JP2014218912A - 摺動部材及びピストンポンプモータ - Google Patents

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徹弥 田村
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Abstract

【課題】摺動部材の耐焼付き性を向上させる。
【解決手段】摺動部材6は、金属材料により形成され、互いに摺動する摺動面61を有する。摺動面61の少なくとも一方には複数の凹部62が形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、摺動部材及びピストンポンプモータに関する。
特許文献1には、金属材料により形成される摺動部材が開示されている。
特開2005−257035号公報
摺動部材の摺動面同士が摺動すると、条件によっては焼付きが発生する可能性がある。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたものであり、摺動部材の耐焼付き性を向上させることを目的とする。
本発明は、金属材料により形成され、互いに摺動する摺動面を有する摺動部材であって、摺動面の少なくとも一方に複数の凹部が形成される、ことを特徴とする。
本発明によれば、摺動面の少なくとも一方に複数の凹部が形成されるので、凹部による油溜りの効果が発揮され、摺動部材の耐焼付き性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るピストンポンプモータの断面図である。 バルブプレートの摺動面を示す平面図である。 摺動面の一部を拡大して示す拡大図である。 摺動面の一部を拡大して示す拡大図である。 摺動面の一部を拡大して示す拡大図である。 摺動面に対する凹部の面積割合について説明するための図である。 摺動面に対する凹部の面積割合について説明するための図である。 摺動面に対する凹部の面積割合について説明するための図である。 摺動部材の焼付き性を検証した結果を示すグラフである。 摺動部材の焼付き性を検証した結果を示すグラフである。 摺動部材の焼付き性を検証した結果を示すグラフである。 摺動部材の焼付き性を検証した結果を示すグラフである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるピストンポンプモータ100の断面図である。
ピストンポンプモータ100は、外部からの動力により駆動軸1が回転してピストン5が往復動することで、作動油(作動流体)を供給可能なポンプとして機能し、また外部から供給される作動油の圧力によりピストン5が往復動して駆動軸1が回転することで、回転駆動力を出力可能なモータとして機能する。
図1に示すピストンポンプモータ100は、建設機械等の車両に搭載され、作動油を供給するポンプとして使用した場合を例示したものである。したがって、以下ではピストンポンプ100として説明する。この場合、車両に搭載されたエンジンの動力により駆動軸1が回転駆動され、ピストンポンプ100はアクチュエータ等に作動油を供給する。
ピストンポンプ100は、ケース21、22に回転自在に支持される駆動軸1と、ケース21、22によって画成される収容室23内に収容されるシリンダブロック2と、を備える。
駆動軸1は、棒状部材であって、エンジンの動力により回転駆動される。駆動軸1には、駆動軸1の回転に伴って回転するシリンダブロック2が取り付けられる。
シリンダブロック2は、有底円筒状部材である。シリンダブロック2には、駆動軸1と平行に複数のシリンダボア3が開口して形成される。シリンダボア3には、容積室4を画成するピストン5が往復動自在に挿入される。
ピストン5の先端には、シュー10が回動自在に連結される。シュー10は、円形の平板部11と、これら平板部11に一体形成された球面座12と、から構成される。各球面座12はそれぞれのピストン5の先端部に取り付けられており、シュー10の平板部11はケース21に固定された斜板20に面接触するように配設されている。
エンジンの動力により駆動軸1が回転駆動され、シリンダブロック2が回転すると、各シュー10の平板部11が斜板20に対して摺動し、各ピストン5が斜板20の傾斜角度に応じたストローク量でシリンダボア3に沿って往復動する。各ピストン5の往復動により、各容積室4の容積が増減する。
ケース21の開口端を閉塞するケース22には、シリンダブロック2の基端面が摺接するバルブプレート6が固定される。バルブプレート6には、図示しない吸込ポート及び吐出ポートが形成されている。シリンダブロック2の回転により拡大する容積室4には吸込ポートを通じて作動油が導かれ、シリンダブロック2の回転により縮小する容積室4からは排出ポートを通じて作動油が吐出される。このようにピストンポンプ100では、シリンダブロック2の回転に伴って、作動油の吸込と吐出とが連続的に行われる。
