JP2014221665A - 挿入装置 - Google Patents

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浩司 田原
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Abstract

【課題】箱の載置もれがあった場合に、挿入しなかった添付書を確実に管理できる挿入装置を提供する。【解決手段】一定間隔に載置されそれぞれ並進して移送されてくる物品Cと箱Bおよびそれらの間にそれぞれ挟持される添付書Pについて、物品Cに並列配置された複数のプッシャ101によって移送方向に垂直な方向から物品Cを添付書Pを巻き込んで箱Bへ同時に挿入する挿入装置であって、添付書Pは、物品Cの挿入に際してクリップ302の基端に外力をかけて開放されるものであり、プッシャ101全体を移送方向に往復移動させる基台103と、基台103にプッシャ数分設置され、クリップ302基端を押下する突出体104と、箱Bの載置異常を検知するセンサ403と、異常が検知された場合に、その箱Bに対応した突出体104の突出押下を禁止する付加禁止手段と、を具備した。【選択図】図3

Description

本発明は、複数の被挿入物をそれぞれ添付書を巻き込んで箱へ一度に挿入する挿入装置に関し、特に、箱の載置もれがあった場合にその部分の添付書の挿入を停止し別途回収できるようにした挿入装置に関する。
従来、複数のプッシャをライン横に配置し、複数の被挿入物(物品)を同時に押して、添付文書を巻き込みながら対応するそれぞれの箱へ挿入する高速挿入装置が知られている。例えば、束ねられた錠剤シートを、短冊状に折り畳まれた長手の説明書(添付書)をコの字に巻き込み、開口して待ち受けている箱に挿入する挿入装置が知られている。複数プッシャの同時駆動により単位時間当たりの処理数、すなわち処理速度が向上する。
ここで、箱と物品の2ライン構成の場合は、プッシャは挿入方向のみへ往復させ、2ラインを間欠駆動してライン停留時に複数の物品を箱へ一気に挿入する方式が広く採用されている。しかしながら、更に添付書が介在する3ライン構成の場合は、挿入機構等の構成上、添付書下部を挟持するだけで添付書を起立させたまま移送する必要があるので、挿入までに停留および移動が繰り返されると、添付書が傾くなどずれが生じ挿入不良につながる。また、一般に移送速度は高速であるので、停留および移動の繰り返しは事実上振動となり、添付書の挟持ずれの可能性は一層高くなる。
従って、添付書を含んだ3ライン構成の場合は、ラインを停留させることなく一定速度で移送させ、プッシャを挿入方向へ往復させるとともにプッシャ基台をラインに沿って往復移動させ、速度を合わせて挿入し、挿入後次の組を挿入すべく上流側に引き戻る装置構成が採用される。
また、箱の載置もれがあった場合に該当するプッシャのみの挿入動作をやめ物品や添付書をそのまま移送させる制御もおこなわれる。これにより、箱ラインは物品および添付書が挿入された箱のみとすることができ、物品ラインや添付書ラインについては下流で回収し、全体のラインを停止させることなく挿入作業を続けることができる。
しかしながら、従来の技術では次のような問題点があった。説明書は、ヘアピンや洗濯ばさみのような基端を狭めて先が開くクリップにより挟持される。そして、挿入エリア直下に配された板カムなどの突条にクリップ基端が順次進入することにより先が開き、説明書が開放され、巻き込み挿入がなされる。
従って、箱の載置もれがない場合には特に問題は生じないが、箱の載置もれがある場合には、クリップは突条を抜けるまで開いたままであり、該当する説明書がずっと開放された状態で移送されるので、抜け落ちてしまうなど、添付書の回収が困難であったり、行方知れずとなる場合があった。特に、医薬品を箱詰めするような場合は、添付書の数量管理は重要事項であり、確実に回収されることが望まれる。
特開平09−323716号公報
