JP2014215473A - 光学積層体及び画像表示装置の表示品質改善方法 - Google Patents
光学積層体及び画像表示装置の表示品質改善方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014215473A JP2014215473A JP2013092933A JP2013092933A JP2014215473A JP 2014215473 A JP2014215473 A JP 2014215473A JP 2013092933 A JP2013092933 A JP 2013092933A JP 2013092933 A JP2013092933 A JP 2013092933A JP 2014215473 A JP2014215473 A JP 2014215473A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- retardation film
- slow axis
- film
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B27/00—Layered products comprising a layer of synthetic resin
- B32B27/36—Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising polyesters
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B7/00—Layered products characterised by the relation between layers; Layered products characterised by the relative orientation of features between layers, or by the relative values of a measurable parameter between layers, i.e. products comprising layers having different physical, chemical or physicochemical properties; Layered products characterised by the interconnection of layers
- B32B7/02—Physical, chemical or physicochemical properties
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/30—Polarising elements
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
Abstract
Description
偏光板の偏光子としては、従来、ポリビニルアルコール(PVA)又はその誘導体のフィルムにヨウ素や二色性染料を吸着させ、一軸延伸加工を施したものが一般的に用いられている。
特許文献1に開示の偏光板によると、偏光サングラス越しで観察した場合、偏光フィルムの吸収軸に対してパラレルニコル及びクロスニコルとなったときに、出射光の透過率は同じとなり、視認性を改善できる。
しかしながら、特許文献1に記載の偏光板であっても、偏光サングラス越しに見た場合、偏光フィルムの吸収軸に対してパラレルニコル及びクロスニコルとなった時に、表示画像の色味が変化してしまうという問題があった。これは、λ/4波長板は、ある特定の波長領域の光に対してのみ4分の1波長を達成するに過ぎず、広い可視光領域に渡って均一に4分の1波長を達成できないためである。
また、上記偏光子の吸収軸と、上記λ/4位相差フィルムの遅相軸とがなす角度が凡そ45°又は凡そ135°であることが好ましい。
また、上記面内に複屈折を有する光透過性基材は、ポリエステル基材であり、上記ポリエステル基材のリタデーションが3000nm以上であり、かつ、面内において最も屈折率が大きい方向である遅相軸方向の屈折率(nx)と、上記遅相軸方向と直交する方向である進相軸方向の屈折率(ny)との差(nx−ny)が、0.05以上であることが好ましい。
また、上記λ/4位相差フィルムは、シクロオレフィンポリマーを材料とすることが好ましい。
以下に、本発明を詳細に説明する。
なお、本発明では、特別な記載がない限り、モノマー、オリゴマー、プレポリマー等の硬化性樹脂前駆体も“樹脂”と記載する。
本発明の光学積層体において、上記光透過性基材と上記λ/4位相差フィルムとは、上記光透過性基材の遅相軸と上記λ/4位相差フィルムの遅相軸とのなす角度が、45°又は135°とならないように配置されている。上記光透過性基材の遅相軸と上記λ/4位相差フィルムの遅相軸とのなす角度が45°又は135°であると、本発明の光学積層体を用いた画像表示装置の表示画像を偏光サングラス越しに見たときに、表示画像を視認することはできるが、偏光サングラスの吸収軸と、偏光子の吸収軸が、パラレルニコル及びクロスニコルとなった時に、表示画像の色味が変化してしまう。
ここで、上記「遅相軸」とは、上記光透過性基材及びλ/4位相差フィルムにおいて、面内で屈折率が最大となる方向である。
なお、本明細書において、2つの軸のなす角度に関し、観察者側から見て、一方の軸を基準として他方の軸が時計回りになす角度をプラス(+)と表記し、基準となる一方の軸に対して他方の軸が反時計回りになす角度をマイナス(−)と表記する。そして、特に表記せず角度を示した場合、基準となる一方の軸に対して他方の軸が時計回りになす角度である場合(すなわち、プラスである場合)を意味する。
