JP2014221433A - 麻雀卓 - Google Patents
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Abstract
Description
和了したゲーム参加者が操作・表示装置4の和了ボタンを操作し、牌を門前牌読取エリア7,副露牌読取エリア8,ドラ牌読取エリア9にそれぞれ置き、和了牌を門前牌読取エリア7の右端におくと、牌読み取りが行われ、(c)に示すように門前牌,副露牌,和了牌が表示形態を変えて表示されるとともに、得点が表示される。
そのような和了役として、副露牌がない状態で自摸牌で和了する門前清自摸和了、最後の自摸牌で和了する海底摸月(ハイテーモーユエ)和了、最後の打牌で和了する河底撈魚(ホーテーラオユイ)和了、カンにおいて自摸った嶺上(リンシャン)牌で和了した嶺上開花(リンシャンカイホー)和了、他の対局者の明槓(ミンカン)牌で和了する搶槓(チャンカン)和了、親が配牌時に和了している天和(テンホー)和了、親の第1打牌で子が和了する地和(チーホー)和了、チー・ポン・明カンのない状態の第1巡目の和了である人和(ジンホー)和了がある。
この麻雀卓はデジタル識別記号(ID)を記憶する非接触型ICチップを内蔵した麻雀牌を用いる。
(a)に示す。図2(a)に示す麻雀卓20には枠22が取り付けられ、麻雀卓の中心にサイコロ表示・麻雀卓操作装置23が設けられ、自動卓の場合にはその周囲にホッパ24が設けられ、その外側にリフト25が設けられている。
牌読取エリア29の左端壁、左下端壁、右端壁、右下端壁に、牌検出スイッチ31a,31b,31c,31dが設けられている。
請求項1記載の発明に係る麻雀卓(以下、「請求項1の麻雀卓」という)は、各対局者が対局を行う場所である地と、前記地の周囲を囲む麻雀卓枠と、を有する麻雀卓であって、前記麻雀卓枠内側に対局者毎に設けられた4箇所の凹所と、が設けられ、
前記各凹所は、門前牌と、副露牌と、前記門前牌と前記副露牌との間の和了牌と、を前記地の上に互いに区別して置けるように形成され、前記麻雀卓枠は、各対局者から見た、前記凹所の左端に門前牌を当接させて置き、かつ、前記凹所の右端に副露牌を当接させて置いたとき、各対局者の門前牌が左側の対局者の副露牌と接触しないように、前記対局者の凹所右端の面と前記右隣りの対局者の凹所左側の麻雀卓枠上端の面とが同一面により形成されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明に係る麻雀卓(以下、「請求項1の麻雀卓」という)は、請求項1の麻雀卓であって、前記4箇所の凹所内のそれぞれの前記地の上面には、対局者それぞれから見た、前記凹所の左端に門前牌置き場を、前記凹所の右端に副露牌置き場を、そして、当該門前牌置き場と当該副露牌置き場の間に和了牌置き場を、それぞれ他の対局者が目視可能に明示されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明に係る麻雀卓(以下、「請求項3の麻雀卓」という)は、請求項2の麻雀卓であって、前記門前牌置き場、前記副露牌置き場、そして、前記和了牌置き場は、いずれも外枠線あるいは着色部により区分けされていることを特徴とする。
請求項4記載の発明に係る麻雀卓(以下、「請求項4の麻雀卓」という)は、請求項2又は3の麻雀卓であって、前前記門前牌置き場、前記副露牌置き場、そして、前記和了牌置き場には、それぞれに置くべき牌の種類が表示されている
ことを特徴とする。
いくつかの実施例では和了者の手牌のみによって和了点数を計算するが、いくつかの実施例では対局中の牌の動きに基づいても和了点数を計算する。
初めに、そのために必要な牌の動き、及びその動きをどの様に検出し、その内容をどの様に判定するかついて概要を説明する。
サイコロを電子サイコロとし、席決め時のサイコロの目数に基づく板位(席決め)、荘風(場の風)、門風(各対局者毎の風)、開門(配牌開始)位置、和了又は平局は麻雀卓のコンピュータが把握しており、表示・操作装置の表示部に表示し、麻雀ゲーム進行に関する全ての情報は一元的に管理される。
荘家は散家(子)が和了した場合、親が錯和(チョンボ)した場合あるいは親が聴牌していなかった場合には、左回りで移動する。
また、荘風(場の風)は、「東」で開始されるが、起家が再び親になったときに東→南→西→北の順で変わる。
対局は136枚の牌を各対局者毎に13枚配牌して手牌とし、最後に14枚の王牌を残すことを原則として、136−(13×4+14)=70枚の牌を親である東家から南家、西家、北家・・・の順で山札を自摸(ツモ)って門前牌とし、あるいは他家が打牌した牌を取って手牌に加えて副露牌とし、門前牌から不要な牌を打牌する(捨てる)ことにより手牌を揃え、最終的に和了させることで進行する。
手牌は、他の対局者には見せない門前牌と他の対局者に見せる副露牌と門前牌ではあるが例外的に他の対局者に見せる脇出し暗槓子(カンツ)から構成される。
