JP2014216600A - 制御装置および車両用灯具 - Google Patents

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    • H05B37/02

Abstract

【課題】入力電圧または出力電圧もしくはその両方が変化したときの、制御装置のスイッチング素子のオンオフの周波数の変化を抑える。【解決手段】LED点灯回路10は、一次側回路102と、二次側回路104と、一次側回路102と二次側回路104との間に設けられた伝達キャパシタ106と、制御部108と、を備える。制御部108は、二次出力電流Imが所定の第1しきい値を上回ると第1スイッチング素子116をオフし、二次出力電流Imが第1しきい値よりも小さい第2しきい値を下回ると第1スイッチング素子116をオンするオンオフ制御部124と、入力電圧Vinの変化および出力電圧の変化に応じた第1スイッチング素子116のオンオフの周波数の変動が抑制されるように、入力電圧Vinの変化および出力電圧の変化に基づいて第1しきい値と第2しきい値との差を変化させる周波数補正演算部128と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は制御装置およびその制御装置を備える車両用灯具に関する。
近年、前照灯などの車両用灯具に、従来のフィラメントを有するハロゲンランプに代えてより長寿命で低消費電力のLED(Light Emitting Diode)が利用されている。LEDの発光の度合いすなわち輝度はLEDに流す電流の大きさに依存するので、LEDを光源として利用する場合にはLEDに流れる電流を調節するための点灯回路が必要となる。そのような点灯回路は通常エラーアンプを有し、LEDに流れる電流が一定となるようにフィードバック制御する。
特許文献1には、LEDの点灯回路として使用可能な昇降圧チョッパ型のDC−DCコンバータが開示されている。
特開2010−098840号公報
点灯回路への電力は、通常車載バッテリから供給される。車載バッテリは点灯回路以外にも車両の様々な部分に電力を供給するので、バッテリ電圧の変動は比較的大きい。また、点灯回路が複数のLEDに電流を供給する場合に、電流を流すLEDの数を変えると点灯回路の出力電圧が変化する。点灯回路の回路形態によっては、このような入力電圧や出力電圧の変化によって点灯回路のスイッチング素子のスイッチング周波数が比較的大きく変化しうる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、入力電圧または出力電圧もしくはその両方が変化したときのスイッチング素子のオンオフの周波数の変化を抑えることができる制御装置およびそのような制御装置を備える車両用灯具の提供にある。
本発明のある態様は、制御装置に関する。この制御装置は、直流の入力電圧を受け、出力電流を生成する変換部と、変換部を制御する制御部と、を備える。変換部は、一次側回路と、二次側回路と、一次側回路と二次側回路との間に設けられたキャパシタと、を含む。一次側回路はスイッチング素子と第1インダクタとを有し、スイッチング素子がオンのとき第1インダクタがエネルギを蓄えるよう構成される。二次側回路は第2インダクタを有し、第2インダクタが出力電流の変化の速さを制限するよう構成される。変換部は、スイッチング素子がオンのとき出力電流が上昇するよう構成される。制御部は、出力電流が所定の第1しきい値を上回るとスイッチング素子をオフし、出力電流が第1しきい値よりも小さい第2しきい値を下回るとスイッチング素子をオンするオンオフ部と、入力電圧の変化または変換部の出力電圧の変化もしくはその両方に応じたスイッチング素子のオンオフの周波数の変動が抑制されるように、入力電圧の変化または出力電圧の変化もしくはその両方に基づいて第1しきい値と第2しきい値との差を変化させる周波数補正演算部と、を含む。
本発明の別の態様は、車両用灯具である。この車両用灯具は、上記制御装置と、直列に接続された複数の半導体光源と、複数の半導体光源のうちの少なくとも一部と並列に接続されたバイパススイッチと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を装置、方法、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、入力電圧または出力電圧もしくはその両方が変化したときの、制御装置のスイッチング素子のオンオフの周波数の変化を抑えることができる。
