列状に外嵌すると共に、ベース筒5の両端部に抜止体13,14を外嵌固定した状態で、ベース筒5をハンドルバー3に外嵌する。又は、ベース筒5の内端部に一方の抜止体13のみを外嵌固定した状態で、ベース筒5をハンドルバー3に外嵌し、その後にベース筒5に複数のリング体23を一列状に外嵌すると共に、ベース筒5の外端部に他方の抜止体14を外嵌固定する。
その後、各抜止体13,14の締結具17を締め付けて、抜止体13,14及びベース筒5の複数の取付突片9をハンドルバー3に締め付け固定すると共に、エンドキャップ34の嵌合突部36を他方の抜止体14の外方からベース筒5の外端部に挿入して、ハンドルバー3の外端部に内嵌固定し、閉塞頭部35で抜止体14の外方からベース筒5の開口を塞ぐと共に、ハンドルバー3の外端部の開口を塞げばよい。
上記の如く複数のリング体23(被覆体6)をベース筒5に外嵌する際には、複数のリング体23はその内リング部25が硬質であるので、硬質の内リング部25を硬質のベース筒5に外嵌させればよく、硬質なもの同士の嵌合となるため、リング体23の端部を硬質のベース筒5の端部に簡単に一致させて外嵌できるし、複数のリング体23をベース筒5の長手方向にスムーズに摺動させることができる。従って、被覆体6は互いに別体の複数のリング体23で構成されているにも拘わらず、複数のリング体23(被覆体6)をベース筒5に容易に外嵌固定することができる。
また、ベース筒5をハンドルバー3に外嵌する際にも、硬質なもの同士の嵌合となるため、ベース筒5の内端部をハンドルバー3の外端部に簡単に一致させて外嵌できるし、ベース筒5をハンドルバー3の内方にスムーズに摺動させることができ、ベース筒5をハンドルバー3に対して容易に外嵌固定することができる。
従って、ハンドルバー3に対してグリップ1を非常に簡単に取り付けることができる。
従って、ハンドルバー3に対してグリップ1を非常に簡単に取り付けることができる。
また、ハンドルバー3からグリップ1を取り外す場合、各抜止体13,14の締結具17を緩めた後、ベース筒5を一対の抜止体13,14及び複数のリング体23と共にハンドルバー3から抜き取ればよい。
ベース筒5をハンドルバー3から抜き取る場合には、ベース筒5とハンドルバー3とは硬質のもの同士であるため、ベース筒5をハンドルバー3の長手方向にスムーズに摺動させて簡単に抜き取ることができる。また、複数のリング体23(被覆体6)をベース筒5から取り外す場合には、各リング体23の内リング部25が硬質であるため、複数のリング体23をベース筒5の長手方向にそれぞれスムーズに摺動させて簡単に取り外すことができる。
ベース筒5をハンドルバー3から抜き取る場合には、ベース筒5とハンドルバー3とは硬質のもの同士であるため、ベース筒5をハンドルバー3の長手方向にスムーズに摺動させて簡単に抜き取ることができる。また、複数のリング体23(被覆体6)をベース筒5から取り外す場合には、各リング体23の内リング部25が硬質であるため、複数のリング体23をベース筒5の長手方向にそれぞれスムーズに摺動させて簡単に取り外すことができる。
従って、グリップ1をハンドルバー3から容易に取り外すことができるし、複数のリング体23の全部又は一部の交換等も容易になし得る。
また、前記実施形態では、被覆体6は、ベース筒5にその長手方向に一列状に並んで外嵌固定される複数のリング体23を具備してなり、各リング体23は互いに別体に構成されているので、複数のリング体23について、例えば、リング体23(外リング部26)の外表面の色彩がそれぞれ異なったものと、同一色になったものとを準備しておくことにより、外表面の色彩が互いに異なる複数のリング体23をベース筒5に外嵌固定することによって、グリップ1全体をカラフルにすることができるし、また、外表面の色彩が同一色の複数のリング体23をベース筒5に外嵌固定することによって、グリップ1の被覆体6部分の全体を同一色に揃えることができ、グリップ1をカラフルにしたり、単一の同一色で揃えたりして、複数のリング体23を使用者の好みに合わせて自由に組み合わせることができ、グリップ1の彩色を美麗でかつ使用者の好みやそのときの気分等に最も適合するものになし得る。
また、前記実施形態では、被覆体6は、ベース筒5にその長手方向に一列状に並んで外嵌固定される複数のリング体23を具備してなり、各リング体23は互いに別体に構成されているので、複数のリング体23について、例えば、リング体23(外リング部26)の外表面の色彩がそれぞれ異なったものと、同一色になったものとを準備しておくことにより、外表面の色彩が互いに異なる複数のリング体23をベース筒5に外嵌固定することによって、グリップ1全体をカラフルにすることができるし、また、外表面の色彩が同一色の複数のリング体23をベース筒5に外嵌固定することによって、グリップ1の被覆体6部分の全体を同一色に揃えることができ、グリップ1をカラフルにしたり、単一の同一色で揃えたりして、複数のリング体23を使用者の好みに合わせて自由に組み合わせることができ、グリップ1の彩色を美麗でかつ使用者の好みやそのときの気分等に最も適合するものになし得る。
また、同様に、複数のリング体23について、リング体23(外リング部26)の外表面が粗い(ざらざらの)ものと、滑らかな(つるつるの)ものとをそれぞれ準備しておくことにより、使用者の好みに合わせて、グリップ1の被覆体6全体の外表面を粗いものや滑らかなもので揃えたり、外表面が粗いものと滑らかなものとを混合して組み合わせたりすることができ、使用者の好みに合わせて自由に選択することができ、グリップ1の外表面を使用者の好みやそのときの気分等に最も適合するものになし得る。