未完成面子には関連する2枚の数配からなる搭子(トーツ)と同種の2枚の牌からなる対子(トイツ)がある。
搭子には「一萬」と「二萬」の形の辺搭子、「一萬」と「三萬」の形の嵌搭子、「二萬」と「三萬」の形の両面搭子がある。
完成面子には、連続する3枚の数牌からなる順子(シュンツ)、同種の3枚の牌から成る刻子(コーツ)及び同種の4枚の牌から成る槓子がある。
自摸あるいはチーだけで対局が進行する場合には、打牌の順は自摸の順と同じ東家→南家→西家→北家→東家・・・の順であるが、対局者が上家以外の対局者の打牌を取り込んで、ポンあるいはカンを行うと打牌順は打牌した対局者からポンあるいはカンを行った対局者に動く。
自摸,チー・ポンあるいは嶺上自摸後に打牌しなければ、多牌になり、自摸、チー・ポンあるいは嶺上自摸をしない状態で打牌すれば、少牌になり、このときその対局者は和了することができない。
自摸だけで対局が進行する場合は打牌される牌は70枚である。
対局中にポン,チーが有った場合には、ポン,チーに伴う打牌が行われるため、打牌数はポン,チーの数だけ増加する。
カンがあった場合には嶺上牌が自摸られ、王牌の数14枚は変わらないため、最後に自摸られる牌(海底牌)が変化し、その結果自摸られる牌の数がカンの数だけ減少する。
したがって、最終打牌は70枚にポン,チーの回数を加え、カンの数を減じた数の打牌となる。
図3を用いてチーを説明する。
チーでは、図3(1)に示したように、門前牌中の2枚の関連する数牌(搭子:トーツ)に上家が打牌した1枚の数牌を組み合わせて順子(シュンツ)を構成し、図3(2)に示すように副露牌とし、不要な牌を打牌する。
チーにより打牌の総数は増える。打牌の順は変化しない。
図4を用いてポンを説明する。
ポンでは、図4(1)に示したように、門前牌中の2枚の同種牌である対子(トイツ)に他家が打牌した1枚の同種牌を組み合わせて刻子(コーツ)を構成し、不要な牌を打牌し、図4(2)に示すように副露牌とする。
ポンにより打牌の総数は増える。打牌の順は上家の打牌をポン牌とした場合は変化しないが、下家あるいは対面の打牌をポン牌とした場合は、打牌した対局者の次にポンをした対局者が打牌するので、打牌順は変化する。
カンは暗カンであるか明カンであるかを問わず、同種牌が4枚組になったときに行われ、カンをした対局者は不足する手牌を補充するために嶺上(リンシャン)牌を自摸る。
図5を用いて暗カンを説明する。
暗カンでは、図5(1)に示したように、門前牌中の3枚の同種牌(暗刻子)に自摸った1枚の同種牌を組み合わせて暗槓子(カンツ)を構成し、図5(2)に示したように暗槓の脇出しルールに従って暗槓子であることを明示して脇出しを行う。
次に、図5(3)に示したように、王牌の最後の牌である嶺上(リンシャン)牌を自摸った後、不要な牌を打牌する。
嶺上牌が和了牌となったときは、嶺上開花(リンシャンカイホー)和了となる。
暗カンにより打牌の総数は、減る。打牌の順は、変化しない。
明カンには2種類あり、その1は槓子の素材である刻子が門前牌中の暗刻子である場合、その2は槓子の素材である刻子が副露牌中の明刻子である場合である。
次に、図6(3)に示したように王牌の最後の牌である嶺上(リンシャン)牌を自摸った後、不要な牌を打牌する。
嶺上牌が和了牌となったときは、嶺上開花(リンシャンカイホー)和了となる。
明カン1により、打牌の順は上家の打牌をカン牌とした場合は変化しないが、下家ある
いは対面の打牌をカン牌とした場合は、打牌した対局者の次に明カンをした対局者が打牌することになり、打牌順は変化する。明カン1により打牌の総数は変化しない。
明カン2では、図7(1)に示したように、副露牌中の3枚の同種牌(明刻子)に自摸った1枚の同種牌を組み合わせて明槓子(カンツ)とされ、図7(2)に示したように副露牌置き場に置かれる。
次に、図7(3)に示したように王牌の最後の牌である嶺上(リンシャン)牌を自摸った後、不要な牌を打牌する。
嶺上牌が和了牌となったときは、嶺上開花(リンシャンカイホー)和了となる。
明カン2により打牌の順は変化しない。明カン2により打牌の総数は減少する。
明カン2の特別な形態である搶槓(チャンカン)を図8により説明する。
搶槓はカンをした対局者に有利な役ではなく逆に不利になる役である。
図8(1)に示したように、明カン2をしたときに、その牌を他の対局者が和了牌として和了する栄和(ロン)和了である。
この出願に係る発明では、コンピュータが牌読取アンテナにより麻雀牌に内蔵されている非接触型デジタルICタグのデータ(牌種データ)をその牌がある位置とともに読み取り、読み取られた牌種データにより和了しているか否か、和了しているならばその点数を判定し、振り聴、錯和等の有無も判定する。
この検出は対局者は次の事項を行うことにより、コンピュータに種々の状態にある麻雀牌の種類と麻雀牌の状況を正確に検出される。
このときに、打牌総数が増加することもコンピュータは認識する。
このときに、打牌総数が増加すること及び打牌順が変わることもコンピュータは認識する。