第1の実施の形態に係るLED点灯回路の構成を示す回路図である。 第1スイッチング素子がオンのときの電流の流れを示す模式図である。 第1スイッチング素子がオフのときの電流の流れを示す模式図である。 図1の周波数補正演算部の構成を示す回路図である。 図1のLED点灯回路の動作状態を模式的に示す波形図である。 第2の実施の形態に係るLED点灯回路のオンオフ制御部および周波数補正演算部の構成を示す回路図である。 図7(a)、(b)は、二次出力電流のしきい値の設定に関する概念図である。 変形例に係るLED点灯回路の電力変換部の構成を示す回路図である。
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、信号には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面において説明上重要ではない部材の一部は省略して表示する。また、電圧、電流あるいは抵抗などに付された符号は、必要に応じてそれぞれの電圧値、電流値あるいは抵抗値を表すものとして用いることがある。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bとの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係るLED点灯回路10の構成を示す回路図である。LED点灯回路10は、電子制御ユニット(Electronic Control Unit)20および直列に接続された複数(N個)の車載用のLED40−1〜40−Nと接続される。Nは2以上の自然数である。LED点灯回路10およびN個のLED40−1〜40−Nは前照灯などの車両用灯具に搭載される。LED点灯回路10は、半導体光源であるN個のLED40−1〜40−Nを制御する光源制御装置である。
電子制御ユニット20は、自動車などの車両の電気的な制御を総合的に行うためのマイクロコンピュータである。電子制御ユニット20はスイッチSWを介して車載バッテリ30と接続され、スイッチSWがオンされると車載バッテリ30からバッテリ電圧Vbatを受ける。電子制御ユニット20は、LED点灯回路10に入力電圧Vinとして直流のバッテリ電圧Vbatを供給する。電子制御ユニット20は、LED点灯回路10に入力電圧Vinよりも低い固定電圧すなわち接地電位VGND(=0V)を供給する。
LED点灯回路10は、入力電圧Vinを昇圧または降圧して負極性の出力電圧(=−Vout(Voutは正の値))を生成し、N個のLED40−1〜40−Nに印加する。LED点灯回路10はN個のLED40−1〜40−Nに駆動電流Ioutを供給し、それらを点灯させる。LED点灯回路10は、入力電圧Vinを受けて駆動電流Ioutを生成する電力変換部100と、電力変換部100を制御する制御部108と、バイパス駆動部112と、N個のバイパススイッチ110−1〜110−Nと、を備える。
LED点灯回路10はN個のLED40−1〜40−Nの点灯・消灯を個別に制御できるよう構成されている。N個のバイパススイッチ110−1〜110−Nのそれぞれは対応するLEDと並列に接続され、例えばn型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)で構成される。バイパス駆動部112は、各バイパススイッチ110−1〜110−Nの制御端子に制御信号を供給する。バイパス駆動部112は、所望の輝度や配光パターンが得られるよう、各制御信号のレベルを個別に制御する。
電力変換部100は、一次側回路102と、二次側回路104と、入力キャパシタ105と、伝達キャパシタ106と、出力フィルタ部130と、を含む。入力キャパシタ105の一端には入力電圧Vinが印加され、他端は接地される。入力キャパシタ105は第1インダクタ114の近傍に設けられており、第1スイッチング素子116のスイッチング動作に対する電圧平滑化の機能を果たす。
伝達キャパシタ106は、一次側回路102と二次側回路104との間に設けられる。
一次側回路102は、第1スイッチング素子116と第1インダクタ114とを有し、第1スイッチング素子116がオンのとき第1インダクタ114がエネルギを蓄えるよう構成される。第1スイッチング素子116は例えば、n型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタであってもよい。第1インダクタ114の一端は入力キャパシタ105の一端と接続され、第1インダクタ114の一端には入力電圧Vinが印加される。第1インダクタ114の他端は第1スイッチング素子116のドレインと接続される。第1スイッチング素子116のソースは接地される。第1インダクタ114の他端と第1スイッチング素子116のドレインとの第1接続ノードN1は、伝達キャパシタ106の一端と接続される。
