JP2014216781A - ログ画像生成システムおよびログ画像生成プログラム - Google Patents

ログ画像生成システムおよびログ画像生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数種類の画像を送信する異種同報送信ジョブのログ画像を適切に生成することができるログ画像生成システムおよびログ画像生成プログラムを提供する。
【解決手段】 MFPは、このMFPのジョブが、同一の原稿から生成された画像を複数の通信方式で送信する異種同報送信ジョブであって、この複数の通信方式の中に、送信対象の画像の色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数の通信方式が存在する異画像異種同報送信ジョブであることを判断した場合に(S301でYES)、この異画像異種同報送信ジョブの送信対象であって色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数種類の画像のうち特定の条件で選択した(S302〜S308)種類の画像に基づいて、この異画像異種同報送信ジョブのログ画像を生成する(S309)ことを特徴とする。
【選択図】 図14

Description

本発明は、画像形成装置のジョブにおける処理対象の画像の履歴としてのログ画像を生成するログ画像生成システムおよびログ画像生成プログラムに関する。
従来、画像形成装置のジョブにおける処理対象の画像の履歴としてのログ画像を生成するログ画像生成システムが知られている(特許文献1参照。)。
特開2008−123039号公報
ここで、ジョブとしては、同一の原稿から生成された画像を複数の通信方式で送信する異種同報送信ジョブが知られている。そして、異種同報送信ジョブには、対応する複数の通信方式の中に、送信対象の画像の色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数の通信方式が存在するジョブが含まれる。
しかしながら、従来のログ画像生成システムにおいては、異種同報送信ジョブの送信対象であって色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数種類の画像に基づいて、如何にしてログ画像を生成するかについて考慮されていない。
そこで、本発明は、色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数種類の画像を送信する異種同報送信ジョブのログ画像を適切に生成することができるログ画像生成システムおよびログ画像生成プログラムを提供することを目的とする。
本発明のログ画像生成システムは、画像形成装置のジョブの種類を判断するジョブ種類判断手段と、前記ジョブにおける処理対象の画像の履歴としてのログ画像を生成するログ画像生成手段とを備え、前記ログ画像生成手段は、前記ジョブが、同一の原稿から生成された前記画像を複数の通信方式で送信する異種同報送信ジョブであって、この複数の通信方式の中に、送信対象の前記画像の色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数の通信方式が存在する異画像異種同報送信ジョブであることが前記ジョブ種類判断手段によって判断された場合に、前記異画像異種同報送信ジョブの送信対象であって色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数種類の前記画像のうち特定の条件で選択した種類の画像に基づいて、この異画像異種同報送信ジョブの前記ログ画像を生成することを特徴とする。
この構成により、本発明のログ画像生成システムは、色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数種類の画像を送信する異種同報送信ジョブである異画像異種同報送信ジョブのログ画像として、この複数種類の画像のうち全ての種類の画像に基づいたログ画像を生成するのではなく、この複数種類の画像のうち特定の条件で選択した種類の画像に基づいたログ画像を生成するので、異画像異種同報送信ジョブのログ画像を無駄なく適切に生成することができる。
また、本発明のログ画像生成システムにおいて、前記特定の条件は、前記異画像異種同報送信ジョブの複数の通信方式のうち、前記画像を送信する場合にこの画像の解像度を特定の解像度以上の解像度にするために必要な拡大率が最も小さい通信方式での送信対象の前記画像を選択する条件を含んでも良い。
この構成により、本発明のログ画像生成システムは、異画像異種同報送信ジョブの複数の通信方式のうち、送信対象の画像が、ログ画像の生成のための特定の解像度以上にされるまでに必要な拡大率が最も小さい通信方式での送信対象の画像に基づいたログ画像を生成するので、ログ画像の画質の低下を抑えることができる。
また、本発明のログ画像生成システムにおいて、前記特定の条件は、前記異画像異種同報送信ジョブの複数の通信方式のうち特定の通信方式での送信対象の前記画像の解像度が前記特定の解像度以上である場合に、前記特定の通信方式での送信対象の前記画像を選択する条件を含んでも良い。
この構成により、本発明のログ画像生成システムは、異画像異種同報送信ジョブの複数の通信方式のうち特定の通信方式での送信対象の画像が、ログ画像の生成のために特定の解像度に拡大される必要がない場合に、この特定の通信方式での送信対象の画像に基づいたログ画像を生成するので、この特定の通信方式での送信対象の画像をログ画像の生成の基として優先することができる。
また、本発明のログ画像生成システムは、ログ画像を保証するレベルを受け付けるレベル受付手段を備え、前記特定の条件は、特定のレベルが前記レベル受付手段によって受け付けられている場合に、特定の通信方式での送信対象の前記画像を選択する条件を含んでも良い。