このときに、嶺上牌自摸によって打牌総数が減少することもコンピュータが認識する。
このときに、嶺上牌自摸によって打牌総数が減少し、打牌をとりこむことによって打牌総数が増加し、結果として打牌総数が変化しないこと及び打牌順が変わることもコンピュータは認識することができる。
このときに、嶺上牌自摸によって打牌総数が減少することもコンピュータは認識することができる。
ただし、ポンによる明刻に新たに自摸牌を付加する明槓が行われる場合だけ例外的に固定された組合せが変更される。
そのため、136枚の牌個々を識別するようにすると読み取りを確実に行うことができる。
和了牌として読み取られた牌によって和了していない場合は錯和(チョンボ)であるか
ら、チョンボに伴う処理が行われる。
打牌された牌がポン,チーあるいはカンによりたの対局者の副露牌とされた場合でも、打破された牌種の記憶は維持され、振聴の確認に利用される。この場合、牌種だけでなく非接触型ICチップのIDも記憶しておくと振聴の確認にさらに有用である。
したがって、コンピュータは50枚にポン,チーの回数を加え、カンの数を減じた数の打牌が最終打牌であると判定する。
栄和は、打牌された牌を和了牌読取アンテナ上に移動させることにより、判定される。
図9に、実施例1の麻雀卓を示す。
図9(a)に示した麻雀卓40は、麻雀卓40の対局を行う場所である地41の中央に操作・表示装置43が設けられ、操作・表示装置43の周囲に設けられているホッパ45の下に対局者毎に4個の打牌読取基板48が設けられ、対局者毎の4個の打牌読取基板48の外側に対局者毎に4個の手牌読取基板47が配置されており、さらに、麻雀卓枠42の他の対局者から読みとられない位置に個別表示装置49が配置されている。
また、音声読み上げはメクリ牌,ポン・チー・カンが行われたときの副露牌及び脇出し牌についても行うようにする。
さらに、門前牌を読み取りその内容はその対局者にのみ、イヤホンで報せるようにする。
ホッパ45及びリフト46はこの麻雀卓40に必須ではない。
ホッパを有しない麻雀卓の場合には、打牌読取基板48と手牌読取基板47を一体とし、牌読取基板を1枚で構成することも可能である。
図10(a)に示す麻雀卓は、全対局者共通の操作装置,各対局者別の操作装置,各対局者別の読取ユニット,全対局者共通の表示装置,各対局者別の表示装置がコンピュータに接続されて制御される。
図11により、この出願の発明に係る麻雀卓で使用する麻雀牌を説明する。
この図において、(a)は特開2008−289763号公報に開示された自動卓では用いない麻雀牌60を長手方向から見た図であり、(b)は短手方向から見た断面図である。
またさらに、(g)は麻雀牌に内蔵される非接触型ICタグの説明図である。
ICチップ64及び基板65からなる非接触型ICタグは箱形の内部部材61の底、いいかえれば背面部62の上に配置され、その上に十分な厚みを有する保護部材66が配置され、さらにその上に印字面部材63が形成されている。
一般的に行われている麻雀ゲームにおいて使用される牌の種類は、萬子(マンズ)牌が一萬〜九萬までの9種類、餅子(ピンズ)牌が一餅〜九餅までの9種類、索子(ソウズ)牌が一索〜九索までの九種類、四喜(スーシー・風)牌が東・西・南・北の4種類、三元牌が白・發・中の3種類、計34種類である。
さらに、赤牌等の特殊な牌が7種類使用されることがあり、その場合の牌の種類は41種類となる。
26=32<41<27=64であるから、8ビット=256あれば使用される牌の種類を全て表現することができる。
そこで、この出願の実施例では、書込可能なEEPROMを使用したものを示すが、書込不能なROMを使用することも当然に可能である。
このメモリは1024ビットのメモリ領域を有しており、初めの64ビット(8バイト)は固有ID(Unique Identifier)に使用され、次の64ビット(8バイト)はメモリ内部で使用され、残りの896ビット(112バイト)が32ビット(4バイト)単位の2
8のブロックに区分されたユーザ領域とされている。
前に述べたように、牌の種別コードは1バイトあれば表現可能であるから、これを2桁の16進数(Hexadecimal Number)で表現する。
この図に示した例では、萬子牌の上位桁は1H、餅子牌の上位桁は2H、索子牌の上位桁は4H、四喜牌及び三元牌の上位桁は8H、特殊牌の上位桁は0Hとする。
この場合は使用される136枚の牌を個々に識別することが可能である。
実施例1の麻雀卓の各読取アンテナと制御装置の動作を説明する。
コンピュータは各々の読取アンテナの上に置かれた麻雀牌に内蔵された非接触型ICタグに書き込まれた牌の種類データ及び必要に応じて非接触型ICタグの固有IDを読み取り、記憶し、読み取られたデータに基づいて、和局/平局の判断,和了の成立/不成立,ドラ牌の数、振聴の有無、和了役の判定、副露牌の成立/不成立,和了点数の計算,受取点数の計算,支払い点数の計算、点数の移動を行う。
具体的には次に述べる動作を行う。
