JP2014216877A - 通信システム、受信装置、半導体装置及び通信システムにおけるジッタ補正方法 - Google Patents

通信システム、受信装置、半導体装置及び通信システムにおけるジッタ補正方法 Download PDF

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Abstract

【目的】低コストな構成でジッタ補正を行うことが可能な通信システム、この通信システムが適用された受信装置、通信システムが形成される半導体装置、及び通信システムにおけるジッタ補正方法を提供することを目的とする。【構成】第1処理部が取得した情報データを担うデータパケットの各々を含むデータ信号を伝送路を介して第2処理部に送信するにあたり、第1処理部は、各データパケットの周期と基準周期との周期差を示す周期差情報を上記データ信号に挿入したものを第2処理部に送信する。第2処理部は、受信したデータ信号からデータパケットの各々を復元しつつ周期差情報を抽出し、この周期差情報にて示される周期差を基準周期に加算することにより目標周期を求める。そして、第2処理部は、復元したデータパケットの周期を測定して得た実測周期と目標周期との周期差をジッタ補正量として求め、復元されたデータパケットに対してこのジッタ補正量の分だけジッタを補正する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報データの伝送を行う通信システム、この通信システムが適用された受信装置、通信システムが形成される半導体装置、及び通信システムにおけるジッタ補正方法に関する。
複数のアンテナで放送波を受信する、例えば車載用のダイバーシティ受信装置は、車両の屋根又はリアガラスに設置した複数のアンテナと、車室内のセンターコンソールに設置した受信装置筐体と、各アンテナ及び受信装置筐体間を接続する複数のアンテナケーブルとから構成される。従って、車載用のダイバーシティ受信装置では、高周波伝送用であり且つケーブル長が長い複数のアンテナケーブルが必要となることから、高コスト化するという問題があった。
そこで、受信装置での受信処理を前段部と後段部とに分割し、前段部をアンテナ近傍に設置し、後段部を車室内のセンターコンソールに設置するようにした受信システムが提案された(例えば、特許文献1参照)。かかる受信システムの前段部では、各アンテナで放送波を受信して得られた高周波信号に対して周波数変換及び復調処理を施すことによりアンテナ毎に復調信号を得て、これらを多重化した信号を伝送ケーブルを介して後段部に送信する。一方、後段部では、受信した信号に対して復調及び復号処理を施すことにより、放送局から送信された音声、映像又は各種制御データを復元して出力するようにしている。
ここで、地上デジタル放送を受信する場合には、受信装置は、受信信号を放送局の送信装置で用いている基準周波数に追従させることで、復調後のデジタル信号の出力不足や誤りを抑制させるようにしている。また、かかるディジタル信号の時間軸方向での信号波形の揺らぎ、いわゆるジッタをFIFO(First In, First Out)メモリ等を用いて吸収させることにより受信精度を高めるようにしている。
ところで、上記した車載用ダイバーシティ受信装置のような、アンテナ側の前段部で生成された信号を伝送ケーブルを介して車室内のセンターコンソールに設置した後段部に伝送するような構成では、前段部及び後段部の各々に、基準周波数を有する基準クロック信号を生成する為のクロック生成回路を設けることになる。この際、製造上のバラツキ又は環境温度の違いにより、前段部及び後段部各々で用いる基準クロック信号同士には周期ずれが生じる虞がある。
従って、上記した如き前段部及び後段部の間で通信を行うような構成を有する受信装置では、その通信動作に起因するジッタも重畳することになるので、ジッタ量が大きくなる場合がある。よって、このようなジッタをFIFOメモリで吸収させる為には、記憶容量が大なるFIFOメモリを用いる必要があり、コスト高を招くという問題があった。
特開2012−74905号公報
本願発明は、上記の如き問題を解決すべく為されたものであり、低コストな構成でジッタ補正を行うことが可能な通信システム、この通信システムが適用された受信装置、通信システムが形成される半導体装置、及び通信システムにおけるジッタ補正方法を提供することを目的とする。
本発明に係る通信システムは、情報データを担うデータパケットの系列を含むデータ信号を伝送路に送出する第1処理部と、前記伝送路を介して受信した前記データ信号から前記データパケットを復元する第2処理部と、を有する通信システムであって、前記第1処理部は、前記データパケットの周期と基準周期との周期差を検出して当該周期差を示す周期差情報を前記データ信号に挿入する手段を含み、前記第2処理部は、前記データ信号に挿入されている前記周期差情報を抽出し当該周期差情報にて示される前記周期差を前記基準周期に加算することにより目標周期を得る目標周期算出手段と、前記復元されたデータパケットの周期を測定して実測周期を得る周期測定手段と、前記目標周期と前記実測周期との周期差をジッタ補正量として得るジッタ補正量算出手段と、前記復元されたデータパケットに対して前記ジッタ補正量の分だけジッタ補正を行うジッタ補正手段と、を有する。
