JP2014215597A - 転写ロール、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ、並びにロール部材の製造装置 - Google Patents

転写ロール、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ、並びにロール部材の製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】転写不良及びクリーニング不良が抑制される転写ロールを提供する。
【解決手段】導電性支持体112と、前記導電性支持体の外周に配置され、発泡密度がロール軸方向の両端部よりも中央部で小さい導電性発泡弾性層113と、前記導電性発泡弾性層を被覆し、該導電性発泡弾性層に対する締め付け力がロール軸方向の両端部よりも中央部で大きい導電性被覆層114と、を備えた転写ロール111。
【選択図】図2

Description

本発明は、転写ロール、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ、並びにロール部材の製造装置に関する。
電子写真方式を用いた画像形成装置においては、感光体等の像保持体表面に帯電装置を用いて電荷を形成し、画像信号を変調したレーザ光等で静電潜像を形成した後、帯電したトナーで前記静電潜像を現像して可視化したトナー像が形成される。そして、中間転写方式の場合、トナー像を中間転写ベルトを介して記録紙等の記録媒体に静電的に転写し、記録媒体に定着することにより画像が得られる。
像保持体上のトナー像を中間転写ベルト表面に転写するための電圧を印加する手段として、種々の導電性のロールが開発されている。
例えば、特許文献1には、「2液混合反応により得られる発泡弾性体からなる円筒形状の発泡弾性体部材の製造方法において、円筒空洞を有し、該円筒空洞の長手方向の略中央部に原料注入口を有し、該円筒空洞の両端部に空気抜けの穴を設けたモールドをその円筒空洞の軸心が水平に位置するように載置し、該軸心にシャフトを配置し、前記原料注入口から、最初に、発泡硬化後に低硬度の発泡弾性体となる2液混合物をモールドに注入し、続いて発泡硬化後に高硬度の発泡弾性体となる2液混合物をモールドに注入し、注入口を閉じ、前記空気抜けの穴を開放したまま、モールド内において該混合物を発泡成形させることを特徴とする、長手方向における中央部が高硬度で、両端部に近いほど低硬度である硬度分布を有する発泡弾性体部材の製造方法」が開示されている。
特許文献2には、「軸体と、この軸体の外周面に金型成形により形成され内部に多数の発泡セルを有する発泡層と、この発泡層の外周に直接もしくは他の層を介して形成された最外層とを有する帯電ロールであって、上記発泡層の左右両端から軸方向20mm内側までの両端部における発泡セル径よりも、上記両端部の間の中間部における発泡セル径が大きく形成されていることを特徴とする帯電ロール」が開示されている。
特許文献3には、「軸体の外周面に形成された発泡弾性層を備えてなり、前記発泡弾性層は、その両端部のアスカーC硬度がその中央部のアスカーC硬度よりも大きいことを特徴とする弾性ローラ」が開示されている。
特開2003−103535号公報 特開2007−264294号公報 特開2009−276499号公報
本発明は、転写不良及びクリーニング不良が抑制される転写ロールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、以下の発明が提供される。
請求項1に係る発明は、
導電性支持体と、
前記導電性支持体の外周に配置され、発泡密度がロール軸方向の両端部よりも中央部で小さい導電性発泡弾性層と、
前記導電性発泡弾性層を被覆し、該導電性発泡弾性層に対する締め付け力がロール軸方向の両端部よりも中央部で大きい導電性被覆層と、
を備えた転写ロール。
請求項2に係る発明は、
前記導電性被覆層のロール軸方向の両端部の厚みが、中央部の厚みよりも薄い請求項1に記載の転写ロール。
請求項3に係る発明は、
前記導電性被覆層のロール軸方向の両末端が、前記導電性発泡弾性層のロール軸方向の両末端よりもロール軸方向外側に突出している請求項1又は請求項2に記載の転写ロール。
請求項4に係る発明は、
像保持体と、
前記像保持体を帯電する帯電手段と、
帯電した前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記像保持体の表面に形成された潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の転写ロールを有し、前記像保持体の表面に形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
を備える画像形成装置。
請求項5に係る発明は、
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の転写ロールを有し、像保持体の表面に形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段を備え、
画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジ。
請求項6に係る発明は、
導電性支持体をその軸方向に搬送する支持体搬送手段と、
前記支持体搬送手段により搬送されている前記導電性支持体に対し、弾性材料及び発泡剤を含む弾性組成物を押し出して前記導電性支持体の外周に前記弾性組成物を円筒状に成形する押し出し手段と、
前記押し出し手段により前記弾性組成物を前記導電性支持体の軸方向中央部に押し出す速度よりも前記導電性支持体の軸方向両端部に押し出す速度が高くなるように制御する押し出し速度制御手段と、
を備えたロール部材の製造装置。
請求項1に係る発明によれば、導電性発泡弾性層の発泡密度と導電性被覆層の締め付け力の関係が上記関係を満たさない場合に比べ、転写不良及びクリーニング不良が抑制される転写ロールが提供される。
請求項2に係る発明によれば、導電性被覆層のロール軸方向の両端部の厚みが、中央部の厚みよりも厚い場合に比べて、端部の変形が抑制される。
請求項3に係る発明によれば、導電性被覆層の両末端が導電性発泡弾性層の両末端よりもロール軸方向外側に突出していない場合に比べ、クリーニング不良が抑制される転写ロールが提供される。
請求項4に係る発明によれば、導電性発泡弾性層の発泡密度と導電性被覆層の締め付け力の関係が上記関係を満たさない転写ロールを適用した場合に比べ、転写不良及びクリーニング不良が抑制される画像形成装置が提供される。
請求項5に係る発明によれば、導電性発泡弾性層の発泡密度と導電性被覆層の締め付け力の関係が上記関係を満たさない転写ロールを適用した場合に比べ、転写不良及びクリーニング不良が抑制されるプロセスカートリッジが提供される。