この構成により、本発明のログ画像生成システムは、ログ画像を保証するレベルとして特定のレベルが受け付けられている場合に、特定の通信方式での送信対象の画像に基づいたログ画像を生成するので、この特定の通信方式での送信対象の画像をログ画像の生成の基として優先することができる。
本発明のログ画像生成プログラムは、画像形成装置のジョブの種類を判断するジョブ種類判断手段、および、前記ジョブにおける処理対象の画像の履歴としてのログ画像を生成するログ画像生成手段としてコンピューターを機能させ、前記ログ画像生成手段は、前記ジョブが、同一の原稿から生成された前記画像を複数の通信方式で送信する異種同報送信ジョブであって、この複数の通信方式の中に、送信対象の前記画像の色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数の通信方式が存在する異画像異種同報送信ジョブであることが前記ジョブ種類判断手段によって判断された場合に、前記異画像異種同報送信ジョブの送信対象であって色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数種類の前記画像のうち特定の条件で選択した種類の画像に基づいて、この異画像異種同報送信ジョブの前記ログ画像を生成することを特徴とする。
この構成により、本発明のログ画像生成プログラムは、色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数種類の画像を送信する異種同報送信ジョブである異画像異種同報送信ジョブのログ画像として、この複数種類の画像のうち全ての種類の画像に基づいたログ画像を生成するのではなく、この複数種類の画像のうち特定の条件で選択した種類の画像に基づいたログ画像を生成するので、異画像異種同報送信ジョブのログ画像を無駄なく適切に生成することができる。
本発明のログ画像生成システムおよびログ画像生成プログラムは、色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数種類の画像を送信する異種同報送信ジョブのログ画像を適切に生成することができる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成システムのブロック図である。 図1に示すMFPのブロック図である。 ログ画像保証レベルの指定を受け付ける場合の図2に示すMFPの動作のフローチャートである。 図3に示す動作において表示されるログ画像保証レベル指定用画面の一例を示す図である。 ログ画像解像度の指定を受け付ける場合の図2に示すMFPの動作のフローチャートである。 図5に示す動作において表示されるログ画像解像度指定用画面の一例を示す図である。 利用者がログインする場合の図2に示すMFPの動作のフローチャートである。 図7に示す動作において表示されるログイン用画面の一例を示す図である。 図7に示す動作において表示されるログフル状態ログインエラー画面の一例を示す図である。 利用者がログインしている場合にジョブを実行するときの図2に示すMFPの動作のフローチャートである。 図10に示す動作において表示されるログフル状態警告画面の一例を示す図である。 図10に示す動作において表示されるログフル状態ジョブエラー画面の一例を示す図である。 図10に示す動作において表示されるログフル状態強制ログアウト通知画面の一例を示す図である。 ログ画像を生成する場合の図2に示すMFPの動作のフローチャートである。 マイナス差分量を算出する場合の図2に示すMFPの動作のフローチャートである。 図2に示すMFPにおける各種条件と、異画像異種同報送信ジョブにおけるログ画像の基になる画像との関係の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る画像形成システム10の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成システム10のブロック図である。
図1に示すように、画像形成システム10は、画像形成装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)20と、MFP20のジョブログを記憶するためのコンピューターであるサーバー30と、MFP20に印刷データを送信可能であるPC(Personal Computer)40とを備えている。MFP20と、サーバー30とは、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク11を介して互いに通信可能に接続されている。同様に、MFP20と、PC40とは、ネットワーク11を介して互いに通信可能に接続されている。
図2は、MFP20のブロック図である。
図2に示すように、MFP20は、利用者による種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部21と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部22と、原稿から画像を読み取る読取デバイスであるスキャナー23と、用紙などの記録媒体に印刷を実行する印刷デバイスであるプリンター24と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部25と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスであるネットワーク通信部26と、各種のデータを記憶しているEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶デバイスである記憶部27と、MFP20全体を制御する制御部28とを備えている。
操作部21は、表示部22とともにタッチパネルを形成する入力デバイスを含んでいても良い。
