JP2014221459A - 海水淡水化システム - Google Patents

海水淡水化システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014221459A
JP2014221459A JP2013101885A JP2013101885A JP2014221459A JP 2014221459 A JP2014221459 A JP 2014221459A JP 2013101885 A JP2013101885 A JP 2013101885A JP 2013101885 A JP2013101885 A JP 2013101885A JP 2014221459 A JP2014221459 A JP 2014221459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
filtration
seawater
filtration unit
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013101885A
Other languages
English (en)
Inventor
みさき 隅倉
Misaki Sumikura
みさき 隅倉
真人 大西
Masato Onishi
真人 大西
晃治 陰山
Koji Kageyama
晃治 陰山
利昭 荒戸
Toshiaki Arato
利昭 荒戸
白石 朋史
Tomofumi Shiraishi
朋史 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2013101885A priority Critical patent/JP2014221459A/ja
Publication of JP2014221459A publication Critical patent/JP2014221459A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/124Water desalination
    • Y02A20/131Reverse-osmosis

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

【課題】逆浸透膜の汚染を低減して、安定して淡水を得ることが可能な海水淡水化システムを提供する。【解決手段】逆浸透膜50の上流側に配置され、海水に対してろ過処理を施す直列に接続された複数段のフィルタ21a,21b,21cと、それぞれのフィルタ21a,21b,21cの海水が流れる順番を切り替える流路切替手段22と、2段目以降のフィルタ21b,21cからの流出水に含まれる生物量が所定値以上の場合、流路切替手段22により生物量が所定値を超えたフィルタ21b,21cと1段目のフィルタ21aとの流路を切り替える制御装置60と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、海水から淡水を得る海水淡水化システムに関する。
逆浸透(RO:Reverse Osmosis)膜を用いた海水淡水化システムでは、逆浸透膜の汚染による淡水の生産効率の低下や生産水質の悪化が課題となっている。逆浸透膜の汚染の要因としては、粒子状物質、析出した無機化合物、粘着性を有する有機物、海洋細菌由来のバイオフィルムなどが挙げられる。特に、バイオフィルムは、海洋細菌などの生物による海水中の有機物を栄養源とした増殖・代謝物分泌の結果形成され、その抑制が求められている。
そこで、逆浸透膜に供給される海水からこれらの汚染要因を除去するため、様々な前処理技術が提案されている。その一例として、単層や複層の砂ろ過設備や精密ろ過膜、限外ろ過膜を用いたろ過設備が導入されている。前処理の目的は、従来は、主に逆浸透膜を物理的に閉塞させる濁質成分の除去であったが、バイオフィルムの形成抑制を目指す場合、濁質成分の除去に加え、生物が栄養源として利用し易い成分、すなわち生物易分解性成分の除去も求められている。これらの生物易分解性成分は主に溶解性成分である。
また、海水淡水化システムの前処理として、生物易分解性成分を生物により除去する生物処理の導入が検討されている。このような生物処理では、ろ材や担体に生物膜(バイオフィルム)を形成させ、これらを通過させる際に生物膜に接触した海水から生物易分解性の成分が生物膜中の生物に取り込まれる。その結果、ろ材や担体の生物膜は増加し、ある程度成長すると剥離してろ過処理水中に流出する。このため、生物処理装置を導入する場合、その下流側に、流出した生物や剥離した生物膜の断片を補足する除濁装置を配置することが多く行われている。また、生物膜が過剰に成長すると、生物処理装置のろ過流量が減少するため、ろ材や担体の洗浄が必要になる。ろ材や担体の洗浄後には、生物膜が減少するため生物処理性能が低下するが、通水にしたがい回復する。濁質成分が多い海水の場合、生物処理装置の前段に除濁装置を設けて、生物処理装置のろ材や担体の洗浄頻度を低減し、生物処理性能の低下を抑制することが有効である。すなわち、生物処理装置を海水淡水化システムの前処理として導入する場合、生物膜の前段での海水中の濁質除去と後段での漏出した生物や生物膜由来の濁質除去が必要になる。
