JP2014216945A - 端末装置、遠隔制御システム、遠隔制御方法、及び、プログラム - Google Patents

端末装置、遠隔制御システム、遠隔制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利便性を損なわずに安全に遠隔制御する。
【解決手段】受信部101は、制御装置から、電気機器が遠隔制御された場合に想定される安全度を制御内容毎に示す安全度情報を受信する。遠隔制御指示受付部103は、ユーザから、電気機器の遠隔制御指示を受け付ける。判別部104は、遠隔制御指示が受け付けられたことに応答して、安全度情報に基づいて、ユーザに遠隔制御指示に基づく制御内容で電気機器を遠隔制御することの決定指示を要求するか否かを判別する。決定指示要求部105は、決定指示を要求すると判別された場合、ユーザに決定指示を要求する。決定指示受付部106は、ユーザから、決定指示を受け付ける。送信部107は、決定指示を要求しないと判別された場合、又は、決定指示が受け付けられた場合、制御装置に、遠隔制御指示に基づく制御信号を送信する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気機器を遠隔制御する端末装置、遠隔制御システム、遠隔制御方法、及び、プログラムに関する。
現在、専用のリモートコントローラではなく、スマートフォンなどの汎用の端末装置を用いて、住居内の電気機器を遠隔制御する技術が知られている。ここで、遠隔制御される電気機器の安全性などに鑑み、ユーザが実行可能な遠隔操作を制限したいことがある。
例えば、特許文献1には、電気機器の機能毎に、遠隔制御を許容するか否かを決定する電気機器遠隔操作システムが開示されている。特許文献1に開示された電気機器遠隔操作システムでは、遠隔制御の対象となる機能に応じて、遠隔制御を許容するか否かが画一的に決定される。
特開2006−287639号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電気機器遠隔操作システムでは、遠隔制御を希望する機能が許容されない機能である場合、画一的に遠隔制御が制限される。従って、例えば、安全性に問題がないことがはっきりと判明している場合でも、遠隔制御を可能にする術がないという事態が生じ、利便性に欠ける側面があった。このため、利便性を損なわずに適切に遠隔制御を制限したいという要望がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、利便性を損なわずに安全に遠隔制御することが可能な端末装置、遠隔制御システム、遠隔制御方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る端末装置は、
電気通信網により制御装置に接続され、前記制御装置を介して電気機器を遠隔制御する端末装置であって、
前記制御装置から、前記電気機器が遠隔制御された場合に想定される安全度を制御内容毎に示す安全度情報を受信する受信手段と、
前記受信された安全度情報を記憶する記憶手段と、
ユーザから、前記電気機器の遠隔制御指示を受け付ける遠隔制御指示受付手段と、
前記遠隔制御指示が受け付けられたことに応答して、前記記憶されている安全度情報に基づいて、前記ユーザに前記遠隔制御指示に基づく制御内容で前記電気機器を遠隔制御することの決定指示を要求するか否かを判別する判別手段と、
前記ユーザに前記決定指示を要求すると判別された場合、前記ユーザに前記決定指示を要求する決定指示要求手段と、
前記ユーザから、前記要求に応じてなされる前記決定指示を受け付ける決定指示受付手段と、
前記ユーザに前記決定指示を要求しないと判別された場合、又は、前記ユーザから前記決定指示が受け付けられた場合、前記制御装置に、前記遠隔制御指示に基づく制御信号を送信する送信手段と、を備える。
本発明によれば、利便性を損なわずに安全に遠隔制御することができる。
本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システムの構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る端末装置の構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る制御装置の構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る端末装置の機能を説明するための図である。 安全度情報を示す図である。 権限情報を示す図である。 履歴情報を示す図である。 他端末状況情報を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る端末装置が実行する遠隔制御指示受付処理を示すフローチャートである。 遠隔制御指示受付画面を示す図である。 決定指示受付画面を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る制御装置が実行する遠隔制御中継処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る端末装置の機能を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システム1000について説明する。遠隔制御システム1000は、インターネット500などを介して、端末装置100などから、電気機器300などを遠隔制御するためのシステムである。図1に示すように、遠隔制御システム1000は、端末装置100、110、120、制御装置200、電気機器300、310、320、宅内端末装置400を備える。
端末装置100は、ユーザからの指示に従って、電気機器300などを遠隔制御するための制御信号を制御装置200に送信する装置である。なお、制御信号は、送信元の端末装置を示す情報と、送信先の電気機器を示す情報と、制御内容を示す情報とを含む情報を伝達する信号である。端末装置100は、インターネット500に接続する機能を有する。端末装置100は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末である。
端末装置110、120は、それぞれ、端末装置100と同様の構成及び機能を有する。なお、本実施形態では、基本的に、ユーザが端末装置100を操作することにより、遠隔制御が実現されるものとして説明する。以下、適宜、端末装置110、120のそれぞれを、他の端末装置という。なお、端末装置の個数は、図1に示す例に限られないことはもちろんである。
制御装置200は、端末装置100などから供給された制御信号に従って、ユーザの宅内に配置された電気機器300などを制御する装置である。制御装置200は、インターネット500に接続する機能を有する。つまり、端末装置100などを利用した、電気機器300などに対する遠隔制御は、制御装置200が有する中継機能により実現される。制御装置200は、専用のコンピュータであってもよいし、パーソナルコンピュータなどの汎用のコンピュータであってもよい。
電気機器300は、遠隔制御の対象となる機器であり、基本的に、ユーザの宅内に配置される。電気機器300は、制御装置200による制御に従って、遠隔制御される。従って、電気機器300は、制御装置200と通信する機能や、制御装置200により指示された制御内容に従って動作する機能を有する。電気機器300は、例えば、エアコン、給湯器、電気ストーブ、炊飯器である。本実施形態では、電気機器300は、エアコンであるものとして説明する。
