JP2014216303A - 照明制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】外付けの調光器を必要としない照明器具であっても、簡単に設置位置を把握することを可能にする。
【解決手段】 実施形態に係る照明制御システムは、各照明器具の取付位置に夫々対応した各接続端子を介して前記各照明器具からRDM信号を受信し、前記各接続端子に対応するアドレス情報を付加して送信するRDMノード設定部と;前記RDMノード設定部からの送信情報を受信し、前記各照明器具の取付位置を各照明器具毎に求める照明制御部と;を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、舞台照明等に好適な照明制御システムに関する。
従来、舞台等に使用される調光システムにおいては、舞台等の照明を調光操作卓により一括制御する方法が一般的である。例えば、調光操作卓によって、舞台照明として演出された照明状態が得られるように調光器を制御するための調光制御情報を生成する。調光操作卓は、この調光制御情報を、例えば、DMX512(1990)(米国劇場技術協会(USITT)規格)の規格に沿った形式のDMX信号として調光盤に伝送する。
調光盤には各照明器具用の位相制御式の調光器が設けられており、調光操作卓からの調光制御情報によって各調光器が制御されることで、各調光器に対応した照明器具が一括して調光制御されるようになっている。
ところで、調光操作卓において照明空間の照明を自由に制御するためには、調光操作卓から制御する各照明器具が照明空間のいずれの位置に夫々配置されているかを把握する必要がある。ハロゲン機器等の照明器具については、照明器具を取り付ける昇降バトンの取付口と、調光器とを1対1に対応付けることで、照明器具の位置を判断する。
即ち、昇降バトンには各調光器の負荷回路に夫々接続される複数の接続端子(負荷コンセント)が設けられており、各接続端子に各照明負荷の負荷線を夫々接続する。昇降バトンの接続端子と調光器とは1対1に対応しており、昇降バトンの接続端子に対応する照明器具の取付口の照明空間における位置は既知であるので、調光操作卓において、いずれの調光器を制御すればいずれの位置の照明器具を調光制御できるかを把握することができる。
しかし、近年、LED照明機器のように、調光器の負荷回路を必要とすることなく、内蔵する点灯制御手段によって、100V商用電源とDMX等の制御線を接続することで調光点灯制御可能な照明器具も増えてきた。このような照明器具は、調光器とは無関係に配置されることになり、負荷コンセントの場所や数に依存することなく何処にでも設置することができる。このため、このような照明器具については、調光器と対応付けてその設置位置を特定することはできない。
このようなLED照明器具の配置位置の特定は、各LED照明器具に固有のIDを用いて行われる。即ち、照明バトンの設置位置とその位置に取り付けるLED照明器具のIDとの対応を、全ての位置のLED照明器具毎に登録するのである。しかしこの登録作業は、極めて煩雑である。更に、光源の寿命時には、ハロゲンランプ器具であれば単にランプ交換だけでよいが、LED照明器具の場合には照明器具全体の交換が必要になることが多く、従って、その後にIDの再登録作業が必要である。
特開2007−66585号公報
本発明の実施形態は、外付けの調光器を必要としない照明器具であっても、簡単に設置位置を把握することができる照明制御システムを提供することを目的とする。
実施形態に係る照明制御システムは、各照明器具の取付位置に夫々対応した各接続端子を介して前記各照明器具からRDM信号を受信し、前記各接続端子に対応するアドレス情報を付加して送信するRDMノード設定部と;前記RDMノード設定部からの送信情報を受信し、前記各照明器具の取付位置を各照明器具毎に求める照明制御部と;を具備する。
本発明の実施形態によれば、外付けの調光器を必要としない照明器具であっても、簡単に設置位置を把握することができるという効果を有する。