例えば、特許文献1では、取水した海水を生物活性炭で処理し、続いて紫外線を照射することで、生物活性炭において生物易分解性の有機物を低減し、バイオフィルムの形成を抑制することが提案されている。また、特許文献2では、複数段の吸着塔を交換時期の古い段から順に交換することで、吸着性能の低下した吸着材を確実に排出し、吸着塔を並列に配置した処理に比べて、吸着性能の変動を一定範囲に維持することが提案されている。
特開2002−184344号公報 特開平7−60341号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、紫外線照射により生物易分解性成分に変化した有機物が逆浸透膜に達し、バイオフィルムの形成を十分に抑制できない問題がある。
また、特許文献2に記載の技術では、生物処理を考慮せずに差圧の上昇を基準にしてろ材の洗浄を行うことから生物処理性能を過剰に低下させる問題がある。
本発明は、前記した従来の問題を解決するものであり、逆浸透膜の汚染を低減して、安定して淡水を得ることが可能な海水淡水化システムを提供することを課題とする。
本発明は、海水を淡水化する逆浸透膜と、前記逆浸透膜の上流側に配置され、前記海水に対してろ過処理を施す直列に接続された複数段のろ過部と、それぞれの前記ろ過部の前記海水が流れる順番を切り替える流路切替手段と、2段目以降の前記ろ過部からの流出水に含まれる生物量が所定値以上の場合、前記流路切替手段により前記生物量が所定値を超えた前記ろ過部と1段目の前記ろ過部との流路を切り替える制御装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、逆浸透膜の汚染を低減して、安定して淡水を得ることが可能な海水淡水化システムを提供できる。
本実施形態に係る海水淡水化システムを示す全体構成図である。 フィルタの洗浄装置を示す構成図である。 第1実施形態に係る海水淡水化システムの動作を示すフローチャートである。 初期状態の水流れを示す構成図である。 1段目のフィルタと2段目のフィルタの流路を切り替えたときの水流れを示す構成図である。 運転時間と生物易分解性成分除去率との関係を示すグラフである。 第2実施形態に係る海水淡水化システムの別の動作を示すフローチャートである。 1段目のフィルタを最後段にしたときの水流れを示す構成図である。 第3実施形態に係る海水淡水化システムを示す全体構成図である。 第3実施形態に係る海水淡水化システムの動作を示すフローチャートである。
以下、本実施形態に係る海水淡水化システム1A,1Bについて、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る海水淡水化システムを示す全体構成図である。なお、図1では、説明の便宜上、フィルタを洗浄する洗浄装置の図示を省略し、図2において説明する。
図1に示すように、海水淡水化システム1Aは、取水ポンプ10、前処理装置20、処理水槽30、高圧ポンプ40、逆浸透膜50、制御装置60などを備えて構成されている。
取水ポンプ10は、海水を汲み上げて前処理装置20に導入するものであり、吸入口が配管a1を介して海水中と連通し、吐出口が配管a2を介して前処理装置20と接続されている。なお、取水ポンプ10は、制御装置60によって所定の回転速度で駆動される。
前処理装置20は、生物を担持させることができる複数のフィルタ(ろ過部)21a,21b,21cと、各フィルタ21a〜21cの流路を切り替える流路切替手段22と、を有している。
フィルタ21a,21b,21cは、例えば、糸巻きフィルタなどの使い捨てフィルタであり、圧力容器内にろ材が着脱可能に取り付けられたカートリッジフィルタである。なお、本実施形態では、3個のフィルタ21a,21b,21cを用いた場合を例に挙げて説明するが、3個に限定されるものではなく、複数であればよく、2個であっても、4個以上であってもよい。
流路切替手段22は、フィルタ21a,21b,21cに流れる海水の流路を切り替える機能を有するものであり、配管b1〜b15および四方弁V1〜V4で構成されている。
すなわち、四方弁V1は、配管b1を介してフィルタ21aの導入口と接続されている。フィルタ21aの導出口は、配管b2、四方弁V2、配管b3を介してフィルタ21bの導入口と接続されている。フィルタ21bの導出口は、配管b4、四方弁V3、配管b5を介してフィルタ21cの導入口と接続されている。フィルタ21cの導出口は、配管b6、四方弁V4、配管b7を介して処理水槽30と接続されている。このように、フィルタ21a,21b,21cが上流側から順番に直列に接続される。
また、四方弁V1は、配管b8を介してフィルタ21bの導入口と接続されるとともに、配管b9を介してフィルタ21cの導入口と接続されている。四方弁V2は、配管b10を介してフィルタ21cの導入口と接続されるとともに、配管b11を介して配管b7と接続されている。四方弁V3は、配管b12を介してフィルタ21aの導入口と接続されるとともに、配管b13を介して配管b7と接続されている。四方弁V4は、配管b14を介してフィルタ21aの導入口と接続されるとともに、配管b15を介してフィルタ21bの導入口と接続されている。