ただし、ポンによる明刻に新たに自摸牌を付加する明槓が行われる場合だけ例外的に固定された組合せが変更される。
そのため、136枚の牌個々を識別するようにすると読み取りを確実に行うことができる。
和了牌読取アンテナ51の上に牌が置かれたにも拘わらず、和了していない場合は錯和(チョンボ)であるから、チョンボに伴う処理が行われる。
打牌された牌がポン,チーあるいはカンによりたの対局者の副露牌とされた場合でも、打破された牌種の記憶は維持され、振聴の確認に利用される。この場合、牌種だけでなく非接触型ICチップのIDも記憶しておくと振聴の確認にさらに有用である。
したがって、コンピュータは50枚にポン,チーの回数を加え、カンの数を減じた数の打牌が最終打牌であると判定する。
栄和は、打牌された牌を和了牌読取アンテナ上に移動させることにより、判定される。
図13及び図14により、実施例1の麻雀卓の操作・表示装置43を説明する。
形状が正方形である操作・表示装置43はその中央に配置された共通表示装置44とその周囲に配置された操作スイッチ80,81,82から構成されている。
すなわち、各対局者毎に割り当てられ各対局者の前に配置された4個のスイッチ80はサイコロ操作用兼リーチ宣言用スイッチとして機能し、対角線上に配置された2個のスイッチ81はゲーム情報入力用スイッチとして機能し、他の対角線上に配置された2個のスイッチ82は牌セッター操作用兼ゲーム情報訂正用スイッチとして機能する。
サイコロは電子サイコロであるため、コンピュータは仮親の席,最初の親の席及び荘風牌(場の風)を把握している。また、荘家(親)の位置,各散家(子)の位置,親及び子の門風牌(風牌)もコンピュータは把握している。
サイコロの目数はコンピュータが決定したものであるから、コンピュータの指示により、合計の目数8に対応する下側の山札の開門(最初の牌の取り出し)位置が矢印87で表示される。
併せて、ドラ牌を決定するためのメクリ牌の位置も88のように表示される。
なお、(b)では(a)と共通する符号は説明が煩雑にならないよう、記載を省略している。
(a)に示す表示例は、積み棒が2本有る状態で親の対面である「西家」がリーチ宣言ボタンとして機能しているスイッチ80を操作してリーチを宣言し、リーチ棒90を供出した時の共通表示装置44の表示内容例である。
なお、図14では図13と共通する符号は説明が煩雑にならないよう、記載を省略している。
「西家」がリーチ宣言スイッチとして機能しているスイッチ80を操作すると、リーチ音が発されるとともに、「西家」の前に1000点のリーチ棒90が表示され、「西家」の持ち点表示は図13に示された19300点から供出されたリーチ棒1000点が減額された18300点に変更された持ち点91が表示される。
また、打牌状況は全てコンピュータに記憶されているので、和了牌が振聴牌であるか否かも判断して、振聴牌であれば錯和処理を行う。
和了が確認されたときにはコンピュータは和了者の獲得点数と他の対局者の支払い点数を計算し表示する。
この和了点数に供出されたリーチ棒の1000点と、積み棒1本につき300点が加算されて、最終的に「北家」の獲得点数は5600点となる。
和了点数3900点の支払い分担は荘家(親)である「東家」が3900点の1/2である2000点を分担し、散家(子)である「南家」及び「西家」は各々3900点の1/4である1000点を分担することになる。
これらの分担点数に積み棒1本につき各々300点、積み棒2本分計600点が加算され、各々「東家」は2200点、「南家」は1200点、「西家」はリーチ棒100点と併せて1200点を「北家」に支払うことになり、それらの内容が93で示したように表示される。
コンピュータは、各対局者の聴牌の有無を把握しているから、聴牌の有無に応じて罰符の支払い、荘家の移動/不移動、積み棒の追加等の平局処理が行われる。
図15に、個別表示装置49の表示内容例を示す。
この個別表示装置は、メクリ牌読取アンテナが各対局者毎に個別に設けられている実施例の麻雀卓で使用される。
ここに示すのは、場の風が「東」であるときの荘家(親)の上家であり「北家」である散家の個別表示装置の表示例であり、個別表示装置49は長方形の適宜な表示装置を用いて構成されている。
なお、(b)〜(d)ではその前に説明したものと共通する符号は説明が煩雑にならないよう、記載を省略している。
なお、他の対局者が打牌した牌をポンあるいはカンすることが可能であるときにも、同様な表示が行われる。
このような表示を行うことにより、初心者がポン・カン・チーを見逃すことを防止できる。
この手牌は門前牌106と副露牌107から構成され、2飜役である混一色役で聴牌している。待ち牌108は「一萬」,「四萬」及び「七萬」の3面待ちであり、初心者には全ての待ち牌を把握できないことがある。
また、和了牌が「四萬」又は「七萬」である場合には混一色役だけであり、和了点数は3900点であるが、和了牌が「一萬」である場合にはさらに2飜役である一気通貫役が加わり、和了点数は萬貫である8000点になる。