請求項6に係る発明によれば、発泡剤の添加量を調整しなくても導電性発泡弾性層の発泡密度が押し出し方向に変化したロール部材の製造装置が提供される。
本実施形態に係る転写ロールの一例を示す概略斜視図である。 本実施形態に係る転写ロールの一例の軸方向に沿った断面を概略的に示す断面図である。 転写ロールの支持部材12が撓むことにより軸方向で荷重分布が発生する状態を示す概略図である。 表面の被膜の締め付け力により発泡層の中央部よりも両端部で外径が小さくなった状態の転写ロールを示す概略図である。 押し出し速度、ゴム材密度、及び発泡密度の関係を示す概略図である。 本実施形態に係るロール部材の製造装置の一例を示す概略図である。 本実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
以下、本発明の一例である実施形態について図面を参照しつつ、説明する。
<転写ロール>
本実施形態に係る転写ロールは、導電性支持体と、前記導電性支持体の外周に配置され、発泡密度がロール軸方向の両端部よりも中央部で小さい導電性発泡弾性層と、前記導電性発泡弾性層を被覆し、該導電性発泡弾性層に対する締め付け力がロール軸方向の両端部よりも中央部で大きい導電性被覆層と、を備えて構成されている。
図1は、本実施形態に係る転写ロールの一例を概略的に示している。図2は、本実施形態に係る転写ロールの軸方向に沿った断面を概略的に示している。本実施形態に係る転写ロール111は、図1に示すように、例えば、円筒状又は円柱状の導電性支持体112(シャフト)と、導電性支持体112の外周面に設けられた導電性発泡弾性層113と、導電性発泡弾性層113の外周面に設けられた導電性被覆層114と、を有するロール部材である。そして、図2に示すように、導電性発泡弾性層113は、導電性発泡弾性層113の単位体積当たりの気泡115の数がロール軸方向の中央部よりも両端部で多く、発泡密度が両端部よりも中央部で小さくなっている。また、導電性発泡弾性層113を被覆する導電性被覆層114は、導電性発泡弾性層113に対する締め付け力がロール軸方向の両端部よりも中央部で大きくなっている。
上記構成を有する本実施形態に係る転写ロール111を用いることで、転写不良及びクリーニング不良が抑制される。その理由は以下のように推測される。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる転写ロールに代表されるロール部材は、例えば、図3に示すように転写ロール11が、転写ロール11に対向して配置されている支持ロール、像保持体等の他のロール13からの荷重を受けるニップ時に支持部材(シャフト)12が撓むことによりロール軸方向で荷重分布が発生し、それによりロール方向での転写不良やクリーニング不良が生じる場合がある。
シャフト12の撓みによる転写不良やクリーニング不良を防ぐために、例えば、ロール軸方向の中央部の径が両端部の径に比べて大きい太鼓状(クラウン形状)の転写ロールとすることによりニップ荷重の偏重を緩和する方法がある。しかしながら、例えば二次転写ロールにおいてトナーの付着を防止するためにブレードを接触させてクリーニングを行う構成とする場合、クラウン形状の転写ロールを採用すると、軸方向全体にわたってクリーニングブレードと接触させることが困難でありクリーニング不良が生じ易い。
また、例えば、転写ロールの両端部における転写圧を抑制するため、発泡層の両端部における発泡密度を中央部における発泡密度よりも高くすることで中央部よりも両端部の硬度が小さい転写ロールとすることが考えられる。しかし、転写ロールのクリーニング性確保のために、図4に示すように、表面に筒状(チューブ状)の被膜116を被せた構成とすると、被膜116の締め付け力と下地の発泡層113のロール軸方向の硬度差の影響から、中央部に比べ両端部で外径が小さくなり、クリーニングブレードとの密着性が低下し易い。
本実施形態に係る転写ロール111は、導電性発泡弾性層113の発泡密度がロール軸方向の両端部よりも中央部で小さいため、中央部に比べて両端部が相対的に柔らかい。そのため、軸となる支持部材(シャフト)112が撓んでも両端部付近の転写圧と中央部付近の転写圧の差が小さく抑えられ、転写不良が抑制されると考えられる。
また、導電性発泡弾性層113に対する導電性被覆層114の締め付け力は軸方向の両端部よりも中央部で大きく、導電性発泡弾性層113のロール軸方向の発泡密度と逆の関係(硬度と同じ関係)にある。そのため、図2に示すように転写ロール111はロール軸方向の中央部と両端部において径の差が小さい形状(ストレート形状)を有し、クラウン形状の転写ロールに比べて軸方向全体にわたってクリーニング部材に接触し易く、クリーニング不良の発生が抑制されると考えられる。
なお、本実施形態に係る転写ロール111は、上記構成に限られず、例えば、導電性発泡弾性層113と導電性支持体112との間に設けられる中間層を有する構成であってもよい。また、導電性発泡弾性層113と導電性被覆層114との間に設けられる抵抗調整層又は移行防止層を有する構成であってもよい。
以下、本実施形態に係る転写ロール111の各構成要素につき詳細に説明する。
(導電性支持体)
導電性支持体112は、ロール部材の電極及び支持部材として機能する部材である。
導電性支持体112としては、例えば、鉄(快削鋼等)、銅、真鍮、ステンレス、アルミニウム、ニッケル等の金属の部材が挙げられる。
導電性支持体112としては、例えば、外側の面にメッキ処理を施した部材(例えば樹脂やセラミック部材)、導電剤の分散された部材(例えば樹脂やセラミック部材)等も挙げられる。
導電性支持体112は、中空状の部材(筒状部材)であってもよいし、非中空状の部材であってもよい。
(導電性発泡弾性層)
導電性発泡弾性層113は、導電性支持体112の外周面に配置され、発泡密度がロール軸方向の両端部よりも中央部で小さく構成されている。
本実施形態における発泡密度とは、導電性発泡弾性層113の単位体積当たりに含まれる気泡115の総体積を意味する。また、導電性発泡弾性層113の軸方向の中央部は、導電性発泡弾性層113の両末端(端面)の中間地点を中心とした幅100mm乃至200mmの部分を、導電性発泡弾性層113の両端部は、導電性発泡弾性層113の各末端(端面)から中央部に向けて幅20mm乃至50mmの部分を意味する。
導電性発泡弾性層113の発泡密度は、導電性発泡弾性層113から切り出した部分の比重を測定して求められるが、発泡密度の大小関係は導電性発泡弾性層113を径方向に切断した切断面における凹部(気泡115を構成していた部分)の総面積に基づいて求めてもよい。切断面の気泡に由来する凹部は例えばマイクロスコープによって観察される。