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、箱の載置もれがあった場合に、挿入しなかった添付書を確実に管理できる複数物品同時挿入装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の挿入装置は、一定間隔に載置されそれぞれ並進して定速移送されてくる被挿入物と箱、および、被挿入物と箱との間に挟持されそれぞれ定速移送されてくる添付書について、被挿入物に並列配置された複数の独立したプッシャによって移送方向に垂直な方向から被挿入物を添付書を巻き込んで箱へ同時にそれぞれ挿入する挿入装置であって、添付書は、弾性力または磁力によって平時に密着する二面を有する挟持具により、上流にて挟持具所定位置に外力をかけて当該二面を離間して差し込み挟持され、被挿入物の挿入に際して再び同位置に外力をかけて当該二面を離間して開放され、プッシャ全体を移送方向に往復移動させ、往路において挿入の際には被挿入物に移動速度を合わせ、被挿入物の挿入後には次の被挿入物の組を挿入すべく上流へ戻る運動を繰り返す基台と、基台にプッシャ数分設置され、前記挟持具所定位置へ前記外力をそれぞれ独立して付加する外力付加体と、箱の載置異常を検知する検知手段と、検知手段により異常が検知された場合に、当該異常にかかる箱に対応したプッシャの挿入動作を禁止する挿入禁止手段と、検知手段により異常が検知された場合に、当該異常にかかる箱に対応した外力付加体の外力付加を禁止する付加禁止手段と、を具備したことを特徴とする。
すなわち、請求項1にかかる発明は、箱の載置もれなど異常があった列における添付書をそのまま挟持し、下流へ移送させることができる。これにより、挿入しなかった添付書を確実に回収ないし管理できる。更に、箱ライン、添付書ライン、被挿入物ラインは、従来ラインを入れ替えることなくそのまま利用できるので、システム導入性にも優れる。
なお、本発明では複数のプッシャが同時に挿入作業をおこなうが、挿入に際しては、箱−添付書−被挿入物−プッシャはそれぞれが一列となることはいうまでもない。添付書は、被挿入物によって箱に円滑に押し込まれるのであれば特に限定されず、例えば箱の開口幅未満となるように蛇腹様に短冊状に折り畳まれたものを挙げることができる。添付書は、説明書、能書等と表現することもできる。
移送方向に垂直な方向とは、挿入方向を意味する。なお、適正な挿入を確保するため、箱や被挿入物の両側には仕切り板等が設けられていてもよい。挟持具の二面とは、必ずしも広い平面である必要はなく、添付書を両面から面接触により挟み持つ構成であれば二面に含まれるものとする。
外力付加体は例えばアクチエータ等により延伸する凸体の例を挙げることができる。また、プッシャと外力付加体を一体として、プッシャが移動しないことにより挟持体に外力付加体が接触しないようにする機械的構成としてもよい。設置間隔は添付書間隔(箱の載置間隔、被挿入物の載置間隔)とすればよい。
挿入禁止手段や付加禁止手段はとくに限定されず、爪などを立ち上げ、物理的に移動を禁止する機械的制御でもよく、停止信号を送るような電気的制御でもよい。
なお、被挿入物は適宜移送ベルトの端部(例えば無端ベルトの折り返し位置)に回収箱を設けて適宜回収するようにする。
請求項2に記載の挿入装置は、請求項1に記載の挿入装置において、挟持具が、軸を中心に回動するクリップにより形成され、二面に対して軸と反対側の部位に外力がかかることにより二面が離間するものであることを特徴とする。
すなわち、請求項2にかかる発明は、簡便かつ信頼性の高い機械的な構成により、添付書を、異常のない場合には開放、異常のある場合には挟持の維持を実現することができる。
請求項3に記載の挿入装置は、請求項1または2に記載の挿入装置において、挟持具が、鉛直面上で稼働する無端ベルトないし無端チェーンに取り付けられ、基台の下流側到達点より下流に配置され、前記挟持具の所定位置に再び外力を付加して二面を離間する下流離間手段と、下流離間手段により開放された添付書を溜める添付書溜体と、を具備したことを特徴とする。
すなわち、請求項3にかかる発明は、ベルトやチェーンの折り返し位置などで添付書を確実に回収することができる。なお、下流離間手段は、総ての挟持具を離間するようにしてもよく、また、仕様の態様により、添付書を挟持したままの挟持具のみを検出し離間させるようにしてもよい。
本発明によれば箱の載置もれがあった場合に、挿入しなかった添付書を確実に管理できる複数物品同時挿入装置を提供することができる。また、従来の供給ライン(箱、被挿入物、添付書)を置換することなく容易に導入することができる。