電気機器310、320は、それぞれ、電気機器300と同様に、遠隔制御の対象となる機器である。なお、本実施形態では、遠隔制御の対象は、基本的に、電気機器300であるものとして説明する。以下、適宜、電気機器310、320のそれぞれを、他の電気機器という。なお、電気機器の個数は、図1に示す例に限られないことはもちろんである。
宅内端末装置400は、ユーザからの指示に従って、制御装置200を介して、電気機器300などを遠隔制御する装置である。従って、宅内端末装置400は、電気機器300を遠隔制御するという意味では、端末装置100などと同様の装置である。しかしながら、宅内端末装置400は、宅内で使用されることを前提とした装置である。このため、宅内端末装置400は、端末装置100などが備えている、安全面を考慮した使用制限などの機能を備えていなくてもよい。なお、制御装置200は、例えば、Wi−Fi(Wireless Fidelity)通信が可能なエリアに存在する端末装置を宅内端末装置400として扱い、Wi−Fi通信が可能なエリアに存在しない端末装置を端末装置100などとして扱うことができる。
宅内端末装置400は、有線又は無線により制御装置200と接続される。宅内端末装置400は、制御装置200のインターフェースとして機能してもよい。宅内端末装置400は、専用のリモートコントローラであってもよいし、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末などの汎用の機器であってもよい。
インターネット500は、端末装置100などと制御装置200とを相互に接続する電気通信網である。なお、理解を容易にするため、図1では、ルータ、ゲートウェイ、サーバなどの図示を省略している。
次に、図2を参照して、端末装置100の物理的な構成について説明する。図2に示すように、端末装置100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、フラッシュメモリ14、通信装置15、タッチスクリーン16を備える。端末装置100が備える各構成要素は、バスを介して相互に接続される。
CPU11は、端末装置100の全体の動作を制御する。なお、CPU11は、ROM12に格納されているプログラムに従って動作し、RAM13をワークエリアとして使用する。
ROM12には、端末装置100の全体の動作を制御するためのプログラムやデータが記憶される。
RAM13は、CPU11のワークエリアとして機能する。つまり、CPU11は、RAM13にプログラムやデータを一時的に書き込み、これらのプログラムやデータを適宜参照する。
フラッシュメモリ14は、各種の情報を記憶する不揮発性メモリである。例えば、フラッシュメモリ14は、後述する、安全度情報、権限情報、履歴情報、他端末状況情報を記憶する。なお、端末装置100は、フラッシュメモリ14に代えて、ハードディスクなどを備えていてもよい。
通信装置15は、端末装置100をインターネット500に接続するためのインターフェースである。通信装置15は、例えば、NIC(Network Interface Card)を備える。
タッチスクリーン16は、ユーザによりなされたタッチ操作を検知し、検知の結果を示す信号をCPU11に供給する。また、タッチスクリーン16は、CPU11などから供給された画像信号に基づく画像を表示する。このように、タッチスクリーン16は、端末装置100のユーザインターフェースとして機能する。
次に、図3を参照して、制御装置200の物理的な構成について説明する。図3に示すように、制御装置200は、CPU21、ROM22、RAM23、フラッシュメモリ24、通信装置25、タッチスクリーン26、電気機器制御装置27を備える。制御装置200が備える各構成要素は、バスを介して相互に接続される。
CPU21は、制御装置200の全体の動作を制御する。なお、CPU21は、ROM22に格納されているプログラムに従って動作し、RAM23をワークエリアとして使用する。
ROM22には、制御装置200の全体の動作を制御するためのプログラムやデータが記憶される。
RAM23は、CPU21のワークエリアとして機能する。つまり、CPU21は、RAM23にプログラムやデータを一時的に書き込み、これらのプログラムやデータを適宜参照する。
フラッシュメモリ24は、各種の情報を記憶する不揮発性メモリである。例えば、フラッシュメモリ24は、後述する、安全度情報、権限情報、履歴情報、他端末状況情報を記憶する。なお、制御装置200は、フラッシュメモリ24に代えて、ハードディスクなどを備えていてもよい。
通信装置25は、制御装置200をインターネット500に接続するためのインターフェースである。つまり、通信装置25は、CPU21による制御に従って、端末装置100などと通信する。通信装置25は、例えば、端末装置100から供給された情報を受信し、また、CPU21から供給された情報を端末装置100に送信する。通信装置25は、例えば、NICを備える。
タッチスクリーン26は、ユーザによりなされたタッチ操作を検知し、検知の結果を示す信号をCPU21に供給する。また、タッチスクリーン26は、CPU21などから供給された画像信号に基づく画像を表示する。このように、タッチスクリーン26は、制御装置200のユーザインターフェースとして機能する。
電気機器制御装置27は、CPU21による制御に従って、電気機器300などを制御する。例えば、電気機器制御装置27は、端末装置100から通信装置25に供給された制御信号に含まれる情報を含む信号を、電気機器300に供給する。また、電気機器制御装置27は、CPU21による制御に従って、宅内端末装置400と通信することができる。電気機器制御装置27は、例えば、赤外線通信モジュールなどの近距離通信用の通信モジュールを備える。
次に、図4を参照して、端末装置100の機能について説明する。図4に示すように、端末装置100は、機能的には、受信部101、記憶部102、遠隔制御指示受付部103、判別部104、決定指示要求部105、決定指示受付部106、送信部107、履歴提示部108、他端末状況提示部109を備える。
受信部101は、制御装置200から安全度情報を受信する。ここで、安全度情報は、電気機器300が遠隔制御された場合に想定される安全度を制御内容毎に示す情報である。受信部101は、例えば、CPU11、通信装置15を備える。
記憶部102は、受信された安全度情報を記憶する。記憶部102は、例えば、CPU11、フラッシュメモリ14を備える。この場合、CPU11の指示に従って、安全度情報がフラッシュメモリ14に記憶される。
遠隔制御指示受付部103は、ユーザから、電気機器300の遠隔制御指示を受け付ける。遠隔制御指示受付部103は、例えば、CPU11、タッチスクリーン16を備える。
判別部104は、遠隔制御指示が受け付けられたことに応答して、決定指示を要求するか否かを判別する。ここで、決定指示は、遠隔制御指示に基づく制御内容で電気機器300を遠隔制御することを決定する指示である。言い換えれば、決定指示は、遠隔制御の実行を確定させる指示である。なお、決定指示を要求するか否かは、安全度情報に基づいて決定される。判別部104は、例えば、CPU11を備える。
決定指示要求部105は、ユーザに決定指示を要求すると判別された場合、ユーザに決定指示を要求する。言い換えれば、決定指示要求部105は、遠隔制御指示に従った遠隔制御を本当に実行してもよいか否かをユーザに問い合わせる。決定指示要求部105は、例えば、CPU11、タッチスクリーン16を備える。