なお、図1では、3本の配管b1,b12,b14がフィルタ21aの導入口に接続されている状態を図示しているが、フィルタ21aの入口で配管b1,b12,b14が1本の配管となってフィルタ21aの導入口に接続される構成であってもよい。また、フィルタ21bの導入口に接続される配管b3,b8,b15についても、また、フィルタ21cに接続される配管b5,b9,b10についても、同様に構成してもよい。
このような流路切替手段22により、上流から1番目にフィルタ21a,21b,21cを配置することができ、上流から2番目にフィルタ21a,21b,21cを配置することができ、上流から3番目にフィルタ21a,21b,21cを配置することができ、すべての組合せ順でフィルタ21a,21b,21cを配置することができる。
処理水槽30は、フィルタ21a,21b,21cでろ過された被処理水を溜めるタンクである。なお、処理水槽30に溜められた被処理水は、後記するように、フィルタ21a,21b,21cを洗浄する際の洗浄水に利用される。
高圧ポンプ40は、処理水槽30の下流に配置され、前処理装置20でろ過された被処理水を、逆浸透膜50に対して浸透圧より高い圧力に昇圧して逆浸透膜50の入口に供給する。
逆浸透膜50は、高圧ポンプ40の下流に配置され、例えば、円筒形状のベッセル(圧力容器)内に逆浸透を有する膜を充填したものである。なお、逆浸透膜50は、スパイラル型や中空糸型などから選択できる。逆浸透膜50を透過しなかった被処理水は、ベッセル内を下流に行くにしたがって徐々に塩分濃度が高められ、出口50aから被処理水よりも塩分濃度の高い塩水として排出される。また、逆浸透膜50を透過して淡水化した透過水は、出口50bから排出され、生産水として外部のその水質レベルに応じた用途に供される。なお、逆浸透膜50は、セルロースやポリアミドなどの素材で形成されている。
制御装置60は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を搭載したCPUボード、入出力インターフェースボード等を搭載し、取水ポンプ10および高圧ポンプ40の各駆動モータの回転速度、四方弁V1〜V4の各開閉動作を制御する。
また、制御装置60は、差圧計61a,61b,61cから、フィルタ21a,21b,21cの各差圧(P1,P2,P3)を取得する。なお、差圧計61a,61b,61cは、フィルタ21a,21b,21cの導入口(入口)の圧力と導出口(出口)の圧力によって圧力差(差圧)を検出する。
また、制御装置60は、配管b2に設けられた生物量測定部(生物量検出手段)62a、配管b4に設けられた生物量測定部(生物量検出手段)62b、配管b6に設けられた生物量測定部(生物量検出手段)62cから、フィルタ21a,21b,21cからの流出水に含まれる生物量(C1,C2,C3)を取得する。なお、生物量測定部62a,62b,62cは、例えば、オンラインのATP(アデノシン三リン酸)測定装置を用いることができる。
また、生物量測定部62a,62b,62cの他の方法としては、生物膜(バイオフィルム)中の細菌が分泌する物質(例えば、多糖類)、いわゆるクオラムセンシング(Quorum Sensing)に用いられる情報伝達物質を検出して生物量を測定するようにしてもよい。このクオラムセンシングによれば、生物量をより精度よく測定することができる。
図2はフィルタの洗浄装置を示す構成図である。なお、洗浄装置70は、各フィルタ21a,21b,21cを逆流洗浄してフィルタとしての機能を回復させるものである。なお、洗浄装置70は、各フィルタ21a,21b,21cに個別に設ける構成に限定されるものではなく、1つの洗浄装置70を各フィルタ21a,21b,21cに接続する流路(不図示)および弁(不図示)を設けて、弁を適宜切り替えてフィルタ21a,21b,21cを洗浄するものであってもよい。
図2に示すように、洗浄装置70は、切替弁V5,V6、洗浄ポンプ80、配管d1,d2,d3により構成されている。
切替弁V5は、配管b2,b4,b6に接続され、通常運転時にフィルタ21a,21b,21cからの流出水(被処理水)を処理水槽30に導入する流路と、洗浄時にフィルタ21a,21b,21cと洗浄ポンプ80とを連通させる流路とに切り替える三方弁である。なお、三方弁に限定されるものではなく、2つの開閉弁(ON/OFF弁)により流路を切り替えるものであってもよく、適宜変更することができる。
切替弁V6は、配管b1,b8,b9に接続され、通常運転時に取水ポンプ10(図1参照)からの海水をフィルタ21a,21b,21cに導入する流路と、洗浄時にフィルタ21a,21b,21cと配管d3(不図示)とを連通させる流路とに切り替える三方弁である。なお、配管d3は、排水口(不図示)に連通している。また、切替弁V6は、三方弁に限定されるものではなく、2つの開閉弁(ON/OFF弁)により流路を切り替えるものであってもよく、適宜変更することができる。