このような表示を行うことにより、初心者が和了を見逃すことを防止できる。
(b)に示した混一色がある聴牌と異なり聴牌した状態で何らの和了役がない(c)に示す手牌では、和了は他の対局者の明槓(ミンカン)牌で和了する搶槓(チャンカン)、最後の自摸牌で和了する海底摸月(ハイテーモーユエ)、最後の打牌で和了する河底撈魚(ホーテーラオユイ)以外には立直宣言しかない。
このような表示を行うことにより、初心者がリーチ宣言を見逃すことを防止できる。
聴牌している状態で他の対局者が打牌した牌又は自摸牌が和了牌になりうるときには和了することができる。和了する場合には、和了したことを「ツモ」あるいは「ロン」と宣言して他の対局者に告知し、門前牌を含む手牌と和了牌を他の対局者に見せ、メクリ牌読取アンテナ53でメクリ牌を読み取ることにより、ドラ牌の有無を調べドラ牌116が表示されるとともにドラ牌の表示117がなされる。
ここに示す場合にはドラ牌116が手牌中にないことが確認され、和了点数115が計算され、5200点であると表示される。
カンが行われるとその都度メクリ牌が追加され、メクリ牌の下の牌も追加され、最大で合計8枚となる。そのため、メクリ牌読取アンテナは同時に最大8枚の牌を読み取ることができるようにすることが望ましい。
この操作・表示装置は、この出願で説明する全ての実施例の麻雀卓で使用可能である。
このようにすることにより、習熟度が異なる者でも対等に対局することが可能となる。 なお、パネルスイッチではなく、表示装置49の周辺に配置された通常の押しボタンスイッチで構成することも可能である。
うことが可能である。
顧客カードがどの読み取り装置で読み取られたか及びその後に板位がどうなっているか、すなわちどの対局者がどこに着席しているのかをコンピュータは把握することができるので、途中で対局者の交代がない限り、顧客カードは最終的に対局が終了するまでそのままにしておくことができる。
図17に示すのは実施例2の麻雀卓の構成、図18に示すのは実施例2の麻雀卓の制御装置の構成、図19に示すのは実施例2の麻雀卓の個別表示装置の表示例である。
麻雀卓120は、ドラ牌用のメクリ牌読取アンテナは全対局者に共通するから、対局者毎に個別に設けられているのではなく、全対局者に共通する操作・表示装置43の下に設けられている。
(a)に示した麻雀卓120は、麻雀卓120の中央に操作・表示装置が設けられ、操作・表示装置43の下にドラ牌用のメクリ牌読取基板121が設けられ、操作・表示装置43の周囲に設けられているホッパの下に対局者毎に4個の打牌読取基板48が設けられ、対局者毎の4個の打牌読取基板48の外側に対局者毎に4個の手牌読取基板123が配置されており、さらに、麻雀卓枠42の他の対局者から読み取られない位置に個別表示装置59が配置されている。
ンにより最大22枚になる打牌を読み取る打牌読取アンテナ54が配置されている。
図18(a)に実施例2の麻雀卓の制御装置を示すが、実施例1と共通する要素の説明は省略する。
図19に、実施例2の麻雀卓の個別表示装置59の表示内容例を示すが、実施例1について説明した図13及び図14の表示例は実施例2の場合にも共通するので説明は省略する。
なお、(b)〜(d)ではその前に説明したものと共通する符号は説明が煩雑にならないよう、記載を省略する。
ドラ牌を対局開始時から表示することによって、常にドラ牌を意識した対局が行われる。
なお、他の対局者が打牌した牌をポンあるいはカンすることが可能であるときにも、同様な表示が行われる。
このような表示を行うことにより、初心者であってもポン,カン,チーを見逃すことを防止できる。
この手牌は門前牌106と副露牌107から構成され、2飜役である混一色役で聴牌している。待ち牌108は「一萬」,「四萬」及び「七萬」の3面待ちであり、初心者には全ての待ち牌を把握できないことがある。
また、和了牌が「四萬」又は「七萬」である場合には混一色役だけであり、和了点数は3900点であるが、和了牌が「一萬」である場合にはさらに2飜役である一気通貫役が加わり、和了点数は萬貫である8000点になる。
このような表示を行うことにより、初心者であっても和了を見逃すことを防止できる。
(b)に示した混一色がある聴牌と異なり聴牌した状態で何らの和了役がない(c)に示す手牌では和了は、他の対局者の明槓(ミンカン)牌で和了する搶槓(チャンカン)、最後の自摸牌で和了する海底摸月(ハイテーモーユエ)、最後の打牌で和了する河底撈魚(ホーテーラオユイ)以外には立直宣言しかない。
このような表示を行うことにより、初心者がリーチ宣言を見逃すことを防止できる。
聴牌している状態で他の対局者が打牌した牌、自摸牌が和了牌になりうるとき和了することができる。和了する場合には、和了したことを「ツモ」あるいは「ロン」と宣言して他の対局者に告知し、門前牌を含む手牌と和了牌を他の対局者に見せ、メクリ牌読取アンテナ53でメクリ牌を読み取ることにより、ドラ牌の有無を調べドラ牌116が表示されるとともにドラ牌の表示117がなされる。