なお、本実施形態のピストンポンプ100では、斜板20を、ケース21に固定したが、傾転角度の調整ができるようにケース21内に回動可能に配設してもよい。
ピストンポンプ100の運転中、摺動部材としてのシリンダブロック2は摺動部材としてのバルブプレート6に対して摺動する。シリンダブロック2及びバルブプレート6は、鉄鋼材料によって形成されるので、シリンダブロック2とバルブプレート6との間に焼付きが生じることを防止するため、バルブプレート6のシリンダブロック2との摺動面には、鉄鋼材料に対する耐焼付き性が優れる銅合金による層が焼結等の既知の方法によって設けられる。
銅合金としては鉛青銅が耐焼付き性の面で優れているが、鉛青銅は鉛を含むので環境負荷低減のため鉛フリー銅合金であるリン青銅を用いることが好ましい。しかし、リン青銅は鉛青銅と比べて耐焼付き性が劣る。
そこで、本実施形態では、シリンダブロック2とバルブプレート6との摺動面のうち、リン青銅による層が設けられるバルブプレート6側の摺動面61(図2)にテクスチャリングを施した。テクスチャリングは、摺動面61に形成される多数のディンプル形状の凹部62から構成される。
図2は、本実施形態におけるバルブプレート6の摺動面61を示す平面図である。
円環状の摺動面61には、複数の微細な凹部62が放射状に配置される。凹部62は、摺動面61の径方向(摺動方向に直角な方向)に所定のピッチを有して整列した複数の凹部62を有する第1凹部群63と、第1凹部群63とは異なる径方向(摺動方向に直角な方向)に所定のピッチを有して整列するとともに第1凹部群63の各凹部62とは位相がずれた位置に複数の凹部62が配置される第2凹部群64と、から構成される。第1凹部群63と第2凹部群64とは、摺動面61の全周に亘って交互に形成され、全体として各凹部62が格子状に配置される。
各凹部62の径は、0.1mm〜1.8mmの範囲となるように設定される。各凹部62の深さは、0.025mm〜2.0mmの範囲となるように設定される。
また、凹部62は、摺動面61に対する凹部62の幅方向の加工率が25%〜100%となるように形成される。ここで、幅方向の加工率について、図3A〜図3Cを参照して説明する。図3A〜図3Cは、摺動面61の一部を拡大して示す拡大図である。
図3Aに示すように、摺動方向に垂直な幅方向(図3Aにおける左右方向)において、凹部62の径をDとして隣接する凹部62間の距離を3Dとすると、凹部62の回転軌跡の面積は摺動面61全体の面積の25%となる。なお、凹部62の回転軌跡とは、対向する2つの摺動面が相対回転した場合に凹部62によって描かれる軌跡である。
回転軌跡の面積が摺動面61全体の面積の25%となる場合には、摺動面61の幅方向には25%の割合で凹部62が形成されているので、幅方向の加工率は25%となる。
図3Bに示すように、摺動方向に垂直な幅方向(図3Bにおける左右方向)において、凹部62の径をDとして隣接する凹部62間の距離をDとすると、凹部62の回転軌跡の面積は摺動面61全体の面積の50%となる。この場合、摺動面61の幅方向には50%の割合で凹部62が形成されているので、幅方向の加工率は50%となる。
図3Cに示すように、摺動方向に垂直な幅方向(図3Cにおける左右方向)において、凹部62の径をDとして隣接する凹部62間の距離をDより小さくすると、凹部62の一部が摺動方向に隣接する他の凹部62との間でオーバーラップするので、凹部62の回転軌跡の面積は摺動面61全体の面積の100%となる。この場合、摺動面61の幅方向には100%の割合で凹部62が形成されているので、幅方向の加工率は100%となる。
また、凹部62は、摺動面61に対する凹部62の面積割合が5%〜15%となるように形成される。図4A〜図4Cは、円環状の摺動面61全体の面積を矩形の面に置き換えた場合における凹部62の面積が占める割合を概念的に示す図である。凹部62の面積割合が5%(図4A)、10%(図4B)、15%(図4C)となるのに応じて、凹部62が摺動面61上により密に配置される。
以下、摺動面61のテクスチャリングのパターンを変化させた場合の焼付き性の変化について、図5〜図8を参照して説明する。
焼付き性の検証は、例えばリングオンプレート式摩擦試験機を用いて行われ、一方の摺動部材を回転させながら他方の摺動部材に押し当てた場合において、摺動部材が焼付いた時の焼付き荷重が測定される。テクスチャリングは、銅合金による層が形成されるいずれか一方の摺動部材に施される。
図5〜図8は、焼付き性を検証した結果を示すグラフであり、図5及び図6は実験1の結果を示し、図7及び図8は実験2の結果を示す。
初めに、実験1について説明する。
図5は、一方の摺動部材を500rpmで回転させて焼付き性を検証した場合の焼付き荷重を示している。図5に示すように、リン青銅(PBC2)の焼付き荷重は、鉛青銅(LBC3)に比べて劣っている。しかし、リン青銅による層の表面にテクスチャリングを施すことで焼付き荷重が大きくなり耐焼付き性が向上することが確認された。