洗浄ポンプ80は、駆動することで処理水槽30内の被処理水をフィルタ21a,21b,21cに導入するものであり、処理水槽30と配管d1を介して接続されるとともに、配管d2を介して切替弁V5と接続されている。
このように構成された洗浄装置70では、切替弁V5,V6を洗浄時の流路に切替えるとともに洗浄ポンプ80を駆動させることにより、処理水槽30内の被処理水が、配管d1,d2を通り、配管b2,b4,b6、フィルタ21a,21b,21c、および配管b1,b8,b9を逆流し、配管d3を通って排水口(不図示)から排出される。
図3は第1実施形態に係る海水淡水化システムの動作を示すフローチャートである。なお、フィルタ21a,21b,21cがすべて新品の状態で、かつ、上流側からフィルタ21a、フィルタ21b、フィルタ21cの順に直列に接続されている状態で運転が開始された場合を例に挙げて説明する。
すなわち、四方弁V1は、配管a2と配管b1とが互いに接続されるように切り替えられ、四方弁V2は、配管b2と配管b3とが互いに接続されるように切り替えられ、四方弁V3は、配管b4と配管b5とが接続されるように切り替えられ、四方弁V4は、配管b6と配管b7とが接続されるように切り替えられる。これにより、図4において太実線で示すように、取水ポンプ10によって取り込まれた海水は、まずフィルタ21aを通り、次にフィルタ21bを通り、そしてフィルタ21cを通る。その後、被処理水が処理水槽30に貯留される。
図3に示すように、ステップS10において、制御装置60は、差圧計61aによって1段目のフィルタ21aの差圧P1(Pn:n=1)と、生物量測定部62b,62cによって2段目以降のフィルタ21b,21cから流出する生物量C2,C3(Cn:n=2,3)を取り込む。なお、1段目のフィルタとは、海水が最初に流れ込むフィルタを意味する。また、2段目以降のフィルタとは、海水が2番目、3番目に流れ込むフィルタを意味する。
ステップS11において、制御装置60は、差圧Pn(n=1)がPh(第1所定圧力)未満であるか否かを判定する。なお、Phは、洗浄装置70(図2参照)による洗浄が必要であるか否かを判定する閾値である。
ステップS11において、制御装置60は、差圧Pn(n=1)がPh未満であると判定した場合には(Yes)、フィルタ21aの洗浄は必要ないとして、ステップS16に進み、差圧Pn(n=1)がPh以上であると判定した場合には(No)、フィルタ21aの洗浄が必要であるとして、ステップS12に進む。
ステップS12において、制御装置60は、フィルタ21a(1段目のフィルタ)を洗浄装置70(図2参照)により洗浄する。すなわち、制御装置60は、洗浄装置70の切替弁V5,V6をそれぞれ洗浄位置に切り替え、洗浄ポンプ80を駆動することで、フィルタ21aに、処理水槽30内の被処理水を逆流させて、フィルタ21aを洗浄する。なお、フィルタ(1段目)とは、海水が最初に流れ込むフィルタを意味する(ステップS14,S17も同様)。
そして、ステップS13に進み、制御装置60は、ステップS12の洗浄後に、差圧P1(Pn:n=1)がPhh(第2所定圧力)未満であるか否かを判定する。なお、Phhは、フィルタ21aを新品のフィルタに交換する必要があるか否かを判定する閾値であり、Ph(第1所定圧力)よりも低い値に設定される。
ステップS13において、制御装置60は、差圧P1(Pn:n=1)がPhh以上であると判定した場合には(No)、ステップS14に進み、フィルタ21aを新品のフィルタに交換する指示を出力する。
すなわち、フィルタ21aを洗浄した後に、差圧の低下幅が小さい場合には、洗浄による機能回復効果は低いとして、新しいフィルタ21aに交換する旨を報知装置や表示装置などに出力する。
また、ステップS13において、制御装置60は、差圧P1(Pn:n=1)がPhh(第2所定圧力)未満であると判定した場合には(Yes)、洗浄によってろ過性能が回復したと判断して、ステップS16に進む。
ステップS16において、制御装置60は、ステップS10で取り込んだ生物量C2,C3(Cn:n=2,3)がCh(所定値)未満であるか否かを判定する。なお、Chは、海水中の濃度よりも高く、かつ、後段の除濁装置(不図示)の除去性能を超えない範囲に設定される。換言すると、Chは、逆浸透膜50が目詰まりしない値に設定される。なお、図示しない除濁装置は、処理水槽30と高圧ポンプ40との間の配管c1に設けられる。
ステップS16において、制御装置60は、生物量C2,C3(Cn:n=2,3)がCh未満であると判定した場合には(Yes)、フィルタ21b,21cからの流出水(被処理水)に含まれる生物量が少ないと判定し、リターンする。
また、ステップS16において、制御装置60は、例えば生物量C2(Cn:n=2)がCh以上であると判定した場合には(No)、フィルタ21bからの流出水に含まれる生物量が多く、後段の除濁装置(不図示)の除去性能を超えると判定し、ステップS17に進む。