なお、導電性発泡弾性層113のロール軸方向両端部と中央部における発泡密度の差は構成材料などにもよるが、例えば、両端部における発泡密度は中央部における発泡密度の150%以上300%以下とする。
導電性発泡弾性層113は、例えば、ゴム材料(弾性材料)と発泡剤、必要に応じて、導電剤と、その他の添加剤と、を含んで構成される。
ゴム材料(弾性材料)としては、例えば、少なくとも化学構造中に二重結合を有する、所謂、弾性材料が挙げられる。
具体的には、例えば、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、エピクロルヒドリンゴム(ECO)、ブチルゴム、ポリウレタン、シリコーンゴム、フッ素ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド共重合ゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル共重合ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン3元共重合ゴム(EPDM)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、天然ゴム等、及びこれらを混合したゴムが挙げられる。
これらのゴム材料の中でも、ポリウレタン、ECO、EPDM、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド共重合ゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル共重合ゴム、NBR、及びこれらを混合したゴムが好適に挙げられる。
発泡剤としては、ベンゼンスルホニルヒドラジド、アゾジカルボンアミド(ADCA)、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、ジニトロソペンタメチレンテトラアミン(DPT)、ジニトロソペンタスチレンテトラミンやベンゼンスルホニルヒドラジド誘導体、オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド(OBSH)、二酸化炭素を発生する重炭酸アンモニウム、重炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、窒素を発生するニトロソスルホニルアゾ化合物、N,N’−ジメチル−N,N’−ジニトロソフタルアミド、トルエンスルホニルヒドラジド、P−トルエンスルホニルセミカルバジド、P,P’−オキシービス(ベンゼンスルホニルセミカルバジド)等が挙げられる。
これらの発泡剤の中でも、発泡制御のし易さを考慮すると、ベンゼンスルホニルヒドラジド、アゾジカルボンアミドが望ましい。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
発泡剤の形態としては、特に制限はなく、粒子状、液状、カプセル状等の中から目的に応じて適宜選択される。
導電剤は、ゴム材料の導電性が低い場合やゴム材料が導電性を有しない場合など、必要に応じて用いる。導電剤としては、電子導電剤とイオン導電剤とが挙げられる。
電子導電剤としては、例えば、ケッチェンブラック、アセチレンブラック等のカーボンブラック;熱分解カーボン、グラファイト;アルミニウム、銅、ニッケル、ステンレス鋼等の各種導電性金属又は合金;酸化錫、酸化インジウム、酸化チタン、酸化錫−酸化アンチモン固溶体、酸化錫−酸化インジウム固溶体等の各種導電性金属酸化物;絶縁物質の表面を導電化処理したもの;などの粉末が挙げられる。
ここで、カーボンブラックとして具体的には、デグサ社製の「スペシャルブラック350」、同「スペシャルブラック100」、同「スペシャルブラック250」、同「スペシャルブラック5」、同「スペシャルブラック4」、同「スペシャルブラック4A」、同「スペシャルブラック550」、同「スペシャルブラック6」、同「カラーブラックFW200」、同「カラーブラックFW2」、同「カラーブラックFW2V」、キャボット社製「MONARCH1000」、キャボット社製「MONARCH1300」、キャボット社製「MONARCH1400」、同「MOGUL−L」、同「REGAL400R」等が挙げられる。
電子導電剤は、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
電子導電剤の含有量は、例えば、ゴム材料100質量部に対して、1質量部以上30質量部以下であることがよく、望ましくは15質量部以上25質量部以下である。
イオン導電剤としては、例えば、四級アンモニウム塩(例えばラウリルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウム、オクタドデシルトリメチルアンモニウム、ドデシルトリメチルアンモニウム、ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、変性脂肪酸・ジメチルエチルアンモニウニウム等の過塩素酸塩、塩素酸塩、ホウフッ化水素酸塩、硫酸塩、エトサルフェート塩、ハロゲン化ベンジル塩(例えば、臭化ベンジル塩、塩化ベンジル塩等)等)、脂肪族スルホン酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、高級アルコールエチレンオキサイド付加硫酸エステル塩、高級アルコール燐酸エステル塩、高級アルコールエチレンオキサイド付加燐酸エステル塩、各種ベタイン、高級アルコールエチレンオキサイド、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸エステルなどが挙げられる。
イオン導電剤は、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
イオン導電剤の含有量は、例えば、ゴム材料100質量部に対して、0.1質量部以上5.0質量部以下の範囲であることがよく、望ましくは0.5質量部以上3.0質量部以下である。
その他の添加剤としては、例えば、発泡助剤、軟化剤、可塑剤、硬化剤、加硫剤、加硫促進剤、酸化防止剤、界面活性剤、カップリング剤、充填剤(シリカ、炭酸カルシウム等)などの通常弾性層に添加され得る材料が挙げられる。
導電性発泡弾性層113の体積抵抗率は、画質の観点から、常用対数値で6(LogΩ・cm)以上8(LogΩ・cm)以下が望ましく、6.5(LogΩ・cm)以上7.5(LogΩ・cm)以下がより望ましい。導電性発泡弾性層113の体積抵抗率は、例えば、配合する導電剤の種類および量で調整される。
導電性発泡弾性層113の厚さは、例えば、2mm以上20mm以下であり、望ましくは2mm以上15mm以下である。