ここに示す場合にはドラ牌116が手牌中にないことが確認され、和了点数115が計算され、5200点であると表示される。
カンが行われるとその都度メクリ牌が追加されるが、メクリ牌は読み取り後コンピュータに記憶されていればよいのでその都度1枚だけ読みとれればよいが、裏ドラは和了時に一時に読み取られるため、最大で合計4枚となる。そのため、メクリ牌読取アンテナは同時に最大4枚の牌を読み取ることができるようにすることが望ましい。
初心者にありがちな行為であるが、和了したときに和了牌を手牌の中に組み込んでしまうことがある。コンピュータは聴牌時の手牌を把握しているから、和了牌がどれであるかも把握することができる。しかし、このような行為が行われると他の対局者が符点及び和了役を確認することができなくなる。
図20(a)に実施例3の麻雀卓130の構成を示す。この説明では、実施例1及び実施例2の麻雀卓と共通し、特に再度の説明を要しない要素については、説明を省略する。
麻雀卓140の中央に設けられた操作・表示装置の周囲に設けられているホッパの下に対局者毎に4個の打牌読取基板48が設けられ、対局者毎の4個の打牌読取基板48の外側に対局者毎に4個の手牌読取基板131が配置され、麻雀卓枠132の他の対局者から読みとられない位置に個別表示装置が配置されており、さらに、麻雀卓枠132上に和了牌置き場133が設けられ、和了牌置き場133の下に和了牌読取基板134が配置されている。
裏ドラ牌も含めてドラ牌は最大で8枚と多くなるばかりでなく、ドラ牌用のメクリ牌はそれ自身ではなくその次の牌がドラ牌として和了点数に影響する。
そのため、メクリ牌は和了に関係する手牌及び和了牌とは区別して読み取ることが望ましい。
図21(a)に実施例4の麻雀卓140の構成を示すが、実施例1の麻雀卓と共通し、特に再度の説明を要しない要素については、説明を省略する。
麻雀卓140の中央に設けられた操作・表示装置の周囲に設けられているホッパの下に対局者毎に4個の打牌読取基板48が設けられ、対局者毎の4個の打牌読取基板48の外側に対局者毎に4個の手牌読取基板141が配置され、麻雀卓枠142の他の対局者から読みとられない位置に個別表示装置が配置されており、さらに、麻雀卓枠142上にメクリ牌置き場141が設けられ、メクリ牌置き場141の下にメクリ牌読取基板143が配置されている。
打牌は自摸,チー・ポン・カンの最終過程として行われるため、打牌される牌は1個であり、同時に複数の牌が打牌されることはない。
そのためには、牌の種類ではなく、内蔵されたICタグのIDを利用する。
図22(a)に実施例5の麻雀卓150の構成を示すが、実施例1及び実施例2の麻雀卓と共通し、特に再度の説明を要しない要素については説明を省略する。
麻雀卓150の中央に設けられた操作・表示装置の周囲に設けられているホッパの下に対局者毎に4個の小型の打牌読取基板151が設けられ、対局者毎の4個の打牌読取基板151の外側に対局者毎に4個の手牌読取基板47が配置され、麻雀卓枠の他の対局者から読みとられない位置に個別表示装置が配置されている。
チー・ポン・カンによって副露牌とされた刻子(コーツ),順子(シュンツ),槓子(
カンツ)は、刻子に自摸牌を加えて明槓子とする場合を除いてその組合せが変更されることはない。
したがって、副露牌の読み取りはチー・ポン・カンがあったときにだけ行えばよい。また、刻子に自摸牌を加えて明槓子とする場合にはその自摸牌をその時に読み取らせればよい。
そのためには、牌の種類ではなく、内蔵されたICタグのIDを利用する。
図23(a)に実施例6の麻雀卓160を示すが、実施例1及び実施例2の麻雀卓と共通し、特にさらなる説明を要しない要素については説明を省略する。
麻雀卓160の中央に設けられた操作・表示装置の周囲に設けられているホッパの下に対局者毎に4個の打牌読取基板48が設けられ、対局者毎の4個の打牌読取基板161の外側に対局者毎に4個の手牌読取基板161が配置され、麻雀卓枠の他の対局者から読みとられない位置に個別表示装置が配置されている。
実施例2では、ドラ牌用のメクリ牌読取アンテナが操作・表示装置の下に設けられているが、操作・表示装置の上にメクリ牌を置いて読み取らせるのはアンテナの形成が必ずしも容易とはいえない。
図24(a)に実施例7の麻雀卓170を示すが、実施例2の麻雀卓と共通し、再度の説明を特に要しない要素については、説明を省略する。
麻雀卓170の中央に設けられた操作・表示装置の周囲に設けられているホッパの下に対局者毎に4個の打牌読取基板48が設けられ、対局者毎の4個の打牌読取基板171の外側に対局者毎に4個の手牌読取基板121が配置され、麻雀卓枠の他の対局者から読みとられない位置に個別表示装置が配置されている。
図25に示すのは実施例8の麻雀卓の構成であり、図26に示すのは実施例8の麻雀卓の制御装置である。
麻雀卓180は、これまでに示した実施例の麻雀卓と異なり、個別表示装置を具えていない。