記憶部27は、本発明のコンピューターとしてのMFP20によって実行されるログ画像生成プログラム27aを記憶している。ログ画像生成プログラム27aは、MFP20の製造段階でMFP20にインストールされていても良いし、SDカード、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの記憶媒体からMFP20に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上からMFP20に追加でインストールされても良い。
また、記憶部27は、利用者のIDおよびパスワードの組み合わせであるログイン用情報27bを記憶することが可能である。
また、記憶部27は、複数のジョブログ27cを記憶することが可能である。ジョブログ27cには、ジョブにおける処理対象の画像の履歴としてのログ画像27dが含まれている。ログ画像27dは、例えばPDF(Portable Document Format)形式の画像データである。
また、記憶部27は、ログ画像27dを保証するレベル(以下「ログ画像保証レベル」と言う。)を示すログ画像保証レベル情報27eと、ログ画像27dの解像度(以下「ログ画像解像度」と言う。)を示すログ画像解像度情報27fとを記憶することが可能である。
制御部28は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを予め記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部27に記憶されているプログラムを実行するようになっている。
制御部28は、記憶部27に記憶されているログ画像生成プログラム27aを実行することによって、MFP20のジョブの種類を判断するジョブ種類判断手段28a、ジョブのログ画像27dを生成するログ画像生成手段28b、および、ログ画像保証レベルを受け付けるレベル受付手段28cとして機能する。
例えば、ジョブとしては、原稿からスキャナー23によって読み取った画像をプリンター24によって記録媒体に印刷する「コピー」と、原稿からスキャナー23によって読み取った画像をネットワーク通信部26によってPC40(図1参照。)など、MFP20の外部の装置に送信する「送信」と、PC40など、MFP20の外部の装置からネットワーク通信部26によって受信した印刷データに基づく画像をプリンター24によって記録媒体に印刷する「印刷」と、MFP20の外部のファクシミリ装置からファックス通信部25によってFAX受信した印刷データに基づく画像をプリンター24によって記録媒体に印刷する「FAX受信印刷」とが存在している。
ここで、「送信」のジョブには、同一の原稿から生成された画像を、FAX、電子メール、FTP(File Transfer Protocol)、SMB(Server Message Block)などの複数の通信方式で送信する異種同報送信ジョブが含まれている。そして、異種同報送信ジョブには、この複数の通信方式の中に、送信対象の画像の色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数の通信方式が存在する異画像異種同報送信ジョブが含まれている。MFP20においては、1つの異種同報送信ジョブにおいてFAX以外の通信方式で送信する場合の送信対象の画像の色および解像度は同一である。すなわち、MFP20における異画像異種同報送信ジョブは、FAXの通信方式と、FAX以外の通信方式とで送信する異種同報送信ジョブである。
MFP20は、FAXで送信する場合の送信対象の画像の解像度(以下「FAX送信解像度」と言う。)として、例えば、「204dpi×98dpi」、「204dpi×196dpi」、「204dpi×391dpi」、「408dpi×391dpi」が指定されることが可能である。また、MFP20は、FAX以外の通信方式で送信する場合の送信対象の画像の解像度(以下「Other送信解像度」と言う。)として、例えば、「200dpi×100dpi」、「200dpi×200dpi」、「200dpi×400dpi」、「300dpi×300dpi」、「400dpi×400dpi」、「600dpi×600dpi」が指定されることが可能である。ここで、「204dpi×98dpi」は、前側の解像度である「204dpi」が画像の縦方向の解像度を表しており、後側の解像度である「98dpi」が画像の横方向の解像度を表している。「204dpi×196dpi」、「204dpi×391dpi」、「408dpi×391dpi」、「200dpi×100dpi」、「200dpi×200dpi」、「200dpi×400dpi」、「300dpi×300dpi」、「400dpi×400dpi」および「600dpi×600dpi」についても同様である。
MFP20は、FAXで送信する場合の送信対象の画像の色がモノクロである。また、MFP20は、FAX以外の通信方式で送信する場合の送信対象の画像の色としてカラーまたはモノクロが指定されることが可能である。なお、MFP20は、FAXで送信する場合の送信対象の画像の色としてもカラーまたはモノクロが指定されることが可能であるようになっていても良い。
なお、制御部28は、記憶部27におけるジョブログ27cの保存のための容量を、ジョブログ27cの上限の件数(例えば200件など)と、全てのジョブログ27cの合計の上限のサイズ(例えば10GBなど)とで制限するようになっている。記憶部27に記憶されているジョブログ27cの件数がこの上限の件数に達している状態、または、記憶部27に記憶されている全てのジョブログ27cの合計のサイズがこの上限のサイズに達している状態は、ジョブログ27cの保存のための空き容量が記憶部27に残っていない状態(以下「ログフル状態」と言う。)である。なお、制御部28は、この上限の件数と、この上限のサイズとを、例えば操作部21を介して、MFP20の管理者によって設定されることが可能である。