第1スイッチング素子116のゲートには、制御部108から変換駆動信号S1が入力される。変換駆動信号S1は、二次側回路104が出力する二次出力電流Imの大きさに基づく電流ヒステリシス制御によりパルス変調された矩形波状の信号である。第1スイッチング素子116は変換駆動信号S1により定まるオンデューティでオンオフする。
二次側回路104は、第1ダイオード118と第2インダクタ120と電流検出抵抗122とを有し、第2インダクタ120が二次出力電流Imの変化の速さを制限するよう構成される。第2インダクタ120の一端は第1ダイオード118のアノードと接続される。第1ダイオード118のカソードは電流検出抵抗122の一端と接続される。第2インダクタ120の一端と第1ダイオード118のアノードとの第2接続ノードN2は、伝達キャパシタ106の他端と接続される。第1ダイオード118のカソードと電流検出抵抗122の一端との第3接続ノードN3は接地される。第2インダクタ120の他端は、出力フィルタ部130を介して、N個のLED40−1〜40−Nのカソード側と接続される。
電流検出抵抗122は、二次出力電流Imの経路上に配置される。本実施の形態では、電流検出抵抗122の他端は出力フィルタ部130を介してN個のLED40−1〜40−Nのアノード側と接続される。電流検出抵抗122で生じる電圧降下は二次出力電流検出電圧Vgとして制御部108に提供される。電流検出抵抗122に二次出力電流Imが流れるので、二次出力電流検出電圧Vgは二次出力電流Imの大きさに応じた電圧となる。
出力フィルタ部130は、二次出力電流Imを平滑化することにより駆動電流Ioutを生成し、駆動電流IoutをN個のLED40−1〜40−Nに供給する。出力フィルタ部130は、フィルタキャパシタ131と、フィルタインダクタ133と、を含む。フィルタキャパシタ131の一端は電流検出抵抗122の他端と接続され、他端はフィルタインダクタ133の一端と接続される。フィルタキャパシタ131の他端とフィルタインダクタ133の一端との第4接続ノードN4は第2インダクタ120の他端と接続される。フィルタインダクタ133の他端は、N個のLED40−1〜40−Nのカソード側と接続される。フィルタインダクタ133の他端の電圧が出力電圧(=−Vout)である。
電力変換部100は入力電圧Vinの極性を反転して出力する反転型のコンバータであり、出力電圧は負極性(−Vout)となる。また、電力変換部100は、第1スイッチング素子116がオンのとき二次出力電流Imが上昇するよう構成される。
図2は、第1スイッチング素子116がオンのときの電流の流れを示す模式図である。図3は、第1スイッチング素子116がオフのときの電流の流れを示す模式図である。LED点灯回路10が安定動作しているとき、伝達キャパシタ106はVin+Voutの電圧が充電された状態になる。第1スイッチング素子116がオンのときは、第1インダクタ114にエネルギが蓄えられると共に、第1ダイオード118のアノード電圧は−(Vin+Vout)となり、第2インダクタ120を流れる電流すなわち二次出力電流Imは上昇し、伝達キャパシタ106は放電される。第1スイッチング素子116がオフのときは、第1インダクタ114が蓄えたエネルギで伝達キャパシタ106を充電すると共に、第1ダイオード118が導通してアノード電圧は0Vとなり、二次出力電流Imは低下する。
図1に戻り、制御部108は、二次出力電流Imの大きさが所定の第1しきい値Ith1を上回ると第1スイッチング素子116をオフし、二次出力電流Imの大きさが第1しきい値Ith1よりも小さい第2しきい値Ith2を下回ると第1スイッチング素子116をオンする。制御部108は、オンオフ制御部124と、電流検出部126と、周波数補正演算部128と、を含む。
電流検出部126は二次出力電流Imを検出する。電流検出部126は二次出力電流検出電圧Vgを取得することで二次出力電流Imを検出する。電流検出部126は、検出された二次出力電流Imの大きさに対応する検出電流電圧Vg’を生成し、オンオフ制御部124に提供する。検出電流電圧Vg’は、検出された二次出力電流Imの大きさが電流目標値のとき所定値(例えば0.2V)となるよう二次出力電流検出電圧Vgをスケールした電圧であってもよい。
周波数補正演算部128は、入力電圧Vinの変化および出力電圧(−Vout)の変化の両方に応じた第1スイッチング素子116のオンオフの周波数(以下、スイッチング周波数と称す)の変動が抑制されるように、入力電圧Vinの変化および出力電圧(−Vout)の変化の両方に基づいて、第1しきい値Ith1と第2しきい値Ith2との差であるヒステリシス幅ΔIを変化させる。特に周波数補正演算部128は、入力電圧Vinおよび出力電圧(−Vout)に基づいてヒステリシス幅ΔIを示すヒステリシス幅電圧VHYSを生成し、オンオフ制御部124に提供する。