なお、上記「凡そ平行」とは、上記光透過性基材の遅相軸とλ/4位相差フィルムの遅相軸とのなす角度が0°±30°の範囲にあることを意味し、より好ましくは、0°±15の範囲を意味する。「凡そ垂直」とは、上記光透過性基材の遅相軸とλ/4位相差フィルムの遅相軸とのなす角度が90°±30°の範囲にあることを意味し、より好ましくは、90°±15°の範囲を意味する。
また、本発明の光学積層体において、上記光透過性基材がポリエステル基材である場合、該ポリエステル基材は機械的強度に有利な材料であるため、本発明の光学積層体は、カバーガラスの破損による飛散防止効果を有するものとなる。
特に、偏光子、λ/4位相差フィルム、カバーガラスの順に積層されたモバイル用画像表示装置などの場合、本発明の設置となるように、上記カバーガラスよりもさらに観測者側に、上記光透過性基材を設置することにより、色味変化改善効果に加えて、上記カバーガラスの飛散防止効果を付与することができる。
上記光透過性基材のリタデーションは、薄膜化の観点から、4000〜25000nmであることが好ましい。より好ましい範囲は、5000〜2万nmである。
上記光透過性基材のリタデーションが上記範囲であるため、本発明の光学積層体は、色味変化を好適に抑制することができる。色味変化は、具体的には、以下の方法で測定した色差Δu’v’が、0.06以下であることが好ましく、より好ましい上限は0.03である。
偏光サングラスの吸収軸と本発明の光学積層体における上記偏光子の吸収軸とのなす角度が0°(パラレルニコル)となるときと、90°(クロスニコル)となるときの正面色味を、輝度計にて測定し、色差Δu’v’を下記の式より算出する。
Δu’v’=((Δu’)2+(Δv’)2)1/2
ここで、
Δu’=(パラレルニコル時のu’)−(クロスニコル時のu’)
Δv’=(パラレルニコル時のv’)−(クロスニコル時のv’)
を意味している。また、上記u’、v’は、CIE(国際照明委員会)で定められているUCS色度座標から得られるu’、v’の直交座標を示す値である。
リタデーション(Re)=(nx−ny)×d
また、上記リタデーションは、例えば、王子計測機器社製KOBRA−WRによって測定(測定角0°、測定波長552.1nm)することができる。
また、二枚の偏光板を用いて、光透過性基材の配向軸方向(主軸の方向)を求め、配向軸方向に対して直交する二つの軸の屈折率(nx、ny)を、アッベ屈折率計(アタゴ社製 NAR−4T)によって求める。ここで、より大きい屈折率を示す軸を遅相軸と定義する。光透過性基材の厚みd(nm)は、電気マイクロメータ(アンリツ社製)を用いて測定し、単位をnmに換算する。屈折率差(nx−ny)と、フィルムの厚みd(nm)との積より、リタデーションを計算することもできる。
なお、屈折率は、アッベ屈折率計や、エリプソメーターを用いて測定することもできるし、分光光度計(島津製作所社製のUV−3100PC)を用いて、本発明の光学積層体における光透過性基材の波長380〜780nmの反射率(R)を測定し、得られた反射率(R)から、以下の式を用い、各波長の屈折率(n)の値を求めてもよい。
R(%)=(1−n)2/(1+n)2
なお、方向によって屈折率(nx、ny)が異なる場合、裏面に黒ビニールテープ(例えば、ヤマトビニールテープNo200−38−21 38mm幅)を貼ってから、分光光度計(V7100型、自動絶対反射率測定ユニット、VAR−7010 日本分光社製)を用いて、偏光測定:S偏光にて、S偏光に対して、遅相軸を平行にした場合と、進相軸を平行にした場合の5度反射率を測定し、上記式より、遅相軸と進相軸の屈折率(nx、ny)を算出することもできる。
以上の観点から、上記Δnのより好ましい下限は0.07、より好ましい上限は0.27である。なお、上記Δnが0.27を超えると、耐湿熱性試験での光透過性基材の耐久性が劣ることがある。耐湿熱性試験での耐久性が優れることから、上記Δnの更に好ましい上限は0.25である。
また、上記ポリエステル基材に用いられるポリエステルは、これらのポリエステルの共重合体であってもよく、上記ポリエステルを主体(例えば80モル%以上の成分)とし、少割合(例えば20モル%以下)の他の種類の樹脂とブレンドしたものであってもよい。上記ポリエステルとしてポリエチレンテレフタレート又はポリエチレン−2,6−ナフタレートが力学的物性や光学物性等のバランスが良いので特に好ましい。特に、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなることが好ましい。ポリエチレンテレフタレートは汎用性が高く、入手が容易であるからである。本発明においてはPETのような、汎用性が極めて高いフィルムであっても、表示品質の高い画像表示装置を作製することが可能な、光学積層体を得ることができる。
更に、PETは、透明性、熱又は機械的特性に優れ、延伸加工によりリタデーションの制御が可能であり、固有複屈折が大きく、膜厚が薄くても比較的容易に大きなリタデーションが得られる。また、ポリエチレン−2,6−ナフタレート(PEN)は、上記Δnをより大きな値にできるため、上記光透過性基材の薄膜化を図る上でより好ましい。
上記横延伸温度としては、80〜130℃が好ましく、より好ましくは90〜120℃である。また、横延伸倍率は2.5〜6.0倍が好ましく、より好ましくは3.0〜5.5倍である。上記横延伸倍率が6.0倍を超えると、得られるポリエステル基材の透明性が低下しやすくなり、延伸倍率が2.5倍未満であると、延伸張力も小さくなるため、得られるポリエステル基材の複屈折が小さくなり、リタデーションを3000nm以上とできないことがある。
また、本発明においては、二軸延伸試験装置を用いて、上記未延伸ポリエステルの横延伸を上記条件で行った後、又は、横延伸を行う前に、該横延伸に対する流れ方向の延伸(以下、縦延伸ともいう)を行ってもよい。この場合、上記縦延伸は、延伸倍率が2倍以下であることが好ましい。上記縦延伸の延伸倍率が2倍を超えると、Δnの値を上述した好ましい範囲にできないことがある。更に、上記未延伸ポリエステルは、斜め延伸がされてもよい。