次に、画像形成システム10の動作について説明する。
まず、ログ画像保証レベルの指定を受け付ける場合のMFP20の動作について説明する。
図3は、ログ画像保証レベルの指定を受け付ける場合のMFP20の動作のフローチャートである。
ログ画像保証レベルの指定を受け付ける場合の動作の開始をMFP20の管理者が操作部21を介してMFP20に指示すると、MFP20の制御部28は、図3に示す動作を実行する。
図3に示すように、制御部28のレベル受付手段28cは、ログ画像保証レベルの指定を受け付けるための図4に示すログ画像保証レベル指定用画面50を表示部22に表示させる(S201)。
図4は、ログ画像保証レベル指定用画面50の一例を示す図である。
図4に示すログ画像保証レベル指定用画面50は、ログ画像保証レベルを操作部21を介して管理者に選択させるためのラジオボタン51を含んでいる。ラジオボタン51によって選択可能であるログ画像保証レベルとしては、例えば、「低レベル」および「高レベル」が存在している。ここで、「低レベル」は、ログ画像27dが残されることよりもジョブが実行されることが重視されているレベルであって、ログフル状態であってもジョブを実行するレベルである。一方、「高レベル」は、ジョブが実行されることよりもログ画像27dが残されることが重視されているレベルであって、ログフル状態においてジョブを実行しないレベルである。すなわち、「高レベル」は、「低レベル」と比較して、ログ画像27dを残すという観点ではセキュリティーレベルが高い。なお、ログ画像保証レベルの初期値は、例えば「低レベル」である。
ログ画像保証レベル指定用画面50は、ログ画像保証レベルの指定を受け付けるためのボタン52と、ログ画像保証レベルの指定の受け付けを中止するためのボタン53とを含んでいる。
図3に示すように、レベル受付手段28cは、S201の処理の後、ログ画像保証レベルが指定されたか否かを判断する(S202)。ここで、レベル受付手段28cは、ログ画像保証レベル指定用画面50において操作部21を介してボタン52が押された場合に、ログ画像保証レベルが指定されたと判断する。
レベル受付手段28cは、ログ画像保証レベルが指定されていないとS202において判断すると、ログ画像保証レベルの指定が中止されたか否かを判断する(S203)。ここで、レベル受付手段28cは、ログ画像保証レベル指定用画面50において操作部21を介してボタン53が押された場合に、ログ画像保証レベルの指定が中止されたと判断する。
レベル受付手段28cは、ログ画像保証レベルの指定が中止されたとS203において判断すると、図3に示す動作を終了する。
一方、レベル受付手段28cは、ログ画像保証レベルの指定が中止されていないとS203において判断すると、再びS202の処理に戻る。
レベル受付手段28cは、ログ画像保証レベルが指定されたとS202において判断すると、ラジオボタン51において選択されている設定をログ画像保証レベル情報27eとして記憶部27に書き込んで(S204)、図3に示す動作を終了する。
次に、ログ画像解像度の指定を受け付ける場合のMFP20の動作について説明する。
図5は、ログ画像解像度の指定を受け付ける場合のMFP20の動作のフローチャートである。
ログ画像解像度の指定を受け付ける場合の動作の開始をMFP20の管理者が操作部21を介してMFP20に指示すると、MFP20の制御部28は、図5に示す動作を実行する。
図5に示すように、制御部28は、ログ画像解像度の指定を受け付けるための図6に示すログ画像解像度指定用画面60を表示部22に表示させる(S211)。
図6は、ログ画像解像度指定用画面60の一例を示す図である。
図6に示すログ画像解像度指定用画面60は、ログ画像解像度を操作部21を介して管理者に選択させるためのラジオボタン61を含んでいる。ラジオボタン61によって選択可能であるログ画像解像度としては、例えば、「72dpi×72dpi」、「100dpi×100dpi」、「200dpi×200dpi」および「300dpi×300dpi」が存在している。ここで、「72dpi×72dpi」は、前側の解像度がログ画像27dの縦方向の解像度を表しており、後側の解像度がログ画像27dの横方向の解像度を表している。「100dpi×100dpi」、「200dpi×200dpi」および「300dpi×300dpi」についても同様である。なお、ログ画像解像度の初期値は、例えば「200dpi×200dpi」である。
ログ画像解像度指定用画面60は、ログ画像解像度の指定を受け付けるためのボタン62と、ログ画像解像度の指定の受け付けを中止するためのボタン63とを含んでいる。
図5に示すように、制御部28は、S211の処理の後、ログ画像解像度が指定されたか否かを判断する(S212)。ここで、制御部28は、ログ画像解像度指定用画面60において操作部21を介してボタン62が押された場合に、ログ画像解像度が指定されたと判断する。
制御部28は、ログ画像解像度が指定されていないとS212において判断すると、ログ画像解像度の指定が中止されたか否かを判断する(S213)。ここで、制御部28は、ログ画像解像度指定用画面60において操作部21を介してボタン63が押された場合に、ログ画像解像度の指定が中止されたと判断する。
制御部28は、ログ画像解像度の指定が中止されたとS213において判断すると、図5に示す動作を終了する。
一方、制御部28は、ログ画像解像度の指定が中止されていないとS213において判断すると、再びS212の処理に戻る。
制御部28は、ログ画像解像度が指定されたとS212において判断すると、ラジオボタン61において選択されている設定をログ画像解像度情報27fとして記憶部27に書き込んで(S214)、図5に示す動作を終了する。