また、グリップ1をハンドルバー3に装着した後には、複数のリング体23は抜止体13,14間に連続状に並んで配置されるので、ベース筒5の両端部にある抜止体13,14によって、ベース筒5に外嵌した複数のリング体23を確実に抜け止めすることができるし、複数のリング体23がベース筒5の長手方向に移動したりガタ付いたりするのを確実に防止できる。
また、ベース筒5の外周面に被嵌合部8が長手方向に設けられ、複数のリング体23の内周面に嵌合部28が設けられているので、ベース筒5に外嵌した複数のリング体23が周方向に回動するのを嵌合部28の被嵌合部8への嵌合によって確実に防ぐことができ、複数のリング体23が不測に回転することによってグリップ1の機能が損なわれるおそれもなくなる。
また、抜止体13,14の締結具17を締め付けることによって、ベース筒5の両端部における抜止体13,14及びベース筒5の複数の取付突片9をハンドルバー3の外周面上に締め付け固定して、ベース筒5乃至グリップ1がハンドルバー3に対して移動したりガタ付いたりしないように強固に固定することができる。
なお、前記実施形態では、ベース筒5にその外周を包囲するように外嵌される被覆体6は、互いに別体に構成された複数のリング体23を具備しているが、これに代え、被覆体6を、複数のリング体23で構成することなく、長い筒状に一体に形成された硬質の内筒部19と長い筒状に一体に形成された軟質の外筒部20とを互いに嵌合して構成するようにしてもよい。また、被覆体6の全体を2色成形等によって一体に形成するようにしてもよい。
なお、前記実施形態では、ベース筒5にその外周を包囲するように外嵌される被覆体6は、互いに別体に構成された複数のリング体23を具備しているが、これに代え、被覆体6を、複数のリング体23で構成することなく、長い筒状に一体に形成された硬質の内筒部19と長い筒状に一体に形成された軟質の外筒部20とを互いに嵌合して構成するようにしてもよい。また、被覆体6の全体を2色成形等によって一体に形成するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、ベース筒5の両端部に設けられた抜止体13,14は、円筒状に形成されてベース筒5の両端部をハンドルバー3に締め付け固定するための固定具に兼用しているが、これに代え、抜止体13,14を、ベース筒5の両端部に突設した抜止ピンや突出片その他で上記固定具とは別個に構成するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、ベース筒5、被覆体6乃至複数のリング体23は円筒状に形成されているが、これに代え、ベース筒5の外周面側を多角形や楕円形の筒状に形成すると共に、これに対応して被覆体6乃至複数のリング体23を多角形や楕円形の筒状に形成するようにしてもよい。この場合、ベース筒5に被覆体6乃至複数のリング体23を回動不能に嵌合することができるため、ベース筒5の被嵌合部8及びリング体23の嵌合部28を省略するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、ベース筒5、被覆体6乃至複数のリング体23は円筒状に形成されているが、これに代え、ベース筒5の外周面側を多角形や楕円形の筒状に形成すると共に、これに対応して被覆体6乃至複数のリング体23を多角形や楕円形の筒状に形成するようにしてもよい。この場合、ベース筒5に被覆体6乃至複数のリング体23を回動不能に嵌合することができるため、ベース筒5の被嵌合部8及びリング体23の嵌合部28を省略するようにしてもよい。
1 グリップ
3 ハンドルバー
5 ベース筒
6 被覆体
8 被嵌合部
13 抜止体
14 抜止体
19 内筒部
20 外筒部
23 リング体
25 内リング部
26 外リング部
28 嵌合部
3 ハンドルバー
5 ベース筒
6 被覆体
8 被嵌合部
13 抜止体
14 抜止体
19 内筒部
20 外筒部
23 リング体
25 内リング部
26 外リング部
28 嵌合部
Claims (4)
- ハンドルバー(3)に外嵌装着される硬質のベース筒(5)と、ベース筒(5)にその外周を包囲するように外嵌される被覆体(6)とを備え、被覆体(6)は硬質の内筒部(19)と該内筒部(19)の外周を覆う軟質の外筒部(20)とを有していることを特徴とするグリップ。
- 前記被覆体(6)は、ベース筒(5)にその長手方向に一列状に並んで外嵌固定される複数のリング体(23)を具備してなり、各リング体(23)は互いに別体に構成されていて、内筒部(19)の一部を構成する硬質の内リング部(25)と、該内リング部(25)の外周を覆って前記外筒部(20)の一部を構成する軟質の外リング部(26)とを有していることを特徴とする請求項1に記載のグリップ。
- ベース筒(5)の両端部に、該ベース筒(5)の外周面よりも径外方向に突出した抜止体(13,14)が着脱可能に取り付けられ、前記複数のリング体(23)はベース筒(5)に長手方向摺動自在に外嵌されると共に、隣り合うリング体(23)の摺動を互いに規制するように抜止体(13,14)間に連続状に並んで配置されていることを特徴とする請求項2に記載のグリップ。
- 前記ベース筒(5)が円筒状に形成され、ベース筒(5)の外周面に被嵌合部(8)が長手方向に設けられ、複数のリング体(23)の内周面に被嵌合部(8)に長手方向に摺動自在でかつ周方向に回動不能に嵌合する嵌合部(28)が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載のグリップ。
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JP2013102675A JP2014223818A (ja) | 2013-05-15 | 2013-05-15 | グリップ |
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