本発明の第1の実施の形態に係る照明制御システムを示す説明図。 照明バトン15に設けられた接続端子と照明器具との配置を平面的に示す説明図。 照明部2が配置される照明空間における各照明器具の配置を示す配置図。 図1中のRDMノード設定部の具体的な構成を示すブロック図。 照明制御部3の制御を示すフローチャート。 RDMノード設定部19の制御を示すフローチャート、 照明バトン15aについて各照明器具の配置図の作成を説明するための説明図。 本発明の第2の実施の形態を示す説明図。
実施形態に係る照明制御システムは、各照明器具の取付位置に夫々対応した各接続端子を介して前記各照明器具からRDM信号を受信し、前記各接続端子に対応するアドレス情報を付加して送信するRDMノード設定部と;前記RDMノード設定部からの送信情報を受信し、前記各照明器具の取付位置を各照明器具毎に求める照明制御部と;を具備する。
また、照明制御システムは、前記各照明器具の取付位置に対応して前記照明器具の各接続端子が設けられた照明用バトン;を更に具備する。
また、照明制御システムは、RDM非対応の照明器具と前記接続端子との間に接続され、前記RDM非対応の照明器具に関する情報を保持して、保持した情報を前記RDM信号とし送信するRDM変換部;を更に具備する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る照明制御システムを示す説明図である。本実施の形態は、演出空間専用の双方向通信であるRDM(リモートデバイスマネージメント)伝送を利用することで、照明制御部において、外付けの調光器を必要としない照明器具の位置を認識可能にしたものである。なお、RDMはESTAで正式に定義されるプロトコル(ANSI/ESTA 1.20, Entertainment Technology - Remote Device Management )であり、演出空間照明で使用されているDMX512信号のラインを使用して双方向の通信を確立するオープンなプロトコルである。
図1において、照明制御システム1は、テレビスタジオ、劇場、ホール等に設置されるものである。照明制御システム1は、スタジオや舞台等を照明する照明部2,照明部2の点消灯、調光、調色等の照明を制御する照明制御部3及び照明部2の調光を行う調光盤4によって構成される。通常、照明部2、照明制御部3及び調光盤4は、相互に異なる設置場所に設置されている。調光盤4は、複数の調光器5a1,5a2,,…,5b1,5b2,…,…(以下、代表して調光器5という)を有している。
照明部2はスタジオ等の照明空間に配置される複数の照明バトン15a,15b,…(以下、代表して照明バトン15という)を有している。照明バトン15aは、配線等が収納された照明ボックス16a及び照明ボックス16aに支持された吊り具14aによって構成される。照明バトン15aは、図示しない支持部材に支持されて天井等に昇降自在に取り付けられることが一般的である。なお、図1では1つの吊り具14a及び照明ボックス16aによって構成される照明バトン15aのみを示しているが、他の照明バトン15b,…の構成も照明バトン15aと同様である。
図2は照明バトン15に設けられた接続端子と照明器具との配置を平面的に示す説明図である。図1及び図2に示すように、各照明バトン15には、複数の照明器具H1,H2,…,L1,L2,,…が取り付けられている。なお、図1及び図2では、照明バトン15に7個の照明器具H1〜H3,L1〜L4が取り付けられることを示しているが、取り付け個数等は自由に設定可能である。
照明器具H1〜H3(以下、代表して照明器具Hという)の光源は、調光器5によって夫々調光制御される例えばハロゲンランプ等であり、照明器具L1〜L4(以下、代表して照明器具Lという)の光源は調光器5から電力の供給を受ける必要が無い例えばLED等である。本実施の形態においては、照明器具Lは、RDM対応機器であるものとして説明する。
照明バトン15aには、各照明器具H,Lを取り付けるための取り付け器具8a1〜8a7(以下、代表して取り付け器具8という)が設けられている。また、照明バトン15aには、これらの取り付け器具8a1〜8a7近傍に、照明器具Hに負荷線17を介して調光器5からの電力を供給するための接続端子D1〜D3と、照明器具Lに電源線18を介して商用交流電源100Vを供給するための接続端子E1〜E4と、制御線11を介して伝送される調光信号を照明器具Lに供給するための接続端子F1〜F3とが配設されている。