(導電性被覆層)
導電性被覆層114は、導電性発泡弾性層113を被覆し、該導電性発泡弾性層113に対する締め付け力がロール軸方向の両端部よりも中央部で大きく構成されている。
導電性発泡弾性層113に対する締め付け力がロール軸方向の両端部よりも中央部で大きい導電性被覆層114としては、例えば、軸方向中央部から両端部にかけて厚みが徐々に薄く構成されている導電性被覆層114が挙げられる。また、軸方向中央部を構成する材料と両端部を構成する材料を変えることで導電性発泡弾性層113に対する締め付け力が両端部よりも中央部で大きい導電性被覆層114が挙げられる。ほかに、導電性被覆層114を構成する管状の弾性部材として、軸方向中央部の径が両端部の径よりも小さい弾性部材を採用してもよい。
導電性被覆層114の材料としては、例えば、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルサルファイド、ポリエーテルイミド、ポリアリレート等の樹脂材料が挙げられる。これらの中では、強度、耐熱性、寸法安定性の観点から、ポリイミドが特に望ましい。
より具体的なポリイミド樹脂材料としては、例えば、ポリピロメリット酸イミド系のポリイミド樹脂材料、ポリビフェニルテトラカルボン酸イミド系樹脂材料などの熱硬化性樹脂、ポリベンゾフェノンテトラカルボン酸イミド系樹脂材料、ポリエーテルイミド樹脂などの熱可塑性ポリイミド樹脂が挙げられる。
導電性被覆層114の厚さは、例えば、0.02mm以上0.1mm以下の範囲であり、望ましくは0.02mm以上0.05mm以下の範囲である。厚みが0.02mm未満の場合には、厚みが薄いために生ずる強度不足により、金属ブレードによる表面のクリーニングの際のブレードめくれなどの問題が発生する場合がある。なお、導電性被覆層の膜厚は、渦電流式の膜厚計(フィッシャー社製MP30)を用いて測定される。
なお、ロール軸方向の中央部から両端部にかけて厚みを薄くした導電性被覆層114を採用する場合は、上記範囲内で調整すればよい。
なお、本実施形態に係る転写ロール111は、導電性発泡弾性層113のロール軸方向の中央部よりも両端部における発泡密度が高く、硬度が小さいため、像保持体、支持ロール、転写ロール用クリーニング部材等の他の部材から荷重を受ける際、導電性発泡弾性層113の両末端(端面)がロール軸方向の外側に若干膨らむことが考えられる。そこで、図2に示すように、導電性被覆層114の両末端が、導電性発泡弾性層113の両末端よりもロール軸方向の外側に突出していることが望ましい。導電性被覆層114の両末端が導電性発泡弾性層113の両末端から外側に突出していることで導電性発泡弾性層113の両端部分が他の部材、記録媒体、トナー等と接触することが抑制される。
導電性被覆層114が含む導電剤としては、30℃/85%RHの高温高湿の環境と、10℃/15%RHの低温低湿の環境で、電気抵抗値の変動が少ないことを考慮し、電子伝導により導電性を発現する電子伝導性導電剤を用いることが望ましい。
前記電子伝導性導電剤のpHは、pH5.0以下が望ましく、より望ましくはpH4.0以下である。電子伝導性導電剤のpHが5.0以下であると、表面に付着する酸素含有官能基の効果により、導電性被覆層形成用の組成物中への分散性が向上し、導電性弾性層の抵抗バラツキを小さくし得ると共に、電界依存性も小さくなり、転写電流による電界集中が起き難くなり、また、環境による抵抗変化を少なくし得る。
電子伝導性導電剤としては、pH5.0以下のカーボンブラック(以下、「酸性カーボンブラック」ということがある。)が挙げられる。
酸性カーボンブラックには、必要に応じ、酸化処理することで、表面にカルボキシル基、キノン基、ラクトン基、水酸基等を付与してもよい。前記酸化処理の方法としては、高温雰囲気下で空気と接触して反応させる空気酸化法;常温下で窒素酸化物やオゾンと反応させる方法;高温下での空気酸化後、低温でオゾン酸化する方法;等が挙げられる。具体的には、酸性カーボンブラックは、コンタクト法により製造し得る。このコンタクト法としては、チャネル法、ガスブラック法等が挙げられる。
また、酸性カーボンブラックは、ガス又はオイルを原料とするファーネス法により製造し得る。必要に応じて、これらの処理を施した後、硝酸などで液相酸化処理を行ってもよい。ファーネス法では通常、高pH・低揮発分のカーボンブラックが製造されるが、これに前記液相酸処理を施してpHを調整することができる。このためファーネス法により得られるカーボンブラックで、後工程処理によりpHを調節することができる。このため、ファーネス法により得られるカーボンブラックで、後工程処理によりpHが5以下となるように調節された酸性カーボンブラックも本発明に好適に用い得る。
カーボンブラックのpHは、カーボンブラックの水性懸濁液を調整し、ガラス電極で測定することで求められる。酸性カーボンブラックのpHは、酸化処理工程での処理温度、処理時間等の条件によって、適宜調整し得る。
酸性カーボンブラックは、その揮発分が、望ましくは1質量%以上25質量%以下、より望ましくは2質量%以上20質量%以下、更に望ましくは3.5質量%以上15質量%以下含まれていることが好適である。前記揮発分が1質量%未満である場合には、表面に付着する酸素含有官能基の効果がなくなり、導電性被覆層の材料である樹脂への分散性が低下することがある。一方、25%より高い場合には、導電性被覆層の材料である樹脂に分散させる際に分解してしまったり、或いは、表面の酸素含有官能基に吸着された水などが多くなるなどによって、得られる成形品の外観が悪くなるといった問題が生じたりすることがある。従って、前記揮発分を前記範囲とすることで、樹脂中への分散をより良好とすることができる。前記揮発分は、カーボンブラックを950℃で7分間加熱したときに発生する有機揮発成分(カルボキシル基、キノン基、ラクトン基、水酸基等)の割合により求められる。
酸性カーボンブラックとして具体的には、キャボット社の「REGAL 400R」(pH4.0、揮発分3.5%)、「MONARCH 1300」(pH2.5、揮発分9.5%)、デグサジャパン社の「Color Black FW200」(pH2.5、揮発分20%)、「SPECIAL BLACK 4」(pH3.0%、揮発分14%)、「PRINTEX150T」(pH4.0、揮発分10%)、「PRINTEX140T」(pH5.0、揮発分5%)、「PRINTEX U」(pH5.0、揮発分5%)、等が挙げられる。なお、酸性カーボンブラックは、主たる導電性を発現させる電子伝導性フィラーとして用いていれば、単独で用いてもよいし、他のカーボンブラックと併用してもよい。
(転写ロールの製造方法)
次に、本実施形態に係る転写ロール111の製造方法を説明する。