また、本発明に係る受信装置は、放送波を複数のアンテナで受信する受信装置であって、前記アンテナ各々で受信して得られた高周波信号の各々に復調処理を施して夫々を合成して得られた信号を復号することによりデータパケットの系列を含む受信情報データ信号を得る復調復号手段、及び前記受信情報データ信号を伝送路に送出する第1送信手段を含む第1処理部と、前記伝送路を介して受信した前記受信情報データ信号から前記データパケットの系列を復元する第2処理部と、を有し、前記第1処理部は、前記データパケットの周期と基準周期との周期差を検出して当該周期差を示す周期差情報を前記受信情報データ信号に挿入する手段を更に含み、前記第2処理部は、前記受信情報データ信号に挿入されている前記周期差情報を抽出し当該周期差情報にて示される前記周期差を前記基準周期に加算することにより目標周期を得る目標周期算出手段と、前記復元されたデータパケットの周期を測定して実測周期を得る周期測定手段と、前記目標周期と前記実測周期との周期差をジッタ補正量として得るジッタ補正量算出手段と、前記復元されたデータパケットに対して前記ジッタ補正量の分だけジッタ補正を行うジッタ補正手段と、を更に含む。
また、本発明に係る半導体装置は、情報データを担うデータパケットの系列を含むデータ信号を伝送路に送出する第1処理部が形成されている第1半導体チップと、前記伝送路を介して受信した前記データ信号から前記データパケットを復元する第2処理部が形成されている第2半導体チップと、を有する半導体装置であって、前記第1処理部は、前記データパケットの周期と基準周期との周期差を検出して当該周期差を示す周期差情報を前記データ信号に挿入する手段を含み、前記第2処理部は、前記データ信号に挿入されている前記周期差情報を抽出し当該周期差情報にて示される前記周期差を前記基準周期に加算することにより目標周期を得る目標周期算出手段と、前記復元されたデータパケットの周期を測定して実測周期を得る周期測定手段と、前記目標周期と前記実測周期との周期差をジッタ補正量として得るジッタ補正量算出手段と、前記復元されたデータパケットに対して前記ジッタ補正量の分だけジッタ補正を行うジッタ補正手段と、を有する。
本発明に係る通信システムのジッタ補正方法は、情報データを担うデータパケットの系列を含むデータ信号を伝送路に送出する第1処理部と、前記伝送路を介して受信した前記データ信号から前記データパケットを復元する第2処理部と、を有する通信システムのジッタ補正方法であって、前記第1処理部は、前記データパケットの周期と基準周期との周期差を検出して当該周期差を示す周期差情報を前記データ信号に挿入したものを前記伝送路に送出し、前記第2処理部は、前記データ信号に挿入されている前記周期差情報に示される前記周期差を前記基準周期に加算することにより得た目標周期と、前記復元されたデータパケットの周期を測定して得られた実測周期との周期差をジッタ補正量として求め、前記復元されたデータパケットに対して前記ジッタ補正量の分だけジッタ補正を行う。
本発明に係る通信システムが適用された車載用ダイバーシティ受信装置を示すブロック図である。 第1受信処理部2の内部構成を示すブロック図である。 第1受信処理部2及び第2受信処理部4の内部動作を示すタイムチャートである。 第2受信処理部4の内部構成を示すブロック図である。 第1受信処理部2の他の内部構成を示すブロック図である。 第2受信処理部4の他の内部構成を示すブロック図である。
図1は、本発明に係る通信システムを車載用ダイバーシティ受信装置に適用した場合での構成を示すブロック図である。
図1に示す車載用ダイバーシティ受信装置は、車両の例えばリアウインドウ(又はフロントウィンドウ)に設置されたn個(nは2以上の整数)のアンテナ11〜1n、アンテナ11〜1nの近傍に設置されている第1受信処理部2、伝送ケーブル3、及び車両室内のセンターコンソールに設置された第2受信処理部4とからなる。尚、この車載用ダイバーシティ受信装置は、例えば「H.264/MPEG−4 AVC」又は「MPEG−2」等の動画圧縮規格に従ってMPEG(Moving Picture Experts Group)データ化された映像及び音声データにOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調が施された放送波を受信するものである。また、第1受信処理部2は第1の半導体チップに形成され、第2処理部4は、この第1の半導体チップとは別の第2の半導体チップに形成されているものである。