挿入装置およびラインを含めた挿入システムの挿入遷移図である。 挿入システムの平面概要図である。 挿入システムの断面図である。 クリップの添付書の挟持状態と、挿入エリアより下流にあるレール体によるクリップの開放の様子を示した説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、5本のプッシャが基台に取り付けられ、鉛直方向に起立するように下部を挟持した短冊状の説明書を物品を介して挿入する態様について説明する。
図1は、挿入装置およびラインを含めた挿入システムの挿入遷移図である。図では真ん中のプッシャに対応した箱の載置もれがあった場合の様子を示している。図2は、挿入システムの平面概要図である。図3は、挿入システムの断面図である。このうち図3(a)は、挿入直前の様子を、図3(b)は、挿入途中の様子を、図3(c)は、箱の載置もれがある場合の挿入動作の様子をそれぞれ示している。なお、各図面は、説明の便宜上適宜縮尺を異ならせ、また、描画を省略した構成要素がある。
挿入システム1は、挿入装置100と、物品移送ライン200と、添付書移送ライン300と、箱移送ライン400と、を主要な構成とする。物品移送ライン200と、添付書移送ライン300と、箱移送ライン400は、一定の同速度で並進し、物品C、添付書P、箱Bがそれぞれ同一間隔で載置および挟持されている。挿入装置100は、物品移送ライン200に横付けされ、移送方向に往復運動して、往路において移動速度を合わせ物品Cを挿入方向(移送方向に垂直な方向)に押し出し、添付書Pを巻き込みながら箱Bへ挿入する。
まず、各ラインについて説明する。
図2において、物品移送ライン200は、無端ベルトである移送ベルト201と、物品Cの姿勢を規制する仕切板202により構成される。物品Cは、上流の物品載置機構(図示せず)により、その長手方向を挿入方向に向けた状態で仕切板202間に同間隔で載置される。移送ベルト201は一定速度で物品Cを下流側へと移送する。また、移送ベルトの下流端部(巻き返し部分)の下には、物品回収箱203が配置され、挿入しなかった物品Cを落下させ回収するようにしている。
添付書移送ライン300は、無端チェーンである移送チェーン301と、移送チェーン301に取り付けられ添付書Pを挟持するクリップ302により構成される。移送チェーン301は鉛直面上で捲回駆動する。添付書Pは、蛇腹状に折り畳まれた一方向に長い短冊形であり、上流の添付書供給機構(図示せず)により、添付書Pの下端がクリップ302に挟持され移送される。添付書Pは起立し短冊平面を挿入方向に向けた状態にて同間隔で挟持され、物品移送ライン200と箱移送ライン400との間を移送チェーン301により等速で下流側へと移送される。
図4は、クリップ302の添付書Pの挟持状態と、挿入エリアより下流にあるレール体によるクリップ302の開放の様子を示した説明図である。クリップ302は、略平板状のクリップ板321と、先端側が平板状であって基端側が折れ曲がったクリップ板322と、折れ曲がり部分でクリップ板321とクリップ板322とを軸通する軸323と、平時にクリップ板321とクリップ板322の先端側とを閉じる方向に付勢するバネ324と、により構成される。クリップ302の基端側が押し狭められると、先端側が離間し、挟持されていた添付書Pが開放される。なお、クリップ302の先端はゴム被膜を施し、添付書Pの挟持性を高めている。
また、図2において、移送チェーン301の下流端部(巻き返し)手前には、二本のレール体303と、添付書回収箱304が配置されている。レール体303はクリップ302基端を次第に狭めるように案内し、これによりクリップ302先端が離間し、挿入しなかった添付書Pを落下させ添付書回収箱304で回収するようにしている。これにより、挿入しなかった添付書Pはクリップ302に挟持されたまま移送され、移送チェーン301の下流端部という定位置で開放されるので確実な添付書Pの回収・管理が可能となる。なお、本実施の形態では、総てのクリップ302をレール体303間に通過させ、クリップ302先端を開放するようにしている。
箱移送ライン400は、無端ベルトである移送ベルト401と、箱Bの姿勢を規制する仕切板402により構成される。箱Bは、上流の箱載置機構(図示せず)により、その長手方向を挿入方向に配向し、挿入側のフラップを開放した状態で仕切板402間に同間隔で載置される。移送ベルト401は等速で箱Bを下流側へと移送する。物品Cおよび添付書Pが箱Bに挿入された後、下流のフラップ折込機構(図示しない)へ移送される。