オンオフ制御部124はヒステリシス制御IC(Integrated Cicuit)を含む。ヒステリシス制御ICはヒステリシス制御を実現するICであり、例えばTexas Instruments社製のLM3401であってもよい。電流ヒステリシス制御ICであるLM3401は、SNS端子、HYS端子およびHG端子を有する。SNS端子には検出電流電圧Vg’が印加される。HYS端子にはヒステリシス幅電圧VHYSが印加される。ヒステリシス制御ICは、検出電流電圧Vg’の平均値が0.2VになるようHG端子の電圧レベルを制御する。
ヒステリシス制御ICは、電流目標値に、ヒステリシス幅電圧VHYSによって示されるヒステリシス幅ΔIの半分を加減算することによって、(電流目標値+ΔI/2)を第1しきい値Ith1として設定し、(電流目標値−ΔI/2)を第2しきい値Ith2として設定する。すなわち、ヒステリシス制御ICは、検出された二次出力電流Imの大きさが(電流目標値+ΔI/2)を上回るとHG端子の電圧をハイレベルとし、検出された二次出力電流Imの大きさが(電流目標値−ΔI/2)を下回るとHG端子の電圧をローレベルとする。
ヒステリシス制御ICのHG端子から出力される信号は反転ドライバによって反転され、変換駆動信号S1として第1スイッチング素子116のゲートに出力される。反転ドライバは、例えばTexas Instruments社製のTPS2818であってもよい。
図4は、周波数補正演算部128の構成を示す回路図である。周波数補正演算部128は、第1抵抗134と、第2抵抗136と、第3抵抗138と、第4抵抗140と、第5抵抗142と、第6抵抗144と、第1演算増幅器146と、を有する。第1演算増幅器146の反転入力端子は、出力電圧(−Vout)が印加される出力電圧端子148と第1抵抗134を介して接続され、かつ、基準電圧Vref(例えば、約5V)が印加される基準電圧端子152と第2抵抗136を介して接続される。第1演算増幅器146の非反転入力端子は、入力電圧Vinが印加される入力電圧端子150と第4抵抗140を介して接続される。第1演算増幅器146の出力電圧はヒステリシス幅電圧VHYSとしてHYS端子154に印加される。
より具体的には、第1抵抗134の一端は出力電圧端子148と接続され、他端は第2抵抗136の一端と接続される。第2抵抗136の他端は基準電圧端子152と接続される。第1抵抗134の他端と第2抵抗136の一端との第5接続ノードN5は第1演算増幅器146の反転入力端子および第3抵抗138の一端と接続される。第3抵抗138の他端は第1演算増幅器146の出力端子と第6接続ノードN6において接続される。第6接続ノードN6はHYS端子154および第6抵抗144の一端と接続される。第6抵抗144の他端は接地される。第4抵抗140の一端は入力電圧端子150と接続され、他端は第1演算増幅器146の非反転入力端子および第5抵抗142の一端と接続される。第5抵抗142の他端は接地される。
本発明者は、図4に示される程度の回路規模の補正演算でも、第1スイッチング素子116のスイッチング周波数をある程度の範囲に収めることが可能であることを見出した。
図1の構成の電力変換部100における入力電圧Vin、出力電圧(−Vout)、第2インダクタ120のインダクタンスLs、第1スイッチング素子116のオンオフの1周期におけるオン期間の長さtonおよびオフ期間の長さtoff、ヒステリシス幅ΔIに関する関係式は以下の通りである。
Figure 2014216600
したがって、スイッチング周波数fは以下のように表される。
Figure 2014216600
これは、以下の式と等価である。
Figure 2014216600
ここで、所望のスイッチング周波数=400kHz、Ls=120μH、Voutの最大値=40Vとした時、ヒステリシス幅ΔIは以下の表のようになる。
Figure 2014216600
この表を重回帰分析すると、以下の式で近似される。
Figure 2014216600
このヒステリシス幅ΔIをLM3401で実現するための、ヒステリシス幅電圧VHYSと入力電圧Vinと出力電圧(−Vout)との関係式は以下の通りである。
Figure 2014216600
周波数補正演算部128の各抵抗の抵抗値および基準電圧Vrefは、この関係式が成り立つように選択される。
ここでの設計思想は以下のように表される。
(1)入力電圧Vinがスイッチング周波数fを高める(低くする)ように変化した場合、その入力電圧Vinの変化をヒステリシス幅ΔIが広がる(狭まる)ように作用させる。
(2)出力電圧(−Vout)がスイッチング周波数fを高める(低くする)ように変化した場合、その出力電圧(−Vout)の変化をヒステリシス幅ΔIが広がる(狭まる)ように作用させる。