また、上記熱処理時の処理温度はしては、100〜250℃が好ましく、より好ましくは180〜245℃である。
上記λ/4位相差フィルムを構成する材料としては、具体的には、例えば、PVA、ノルボルネン系樹脂、シクロオレフィンポリマー(COP)、セルロース系樹脂、ポリカーボネート及びアクリル等が挙げられる。なかでも、ノルボルネン系樹脂、シクロオレフィンポリマー(COP)、ポリカーボネートが好適である。
上記COPフィルムの市販品としては、具体的には、例えば、ノルボルネンフィルム(NB)、ZEONOR(商品名:日本ゼオン社製)、ARTON(商品名:JSR社製)、エスシーナ(商品名:積水化学工業社製)等が挙げられる。また、ポリカーボネートの市販品としては、ピュアエース(商品名:帝人化成社製)が挙げられる。
上記λ/4位相差フィルムのリタデーションは、直線偏光を楕円偏光(円偏光)へと変換できれば特に限定されないが、80nm〜170nmであることが好ましい。80nm未満であると、偏光子と偏光サングラスの吸収軸とがクロスニコル状態となったとき、表示画像の視認性が低下することがある。一方、170nmを超えると、偏光サングラス着用時の本発明の光学積層体の色味変化が大きくなることがある。上記λ/4位相差フィルムのリタデーションのより好ましい範囲下限は90nm、より好ましい上限は160nmであり、更に好ましい下限は100nm、更に好ましい上限は150nmである。
上記PVA系偏光子としては、例えば、PVA系フィルム、部分ホルマール化ポリビニルアルコール系フィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フィルム等の親水性高分子フィルムに、ヨウ素や二色性染料などの二色性物質を吸着させて一軸延伸したものが挙げられる。なかでも、PVA系フィルムとヨウ素などの二色性物質からなる偏光子が好適に用いられる。
このような偏光子の厚さとしては特に制限されず、一般的に、1〜100μm程度である。
なお、上記「凡そ45°又は凡そ135°」とは、上記偏光子の吸収軸と上記λ/4位相差フィルムの遅相軸とがなす角度が、45°±15°又は135°±15°の範囲にあることを意味し、より好ましくは、45°±5°又は135°±5°の範囲にあることを意味する。
ここで、本発明の光学積層体を用いたタッチパネルとしては、薄膜抵抗式のタッチパネルや静電容量式のタッチパネルが挙げられる。
本発明の光学積層体が薄膜抵抗式のタッチパネルに用いられる場合、好ましい構成としては、例えば、上述した第1の積層体における透明基材を、本発明の光学積層体における上記光透過性基材とし、上記第2の積層体における透明基材を、本発明の光学積層体における上記λ/4位相差フィルムとする構成等が挙げられる。このような構成の薄膜抵抗式のタッチパネルでは、上記光透過性基材の一方の面上と上記λ/4位相差フィルムの一方の面上とに、それぞれ透明導電性膜が設けられ、該透明導電性膜同士が向き合うように対向配置される。そして、上記光透過性基材の透明導電性膜が設けられた側と反対側面上には、従来から薄膜抵抗式のタッチパネルに用いられているガラス基材等のカバーガラスが設けられることが好ましい。
また、本発明の光学積層体が薄膜抵抗式のタッチパネルに用いられる場合の好ましい別の構成としては、例えば、上述した第1の積層体における透明基材を、従来から薄膜抵抗式のタッチパネルに用いられているガラス基材等のカバーガラスとし、上記第2の積層体における透明基材を、本発明の光学積層体における上記λ/4位相差フィルムとする構成が挙げられる。このような構成の薄膜抵抗式のタッチパネルでは、上記カバーガラスの一方の面上と上記λ/4位相差フィルムの一方の面上とに、それぞれ透明導電性膜が設けられ、該透明導電性膜同士が向き合うように対向配置される。そして、上記カバーガラスの透明導電性膜が設けられた側と反対側面上には、本発明の光学積層体における上記光透過性基材を設けられる。このような構成のタッチパネルは、上記光透過性基材によりカバーガラスの破損による飛散防止効果を得ることができる。
本発明の光学積層体が静電容量式のタッチパネルに用いられる場合、好ましい構成としては、例えば、上記第1の透明基材を本発明の光学積層体における上記光透過性基材とし、上記第2の積層体における透明基材を、本発明の光学積層体における上記λ/4位相差フィルムとする構成等が挙げられる。
また、本発明の光学積層体が静電容量式のタッチパネルに用いられる場合の好ましい別の構成としては、例えば、上述した第1の透明基材を、従来から薄膜抵抗式のタッチパネルに用いられているガラス基材等のカバーガラスとし、上記第2の透明基材を、本発明の光学積層体における上記λ/4位相差フィルムとし、最も観察者側に本発明の光学積層体における上記光透過性基材を設けた構成が挙げられる。このような構成のタッチパネルは、上記光透過性基材によりカバーガラスの破損による飛散防止効果を得ることができる。
上記金属酸化物からなる透明導電性膜としては、例えば、スズドープ酸化インジウム(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)、ガリウムドープ酸化亜鉛(GZO)、酸化スズ(SnO2)、酸化インジウム(In2O3)、酸化タングステン(WO3)等からなる膜を挙げることができる。
また、上記透明導電性膜は、公知のタッチパネル電極と同様のパターンが形成されていてもよい。
また、上記透明導電性膜の膜厚は、例えば、100〜400Åであることが好ましい。
また、上述したパターンが形成された透明導電性膜は、上記方法で製膜した透明導電性膜に公知のエッチング処理を施すことで形成することができる。