ステップS17において、制御装置60は、フィルタ21aとフィルタ21bの流路を切り替える。すなわち、図5に示すように、配管a2と配管b8とが接続されるように四方弁V1を切り替え、配管b4と配管b12とが接続されるように四方弁V3を切り替え、配管b2と配管b10とが接続されるように四方弁V2を切り替え、配管b6と配管b7とが接続されるように四方弁V4を切り替える。これにより、取水ポンプ10によって取り込まれた海水は、まずフィルタ21bを通り、続いてフィルタ21aを通り、そしてフィルタ21cを通る。その後、被処理水が処理水槽30に貯留される。なお、フィルタ(2段目以降)とは、海水が2番目、3番目に流れ込むフィルタを意味する。
なお、ステップS17において、フィルタ21aとフィルタ21bの流路を切り替えた場合、つまり上流から順にフィルタ21b、フィルタ21a、フィルタ21cとした場合には、フィルタ21bが1段目のフィルタとなり、フィルタ21a,21cが2段目以降のフィルタとなる。この状態で前記と同様な処理が実行される。
ところで、フィルタにバイオフィルム(生物膜)が十分に形成されて高い生物処理性能を有する状態から、さらにバイオフィルムが成長してフィルタから連続的にバイオフィルムが剥離する状態に移行する際、バイオフィルムの成長と剥離が同時に進行するため、顕著な差圧の変化が見られない可能性がある。このため、2段目以降のフィルタにおけるバイオフィルムの過剰な成長の監視に、流出する生物量ではなくフィルタの差圧を用いた場合、バイオフィルムの流出を精度よく検知できず、後段の除濁装置(不図示)の除去性能を超える可能性がある。この場合、後段の除濁装置で排出されずに残ったバイオフィルムから溶出した多糖類や細菌が逆浸透膜50に流入し、逆浸透膜50においてバイオフィルムの形成を促進する問題が生じる。
そこで、本実施形態では、2段目以降のフィルタ21b,21cにおけるバイオフィルムの成長を監視するに当たって、フィルタ21b,21cの差圧P2,P3ではなく、生物量測定部62b,62cによる生物量C2,C3を測定することにより、前処理装置20の下流へのバイオフィルムの流出を精度よく検知することができ、後段に設ける除濁装置(不図示)の除去性能を超えるようなバイオフィルムの流出を防止することができ、その結果、逆浸透膜50へのバイオフィルムの流入を低減することができる。
図6は、運転時間と生物易分解性成分除去率との関係を示すグラフである。なお、実線は本実施形態の場合であり、破線は単段処理(従来)の場合である。なお、単段処理とは、フィルタが収容された容器が一つの場合を意味している。
図6に示すように、初めは、生物易分解性成分除去率はゼロであり、徐々に汚れや菌(生物)が付着し、菌が徐々に増えると、生物易分解性成分除去率が上昇する(除去性能が発揮されるようになる)。除去性能は高いに越したことはないが、高くなり過ぎると生物量が多過ぎ、水の通りが悪くなる。そこで、適宜洗浄を行うことになるが、従来のような単段処理による生物処理では、洗浄時に生物易分解性成分除去率(破線矢印参照)が大幅(ΔR1)に低下し、生物易分解性成分除去率が回復するまでの馴致期間T1に、逆浸透膜50でのバイオフィルムの生成リスクが高くなる。
一方、本実施形態によれば、洗浄装置70により直列に接続されたフィルタ21a,21b,21cのうちのいずれか(一部)を洗浄することになるため、生物易分解性成分除去率の低下幅(ΔR)を小さく抑えることができる。これにより、生物がフィルタ21a,21b,21cから落ち過ぎないように除去性能(生物易分解性成分除去率)を維持することができる。その結果、逆浸透膜50に流出する有機物が低減され、逆浸透膜50におけるバイオフィルム形成による閉塞を抑制することが可能になる。
以上説明したように、第1実施形態に係る海水淡水化システム1Aは、逆浸透膜50の上流側に配置され、直列に接続されたフィルタ21a,21b,21cと、フィルタ21a,21b,21cの海水が流れる順番を切り替える流路切替手段22と、2段目以降のフィルタ21b(21c)からの流出水に含まれる生物量C2(C3)がCh(所定値)以上の場合、生物量C2(C3)がChを超えたフィルタ21b(21c)と1段目のフィルタ21aとの流路を切り替える制御装置60と、を備える。これによれば、生物量C2(C3)によって逆浸透膜50の閉塞要因であるバイオフィルムの流出を精度よく検知して、フィルタ21b(21c)を上流側に、フィルタ21aを下流側になるように流路を切り替えることにより、逆浸透膜50へのバイオフィルムの流入を低減することができる。このように、逆浸透膜50の閉塞要因およびバイオフィルムの形成要因を低減できるため、逆浸透膜50に対する汚染リスクを低減することができる。
また、第1実施形態によれば、フィルタ21a,21b,21cを直列(多段)にすることで、前処理装置20の前段に除濁装置が不要になり、しかも前処理装置20の下流へのバイオフィルムの過剰な漏出が回避されるので、後段の除濁装置(不図示)の負荷を抑制することが可能になり、前処理装置20を簡素化できる。