式2を用い、スイッチング周波数fを算出するための式1を計算すると、スイッチング周波数fは、入力電圧Vinの変動および出力電圧(−Vout)の変動に対して、以下の表のようになる。
Figure 2014216600
特に入力電圧Vinの10V〜16Vの範囲では、スイッチング周波数fの最小値と最大値との比を2倍程度に抑えることができる。
以上の構成によるLED点灯回路10の動作を説明する。
図5は、LED点灯回路10の動作状態を模式的に示す波形図である。図5は、上から順に、駆動電流Ioutの大きさ、二次出力電流Imの大きさ、変換駆動信号S1、を示す。
変換駆動信号S1がハイレベルのとき第1スイッチング素子116はオン状態であり、二次出力電流Imは上昇する(図2も参照)。二次出力電流Imが上昇して第1しきい値Ith1に達すると、変換駆動信号S1はローレベルに遷移し、第1スイッチング素子116はオフ状態となる。第1スイッチング素子116のオフ状態では、二次出力電流Imは減少する(図3も参照)。二次出力電流Imが減少して第2しきい値Ith2に達すると、変換駆動信号S1は再びハイレベルに遷移する。第1しきい値Ith1と第2しきい値Ith2との平均値IAVEは電流目標値に設定される。二次出力電流Imが上昇と下降とを繰り返す間、駆動電流Ioutは、出力フィルタ部130の作用により略一定の値を維持する。すなわち、駆動電流Ioutは実質的にDC電流となる。
本実施の形態に係るLED点灯回路10によると、電流ヒステリシス制御によってLEDに流れる駆動電流Ioutを制御する回路構成において、周波数補正演算部128の作用により、入力電圧Vinや出力電圧(−Vout)の変動に伴うスイッチング周波数fの変動を抑えることができる。
特に車載用途では、ラジオノイズの周波数帯域は決まっており、スイッチング周波数がその周波数帯域に含まれないようにLED点灯回路を設計すると、ラジオノイズを効果的に低減することができる。本実施の形態に係るLED点灯回路10によると、スイッチング周波数fの変動幅を狭くすることができるので、ラジオノイズの周波数帯域を避けるような設計がより容易となる。または、ラジオノイズの周波数帯域を、より余裕を持って避けることが可能となる。
また、本実施の形態に係るLED点灯回路10では、周波数補正演算部128は第1演算増幅器146ひとつの比較的小さな回路規模を有しつつ、入力電圧Vinおよび出力電圧(−Vout)の両方の変動に対応するスイッチング周波数fの補正演算を実現している。したがって、回路規模の増大を抑えつつスイッチング周波数fの変動を抑えることができる。また、スイッチング周波数fの変動を抑えるために大きな第2インダクタ120を使用する必要もなくなる。
また、本実施の形態に係るLED点灯回路10では、二次出力電流Imはリップルを含む電流であり、この二次出力電流Imが出力フィルタ部130の作用により実質的にDCの駆動電流Ioutに変換されてLEDに供給される。したがって、LEDおよびバイパススイッチからのラジオノイズを低減するかまたは除去することができる。特に、LEDは光を放出するというその役割上、LED点灯回路10よりも電磁シールドが困難な場合が多い。本実施の形態はそのような状況により好適に対応できる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、オンオフ制御部124をICにより実現した。第2の実施の形態では、ICを使用せずにオンオフ制御部および周波数補正演算部を構成する。
図6は、第2の実施の形態に係るLED点灯回路のオンオフ制御部224および周波数補正演算部228の構成を示す回路図である。周波数補正演算部228は第2演算増幅器240を有し、第2演算増幅器240の出力電圧である第1電圧V1および基準電圧Vrefから第1電圧V1の定数α倍を減算した第2電圧V2を生成するよう構成される。オンオフ制御部224は、周波数補正演算部228において生成された2つの電圧V1、V2に基づいて第1しきい値Ith1および第2しきい値Ith2を設定する。
周波数補正演算部228は、第2演算増幅器240と、第7抵抗242と、第8抵抗244と、第9抵抗246と、第10抵抗248と、第11抵抗250と、第12抵抗252と、第13抵抗254と、フォロワスイッチ268と、を有する。第2演算増幅器240の反転入力端子は、入力電圧Vinが印加される入力電圧端子150と第7抵抗242を介して接続される。第2演算増幅器240の非反転入力端子は、出力電圧(−Vout)が印加される出力電圧端子148と第8抵抗244を介して接続され、かつ、基準電圧Vrefが印加される基準電圧端子152と第9抵抗246を介して接続される。