図2は、第1受信処理部2の内部構成の一例を示すブロック図である。
図2において、アンテナ11〜1nは夫々個別に放送波を受信して得られた高周波信号R1〜Rnを、夫々個別の高周波伝送用ケーブルを介して第1受信処理部2に供給する。
第1受信処理部2は、基準クロック生成回路20、復調・復号処理回路21、基準周期タイマ22、周期差検出回路23、フレーム生成回路24、変調回路25、送信アンプ26、コンデンサ27及び電源電圧導出回路28を含む。
基準クロック生成回路20は、所定の一定周波数の基準クロック信号CK1を生成し、これを、復調・復号処理回路21に供給する。
復調・復号処理回路21は、先ず、高周波信号R1〜Rnの各々を、視聴を希望する放送局の周波数帯域にダウンコンバートすることにより、高周波信号R1〜Rn夫々に対応したn個の中間周波数信号を夫々得る。次に、復調・復号処理回路21は、これら中間周波数信号を重み付け加算(又は減算)することにより合成して合成受信信号を得る。次に、復調・復号回路21は、基準クロック信号CK1のタイミングで、上記した合成受信信号に対して放送波の変調方式に対応した復調処理を施すことにより復調データを得る。そして、復調・復号回路21は、この復調データに対して、例えば「H.264/MPEG−4 AVC」又は「MPEG−2」等の動画圧縮符号化技術に従った復号処理を施す。
かかる復号処理により、復調・復号回路21は、MPEG形式にて情報データが時系列にてパケット化された、図3に示す如きデータパケットDPの系列からなる受信情報データRXを生成する。この際、データパケットDPの周期は、基準クロック信号CK1に基づく基準周期となるが、基準クロック信号CK1に生じているジッタに伴い、互いに時間的に隣接するデータパケットDP同士の間に存在するブランク期間が変化する。つまり、かかるジッタに伴い、データパケットDPの周期が変動することになる。
復調・復号処理回路21は、上記した受信情報データRXを周期差検出回路23及びフレーム生成回路24に供給する。
基準周期タイマ22は、基準周期TRFに対応した時間を繰り返し計時する自走タイマであり、基準周期TRF内における計時中の時点を示す基準周期信号TMを周期差検出回路23に供給する。すなわち、基準周期信号TMが、ある時点t1を示してから計時が進行し、再び時点t1を示す状態に到るまでの期間が基準周期TRFとなる。
周期差検出回路23は、先ず、受信情報データRX中からデータパケットDP各々の周期と、基準周期信号TMに基づく基準周期TRFとの周期差を各データパケット毎に検出する。例えば、図3に示す一例において、受信情報データRX中のデータパケットDP1及びDP2の区間では、DP1の先頭から基準周期TRFだけ経過した時点QR1に対して、DP2の先頭部の位相がe1だけ進んでいる。よって、この際、周期差検出回路23は、データパケットDP1に対応した周期差として、この進み位相を示す周期差e1を検出する。又、データパケットDP2及びDP3の区間では、DP2の先頭から基準周期TRFだけ経過した時点QR2に対して、DP3の先頭部の位相がe2だけ遅れている。よって、この際、周期差検出回路23は、データパケットDP2に対応した周期差として、この遅れ位相を示す周期差e2を検出する。
すなわち、周期差検出回路23は、受信情報データRX自体に生じているジッタ(第1のジッタと称する)の量を検出する為に、各データパケットDPの周期と基準周期TRFとの周期差を検出するのである。そして、周期差検出回路23は、かかる周期差を示す周期差情報eをフレーム生成回路24に供給する。
フレーム生成回路24は、先ず、受信情報データRX中のデータパケットDPの各々を順次、内蔵メモリ(図示せぬ)に記憶する。次に、フレーム生成回路24は、基準クロック信号CK1よりも高いビットレートで内蔵メモリからデータパケットDPを読み出したものを伝送データブロックDDPとする。そして、フレーム生成回路24は、図3に示す如く、この伝送データブロックDDPの最後尾に当該DDPに対応した周期差情報e、及びブランク期間BLを順に付加してなるフレームを生成し、かかるフレームの系列からなる受信情報データ信号FRを変調回路25に供給する。
変調回路25は、受信情報データ信号FRに対して、例えば放送波の変調と同一のOFDM変調、或いはQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調、QAM(quadrature amplitude modulation)等のディジタル変調を施して得た受信情報変調信号RMを送信アンプ26に供給する。送信アンプ26は、受信情報変調信号RMを増幅して得られた受信情報変調信号RTXをコンデンサ27及び伝送ケーブル3を介して第2受信処理部4に送信する。