上記絶縁性膜としては、例えば、ケイ素酸化物からなる絶縁膜が挙げられ、具体的にはSiOxからなる膜が挙げられる。このような絶縁膜は、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等の公知の方法により形成することができる。
上記絶縁膜の膜厚は、100〜500Åであることが好ましい。
上記画像表示装置は、LCD、PDP、FED、ELD(有機EL、無機EL)、CRT、タブレットPC、電子ペーパー等の画像表示装置であってもよい。
上記白色LEDとは、蛍光体方式、すなわち化合物半導体を使用した青色光又は紫外光を発する発光ダイオードと蛍光体を組み合わせることにより白色を発する素子のことである。なかでも、化合物半導体を使用した青色発光ダイオードとイットリウム・アルミニウム・ガーネット系黄色蛍光体とを組み合わせた発光素子からなる白色発光ダイオードは、連続的で幅広い発光スペクトルを有していることから反射防止性能及び明所コントラストの改善に有効であるとともに、発光効率にも優れるため、上記バックライト光源として好適である。また、消費電力の小さい白色LEDを広汎に利用可能になるので、省エネルギー化の効果も奏することが可能となる。
ポリエチレンテレフタレート材料を290℃で溶融して、フィルム形成ダイを通して、シート状に押出し、水冷冷却した回転急冷ドラム上に密着させて冷却し、未延伸フィルムを作製した。この未延伸フィルムを二軸延伸試験装置(東洋精機製)にて、120℃にて1分間予熱した後、120℃にて、延伸倍率1.1倍に延伸した後、その延伸方向とは90度の方向に延伸倍率4.0倍にて延伸を行い、nx=1.69、ny=1.61、膜厚125μm、波長550nmにおけるリタデーション=1万nmの光透過性基材Aを得た。
光透過性基材Aの未延伸フィルム膜厚を変更した以外は、同様の方法にて、nx=1.69、ny=1.61、膜厚60μm、波長550nmにおけるリタデーション=4800nmの光透過性基材Bを得た。
光透過性基材Aの未延伸フィルム膜厚を変更した以外は、同様の方法にて、nx=1.69、ny=1.61、膜厚30μm、波長550nmにおけるリタデーション=2400nmの光透過性基材Cを得た。
ポリエチレンナフタレート材料を290℃で溶融して、フィルム形成ダイを通して、シート状に押出し、水冷冷却した回転急冷ドラム上に密着させて冷却し、未延伸フィルムを作製した。この未延伸フィルムを二軸延伸試験装置(東洋精機製)にて、120℃にて1分間予熱した後、120℃にて、延伸倍率1.1倍に延伸した後、その延伸方向とは90度の方向に延伸倍率4.0倍にて延伸を行い、nx=1.81、ny=1.60、膜厚50μm、波長550nmにおけるリタデーション=10050nmの光透過性基材Dを得た。
シクロオレフィンポリマーを用いたλ/4位相差フィルムとして、日本ゼオン社製ゼオノアを用いたλ/4位相差フィルムAを用意した。λ/4位相差フィルムAのリタデーション特性を図1に示す。
ビスフェノール成分としてビスフェノールAからなるポリカーボネイト(帝人化成社製 C−1400)を、塩化メチレンを溶剤として、固形分濃度が15%になるように溶解後、ガラス上に流延し、乾燥させた。得られたフィルムを160℃で1.15倍に延伸し、λ/4位相差フィルムBを得た。λ/4位相差フィルムBのリタデーション特性を図2に示す。
平均重合度約2400、ケン化度99.9モル%以上で厚さ75μmのポリビニルアルコールフィルムを、30℃の純水に浸漬した後、ヨウ素/ヨウ化カリウム/水の重量比が0.02/2/100の水溶液に30℃で浸漬した。その後、ヨウ化カリウム/ホウ酸/水の重量比が12/5/100の水溶液に56.5℃で浸漬した。引き続き8℃の純水で洗浄した後、65℃で乾燥して、ポリビニルアルコールにヨウ素が吸着配向された偏光子を得た。延伸は、主に、ヨウ素染色およびホウ酸処理の工程で行い、トータル延伸倍率は5.3倍であった。
偏光子の一方の面側に、λ/4位相差フィルムAを、その貼合面にコロナ処理を施した後、脂環式エポキシ化合物を含有する無溶剤の活性エネルギー線硬化型接着剤を介して、偏光子の吸収軸と、λ/4位相差フィルムAの遅相軸とのなす角度が45°となるように接着貼合した。次いで、偏光子のλ/4位相差フィルムが積層された側とは反対側面に、トリアセチルセルロース(TD80UL−M 富士フィルム社製)基材を、脂環式エポキシ化合物を含有する無溶剤の活性エネルギー線硬化型接着剤を介して、接着貼合し、偏光板(円偏光板)を作製した。さらに、λ/4位相差フィルムAの遅相軸と光透過性基材Aの遅相軸とのなす角度が0°となるように、粘着フィルムを用いて貼り合わせ、光学積層体を得た。
λ/4位相差フィルムAの遅相軸と光透過性基材Aの遅相軸とのなす角度が15°となるように貼り合わせた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
λ/4位相差フィルムAの遅相軸と光透過性基材Aの遅相軸とのなす角度が30°となるように貼り合わせた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
λ/4位相差フィルムAの遅相軸と光透過性基材Aの遅相軸とのなす角度が60°となるように貼り合わせた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
λ/4位相差フィルムAの遅相軸と光透過性基材Aの遅相軸とのなす角度が75°となるように貼り合わせた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
λ/4位相差フィルムAの遅相軸と光透過性基材Aの遅相軸とのなす角度が90°となるように貼り合わせた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
光透過性基材Aの変わりに、光透過性基材Bを用いた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
