JP3218503U - 双輪キャスター - Google Patents

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照男 竹中
照男 竹中
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株式会社シーケンズ
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Abstract

【課題】車輪外面に設ける円形のキャップを容易に着脱できる双輪キャスターを提供する。
【解決手段】主軸3を上方に延設し車軸を水平方向に支持したホルダ2と、車軸両端側で回転可能に軸支された2つの車輪5と、車輪外面に設けられた円形のキャップ7とを備えた双輪キャスター1であって、キャップは内面端縁側から鈎状の爪7a〜7cが延設され、車輪は内面側が開放されてキャップの爪に対応する位置に係止孔が開口しており、係止孔に外側から挿入された爪の外周側の返しが係止孔内面側開口部に係合してキャップが車輪に固定される。また、車輪の内側空間に突出した爪の先端側を押して総ての係合を解除することでキャップが車輪から分離される。
【選択図】図1

Description

本考案は、物品の底面に複数個設けて水平方向の移動を容易にするためのキャスターに関し、殊に、2つの車輪を連結した車軸の中心をホルダで保持するとともに、車輪の外面に円形のキャップを各々付設してなる双輪キャスターに関する。
椅子やスーツケースなど比較的軽量な物品の底面に配設するキャスターについては、実開平6−33703号公報に記載されているように、比較的大径の2つの車輪を有して走行上の抵抗を小さくした双輪キャスターが、近年多用されるようになった。また、特開平11−227406号公報の図6に記載されているように、双輪キャスターにおける車輪の外面に円形のキャップを付設したものも知られている。
この円形のキャップは、鈎状の爪がその内面の端縁側から車軸に沿う向きで複数本延設されており、車輪本体の外面に形成した円形の凹部の底面に開口している係止孔に外側から挿入することにより、爪の返しが係合して固定されるようになっている。また、この円形のキャップに所定の色を予め施しておくことで、これを車輪に固定するだけで双輪キャスターのデザイン性を高めることが可能となる。
しかし、斯かるキャップは、一度車輪に固定するとそれを取り外して交換することが容易ではないため、消費者の好みに対応できるように、異なる色のキャップを備えた双輪キャスターの複数種類を予め在庫として容易しておくことも必要である。また、その購入者においても、斯かる双輪キャスターを設けた商品を配置する場所を変える場合や季節の変化に合った色調にする場合など、キャップの色を適宜変更したくなるケースも多い。
実開平6−33703号公報 特開平11−227406号公報
本考案は、上記のような問題を解決しようとするものであり、双輪キャスターについて、車輪外面に設ける円形のキャップを容易に着脱できるようにすることを課題とする。
そこで、本考案は、主軸を上方に延設するとともに車軸を水平方向に支持したホルダと、その車軸の両端側で所定間隔を置いて回転可能に軸支された左右の車輪と、その車輪の外面に各々設けられた円形のキャップとを備えた双輪キャスターにおいて、前記キャップは内面の端縁側から車軸に沿う向きで鈎状の爪が複数本延設されており、前記車輪は内面側が開放されているとともにその外面で前記キャップの爪に対応する位置に係止孔が各々開口しており、各係止孔に外側から挿入された前記爪の外周側の返しが係止孔の内面側開口部に係合した状態でキャップが車輪に固定されるものとされ、内面側が開放された車輪の内側空間に突出した爪の先端側を車軸方向に押して総ての前記係合を解除した状態にすることでキャップが車輪から分離可能となる、ことを特徴とするものとした。
このように、円形のキャップの内周面端縁側から延設した鈎状の爪を車輪の外面に開口した係止孔に挿入してキャップを車輪に固定するものとしながら、内面側が開放されている2つの車輪の間隔部分を介して下方から所定の工具等を挿入し、爪の先端側を押して係合を解除する方式としたことにより、車輪外面に設けるキャップの着脱操作が容易なものとなる。
この場合、そのキャップの直径は車輪の直径の3分の2以上であり、その2つの車輪は、その間隔が車輪の直径の3分の1以上であるとともにその輪幅が車輪の直径の3分の1以下であり、且つ、ホルダの底面の高さは車輪の直径の4分の1以上である、ことを特徴としたものとすれば、係合した爪が外部から目視しやすい状態となって、外側から爪を押して係合を解除する操作が極めて容易なものとなる。
キャップの内周面端縁側から延設した複数本の爪を車輪外面の係止孔に挿入してキャップを車輪に固定させるものとし、車輪の開放された内面側に突出した爪の先端側を押して係合を解除するものとした本考案によると、車輪外面に設ける円形のキャップを容易に着脱できるものである。
本考案の実施の形態である双輪キャスターの正面図であって、右側の車輪のキャップを装着する状態である。 図1の双輪キャスターの側面図であって、キャップを装着する前の状態である。 図1の双輪キャスターの左側のキャップを外す作業を行っている状態の正面図(一部断面図)である。
以下に、図面を参照しながら本考案を実施するための形態を説明する。
図1は、本実施の形態である双輪キャスター1の正面図を示しており、図2はその側面図を示している。この双輪キャスター1は、椅子や家具などの物品の下端側に複数個設けられてその水平方向の移動を容易にするためのものであり、物品側に装着される主軸3を上方に延設するとともに車軸6を水平方向に支持したホルダ2と、その車軸6の両端側で軸孔を挿通されて回転可能に軸支された左右の車輪5,5と、車輪5の外面に各々設けられた円形のキャップ7とを備えている。
本実施の形態においては、キャップ1は所定レベルの弾性変形能を備えた樹脂成形部品であり、その内面の端縁側から鈎状の爪7a,7b,7cが車軸6に沿う向きで円周方向に一定間隔で延設してあり、その車輪5,5も所定レベルの弾性変形能を備えた樹脂成形部品であり、内面側が開放されているとともにその外面にキャップ7が挿入可能な内径を有した凹部70が形成されており、その凹部70の底面には、キャップ7の爪7a,7b,7cに対応した位置にて係止孔70a,70b,70cが各々貫通した状態で開口している。
その係止孔70a,70b,70cに対し、これらに各々対応した位置に設けられている前述の爪7a,7b,7cを外側から挿通し、その外周側の返しを係止孔70a,70b,70cの内面側開口部に係合させることにより、キャップ7,7を車輪5,5の外面に対し堅固に固定する方式となっている。
そして、係止孔70a,70b,70cを挿通しながら車輪5の内側空間に突出して露出している爪7a,7b,7cの先端側を、車輪5内側面の開放側から所定の棒状部材等の先端側で車軸6側に押してその総ての係合を解除することにより、キャップ7,7が車輪5,5から外れて分離できるようになっており、この点が、本考案における最大の特徴部分となっている。
また、この双輪キャスター1においては、その円形のキャップ7の直径は車輪5の直径の3分の2以上であり、2つの車輪5,5は、その輪幅(厚さ)が車輪5の直径の3分の1以下であるとともにその間隔が車輪5の直径の3分の1以上とされており、且つ、ホルダ2の底面の高さが車輪5の直径の4分の1以上とされている。
このような構成を本実施の形態において採用したことで、係止孔70a,70b,70cを挿通して車輪5の内側空間に突出した爪7の先端側が、車輪5,5の下側の間隔部分を介して外部から目視しやすい状態になるとともに、それを外部から挿入した棒状部材の先端側で押しやすい状態になるため、爪7a,7b,7cの係合を解除する操作が極めて容易なものとなっている。
図3は、図1の双輪キャスター1の車輪5に固定されたキャップ7を取り外す作業を行っている状態を示している。本実施の形態では、キャップ7の直径が車輪5の直径の約5分の1であることから、その内面端縁側から延出した爪7a,7b,7cの位置が車輪5の外周側に近い位置になるとともに、それを最も下の位置にした場合は、ホルダ2の底面がそれよりも高い位置となる。そのため、車輪5,5の間に所定幅で形成された間隔の下方から、爪7a,7b,7cがはっきりと目視しやすくなっているともに、ミニドライバー80等の工具の先端を挿入して係合を解除しやすい状態となっている。
具体的には、図のように爪7aを車輪5の最も下側になる位置にして、ミニドライバー80等の工具の先端で爪7aの先端側を車軸6方向に押して係合状態を解除して爪7aを後退させ、次に、車輪5を回して爪7bを下側になる位置にして係合状態を解除して爪7bを後退させ、さらに、車輪5を回して爪7cを下側にして同様に爪7cを後退させることにより、キャップ7は車輪5から外せる状態となる。
このように、本実施の形態の双輪キャスター1においては、車輪5へのキャップ7の着脱作業が極めて容易になったことから、例えば車輪5にキャップ7を装着せずに同梱して販売した場合でも、購入者側でこれを容易に装着することができ、或いは、車輪5に予めキャップ7が装着されているとともに他の色のキャップ7が同梱されている場合には、購入者が好みの色のキャップ7に自分で交換することもできる。
以上、述べたように、本考案により、双輪キャスターについて、車輪外面の円形のキャップを容易に着脱できるようになった。
1 双輪キャスター、2 ホルダ、3 主軸、5 車輪、6 車軸、7 キャップ、7a,7b,7c 爪、70 凹部、70a,70b,70c 係止孔