また、差圧計61aにより検出される1段目のフィルタ21aの差圧P1がPh(第1所定圧力)未満になるように洗浄装置70を制御してフィルタ21aを洗浄することにより、洗浄が必要となった段のフィルタ21aを洗浄装置70により洗浄でき、生物処理効果の変動を抑制した連続運転(図6参照)が可能になる。つまり、生物易分解性成分除去率が従来のように大幅(ΔR1)に低下(図6の破線参照)することがないので、生物易分解性成分除去率を小幅(ΔR)に留めることができる(図6の実線参照)。これにより、逆浸透膜50の汚染が抑制され、逆浸透膜50の洗浄や交換の頻度を低減でき、洗浄用の薬品や逆浸透膜50の交換に要する運転コストを低減することが可能になる。
また、1段目のフィルタ21aの差圧P1が、洗浄装置70による洗浄後においてもPhh(第2所定差圧)以上の場合、フィルタ21aを交換する指示を出力することにより、フィルタ21aを十分に利用することができ、運転コストをさらに低減することが可能になる。
図7は、第2実施形態に係る海水淡水化システムの別の動作を示すフローチャートである。なお、第2実施形態は、図3のフローにステップS15を追加した構成であり、第1実施形態と同様の構成については、同一のステップ符号を付して重複した説明を省略する。
図7に示すように、制御装置60は、ステップS14においてフィルタ21aを新品に交換する指示を出力した後、ステップS15に進み、新品のフィルタ21aが最後段(最下流)に位置するように流路切替手段22を切り替える。
すなわち、図8に示すように、制御装置60は、配管a2と配管b8とが接続されるように四方弁V1を切り替え、配管b4と配管b5とが接続されるように四方弁V3を切り替え、配管b6と配管b14とが接続されるように四方弁V4を切り替え、配管b2と配管b11とが接続されるように四方弁V2を切り替える。これにより、取水ポンプ10によって取り込まれた海水は、まずフィルタ21bを通り、続いてフィルタ21cを通り、そしてフィルタ21aを通る。その後、被処理水が処理水槽30に貯留される。
なお、ステップS15において、フィルタ21aを最後段に配置した場合、つまり上流から順にフィルタ21b、フィルタ21c、フィルタ21aとした場合には、フィルタ21bが1段目のフィルタとなり、フィルタ21c,21aが2段目以降のフィルタとなる。この状態で前記と同様な処理が実行される。
第2実施形態によれば、交換したフィルタ21aが最後段に位置するように流路切替手段22を切り替える、つまりフィルタ21b、フィルタ21c、フィルタ21aの順に直列に接続されることになる。ところで、フィルタ21cにバイオフィルムが十分に形成される前にフィルタ21aの差圧が上昇して洗浄が必要になり、フィルタ21aの生物処理性能が低下すると、全体の生物処理性能がフィルタ交換前の水準に回復するまでの時間が長くなる。しかし、フィルタ21a,21b,21cの並び順を変えずに、フィルタ21aを新品に交換し続けた場合、フィルタ21b,21cのバイオフィルムの成長が同等の速度で進行し、同時期に2つのフィルタ21b,21cを洗浄する必要が生じ、全体の生物処理性能(生物易分解性成分除去率が)が大きく低下する可能性がある。第2実施形態では、交換したフィルタ21aを最後段に位置させることで、各フィルタ21a,21b,21cのバイオフィルムの成長の進行を互いにずらすことができ、洗浄装置70による洗浄の時期の重なりを回避することができる。その結果、全体の生物処理性能が大きく低下する問題を回避することができる。
図9は、第3実施形態に係る海水淡水化システムを示す全体構成図、図10は、第3実施形態に係る海水淡水化システムの動作を示すフローチャートである。なお、第3実施形態に係る海水淡水化システム1Bは、海水淡水化システム1Aの差圧計61a,61b,61cに替えて流量計(流量検出手段)63a,63b,63cとした構成であり、第1実施形態および第2実施形態と同様の構成については同一の符号およびステップ符号を付して重複した説明する。
すなわち、流量計63aは、配管b2に設けられ、フィルタ21aからの流出水の流量F1を検出する。流量計63bは、配管b4に設けられ、フィルタ21bからの流出水の流量F2を検出する。流量計63cは、配管b6に設けられ、フィルタ21cからの流出水の流量F3を検出する。これら流量計63a,63b,63cによって検出された流量F1,F2,F3は、制御装置60に送られる。制御装置60は、流量F1,F2,F3および生物量C1,C2,C3に基づいて流路切替手段22を制御する。
図10に示すように、制御装置60は、ステップS11Aにおいて、流量F1(Fn:n=1)がFh(第1所定流量)を超えているか否かを判定する。なお、Fhは、洗浄装置70(図2参照)による洗浄が必要であるか否かを判定する閾値である。
ステップS11Aにおいて、制御装置60は、流量F1(Fn:n=1)がFhを超えていると判定した場合には(Yes)、フィルタ21aの洗浄は必要ないとして、ステップS16に進み、流量F1(Fn:n=1)がFh以下であると判定した場合には(No)、フィルタ21aの洗浄が必要であるとして、ステップS12に進む。