尚、伝送ケーブル3は、かかる受信情報変調信号RTXを伝送する信号ラインと、接地ラインと、を含む2芯のケーブルである。コンデンサ27の一端は伝送ケーブル3の信号ラインに接続されており、他端はラインL1を介して送信アンプ26の出力端子に接続されている。コンデンサ27は、伝送ケーブル3の信号ライン上の直流成分がラインL1に流れ込むのを遮断する。電源電圧導出回路28は、伝送ケーブル3の信号ライン上に重畳されている直流の電源電圧VDDを導出する。そして、電源電圧導出回路28は、かかる電源電圧VDDを、基準クロック生成回路20、復調・復号処理回路21、基準周期タイマ22、周期差検出回路23、フレーム生成回路24、変調回路25及び送信アンプ26の各々を動作させる電源として、夫々に供給する。
図4は、第2受信処理部4の内部構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、第2受信処理部4は、電源電圧生成回路40、コンデンサ41、受信アンプ42、復調回路43、周期差情報抽出回路44、パケット生成回路45、基準クロック生成回路46、ジッタ補正回路47、目標周期算出回路48、ジッタ補正量算出回路49、周期測定回路50及び受信データデコーダ51を含む。
図4において、電源電圧生成回路40は、第2受信処理部4内の上記した各モジュール(42〜51)を動作させる電源として直流の電源電圧VDDを生成し、夫々に供給する。更に、電源電圧生成回路40は、かかる電源電圧VDDを伝送ケーブル3の信号ラインに印加することにより、電源電圧VDDを第1受信処理部2に供給する。
コンデンサ41の一端は伝送ケーブル3の信号ラインに接続されており、他端はラインL2を介して受信アンプ42の入力端子に接続されている。コンデンサ41は、伝送ケーブル3の信号ライン上の直流成分がラインL2に流れ込むのを遮断する。
受信アンプ42は、伝送ケーブル3及びコンデンサ41を介して第1受信処理部2から送信されてきた受信情報変調信号を受け、これを増幅して得られた受信情報変調信号RRを復調回路43に供給する。復調回路43は、受信情報変調信号RRに対して、第1受信処理部2の変調回路25での変調処理に対応した復調処理を施すことにより、図3に示す如き受信情報データ信号FRを復元して得られた受信情報データ信号RDを、周期差情報抽出回路44及びパケット生成回路45に供給する。
周期差情報抽出回路44は、図3に示す如き受信情報データ信号RD中から周期差情報eを抽出しこれをパケット生成回路45及び目標周期算出回路48に供給する。基準クロック生成回路46は、基準クロック信号CK1の周波数と同一周波数の基準クロック信号CK2を生成し、これをパケット生成回路45及びジッタ補正回路47に供給する。
パケット生成回路45は、先ず、受信情報データ信号RD中の伝送データブロックDDPの各々を順次、内蔵メモリ(図示せぬ)に記憶する。次に、パケット生成回路45は、この内蔵メモリに記憶されている伝送データブロックDDPの各々を、基準周期TRFに周期差情報eに示される周期差を加算した周期で、且つ基準クロック信号CK2に応じたビットレートで読み出すことにより、第1受信処理部2側で取得された受信情報データRX中のデータパケットDPの系列を復元する。
ところで、第1受信処理部2で用いられている基準クロック信号CK1及び第2受信処理部4で用いられている基準クロック信号CK2は、共に同一周波数のクロック信号である。しかしながら、基準クロック信号CK1及びCK2は、互いに異なる基準クロック生成回路(20、46)によって生成されているので、両者の間には、製造上のバラツキ或いは環境温度の差に起因する周期ずれが生じる場合がある。よって、受信情報データ信号PDには、第1受信処理部2の復調・復号処理回路21で生成された受信情報データRX自体に生じている第1のジッタに、基準クロック信号CK1及びCK2同士の周期ずれに起因する第2のジッタが重畳したジッタが生じている可能性がある。
パケット生成回路45は、このような第1のジッタに第2のジッタが加わったジッタが生じている受信情報データ信号PDを、ジッタ補正回路47及び周期測定回路50に供給する。
目標周期算出回路48は、基準周期TRFに周期差情報eにて示される周期差を加算することにより目標周期ftを得て、これをジッタ補正量算出回路49に供給する。例えば、図3に示す一例では、受信情報データ信号PD中のデータパケットDP1に対応した周期差情報eが進み位相の周期差e1を示すので、目標周期算出回路48は、データパケットDP1に対応した目標周期として、基準周期TRFから周期差e1を差し引いてなる目標周期ft1を得る。又、データパケットDP2に対応した周期差情報eが遅れ位相の周期差e2を示すので、目標周期算出回路48は、データパケットDP2に対応した目標周期として、基準周期TRFに周期差e2を加えてなる目標周期ft2を得る。