本実施形態に係る転写ロールの製造方法は特に限定されず、例えば、導電性発泡弾性層113については、弾性材料、発泡剤、さらに必要に応じて導電剤等の添加剤を含む原料を押し出機に投じてロール軸方向における発泡密度を制御して導電性発泡弾性層113を形成すればよい。例えば、導電性発泡弾性層113となる筒状体を押し出し成形する際、原料中の発泡剤の添加量を制御することで、加硫、発泡後の発泡密度を変化させる方法が挙げられる。
一方、導電性発泡弾性層113となる原料(ゴム組成物)を押し出し成形する際に押し出し速度を制御することによりロール軸方向の中央部における発泡密度が小さく、両端部における発泡密度が大きくなるように制御してもよい。具体的には、押し出し工程において、図5に示すように、押し出し速度が速いとゴム材が疎となり、気泡(セル)115が増えて発泡密度が高くなり、逆に押し出し速度が遅いとゴム材が密となり、発泡密度が低下する。一般に、発泡密度が高いほど柔らかくなるので、ロール軸方向での硬度の制御が可能となる。
上記のようにゴム組成物の押し出し速度を変化させてロール軸方向における発泡密度を制御して本実施形態に係る転写ロールを製造する場合、導電性支持体をその軸方向に搬送する支持体搬送手段と、前記支持体搬送手段により搬送されている前記導電性支持体に対し、弾性材料及び発泡剤を含む弾性組成物を押し出して前記導電性支持体の外周に前記弾性組成物を円筒状に成形する押し出し手段と、前記押し出し手段により前記弾性組成物を前記導電性支持体の軸方向中央部に押し出す速度よりも前記導電性支持体の軸方向両端部に押し出す速度が高くなるように制御する押し出し速度制御手段と、を備えたロール部材の製造装置が好適に用いられる。
図6は、本実施形態に係る転写ロールの製造に用いられるロール部材製造装置の構成の一例を示している。
本実施形態に係るロール部材製造装置210は、いわゆるクロスヘッドダイから構成される排出機212と、排出機212の下流側に配置される加圧機214と、加圧機214の下流側に配置される引出機216と、を備えている。
排出機212は、未加硫のゴム材(導電性発泡弾性層113形成用の材料)を供給するゴム材供給部218と、ゴム材供給部218から供給されたゴム材を円筒状に押し出す押し出部220と、押し出部220から円筒状に押し出されるゴム材の中心部に芯金222(導電性支持体112)を供給する芯金供給部224と、を備えている。
ゴム材供給部218は、円筒状の本体部226の内部にスクリュー228を有している。スクリュー228は駆動モータ230によって回転駆動される。本体部226の駆動モータ230側にはゴム材を投入する投入口232が設けられている。投入口232から投入されたゴム材は、本体部226の内部においてスクリュー228によって練られながら押し出部220に向けて送り出される。
押し出部220は、ゴム材供給部218に接続される円筒状のケース234と、ケース234の内部中心に配置される円柱状のマンドレル236と、マンドレル236の下方に配置される排出ヘッド238と、を備えている。マンドレル236は保持部材240によってケース234に保持されている。排出ヘッド238は保持部材242によってケース234に保持されている。マンドレル236の外周面(一部において保持部材240の外周面)と保持部材242の内周面(一部において排出ヘッド238の内周面)との間には、ゴム材が環状に流れる環状流路244が形成されている。
マンドレル236の中心部には芯金222が挿通される挿通孔246が形成されている。マンドレル236の下部は端に向けて先細った形状を呈している。そして、マンドレル236の先端の下方の領域は、挿通孔246から供給される芯金222と環状流路244から供給されるゴム材とが合流する合流域248とされている。即ち、この合流域248に向けてゴム材が円筒状に押し出され、円筒状に押し出されるゴム材の中心部に芯金222が送り込まれる態様となっている。そして、スクリュー228の回転速度によってゴム材の押し出し速度が制御されるが、スクリュー228を駆動するモータ230の回転速度を制御して合流域248に向けてゴム材を押し出す速度を制御する押し出し速度制御手段231が設けられている。
芯金供給部224は、マンドレル236の上方に配置されるローラ対250を備えている。ローラ対250は複数対(3対)設けられ、各ローラ対250の片側のローラはベルト252を介して駆動ローラ254に接続されている。駆動ローラ254が駆動されると、各ローラ対250によって挟み込まれる芯金222はマンドレル236の挿通孔246に向けて送られる。芯金222は予め定められた長さとされており、ローラ対250によって送られる後方の芯金222がマンドレル236の挿通孔246に存在する先方の芯金222を押すことにより、複数の芯金222が順次に挿通孔246を通過する態様となっている。また、駆動ローラ254の駆動は、先方の芯金222の前方端がマンドレル236の先端に位置したときに一旦停止され、マンドレル236の下方の合流域248において、芯金222が間隔をおいて送り込まれる。
こうして、排出機212においては、合流域248においてゴム材を円筒状に押し出し、ゴム材の中心部に間隔をおいて芯金222が順次送り込まれる。それにより、ゴム材で芯金222の外周面が被覆され、ゴムロール部256(導電性発泡弾性層)が、芯金222(導電性支持体)の外周面に形成される。
そして、本実施形態のロール部材製造装置210では、押し出し速度制御手段231によってゴム材の押し出し速度が制御される。具体的には、芯金222が合流域248を通過する際、芯金222の先端部から中央部にかけてゴム材の押し出し速度が徐々に低下し、中央部から後端部にかけてゴム材の押し出し速度が徐々に上昇するようにスクリュー228の回転速度が制御される。
このようにゴム材の押し出し速度を変化させて円筒状又は円柱状の芯金222(導電性支持体112)の外周面にゴム材を付与した後、加硫及び発泡させる。これにより、ゴム材の押し出し速度が速い芯金222の両端部付近では発泡密度が高く、ゴム材の押し出し速度が遅い芯金222の中央部付近では発泡密度が低い導電性発泡弾性層113が形成されたロール部材が得られる。
次いで、導電性発泡弾性層113を被覆し、該導電性発泡弾性層113に対する締め付け力がロール軸方向の両端部よりも中央部で大きい導電性被覆層114を設ける。導電性発泡弾性層113の外周面に導電性被覆層114を設ける方法は、特に限定されない。例えば、軸方向中央部から両端部にかけて厚みが徐々に薄く構成されている管状の弾性部材を用意し、この弾性部材に前記ロール部材を挿入することで、導電性発泡弾性層113の外周面に導電性被覆層114を設ける方法が挙げられる。