照明器具H1〜H3の各コネクタH1a〜H3aは、夫々接続端子D1〜D3に接続されており、各照明器具Hは各調光器5から夫々電力の供給を受けて点灯制御される。一方、照明器具L1〜L4は、夫々電源コネクタL1b〜L4bを有しており、これらの電源コネクタL1b〜L4bを夫々接続端子E1〜E4に接続することで、照明器具L1〜L4への電源供給が行われる。また、照明器具1〜L3は夫々制御コネクタL1a〜L3aを有しており、これらの制御コネクタL1a〜L3aを夫々接続端子F1〜F3に接続することで、照明器具L1〜L3に制御信号が供給されるようになっている。なお、照明器具L4は、制御線L4cが照明器具L3に接続され、照明器具L3の制御コネクタL3a及び制御線L4cを介して制御信号が供給されるようになっている。
照明器具H,Lの配置位置を規定する取り付け器具8a1〜8a7に対応して、接続端子D1〜D3,E1〜E4,F1〜F3が設けられている。後述するように、照明制御部3は、これらの接続端子D1〜D3と調光器5との対応関係又は接続端子F1〜F3(E1〜E4)と各照明器具LのIDとの対応関係に基づいて、各照明器具H,Lの配置位置を認識するようになっている。
図3は照明部2が配置される照明空間における各照明器具の配置を示す配置図である。図3の例では、2列×5行で配置される10個の照明バトン15a〜15jが照明空間内に配置されていることを示している。上述したように各照明バトン15b〜15jは、図1の照明バトン15aと同様の構成であり、各照明バトン15b〜15jには、照明バトン15aに設けられている取り付け器具8a1〜8a7と同様の7つの取り付け器具8が設けられていることを丸印によって示している。
照明制御部3は、図2の配置図のデータを保持している。各照明器具の位置は、照明バトン15a〜15jの取り付け器具8の位置によって規定されるようになっており、照明制御部3は、各取り付け器具8の位置にアドレス#a1〜#a7,#b1〜#b7,…,#j1〜#j7を割当てる。
照明器具Hについては、電力供給用の接続端子D1〜D3と各調光器5a1〜5a3とが1対1に対応している。また、接続端子D1〜D3と取り付け器具8a1,8a3,8a5とを対応付けて照明器具H1〜H3を設置する。これにより、照明制御部3は、取り付け器具8a1,8a3,8a5に取り付けられた照明器具H1〜H3に、図2のアドレス#a1,#a3,#a5を割当てる。接続端子D1〜D3は、調光器5a1〜5a3に対応しており、照明制御部3は、アドレス#a1,#a3,#a5の照明器具を調光制御する場合には、制御線12を介して調光器5a1〜5a3に対する調光制御信号を出力すれば良い。
全ての照明バトンの接続端子D1〜D3には、対応する取り付け器具8に取り付けられた照明器具Hのコネクタが接続されて、対応する調光器5から電力が供給されるようになっており、照明制御部3は、各照明器具Hの設置位置を調光器に対応付けて把握することができる。
これに対し、照明器具Lは、調光器5に対応付けることはできない。そこで、本実施の形態においては、照明器具Lの制御コネクタが接続される接続端子に、アドレスを割当てるRDMノード設定部19を採用することで、照明器具Lの配置位置を自動認識可能にしている。
図4は図1中のRDMノード設定部の具体的な構成を示すブロック図である。図1の例では照明バトン15aに1つのRDMノード設定部19aが設けられている例を示しており、他の照明バトン15b〜15jには図示しないRDMノード設定部(以下、代表してノード設定部19という)が設けられている。なお、照明部2には、1つ以上のRDMノード設定部が設けられていればよく、1つの照明バトン15に複数のRMDノード設定部を設けてもよく、複数の照明バトン15に1つのRDMノード設定部を設けてもよい。
図4は照明制御部3からの制御線11としてLANケーブルを採用する例を示している。照明部2に設けられた各RDMノード設定部19にはアドレスが割り付けられており、照明制御部3は、希望するRDMノード設定部19との間で双方向の通信が可能である。なお、照明制御部3とRDMノード設定部19との間の通信は、LANに限らず種々の通信方式を採用することができ、例えばアートネットやRDM方式を採用してもよい。