周期測定回路50は、受信情報データ信号PD中において互いに隣接するデータパケットDP同士の周期、つまりデータパケットDPNの先頭から、データパケットDPN+1の先頭までの期間を実測周期fとして測定し、これをジッタ補正量算出回路49に供給する。
ジッタ補正量算出回路49は、目標周期ftと実測周期fとの周期差を、上記した第2のジッタ量として算出し、この算出結果の平均値をジッタの補正量を示すジッタ補正量JCとしてジッタ補正回路47に供給する。例えば、図3に示す一例では、受信情報データ信号PD中のデータパケットDP1に対応した実測周期及び目標周期は夫々実測周期f1及び目標周期ft1であるので、ジッタ補正量算出回路49は、実測周期f1及び目標周期ft1同士の差をジッタ量J1として得る。また、データパケットDP2に対応した実測周期及び目標周期は夫々実測周期f2及び目標周期ft2であるので、ジッタ補正量算出回路49は、実測周期f2及び目標周期ft2同士の差をジッタ量J2として得る。そして、ジッタ補正量算出回路49は、これらジッタ量J1及びJ2の平均値をジッタ補正量JCとしてジッタ補正回路47に供給する。
ジッタ補正回路47は、先ず、パケット生成回路45から供給された受信情報データ信号PDを、内蔵のFIFOメモリ(図示せぬ)に記憶する。そして、ジッタ補正回路47は、このFIFOメモリに記憶されている受信情報データ信号PD中の各データパケットDPの時間位置を、ジッタ補正量JCの分だけずらしたタイミングで読み出し、これをジッタ補正受信情報データ信号JDとして受信データデコーダ51に供給する。かかる動作により、ジッタ補正回路47は、受信情報データ信号PD中に重畳して生じている第1及び第2のジッタの内から、基準クロック信号CK1及びCK2同士の周期ずれに起因する第2のジッタだけを除去する。
受信データデコーダ51は、例えばMPEGデコーダであり、MPEGデータとしての受信情報データ信号RDに対してMPEG復号処理を施すことにより、放送局側から送信されてきた情報データとしての映像及び音声データを得る。尚、映像データは、表示装置(図示せぬ)に供給され、音声データはD/A変換器、アンプ及びスピーカ等からなる音響出力装置(図示せぬ)に供給される。
以下に、図2及び図4に示される車載用ダイバーシティ受信装置におけるジッタ補正動作について説明する。
先ず、図2に示す第1受信処理部2の周期差検出回路23が、復調・復号処理回路21で生成された受信情報データRX自体に生じている第1のジッタに対応した周期差を示す周期差情報eを生成する。第1受信処理部2は、受信情報データRXに含まれる各データパケットDPに、そのデータパケットに対応した周期差情報eを付加したものを高ビットレートでフレーム化した受信情報データ信号FRを第2受信処理部4に送信する。受信情報データ信号RDを受信すると、第2受信処理部4のパケット生成回路45は、この受信情報データ信号から、上記した受信情報データRXと同一形態にてデータパケットDPが配列された受信情報データ信号PDを復元する。つまり、受信情報データ信号PDのデータパケットDPの系列中には、受信情報データRX自体に生じている第1のジッタと共に、基準クロック信号CK1及びCK2同士の周期ずれに起因する第2のジッタが生じている。ここで、第2受信処理部4は、受信情報データ信号RDから周期差情報eを抽出し、これに基準周期TRFを加算することにより、第1のジッタ分を含む目標周期ftを得る。更に、第2受信処理部4は、上記した受信情報データ信号PD中のデータパケット各々の周期を測定して実測周期fを得る。尚、実測周期fには、第1のジッタと共に第2のジッタが含まれている。よって、目標周期ftと実測周期fとの差が、基準クロック信号CK1及びCK2同士の周期ずれに起因する第2のジッタの量となる。そこで、第2受信処理部4では、目標周期ftと実測周期fとの差によってジッタ補正量JC(又はJ)を求め、かかるジッタ補正量の分だけ受信情報データ信号PDに対してジッタ補正を行うことにより、この受信情報データ信号PD中から第2のジッタだけを除去する。
すなわち、第1処理部(2)が取得した情報データ(RX)を担うデータパケット(DP)の各々を含むデータ信号(FR、RM、RTX)を伝送路(3)を介して第2処理部(4)に送信するにあたり、第1処理部は、各データパケットの周期と基準周期(TRF)との周期差を示す周期差情報(e)を上記データ信号に挿入したものを第2処理部に送信する。第2処理部は、受信したデータ信号からデータパケットの各々を復元しつつ周期差情報を抽出し、この周期差情報にて示される周期差を基準周期に加算することにより目標周期(ft)を求める。次に、第2処理部は、復元したデータパケットの周期を測定して得た実測周期(f)と目標周期との周期差をジッタ補正量(J、JC)、つまり第1及び第2処理部で用いられる基準クロック信号(CK1、CK2)同士の周期ずれに起因して生じるジッタに対する補正量として求める。そして、第2処理部は、上記の如く復元したデータパケットに対して、このジッタ補正量の分だけジッタ補正を行うのである。