より具体的には、第7抵抗242の一端は入力電圧端子150と接続され、他端は第11抵抗250の一端と第7接続ノードN7において接続される。第7接続ノードN7は第2演算増幅器240の反転入力端子と接続される。第8抵抗244の一端は出力電圧端子148と接続され、他端は第9抵抗246の一端と第8接続ノードN8において接続される。第9抵抗246の他端は基準電圧端子152と接続される。第8接続ノードN8は第2演算増幅器240の非反転入力端子および第10抵抗248の一端と接続される。第10抵抗248の他端は接地される。
フォロワスイッチ268は例えばnpn型バイポーラトランジスタであってもよい。第2演算増幅器240の出力端子はフォロワスイッチ268のベースと接続される。フォロワスイッチ268のコレクタは第12抵抗252の一端と第9接続ノードN9において接続される。第12抵抗252の他端は基準電圧端子152と接続される。第9接続ノードN9の電圧は第2電圧V2である。フォロワスイッチ268のエミッタは第11抵抗250の他端と第10接続ノードN10において接続される。第10接続ノードN10は第13抵抗254の一端と接続される。第13抵抗254の他端は接地される。第10接続ノードN10の電圧は、第2演算増幅器240の出力電圧である第1電圧V1となる。
第12抵抗252の抵抗値(以下、R12と称す)および第13抵抗254の抵抗値(以下、R13と称す)は、他の抵抗の抵抗値よりも十分低い。この場合、V1/R13とほぼ同じ電流が第12抵抗252を流れる。したがって、第2電圧V2は以下の式で表される。
Figure 2014216600
第1電圧V1が高いと第12抵抗252、第13抵抗254のそれぞれにおける電圧降下が大きくなり、第1電圧V1と第2電圧V2との差は小さくなる。すなわち、ヒステリシス幅ΔIは小さくなる。
オンオフ制御部224は、第14抵抗256と、第15抵抗258と、第16抵抗260と、電圧切り替えスイッチ262と、PWMコンパレータ264と、ドライバ266と、を含む。第14抵抗256の一端は第9接続ノードN9と接続され、他端は第16抵抗260の一端と第11接続ノードN11において接続される。第11接続ノードN11は第15抵抗258の一端およびPWMコンパレータ264の反転入力端子と接続される。第15抵抗258の他端は、検出電流電圧Vg’が印加される端子と接続される。
電圧切り替えスイッチ262はn型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタであってもよい。電圧切り替えスイッチ262のドレインは第16抵抗260の他端と接続される。電圧切り替えスイッチ262のソースは第10接続ノードN10と接続される。電圧切り替えスイッチ262のゲートはPWMコンパレータ264の出力端子と接続される。PWMコンパレータ264の非反転入力端子には、電流目標値に対応する目標電圧Vcが印加される。PWMコンパレータ264の出力端子から出力される信号は、ドライバ266を介して変換駆動信号S1として第1スイッチング素子116のゲートに供給される。
電圧切り替えスイッチ262がオフのときは、PWMコンパレータ264の反転入力端子に印加される電圧は、第2電圧V2の作用により検出電流電圧Vg’よりも高くなる。これにより第2しきい値Ith2が規定される。電圧切り替えスイッチ262がオンのときは、PWMコンパレータ264の反転入力端子に印加される電圧は、第1電圧V1の作用により検出電流電圧Vg’よりも低くなる。これにより第1しきい値Ith1が規定される。この意味で、第2電圧V2は第2しきい値Ith2を示す電圧または第2しきい値Ith2に対応する電圧であり、第1電圧V1は第1しきい値Ith1を示す電圧または第1しきい値Ith1に対応する電圧である。
本実施の形態に係るLED点灯回路によると、第1の実施の形態に係るLED点灯回路10によって奏される作用効果と同様な作用効果が奏される。加えて、本実施の形態に係るLED点灯回路によると、オンオフ制御部224および周波数補正演算部228を、ICを使用せずに、ディスクリート部品で比較的シンプルに構成することができる。したがって、より小さな回路規模でスイッチング周波数fの変動を抑制することが可能となる。
また、規格やレギュレーション等によりICの使用が制限されるアプリケーションには、ICの使用を抑えた本実施の形態がより好適である。
第1の実施の形態と第2の実施の形態とで、周波数補正演算部の演算増幅器の入力端子に入力する信号が異なる理由を以下に説明する。
図7(a)、(b)は、二次出力電流Imのしきい値の設定に関する概念図である。図7(a)は図6に対応し、図7(b)は図4に対応する。