RDMノード設定部19のLANインターフェース(I/F)21は、自機宛のLANパケットを取り込んで制御部22において処理可能なデータに変換して制御部22に与える。また、LANI/F21は、制御部22からのデータをLAN規格のパケットに変換してLANケーブル等の制御線11を介して照明制御部3に送信する。なお、制御線11を無線伝送路により構成することも可能である。
照明制御部3は、制御線11を介して照明器具Lを調光制御するための調光制御信号を伝送することができると共に、照明器具Lの配置位置を確認するためのアドレス設定モードで動作することができる。照明制御部3は、アドレス設定モードにおいて、照明器具LのIDを送信させるためのID送信命令を伝送する。
RDMノード設定部19の制御部22は、ID送信命令を受信すると、各照明器具LにIDを送信させるための命令を生成してRDMI/FP1〜P3に順次出力する。RDMI/FP1〜P3は、照明バトン15の接続端子F1〜F3に夫々接続されており、制御部22からのデータをRDM信号に変換して送信すると共に、接続端子F1〜F3を介して受信したRDM信号を制御部22において処理可能な信号に変換して制御部22に出力する。
なお、信号変換等の処理は、RDMノード設定部19として行えばよく、制御部22、RDMI/FP1〜P3あるいはその他の部分、さらには、これらが総合して行うものであってもよい。
また、RDMI/Fは、1つのRDMノード設定部19が管理する接続端子F1,F2,…の数だけ設ければよく、例えば、1つのRDMノード設定部19が1つの接続端子F1のみを管理する場合には、1つのRDMI/Fを設ければよい。
図1の例では、接続端子F1〜F3は照明器具L1〜L3の制御コネクタL1a〜L3aに接続されており、ID送信命令は、各制御コネクタL1a〜L3aを介して各照明器具L1〜L3に供給されると共に、更に照明器具L3から制御線L4cを介して照明器具L4に供給される。
RDM対応機器は、ID送信命令を受信すると、自機のID等の情報を送信するように構成されており、各照明器具L1〜L4は、自機のIDをRDM信号として送信する。これらのRDM信号は、接続端子F1〜F3を介してRDMノード設定部19の各RDMI/FP1〜P3に与えられる。
RDMノード設定部19は、記憶部23に自機のアドレスを保持しており、制御部22は、各照明器具L1〜L4のIDに、自機のアドレス及びRDMI/FP1〜P3のアドレス(以下、RDMアドレスという)を付加して、応答データとしてLANI/F21を介して照明制御部3に送信する。なお、RDMI/FP3については照明器具L3,L4からIDが送信されており、これらのID毎に異なるRDMアドレスを付加する。
例えば、制御部22は、自機のアドレスが@aであるものとすると、照明器具L1からのIDにはRDMアドレスとして@ap1を付加し、照明器具L2からのIDにはRDMアドレスとして@ap2を付加し、照明器具L3からのIDにはRDMアドレスとして@ap3−1を付加し、照明器具L4からのIDにはRDMアドレスとして@ap3−2を付加する。
照明制御部3には、ID送信命令に応答して、照明部2の各RDMノード設定部19から、各照明器具LのID及びRDMアドレスの情報が伝送される。このRDMアドレスの情報は、RDMノード設定部19のRDMI/Fに接続された昇降バトン15の接続端子F1,F2,…(E1,E2,…)に対応しており、これらの接続端子と取り付け器具8との対応から、照明制御部3は、いずれのIDの照明器具Lがいずれの位置に配置されているかを把握することができる。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図5乃至図7を参照して説明する。図5は照明制御部3の制御を示すフローチャートであり、図6はRDMノード設定部19の制御を示すフローチャートであり、図7は照明バトン15aについて各照明器具の配置図の作成を説明するための説明図である。