Claims (2)

  1. 主軸を上方に延設するとともに車軸を水平方向に支持したホルダと、前記車軸の両端側で所定間隔を置いて回転可能に軸支された左右の車輪と、前記車輪の外面に各々設けられた円形のキャップとを備えた双輪キャスターにおいて、前記キャップは内面の端縁側から前記車軸に沿う向きで鈎状の爪が複数本延設されており、前記車輪は内面側が開放されているとともにその外面で前記キャップの爪に対応する位置に係止孔が各々開口しており、前記各係止孔に外側から挿入された前記爪の外周側の返しが前記係止孔の内面側開口部に係合した状態で前記キャップが前記車輪に固定されるものとされ、内面側が開放された前記車輪の内側空間に突出した前記爪の先端側を前記車軸方向に押して総ての前記係合を解除した状態にすることで前記キャップが前記車輪から分離可能となる、ことを特徴とする双輪キャスター。
  2. 前記キャップの直径は前記車輪の直径の3分の2以上であり、前記2つの車輪は、その間隔が前記車輪の直径の3分の1以上であるとともに輪幅が前記車輪の直径の3分の1以下であり、且つ、前記ホルダの底面の高さは前記車輪の直径の4分の1以上である、ことを特徴とする請求項1に記載した双輪キャスター。
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