図7(a)では、生成される2つの値は第2演算増幅器240の出力電圧である第1電圧V1が大きいほど近づき、第1しきい値Ith1および第2しきい値Ith2も近づくことになる。一方、図7(b)では1つの値しかないため、電流目標値や電流検出値に第1演算増幅器146の出力を加減算するしかない。よって、増幅器出力が大きいほど、第1しきい値Ith1および第2しきい値Ith2は離れることになる。このような真逆の作用に対応するために、演算増幅器の入力端子に入力する信号も真逆にしている。
以上、実施の形態に係るLED点灯回路の構成と動作について説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
第1および第2の実施の形態では、電力変換部100は入力電圧Vinの極性を反転して出力する反転型のコンバータである場合について説明したが、これに限られない。例えば、電力変換部は非反転型のコンバータであってもよい。
図8は、変形例に係るLED点灯回路の電力変換部300の構成を示す回路図である。電力変換部300は、一次側回路302と、二次側回路304と、入力キャパシタ105に対応する入力キャパシタ305と、伝達キャパシタ306と、出力フィルタ部130に対応する出力フィルタ部330と、を含む。伝達キャパシタ306は、一次側回路302と二次側回路304との間に設けられる。
一次側回路302は、第2スイッチング素子316と第3インダクタ314とを有し、第2スイッチング素子316がオンのとき第3インダクタ314がエネルギを蓄えるよう構成される。第2スイッチング素子316は例えば、p型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタであってもよい。第2スイッチング素子316のソースは入力キャパシタ305の一端と接続され、第2スイッチング素子316のソースには入力電圧Vinが印加される。第2スイッチング素子316のドレインは第3インダクタ314の一端と接続される。第3インダクタ314の他端は接地される。第2スイッチング素子316のドレインと第3インダクタ314の一端との第12接続ノードN12は、伝達キャパシタ306の一端と接続される。第2スイッチング素子316は、第1スイッチング素子116と同様に、電流ヒステリシス制御に基づきオンオフされる。
二次側回路304は、第3ダイオード318と第4インダクタ320と電流検出抵抗322とを有し、第4インダクタ320が二次出力電流Imの変化の速さを制限するよう構成される。電流検出抵抗322は電流検出抵抗122に対応する。第4インダクタ320の一端は第3ダイオード318のカソードと接続される。第3ダイオード318のアノードは接地される。第4インダクタ320の一端と第3ダイオード318のカソードとの第13接続ノードN13は、伝達キャパシタ306の他端と接続される。
電力変換部300は入力電圧Vinの極性を反転せずに昇降圧して出力する非反転型のコンバータである。電力変換部300は、第2スイッチング素子316がオンのとき二次出力電流Imが上昇するよう構成される。
変形例に係るLED点灯回路によると、第1の実施の形態に係るLED点灯回路10によって奏される作用効果と同様な作用効果が奏される。また、変形例に係るLED点灯回路は入力電圧の極性を反転させたくないアプリケーションに好適である。
なお、変形例に係るLED点灯回路ではハイサイドのスイッチングとなる。ここで、スイッチング素子としてn型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタを使用した場合、ソース電圧が負極性になるため高周波スイッチングが困難となる。したがって、p型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタを使用することとなる。しかしながら、一般に、p型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタはn型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタよりも電力効率が悪い。したがって、スイッチング素子としてn型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタを使用可能な第1の実施の形態に係るLED点灯回路10のほうが、変形例に係るLED点灯回路よりも電力効率の面で有利である。
第1の実施の形態では、オンオフ制御部124は、二次出力電流Imの電流目標値にヒステリシス幅電圧VHYSに基づく値を加減算することによって第1しきい値Ith1および第2しきい値Ith2を設定する場合について説明したが、これに限られず、例えばオンオフ制御部は二次出力電流Imの検出値にヒステリシス幅電圧VHYSに基づく値を加減算してもよい。
第1および第2の実施の形態では、入力電圧Vinおよび出力電圧(−Vout)の両方に基づいてヒステリシス幅ΔIを調整する場合について説明したが、これに限られず、いずれか一方のみに基づいてヒステリシス幅ΔIを調整してもよい。