光透過性基材Aの変わりに、光透過性基材Bを用い、λ/4位相差フィルムAの遅相軸と光透過性基材Bの遅相軸とのなす角度が90°となるように貼り合わせた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
光透過性基材Aの変わりに、光透過性基材Dを用いた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
光透過性基材Aの変わりに、光透過性基材Dを用い、λ/4位相差フィルムAの遅相軸と光透過性基材Dの遅相軸とのなす角度が90°となるように貼り合わせた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
λ/4位相差フィルムAの変わりに、λ/4位相差フィルムBを用いた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
λ/4位相差フィルムAの変わりに、λ/4位相差フィルムBを用い、λ/4位相差フィルムBの遅相軸と光透過性基材Aの遅相軸とのなす角度が90°となるように貼り合わせた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
偏光子の一方の面側に、λ/4位相差フィルムAを、その貼合面にコロナ処理を施した後、脂環式エポキシ化合物を含有する無溶剤の活性エネルギー線硬化型接着剤を介して、偏光子の吸収軸と、λ/4位相差フィルムAの遅相軸とのなす角度が45°となるように接着貼合した。次いで、λ/4位相差フィルムの偏光子が積層された側とは反対側面に、トリアセチルセルロース(TD80UL−M 富士フィルム社製)基材を、脂環式エポキシ化合物を含有する無溶剤の活性エネルギー線硬化型接着剤を介して、接着貼合し、偏光板(円偏光板)を作製した。
λ/4位相差フィルムAの遅相軸と光透過性基材Aの遅相軸とのなす角度が45°となるように貼り合わせた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
光透過性基材Aの変わりに、光透過性基材Bを用い、λ/4位相差フィルムAの遅相軸と光透過性基材Bの遅相軸とのなす角度が45°となるように貼り合わせた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
光透過性基材Aの変わりに、光透過性基材Dを用い、λ/4位相差フィルムAの遅相軸と光透過性基材Dの遅相軸とのなす角度が45°となるように貼り合わせた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
λ/4位相差フィルムAの変わりに、λ/4位相差フィルムBを用いた以外は、比較例1同様の方法で、偏光板(円偏光板)を作製した。
λ/4位相差フィルムAの変わりに、λ/4位相差フィルムBを用い、λ/4位相差フィルムBの遅相軸と光透過性基材Aの遅相軸とのなす角度が45°となるように貼り合わせた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
光透過性基材Aの変わりに、光透過性基材Cを用いた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
光透過性基材Aの変わりに、光透過性基材Cを用い、λ/4位相差フィルムAの遅相軸と光透過性基材Cの遅相軸とのなす角度が45°となるように貼り合わせた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
光透過性基材Aの変わりに、光透過性基材Cを用い、λ/4位相差フィルムAの遅相軸と光透過性基材Cの遅相軸とのなす角度が90°となるように貼り合わせた以外は、実施例1と同様の方法で、光学積層体を得た。
液晶モニター(FLATORON IPS226V(LG Electronics Japan社製))の観測者側に設置された直線偏光板を剥がし、その代わりに、実施例、比較例2〜4、6及び参考例で得られた光学積層体、並びに、比較例1、5で得られた偏光板を、トリアセチルセルロース側が液晶パネル側となるように、感圧式接着剤(P−3132、リンテック社製)を介して設置した。評価は、暗所にて、液晶表示装置を白表示とし、偏光サングラス吸収軸と偏光子の吸収軸とのなす角度が0°(パラレルニコル)となるときと、90°(クロスニコル)となるときの正面輝度と正面色味とを、色彩輝度計BM−5A(トプコン社製)にて測定し、透過率と色味変化Δu’v’とを算出した。具体的な評価基準は以下の通りである。図3に液晶モニターのバックライト光源スペクトルを示す。
液晶モニター(FLATORON IPS226V(LG Electronics Japan社製))の観測者側に設置された直線偏光板の吸収軸と、偏光サングラスの吸収軸のなす角度が0°(パラレルニコル)のときの輝度を100として、透過率を算出した。また、同時に、10人で観察を行い、下記の基準に従い、評価した。最多数の評価を観察結果としている。
○:パラレルニコル時とクロスニコル時で、表示画像を視認することができ、透過率が10%以上であった。
×:パラレルニコル時とクロスニコル時で、表示画像を視認できない時があり、透過率が10%未満であった。
同時に、10人で観察を行い、下記の基準に従い、評価した。最多数の評価を観察結果としている。
◎:パラレルニコル時とクロスニコル時の色味変化がなく、色差Δu’v ’が0.03未満であった。
○:パラレルニコル時とクロスニコル時の色味変化が少しあるが、実使用上問題なく、色差Δu’v’が、0.03以上、0.06未満であった。
×:パラレルニコル時とクロスニコル時の色味変化があり、色差Δu’v ’が0.06以上であった。
実施例、比較例2〜4、6及び参考例で得られた光学積層体、並びに、比較例1、5で得られた偏光板の飛散防止性能を、以下の方法で評価した。