また、箱移送ライン400には、箱Bの載置もれを検出するセンサ403を有する(図3)。箱の載置もれがあった場合には、後述するように対応する添付書Pおよび物品Cについての挿入がおこなわれず、添付書Pや物品Cが箱移送ライン400上に移動してこない。これにより、箱移送ライン400上では、物品Cおよび添付書Pが挿入された箱Bのみが下流に移送されることとなるので、ラインを停止することなく、システム全体の連続駆動が可能となる。また、例えば添付書Pが箱移送ライン400上に移動してしまう場合には、ギア等に巻き込まれ装置駆動に支障をきたしたり、添付書Pの行方が分からなくなり管理が不十分となってしまったりするところ、挿入システム1ではこれが生じない。
以上、各ラインについて説明したが、物品C、添付書P、箱Bは、挿入方向の同一直線状に並ぶように移送されることはいうまでもない。
次に、挿入装置100について説明する。
挿入装置100は、挿入方向にそれぞれ往復可能な独立した5本のプッシャ101と、各プッシャ101それぞれに嵌合する5個の嵌合体102と、嵌合体102を取り付ける基台103と、突出することによりクリップ板321の基端を押し、クリップ302の先端を離間する突出体104と、を基本構成とする。
プッシャ101は、物品Cの載置間隔と同一の間隔で平行に離間し、長尺の挿入棒111の物品移送ライン200側に挿入パッド112を取付け、また、基端部分に直方体状の保持体113とを有する。
挿入に際しては、プッシャ101が挿入方向に移動し、挿入パッド112が物品Cに当接して添付書Pを巻き込みながらこれらを箱Bへ押し込む。当接面には適宜フェルト等を貼り付け、接触時に跳ね返りが生じないようにしている。
保持体113は、挿入方向に対して左右平行に中空円筒状の孔114が空けてあり、別途支持されたスライドシャフト105を挿通する(図ではスライドシャフトの支持部材は省略している)。スライドシャフト105は、挿入方向に延伸した円柱棒であって、プッシャ101を保持しつつその軌跡を挿入方向に規制する。なお、後述のように、プッシャ101は、嵌合体102からはずれた場合であっても、スライドシャフト105上に留まる。
また、保持体113の基台103側の面には、嵌合体102と嵌合する円錐形の嵌合穴115が形成されている。ここに嵌合体102が嵌り、プッシャ101が基台103とともに直線往復運動し、物品Cの挿入を実現する。
嵌合体102は、嵌合穴115に勘合する円錐形の先端部121と、これを軸支し、保持体113に対して延伸および縮退して、嵌合および嵌合解除をおこなうエアシリンダ122と、により構成される。エアシリンダ122を用いることにより、先端部121を嵌合穴115に密着させ、プッシャ101と基台103とを一体化させる。また、エアシリンダ122のエア量を調整することにより、物品Cが重たいものであっても対応でき、簡便かつ円滑な挿入が可能となる。
基台103は、移送方向に配された移送ガイド132に沿って直線往復運動をおこなう。詳細には、往路において物品Cを挿入する際、物品Cとプッシャ101との位置が揃うようにするとともに移動速度を合わせ、挿入後には次の物品Cの組を挿入すべく上流へ戻る運動を繰り返す。
なお、5つの嵌合体102は基台103上に彫られた挿入方向の凹条に勘合載置され、単一の駆動力により挿入方向に一斉に往復移動する。これにより5本のプッシャ101が物品Cを添付書Pを巻き込みながら箱Bへ押し込み、引き戻る運動を繰り返す。
突出体104は、プッシャ101と物品C(および添付書P、箱B)の位置が揃って同速下流移動となり、プッシャ101の挿入方向への移動が開始されたときにクリップ302の基端を押下する。これにより添付書Pが開放され物品Cに巻き込まれて箱Bへ挿入される。
次に、異常が検知された場合の駆動について説明する(図1、図3(c))。センサ403が物品Cの載置もれを検知すると、図示しない制御装置から制御信号が送られ、対応するエアシリンダ122を陰圧にして縮退させ、先端部121の嵌合穴115との嵌合を解除する。この制御により異常が検知された箱Bに対応するプッシャ101のみが取り残され、挿入が回避される(他は通常通り挿入される)。なお、取り残されたプッシャ101は嵌合体102が引き戻るときに初期位置に復帰する。