このとき、導電性被覆層114は、導電性発泡弾性層113の外周面に密着し、かつ、導電性被覆層114のロール軸方向の両末端が、導電性発泡弾性層113のロール軸方向の両末端よりもロール軸方向外側に突出するように設けることが望ましい。
導電性被覆層114を構成する管状の弾性部材の製造方法としては、例えば、導電性被覆層の形成用の組成物を、円筒状の芯体に塗布して形成する方法が挙げられ、塗布の方法としては、らせん塗布法が挙げられる。管状の弾性部材の膜厚の制御は、芯体の長さ方向に塗布量を調整することによって行ってもよいし、長さ方向中央部の径が両端部よりも相対的に小さい芯体に塗布することによって行ってもよい。
<画像形成装置、プロセスカートリッジ>
本実施形態に係る画像形成装置は、転写ロールを備える画像形成装置であり、当該転写ロールとして、前述した本実施形態に係る転写ロールを適用する。
具体的には、例えば、本実施形態に係る画像形成装置は、像保持体と、像保持体を帯電する帯電手段と、帯電した像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、像保持体の表面に形成された潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、像保持体の表面に形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、を備え、転写手段に、本実施形態に係る転写ロールを備える。
転写手段においては、例えば、転写ロールを単独で備える記録媒体への直接転写方式の構成、又は、像保持体の表面に形成されたトナー像が転写される中間転写体と像保持体の表面に形成されたトナー像を中間転写体の表面に転写する1次転写ロールと中間転写体の表面に転写されたトナー像を記録媒体に転写する2次転写ロールとを備える中間転写方式の構成が挙げられる。
直接転写方式の構成では、像保持体に対向して配置された転写ロールとして本実施形態に係る転写ロールを備える。
また、中間転写方式の構成では、1次転写ロール及び2次転写ロールの少なくともいずれか一方の転写ロールとして本実施形態に係る転写ロールを備える。
本実施形態に係る画像形成装置としては、例えば、現像装置内に単色のトナーのみを収容する通常のモノカラー画像形成装置、像保持体上に保持されたトナー像を直接、記録媒体に転写する画像形成装置、像保持体上に保持されたトナー像を中間転写体に順次1次転写を繰り返すカラー画像形成装置、各色毎の現像装置を備えた複数の像保持体を中間転写体上に直列に配置したタンデム型カラー画像形成装置のいずれのものであってもよい。
本実施形態に係るプロセスカートリッジは、例えば上記構成の画像形成装置に着脱され、少なくとも本実施形態に係る転写ロールを備える。本実施形態に係るプロセスカートリッジは、必要に応じて、像保持体、像保持体を帯電する帯電手段、帯電した像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段、及び像保持体の表面に形成された潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段から選ばれる少なくとも1種と、前記像保持体の表面に形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、を備え、前記転写手段が、本実施形態に係る転写ロールを備える。
以下、本実施形態に係る画像形成装置を、図面を参照しつつ説明する。図7は、実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
図7に示す画像形成装置は、色分解された画像データに基づくイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を出力する電子写真方式の第1乃至第4の画像形成ユニット10Y、10M、10C、10K(画像形成手段)を備えている。これらの画像形成ユニット(以下、単に「ユニット」と称する)10Y、10M、10C、10Kは、水平方向に互いに特定距離離間して並設されている。なお、これらユニット10Y、10M、10C、10Kは、画像形成装置本体に対して脱着可能なプロセスカートリッジであってもよい。
各ユニット10Y、10M、10C、10Kの図面における上方には、各ユニットを通して中間転写体としての中間転写ベルト20が配置されている。中間転写ベルト20は、図7における左から右方向に互いに離間して配置された駆動ロール22及び中間転写ベルト20内面に接する支持ロール24に張力が付与されて巻回され、第1ユニット10Yから第4ユニット10Kに向う方向に走行されるように、画像形成装置用の転写ユニットを構成している。
なお、支持ロール24は、図示しないバネ等により駆動ロール22から離れる方向に付勢されており、両者に巻回された中間転写ベルト20に特定の張力が与えられている。また、中間転写ベルト20の像保持体側面には、駆動ロール22と対向して中間転写体クリーニング装置30が備えられている。
また、各ユニット10Y、10M、10C、10Kの現像装置(現像手段)4Y、4M、4C、4Kのそれぞれには、トナーカートリッジ8Y、8M、8C、8Kに収容されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーが供給可能である。
上述した第1乃至第4ユニット10Y、10M、10C、10Kは、同等の構成を有しているため、ここでは中間転写ベルト走行方向の上流側に配置されたイエロー画像を形成する第1ユニット10Yを代表させて説明する。尚、第1ユニット10Yと同等の部分に、イエロー(Y)の代わりに、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)を付した参照符号を付すことにより、第2乃至第4ユニット10M、10C、10Kの説明を省略する。
第1ユニット10Yは、像保持体として作用する感光体1Yを有している。感光体1Yの周囲には、感光体1Yの表面を特定の電位に帯電させる帯電ロール2Y、帯電された表面を色分解された画像信号に基づくレーザ光線3Yよって露光して静電荷像を形成する露光装置3、静電荷像に帯電したトナーを供給して静電荷像を現像する現像装置(現像手段)4Y、現像したトナー像を中間転写ベルト20上に転写する1次転写ロール5Y(1次転写手段)、及び1次転写後に感光体1Yの表面に残存するトナーを、クリーニングブレードにて除去する感光体クリーニング装置(クリーニング手段)6Yが順に配置されている。
なお、1次転写ロール5Yは、中間転写ベルト20の内側に配置され、感光体1Yに対向した位置に設けられている。更に、各1次転写ロール5Y、5M、5C、5Kには、1次転写バイアスを印加するバイアス電源(図示せず)がそれぞれ接続されている。各バイアス電源は、図示しない制御部による制御によって、各1次転写ロールに印加する転写バイアスを可変する。