図5のステップS1において、照明制御部3は、完成された配置図が構築されているか否かを判定する。照明器具Hについては、各照明バトン15の各接続端子D1,D2,…と各調光器5との接続関係が既知であれば、照明器具Hを新たに照明バトン15に取り付ける場合でも、照明器具Hの配置は把握されている。これに対し、照明器具LのID登録(配置登録)が行われていない場合や、新たな照明器具Lを照明バトン15に取り付けた場合等においては、取り付けた照明器具Lの配置位置は不明であり、配置図は完成されていない。この場合には、照明制御部3はアドレス設定モードを設定し(ステップS2)、各照明器具Lに対してID送信命令を発する。
このID送信命令は、LANケーブル等の制御線11を介して各RDMノード設定部19に与えられる。RDMノード設定部19は、図6のステップS11において、照明制御部3からのデータを受信し、受信データがID送信命令であるか否かを判定する(ステップS12)。受信データが調光制御信号である場合には、指定されたRDMアドレスの機器に対する調光制御信号がRDM信号に変換されて送信される(ステップS17)。
RDMノード設定部19の制御部22は、ID送信命令を受信すると、このID送信命令をRDMI/FP1〜P3に与えて、RDM信号として送信させる(ステップS13)。RDMI/FP1〜P3は、接続端子F1〜F3、制御コネクタL1a〜L3aを介して照明器具L1〜L3及び照明器具L4に接続されており、照明器具L1〜L4にID送信命令が与えられる。RDM対応の照明器具L1 〜L4は、自機のIDを送信する。
制御部22は、ステップS14において、RDMI/FP1〜P3を介して各照明器具L1〜L4のIDを受信する。例えば、照明器具L1〜L4の各IDがID0001,ID0002,ID0003であるものとする。制御部22は、これらのIDにRDMアドレスを付与して照明制御部3への応答データを生成する。例えば、照明器具L1については、応答データとしてID0001@ap1を含むデータを生成する。制御部22は、照明制御部3に生成した応答データを送信する(ステップS16)。
照明制御部3は、ステップS4において応答データを受信すると、ステップS5において配置図を完成させる。図7は照明バトン15aについて、配置図の作成の仕方を示している。上述したように、調光器5a1〜5a3が取り付け器具8a1,8a3,8a5に対応しており、照明器具H1〜H3については、取り付け器具8a1,8a3,8a5に割当てたアドレス#a1,#a3,#a5に配置されていることが分かっている。
更に、RDMノード設定部19aからの応答データにより、照明制御部3は、ID0001の照明器具L1はRDMアドレスが@ap1で、ID0002の照明器具L2はRDMアドレスが@ap2で、ID0003の照明器具L3はRDMアドレスが@ap3−1で、ID0004の照明器具L4はRDMアドレスが@ap3−2であることが分かる。また、RDMアドレス@ap1,@ap2,@ap3−1,@ap3−2は、夫々取り付け器具8a2,8a4,8a6,8a7に対応しているので、図7に示すように、照明器具L1〜L4についても配置位置のアドレス#a2,#a4,#a6,#a7が明らかとなる。なお、他の照明バトン15b〜15jについても同様に配置図を完成させる。
照明制御部3は、以後完成させた配置図を利用して、例えば配置用の照明器具を選択することで、所望の位置の照明器具H,Lを調光制御する(ステップS6)。この場合、配置図上またはその周辺に照明器具の点消灯、調光レベル、調色レベル等の器具情報を表示するようにしてもよい。
このように本実施の形態においては、調光器から電力の供給を受ける必要が無い照明器具については、照明器具の取付位置に対応した接続端子を設け、この接続端子に接続するRDMノード設定部のポートのアドレスを用いて、この接続端子のアドレスを通知可能にする。これにより、調光器を必要としない照明器具であっても、照明制御部において、自動的に各照明器具の配置位置を把握することができる。
(第2の実施の形態)
図8は本発明の第2の実施の形態を示す説明図である。図8において図1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態はRDM非対応の照明器具に対応したものである。本実施の形態は照明器具L1に代えて照明器具L5を採用したものである。照明器具L5は、調光器5から電力の供給を受ける必要が無いLEDランプ等の照明器具であり、制御コネクタL5a及び電源コネクタL5bを有している。照明器具L5は、RDM対応機器ではなく、RDM信号を受信してIDを送信する機能を有していない。