テクスチャリングのパターンは、図5の縦軸に並ぶパターン1からパターン16までの16種類である。各パターンは左から順に、材料名、凹部62の径、凹部62の深さ、凹部62の幅方向の加工率、凹部62の面積割合、をそれぞれ示している。凹部62の深さは凹部62の径に対する比に応じて設定され、凹部62の深さの1倍、1/2倍、1/4倍の3段階の深さを設定した。
すなわち、パターン1では、リン青銅(PBC2)による層の表面に、径が0.1mm、深さが0.025mm(径の1/4倍)の凹部62が、凹部62の幅方向の加工率が25%、凹部62の面積割合が5%となるように形成される。パターン2以降も同様である。
図5に示すように、パターン1〜パターン16は、すべてのパターンにおいてテクスチャリングを施していないリン青銅(PBC2)より焼付き荷重が大きくなった。
図6は、一方の摺動部材を3000rpmで回転させて焼付き性を検証した場合の焼付き荷重を示している。テクスチャリングのパターンについては図5と同一である。
この場合、パターン1〜パターン16は、すべてのパターンにおいてテクスチャリングを施していないリン青銅(PBC2)より焼付き荷重が大きくなった。
次に、実験2について説明する。
図7は、一方の摺動部材を500rpmで回転させて焼付き性を検証した場合の焼付き荷重を示している。この場合も実験1と同様に、リン青銅(PBC2)の焼付き荷重は、鉛青銅(LBC3)に比べて劣っている。しかし、リン青銅による層の表面にテクスチャリングを施すことで焼付き荷重が大きくなり耐焼付き性が向上することが確認された。
テクスチャリングのパターンは、図7の縦軸に並ぶパターン1からパターン18までの18種類である。各パターンは左から順に、材料名、凹部62の径、凹部62の深さ、凹部62の幅方向の加工率、凹部62の面積割合、をそれぞれ示している。
すなわち、パターン1では、リン青銅(PBC2)による層の表面に、径が0.5mm、深さが0.2mmの凹部62が、凹部62の幅方向の加工率が30%、凹部62の面積割合が5%となるように形成される。パターン2以降も同様である。
図7に示すように、パターン1〜パターン18は、すべてのパターンにおいてテクスチャリングを施していないリン青銅(PBC2)より焼付き荷重が大きくなった。
図8は、一方の摺動部材を3000rpmで回転させて焼付き性を検証した場合の焼付き荷重を示している。テクスチャリングのパターンについては図7と同一である。
この場合、パターン1〜パターン18は、すべてのパターンにおいてテクスチャリングを施していないリン青銅(PBC2)より焼付き荷重が大きくなった。
以上の実験1及び実験2より、すべてのパターンの中から効果のあるパターンにおける各パラメータの範囲を抽出すると、凹部62の径が0.1mm〜1.8mm、凹部62の深さが0.025mm〜2.0mm、凹部62の幅方向の加工率が25%〜100%、凹部62の面積割合が5%〜15%、となる。
また、一方の摺動部材を3000rpmで回転させた場合に、最も焼付き荷重が高かったのは実験2のパターン16であり、このパターンにおける凹部62の配置は図2に示すようになる。
よって、上記条件を満たすようにバルブプレート6の摺動面61にテクスチャリングを施すことで摺動面61の耐焼付き性を向上させることができる。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
一方の摺動部材の摺動面61にテクスチャリングが施され複数の凹部62が形成されるので、凹部62による油溜りの効果が発揮され、摺動部材の耐焼付き性を向上させることができる。
さらに、テクスチャリングが、摺動面61の径方向に所定のピッチを有して整列した複数の凹部62を有する第1凹部群63と、第1凹部群63とは異なる径方向に所定のピッチを有して整列するとともに第1凹部群63の各凹部62とは位相がずれた位置に複数の凹部62が配置される第2凹部群64と、から構成されるので、摺動面61への潤滑油の供給をより効率的に行うことができ、摺動部材6の耐焼付き性をさらに向上させることができる。
さらに、凹部62はディンプル形状であるので、摺動面61へのテクスチャリングの施工性を向上させることができる。ディンプル形状としては、例えば、球面形状、円錐形状、円柱形状等が考えられる。
さらに、凹部62の径が0.1mm〜1.8mm、凹部62の深さが0.025mm〜2.0mm、凹部62の幅方向の加工率が25%〜100%、凹部62の面積割合が5%〜15%、となるようにテクスチャリングが施されるので、テクスチャによる油溜り、冷却及び摩耗粉除去の効果を効率的に発揮させることができ、摺動部材の耐焼付き性をより確実に向上させることができる。
さらに、バルブプレート6の摺動面61に施されるテクスチャリングは、凹部62の幅方向の加工率が100%となるように形成される。これにより、摺動面61に加わる荷重が大きくなって金属接触がシビアになった際に、摺動面61の内周端から外周端までに亘って凹部62内の潤滑油が摺動面61に供給されるので、摺動部材6の耐焼付き性をより確実に向上させることができる。