決定指示受付部106は、ユーザから、要求に応じてなされる決定指示を受け付ける。言い換えれば、決定指示受付部106は、ユーザから問い合わせに対する回答を受け付ける。決定指示受付部106は、例えば、CPU11、タッチスクリーン16を備える。
送信部107は、ユーザに決定指示を要求しないと判別された場合、又は、ユーザから決定指示が受け付けられた場合、制御装置200に、遠隔制御指示に基づく制御信号を送信する。送信部107は、例えば、CPU11、通信装置15を備える。
ここで、受信部101は、制御装置200から権限情報をさらに受信することができる。なお、権限情報は、端末装置100に付与されている権限を示す情報である。この場合、記憶部102は、受信された権限情報をさらに記憶する。そして、判別部104は、記憶されている安全度情報と権限情報とに基づいて、ユーザに決定指示を要求するか否かを判別する。
また、判別部104は、記憶されている安全度情報と権限情報とに基づいて、遠隔制御指示に基づく遠隔制御を許可するか否かをさらに判別することができる。判別部104は、遠隔制御指示に基づく遠隔制御を許可すると判別した場合、記憶されている安全度情報と権限情報とに基づいて、ユーザに決定指示を要求するか否かを判別することができる。このように、ユーザに決定指示を要求する前提として、遠隔制御が許可されることが要求される。
ここで、受信部101は、制御装置200から履歴情報をさらに受信することができる。なお、履歴情報は、電気機器300などに対する遠隔制御の履歴を示す情報である。この場合、記憶部102は、受信された履歴情報をさらに記憶する。そして、判別部104は、記憶されている安全度情報と履歴情報とに基づいて、ユーザに決定指示を要求するか否かを判別する。
例えば、判別部104は、遠隔制御指示に基づく制御内容と、履歴情報に含まれる制御内容とが競合する関係にある場合、ユーザに決定指示を要求すると判別することができる。例えば、電気機器300に対して、暖房運転開始の指示がなされてから所定の期間が経過する前に冷房運転開始の指示がなされた場合、判別部104は、ユーザに決定指示を要求すると判別することができる。この場合、冷房運転を開始するために、ユーザによる決定指示が必要となる。
履歴提示部108は、ユーザに履歴情報により示される履歴を提示する。履歴提示部108が履歴を提示するタイミングや、履歴提示部108が提示する履歴の内容は、適宜、調整することができる。例えば、履歴提示部108は、ユーザが遠隔操作指示や決定指示をなそうとしているときに、履歴を提示することが好適である。また、例えば、履歴提示部108は、遠隔制御指示により指定された制御対象に関する履歴や、遠隔制御指示により指定された制御内容に関する履歴を提示することが好適である。履歴提示部108は、例えば、CPU11、タッチスクリーン16を備える。
また、受信部101は、制御装置200から他端末状況情報をさらに受信することができる。他端末状況情報は、他の端末装置(例えば、端末装置110や端末装置120)が、電気機器300に対して遠隔制御が可能な状況であるか否かを示す情報を含む情報である。なお、遠隔制御が可能な状況とは、例えば、遠隔制御を実行するアプリケーションが起動している状態である。この場合、記憶部102は、受信された他端末状況情報をさらに記憶する。
他端末状況提示部109は、ユーザに、記憶されている他端末状況情報により示される、他の端末装置の状況を提示する。他の端末装置の状況を提示する手法は、適宜、調整することができる。例えば、他端末状況提示部109は、他の端末装置のそれぞれが、遠隔操作を実行するアプリケーションを起動中であるか否かのみを明示してもよいし、さらに、詳細な状況を明示してもよい。他端末状況提示部109は、例えば、CPU11、タッチスクリーン16を備える。
ここで、決定指示要求部105は、ユーザに決定指示を要求すると判別された場合、ユーザに遠隔制御指示に基づく遠隔制御に伴うリスクを示すリスク情報を提示することができる。つまり、決定指示要求部105は、決定指示をなすか否かを判別する材料として、ユーザに遠隔制御に伴うリスクを示すリスク情報を提示することができる。例えば、リスク情報は、エアコンの暖房運転により部屋が暑くなりすぎる可能性があることを明示する情報である。もしくは、例えば、リスク情報は、直前になされた制御内容と異なる制御内容で遠隔制御することにより、エアコンの燃費が悪化する可能性、エアコンが誤動作する可能性、宅内にいる人の快適性を損ねる可能性などがあることを明示する情報である。
ここで、図5を参照して、安全度情報について説明する。安全度情報は、電気機器毎に、制御内容と安全度とを対応付ける情報である。ただし、図5では、理解を容易にするため、安全度情報のうち、電気機器300に関する部分のみを示している。なお、安全度情報は、例えば、管理者の指示に従って、制御装置200が備えるフラッシュメモリ24に登録される。
本実施形態では、1から5の数値で安全度を示す。安全度を示す数値が高いほど、安全であること(危険でないこと)を意味する。安全度は危険度の逆の概念を意味する。安全度は、電気機器毎、制御内容毎に、対応付けられる。つまり、電気機器と制御内容とが特定されると、安全度が特定される。ある電気機器がある制御内容に従って動作した場合に想定される安全の程度が高いほど、その電気機器とその制御内容とに対応付けられる安全度を示す数値が高くなる。
図5に示す例では、設定温度変更(基準範囲外)に対応付けられた安全度が1、冷房運転開始、暖房運転開始及び除湿運転開始に対応付けられた安全度が2、電源ON及び設定温度変更(基準範囲内)に対応付けられた安全度が3、電源OFF及び運転停止に対応付けられた安全度が5である。この例では、基準範囲外の設定温度になるように電気機器300(エアコン)を遠隔制御した場合が最も危険である。また、この例では、電源がOFFされるように電気機器300を遠隔制御した場合、及び、運転が停止されるように電気機器300を遠隔制御した場合が一番安全である。なお、基準範囲は、例えば、常温に近い温度範囲とすることができる。また、運転停止は、冷房運転、暖房運転もしくは除湿運転を停止することを意味する。
次に、図6を参照して、権限情報について説明する。権限情報は、端末装置とその端末装置を使用するユーザに与えられた権限とを対応付ける情報である。本実施形態では、ユーザは、予め定められた端末装置を用いて認証を受け、認証を受けた端末装置を使用するものとする。従って、本実施形態では、ユーザに権限が付与されることと、ユーザが使用する携帯端末に権限が付与されることは同義である。なお、権限情報は、例えば、管理者の指示に従って、制御装置200が備えるフラッシュメモリ24に登録される。
本実施形態では、権限には、条件付制御権限と無条件制御権限とがある。条件付制御権限は、決定指示を伴って遠隔制御することができる権限である。一方、無条件制御権限は、決定指示を伴わずに遠隔制御することができる権限である。また、条件付制御権限と無条件制御権限とは、いずれも、制御可能な安全度の下限により表される。
図6に示す例では、端末装置100に対応付けられた条件付制御権限は1である。従って、ユーザが端末装置100を用いて、決定指示を伴って遠隔制御できる制御内容は、安全度が1以上の制御内容に限られる。例えば、制御対象が電気機器300であり、決定指示を伴う場合、全ての制御が可能となる。