次に、利用者がログインする場合のMFP20の動作について説明する。
図7は、利用者がログインする場合のMFP20の動作のフローチャートである。
ログインを受け付ける場合の動作の開始を利用者が操作部21を介してMFP20に指示すると、MFP20の制御部28は、図7に示す動作を実行する。
図7に示すように、制御部28は、ログインを受け付けるための図8に示すログイン用画面70を表示部22に表示させる(S231)。
図8は、ログイン用画面70の一例を示す図である。
図8に示すログイン用画面70は、利用者のIDを操作部21を介して利用者に入力させるためのテキストボックス71と、利用者のパスワードを操作部21を介して利用者に入力させるためのテキストボックス72と、ログインの指示を受け付けるためのボタン73と、ログインの指示の受け付けを中止するためのボタン74とを含んでいる。
図7に示すように、制御部28は、S231の処理の後、ログインが指示されたか否かを判断する(S232)。ここで、制御部28は、ログイン用画面70において操作部21を介してボタン73が押された場合に、ログインが指示されたと判断する。
制御部28は、ログインが指示されていないとS232において判断すると、ログインの指示が中止されたか否かを判断する(S233)。ここで、制御部28は、ログイン用画面70において操作部21を介してボタン74が押された場合に、ログインの指示が中止されたと判断する。
制御部28は、ログインの指示が中止されたとS233において判断すると、図7に示す動作を終了する。
一方、制御部28は、ログインの指示が中止されていないとS233において判断すると、再びS232の処理に戻る。
制御部28は、ログインが指示されたとS232において判断すると、テキストボックス71およびテキストボックス72において指定されているIDおよびパスワードの組み合わせが記憶部27上のログイン用情報27bに含まれているか否かを判断する(S234)。
制御部28は、テキストボックス71およびテキストボックス72において指定されているIDおよびパスワードの組み合わせがログイン用情報27bに含まれていないとS234において判断すると、ログインの失敗を表示部22に表示させた後(S235)、再びS231の処理に戻る。
一方、制御部28は、テキストボックス71およびテキストボックス72において指定されているIDおよびパスワードの組み合わせがログイン用情報27bに含まれているとS234において判断すると、このIDが管理者のIDとしてログイン用情報27bに含まれているか否かを判断する(S236)。
制御部28は、管理者のIDとしてログイン用情報27bに含まれているとS236において判断すると、管理者としてのログインを許可して(S237)、図7に示す動作を終了する。
一方、制御部28は、管理者のIDとしてログイン用情報27bに含まれていないとS236において判断すると、現在設定されているログ画像保証レベルが「高レベル」であるか否かを記憶部27上のログ画像保証レベル情報27eに基づいて判断する(S238)。
制御部28は、現在設定されているログ画像保証レベルが「高レベル」ではないとS238において判断すると、利用者としてのログインを許可して(S239)、図7に示す動作を終了する。
一方、制御部28は、現在設定されているログ画像保証レベルが「高レベル」であるとS238において判断されると、ログフル状態であるか否かを判断する(S240)。
制御部28は、ログフル状態であるとS240において判断されると、ログフル状態においてログインを許可しないことを利用者に通知するための図9に示すログフル状態ログインエラー画面80を表示部22に表示させた後(S241)、図7に示す動作を終了する。
一方、制御部28は、ログフル状態ではないとS240において判断されると、利用者としてのログインを許可して(S239)、図7に示す動作を終了する。
なお、以上においては、利用者が操作部21を介してIDおよびパスワードを入力してログインする場合のMFP20の動作について説明しているが、ログインの方法はこれに限られるものではない。例えば、MFP20は、カードリーダーを備えていて、利用者のログイン用のICカードがこのカードリーダーにかざされることによって利用者を認証した後、S236〜S241の処理を実行するようになっていても良い。MFP20は、利用者のログイン用のICカードがカードリーダーにかざされることによる利用者の認証によってS236〜S241の処理を実行するようになっている場合、図8に示すログイン用画面70を表示させずにS236〜S241の処理を実行するようになっていても良い。
また、以上においては、操作部21を介したMFP20へのログインについて説明しているが、PC40からネットワーク11を介してMFP20にログインすることも可能である。PC40からネットワーク11を介してMFP20にログインする場合、S231、S235およびS241における表示は、PC40の表示部に表示される。
次に、利用者がログインしている場合にジョブを実行するときのMFP20の動作について説明する。
図10は、利用者がログインしている場合にジョブを実行するときのMFP20の動作のフローチャートである。
MFP20の制御部28は、利用者がログインしている場合にジョブを実行するとき、図10に示す動作を実行する。
図10に示すように、制御部28は、ログフル状態であるか否かを判断する(S261)。
制御部28は、ログフル状態であるとS261において判断すると、実行の対象のジョブ(以下「対象ジョブ」と言う。)が「FAX受信印刷」のジョブであるか否かを判断する(S262)。なお、「FAX受信印刷」のジョブのみ特別に扱っている理由は、「FAX受信印刷」のジョブがそもそもログインを必要としないジョブであるからである。また、「FAX受信印刷」のジョブは、通常、MFP20の利用者以外の他人から送信されるため、ジョブの実行を保証する必要があるからである。