さらに、一方の摺動部材としてリン青銅(PBC2)を用い、他方の摺動部材として鉄鋼材料を用いるので、耐焼付き性の高い鉛青銅の代わりに鉛フリーのリン青銅を用いて環境負荷を低減しながら耐焼付き性を向上させることができる。
さらに、摺動部材の一方がバルブプレート6であり、摺動部材の他方がシリンダブロック2であるので、ピストンポンプモータ100の運転時にシリンダブロック2とバルブプレート6との間に焼付きが生じることを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、リン青銅による層がバルブプレート6側の摺動面61に形成されているが、当該層をシリンダブロック2側の摺動面に形成してもよい。
さらに、上記実施形態では、テクスチャリングをリン青銅による層が形成される摺動面61に施したが、リン青銅による層が形成されていない鉄鋼材料の表面に施してもよい。
さらに、上記実施形態では、第1凹部群63と第2凹部群64とを周方向に亘って交互に配置したが、3種以上の凹部群を配置してもよいし、すべての凹部62をランダムに配置してもよい。
さらに、上記実施形態では、凹部62がディンプル形状である場合について例示したが、その他の形状であってもよい。
さらに、上記実施形態では、リン青銅による層を摺動面61に形成しているが、その他の金属材料による層を形成してもよい。
さらに、上記実施形態では、摺動部材としてのバルブプレート6及びシリンダブロック2を鉄鋼材料によって形成したが、その他の金属材料によって形成してもよい。
さらに、上記実施形態では、摺動部材としてバルブプレート6及びシリンダブロック2を例示したが、その他の摺動部分、例えばシュー10及び斜板20にも適用可能である。これにより、ピストンポンプモータ100の運転時にシュー10と斜板20との間に焼付きが生じることを防止することができる。
2 シリンダブロック(摺動部材)
6 バルブプレート(摺動部材)
10 シュー(摺動部材)
20 斜板(摺動部材)
61 摺動面
62 凹部
63 第1凹部群(凹部群)
64 第2凹部群(凹部群)
100 ピストンポンプモータ

Claims (10)

  1. 金属材料により形成され、互いに摺動する摺動面を有する摺動部材であって、
    前記摺動面の少なくとも一方に複数の凹部が形成される、
    ことを特徴とする摺動部材。
  2. 前記凹部は、前記摺動面の摺動方向に対して直角に間隔を有して整列した複数の凹部を有する凹部群を構成し、
    前記凹部群は、第1凹部群と、前記第1凹部群の各凹部とは位相がずれた位置に複数の凹部を有する第2凹部群と、から構成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の摺動部材。
  3. 前記凹部はディンプル形状である、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の摺動部材。
  4. 前記凹部は、前記摺動面に対する前記凹部の回転軌跡の面積割合が25%〜100%となるように形成される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の摺動部材。
  5. 前記凹部は、前記摺動面に対する前記凹部の面積割合が5%〜15%となるように形成される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の摺動部材。
  6. 前記凹部の径は0.1mm〜1.8mmである、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の摺動部材。
  7. 前記凹部の深さは0.025mm〜2.0mmである、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の摺動部材。
  8. 一方の前記摺動部材は鉛を含まない鉛フリー銅合金により形成され、
    他方の前記摺動部材は鉄鋼材料により形成される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の摺動部材。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の摺動部材の一方は、ケース内に固定されるバルブプレートであり、
    前記摺動部材の他方は、前記バルブプレートに対して摺動するように前記ケース内に配設されるシリンダブロックである、
    ことを特徴とするピストンポンプモータ。
  10. 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の摺動部材の一方は、ケース内に固定される斜板であり、
    前記摺動部材の他方は、前記斜板に対して摺動するように前記ケース内に配設されるシューである、
    ことを特徴とするピストンポンプモータ。
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