図25(a)に示した実施例8の麻雀卓180は、麻雀卓180の対局を行う場所である地の中央に操作・表示装置が設けられ、操作・表示装置の周囲に設けられているホッパの下に対局者毎に4個の打牌読取基板48が設けられ、対局者毎の4個の打牌読取基板48の外側に対局者毎に4個の手牌読取基板47が配置されている。
ホッパを有しない麻雀卓の場合には、打牌読取基板48と手牌読取基板47を一体とし、牌読取基板を1枚で構成することも可能である。
図26により、実施例8の麻雀卓の制御装置を説明する。
実施例8の麻雀卓は、全対局者共通の操作装置,各対局者別の操作装置,各対局者別の読取ユニット,全対局者共通の表示装置がコンピュータに接続されて制御される。
対局において、その時に打牌出来る対局者は1人だけである。自摸が行われたときには自摸をした対局者、ポン・チー・カンが行われたときには、ポン・チー・カンを行った対局者だけが打牌することができる。
しかし、現実には各々の対局者が他の対局者の打牌を確認する必要があるので、打牌読取アンテナは各対局者毎に配置することが望ましい。
一旦打牌置き場に置かれた打牌が打牌置き場から取り去られることでコンピュータはポン・チー・明カンが行われたことを把握し、打牌した対局者以外の対局者の門前牌から打牌と組み合わされる対子、搭子あるいは刻子が副露牌置き場に移動したことで、どの対局者がポン,チーあるいは明カンを行ったかが把握される。
したがって、副露牌読取アンテナを省略することができる。
聴牌状態の手牌と比較することによりその牌が和了牌であるかは明瞭であるから、コンピュータは門前牌を監視することにより、和了牌が門前牌中に組み込まれても、和了牌がどの牌であるかを判別することができる。
図27に、これらの事項を充足する実施例9の麻雀卓の構成を示す。
図27において、(a)に示すのは、読み取りアンテナの配置、(b)に示すのは、麻雀卓上面の表示例である。
門前牌読取アンテナ192は、和了したときの最大門前牌数18枚より若干多い、例えば余裕を持って20枚の門前牌を読み取ることが可能な大きさとされている。
自摸牌を打牌するときはそのまま打牌置き場196に置くと、打牌読取アンテナ193により牌種が読み込まれ、コンピュータのメモリに記憶される。
暗刻子が門前牌置き場194から副露牌置き場に移動することは暗槓以外にはないから、このことによりコンピュータは暗槓が行われたことを把握する。
暗刻子が門前牌から副露牌に移動して他の対局者の打牌と組み合わされることは明槓以外にはないから、このことによりコンピュータは明槓が行われたことを把握する。
一旦打牌置き場に置かれた打牌が打牌置き場から取り去られることでコンピュータはポン・チー・明カンのどれかが行われたことを把握し、打牌した対局者以外の対局者の門前牌から打牌と組み合わされる対子、搭子あるいは刻子が副露牌置き場に移動したことで、どの対局者がポン,チーあるいは明カンを行ったかを把握する。
そのため、実際には各対局者毎に打牌読取アンテナを配置し、それらを接続したものをコンピュータは1つの打牌読取アンテナとして扱う。
そのような事態を防止するために(b)に示すように門前牌読取アンテナの上面に設けられた和了牌置き場195を明示して設け、そこに和了牌を置く。
また、ドラ牌を手入力によらず共通のメクリ牌読取アンテナを用いる場合には、メクリ牌読取アンテナの上にメクリ牌置き場を明示してもよい。
さらに、副露牌は読み取りを行う必要がないため副露牌読取アンテナは不要であるが、同様に副露牌置き場を明示してもよい。
実施例9の麻雀卓は、(a)に示すように、全対局者共通の操作装置,各対局者別の読取ユニット,全対局者共通の打牌読取ユニット,全対局者共通の表示装置がコンピュータに接続されて制御される。
なお、共通のメクリ牌ユニットに代えて、各対局者別の読取ユニットにメクリ牌読取アンテナを設けることも可能である。
門前牌読取アンテナ192は、和了したときの最大門前牌数18枚より若干多い、例えば余裕を持って20枚の門前牌を読み取ることが可能な大きさとされている。
打牌された牌は、自摸前の門前牌に自摸牌を加えた中から打牌された後の門前牌を除いたものである。
コンピュータは山札からの自摸牌を知っており、自摸前の門前牌及び打牌後の門前牌も知っているから、打牌された牌を掌握することができ、その牌をコンピュータは記憶する。
実施例10の麻雀卓は、全対局者共通の操作装置,各対局者別の読取ユニット,全対局者共通の山札読取ユニット,全対局者共通の表示装置がコンピュータに接続されて制御される。
この地上面の表示は、図27(b)に示した実施例9の拡張した実施例である。
この出願に係る発明の麻雀卓により麻雀牌を読み取るためには読み取るべき麻雀牌を読取アンテナの上に確実に置く必要がある。
麻雀卓の対局を行う場所である地は一般的に緑色の均一のフェルトで構成されており、読み取り用のアンテナが配置された位置は漠然としている。
牌読取アンテナにより、置き場の許容範囲が大きい場合には、単なる外枠線のみあるいは着色部のみにより区分けすることもできる。