JIS R3202に準拠した70mm×70mmで厚さ1mmのフロート板ガラスと、実施例、比較例2〜4、6及び参考例で得られた光学積層体のトリアセチルセルロース基材側とは反対面とを、粘着剤を介して貼り合わせ、飛散防止性評価用サンプルを作製した(構成1)。また、比較例1、5で得られた偏光板のトリアセチルセルロース基材側とは反対面とを、粘着剤を介して貼り合わせ、飛散防止性評価用サンプルを作製した(構成2)。
そして、各飛散防止性評価サンプルの両端に金属板を置いて1mm浮かせた状態で、各飛散防止性評価サンプルのフロート板ガラス面より50cmの高さから鉄球(直径31.75mm、重さ130.4g)を、フロート板ガラス面へ落下させた。下記の基準により飛散防止性を評価した。
○:フロート板ガラスが割れても飛散せず、光学積層体又は偏光板の裂けも無い。
×:フロート板ガラスが割れても飛散しなかったが、光学積層体又は偏光板の一部が裂けていた。
一方、比較例に係る光学積層体は、色味変化の評価に劣っていた。参考例に係る光学積層体は、λ/4位相差フィルムの遅相軸と光透過性基材の遅相軸とのなす角度が、0°である参考例1に係る光学積層体のみ色味変化が良好であり、実施例の光学積層体と比べて、色味変化が良好な角度が狭かった。
そして、得られた各光学積層体について、上述の各評価を同様に行ったところ、いずれも対応する実施例2〜5、比較例2〜4、6及び参考例2に係る光学積層体と同様の結果が得られた。
Claims (6)
- 観測者側から、少なくとも、面内に複屈折を有する光透過性基材、λ/4位相差フィルム及び偏光子がこの順に積層された光学積層体であって、
前記光透過性基材と前記λ/4位相差フィルムとは、前記光透過性基材の遅相軸と前記λ/4位相差フィルムの遅相軸とのなす角度が、45°又は135°とならないように配置されている
ことを特徴とする光学積層体。 - 光透過性基材とλ/4位相差フィルムとは、前記光透過性基材の遅相軸と前記λ/4位相差フィルムの遅相軸とが、凡そ平行となるように配置されているか、又は、凡そ垂直に交わるように配置されている請求項1記載の光学積層体。
- 偏光子の吸収軸と、λ/4位相差フィルムの遅相軸とがなす角度が凡そ45°又は凡そ135°である請求項1又は2記載の光学積層体。
- 面内に複屈折を有する光透過性基材は、ポリエステル基材であり、
前記ポリエステル基材のリタデーションが3000nm以上であり、かつ、面内において最も屈折率が大きい方向である遅相軸方向の屈折率(nx)と、前記遅相軸方向と直交する方向である進相軸方向の屈折率(ny)との差(nx−ny)が、0.05以上である請求項1、2又は3記載の光学積層体。 - λ/4位相差フィルムは、シクロオレフィンポリマーを材料とする請求項1、2、3又は4記載の光学積層体。
- 観測者側から、少なくとも、面内に複屈折を有する光透過性基材、λ/4位相差フィルム及び偏光子がこの順に積層された光学積層体を用いた画像表示装置の表示品質改善方法であって、
前記光透過性基材と前記λ/4位相差フィルムとは、前記光透過性基材の遅相軸と前記λ/4位相差フィルムの遅相軸とのなす角度が、45°又は135°とならないように配置されている
ことを特徴とする画像表示装置の表示品質改善方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013092933A JP6263860B2 (ja) | 2013-04-25 | 2013-04-25 | 光学積層体及び画像表示装置の表示品質改善方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013092933A JP6263860B2 (ja) | 2013-04-25 | 2013-04-25 | 光学積層体及び画像表示装置の表示品質改善方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014215473A true JP2014215473A (ja) | 2014-11-17 |
JP6263860B2 JP6263860B2 (ja) | 2018-01-24 |
Family
ID=51941271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013092933A Active JP6263860B2 (ja) | 2013-04-25 | 2013-04-25 | 光学積層体及び画像表示装置の表示品質改善方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6263860B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014224894A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 東洋紡株式会社 | 画像表示装置 |
US9798189B2 (en) | 2010-06-22 | 2017-10-24 | Toyobo Co., Ltd. | Liquid crystal display device, polarizer and protective film |
US10054816B2 (en) | 2009-11-12 | 2018-08-21 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Method for improving visibility of liquid crystal display device, and liquid crystal display device using same |