以下、第1ユニット10Yにおいてイエロー画像を形成する動作について説明する。まず、動作に先立って、帯電ロール2Yによって感光体1Yの表面が−600V以上−800V以下程度の電位に帯電される。
感光体1Yは、導電性(20℃における体積抵抗率:1×10Ωcm以下)の基材上に感光層を積層して形成されている。この感光層は、通常は高抵抗(一般の樹脂程度の抵抗)であるが、レーザ光線3Yが照射されると、レーザ光線が照射された部分の比抵抗が変化する性質を持っている。そこで、帯電した感光体1Yの表面に、図示しない制御部から送られてくるイエロー用の画像データに従って、露光装置3を介してレーザ光線3Yを出力する。レーザ光線3Yは、感光体1Yの表面の感光層に照射され、それにより、イエロー印字パターンの静電荷像が感光体1Yの表面に形成される。
静電荷像は、帯電によって感光体1Yの表面に形成される像であり、レーザ光線3Yによって、感光層の被照射部分の比抵抗が低下し、感光体1Yの表面の帯電した電荷が流れ、一方、レーザ光線3Yが照射されなかった部分の電荷が残留することによって形成される、いわゆるネガ潜像である。
このようにして感光体1Y上に形成された静電荷像は、感光体1Yの走行に従って特定の現像位置まで回転される。そして、この現像位置で、感光体1Y上の静電荷像が、現像装置4Yによって可視像(現像像)化される。
現像装置4Y内には、例えば、イエロートナーが収容されている。イエロートナーは、現像装置4Yの内部で攪拌されることで摩擦帯電し、感光体1Y上に帯電した帯電荷と同極性(負極性)の電荷を有して現像剤ロール(現像剤保持体)上に保持されている。そして感光体1Yの表面が現像装置4Yを通過していくことにより、感光体1Y表面上の除電された潜像部にイエロートナーが静電的に付着し、潜像がイエロートナーによって現像される。イエローのトナー像が形成された感光体1Yは、引続き特定速度で走行され、感光体1Y上に現像されたトナー像が特定の1次転写位置へ搬送される。
感光体1Y上のイエロートナー像が1次転写部へ搬送されると、1次転写ロール5Yに特定の1次転写バイアスが印加され、感光体1Yから1次転写ロール5Yに向う静電気力がトナー像に作用され、感光体1Y上のトナー像が中間転写ベルト20上に転写される。このとき印加される転写バイアスは、トナーの極性(−)と逆極性の(+)極性であり、例えば第1ユニット10Yでは制御部に(図示せず)よって+10μA程度に制御されている。
一方、感光体1Y上に残留したトナーはクリーニング装置6Yで除去されて回収される。
また、第2ユニット10M以降の1次転写ロール5M、5C、5Kに印加される1次転写バイアスも、第1ユニットに準じて制御されている。
こうして、第1ユニット10Yにてイエロートナー像の転写された中間転写ベルト20は、第2乃至第4ユニット10M、10C、10Kを通して順次搬送され、各色のトナー像が重ねられて多重転写される。
第1乃至第4ユニットを通して4色のトナー像が多重転写された中間転写ベルト20は、中間転写ベルト20と中間転写ベルト20内面に接する支持ロール24と中間転写ベルト20の像保持面側に配置された2次転写ロール(2次転写手段)26とから構成された2次転写部へと至る。なお、2次転写ロール26の外周面には、弾性材料で構成されたクリーンングブレード27が接触しており、中間転写ベルト20から記録媒体Pに転写されずに2次転写ロール26の外周面に付着したトナーが除去される。
一方、記録媒体Pが供給機構を介して2次転写ロール26と中間転写ベルト20とが接している隙間に特定のタイミングで給紙され、特定の2次転写バイアスが支持ロール24に印加される。このとき印加される転写バイアスは、トナーの極性(−)と同極性の(−)極性であり、中間転写ベルト20から記録媒体Pに向う静電気力がトナー像に作用され、中間転写ベルト20上のトナー像が記録媒体P上に転写される。尚、この際の2次転写バイアスは2次転写部の抵抗を検出する抵抗検出手段(図示せず)により検出された抵抗に応じて決定されるものであり、電圧制御されている。
この後、記録媒体Pは定着装置(定着手段)28へと送り込まれトナー像が加熱され、色重ねしたトナー像が溶融されて、記録媒体P上へ定着される。カラー画像の定着が完了した記録媒体Pは、排出部へ向けて搬出され、一連のカラー画像形成動作が終了される。
なお、上記例示した画像形成装置は、中間転写ベルト20を介してトナー像を記録媒体Pに転写する構成となっているが、本実施形態に係る画像形成装置は、上記構成に限定されるものではなく、感光体から直接トナー像が記録媒体Pに転写される構造であってもよい。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に制限されるものではない。なお、以下において「部」は特に断りのない限り質量基準である。
<比較例1>
(転写ロールの作製)
エチレンオキサイド基を含有することで、イオン伝導性に優れるエピクロルヒドリンゴム(ECO、ダイソー社製エピクロマーCG−102)60部とアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR、日本ゼオン社製ニポールDN−219)30部とを混合し、硫黄(鶴見化学工業社製200メッシュ)1部と、加硫促進剤(大内新興化学工業社製ノクセラ−M)1.5部と、発泡剤としてベンゼンスルホニルヒドラジド6部とを添加して、オープンロールで混練りしてゴム混合物を得た。
次に、このゴム混合物を原料として押し出し成形により直径12mm、長さ380mmのSUS製支持ロール(導電性支持体)の外周面にロール状に成形した。
押し出し成形時の押し出し速度を、最初は速く、次第に遅くして、軸方向中央で押し押し速度が最小になり、中央以降は、それまでの速度増加分と逆の加速度で徐々に速くなるように制御した。
押し出したロール状物の1次加硫(150℃、50分)と2次加硫(160℃、2時間)を順次行い、発泡及び加硫させ、導電性支持体上に導電性発泡弾性層を形成した。
この導電性発泡弾性層の外周面を研磨して外径27.0mm(導電性発泡弾性層の厚さ7.5mm)に加工し、導電性発泡弾性層付きロールAを得た。
導電性発泡弾性層付きロールAを比較例1の転写ロールとした。
−硬度の測定−
導電性発泡弾性層付きロールAの導電性弾性層の表面に、アスカーC型硬度計(高分子計器社製)の測定針を押しあて、1000g荷重の条件で硬度を測定した。
硬度の測定は、導電性発泡弾性層の軸方向中央部と各端部から20mmの位置の計3か所において行った。
−発泡密度の測定−