第2の実施の形態では、第2演算増幅器240の反転入力端子に入力電圧Vinを作用させ、非反転入力端子に基準電圧Vrefおよび出力電圧(−Vout)を作用させる場合について説明したが、これに限られず、例えば第2演算増幅器の反転入力端子に基準電圧Vrefおよび出力電圧(−Vout)を作用させ、非反転入力端子に入力電圧Vinを作用させてもよい。この場合、第2演算増幅器の出力に反転素子を加えると、図6の回路の動作と同様の動作が実現される。
各実施の形態では、LED点灯回路は半導体光源であるN個のLED40−1〜40−Nを制御する光源制御装置である場合について説明したが、これに限られず、制御対象の半導体光源は例えば半導体レーザや有機EL(Electro-Luminescence)素子であってもよい。
10 LED点灯回路、 20 電子制御ユニット、 30 車載バッテリ、 100 電力変換部、 102 一次側回路、 104 二次側回路、 106 伝達キャパシタ、 108 制御部、 114 第1インダクタ、 120 第2インダクタ、 124 オンオフ制御部、 128 周波数補正演算部。

Claims (7)

  1. 直流の入力電圧を受け、出力電流を生成する変換部と、
    前記変換部を制御する制御部と、を備え、
    前記変換部は、一次側回路と、二次側回路と、前記一次側回路と前記二次側回路との間に設けられたキャパシタと、を含み、
    前記一次側回路はスイッチング素子と第1インダクタとを有し、前記スイッチング素子がオンのとき前記第1インダクタがエネルギを蓄えるよう構成され、
    前記二次側回路は第2インダクタを有し、前記第2インダクタが出力電流の変化の速さを制限するよう構成され、
    前記変換部は、前記スイッチング素子がオンのとき出力電流が上昇するよう構成され、
    前記制御部は、
    出力電流が所定の第1しきい値を上回ると前記スイッチング素子をオフし、出力電流が前記第1しきい値よりも小さい第2しきい値を下回ると前記スイッチング素子をオンするオンオフ部と、
    入力電圧の変化または前記変換部の出力電圧の変化もしくはその両方に応じた前記スイッチング素子のオンオフの周波数の変動が抑制されるように、入力電圧の変化または出力電圧の変化もしくはその両方に基づいて前記第1しきい値と前記第2しきい値との差を変化させる周波数補正演算部と、を含むことを特徴とする制御装置。
  2. 前記周波数補正演算部は増幅器を含み、
    前記増幅器の一方の極性の入力端子は、入力電圧が印加される入力電圧端子と第1抵抗を介して接続され、
    前記増幅器の他方の極性の入力端子は、出力電圧が印加される出力電圧端子と第2抵抗を介して接続され、かつ、基準電圧が印加される基準電圧端子と第3抵抗を介して接続されることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記周波数補正演算部は、前記増幅器の出力電圧および基準電圧から前記増幅器の出力電圧の定数倍を減算した電圧を生成するよう構成され、
    前記オンオフ部は、前記周波数補正演算部において生成された2つの電圧に基づいて前記第1しきい値および前記第2しきい値を設定することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記増幅器の一方の極性の入力端子は反転入力端子であり、前記増幅器の他方の極性の入力端子は非反転入力端子であることを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記オンオフ部は、出力電流の検出値または出力電流の目標値に前記増幅器の出力電圧に基づく値を加減算することによって前記第1しきい値および前記第2しきい値を設定し、
    前記増幅器の一方の極性の入力端子は非反転入力端子であり、前記増幅器の他方の極性の入力端子は反転入力端子であることを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  6. 前記変換部によって生成される出力電流を平滑化して駆動対象の光源に供給するフィルタ部をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の制御装置。
  7. 請求項6に記載の制御装置と、
    直列に接続された複数の半導体光源である前記光源と、
    前記複数の半導体光源のうちの少なくとも一部と並列に接続されたバイパススイッチと、を備えることを特徴とする車両用灯具。
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