また、ステップS13Aにおいて、制御装置60は、ステップS12の洗浄後に、流量F1(Fn:n=1)がFhh(第2所定流量)を超えているか否かを判定する。なお、Fhhは、フィルタ21aを新品のフィルタに交換する必要があるか否かを判定する閾値であり、Fh(第1所定流量)よりも高い値に設定される。
ステップS13Aにおいて、制御装置60は、流量F1(Fn:n=1)がFhh以下であると判定した場合には(No)、ステップS14に進み、フィルタ21aを新品のフィルタに交換する指示を出力する。
すなわち、フィルタ21aを洗浄した後に、流量の上昇幅が小さい場合には、洗浄による機能回復効果は低いとして、新しいフィルタ21aに交換する旨を報知装置や表示装置などに出力する。
また、ステップS13Aにおいて、制御装置60は、流量F1(Fn:n=1)がFhh(第2所定流量)を超えていると判定した場合には(Yes)、洗浄によってろ過性能が回復したと判断して、ステップS16に進む。
このように、差圧計61a,61b,61cに替えて流量計63a,63b,63cとした海水淡水化システム1Bにおいても、図3に示す海水淡水化システム1Aと同様の効果を得ることができる。
なお、海水淡水化システム1Bにおいて、図7に示すような第2実施形態の構成(ステップS15)を適用してもよい。このような海水淡水化システム1Bによれば、第2実施形態と同様な効果を得ることができる。
なお、前記した実施形態では、カートリッジフィルタを例に挙げて説明したが、バイオフィルムを担持させることができ、かつ、洗浄が可能なろ材であれば本実施形態に限定されるものではなく、例えば、砂、活性炭、ゼオライト、樹脂製の担体、繊維などを用いてもよい。
また、海水淡水化システム1A,1Bを発電設備と併設し、発電設備の排熱を利用して、前処理装置20に流入する海水を加温するようにしてもよい。このようにすると、海水の温度の上昇により、フィルタ21a,21b,21cのバイオフィルム中の細菌の活性が高まり、生物易分解性成分除去率の回復速度を向上させることができる。つまり、馴致期間を短くすることができる。
1 海水淡水化システム
10 取水ポンプ
20 前処理装置
21a,21b,21c フィルタ(ろ過部)
22 流路切替手段
30 処理水槽
40 高圧ポンプ
50 逆浸透膜
60 制御装置
61a,61b,61c 差圧計(差圧検出手段)
62a,62b,62c 生物量測定部
63a,63b,63c 流量計(流量検出手段)
70 洗浄装置
b1〜b14 配管
V1,V2,V3,V4 四方弁

Claims (8)

  1. 海水を淡水化する逆浸透膜と、
    前記逆浸透膜の上流側に配置され、前記海水に対してろ過処理を施す直列に接続された複数段のろ過部と、
    それぞれの前記ろ過部の前記海水が流れる順番を切り替える流路切替手段と、
    2段目以降の前記ろ過部からの流出水に含まれる生物量が所定値以上の場合、前記流路切替手段により前記生物量が所定値を超えた前記ろ過部と1段目の前記ろ過部との流路を切り替える制御装置と、を備えることを特徴とする海水淡水化システム。
  2. 前記ろ過部を洗浄する洗浄装置と、
    前記ろ過部の前後の差圧を検出する差圧検出手段と、を備え、
    前記制御装置は、前記差圧検出手段により検出される前記1段目のろ過部の差圧が第1所定圧力以上であると判定した場合、前記洗浄装置を制御して前記1段目のろ過部を洗浄することを特徴とする請求項1に記載の海水淡水化システム。
  3. 前記制御装置は、1段目の前記ろ過部の差圧が、前記洗浄装置による洗浄後においても前記差圧が前記第1所定圧力よりも低い第2所定圧力以上であると判定した場合、前記ろ過部を交換する指示を出力することを特徴とする請求項2に記載の海水淡水化システム。
  4. 前記制御装置は、交換した前記ろ過部が最後段になるように前記流路切替手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の海水淡水化システム。
  5. 前記ろ過部を洗浄する洗浄装置と、
    前記ろ過部からの流出水のろ過流量を検出する流量検出手段と、を備え、
    前記制御装置は、前記流量検出手段により検出される1段目の前記ろ過部のろ過流量が第1所定流量以下であると判定した場合、前記洗浄装置を制御して1段目の前記ろ過部を洗浄することを特徴とする請求項1に記載の海水淡水化システム。
  6. 前記制御装置は、1段目の前記ろ過部からの流出水のろ過流量が、前記洗浄装置による洗浄後においても前記ろ過流量が前記第1所定流量よりも多い第2所定流量以下であると判定した場合、前記ろ過部を交換する指示を出力することを特徴とする請求項5に記載の海水淡水化システム。
  7. 前記制御装置は、交換した前記ろ過部が最後段になるように前記流路切替手段を制御することを特徴とする請求項6に記載の海水淡水化システム。
  8. 前記生物量は、前記ろ過部に形成された生物膜から分泌される物質により検出されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の海水淡水化システム。