要するに、本発明では、第1処理部2において取得された受信情報データRX自体に生じている第1のジッタに関しては動作許容範囲に含まれるものと判断して、ジッタ補正の対象から外すようにしたのである。
かかる構成によれば、第1処理部で用いられる基準クロック信号及び第2処理部で用いられる基準クロック信号同士の周期ずれに起因する第2のジッタだけがジッタ補正の対象となる。よって、上記した第1のジッタ分に対するジッタ補正は行わなくても良いので、ジッタ補正回路47においてジッタを吸収する為に必要となる例えばFIFOメモリの記憶容量を小さくすることが可能となる。従って、FIFOメモリの記憶容量を抑えることにより、装置規模の小型化及び低コスト化を図ることが可能となる。
尚、上記実施例では、第2受信処理部4のジッタ補正回路47によって第2のジッタを除去すべき補正を行うようにしているが、パケット生成回路45におけるパケット生成の段階で第2のジッタを除去するようにしても良い。
図5及び図6は、かかる点に鑑みて為された、本発明に係る他の通信システムが適用された車載用ダイバーシティ受信装置の構成を示すブロック図である。尚、図5は図1に示される第1受信処理部2の他の構成、図6は第2受信処理部4の他の構成を夫々示すブロック図である。
図5に示される第1受信処理部2は、周期差検出回路23に代えて周期差検出回路230を採用すると共に、受信アンプ201、基準周期差検出回路202、及び周期差補正回路203を新たに設けた点を除く他の構成は、図2に示すものと同一である。
図5において、受信アンプ201の入力端子はラインL1に接続されている。受信アンプ201は、第2受信処理部4から送出された基準周期信号(後述する)を、伝送ケーブル3、コンデンサ27及びラインL1を介して受け、これを増幅した基準周期信号TMaを基準周期差検出回路202に供給する。
基準周期差検出回路202は、基準周期タイマ22から供給された基準周期信号TMと、第2受信処理部4から送信されてきた基準周期信号TMaとの周期差を検出し、この周期差を基準周期差CTとして周期差補正回路203に供給する。すなわち、基準周期差検出回路202は、基準クロック信号CK1及びCK2同士の周期ずれに起因する基準周期のずれ量を示す基準周期差CTを周期差補正回路203に供給するのである。
周期差検出回路230は、受信情報データRX中からデータパケットDP各々の周期と、基準周期タイマ22から供給された基準周期信号TMに基づく基準周期TRFとの差を周期差exとして各データパケット毎に検出し、これを周期差補正回路203に供給する。
周期差補正回路203は、上記した周期差exに対して、基準周期差CTの分を差し引くべき補正を施して得られた周期差を示す周期差情報eを、フレーム生成回路24に供給する。つまり、周期差補正回路203は、周期差exから、基準クロック信号CK1及びCK2同士の周期ずれに起因する基準周期のずれ分を差し引いた周期差を求め、この周期差を示す周期差情報eをフレーム生成回路24に供給するのである。
よって、第1受信処理部2は、上記の如き周期差情報eを含む受信情報データ信号FRを図6に示される第2受信処理部4に送信することになる。
図6に示される第2受信処理部4では、基準周期タイマ401及び送信アンプ402を新たに設けた点を除く他の構成は、図4に示すものと同一である。図6において、基準周期タイマ401は、基準クロック信号CK2に応じて、基準周期TRFに対応した時間を繰り返し計時する自走タイマであり、基準周期TRF内における計時中の時点を示す基準周期信号を送信アンプ402に供給する。送信アンプ402は、かかる基準周期信号を増幅し、これをコンデンサ41及び伝送ケーブル3を介して第1受信処理部2に送信する。
以下に、図5及び図6に示される車載用ダイバーシティ受信装置において為されるジッタ補正動作について説明する。
先ず、図6に示す第2受信処理部4は、この第2受信処理部4内で用いる基準クロック信号CK2に基づき基準周期TRFを目標として生成した基準周期信号を、第1受信処理部2に送信する。