また、図6に示す例では、端末装置100に対応付けられた無条件制御権限は2である。従って、ユーザが端末装置100を用いて、決定指示を伴わずに遠隔制御できる制御内容は、安全度が2以上の制御内容に限られる。例えば、制御対象が電気機器300であり、決定指示を伴わない場合、基準範囲外の設定温度に変更する制御はできないが、それ以外の制御は全て可能となる。
本実施形態では、決定指示を伴えば、決定指示を伴わない場合以上の遠隔制御が可能となるように、条件付制御権限と無条件制御権限とが設定される。その理由は、ユーザがリスクが少ないと判断した場合や、ユーザがリスクを承知している場合に、ユーザが決定指示をなすと考えられるためである。
なお、図6において、宅内端末装置400や自動制御にも権限が対応付けられている。この理由は、これらの権限は、制御内容が競合した場合の判断に用いられるためである。
次に、図7を参照して、履歴情報について説明する。履歴情報は、いずれかの端末装置がいずれかの制御対象に対して遠隔制御した(もしくは遠隔制御しようとした)履歴を示す情報である。
履歴情報は、例えば、図7に示すように、制御日時と端末装置と制御対象と制御内容と制御結果とが対応付けられたレコードの集合体である。制御日時は、遠隔制御が実行された時刻を示す情報である。端末装置は、遠隔制御指示が受け付けられた端末装置を示す情報である。制御対象は、遠隔制御の対象となる装置を示す情報である。制御内容は、遠隔制御指示により指示された遠隔制御の内容を示す情報である。制御結果は、遠隔制御指示により指示された遠隔制御が受け付けられたか否かを示す情報である。
履歴情報は、使用又は記憶される際、適宜、任意の項目に着目して抽出又は並べ替えられる。図7では、新しい履歴を示すレコードから順に示されている。なお、図7は、2番目に新しいレコードにより示される遠隔制御の制御内容が、3番目に新しいレコードにより示される遠隔制御の制御内容と競合して、受け付けられなかった例を示している。
次に、図8を参照して、他端末状況情報について説明する。他端末状況情報は、端末装置とアプリケーションの起動状態と最新の制御日時とを対応付ける情報である。ある端末装置に対応付けられたアプリケーションの起動状態がONである場合、その端末装置を用いた遠隔操作が近いうちになされる蓋然性が高いことが予想される。また、ある端末装置に対応付けられた最新の制御日時が現在時刻に近い場合、その端末装置を用いた遠隔操作が近いうちになされる蓋然性が高いことが予想される。なお、最新の制御日時は、履歴情報から抽出することも可能である。
また、図8は、他端末状況情報が、端末装置110、120に関する情報のほか、端末装置100に関する情報、宅内端末装置400に関する情報、自動制御に関する情報をも含んでいる例を示している。この理由は、他端末状況情報の使い勝手の向上のためである。
次に、図9に示すフローチャートを参照して、端末装置100が実行する遠隔制御指示受付処理について説明する。なお、端末装置100は、遠隔制御をするためのアプリケーションを起動することの指示をタッチスクリーン16などで受け付けたことに応答して、図10に示す遠隔制御指示受付処理を開始する。
まず、CPU11は、安全度情報と権限情報とを取得する(ステップS101)。具体的には、CPU11は、通信装置15を制御して、制御装置200に対して、安全度情報と権限情報とを要求する。そして、CPU11は、通信装置15が制御装置200から受信した安全度情報と権限情報とを取得する。CPU11は、取得した安全度情報と権限情報とを、フラッシュメモリ14に記憶する。
CPU11は、ステップS101の処理を完了すると、履歴情報と他端末状況情報とを取得する(ステップS102)。具体的には、CPU11は、通信装置15を制御して、制御装置200に対して、履歴情報と他端末状況情報とを要求する。そして、CPU11は、通信装置15が制御装置200から受信した履歴情報と他端末状況情報とを取得する。CPU11は、取得した履歴情報と他端末状況情報とを、フラッシュメモリ14に記憶する。
CPU11は、ステップS102の処理を完了すると、遠隔制御指示受付画面を表示する(ステップS103)。具体的には、CPU11は、ROM12などに記憶されているプログラムやデータに基づいて、遠隔制御指示受付画面を表す画像信号を生成し、タッチスクリーン16に供給する。一方、タッチスクリーン16は、供給された画像信号に応じた遠隔制御指示受付画面を表示する。なお、遠隔制御指示受付画面に表示される内容は、タッチスクリーン16に対するタッチ操作などにより変化する。
ここで、図10を参照して、遠隔制御指示受付画面について説明する。遠隔制御指示受付画面600は、例えば、リスト領域601、ボタン領域602、603、604、608、表示領域605、606、607を備える。なお、図10には、遠隔制御の制御対象がエアコンであり、エアコンの電源が投入済みであり、冷房運転中である場合に表示される画面を示している。
リスト領域601には、現在の運転モードを提示するとともに、運転モードの変更指示を受け付けるドロップダウンリストが表示される。ボタン領域602には、設定温度を上げる指示を受け付けるボタンが表示される。ボタン領域603には、設定温度を下げる指示を受け付けるボタンが表示される。ボタン領域604には、運転停止の指示を受け付けるボタンが表示される。表示領域605には、制御対象の現在の状態が表示される。表示領域606には、最新の制御履歴が表示される。表示領域607には、他の端末装置の状況が表示される。ボタン領域608には、エアコンの電源をオフする指示を受け付けるボタンが表示される。
リスト領域601に対してタッチ操作がなされると、運転モードの候補のリストが表示される。そして、表示された候補の中から、新たに運転モードが選択されると、新たに選択された運転モードでの運転が開始されることになる。従って、リスト領域601に対するタッチ操作は、遠隔制御指示となりうる。また、ボタン領域602、603、604、607に対するタッチ操作は、いずれも、遠隔制御指示である。また、表示領域605、606、607に表示される情報は、いずれも、遠隔制御指示を出す前に参考にすることが望ましい情報である。なお、表示領域606に表示される情報は、履歴情報に基づいて生成される情報である。また、表示領域607に表示される情報は、他端末状況情報に基づいて生成される情報である。
CPU11は、ステップS103の処理を完了すると、遠隔制御指示があったか否かを判別する(ステップS104)。なお、CPU11は、タッチスクリーン16の所定の領域にタッチ操作がなされたことを検知した場合、遠隔制御指示があったと判別することができる。
CPU11は、遠隔制御指示があったと判別すると(ステップS104:YES)、遠隔制御を許可するか否かを判別する(ステップS105)。CPU11が遠隔制御を許可するか否かを判別する手法は、適宜、調整することができる。例えば、CPU11は、遠隔制御指示により示される制御対象や制御内容と、フラッシュメモリ14などに記憶されている安全度情報や権限情報や履歴情報と、に基づいて、遠隔制御を許可するか否かを判別することができる。
まず、履歴情報を用いない場合について説明する。例えば、端末装置が端末装置100であり、制御対象が電気機器300であり、制御内容が冷房運転開始であるとする。この場合、端末装置100に付与された条件付制御権限が示す最低安全度は1であり、電気機器300の冷房運転開始に付与された安全度は2である。従って、この場合、遠隔制御指示は許可される。