後述する画像形成の評価を行った後、導電性発泡弾性層を径方向に切断し、導電性発泡弾性層の中央部と各端部から20mmの位置の計3か所において発泡密度の大小関係を求めた。具体的には、断面切断後マイクロスコープ(KEYENCE社製VHX−900)によって気泡の数を測定し、単位面積当たりの気泡の数を発泡密度とした。
<比較例2>
(転写ロールの作製)
比較例1で用いたゴム混合物を等速で押し出し、比較例1と同じ条件で加硫・発泡して導電性発泡弾性層付きロールBを得た。
導電性発泡弾性層付きロールBを比較例2の転写ロールとした。
<実施例1>
(転写ロールの作製)
−導電性発泡弾性層付きロールの作製−
比較例1と同様にして導電性発泡弾性層付きロールを作製した。
−導電性被覆層用の導電性チューブAの作製−
耐熱皮膜用ポリイミドUワニス(宇部興産社製)に酸性カーボンブラック(デグサジャパン社製Special Black 4:pH3.5)を分散させて体積抵抗値が10Ω乃至10Ωになるように濃度調整をした塗液を、円筒形金型の外周に塗布し、乾燥、硬化して、導電性チューブAを得た。塗液を金型に塗布する際に、長手方向の中央部から両端部にかけて厚みが薄くなるように塗布量を調整し、中央部の厚みを0.05mm両端部の厚みを0.03mmにした。
導電性チューブAの内部に空気等の流体を注入した状態とし、この導電性チューブ内部に導電性発泡弾性層付きロールを挿入して、導電性発泡弾性層上に導電性チューブAが被覆された転写ロールを得た。
<比較例3>
(転写ロールの作製)
−導電性発泡弾性層付きロールの作製−
比較例1と同様にして導電性発泡弾性層付きロールを作製した。
−導電性被覆層用の導電性チューブBの作製−
実施例1における導電性チューブAの作製において、塗液を金型に塗布する際に、長手方向において厚みが均一になるように塗布量を調整し、厚みが均一な導電性チューブBを得た。
導電性チューブBの内部に空気等の流体を注入した状態とし、この導電性チューブ内部に導電性発泡弾性層付きロールを挿入して、導電性発泡弾性層上に導電性チューブBが被覆された転写ロールを得た。
<評価>
−転写不良−
上記実施例および比較例の転写ロールを、それぞれ2次転写ロールとして、富士ゼロックス社製の画像形成装置、DocuCentre−II C6500改造機に搭載した。
この画像形成装置を用いて、PK色の濃度30%の画質濃度で画質デフェクト(濃度むら)によって判定した。評価指標は以下の通りである。
○:画質デフェクトが認められない。
×:画質デフェクトが認められる。
−クリーニング不良−
上記画像形成装置を用い、画像(50%濃度と100%濃度)を形成し、記録媒体の裏面側(トナー像が転写された側の反対側)を観察し、該裏面のトナーによる汚れを評価した。評価指標は以下の通りである。
○:トナーによる汚れが全く視認されない。
△:50%濃度においては視認されないが、100%濃度においては視認される。
×:50%濃度と100%濃度のいずれにおいても、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各々の補正用画像が視認される。
表1に示す結果から、本実施例は、比較例に比べ、トナーを転写する際の転写不良及びクリーニング不良の発生が抑制されたことがわかる。
1Y、1M、1C、1K 像保持体(電子写真感光体)
2Y、2M、2C、2K 帯電ロール
3Y、3M、3C、3K レーザ光線
3 露光装置
4Y、4M、4C、4K 現像装置
5Y、5M、5C、5K 1次転写ロール
6Y、6M、6C、6K クリーニング装置
8Y、8M、8C、8K トナーカートリッジ
10Y、10M、10C、10K 画像形成ユニット
20 中間転写ベルト
22 駆動ロール
24 支持ロール
26 2次転写ロール
27 2次転写ロール用クリーニング部材
28 定着装置
30 中間転写体クリーニング装置
111 転写ロール
112 導電性支持体
113 導電性発泡弾性層
114 導電性被覆層
210 ロール部材製造装置
212 排出機
214 加圧機
216 引出機
218 ゴム材供給部
220 押し出部
222 芯金
224 芯金供給部
226 本体部
228 スクリュー
230 駆動モータ
231 押し出し速度制御手段
232 投入口
234 ケース
236 マンドレル
238 排出ヘッド
240 保持部材
242 保持部材
244 環状流路
246 挿通孔
248 合流域
250 ローラ対
252 ベルト
254 駆動ローラ
256 ゴムロール部

Claims (6)

  1. 導電性支持体と、
    前記導電性支持体の外周に配置され、発泡密度がロール軸方向の両端部よりも中央部で小さい導電性発泡弾性層と、
    前記導電性発泡弾性層を被覆し、該導電性発泡弾性層に対する締め付け力がロール軸方向の両端部よりも中央部で大きい導電性被覆層と、
    を備えた転写ロール。
  2. 前記導電性被覆層のロール軸方向の両端部の厚みが、中央部の厚みよりも薄い請求項1に記載の転写ロール。
  3. 前記導電性被覆層のロール軸方向の両末端が、前記導電性発泡弾性層のロール軸方向の両末端よりもロール軸方向外側に突出している請求項1又は請求項2に記載の転写ロール。
  4. 像保持体と、
    前記像保持体を帯電する帯電手段と、
    帯電した前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
    前記像保持体の表面に形成された潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の転写ロールを有し、前記像保持体の表面に形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
    を備える画像形成装置。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の転写ロールを有し、像保持体の表面に形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段を備え、
    画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジ。
  6. 導電性支持体をその軸方向に搬送する支持体搬送手段と、
    前記支持体搬送手段により搬送されている前記導電性支持体に対し、弾性材料及び発泡剤を含む弾性組成物を押し出して前記導電性支持体の外周に前記弾性組成物を円筒状に成形する押し出し手段と、
    前記押し出し手段により前記弾性組成物を前記導電性支持体の軸方向中央部に押し出す速度よりも前記導電性支持体の軸方向両端部に押し出す速度が高くなるように制御する押し出し速度制御手段と、
    を備えたロール部材の製造装置。
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