これと同時に、センサ403が物品Cの載置もれを検知すると、図示しない制御装置から制御信号が送られ、対応する突出体104の突出動作をおこなわせず、クリップ302の基端を押下しないようにする。この制御により異常が検知された箱Bに対応する添付書Pはクリップ302に挟持されたまま下流へ移送され挿入が回避される(他は通常通り挿入される)。
これにより箱Bの載置もれがある場合、その箱に対応した物品Cおよび添付書Pは挿入されず、他の4組の物品Cおよび添付書Pはそれぞれ対応する箱Bへ挿入される。よって、従来では、添付書Pが開放された状態のまま移送され必ずしも確実な回収ができなかったところ、挿入装置100では該当する添付書Pを挟持したまま安定的に移送され、ライン下流の所定位置でレール体303によりクリップ302を開放し、確実に回収される。また、物品Cについても同様に回収される。従って箱移送ライン400では駆動を停止せずに済み、生産効率が向上する。
なお、本実施の形態は上記の例に限定されない。例えば、突出体104の突出制御は、挿入装置100が所定位置に達したときに機械的に突出させ、箱Bの載置もれがあった場合にだけ該当する突出体104のみを電気的制御により突出動作をおこなわせないようにする態様であってもよいし、挿入装置100が所定位置に達したときに、総ての突出体104を突出させ、載置もれがあったラインだけ、突出体104とクリップ302との間に邪魔板を突き出すようにするようにしても良い。
本発明によれば、従来の供給ライン(箱、被挿入物、添付書)を置換する必要がないため、システム導入も容易におこなうことができる。
1 挿入システム
100 挿入装置
101 プッシャ
102 嵌合体
103 基台
104 突出体
105 スライドシャフト
111 挿入棒
112 挿入パッド
113 保持体
114 孔
115 嵌合穴
121 先端部
122 エアシリンダ
132 移送ガイド
200 物品移送ライン
201 移送ベルト
202 仕切板
203 物品回収箱
300 添付書移送ライン
301 移送チェーン
302 クリップ
303 レール体
304 添付書回収箱
321 クリップ板
322 クリップ板
323 軸
324 バネ
400 箱移送ライン
401 移送ベルト
402 仕切板
403 センサ
B 箱
C 物品
P 添付書

Claims (3)

  1. 一定間隔に載置されそれぞれ並進して定速移送されてくる被挿入物と箱、および、被挿入物と箱との間に挟持されそれぞれ定速移送されてくる添付書について、被挿入物に並列配置された複数の独立したプッシャによって移送方向に垂直な方向から被挿入物を添付書を巻き込んで箱へ同時にそれぞれ挿入する挿入装置であって、
    添付書は、弾性力または磁力によって平時に密着する二面を有する挟持具により、上流にて挟持具所定位置に外力をかけて当該二面を離間して差し込み挟持され、被挿入物の挿入に際して再び同位置に外力をかけて当該二面を離間して開放され、
    プッシャ全体を移送方向に往復移動させ、往路において挿入の際には被挿入物に移動速度を合わせ、被挿入物の挿入後には次の被挿入物の組を挿入すべく上流へ戻る運動を繰り返す基台と、
    基台にプッシャ数分設置され、前記挟持具所定位置へ前記外力をそれぞれ独立して付加する外力付加体と、
    箱の載置異常を検知する検知手段と、
    検知手段により異常が検知された場合に、当該異常にかかる箱に対応したプッシャの挿入動作を禁止する挿入禁止手段と、
    検知手段により異常が検知された場合に、当該異常にかかる箱に対応した外力付加体の外力付加を禁止する付加禁止手段と、
    を具備したことを特徴とする挿入装置。
  2. 挟持具は、軸を中心に回動するクリップにより形成され、二面に対して軸と反対側の部位に外力がかかることにより二面が離間するものであることを特徴とする請求項1に記載の挿入装置。
  3. 挟持具は、鉛直面上で稼働する無端ベルトないし無端チェーンに取り付けられ、
    基台の下流側到達点より下流に配置され、前記挟持具所定位置に再び外力を付加して二面を離間する下流離間手段と、
    下流離間手段により開放された添付書を溜める添付書溜体と、
    を具備したことを特徴とする請求項1または2に記載の挿入装置。

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