また、初心者の便のために、それぞれの牌置き場に置くべき牌の種類、すなわち、メンゼン牌,サラシ牌,アガリ牌,メクリ牌,ステ牌というような表示をする。
(b)に示すように、凹所から離れた位置に置いた門前牌223を読み取ることが可能なように門算牌読取アンテナを大きくすることにより、対局中に牌を見ることができるように麻雀卓枠から離れた位置に置いた場合でも門前牌読取アンテナによる読み取りと目視による読み取りが同時に可能である。
この突起を基準にして打牌242を置くことにより、読取アンテナの上に確実に置くことが容易になる。
この位置規制突起と併せて実施例9で示した牌単位の打牌置き場214を明示するとより効果的である。
(b)に示すのは各々の「東」牌のICタグのROMに書き込まれているIDである。
2バイトのIDを使用すると、65536枚の麻雀牌の識別が可能であり、1セットの麻雀牌を136枚で構成した場合に、481セットの麻雀牌の各々を識別することができる。
このロットの中ならば、どの様に組み合わせても全ての牌種を読み取ることが可能であるので、麻雀牌の破損、汚損、紛失,故障があっても補充が容易である。
また、打牌数と、チー・ポン・カンの数を関連づけることにより、海底摸月,河底撈魚,搶槓,嶺上開花という、自動判別が困難な和了役を検出することができる。
この麻雀卓は、麻雀ゲーム進行に関する全ての情報を一元的に管理することができ、ゲーム参加者の技量に応じて個別に助言をすることができるため、麻雀ゲームの基本的牌揃えルールである刻子,順子,槓子及び雀頭の組合せによる牌揃えさえできれば、どの様な初心者であっても麻雀ゲームを楽しむことができる、有用な麻雀卓である。
4,23,43 操作・表示装置
3,22,42,132,142,183,221,231 麻雀卓枠
7,50,192,251 門前牌読取アンテナ
8,52,162 副露読取アンテナ
9,53,122,172 メクリ牌読取アンテナ
10 打牌検出アンテナ
11,28,49,59 個別表示装置
44 共通表示装置
45 ホッパ
46 リフト
47,123,131,161,250 手牌読取基板
48,151,255 打牌読取基板
51,252 和了牌読取アンテナ
54,152、256 打牌読取アンテナ
60,70,75 麻雀牌
61 背面部
62 内部部材
63 印字面
64 ICチップ
65 基板
66,72,77 保護部材
67 アンテナ
80,81,82 操作スイッチ
85 サイコロ表示
86 山札表示
87 開門位置
88 メクリ牌
89 開門対
90 リーチ棒表示
91 持ち点表示
92 積み棒
100 手牌
101 風牌
102 手牌表示
103 風牌表示
104 チー可能表示
105 チー可能牌
106 門前牌
107 副露牌
108 待ち牌
109 聴牌表示
110 和了予定点数
113 和了牌
115 和了点数
116 ドラ牌
117 ドラ牌表示
119 カード
121,171 メクリ牌読取基板
143,171 メクリ牌読取基板
134 和了牌読取基板
152,214 打牌読取基板
194,211 門前牌置き場
195,212 和了牌置き場
196 打牌置き場
213 副露牌置き場
215 メクリ牌置き場
222,232 凹部
223,233 門前牌
240 操作・表示部
241 突起
242 打牌
260 麻雀牌ID読込装置
261 ID読取アンテナ
Claims (4)
- 各対局者が対局を行う場所である地と、前記地の周囲を囲む麻雀卓枠と、を有する麻雀卓であって、
前記麻雀卓枠内側に対局者毎に設けられた4箇所の凹所と、が設けられ、
前記各凹所は、門前牌と、副露牌と、前記門前牌と前記副露牌との間の和了牌と、を前記地の上に互いに区別して置けるように形成され、前記麻雀卓枠は、各対局者から見た、前記凹所の左端に門前牌を当接させて置き、かつ、前記凹所の右端に副露牌を当接させて置いたとき、各対局者の門前牌が左側の対局者の副露牌と接触しないように、前記対局者の凹所右端の面と前記右隣りの対局者の凹所左側の麻雀卓枠上端の面とが同一面により形成されている
ことを特徴とする麻雀卓。 - 前記4箇所の凹所内のそれぞれの前記地の上面には、対局者それぞれから見た、前記凹所の左端に門前牌置き場を、前記凹所の右端に副露牌置き場を、そして、当該門前牌置き場と当該副露牌置き場の間に和了牌置き場を、それぞれ他の対局者が目視可能に明示されている
ことを特徴とする請求項1記載の麻雀卓。 - 前記門前牌置き場、前記副露牌置き場、そして、前記和了牌置き場は、いずれも外枠線あるいは着色部により区分けされている
ことを特徴とする請求項2記載の麻雀卓。 - 前記門前牌置き場、前記副露牌置き場、そして、前記和了牌置き場には、それぞれに置くべき牌の種類が表示されている
ことを特徴とする請求項2又は3記載の麻雀卓。
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