JP2014222100A - パイロット式3位置切換弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】切換機構部45は、第1出力ポート13に連通する第1連通部46と、第2出力ポート14に連通する第2連通部47と、第1連通部46に連通するとともに外部に連通する第1排気部49と、第2連通部47に連通するとともに外部に連通する第2排気部50とを有する。さらに、切換機構部45は、第1連通部46と第1排気部49との連通状態を切り換える第1切換部57と、第2連通部47と第2排気部50との連通状態を切り換える第2切換部58とを有する。
【選択図】図4
Description
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
図1に示すように、パイロット式3位置切換弁10のバルブケーシング11には、給気ポート12、第1出力ポート13、第2出力ポート14、第1排気ポート15及び第2排気ポート16が形成されている。給気ポート12、第1出力ポート13、第2出力ポート14、第1排気ポート15及び第2排気ポート16は、バルブケーシング11の長さ方向において、一端側から他端側にかけて第1排気ポート15、第1出力ポート13、給気ポート12、第2出力ポート14及び第2排気ポート16の順に並んで配置されている。
スプール弁18が復帰ばね28の復帰力によって中立位置に復帰し、隣接する全てのポート12,13,14,15,16同士の連通が遮断された状態において、弁体55を、第1切換位置から第2切換位置に切り換える。すると、弁室48を介して第1連通部46と第1排気部49とが連通するとともに、弁室48を介して第2連通部47と第2排気部50とが連通する。これにより、第1出力ポート13とアクチュエータ29との間に充填されていた圧縮空気が、第1連通部46、弁室48及び第1排気部49を介して外部に排気されるとともに、第2出力ポート14とアクチュエータ29との間に充填されていた圧縮空気が、第2連通部47、弁室48及び第2排気部50を介して外部に排気される。その結果、アクチュエータ29のピストンロッド29aの位置を手動で調整することが可能となる。
(1)切換機構部45は、第1出力ポート13に連通する第1連通部46と、第2出力ポート14に連通する第2連通部47と、第1連通部46に連通するとともに外部に連通する第1排気部49と、第2連通部47に連通するとともに外部に連通する第2排気部50とを有する。さらに、切換機構部45は、第1連通部46と第1排気部49との連通状態を切り換える第1切換部57と、第2連通部47と第2排気部50との連通状態を切り換える第2切換部58とを有する。そして、スプール弁18が復帰ばね28の復帰力によって中立位置に復帰し、隣接する全てのポート12,13,14,15,16同士の連通が遮断された状態において、第1切換部57により第1連通部46と第1排気部49とを連通状態とするとともに、第2切換部58により第2連通部47と第2排気部50とを連通状態とする。これにより、第1出力ポート13とアクチュエータ29との間に充填されていた圧縮空気を、第1連通部46及び第1排気部49を介して外部に排気することができるとともに、第2出力ポート14とアクチュエータ29との間に充填されていた圧縮空気を、第2連通部47及び第2排気部50を介して外部に排気することができる。その結果、アクチュエータ29のピストンロッド29aの位置を手動で調整することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施形態を図5及び図6にしたがって説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
スプール弁18が復帰ばね28の復帰力によって中立位置に復帰した状態において、例えば、アクチュエータ29のピストンロッド29aを他端側へ手動で動かそうとしたときに、アクチュエータ29から第1出力ポート13及び第1排気ポート15の逆止弁65を介して外部へ圧縮空気が排気される。しかし、外部から第2排気ポート16及び第2出力ポート14を介したアクチュエータ29への圧縮空気の吸い込み作用が、第2排気ポート16の逆止弁65により規制される。このため、アクチュエータ29のピストンロッド29aを手動で動かしても、元の位置に戻ってしまい、アクチュエータ29のピストンロッド29aの位置を手動で調整することができない。
・ 図7に示すように、第1排気部49Aが第1排気ポート15に連通しているとともに、第2排気部50Aが第2排気ポート16に連通していてもよい。第1排気部49Aと第1排気ポート15とは、バルブケーシング11に形成された第1連通通路71を介して連通している。第2排気部50Aと第2排気ポート16とは、バルブケーシング11に形成された第2連通通路72を介して連通している。これによれば、第1出力ポート13とアクチュエータ29との間、及び第2出力ポート14とアクチュエータ29との間に充填されていた圧縮空気を、既存の構成である第1排気ポート15及び第2排気ポート16を介して外部に排気することができるため、排気箇所を極力少なくすることができる。
・ 上記各実施形態において、パイロット式3位置切換弁10は、一つのパイロット弁部が搭載されたシングルソレノイドタイプのものであってもよい。
Claims (8)
- バルブケーシングには、給気ポート、第1出力ポート、第2出力ポート、第1排気ポート、及び第2排気ポートにそれぞれ連通する収容孔が形成されており、前記収容孔にはスプール弁が往復動可能に収容されており、前記スプール弁を中立位置に保持する復帰ばねを備え、前記第1出力ポート及び前記第2出力ポートから出力される流体によってアクチュエータのピストンロッドを往復動させるパイロット式3位置切換弁であって、
前記第1出力ポートに連通する第1連通部と、
前記第2出力ポートに連通する第2連通部と、
前記第1連通部に連通するとともに外部に連通する第1排気部と、
前記第2連通部に連通するとともに外部に連通する第2排気部と、
前記第1連通部と前記第1排気部との連通状態を切り換える第1切換部と、
前記第2連通部と前記第2排気部との連通状態を切り換える第2切換部と、を有する切換機構部を備えたことを特徴とするパイロット式3位置切換弁。 - 前記切換機構部は、前記第1切換部における前記第1連通部と前記第1排気部との連通状態の切り換え、及び前記第2切換部における前記第2連通部と前記第2排気部との連通状態の切り換えを手動操作により切り換える手動操作部を有していることを特徴とする請求項1に記載のパイロット式3位置切換弁。
- 前記切換機構部は、前記第1連通部及び前記第2連通部に連通する弁室を有し、
前記弁室には、前記第1切換部と、前記第2切換部と、前記弁室内における前記第1連通部と前記第2連通部との間を遮断する遮断部と、を有する弁体が往復動可能に収容されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパイロット式3位置切換弁。 - 前記切換機構部は、前記第1連通部及び前記第2連通部に連通する弁室を有し、
前記弁室には、前記第1切換部を有する第1弁体と、前記第2切換部を有する第2弁体とが往復動可能に収容されており、
前記第1弁体及び前記第2弁体の少なくとも一方は、前記弁室内における前記第1連通部と前記第2連通部との間を遮断する遮断部を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパイロット式3位置切換弁。 - 前記第1切換部には第1シール部材が設けられており、
前記第1連通部及び前記第1排気部の少なくとも一方は、前記第1シール部材の幅よりも小さい孔であり、
前記第2切換部には第2シール部材が設けられており、
前記第2連通部及び前記第2排気部の少なくとも一方は、前記第2シール部材の幅よりも小さい孔であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のパイロット式3位置切換弁。 - 前記第1連通部及び前記第1排気部の少なくとも一方は、複数の前記孔によりされるとともに、
前記第2連通部及び前記第2排気部の少なくとも一方は、複数の前記孔により形成されていることを特徴とする請求項5に記載のパイロット式3位置切換弁。 - 前記第1排気部は前記第1排気ポートに連通しているとともに、前記第2排気部は前記第2排気ポートに連通していることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のパイロット式3位置切換弁。
- 前記切換機構部は、前記バルブケーシングの上面に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のパイロット式3位置切換弁。
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