本実施の形態においては、RDM信号の送受信が可能なRDM変換部31を採用する。照明器具L5の制御端子L5a,電源端子L5bをRDM変換部31の各コネクタに接続し、RDM変換部31の制御コネクタ31a及び電源コネクタ31bを夫々接続端子F1,E1に接続する。これにより、照明器具L5は、接続端子E1から電源コネクタ31b,L5bを介して電源電圧が供給され、接続端子F1から制御コネクタ31a,L5aを介して調光制御信号が供給される。
RDM変換部31は、図示しないメモリ部を有しており、このメモリ部に照明器具L5に関する情報を記憶させることができる。例えば、RDM変換部31は、照明器具L5に割当てられたID情報を保持する。なお、RDM変換部31は、照明器具L5についてのその他の情報、例えば照明器具の種類や製造メーカー等の情報を保持するようにしてもよい。
RDM変換部31は、RDMノード設定部19からのID送信命令やその他の問い合わせに対して、照明器具L5のID情報や対応する情報を返信することができるようになっている。
このように構成された実施の形態においては、照明制御部3からのID送信命令に対して、RDMノード設定部19aは、RDM変換部31からの情報に基づいて応答データを生成することができる。例えば、照明器具L5のIDがID0005である場合には、応答データとしてID0005@pa1の情報を含むデータを生成して送信することができる。
他の作用は第1の実施の形態と同様であり、本実施の形態においては、照明制御部3は、調光器を必要としない照明器具であっても、自動的に各照明器具の配置位置を把握することができる。
このように本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様の効果が得られると共に、RDM非対応機器であっても、照明器具の配置図の自動生成が可能であるという利点がある。
なお、RDM変換部をハロゲンランプ器具等に適用することも可能である。例えば、ハロゲンランプ器具等においても調光器を内蔵させることが考えられる。この場合には、調光盤の調光器と取付位置とを1対1に対応させることはできない。しかし、RDM変換部を用いることで、このような調光器内蔵型のRDM非対応照明器具であっても、配置図の自動生成が可能である。
なお、上記各実施の形態において、調光器を必要とする照明器具を採用しない場合には、調光盤及び調光器に接続するための接続端子は省略することができる。
また、点灯制御手段を内蔵する照明器具の他の例としては、レーザーダイオード、有機LE素子等の半導体発光素子を光源とするものが挙げられる。
また、照明バトン側において、各照明器具のID等の収集は、照明制御部からのID送信命令に同期することなく事前に行っておき、ID送信命令に応じて返信するようにしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…照明制御システム、2…照明部、3…照明制御部、4…調光盤、5a1,5a2,…調光器、8a1,8a2,…取り付け器具、11,12…制御線、17…負荷線、18…電源線、19a…RDMノード設定部、H1〜H3,L1〜L4…照明器具、D1〜D3,F1〜F3,E1〜E4…接続端子。

Claims (3)

  1. 各照明器具の取付位置に夫々対応した各接続端子を介して前記各照明器具からRDM信号を受信し、前記各接続端子に対応するアドレス情報を付加して送信するRDMノード設定部と;
    前記RDMノード設定部からの送信情報を受信し、前記各照明器具の取付位置を各照明器具毎に求める照明制御部と;
    を具備した照明制御システム。
  2. 前記各照明器具の取付位置に対応して前記照明器具の各接続端子が設けられた照明用バトン;
    を具備した請求項1に記載の照明制御システム。
  3. RDM非対応の照明器具と前記接続端子との間に接続され、前記RDM非対応の照明器具に関する情報を保持して、保持した情報を前記RDM信号とし送信するRDM変換部;
    を具備した請求項1又は2に記載の照明制御システム。
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