US10175494B2 (en) | 2011-05-18 | 2019-01-08 | Toyobo Co., Ltd. | Polarizing plate suitable for liquid crystal display device capable of displaying three-dimensional images, and liquid crystal display device |
US10180597B2 (en) | 2011-05-18 | 2019-01-15 | Toyobo Co., Ltd. | Liquid crystal display device, polarizing plate, and polarizer protection film |
CN111869323A (zh) * | 2018-03-23 | 2020-10-30 | 东洋纺株式会社 | 电致发光显示装置 |
JP2023081987A (ja) * | 2019-02-19 | 2023-06-13 | 東洋紡株式会社 | 偏光板の製造方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06258634A (ja) * | 1993-03-04 | 1994-09-16 | Rohm Co Ltd | 液晶表示デバイス |
JP2000206335A (ja) * | 1999-01-19 | 2000-07-28 | Sumitomo Chem Co Ltd | 保護フィルム貼着複合偏光板 |
JP2005157082A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-16 | Stanley Electric Co Ltd | 表示装置 |
US20060262255A1 (en) * | 2005-05-23 | 2006-11-23 | Wang Ran-Hong R | Controlling polarization for liquid crystal displays |
JP2010151910A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Nippon Oil Corp | 楕円偏光板、およびそれを用いた画像表示装置 |
JP2010262155A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 複合偏光板 |
JP2012230390A (ja) * | 2012-06-11 | 2012-11-22 | Keio Gijuku | 液晶表示装置の視認性改善方法、及びそれを用いた液晶表示装置 |
-
2013
- 2013-04-25 JP JP2013092933A patent/JP6263860B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06258634A (ja) * | 1993-03-04 | 1994-09-16 | Rohm Co Ltd | 液晶表示デバイス |
JP2000206335A (ja) * | 1999-01-19 | 2000-07-28 | Sumitomo Chem Co Ltd | 保護フィルム貼着複合偏光板 |
JP2005157082A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-16 | Stanley Electric Co Ltd | 表示装置 |
US20060262255A1 (en) * | 2005-05-23 | 2006-11-23 | Wang Ran-Hong R | Controlling polarization for liquid crystal displays |
JP2010151910A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Nippon Oil Corp | 楕円偏光板、およびそれを用いた画像表示装置 |
JP2010262155A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 複合偏光板 |
JP2012230390A (ja) * | 2012-06-11 | 2012-11-22 | Keio Gijuku | 液晶表示装置の視認性改善方法、及びそれを用いた液晶表示装置 |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10054816B2 (en) | 2009-11-12 | 2018-08-21 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Method for improving visibility of liquid crystal display device, and liquid crystal display device using same |
US10948764B2 (en) | 2009-11-12 | 2021-03-16 | Keio University | Method for improving visibility of liquid crystal display device, and liquid crystal display device using the same |
US9798189B2 (en) | 2010-06-22 | 2017-10-24 | Toyobo Co., Ltd. | Liquid crystal display device, polarizer and protective film |
US9897857B2 (en) | 2010-06-22 | 2018-02-20 | Toyobo Co., Ltd. | Liquid crystal display device, polarizer and protective film |