ここで、仮に、端末装置が端末装置120であり、他の条件は変わらないものとする。この場合、端末装置120に付与された条件付制御権限が示す最低安全度は3であり、電気機器300の冷房運転開始に付与された安全度は2である。従って、この場合、遠隔制御指示は許可されない。
次に、履歴情報を用いる場合について説明する。この場合、まず、履歴情報を考慮せずに、安全度情報や権限情報を考慮して、遠隔制御指示が許可されるか否かが判別される。ここで、遠隔制御指示が許可されないと判別された場合、履歴情報の内容に拘わらず、遠隔制御指示は許可されないと判別される。一方、遠隔制御指示が許可されると判別された場合、履歴情報に基づいて、遠隔制御指示が許可されるか否かがさらに判別される。
なお、履歴情報を用いて遠隔制御指示が許可されるか否かを判別する手法は、適宜、調整することができる。例えば、第1の遠隔制御指示がなされた後に第2の遠隔制御指示がなされた場合において、(A1)第1の遠隔制御指示の指示内容と第2の遠隔制御指示の指示内容とが競合する関係にあり、(A2)第1の遠隔制御指示がなされた時刻から第2の遠隔制御指示がなされた時刻までの時間が所定の時間内であり、(A3)第1の遠隔制御指示を受け付けた端末装置の条件付権限が第2の遠隔制御指示を受け付けた端末装置の条件付権限よりも高い場合、第2の遠隔制御指示が許可されないと判別される。
なお、(A1)に関し、指示内容が競合する典型例は、同一の制御対象に対して、相反する制御内容(例えば、暖房運転開始と冷房運転開始)が指示されることであるが、この例に限定されない。例えば、同一の家屋内に配置されている2つのエアコンに対して、それぞれ、暖房運転開始と冷房運転開始とが指示された場合は、指示内容が競合すると見なしてもよい。また、例えば、履歴情報を考慮しない判別において遠隔制御指示が許可された場合、上記(A1)〜(A3)の条件にかかわらず、決定指示が受け付けられることを条件に、遠隔制御指示が許可されてもよい。
CPU11は、遠隔制御を許可すると判別した場合(ステップS105:YES)、決定指示が必要か否かを判別する(ステップS106)。CPU11が決定指示が必要か否かを判別する手法は、適宜、調整することができる。例えば、CPU11は、遠隔制御指示により示される制御対象や制御内容と、フラッシュメモリ14などに記憶されている安全度情報や権限情報や履歴情報と、に基づいて、決定指示が必要か否かを判別することができる。
まず、履歴情報を用いない場合について説明する。例えば、端末装置が端末装置100であり、制御対象が電気機器300であり、制御内容が冷房運転開始であるとする。この場合、端末装置100に付与された無条件制御権限が示す最低安全度は2であり、電気機器300の冷房運転開始に付与された安全度は2である。従って、この場合、決定指示が必要でない判別される。
ここで、仮に、制御内容が基準範囲外の設定温度変更であり、他の条件は変わらないものとする。この場合、端末装置100に付与された無条件制御権限が示す最低安全度は2であり、電気機器300の基準範囲外の設定温度変更に付与された安全度は1である。従って、この場合、決定指示が必要と判別される。
次に、履歴情報を用いる場合について説明する。この場合、まず、履歴情報を考慮せずに、安全度情報や権限情報を考慮して、決定指示が必要か否かが判別される。ここで、決定指示が必要と判別された場合、履歴情報の内容に拘わらず、決定指示が必要と判別される。一方、決定指示が必要でないと判別された場合、履歴情報に基づいて、決定指示が必要か否かがさらに判別される。
なお、履歴情報を用いて決定指示が必要か否かを判別する手法は、適宜、調整することができる。例えば、第1の遠隔制御指示がなされた後に第2の遠隔制御指示がなされた場合において、(A1)第1の遠隔制御指示の指示内容と第2の遠隔制御指示の指示内容とが競合する関係にあり、(A2)第1の遠隔制御指示がなされた時刻から第2の遠隔制御指示がなされた時刻までの時間が所定の時間内である場合、決定指示が必要と判別される。この他、(A3)で示したように、さらに、権限を考慮して、決定指示が必要か否かが判別されてもよい。
CPU11は、決定指示が必要と判別した場合(ステップS106:YES)、決定指示受付画面を表示する(ステップS107)。具体的には、CPU11は、ROM12などに記憶されているプログラムやデータに基づいて、決定指示受付画面を表す画像信号を生成し、タッチスクリーン16に供給する。一方、タッチスクリーン16は、供給された画像信号に応じた決定指示受付画面を表示する。
ここで、図11を参照して、決定指示受付画面について説明する。決定指示受付画面610は、ユーザにより既になされた遠隔制御指示に従った遠隔制御を実行することの確認をユーザに促すための画面である。つまり、決定指示受付画面610は、安全性が疑わしい場合や他の遠隔制御と競合する可能性がある場合などに、ユーザにリスクがあることを明示する画面である。決定指示受付画面610は、典型的には、ポップアップ画面である。決定指示受付画面610は、例えば、ボタン領域611、612、表示領域613を備える。
ボタン領域611は、決定指示を受け付けるボタンが表示される領域である。つまり、ユーザは、遠隔制御指示に従った遠隔制御を実行させたい場合に、ボタン領域611をタッチ操作する。
一方、ボタン領域612は、キャンセル指示を受け付けるボタンが表示される領域である。つまり、ユーザは、遠隔制御指示に従った遠隔制御を実行させたくない場合に、ボタン領域612をタッチ操作する。
表示領域613には、遠隔制御指示に従った遠隔制御を実行することにより生じると考えられるリスクが表示される。なお、どのようなリスク表示がされるのかは、ROM12やフラッシュメモリ14に記憶されているプログラムやデータにより決定される。
CPU11は、ステップS107の処理を完了すると、決定指示があったか否かを判別する(ステップS108)。例えば、CPU11は、タッチスクリーン16の所定の領域(例えば、ボタン領域611)にタッチ操作がなされたことを検知した場合、決定指示があったと判別することができる。
CPU11は、決定指示が必要でないと判別した場合(ステップS106:NO)、もしくは、決定指示があったと判別した場合(ステップS108:YES)、制御信号を送信する(ステップS109)。具体的には、CPU11は、遠隔制御指示に基づく制御信号を生成し、通信装置15から制御装置200に向けて送信させる。
CPU11は、遠隔制御指示がないと判別した場合(ステップS104:NO)、遠隔制御を許可しないと判別した場合(ステップS105:NO)、決定指示がないと判別した場合(ステップS108:NO)、自端末情報を送信する(ステップS110)。自端末情報は、例えば、アプリケーションが起動状態であることを示す情報、遠隔制御指示がなされたことを示す情報、遠隔制御指示による遠隔制御が許可されたか否かを示す情報などを含む。
次に、図12に示すフローチャートを参照して、制御装置200が実行する遠隔制御中継処理について説明する。なお、制御装置200は、電源が投入されたことに応答して、図12に示す遠隔制御中継処理を開始する。
まず、CPU21は、安全度情報と権限情報との取得要求があるか否かを判別する(ステップS201)。具体的には、CPU21は、通信装置25を監視し、通信装置25が上記取得要求を端末装置100から受信したか否かを判別する。
CPU21は、安全度情報と権限情報との取得要求があると判別すると(ステップS201:YES)、安全度情報と権限情報とを取得要求の送信元である端末装置100に送信する(ステップS202)。具体的には、CPU21は、フラッシュメモリ24などに記憶されている安全度情報と権限情報とを、通信装置25に端末装置100に向けて送信させる。
CPU21は、安全度情報と権限情報との取得要求がないと判別した場合(ステップS201:NO)、もしくは、ステップS202の処理を完了した場合、履歴情報と他端末状況情報との取得要求があるか否かを判別する(ステップS203)。具体的には、CPU21は、通信装置25を監視し、通信装置25が上記取得要求を端末装置100から受信したか否かを判別する。
CPU21は、履歴情報と他端末状況情報との取得要求があると判別すると(ステップS203:YES)、履歴情報と他端末状況情報とを取得要求の送信元である端末装置100に送信する(ステップS204)。具体的には、CPU21は、フラッシュメモリ24などに記憶されている履歴情報と他端末状況情報とを、通信装置25に端末装置100に向けて送信させる。
CPU21は、履歴情報と他端末状況情報との取得要求がないと判別した場合(ステップS203:NO)、もしくは、ステップS204の処理を完了した場合、制御信号を受信したか否かを判別する(ステップS205)。具体的には、CPU21は、通信装置25を監視し、通信装置25が制御信号を端末装置100から受信したか否かを判別する。
CPU21は、制御信号を受信したと判別した場合(ステップS205:YES)、電気機器300を制御する(ステップS206)。具体的には、CPU21は、通信装置25が受信した制御信号により示される電気機器300を、この制御信号により示される制御内容で制御するように、電気機器制御装置27を制御する。一方、電気機器制御装置27は、CPU21による制御に従って、電気機器300を制御する。
CPU21は、制御信号を受信していないと判別した場合(ステップS205:NO)、もしくは、ステップS206の処理を完了した場合、自端末情報を受信したか否かを判別する(ステップS207)。具体的には、CPU21は、通信装置25を監視し、通信装置25が自端末情報を端末装置100から受信したか否かを判別する。
CPU21は、自端末情報を受信したと判別すると(ステップS207:YES)、他端末状況情報と履歴情報とを更新する(ステップS208)。つまり、CPU21は、フラッシュメモリ24などに記憶されている他端末状況情報と履歴情報とを、受信した自端末情報で更新する。
CPU21は、自端末情報を受信していないと判別した場合(ステップS207:NO)、もしくは、ステップS208の処理を完了した場合、ステップS201に処理を戻す。
以上説明したように、本実施形態によれば、安全性などが疑わしいと予測される場合に、ユーザに決定指示が要求される。このため、利便性の低下を防止しつつ、安全性の向上が期待できる。
また、本実施形態によれば、端末装置100に付与された権限に基づいて、決定指示を要求するか否かが決定される。このため、例えば、安全性を見落としやすいユーザが利用する端末装置だけ、決定指示が要求されやすいように調整することができる。
また、本実施形態によれば、遠隔制御を許可するか否かが決定された後、決定指示を要求するか否かが決定される。このため、例えば、遠隔制御を、無条件に許可する、決定指示を条件に許可する、無条件に許可しない、などのように、多段階で遠隔制御を制限することができる。
また、本実施形態によれば、対象装置に対してなされた遠隔制御の履歴に基づいて、決定指示を要求するか否かが決定される。このため、例えば、遠隔制御指示により指定された制御内容が、この遠隔操作指示の直前になされた制御内容と競合する場合、その旨をユーザに認識されたり、遠隔制御を制限したりすることができる。
また、本実施形態によれば、対象装置に対してなされた遠隔制御の履歴を、安全性などを判別するための判断材料として、ユーザに提示することができる。
また、本実施形態によれば、他の端末装置が遠隔制御する蓋然性が高いか否かを、安全性などを判別するための判断材料として、ユーザに提示することができる。
また、本実施形態によれば、ユーザに決定指示を要求する際に、実行しようとしてる遠隔制御に伴うリスクを、ユーザに知らせることできる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、遠隔制御指示を受け付ける端末装置100に付与された権限により、遠隔制御が制限されたり決定指示の要求の有無が判別される例を示した。本発明において、例えば、一時的に、遠隔制御の制限を緩めたり、決定指示が要求されないようにすることができる。以下、第2の実施形態に係る遠隔制御システムについて説明する。なお、以下では、基本的に、第2の実施形態に係る遠隔制御システムが第1の実施形態に係る遠隔制御システムと異なる部分について説明する。
第2の実施形態に係る端末装置150の物理的な構成は、基本的に、図2に示す端末装置100の物理的な構成と同様である。以下、図13を参照して、第2の実施形態に係る端末装置150の機能について説明する。
図13に示すように、端末装置150は、機能的には、受信部101、記憶部102、遠隔制御指示受付部103、判別部104、決定指示要求部105、決定指示受付部106、送信部107、履歴提示部108、他端末状況提示部109、識別情報受付部151を備える。ここで、受信部101、記憶部102、判別部104、識別情報受付部151以外の機能は、第1の実施形態で説明した機能と同様である。
受信部101は、制御装置200から、他の端末装置(例えば、端末装置110)に対応付けられている識別情報と、他の端末装置に付与されている権限を示す他端末権限情報と、をさらに受信する。
識別情報は、例えば、端末装置150のユーザが、端末装置110を使用することが許可されたユーザであるか否かを識別するための情報である。識別情報は、英数字などにより表される文字情報(例えば、パスワード)であってもよいし、顔画像や指紋情報などであってもよい。
本実施形態では、端末装置150に付与されている権限よりも、端末装置110に付与されている権限の方が大きいものとする。この場合、他端末権限情報により示される権限は、端末装置150に付与されている権限情報よりも大きい権限を示す情報となる。
ここで、記憶部102は、受信された、識別情報と他端末権限情報とをさらに記憶する。
識別情報受付部151は、ユーザから、識別情報の入力を受け付ける。識別情報受付部151は、例えば、CPU11、タッチスクリーン16、指紋認識装置、撮像装置などを備える。
ここで、判別部104は、記憶されている識別情報と受け付けられた識別情報とが一致するか否かをさらに判別する。そして、判別部104は、記憶されている識別情報と受け付けられた識別情報とが一致すると判別した場合、記憶されている権限情報に代えて、記憶されている他端末権限情報に基づいて、各種の判別処理を実行する。なお、各種の判別処理は、遠隔制御指示に基づく遠隔制御を許可するか否かを判別する処理や、ユーザに決定指示を要求するか否かを判別する処理である。
本実施形態によれば、ある端末装置を使用するユーザに、一時的に、他の端末装置を使用するユーザと同様の権限が与えられる。従って、例えば、付与されている権限が比較的大きい端末装置が使用できない場合でも、付与されている権限が比較的小さい他の端末装置を用いて、一時的に比較的大きな権限を得ることができる。このため、ユーザの利便性を維持しつつ、安全性を高めることが期待できる。
(変形例)
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能である。
本発明において、第1の実施形態や第2の実施形態において説明した構成、機能、動作のどの部分を採用するのかは任意である。また、本発明において、上述した構成、機能、動作のほか、更なる構成、機能、動作が採用されてもよい。
例えば、第1の実施形態では、判別部104による判別処理において、安全度情報と権限情報と履歴情報との全てが使用される例を示した。本発明において、判別部104による判別処理において、使用される情報は、この例に限定されない。例えば、判別部104による判別処理において、安全度情報と権限情報と履歴情報とのうちの1つ又は2つの情報のみが使用されてもよいし、他の情報が使用されてもよい。
第1の実施形態では、決定指示を要求すると判別された場合、制御内容の安全度にかかわらず、注意喚起の程度が同程度である例を示した。本発明において、制御内容の安全度が低いほど、注意喚起の程度を高くしてもよい。例えば、制御内容の安全度が低いほど、ユーザに要求する決定指示の回数を多くすることができる。
第1の実施形態では、遠隔制御指示が受け付けられた後に、遠隔制御を許可するか否かの判別処理が実行される例を示した。本発明において、許可されない遠隔制御を指示する遠隔制御指示が、あらかじめ受け付けられないように制限されていてもよい。この場合、受け付けられた遠隔制御指示に基づく制御は、決定指示さえなされれば実行される構成となる。
第1の実施形態では、遠隔制御システムが備える機能のうち、大部分を端末装置が備える例を示した。本発明において、遠隔制御システムが備える機能を、端末装置と制御装置とのうちのいずれに備えさせるのかは任意である。
第1の実施形態では、安全度が、制御対象(電気機器)と制御内容とに応じて定められる例について説明した。本発明において、安全度をどのように定めるのかは適宜調整することができる。例えば、安全度は、制御内容に拘わらず制御対象のみに応じて定められてもよいし、制御対象に拘わらず制御内容のみに応じて定められてもよい。
第1の実施形態では、遠隔制御指示受付画面600において、履歴や他の端末装置の状況が提示される例について説明した。本発明において、履歴や他の端末装置の状況が提示される手法やタイミングは、この例に限定されない。例えば、ユーザによる指示に応答して、図7に示すような履歴の一覧が提示されてもよい。また、提示される履歴の一覧は、各種の条件に従って、抽出や並び替えがなされたものであってもよい。また、特定のレコードやセルが強調表示されてもよい。例えば、安全度が比較的低い(安全度が所定の閾値よりも低い)制御対象や制御内容を示すレコードが、目立つ色で強調表示されてもよい。この場合、安全性の低い制御対象や制御内容に関わる履歴の視認性を高めることができる。
あるいは、表示されるレコードに、安全度を示す数値や文字列が含まれていてもよい。なお、安全度を示す情報は、履歴情報の生成時に、履歴情報に含められてもよいし、表示時に、履歴情報に含まれる制御対象や制御内容と、安全度情報とから導かれてもよい。
また、図5に示す安全度情報の一覧、図6に示す権限情報の一覧、図8に示す他端末制御情報の一覧などが、ユーザによる指示に従って、表示されてもよい。さらに、安全度情報、権限情報などは、例えば、端末装置100や制御装置200などを利用する、編集権限を有する管理者により編集されてもよい。
第1の実施形態では、安全度が1から5の数値で示される例を示した。本発明において、安全度をどのように表すのかは任意である。例えば、安全度は0(安全でない)と1(安全である)により表されてもよい。なお、制御内容毎の安全度は、制御対象に対応付けられた安全レベルに基づいて決定されてもよい。
第1の実施形態では、遠隔制御指示や決定指示がタッチスクリーン16へのタッチ操作である例について説明した。本発明において、各種の指示は、この例に限定されない。例えば、各種の指示は、キーやボタンの押圧操作、音声の入力などであってもよい。また、決定指示の要求も、タッチスクリーン16による画面表示によるものに限定されない。例えば、音声の出力により、決定指示の要求がなされてもよい。
本発明に係る端末装置100、150、制御装置200の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末装置に適用することで、当該パーソナルコンピュータ等を本発明に係る端末装置100、150、制御装置200として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、電気機器を遠隔制御するシステムに適用可能である。
11、21 CPU、12、22 ROM、13、23 RAM、14、24 フラッシュメモリ、15、25 通信装置、16、26 タッチスクリーン、27 電気機器制御装置、100、110、120、150 端末装置、101 受信部、102 記憶部、103 遠隔制御指示受付部、104 判別部、105 決定指示要求部、106 決定指示受付部、107 送信部、108 履歴提示部、109 他端末状況提示部、151 識別情報受付部、200 制御装置、300、310、320 電気機器、400 宅内端末装置、500 インターネット、600 遠隔制御指示受付画面、601 リスト領域、602、603、604、608、611、612 ボタン領域、605、606、607、613 表示領域、610 決定指示受付画面、1000 遠隔制御システム

Claims (14)

  1. 電気通信網により制御装置に接続され、前記制御装置を介して電気機器を遠隔制御する端末装置であって、
    前記制御装置から、前記電気機器が遠隔制御された場合に想定される安全度を制御内容毎に示す安全度情報を受信する受信手段と、
    前記受信された安全度情報を記憶する記憶手段と、
    ユーザから、前記電気機器の遠隔制御指示を受け付ける遠隔制御指示受付手段と、
    前記遠隔制御指示が受け付けられたことに応答して、前記記憶されている安全度情報に基づいて、前記ユーザに前記遠隔制御指示に基づく制御内容で前記電気機器を遠隔制御することの決定指示を要求するか否かを判別する判別手段と、
    前記ユーザに前記決定指示を要求すると判別された場合、前記ユーザに前記決定指示を要求する決定指示要求手段と、
    前記ユーザから、前記要求に応じてなされる前記決定指示を受け付ける決定指示受付手段と、
    前記ユーザに前記決定指示を要求しないと判別された場合、又は、前記ユーザから前記決定指示が受け付けられた場合、前記制御装置に、前記遠隔制御指示に基づく制御信号を送信する送信手段と、を備える、
    端末装置。
  2. 前記受信手段は、前記制御装置から、前記端末装置に付与されている権限を示す権限情報をさらに受信し、
    前記記憶手段は、前記受信された権限情報をさらに記憶し、
    前記判別手段は、前記記憶されている安全度情報と権限情報とに基づいて、前記ユーザに前記決定指示を要求するか否かを判別する、
    請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記判別手段は、前記記憶されている安全度情報と権限情報とに基づいて、前記遠隔制御指示に基づく遠隔制御を許可するか否かをさらに判別し、前記遠隔制御指示に基づく遠隔制御を許可すると判別した場合、前記記憶されている安全度情報と権限情報とに基づいて、前記ユーザに前記決定指示を要求するか否かを判別する、
    請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記受信手段は、前記制御装置から、他の端末装置に対応付けられている識別情報と、前記他の端末装置に付与されている権限を示す他端末権限情報と、をさらに受信し、
    前記記憶手段は、前記受信された識別情報と他端末権限情報とをさらに記憶し、
    前記ユーザから、識別情報の入力を受け付ける識別情報受付手段をさらに備え、
    前記判別手段は、前記記憶されている識別情報と前記受け付けられた識別情報とが一致するか否かをさらに判別し、前記記憶されている識別情報と前記受け付けられた識別情報とが一致すると判別した場合、前記記憶されている権限情報に代えて、前記記憶されている他端末権限情報に基づいて、前記遠隔制御指示に基づく遠隔制御を許可するか否かと、前記ユーザに前記決定指示を要求するか否かとを判別する、
    請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記受信手段は、前記制御装置から、前記電気機器に対する遠隔制御の履歴を示す履歴情報をさらに受信し、
    前記記憶手段は、前記受信された履歴情報をさらに記憶し、
    前記判別手段は、前記記憶されている安全度情報と履歴情報とに基づいて、前記ユーザに前記決定指示を要求するか否かを判別する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の端末装置。
  6. 前記判別手段は、前記遠隔制御指示に基づく制御内容と、前記記憶されている履歴情報に含まれる制御内容とが競合する関係にある場合、前記ユーザに前記決定指示を要求すると判別する、
    請求項5に記載の端末装置。
  7. 前記受信手段は、前記制御装置から、前記電気機器に対する遠隔制御の履歴を示す履歴情報をさらに受信し、
    前記記憶手段は、前記受信された履歴情報をさらに記憶し、
    前記ユーザに、前記記憶されている履歴情報により示される履歴を提示する履歴提示手段をさらに備える、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の端末装置。
  8. 前記履歴提示手段は、前記履歴から導出される安全度に応じた態様で、前記履歴を提示する、
    請求項7に記載の端末装置。
  9. 前記履歴提示手段は、前記履歴から導出される安全度が所定の閾値よりも低い場合、前記履歴を強調表示する、
    請求項8に記載の端末装置。
  10. 前記受信手段は、前記制御装置から、他の端末装置が前記電気機器に対して遠隔制御が可能な状況であるか否かを示す情報を含む他端末状況情報をさらに受信し、
    前記記憶手段は、前記受信された他端末状況情報をさらに記憶し、
    前記ユーザに、前記記憶されている他端末状況情報により示される、前記他の端末装置の状況を提示する他端末状況提示手段をさらに備える、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の端末装置。
  11. 前記決定指示要求手段は、前記ユーザに前記決定指示を要求すると判別された場合、前記ユーザに前記遠隔制御指示に基づく遠隔制御に伴うリスクを示すリスク情報を提示する、
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載の端末装置。
  12. 電気通信網により制御装置に接続された端末装置と前記制御装置とを備え、前記端末装置から前記制御装置を介して電気機器を遠隔制御する遠隔制御システムであって、
    前記端末装置は、
    前記制御装置から、前記電気機器が遠隔制御された場合に想定される安全度を制御内容毎に示す安全度情報を受信する受信手段と、
    前記受信された安全度情報を記憶する記憶手段と、
    ユーザから、前記電気機器の遠隔制御指示を受け付ける遠隔制御指示受付手段と、
    前記遠隔制御指示が受け付けられたことに応答して、前記記憶されている安全度情報に基づいて、前記ユーザに前記遠隔制御指示に基づく制御内容で前記電気機器を遠隔制御することの決定指示を要求するか否かを判別する判別手段と、
    前記ユーザに前記決定指示を要求すると判別された場合、前記ユーザに前記決定指示を要求する決定指示要求手段と、
    前記ユーザから、前記要求に応じてなされる前記決定指示を受け付ける決定指示受付手段と、
    前記ユーザに前記決定指示を要求しないと判別された場合、又は、前記ユーザから前記決定指示が受け付けられた場合、前記制御装置に、前記遠隔制御指示に基づく制御信号を送信する送信手段と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記端末装置から、前記制御信号を受信する受信手段と、
    前記受信された制御信号に従って、前記電気機器を制御する電気機器制御手段と、を備える、
    遠隔制御システム。
  13. 電気通信網により制御装置に接続された端末装置から、前記制御装置を介して電気機器を遠隔制御する遠隔制御方法であって、
    ユーザから、前記電気機器の遠隔制御指示を受け付ける遠隔制御指示受付ステップと、
    前記遠隔制御指示が受け付けられたことに応答して、前記電気機器が遠隔制御された場合に想定される安全度を制御内容毎に示す安全度情報に基づいて、前記ユーザに前記遠隔制御指示に基づく制御内容で前記電気機器を遠隔制御することの決定指示を要求するか否かを判別する判別ステップと、
    前記ユーザに前記決定指示を要求すると判別された場合、前記ユーザに前記決定指示を要求する決定指示要求ステップと、
    前記ユーザから、前記要求に応じてなされる前記決定指示を受け付ける決定指示受付ステップと、
    前記ユーザに前記決定指示を要求しないと判別された場合、又は、前記ユーザから前記決定指示が受け付けられた場合、前記遠隔制御指示に基づいて前記電気機器を制御する電気機器制御ステップと、を備える、
    遠隔制御方法。
  14. 電気通信網により制御装置に接続され、前記制御装置を介して電気機器を遠隔制御するコンピュータを、
    前記制御装置から、前記電気機器が遠隔制御された場合に想定される安全度を制御内容毎に示す安全度情報を受信する受信手段、
    前記受信された安全度情報を記憶する記憶手段、
    ユーザから、前記電気機器の遠隔制御指示を受け付ける遠隔制御指示受付手段、
    前記遠隔制御指示が受け付けられたことに応答して、前記記憶されている安全度情報に基づいて、前記ユーザに前記遠隔制御指示に基づく制御内容で前記電気機器を遠隔制御することの決定指示を要求するか否かを判別する判別手段、
    前記ユーザに前記決定指示を要求すると判別された場合、前記ユーザに前記決定指示を要求する決定指示要求手段、
    前記ユーザから、前記要求に応じてなされる前記決定指示を受け付ける決定指示受付手段、
    前記ユーザに前記決定指示を要求しないと判別された場合、又は、前記ユーザから前記決定指示が受け付けられた場合、前記制御装置に、前記遠隔制御指示に基づく制御信号を送信する送信手段、として機能させる、
    プログラム。
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