制御部28は、対象ジョブが「FAX受信印刷」のジョブではないとS262において判断すると、現在設定されているログ画像保証レベルを記憶部27上のログ画像保証レベル情報27eに基づいて判断する(S263)。
制御部28は、対象ジョブが「FAX受信印刷」のジョブであるとS262において判断するか、現在設定されているログ画像保証レベルが「低レベル」であるとS263において判断すると、記憶部27において最も古いジョブログ27cを削除して(S264)、ログフル状態であることを利用者に通知するための図11に示すログフル状態警告画面91を表示部22に表示する(S265)。
制御部28は、ログフル状態ではないとS261において判断するか、S265の処理を実行すると、対象ジョブを実行する(S266)。
次いで、制御部28は、対象ジョブについてジョブログ27cを生成し(S267)、生成したジョブログ27cを記憶部27に保存した後(S268)、図10に示す動作を終了する。
制御部28は、現在設定されているログ画像保証レベルが「高レベル」であるとS263において判断すると、ログフル状態においてジョブの実行を中止することを利用者に通知するための図12に示すログフル状態ジョブエラー画面92を表示部22に表示して(S269)、対象ジョブの実行を中止する(S270)。
次いで、制御部28は、ログフル状態において強制的にログアウトすることを利用者に通知するための図13に示すログフル状態強制ログアウト通知画面93を表示部22に表示した後(S271)、利用者をログアウトして(S272)、図10に示す動作を終了する。
なお、以上においては、操作部21を介してMFP20にジョブの実行が指示された場合について説明しているが、PC40からネットワーク11を介してMFP20にジョブの実行が指示されることも可能である。PC40からネットワーク11を介してMFP20にジョブの実行が指示された場合、S265、S269およびS271における表示は、PC40の表示部に表示される。
また、MFP20は、ログフル状態であることを管理者に通知するために、例えばS265において、S265における表示に代えて、または、S265における表示に追加して、管理者への電子メールなどによる通知を実行するようになっていても良い。
以上のようにして記憶部27に記憶されたジョブログ27cは、予め設定されている時期にネットワーク通信部26を介して制御部28によってサーバー30に送信される。そして、サーバー30は、MFP20から送信されてきたジョブログを蓄積する。MFP20の制御部28は、サーバー30への送信が成功したジョブログ27cを記憶部27から削除する一方、通信エラーなどによってサーバー30への送信が失敗したジョブログ27cを次回の送信に備えて記憶部27に残す。
サーバー30は、蓄積しているジョブログのログ画像に対してOCR(Optical Character Recognition)処理を実行することによってログ画像中のテキストデータを抽出した後、このテキストデータの中にセキュリティーポリシーに違反するキーワードが含まれていることを検出すると、電子メールなどの方法によって管理者に通知する。
次に、S267におけるジョブログ27cの生成においてログ画像27dを生成する場合のMFP20の動作について説明する。
図14は、S267におけるジョブログ27cの生成においてログ画像27dを生成する場合のMFP20の動作のフローチャートである。
図14に示すように、制御部28のジョブ種類判断手段28aは、対象ジョブが異画像異種同報送信ジョブであるか否かを判断する(S301)。なお、異画像異種同報送信ジョブのみ特別に扱っている理由は、異画像異種同報送信ジョブ以外のジョブにおいてはログ画像27dの基になる画像が1種類のみであるからである。
制御部28のログ画像生成手段28bは、対象ジョブが異画像異種同報送信ジョブであるとS301において判断されると、ログ画像保証レベル情報27eに「低レベル」が設定されているか否かを判断する(S302)。
ログ画像生成手段28bは、ログ画像保証レベル情報27eに「低レベル」が設定されていないとS302において判断すると、対象ジョブである異画像異種同報送信ジョブのFAX送信解像度が、ログ画像解像度情報27fにおいて設定されているログ画像解像度(以下「システム解像度」と言う。)以上であるか否かを判断する(S303)。
ここで、ログ画像生成手段28bは、FAX送信解像度の縦方向の解像度がシステム解像度の縦方向の解像度以上であって、FAX送信解像度の横方向の解像度もシステム解像度の横方向の解像度以上である場合に、FAX送信解像度がシステム解像度以上であると判断する。一方、ログ画像生成手段28bは、FAX送信解像度の縦方向の解像度がシステム解像度の縦方向の解像度未満である場合、または、FAX送信解像度の横方向の解像度がシステム解像度の横方向の解像度未満である場合に、FAX送信解像度がシステム解像度未満であると判断する。
ログ画像生成手段28bは、FAX送信解像度がシステム解像度未満であるとS303において判断すると、システム解像度に対するFAX送信解像度のマイナス差分量Fを算出する(S304)。
図15は、S304においてマイナス差分量Fを算出する場合のMFP20の動作のフローチャートである。
図15に示すように、制御部28のログ画像生成手段28bは、FAX送信解像度の縦方向の解像度からシステム解像度の縦方向の解像度を引いた値を求める(S331)。
次いで、ログ画像生成手段28bは、FAX送信解像度の横方向の解像度からシステム解像度の横方向の解像度を引いた値を求める(S332)。
次いで、ログ画像生成手段28bは、S331において求めた値と、S332において求めた値とのうち小さい値を選択する(S333)。ここで、ログ画像生成手段28bは、S331において求めた値と、S332において求めた値とが同一である場合にはその値を選択する。