US10503016B2 (en) | 2010-06-22 | 2019-12-10 | Toyobo Co., Ltd. | Liquid crystal display device, polarizer and protective film |
US10175494B2 (en) | 2011-05-18 | 2019-01-08 | Toyobo Co., Ltd. | Polarizing plate suitable for liquid crystal display device capable of displaying three-dimensional images, and liquid crystal display device |
US10180597B2 (en) | 2011-05-18 | 2019-01-15 | Toyobo Co., Ltd. | Liquid crystal display device, polarizing plate, and polarizer protection film |
JP2014224894A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 東洋紡株式会社 | 画像表示装置 |
CN111869323A (zh) * | 2018-03-23 | 2020-10-30 | 东洋纺株式会社 | 电致发光显示装置 |
CN111869323B (zh) * | 2018-03-23 | 2023-07-25 | 东洋纺株式会社 | 电致发光显示装置 |
JP2023081987A (ja) * | 2019-02-19 | 2023-06-13 | 東洋紡株式会社 | 偏光板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6263860B2 (ja) | 2018-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6263860B2 (ja) | 光学積層体及び画像表示装置の表示品質改善方法 | |
US8698981B2 (en) | Polarizer, optical film using the same, and image display device using the same | |
KR101542618B1 (ko) | 편광판 및 이를 포함하는 광학 표시 장치 | |
US10310153B2 (en) | Polarizing plate, method for manufacturing polarizing plate, image display device, method for manufacturing image display device, and method for improving transmittance of polarizing plate | |
JP5708565B2 (ja) | タッチパネル部材 | |
KR20150115815A (ko) | 화상 표시 장치 | |
US20150219961A1 (en) | High light transmittance and color adjusting circular polarizing plate and reflective liquid crystal displays comprising the same | |
WO2015147287A1 (ja) | 液晶パネル、液晶表示装置、偏光板、および偏光板保護フィルム | |
EP3401894B1 (en) | Image display device | |
JP6059830B1 (ja) | 画像表示装置 | |
JP2017157330A (ja) | 画像表示装置 | |
JP4975236B2 (ja) | 偏光子、およびそれを用いた光学フィルム、ならびにそれらを用いた画像表示装置 | |
JP6059831B1 (ja) | 画像表示装置 | |
JP2008164984A (ja) | 積層位相差フィルム | |
JP6303423B2 (ja) | 透明導電性積層体及び画像表示装置 | |
KR101521226B1 (ko) | 광학 보상 필름 | |
JP6600612B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP6600611B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP2017062500A (ja) | 偏光板、偏光板の製造方法、画像表示装置、画像表示装置の製造方法及び偏光板の光透過率改善方法 | |
KR20240033882A (ko) | 광학표시장치 | |
JP2018077529A (ja) | 偏光板、偏光板の製造方法、画像表示装置、画像表示装置の製造方法及び偏光板の光透過率改善方法 | |
JP2015055679A (ja) | 偏光板、偏光板の製造方法、画像表示装置、画像表示装置の製造方法及び偏光板の光透過率改善方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160401 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170613 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170810 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6263860 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |