JP2014219842A - 長尺物本数測定装置、長尺物本数測定方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 カメラ20a〜20cで撮像された元画像のそれぞれに対して画像処理を行って、鋼管10の夫々に対応する領域が相互に分離されて表現された2値化画像である補正後領域分離2値化画像1410a〜1410cを作成する。そして、補正領域分離2値化画像1410a〜1410cのうち、相互に隣接する領域分離2値化画像から、相互に対応するブロブ群1411b、1412a等を導出し、当該ブロブ群同士が合うように、領域分離2値化画像1410a〜1410cを合成して合成画像1510を作成する。この合成画像1510に基づいて鋼管10の本数を決定する。
【選択図】 図15
Description
このようにして段積みされた場合に、特許文献1に記載の技術で端面画像を撮像すると、撮像装置における撮像範囲に死角が生じることや、後退している鋼管に照明が届かないことにより、鋼管を認識することができない虞がある。
以上のように、段積みされている複数の長尺物の一部の先端が他の長尺物よりも後退した状態であっても、当該段積みされている複数の長尺物の本数を正確に測定する技術が望まれている。
<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態について説明する。
(長尺物の配置と長尺物を撮像するための装置の構成)
図1は、計数の対象となる複数の鋼管10と、当該複数の鋼管の端面の画像を撮像するための3つのカメラ20a〜20c(撮像装置)と、当該複数の鋼管10の端面を照明するための照明装置30a〜30fの配置の一例を示す図である。具体的に図1(a)は、複数の鋼管10及びカメラ20a〜20cをその側方向(X軸に沿う方向)から見た図であり、図1(b)は、カメラ20a〜20c及び照明装置30a〜30fをその正面から見た図であり、図1(c)は、複数の鋼管10の端面をその正面から見た図である。
また、図1(a)に示すように、複数の鋼管10は、少なくとも一端部にソケットが形成されたソケット付きの鋼管であり、それぞれ同一の仕様のものである。また、図1(a)に示すように、下から偶数段目にある鋼管10の端部であって、ソケットが形成されている側の端部の位置が、その上下の段の鋼管10(下から奇数段目にある鋼管10)のソケットの根元付近の位置になるように、1段おきに端部が後退した状態で複数の鋼管10が段積みされている。本実施形態では、このようにして段積みされた複数の鋼管10の、ソケットが形成されている側の端面の画像をカメラ20a〜20cで撮像する。
図1(a)に示すように、カメラ20a〜20c(のレンズ)は、複数の鋼管10の端面とZ軸方向において間隔を有して正対しており、複数の鋼管10のうち撮像範囲内にある鋼管10の端面のカラー静止画像を撮像する。
以下の説明では、カメラ20a〜20cにより撮像された「鋼管10の端面の画像」を必要に応じて「元画像」と称する。
図2は、長尺物本数測定装置100の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
長尺物本数測定装置100は、照明装置30a〜30fにより照明された複数の鋼管10の端面を、当該端面と正対する位置からカメラ20a〜20cによって撮像されることにより得られた画像(元画像)を画像処理して、複数の鋼管10の本数を自動的に計数するものである。
図2に示す長尺物本数測定装置100は、例えば、CPU、ROM、RAM、HDD、及び各種のインターフェースを備えたコンピュータ(例えばPC)を用いることにより実現することができる。以下に、長尺物本数測定装置100が有する機能の一例を説明する。尚、長尺物本数測定装置100とカメラ20a〜20cは、USBケーブル等により、相互に通信可能に接続されている。
鋼管抽出部101は、各カメラ20a〜20cで撮像された元画像のそれぞれに対して画像処理を行って、鋼管10の夫々に対応する領域が相互に分離されて表現された2値化画像である領域分離2値化画像を作成する。
図1に示すように、本実施形態では、計数対象の鋼管10の形状は、パイプ状である。そこで、本実施形態では、鋼管抽出部101は、本出願人が提案した特願2012−187969号明細書に記載の技術を利用して、各カメラ20a〜20cで撮像された元画像から、鋼管10の本数をカメラ20a〜20c毎に個別に計数する。以下に、特願2012−187969号明細書に記載の技術に基づいた鋼管抽出部101の構成及び処理の一例について説明する。
鋼管情報取得部101aは、スタックに保管されるべき鋼管10の管理本数と、当該鋼管10のパイプ径(ここでは、パイプ径が鋼管10の内径であるとする)とを含む鋼管情報を、上位コンピュータ200から取得する。このとき、鋼管情報取得部101aは、上位コンピュータ200に要求を行うことにより鋼管情報を取得しても、要求を行わずに上位コンピュータ200から鋼管情報を取得してもよい。この他、バーコードリーダにより読み取ったQRコード(登録商標)(2次元バーコード)に含まれる鋼管情報を取得してもよい。
元画像取得部101bは、カメラ20a〜20cで撮像された元画像を個別に取得する。
図4(a)において、黒で塗り潰されている領域が、論理「0」が割り当てられた領域であることを示し、白抜きの領域が、論理「1」が割り当てられた領域であることを示している。尚、このような2値化処理は、公知の技術で実現できるので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
図4(a)に示す例では、鋼管の中空部分に対応するブロブ411a〜411pと、鋼管10の隙間部分に対応するブロブ412a〜412nと、背景部分に対応するブロブ413と、が導出される。
図4に示す例では、ブロブ411nの形状及び大きさが、その他のブロブ411a〜411m、411o〜411pのものと異なることを示している。
鋼管判定部101gは、鋼管候補抽出部101fで設定された鋼管の候補(ブロブ411a〜411p)が、所望の鋼管10であるか否かを判定する。具体的に本実施形態では、鋼管の候補のそれぞれについて、以下の処理を行うようにしている。
図5は、鋼管の候補が鋼管10であるか否かを判定するための第1の処理の一例を概念的に説明する図である。図5では、鋼板の候補としてブロブ411aを例に挙げて説明する。
まず、鋼管判定部101gは、所定の2次元直交座標系(前述したように本実施形態では、地面に対して水平な方向の軸をX軸とし、地面に対して垂直な方向(高さ方向)の軸をY軸とする)を設定する。次に、鋼管判定部101gは、鋼管の候補のブロブ411aの重心Oを、2次元直交座標系の所定の座標(例えば原点)に配置する。次に、鋼管判定部101gは、ブロブ411aの中心Oを通り、且つ、X軸に平行な直線501を設定する(図5(a)を参照)。
次に、鋼管判定部101gは、ブロブaの重心Oを通り、且つ、Y軸に平行な直線を設定し、以上の処理と同様の処理を行う。この処理は、前述した処理の説明において、例えば、「Y軸」を「X軸」に置き換えることで実現できるので、この処理の詳細な説明を省略する。
以上の処理により、図5(d)に示すように、ブロブ411aに対して4つの接線(直線501〜504)が得られる。そして、鋼管判定部101gは、図5(e)に示すように、これら4つ接線で囲まれる矩形を、ブロブ411aに対して外接する矩形510として導出し、この矩形510のX軸方向(横)の長さa1とY軸方向(縦)の長さb1とを導出する。
第1の処理(図5を参照)では、ブロブ411aに対する4つの接線(直線501〜504)として、所定の2次元直交座標系のX軸及びY軸に平行な方向の接線を導出するようにした。これに対し、第2の処理では、図6(a)に示すように、鋼管判定部101gは、所定の2次元直交座標系のX軸及びY軸に平行な直線のそれぞれを、所定の方向(図6では時計回りの方向)に22[°]傾けた直線601又は602に平行な4つの直線を、ブロブ411aに対する4つの接線として導出する。そして、鋼管判定部101gは、これら4つ接線で囲まれる矩形を、ブロブ411aに対して外接する矩形610として導出し、この矩形610について、X軸方向に対して所定の方向に22[°]傾いた辺(横)の長さa2と、Y軸方向に対して所定の方向に22°傾いた辺(横)の長さb2とを導出する。
以上のような第2、第3の処理は、それぞれ、鋼管の候補のブロブ411aの重心Oを、前述した2次元直交座標系の所定の座標(例えば原点)に配置した後、前述した第1の処理の説明において、例えば、「X軸の方向」を「X軸方向に対して時計回りの方向に22[°]、44[°]傾いた方向」とし、「Y軸の方向」を「Y軸方向に対して時計回りの方向に22[°]、44[°]傾いた方向」とすることで実現できるので、これら第2、第3の処理の詳細な説明を省略する。
以上のようにして、鋼管の候補となるブロブ411aに対して外接する複数の矩形510、610、620を導出することができる。尚、以下の説明では、X軸、Y軸に対する角度を、必要に応じて、傾き角度と称する。
鋼管の候補となるブロブ411が真円に近ければ、図5(e)、図6に示すように、当該ブロブ411に対して外接する複数の矩形の各辺の長さは、それ程変わらない。一方、鋼管の候補となるブロブ411が真円からずれるようになると、図7に示すように、当該ブロブ411に対して外接する複数の矩形の各辺の長さは、矩形毎に異なることになる。
a1×0.8<b1<a1×1.2 ・・・(1)
b1×0.8<a1<b1×1.2 ・・・(2)
a2×0.8<b2<a2×1.2 ・・・(3)
b2×0.8<a2<b2×1.2 ・・・(4)
a3×0.8<b3<a3×1.2 ・・・(5)
b3×0.8<a3<b3×1.2 ・・・(6)
{(a1+b1)/2]2×π×0.8<{(a2+b2)/2]2×π<{(a1+b1)/2]2×π×1.2 ・・・(7)
{(a1+b1)/2]2×π×0.8<{(a3+b3)/2]2×π<{(a1+b1)/2]2×π×1.2 ・・・(8)
尚、図4に示す例では、ブロブ411a〜411m、411o〜411pについては、鋼管判定条件式を満たし、その他のブロブ411nについては、鋼管判定条件式を満たさないものとする(図5〜図7を参照)。
図8は、領域分離2値化画像の一例を示す図である。前述したように、図4に示す例では、ブロブ411a〜411pのうち、ブロブ411a〜411m、411o〜411pが所望の鋼管に対応するものとなる。そこで、領域分離2値化画像作成部101hは、2値化元画像410のブロブ411a〜411m、411o〜411pの領域の画素に論理「1」をその他の領域の画素に論理「0」を割り当てて、領域分離2値化画像810を生成する。このようにして、複数の鋼管10の1つ1つに対応するブロブが、相互に分離された状態になる。以下の説明では、このような複数の鋼管10の1つ1つに対応するブロブを必要に応じて鋼管対応ブロブ(長尺物対応ブロブ)と称する。
図9(a)に示す領域分離2値化画像810aは、カメラ20aにより得られた元画像から作成されたものであり、図9(b)に示す領域分離2値化画像810bは、カメラ20bにより得られた元画像から作成されたものであり、図9(c)に示す領域分離2値化画像810cは、カメラ20cにより得られた元画像から作成されたものである。尚、図8は、図9(c)に示すものと同じである。すなわち、図4〜図8は、カメラ20cにより得られた元画像に対する処理を説明するものである。尚、領域分離2値化画像810a、810b、810cと、それらの基となる元画像の撮像範囲はそれぞれ同じである。また、ここでも、表記の都合上、図1に示した鋼管の一部についての領域分離2値化画像810を示している。また、図9以降では、表記の都合上、2値化画像についても輪郭のみを示す。
図2の説明に戻り、間隔導出部102は、領域分離2値化画像810において、X軸方向に並ぶn個以上の鋼管対応ブロブの間隔であって、相互に隣接する鋼管対応ブロブの間隔の、当該n個以上の鋼管対応ブロブのX軸方向の全体の長さに対する割合(間隔割合)を導出する。以下に、間隔導出部102の具体的な処理の一例を説明する。間隔導出部102は、鋼管抽出部101により得られた全ての領域分離2値化画像810に対して以下の処理を個別に行う。
図10は、ブロブ群を設定する方法の一例を説明する図である。ここでは、図9(a)に示す領域分離2値化画像810aからブロブ群を抽出する場合を例に挙げて説明する。
間隔導出部102は、領域分離2値化画像810aに含まれる全ての鋼管対応ブロブ1001a〜1001qのY軸方向の最大値1002a〜1002qと最小値1003a〜1003qを導出する。
次に、間隔導出部102は、各ブロブ群の両端の2つの鋼管対応ブロブの重心を相互に接続する直線と、X軸方向とのなす角度θを導出する。図12は、各ブロブ群の両端の2つの鋼管対応ブロブの重心を相互に接続する直線と、X軸方向とのなす角度θの一例を示す図である。ここでは、図11に示す第1のブロブ群を例に挙げて説明する。尚、説明の都合上、図12では、第1のブロブ群の両端の2つの鋼管対応ブロブ1001a、1001fの重心1101a、1101fを相互に接続する直線1102aを水平方向(X軸方向)に対して大きく傾けて示す。
そして、間隔導出部102は、各ブロブ群の両端の2つの鋼管対応ブロブの重心を相互に接続する直線と、X軸方向とのなす角度θの算術平均値を、各ブロブ群のX軸方向に対する傾きとして導出する。図11に示す例では、3つのブロブ群があり、角度θが3つ導出されるので、これら3つの角度の算術平均値が導出される。
まず、間隔導出部102は、第1のブロブ群のX軸方向における両端の鋼管対応ブロブ1001a、1001fの重心1101a、1101fの長さWを導出する。次に、間隔導出部102は、第1のブロブ群のX軸方向における両端以外の鋼管対応ブロブ1001b〜1001eの重心1101b〜1101eを導出する。次に、間隔導出部102は、第1のブロブ群の相互に隣接する2つの鋼管対応ブロブ1001の間隔D1〜D5を導出する。そして、間隔導出部102は、各間隔D1〜D5を長さWで割ることにより、間隔割合(=D1/W、D2/W、D3/W、D4/W、D5/W)を導出する。
間隔導出部102は、例えば、CPU、ROM、及びRAMを用いることにより実現される。尚、間隔割合の単位は百分率[%]であっても無次元[−]であってもよい。
合成位置判定部103は、相互に隣接する2つの補正後領域分離2値化画像(ブロブ群の傾きが補正された領域分離2値化画像)を合成する位置を決定する。
図14は、相互に隣接する2つの補正後領域分離2値化画像を合成する位置を決定する方法の一例を説明する図である。図14に示す補正後領域分離2値化画像1410aは、図9(a)に示す領域分離2値化画像810a(カメラ20aにより得られた元画像)に対応し、補正後領域分離2値化画像1410bは、図9(b)に示す領域分離2値化画像810b(カメラ20bにより得られた元画像)に対応する。ここでは、図14に示す補正後領域分離2値化画像1410a、1410bを合成する位置を決定する場合を例に挙げて説明する。尚、図14の補正後領域分離2値化画像1410bの破線は、X軸方向に並ぶn個以上の鋼管対応ブロブが並んでいないため、間隔導出部102によりブロブ群として設定されなかった鋼管対応ブロブを仮想的に表す。
そして、この判定を、補正後領域分離2値化画像1410aに含まれるブロブ群と補正後領域分離2値化画像1410bに含まれるブロブ群との全ての組み合わせについて行っても、鋼管対応ブロブの数が同じブロブ群の組み合わせがない場合、合成位置決定部103は、補正後領域分離2値化画像1410a、1410bを合成することができないと判定する。
一方、位置合わせ候補のブロブ群の組み合わせが1つだけ得られた場合、合成位置決定部103は、当該ブロブ群の組み合わせを、位置合わせを行うブロブ群として決定する。
そして、合成位置決定部103は、補正後領域分離2値化画像1410aに含まれる位置合わせ候補のブロブ群から選択した2つのブロブ群のペアのY軸方向の間隔を導出する。同様に、合成位置決定部103は、補正後領域分離2値化画像1410bに含まれる位置合わせ候補のブロブ群から選択した2つのブロブ群のペアのY軸方向の間隔を導出する。そして、合成位置決定部103は、導出したY軸方向の間隔が所定の範囲内で一致するか否かを判定する。
このような判定を、補正後領域分離2値化画像1410a、1410bに含まれる位置合わせ候補のブロブ群から選択し得るブロブ群のペアの全ての組み合わせについて行う。そして、全ての組み合わせについてこのような判定を行った結果、全ての組み合わせにおいてY軸方向の間隔が所定の範囲内で一致する場合、合成位置決定部103は、位置合わせ候補のブロブ群を、位置合わせを行うブロブ群として決定し、そうでない場合、合成位置決定部103は、補正後領域分離2値化画像1410a、1410bを合成することができないと判定する。
尚、Y軸方向の間隔としては、例えば、補正後領域分離2値化画像1410a、1410bにおける、ブロブ群の両端の2つの鋼管対応ブロブの重心を相互に接続する直線(図11の直線1102a、1102b、1102cを参照)の間隔を採用することができる。
以上の処理を、図9(b)に示す領域分離2値化画像810b(カメラ20bにより得られた元画像)に対応する補正後領域分離2値化画像1410bと、図9(c)に示す領域分離2値化画像810c(カメラ20cにより得られた元画像)に対応する補正後領域分離2値化画像1410bについても行う。
合成位置決定部103は、例えば、CPU、ROM、及びRAMを用いることにより実現される。
画像合成部104は、合成位置決定部103により決定された、位置合わせを行うブロブ群の位置に基づいて、相互に隣接する補正後領域分離2値化画像を合成する。
図15は、補正後領域分離2値化画像を合成して表示する方法の一例を説明する図である。
図15において、補正後領域分離2値化画像1410a、1410b、1410cは、図9(a)、図9(b)、図9(c)に示す領域分離2値化画像810a、810b、810c(カメラ20a、20b、20cにより得られた元画像)に対応する。すなわち、補正後領域分離2値化画像1410a、1410bが相互に隣接するものであり、補正後領域分離2値化画像1410b、1410cが相互に隣接するものである。ここでは、これらの補正後領域分離2値化画像1410a、1410b、1410cを合成する場合を例に挙げて説明する。
本実施形態では、画像合成部104は、補正後領域分離2値化画像1410bに含まれるブロブ群のうち、合成位置決定部103により決定された位置合わせを行うブロブ群のX軸方向における両端の鋼管対応ブロブの重心の長さ(図13の長さWを参照)の算術平均値を導出する。以下の説明では、この長さを必要に応じて基準長さと称する。
同様に、画像合成部104は、補正後領域分離2値化画像1410a、1410cに含まれるブロブ群のうち、合成位置決定部103により決定された位置合わせを行うブロブ群のX軸方向における両端の鋼管対応ブロブの重心の長さの算術平均値をそれぞれ導出する。以下の説明では、この長さを必要に応じて比較対象長さと称する。
同様に、画像合成部104は、補正後領域分離2値化画像1410cにおける比較対象長さと基準長さとの比に応じて、補正後領域分離2値化画像1410bの大きさに合うように、補正後領域分離2値化画像1410cの大きさを拡縮する。
このように補正後領域分離2値化画像1410a、1410cの大きさを補正後領域分離2値化画像1410bの大きさに合うように拡縮することにより、カメラ20a、20b、20cのZ軸方向の位置のずれ等を補正することができる。
画像合成部104は、例えば、CPU、ROM、及びRAMを用いることにより実現される。
本数決定部105は、画像合成部104で得られた合成画像1510に基づいて、鋼管の本数を決定する。
合成画像1510は、3つの補正後領域分離2値化画像1410a〜1410cを合成したものであるので、同じ鋼管に対応する複数の鋼管対応ブロブが存在することがある。そこで、本数決定部105は、合成画像1510に含まれる鋼管対応ブロブのうち、所定の割合以上、相互に重複している鋼管対応ブロブを、1つを残して削除する。このときに残す鋼管対応ブロブは、例えば、3つの補正後領域分離2値化画像1410a〜1410cに対して予め定められた優先順に従って決めることができる。ここでは、基準となる補正後領域分離2値化画像1410bにおける鋼管対応ブロブを優先的に残すようにする。そして、本数決定部105は、最終的に合成画像1510に残っている鋼管対応ブロブの数を、鋼管10の本数として決定する。
本数決定部105は、例えば、CPU、ROM、及びRAMを用いることにより実現される。
出力画像作成部106は、本数決定部105により鋼管の数を決定する際に使用された鋼管対応ブロブを、カメラ20bで撮像された元画像に合成した画像と、本数決定部105で決定された鋼管10の本数とを含む出力画像1520を表示するための表示データを作成する。鋼管対応ブロブが所定の色で着色されるようにする(図15の最下段に示す黒塗りの部分と「22」と示されている部分を参照)。
また、出力画像作成部106は、合成位置決定部103により、補正後領域分離2値化画像を合成することができないと判定されると、鋼管10の本数を計数することができなかった旨の情報を表示するための表示データを作成する。
出力画像作成部106は、例えば、CPU、ROM、及びRAMを用いることにより実現される。
[出力画像出力部107]
出力画像出力部107は、出力画像作成部106により作成された表示データを、表示装置に出力する。これにより、長尺物本数測定装置100に接続された表示装置(コンピュータディスプレイ)に鋼管10の本数を含む出力画像が表示される。
出力画像出力部107は、例えば、CPU、ROM、RAM、及び通信インターフェースを用いることにより実現される。
次に、図16のフローチャートを参照しながら、長尺物本数測定装置100の動作の一例を説明する。尚、ここでは、長尺物本数測定装置100は、カメラ20a〜20cで撮像された元画像と、鋼管情報を既に取得しているものとして説明を行う。
まず、ステップS1601において、鋼管抽出部101は、カメラ20a〜20cで撮像された3つの元画像の1つを選択する。
次に、ステップS1602において、鋼管抽出部101は、ステップS1601で選択した元画像から、領域分離2値化画像810a、810b又は810cを作成する(図9を参照)。
そして、カメラ20a〜20cで撮像された3つの元画像の全てを選択すると、ステップS1604に進む。ステップS1604に進むと、間隔導出部102は、3つの領域分離2値化画像810a、810b、810cの1つを選択する。
次に、ステップS1606において、間隔導出部102は、各ブロブ群のX軸方向に対する傾きを導出する。ここでは、各ブロブ群の両端の2つの鋼管対応ブロブの重心を相互に接続する直線と、X軸方向とのなす角度θの算術平均値を、各ブロブ群のX軸方向に対する傾きとする(図12を参照)。
次に、ステップS1608において、間隔導出部107は、傾きが補正された後の各ブロブ群の間隔割合を導出する。ここでは、各間隔D1〜D5を長さWで割った値(=D1/W、D2/W、D3/W、D4/W、D5/W)を間隔割合とする(図13を参照)。
次に、ステップS1609において、間隔導出部107は、3つの領域分離2値化画像810a、810b、810cの全てを選択したか否かを判定する。この判定の結果、3つの領域分離2値化画像810a、810b、810cの全てを選択していない場合には、ステップS1604に戻る。そして、3つの領域分離2値化画像810a、810b、810cの全てについて、各ブロブ群の間隔割合を導出するまで、ステップS1604〜S1609の処理を繰り返し行う。
次に、ステップS1611において、合成位置決定部103は、ステップS1610で選択した2つの補正後領域分離2値化画像のうち、一方の補正後領域分離2値化画像(例えば、補正後領域分離2値化画像1410a)に含まれるブロブ群を1つ選択する。
次に、ステップS1612において、合成位置決定部103は、ステップS1610で選択した2つの補正後領域分離2値化画像のうち、他方の補正後領域分離2値化画像(例えば、補正後領域分離2値化画像1410b)に含まれるブロブ群を1つ選択する。
一方、ステップS1611、S1612で選択したブロブ群に属する鋼管対応ブロブの数が同じである場合には、ステップS1614に進む。ステップS1614に進むと、ステップS1611、S1612で選択したブロブ群の間隔割合が所定の範囲内で一致するか否かを判定する。この判定の結果、ステップS1611、S1612で選択したブロブ群の間隔割合が所定の範囲内で一致しない場合には、ステップS1615を省略して後述するステップS1616に進む。
ステップS1616に進むと、合成位置決定部103は、ステップS1610で選択した2つの補正後領域分離2値化画像のうち、他方の補正後領域分離2値化画像に含まれるブロブ群の全てを選択したか否かを判定する。この判定の結果、ステップS1610で選択した2つの補正後領域分離2値化画像のうち、他方の補正後領域分離2値化画像に含まれるブロブ群の全てを選択していない場合には、図16−1のステップS1612に戻る。
ステップS1617に進むと、合成位置決定部103は、ステップS1610で選択した2つの補正後領域分離2値化画像のうち、一方の補正後領域分離2値化画像に含まれるブロブ群の全てを選択したか否かを判定する。この判定の結果、ステップS1610で選択した2つの補正後領域分離2値化画像のうち、一方の補正後領域分離2値化画像に含まれるブロブ群の全てを選択していない場合には、図16−1のステップS1611に戻る。そして、一方の補正後領域分離2値化画像のブロブ群と、他方の補正後領域分離2値化画像のブロブ群の全ての組み合わせが、位置合わせ候補のブロブ群になるか否かを判定するまで、ステップS1611〜ステップS1617の処理を繰り返し行う。そして、ステップS1610で選択した2つの補正後領域分離2値化画像のうち、一方の補正後領域分離2値化画像に含まれるブロブ群の全てを選択すると、ステップS1618に進む。
一方、位置合わせ候補のブロブ群の組み合わせがある場合には、ステップS1620に進む。ステップS1620に進むと、合成位置決定部103は、位置合わせ候補のブロブ群の組み合わせが複数あるか否かを判定する。この判定の結果、位置合わせ候補のブロブ群の組み合わせが複数ある場合には、後述するステップS1631に進む。
次に、図16−3のステップS1622において、合成位置決定部103は、補正後領域分離2値化画像1410a、1410b、1410cのうち、相互に隣接する2つの補正後領域分離2値化画像の組み合わせを全て選択したか否かを判定する。この判定の結果、相互に隣接する2つの補正後領域分離2値化画像の組み合わせを全て選択していない場合には、図16−1のステップS1610に戻る。そして、相互に隣接する2つの補正後領域分離2値化画像の組み合わせの全てについて、位置合わせを行うブロブ群を決定するまで、ステップS1610〜S1622の処理を繰り返し行う。
次に、ステップS1624において、画像合成部104は、ステップS1523で選択した領域分離2値化画像1410a又は1410bを、基準となる補正後領域分離2値化画像1410bの大きさに合わせて拡縮する。
そして、基準となる補正後領域分離2値化画像1410b以外の補正後領域分離2値化画像1410a、1410bの全てを選択すると、ステップS1626に進む。ステップS1626に進むと、画像合成部104は、大きさが拡縮された補正後領域分離2値化画像1410a、1410bと基準となる補正後領域分離2値化画像1410bとを、それらの位置合わせを行うブロブ群の位置が可及的に近くなるようにそれぞれ合成して合成画像1510を作成する(図15の最上段及び中段の図を参照)。
次に、ステップS1628において、本数決定部105は、最終的に合成画像1510に残っている鋼管対応ブロブの数を、鋼管10の本数として決定する。
次に、ステップS1629において、出力画像作成部106は、本数決定部105により鋼管の数を決定する際に使用された鋼管対応ブロブを、カメラ20bで撮像された元画像に合成した画像と、本数決定部105で決定された鋼管10の本数とを含む出力画像1520を表示するための表示データを作成する。
そして、ステップS1630において、出力画像出力部107は、ステップS1629で作成された表示データを、表示装置に出力する(図15の最下段の図を参照)。そして、図16のフローチャートによる処理を終了する。
ステップS1631に進むと、合成位置決定部103は、ステップS1610で選択された2つの補正後領域分離2値化画像のうち、一方の補正後領域分離2値化画像に含まれる位置合わせ候補のブロブ群から、2つのブロブ群(ブロブ群のペア)を選択する。
次に、ステップS1632において、合成位置決定部103は、ステップS1610で選択された2つの補正後領域分離2値化画像のうち、他方の補正後領域分離2値化画像に含まれる位置合わせ候補のブロブ群から、ステップS1631に対応する2つのブロブ群(ブロブ群)を選択する。
次に、図16−3のステップS1634において、合成位置決定部103は、ステップS1631で選択した2つのブロブ群のY軸方向の間隔と、ステップS1632で選択した2つのブロブ群のY軸方向の間隔とが所定の範囲内で一致するか否かを判定する。この判定の結果、ステップS1631で選択した2つのブロブ群のY軸方向の間隔と、ステップS1632で選択した2つのブロブ群のY軸方向の間隔とが所定の範囲内で一致しない場合には、ステップS1635に進む。ステップS1635に進むと、出力画像作成部106は、鋼管10の本数を計数することができなかった旨の情報を表示するための表示データを作成する。そして、出力画像出力部107は、当該表示データを、表示装置に出力してエラー表示を行う。そして、図16のフローチャートによる処理を終了する。
この判定の結果、ステップS1610で選択された2つの補正後領域分離2値化画像のうち、一方の補正後領域分離2値化画像に含まれる位置合わせ候補のブロブ群から、2つのブロブ群の組み合わせを全て選択していない場合には、図16−2のステップS1631に戻る。そして、一方の補正後領域分離2値化画像に含まれる位置合わせ候補の2つのブロブ群の全ての組み合わせと、それらの組み合わせに対応する2つのブロブ群であって、他方の補正後領域分離2値化画像に含まれる位置合わせ候補の2つのブロブ群の全ての組み合わせと、のそれぞれについてY軸方向の間隔が所定の範囲内で一致するか否かを判定するまで、ステップS1631〜S1636の処理を繰り返し行う。
以上のように本実施形態では、カメラ20a〜20cで撮像された元画像のそれぞれに対して画像処理を行って、鋼管10の夫々に対応する領域が相互に分離されて表現された2値化画像である補正後領域分離2値化画像1410a〜1410cを作成する。そして、補正領域分離2値化画像1410a〜1410cのうち、相互に隣接する領域分離2値化画像から、相互に対応するブロブ群1411b、1412a等を導出し、当該ブロブ群同士が合うように、領域分離2値化画像1410a〜1410cを合成して合成画像1510を作成する。この合成画像1510に基づいて鋼管10の本数を決定する。したがって、カメラ20a〜20cの死角となる領域を、他のカメラ20a〜20cで得られる元画像で補うことができると共に、カメラ20a〜20cで得られた元画像において照明が十分に当たらずに十分な輝度が得られていない元画像の領域を、他のカメラ20a〜20cで得られる元画像で補うことができる。したがって、段積みされている複数の鋼管の一部の先端が他の鋼管よりも後退した状態であっても、当該段積みされている複数の鋼管の本数を自動的に且つ正確に測定することができる。
本実施形態では、本数決定部105により鋼管の数を決定する際に使用された鋼管対応ブロブを、カメラ20bで撮像された元画像に合成する場合を例に挙げて説明した(ステップS1629)。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。その一例を以下に説明する。
まず、本数決定部105は、前述したように、画像合成部104で得られた合成画像1510に含まれる鋼管対応ブロブのうち、所定の割合以上、相互に重複している鋼管対応ブロブを、1つを残して削除する。
次に、本数決定部105は、拡大し終えた鋼管対応ブロブに外接する矩形を導出し、導出した矩形を、その重心の位置を変えずに所定の長さだけ拡大させる(図17の最下段の図の破線を参照)。
次に、本数決定部105は、合成画像をY軸方向において3等分した3つの領域のうち、最も上にある領域1710aに対応する座標を、矩形内の鋼管対応ブロブの位置から割り出し、割り出した座標の範囲にある部分を、最も上に配置されたカメラ20aで撮像された元画像から抽出する。同様に、本数決定部105は、真ん中にある領域1710bに対応する座標を、矩形内の鋼管対応ブロブの位置から割り出し、割り出した座標の範囲にある部分を、真ん中に配置されたカメラ20bで撮像された元画像から抽出し、さらに、最も下にある領域1710cに対応する座標を、矩形内の鋼管対応ブロブの位置から割り出し、割り出した座標の範囲にある部分を、最も下に配置されたカメラ20cで撮像された元画像から抽出する。そして、本数決定部105は、抽出した画像を張り合わせ、当該張り合わせた画像に、本数決定部105により鋼管の数を決定する際に使用された鋼管対応ブロブを合成する。以上のようにして、鋼管対応ブロブを元画像に合成してもよい。
また、パイプ判定条件式は、前述したもの((1)式〜(8)式)に限定されない。
また、前述したように、ブロブの中から、鋼管10とは明らかに異なるものを排除するのが好ましいが、必ずしも鋼管10とは明らかに異なるものを排除する必要はない。このようにした場合には、鋼管候補抽出部101f、鋼管判定部101g、及び領域分離2値化画像作成部101hが不要になり、ブロブ処理部101eで得られた結果から、領域分離2値化画像が得られる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。前述した第1の実施形態では、計数対象の鋼管10がパイプ状である場合を例に挙げて説明した。これに対し、本実施形態では、端面が開口していない状態であり且つ所定の色で着色されている状態の長尺物である場合を例に挙げて説明する。このようなものの一例として、端面にキャップがつけられた鋼管や、端面が地色と異なる所定の色で着色された棒鋼等がある。
前述したように、本実施形態では、キャップの色は赤色である。よって、端面色情報取得部1801aは、端面色情報として赤色であることを示す情報を取得する。
図19は、色空間要素選択テーブルの一例を示す図である。
図19に示すように、色空間要素選択テーブル1900には、色と、第1の色空間要素と、第2の色空間要素とが相互に関連付けられて登録されている。
また、「第1の色空間要素」、「第2の色空間要素」は、後述するようにして元画像取得部1801cにより取得される画像から選択する「色空間の要素」を示す。
「第1の色空間要素」としては、鋼管の端面(キャップ)の領域の色(端面色情報により特定される色)である場合と、鋼管(キャップ)の背景の色である場合とで(可及的に大きく)異なる値をとる要素が予め設定される。
「第2の色空間要素」としては、鋼管の端面(キャップ)の領域の色(端面色情報により特定される色)であるときの値と、それらの間の隙間の領域の色(ここでは黒色)であるときの値との差が第1の色空間要素におけるものよりも大きくなる要素が予め設定される。また、「第2の色空間要素」としては、鋼管の端面(キャップ)の色のムラによって値が大きく変化しない要素が好ましい。
前述したように、本実施形態では、キャップの色が赤色であるので、端面色情報により特定される色は赤色である。よって、色空間要素選択部1801bは、色空間要素選択テーブル1900から、第1の色空間要素としてCIE Lab色空間のa*を、第2の色空間要素としてRGB色空間のRを、それぞれ選択する。
前述したように、第1の色空間要素は、鋼管の端面(キャップ)の領域の色(端面色情報により特定される色)である場合と、鋼管(キャップ)の背景の色である場合とで異なる値をとる要素である。よって、図20に示すように、赤色であるキャップの領域(キャップが写し出されている領域)の画素値が、他の赤色以外の色の領域の画素値と(大きく)異なる第1のグレースケール画像2000が得られる。
図21に示すように、グレースケール2値化画像600では、概ね、キャップの領域に論理「1」が割当てられ(図21のグレーで塗りつぶされている領域を参照)、且つ、それ以外の領域に論理「0」が割当てられる(図21の白色の領域を参照)。
尚、2値化処理の前にシェーディング補正を行うようにしてもよい。
以下の説明では、隙間補完後2値化画像作成部1801fにより画素値が変更されたグレースケール2値化画像を、必要に応じて「隙間補完後2値化画像」と称する。
図22は、隙間補完後2値化画像の一例を示す図である。図22に示す隙間補完後2値化画像2200は、図21に示したグレースケール2値化画像2100から得られたものである。
図22に示すように、図21に示したグレースケール2値化画像2200において、グレーで塗りつぶされている領域(画素値が「1」の領域)に囲まれている白色の領域(画素値が「0」の領域)がグレーで塗りつぶされる(画素値が「0」から「1」に変更される)。このようにすることによって、端面色情報により特定される色(ここでは赤色)が存在する領域(すなわちキャップが存在する一纏まりの領域)を他の領域と明確に区別することができる。
前述したように、第2の色空間要素は、色のムラによって値が大きく変化せず、且つ、鋼管の端面(キャップ)の領域の色(端面色情報により特定される色)であるときの値と、それらの間の隙間の領域の色(ここでは黒色)であるときの値との差が第1の色空間要素におけるものよりも大きくなる要素である。よって、図23に示すように、第2のグレースケール画像2300では、元画像に対し、赤色であるキャップの領域の画素値の差が小さくなり(色むらが低減され)、且つ、キャップの領域の画素値とそれらの隙間の領域の画素値との差が大きくなる。
図24は、計数対象領域抽出画像2400の一例を示す図である。図24に示す計数対象領域抽出画像2400は、図22に示した隙間補完後2値化画像2200と、図23に示した第2のグレースケール画像2300とから得られたものである。
図25は、計数対象領域2値化画像の一例を示す図である。図25に示す計数対象領域2値化画像2500は、図24に示した計数対象領域抽出画像2400から得られたものである。前述したように、計数対象領域抽出画像2500では、キャップの領域の画素値の差が小さくなり、且つ、キャップの領域の画素値とそれらの隙間の領域の画素値との差が大きくなる。よって、計数対象領域抽出画像2500を2値化すると、キャップの領域と、それらの間の領域とを明確に区別することができる。
まず、領域分離部1801jは、画素値が「1」である画素と、当該画素に対し縦、横及び斜めの何れかで隣接する画素であって、画素値が「1」である画素とを1つの領域とすることを計数対象領域2値化画像のそれぞれの画素について行う。これにより、画素値が「1」である画素により構成される閉領域であって、当該外縁の画素に接する画素の少なくとも1つが、画素値が「0」である画素となる閉領域(所謂ブロブ)が導出される。図25に示す例では、計数対象領域2値化画像2500において、グレーで表示されている領域が導出される。
次に、ブロブ処理部1801kは、導出した各ブロブに対してラベリング処理(番号の割り振り)を行う。
図27は、領域分離2値化画像の一例を示す図である。この領域分離2値化画像2700により、個々のキャップの領域(16個の領域)が他のキャップの領域と分離され明確に区別される(すなわち、個々のキャップの領域(16個の領域)が単独で存在するようになる)。領域分離2値化画像2700においてグレーで示しているブロブが鋼管対応ブロブになる。
以上のようにして鋼管対応ブロブが得られた後の処理は、第1の実施形態と同じであるので、その詳細な説明を省略する。
そして、以上のようにして鋼管抽出部1801を構成することにより、計数の対象となる鋼管の端面が開口していない場合であっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本実施形態では、本数を計測する対象となる長尺物の端面の形状が円形である場合を例に挙げて説明した。しかしながら、本数を計測する対象となる長尺物の端面の形状は、撮像を行う端面側において、相互に隣接する長尺物の間の少なくとも一部に隙間が形成されるように段積みされる長尺物であればよい。本数を計測する対象となる長尺物の端面の形状は、例えば、楕円形、多角形、段付鋼管のようなレモン型の形状等であってもよい。
また、第1の色空間要素、第2の色空間要素は、前述したものに限定されない。長尺物の端面の色に応じて、例えば、CIE 1976 L*u*v*色空間の要素や、CIE XYZ色空間の要素を第1の色空間要素、第2の色空間要素として採用することができる。
また、本実施形態においても第1の実施形態で説明した種々の変形例を採用することができる。
また、以上説明した本発明の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
20 カメラ
30 照明装置
40 バンド
100 長尺物本数測定装置
101、1801 鋼管抽出部
102 間隔導出部
103 合成位置決定部
104 画像合成部
105 本数決定部
106 出力画像作成部
107 出力画像出力
410 2値化元画像
411 ブロブ
810 領域分離2値化画像
1410 補正後領域分離2値化画像
1411、1412 ブロブ群
1510 合成画像
1520 出力画像
Claims (15)
- 段積みされている複数の長尺物の端面を含む領域が、相互に間隔を有する複数の位置でそれぞれ撮像されることにより得られた複数の元画像を画像処理した結果に基づいて前記複数の長尺物の本数を測定する長尺物測定装置であって、
前記複数の位置のうち相互に間隔を有して隣接する位置で撮像された2つの前記元画像に、前記複数の長尺物の少なくとも一部が共通して含まれるように、前記複数の位置でそれぞれ撮像された複数の前記元画像を取得する元画像取得手段と、
前記元画像取得手段により取得された前記複数の元画像のそれぞれから、前記長尺物の端面に対応するブロブである長尺物対応ブロブであって相互に分離された長尺物対応ブロブにより表現された2値化画像である領域分離2値化画像を作成する領域分離2値化画像作成手段と、
前記領域分離2値化画像導出手段により導出された前記領域分離2値化画像のうち、相互に間隔を有して隣接する位置で撮像された2つの前記元画像から得られた2つの前記領域分離2値化画像に含まれる長尺物対応ブロブを比較した結果に基づいて、当該2つの領域分離2値化画像における位置合わせの基準となる長尺物対応ブロブを、前記領域分離2値化画像作成手段により作成された前記領域分離2値化画像のそれぞれについて決定する合成位置決定手段と、
前記合成位置決定手段により決定された長尺物対応ブロブを位置合わせの基準として、前記相互に間隔を有して隣接する位置で撮像された2つの前記元画像から得られた2つの前記領域分離2値化画像を、前記領域分離2値化画像作成手段により作成された前記領域分離2値化画像のそれぞれについて合成した合成画像を作成する画像合成手段と、
前記画像合成手段により作成された前記合成画像に基づいて、前記複数の長尺物の本数を決定する本数決定手段と、
前記本数決定手段により決定された前記複数の長尺物の本数を識別するための情報を出力する出力手段と、を有することを特徴とする長尺物本数測定装置。 - 前記相互に間隔を有して隣接する位置で撮像された2つの前記元画像には、前記複数の長尺物のうち、所定の方向に並ぶ少なくとも一列の長尺物の画像が共通して含まれており、
前記合成位置決定手段は、
前記領域分離2値化画像導出手段により導出された前記領域分離2値化画像に含まれる長尺物対応ブロブの位置に基づいて、前記所定の方向に一列に並ぶ複数の長尺物対応ブロブからなるブロブ群を設定する設定手段と、
前記ブロブ群のそれぞれについて、前記ブロブ群に含まれる長尺物対応ブロブの数を導出するブロブ数導出手段と、
前記ブロブ群のそれぞれについて、前記ブロブ群の前記所定の方向の長さ、又は、前記ブロブ群に含まれる長尺物対応ブロブのうち相互に隣接する2つの長尺物対応ブロブの間隔を導出する長さ・間隔導出手段と、
前記ブロブ数導出手段により導出された前記ブロブの数と、前記長さ・間隔導出手段により導出された前記長さ又は前記間隔と、を、相互に間隔を有して隣接する位置で撮像された2つの前記元画像から得られた2つの前記領域分離2値化画像に含まれるブロブ群同士で比較した結果に基づいて、当該2つの領域分離2値化画像の位置合わせの基準となる長尺物対応ブロブをそれぞれ決定するブロブ決定手段と、を更に有することを特徴とする請求項1に記載の長尺物本数測定装置。 - 前記ブロブ群に含まれる長尺物対応ブロブのうち相互に隣接する2つの長尺物対応ブロブの間隔は、当該ブロブ群の前記所定の方向の長さに対する割合で表されることを特徴とする請求項2に記載の長尺物本数測定装置。
- 前記合成位置決定手段は、
前記ブロブ群の前記所定の方向に対する傾きを導出する傾き導出手段と、
前記ブロブ群が前記所定の方向を向くように、前記傾き導出手段により導出された前記傾きに基づいて、前記ブロブ群の位置を補正する位置補正手段と、を更に有し、
前記長さ・間隔導出手段は、前記位置補正手段により位置が補正された前記ブロブ群のそれぞれについて、前記ブロブ群の前記所定の方向の長さ、又は、前記ブロブ群に含まれるブロブのうち相互に隣接する2つの長尺物対応ブロブの間隔を導出することを特徴とする請求項2又は3に記載の長尺物本数測定装置。 - 前記所定の方向は、水平方向及び高さ方向の少なくとも何れか一方であることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の長尺物本数測定装置。
- 前記複数の元画像は、水平方向及び高さ方向の少なくとも何れか一方の方向において間隔を有して並べられた複数の撮像装置によりそれぞれ撮像された画像であることを特徴とする請求項5に記載の長尺物本数測定装置。
- 前記画像合成手段は、
前記複数の元画像のうち、基準となる元画像から得られた前記領域分離2値化画像の大きさに合うように、当該領域分離2値化画像と異なる前記領域分離2値化画像の大きさを変更する拡縮手段を更に有し、
前記相互に間隔を有して隣接する位置で撮像された2つの前記元画像から得られた2つの前記領域分離2値化画像の少なくとも何れか1つの大きさが前記拡縮手段により変更された場合には、当該大きさが変更された領域分離2値化画像を用いて前記合成を行うことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の長尺物本数測定装置。 - 段積みされている複数の長尺物の端面を含む領域が、相互に間隔を有する複数の位置でそれぞれ撮像されることにより得られた複数の元画像を画像処理した結果に基づいて前記複数の長尺物の本数を測定する長尺物測定方法であって、
前記複数の位置のうち相互に間隔を有して隣接する位置で撮像された2つの前記元画像に、前記複数の長尺物の少なくとも一部が共通して含まれるように、前記複数の位置でそれぞれ撮像された複数の前記元画像を取得する元画像取得工程と、
前記元画像取得工程により取得された前記複数の元画像のそれぞれから、前記長尺物の端面に対応するブロブである長尺物対応ブロブであって相互に分離された長尺物対応ブロブにより表現された2値化画像である領域分離2値化画像を作成する領域分離2値化画像作成工程と、
前記領域分離2値化画像導出工程により導出された前記領域分離2値化画像のうち、相互に間隔を有して隣接する位置で撮像された2つの前記元画像から得られた2つの前記領域分離2値化画像に含まれる長尺物対応ブロブを比較した結果に基づいて、当該2つの領域分離2値化画像における位置合わせの基準となる長尺物対応ブロブを、前記領域分離2値化画像作成工程により作成された前記領域分離2値化画像のそれぞれについて決定する合成位置決定工程と、
前記合成位置決定工程により決定された長尺物対応ブロブを位置合わせの基準として、前記相互に間隔を有して隣接する位置で撮像された2つの前記元画像から得られた2つの前記領域分離2値化画像を、前記領域分離2値化画像作成工程により作成された前記領域分離2値化画像のそれぞれについて合成した合成画像を作成する画像合成工程と、
前記画像合成工程により作成された前記合成画像に基づいて、前記複数の長尺物の本数を決定する本数決定工程と、
前記本数決定工程により決定された前記複数の長尺物の本数を識別するための情報を出力する出力工程と、を有することを特徴とする長尺物本数測定方法。 - 前記相互に間隔を有して隣接する位置で撮像された2つの前記元画像には、前記複数の長尺物のうち、所定の方向に並ぶ少なくとも一列の長尺物の画像が共通して含まれており、
前記合成位置決定工程は、
前記領域分離2値化画像導出工程により導出された前記領域分離2値化画像に含まれる長尺物対応ブロブの位置に基づいて、前記所定の方向に一列に並ぶ複数の長尺物対応ブロブからなるブロブ群を設定する設定工程と、
前記ブロブ群のそれぞれについて、前記ブロブ群に含まれる長尺物対応ブロブの数を導出するブロブ数導出工程と、
前記ブロブ群のそれぞれについて、前記ブロブ群の前記所定の方向の長さ、又は、前記ブロブ群に含まれる長尺物対応ブロブのうち相互に隣接する2つの長尺物対応ブロブの間隔を導出する長さ・間隔導出工程と、
前記ブロブ数導出工程により導出された前記ブロブの数と、前記長さ・間隔導出工程により導出された前記長さ又は前記間隔と、を、相互に間隔を有して隣接する位置で撮像された2つの前記元画像から得られた2つの前記領域分離2値化画像に含まれるブロブ群同士で比較した結果に基づいて、当該2つの領域分離2値化画像の位置合わせの基準となる長尺物対応ブロブをそれぞれ決定するブロブ決定工程と、を更に有することを特徴とする請求項8に記載の長尺物本数測定方法。 - 前記ブロブ群に含まれる長尺物対応ブロブのうち相互に隣接する2つの長尺物対応ブロブの間隔は、当該ブロブ群の前記所定の方向の長さに対する割合で表されることを特徴とする請求項9に記載の長尺物本数測定方法。
- 前記合成位置決定工程は、
前記ブロブ群の前記所定の方向に対する傾きを導出する傾き導出工程と、
前記ブロブ群が前記所定の方向を向くように、前記傾き導出工程により導出された前記傾きに基づいて、前記ブロブ群の位置を補正する位置補正工程と、を更に有し、
前記長さ・間隔導出工程は、前記位置補正工程により位置が補正された前記ブロブ群のそれぞれについて、前記ブロブ群の前記所定の方向の長さ、又は、前記ブロブ群に含まれるブロブのうち相互に隣接する2つの長尺物対応ブロブの間隔を導出することを特徴とする請求項9又は10に記載の長尺物本数測定方法。 - 前記所定の方向は、水平方向及び高さ方向の少なくとも何れか一方であることを特徴とする請求項9〜11の何れか1項に記載の長尺物本数測定方法。
- 前記複数の元画像は、水平方向及び高さ方向の少なくとも何れか一方の方向において間隔を有して並べられた複数の撮像装置によりそれぞれ撮像された画像であることを特徴とする請求項12に記載の長尺物本数測定方法。
- 前記画像合成工程は、
前記複数の元画像のうち、基準となる元画像から得られた前記領域分離2値化画像の大きさに合うように、当該領域分離2値化画像と異なる前記領域分離2値化画像の大きさを変更する拡縮工程を更に有し、
前記相互に間隔を有して隣接する位置で撮像された2つの前記元画像から得られた2つの前記領域分離2値化画像の少なくとも何れか1つの大きさが前記拡縮工程により変更された場合には、当該大きさが変更された領域分離2値化画像を用いて前記合成を行うことを特徴とする請求項8〜13の何れか1項に記載の長尺物本数測定方法。 - 請求項1〜7の何れか1項に記載の長尺物本数測定装置の各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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