次いで、ログ画像生成手段28bは、S333において選択した値が負であるか否かを判断する(S334)。
ログ画像生成手段28bは、S333において選択した値が負であるとS334において判断すると、その値の絶対値をマイナス差分量Fとして決定して(S335)、図15に示す動作を終了する。なお、マイナス差分量が0より大きいということは、送信対象の画像の解像度がシステム解像度未満の解像度であるので、この画像を送信する場合にこの画像の解像度を拡大する必要が有るということである。ここで、送信対象の画像の解像度と、システム解像度との差が小さいほど、マイナス差分量が小さいということになるので、マイナス差分量が小さいほど、送信対象の画像を送信する場合にこの画像の解像度をシステム解像度以上の解像度にするために必要な拡大率は小さいということになる。
ログ画像生成手段28bは、S333において選択した値が負ではないとS334において判断すると、マイナス差分量Fを0に決定して(S336)、図15に示す動作を終了する。なお、マイナス差分量が0であるということは、送信対象の画像の解像度がシステム解像度以上の解像度であるので、この画像を送信する場合にこの画像の解像度を拡大する必要が無いということである。すなわち、マイナス差分量が0であるということは、送信対象の画像を送信する場合にこの画像の解像度をシステム解像度以上の解像度にするために必要な拡大率が1倍であるということである。
図14に示すように、ログ画像生成手段28bは、S304の処理を終了すると、S304の処理と同様に、対象ジョブである異画像異種同報送信ジョブのOther送信解像度のシステム解像度に対するマイナス差分量Oを算出する(S305)。
次いで、ログ画像生成手段28bは、マイナス差分量Fがマイナス差分量O以下であるか否かを判断する(S306)。
ログ画像生成手段28bは、ログ画像保証レベル情報27eに「低レベル」が設定されているとS302において判断するか、FAX送信解像度がシステム解像度以上であるとS303において判断するか、マイナス差分量Fがマイナス差分量O以下であるとS306において判断すると、FAXでの送信対象の画像をログ画像27dの基になる画像として決定する(S307)。なお、FAXでの送信対象の画像は、S266の処理の結果、例えば記憶部27に記憶されている。
一方、ログ画像生成手段28bは、マイナス差分量Fがマイナス差分量Oより大きいとS306において判断すると、FAX以外の通信方式での送信対象の画像をログ画像27dの基になる画像として決定する(S308)。なお、FAX以外の通信方式での送信対象の画像は、S266の処理の結果、例えば記憶部27に記憶されている。
ログ画像生成手段28bは、以上に説明したように動作することによって、異画像異種同報送信ジョブにおけるログ画像27dの基になる画像を例えば図16に示すように決定する。なお、図16において、「システム設定」欄の「保証レベル」欄は、ログ画像保証レベルを示している。「保証レベル」欄の値は、「高」が「高レベル」を示しており、「低」が「低レベル」を示している。また、「システム設定」欄の「解像度」欄は、システム解像度を示している。また、「異種同報送信解像度」欄の「FAX」欄は、FAX送信解像度を示している。また、「異種同報送信解像度」欄の「Other」欄は、Other送信解像度を示している。また、「基画像」欄は、ログ画像27dの基になる画像を示している。「基画像」欄の値は、「FAX」が「FAXでの送信対象の画像」を示しており、「Other」が「FAX以外の通信方式での送信対象の画像」を示している。
図14に示すように、ログ画像生成手段28bは、対象ジョブが異画像異種同報送信ジョブではないとS301において判断されるか、S307の処理を実行するか、S308の処理を実行すると、ログ画像27dを生成する(S309)。ここで、ログ画像生成手段28bは、ログ画像27dの基になる画像の解像度がシステム解像度未満である場合には、ログ画像27dの基になる画像の解像度がシステム解像度以上になるように、ログ画像27dの基になる画像を拡大してからログ画像27dを生成する。
ログ画像生成手段28bは、S309の処理を終了すると、図14に示す動作を終了する。
以上に説明したように、MFP20は、色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数種類の画像を送信する異種同報送信ジョブである異画像異種同報送信ジョブのログ画像27dとして、この複数種類の画像のうち全ての種類の画像に基づいたログ画像27dを生成するのではなく、この複数種類の画像のうち特定の条件で選択した(S302〜S308)1種類の画像に基づいたログ画像27dを生成する(S309)ので、異画像異種同報送信ジョブのログ画像27dを無駄なく適切に生成することができる。
MFP20は、異画像異種同報送信ジョブの複数種類の画像のうち特定の条件で選択した1種類の画像に基づいたログ画像27dを生成するので、この複数種類の画像のうち全ての種類の画像に基づいたログ画像27dを生成する構成と比較して、ログ画像27dの保存のための容量を低減することができる。
MFP20は、異画像異種同報送信ジョブの複数種類の画像のうち特定の条件で選択した1種類の画像に基づいたログ画像27dを生成するので、この複数種類の画像のうち例えば常にFAXでの送信対象の画像に基づいたログ画像27dを生成する構成と比較して、条件に応じた適切なログ画像27dを生成することができる。MFP20は、異画像異種同報送信ジョブのログ画像27dを適切に生成することができるので、例えばOCR処理が高精度に実施されるログ画像27dを生成することができる。