第1受信処理部2では、先ず、この第1受信処理部2内でのデータパケットの基準周期を示す基準周期信号TMと、第2受信処理部4内でのデータパケットの基準周期を示す基準周期信号TMaとの基準周期差CTを求める。次に、第1受信処理部2は、受信情報データRX中のデータパケットDPの周期と基準周期信号TMとの周期差exから、基準周期差CTを差し引いた周期差を求める。つまり、第1受信処理部2は、かかる周期差exから、基準クロック信号CK1及びCK2同士の周期ずれに起因する基準周期のずれ分(CT)を差し引いた周期差を求める。そして、第1受信処理部2は、この周期差を示す周期差情報eを各データパケットDPに付加したものを高ビットレートの情報データ信号として第2受信処理部4に送信する。すると、第2受信処理部4のパケット生成回路45は、受信した情報データ信号を一旦取り込んで記憶し、これを、(基準周期TRF+周期差情報eに示される周期差)の周期で、且つ基準クロック信号CK2に応じたビットレートで読み出すことにより、データパケットDPの系列からなる受信情報データ信号PDを復元する。この際、周期差情報eは、受信情報データRX自体に生じている第1ジッタに対応した周期差exから、基準クロック信号CK1及びCK2同士の周期ずれに起因して生じる第2ジッタ分を差し引いた周期差を示すものである。よって、パケット生成回路45が、周期差情報eにて示される周期差を反映させた周期でデータパケットDP各々を時系列に配列することにより、第2ジッタ分の除去された受信情報データ信号PDが得られることになる。
従って、図5及び図6に示す構成によれば、ジッタ補正回路47で補正すべきジッタの量が少なくなるので、図2及び図4に示す構成を採用した場合に比して小さな記憶容量のFIFOメモリを採用することが可能となり、装置規模の縮小化が図られるようになる。
尚、受信情報データ信号PDの段階で、第1の基準周期と第2の基準周期との周期差(CT)に伴うジッタを規定量よりも低減出来るならば、図6に示される第2受信処理部4内に含まれる目標周期算出回路48、周期測定回路50、ジッタ補正回路47及びジッタ補正量算出回路49を省くようにしても良い。
又、上記実施例では、第1受信処理部2及び第2受信処理部4間の通信を伝送ケーブル3の如き金属線で行うようにしているが、両者間の通信を無線通信で行うようにしても良い。要するに、本発明においては、金属伝送路又は無線伝送路等の伝送路を介して第1受信処理部2及び第2受信処理部4間の通信を行う構成となっていれば良いのである。
2 第1受信処理部
3 伝送ケーブル
4 第2受信処理部
20、46 基準クロック生成回路
23 周期差検出回路
24 フレーム生成回路
44 周期差情報抽出回路
45 パケット生成回路
47 ジッタ補正回路
48 目標周期算出回路
49 ジッタ補正量算出回路
50 周期測定回路

Claims (10)

  1. 情報データを担うデータパケットの系列を含むデータ信号を伝送路に送出する第1処理部と、前記伝送路を介して受信した前記データ信号から前記データパケットを復元する第2処理部と、を有する通信システムであって、
    前記第1処理部は、前記データパケットの周期と基準周期との周期差を検出して当該周期差を示す周期差情報を前記データ信号に挿入する手段を含み、
    前記第2処理部は、前記データ信号に挿入されている前記周期差情報を抽出し当該周期差情報にて示される前記周期差を前記基準周期に加算することにより目標周期を得る目標周期算出手段と、
    前記復元されたデータパケットの周期を測定して実測周期を得る周期測定手段と、
    前記目標周期と前記実測周期との周期差をジッタ補正量として得るジッタ補正量算出手段と、
    前記復元されたデータパケットに対して前記ジッタ補正量の分だけジッタ補正を行うジッタ補正手段と、を有することを特徴とする通信システム。
  2. 前記第2処理部は、受信した前記データ信号から抽出した前記周期差情報にて示される周期差を前記基準周期に加算した周期にて、前記データ信号から前記データパケットの各々を復元するパケット生成手段を更に含むことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記第1処理部は、前記基準周期に対応した時間を繰り返し計時し当該基準周期内での計時中の時点を示す第1の基準周期信号を生成する第1基準周期タイマを含み、
    前記第2処理部は、前記基準周期に対応した時間を繰り返し計時し当該基準周期内での計時中の時点を示す第2の基準周期信号を生成する第2基準周期タイマと、前記第2の基準周期信号を前記伝送路に送出する送信手段と、を含み、
    前記第1処理部は、前記周期差情報にて示される周期差から、前記第1の基準周期信号と前記伝送路を介して受信した前記第2の基準周期信号との周期差を差し引いたものを新たな周期差情報として前記データ信号に挿入することを特徴とする請求項2記載の通信システム。
  4. 放送波を複数のアンテナで受信する受信装置であって、
    前記アンテナ各々で受信して得られた高周波信号の各々に復調処理を施して夫々を合成して得られた信号を復号することによりデータパケットの系列を含む受信情報データ信号を得る復調復号手段、及び前記受信情報データ信号を伝送路に送出する第1送信手段を含む第1処理部と、
    前記伝送路を介して受信した前記受信情報データ信号から前記データパケットの系列を復元する第2処理部と、を有し、