JP2013101885A 2013-05-14 2013-05-14 海水淡水化システム Pending JP2014221459A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013101885A JP2014221459A (ja) 2013-05-14 2013-05-14 海水淡水化システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013101885A JP2014221459A (ja) 2013-05-14 2013-05-14 海水淡水化システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014221459A true JP2014221459A (ja) 2014-11-27

Family

ID=52121294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013101885A Pending JP2014221459A (ja) 2013-05-14 2013-05-14 海水淡水化システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014221459A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021522995A (ja) * 2018-05-01 2021-09-02 ディディピー スペシャリティ エレクトロニック マテリアルズ ユーエス,エルエルシー 樹脂ビーズ及び微生物のベッドによる水処理
CN114212929A (zh) * 2022-01-05 2022-03-22 台州禾源净化设备科技有限公司 高效率反渗透海水淡化装置及操作方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021522995A (ja) * 2018-05-01 2021-09-02 ディディピー スペシャリティ エレクトロニック マテリアルズ ユーエス,エルエルシー 樹脂ビーズ及び微生物のベッドによる水処理
JP7343525B2 (ja) 2018-05-01 2023-09-12 ディディピー スペシャルティ エレクトロニック マテリアルズ ユーエス,エルエルシー 樹脂ビーズ及び微生物のベッドによる水処理
CN114212929A (zh) * 2022-01-05 2022-03-22 台州禾源净化设备科技有限公司 高效率反渗透海水淡化装置及操作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5433633B2 (ja) 正浸透膜を用いた海水淡水化システム
JP6762258B2 (ja) 逆浸透処理システム及び逆浸透処理方法
US9833743B2 (en) Reverse osmosis treatment device and method for cleaning reverse osmosis treatment device
JP5804228B1 (ja) 水処理方法
Chew et al. Practical performance analysis of an industrial-scale ultrafiltration membrane water treatment plant
JP5597122B2 (ja) 逆浸透処理装置
JP6441808B2 (ja) 淡水化装置及び淡水化方法
JP2015042385A (ja) 淡水化システム
US20150001151A1 (en) Water treatment system, and water treating method in water treatment system
WO2017221984A1 (ja) 造水システムのトラブル判定プログラム及びトラブル判定装置、並びに記録媒体
JP2017209654A (ja) 逆浸透膜装置及び逆浸透膜装置の運転方法
JP6399896B2 (ja) 逆浸透処理装置
JP5791767B2 (ja) 逆浸透処理装置
JP2006272256A (ja) 膜分離装置及び膜分離方法
JP2014221459A (ja) 海水淡水化システム
JP5377553B2 (ja) 膜ろ過システムとその運転方法
KR101051597B1 (ko) 인공신장기용 정수장치
JP6036808B2 (ja) 造水方法
JP2017113735A (ja) 分離膜ろ過装置および浄水装置の運転方法
JP7103513B2 (ja) ろ過特性予測による造水装置の制御方法、造水装置のトラブル判定方法、造水装置、造水装置の運転プログラム、造水装置のトラブル判定プログラム、および記録媒体
JP2013252505A (ja) 透析用水製造装置
JP5734038B2 (ja) 膜ろ過システム及びろ過膜損傷検知方法
JP2019107575A (ja) ろ過処理装置とその運転方法
JP2016215205A (ja) 逆浸透処理装置
JP2009028600A (ja) 精製水製造装置