ログ画像27dの基になる画像の選択のための特定の条件は、異画像異種同報送信ジョブの複数の通信方式のうち、送信対象の画像を送信する場合にこの画像の解像度を特定の解像度、すなわち、システム解像度以上の解像度にするために必要な拡大率が最も小さい通信方式での送信対象の画像を選択する(S306)条件を含んでいる。この構成により、MFP20は、異画像異種同報送信ジョブの複数の通信方式のうち、送信対象の画像が、ログ画像27dの生成のためのシステム解像度以上にされるまでに必要な拡大率が最も小さい通信方式での送信対象の画像に基づいたログ画像27dを生成する(S309)ので、ログ画像27dの画質の低下を抑えることができる。
また、ログ画像27dの基になる画像の選択のための特定の条件は、異画像異種同報送信ジョブの複数の通信方式のうち特定の通信方式、すなわち、FAXでの送信対象の画像の解像度が特定の解像度以上、すなわち、システム解像度以上である場合に、FAXでの送信対象の画像を選択する(S303)条件を含んでいる。この構成により、MFP20は、異画像異種同報送信ジョブの複数の通信方式のうちFAXでの送信対象の画像が、ログ画像27dの生成のためにシステム解像度に拡大される必要がない場合に、FAXでの送信対象の画像に基づいたログ画像27dを生成するので、FAXでの送信対象の画像をログ画像27dの生成の基として優先することができる。
また、ログ画像27dの基になる画像の選択のための特定の条件は、特定のレベル、すなわち、「低レベル」がレベル受付手段28cによって受け付けられている場合に、特定の通信方式、すなわち、FAXでの送信対象の画像を選択する(S302)条件を含んでいる。この構成により、MFP20は、ログ画像27dを保証するレベルとして「低レベル」が受け付けられている場合に、FAXでの送信対象の画像に基づいたログ画像27dを生成するので、FAXでの送信対象の画像をログ画像27dの生成の基として優先することができる。
なお、画像形成システム10は、本実施の形態において、本発明のジョブ種類判断手段、ログ画像生成手段およびレベル受付手段の全てがMFP20に備えられている構成である。すなわち、本発明のログ画像生成システムは、MFP20として実現されている。しかしながら、本発明のログ画像生成システムは、少なくとも一部がサーバー30など、MFP20以外の装置に備えられている構成であっても良い。
また、画像形成システム10は、本実施の形態において本発明の画像形成装置としてMFPを備えているが、プリンター専用機、コピー専用機、FAX専用機など、MFP以外の画像形成装置を備えていても良い。
20 MFP(画像形成装置、ログ画像生成システム、コンピューター)
27a ログ画像生成プログラム
27d ログ画像
28a ジョブ種類判断手段
28b ログ画像生成手段
28c レベル受付手段

Claims (5)

  1. 画像形成装置のジョブの種類を判断するジョブ種類判断手段と、
    前記ジョブにおける処理対象の画像の履歴としてのログ画像を生成するログ画像生成手段とを備え、
    前記ログ画像生成手段は、前記ジョブが、同一の原稿から生成された前記画像を複数の通信方式で送信する異種同報送信ジョブであって、この複数の通信方式の中に、送信対象の前記画像の色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数の通信方式が存在する異画像異種同報送信ジョブであることが前記ジョブ種類判断手段によって判断された場合に、前記異画像異種同報送信ジョブの送信対象であって色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数種類の前記画像のうち特定の条件で選択した種類の画像に基づいて、この異画像異種同報送信ジョブの前記ログ画像を生成することを特徴とするログ画像生成システム。
  2. 前記特定の条件は、前記異画像異種同報送信ジョブの複数の通信方式のうち、前記画像を送信する場合にこの画像の解像度を特定の解像度以上の解像度にするために必要な拡大率が最も小さい通信方式での送信対象の前記画像を選択する条件を含むことを特徴とする請求項1に記載のログ画像生成システム。
  3. 前記特定の条件は、前記異画像異種同報送信ジョブの複数の通信方式のうち特定の通信方式での送信対象の前記画像の解像度が前記特定の解像度以上である場合に、前記特定の通信方式での送信対象の前記画像を選択する条件を含むことを特徴とする請求項2に記載のログ画像生成システム。
  4. ログ画像を保証するレベルを受け付けるレベル受付手段を備え、
    前記特定の条件は、特定のレベルが前記レベル受付手段によって受け付けられている場合に、特定の通信方式での送信対象の前記画像を選択する条件を含むことを特徴とする請求項1に記載のログ画像生成システム。
  5. 画像形成装置のジョブの種類を判断するジョブ種類判断手段、および、
    前記ジョブにおける処理対象の画像の履歴としてのログ画像を生成するログ画像生成手段としてコンピューターを機能させ、
    前記ログ画像生成手段は、前記ジョブが、同一の原稿から生成された前記画像を複数の通信方式で送信する異種同報送信ジョブであって、この複数の通信方式の中に、送信対象の前記画像の色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数の通信方式が存在する異画像異種同報送信ジョブであることが前記ジョブ種類判断手段によって判断された場合に、前記異画像異種同報送信ジョブの送信対象であって色および解像度の少なくとも一方が互いに異なる複数種類の前記画像のうち特定の条件で選択した種類の画像に基づいて、この異画像異種同報送信ジョブの前記ログ画像を生成することを特徴とするログ画像生成プログラム。
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