    前記第1処理部は、前記データパケットの周期と基準周期との周期差を検出して当該周期差を示す周期差情報を前記受信情報データ信号に挿入する手段を更に含み、
    前記第2処理部は、前記受信情報データ信号に挿入されている前記周期差情報を抽出し当該周期差情報にて示される前記周期差を前記基準周期に加算することにより目標周期を得る目標周期算出手段と、
    前記復元されたデータパケットの周期を測定して実測周期を得る周期測定手段と、
    前記目標周期と前記実測周期との周期差をジッタ補正量として得るジッタ補正量算出手段と、
    前記復元されたデータパケットに対して前記ジッタ補正量の分だけジッタ補正を行うジッタ補正手段と、を更に含むことを特徴とする受信装置。
  5. 前記第2処理部は、受信した前記受信情報データ信号から抽出した前記周期差情報にて示される周期差を前記基準周期に加算した周期にて、前記受信情報データ信号から前記データパケットの各々を復元するパケット生成手段を更に含むことを特徴とする請求項4記載の受信装置。
  6. 前記第1処理部は、前記基準周期に対応した時間を繰り返し計時し当該基準周期内での計時中の時点を示す第1の基準周期信号を生成する第1基準周期タイマを含み、
    前記第2処理部は、前記基準周期に対応した時間を繰り返し計時し当該基準周期内での計時中の時点を示す第2の基準周期信号を生成する第2基準周期タイマと、前記第2の基準周期信号を前記伝送路に送出する送信手段と、を含み、
    前記第1処理部は、前記周期差情報にて示される周期差から、前記第1の基準周期信号と前記伝送路を介して受信した前記第2の基準周期信号との周期差を差し引いたものを新たな周期差情報として前記データ信号に挿入することを特徴とする請求項5記載の受信装置。
  7. 情報データを担うデータパケットの系列を含むデータ信号を伝送路に送出する第1処理部が形成されている第1半導体チップと、前記伝送路を介して受信した前記データ信号から前記データパケットを復元する第2処理部が形成されている第2半導体チップと、を有する半導体装置であって、
    前記第1処理部は、前記データパケットの周期と基準周期との周期差を検出して当該周期差を示す周期差情報を前記データ信号に挿入する手段を含み、
    前記第2処理部は、前記データ信号に挿入されている前記周期差情報を抽出し当該周期差情報にて示される前記周期差を前記基準周期に加算することにより目標周期を得る目標周期算出手段と、
    前記復元されたデータパケットの周期を測定して実測周期を得る周期測定手段と、
    前記目標周期と前記実測周期との周期差をジッタ補正量として得るジッタ補正量算出手段と、
    前記復元されたデータパケットに対して前記ジッタ補正量の分だけジッタ補正を行うジッタ補正手段と、を有することを特徴とする半導体装置。
  8. 前記第2処理部は、受信した前記データ信号から抽出した前記周期差情報にて示される周期差を前記基準周期に加算した周期にて、前記データ信号から前記データパケットの各々を復元するパケット生成手段を更に含むことを特徴とする請求項7記載の半導体装置。
  9. 前記第1処理部は、前記基準周期に対応した時間を繰り返し計時し当該基準周期内での計時中の時点を示す第1の基準周期信号を生成する第1基準周期タイマを含み、
    前記第2処理部は、前記基準周期に対応した時間を繰り返し計時し当該基準周期内での計時中の時点を示す第2の基準周期信号を生成する第2基準周期タイマと、前記第2の基準周期信号を前記伝送路に送出する送信手段と、を含み、
    前記第1処理部は、前記周期差情報にて示される周期差から、前記第1の基準周期信号と前記伝送路を介して受信した前記第2の基準周期信号との周期差を差し引いたものを新たな周期差情報として前記データ信号に挿入することを特徴とする請求項8記載の半導体装置。
  10. 情報データを担うデータパケットの系列を含むデータ信号を伝送路に送出する第1処理部と、前記伝送路を介して受信した前記データ信号から前記データパケットを復元する第2処理部と、を有する通信システムのジッタ補正方法であって、
    前記第1処理部は、前記データパケットの周期と基準周期との周期差を検出して当該周期差を示す周期差情報を前記データ信号に挿入したものを前記伝送路に送出し、
    前記第2処理部は、前記データ信号に挿入されている前記周期差情報に示される前記周期差を前記基準周期に加算することにより得た目標周期と、前記復元されたデータパケットの周期を測定して得られた実測周期との周期差をジッタ補正量として求め、前記復元されたデータパケットに対して前記ジッタ補正量の分だけジッタ補正を行うことを特徴とする通信システムのジッタ補正方法。
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