JP2014215374A - 技能習得装置、技能習得プログラム、技能習得方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 技能を効率的に習得するための装置等を提供する。
【解決手段】 技能習得者の技能習得を支援する装置であり、前記技能習得者が模倣するための情報であって、技能保有者の言葉または行動を含む模倣情報を出力する模倣情報出力手段と、前記技能保有者の言葉または行動に対する相手方の反応を、前記模倣情報の進行に合わせて出力する反応出力手段とを備える。
また、技能習得支援装置は、前記技能習得者が前記技能保有者の言葉または行動を模倣している様子を録画する録画手段と、前記相手方の反応を、前記録画内容の進行に合わせて出力する録画内容出力手段とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、技能を効率的に習得するための装置・プログラム・方法に関するものである。
近年、学校教育の現場において、団塊の世代の退職により、経験の浅い教員が大量に誕生し、授業の質の低下が懸念されている。
これに対し、教員は、各種研究書や研修セミナー等を利用して勉強したり、優秀な教員の授業を見学してそれを参考にするなどして、様々な知識を習得しようと努力している。
また、研修を支援するための装置(特許文献1)なども提案されており、このような装置を利用することにより、より多くの知識を得ることが可能になっている。
特開2010−145915号公報
前述のように、教員は様々な方法により多くの知識を習得しようと努力している。
しかし、従来のやり方では、必要な知識を得ることはできても、その知識を生かすための技能を学ぶことができない、という問題があった。即ち、上質な授業は、知識を得るだけでは不十分であり、その知識を生かすための技能があって初めて行うことができるものであり、従来の方法ではその技能を習得することは極めて難しいという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためものであり、これまで難しいとされてきた技能の習得を容易にする装置等を提供することを目的とする。
本発明では、上記問題を解決するため、技能習得者の技能習得を支援する装置であり、前記技能習得者が模倣するための情報であって、技能保有者の言葉または行動を含む模倣情報を出力する模倣情報出力手段と、前記技能保有者の言葉または行動に対する相手方の反応を、前記模倣情報の進行に合わせて出力する反応出力手段とを備えることを特徴とする技能習得支援装置が提供される。
また、本発明では、上記問題を解決するため、模倣情報出力手段が、技能習得者が模倣するための情報であって、技能保有者の言葉または行動を含む模倣情報を出力するステップと、反応出力手段が、技能保有者の言葉または行動に対する相手方の反応を、前記模倣情報の進行に合わせて出力するステップとを有することを特徴とする技能習得支援方法が提供される。
更に、本発明では、上記問題を解決するため、コンピュータを、技能習得者が模倣するための情報であって、技能保有者の言葉または行動を含む模倣情報を出力する模倣情報出力手段、前記技能保有者の言葉または行動に対する相手方の反応を、前記模倣情報の進行に合わせて出力する反応出力手段として機能させることを特徴とする技能習得支援プログラムが提供される。
本発明を利用すれば、これまで難しいとされてきた技能の習得を容易にすることができる。即ち、本発明は、習得者がただ単に知識を得るだけではなく(知識のインプットをするだけではなく)、習得者が技能保有者の模倣をするので(実際に言葉や行動をアウトプットするので)、効率的に技能を習得することができる。
本発明の実施形態に係るハードウェア構成の一例を表す図である。 各装置の機能構成図の一例を表す図である。 本実施形態で使用されるデータの一例を表す図である。 第一の表示例を表す図である。 第二の表示例を表す図である。 第三の表示例を表す図である。 第四の表示例を表す図である。 第五の表示例を表す図である。 第六の表示例を表す図である。 模倣動画処理に関する処理フローを表す図である。 模倣動画の再生に関する処理フローを表す図である。 習得者動画に関する処理フローを表す図である。
まず、本発明の概要を説明する。
本発明は、一定の技能を習得したい技能習得者(例えば、若手の教員)が、優秀な技能を保有している技能保有者(例えば、ベテラン教員)の技能を模倣をすることにより、所望の技能を習得するためのものである。
本発明は、例えば以下のような手順で実現される。
(1)若手教員は、手持ちのタブレットPC等に模倣情報を表示させる。この模倣情報には、ベテラン教員が授業で話した言葉を文字データにしたものや、ベテラン教員の言動に反応する生徒の様子を録画した動画が含まれる。
(2)若手教員は、ベテラン教員の言葉(文字データ)を観ながら、それと同じ言葉を話す。例えば、ベテラン教員の言葉「おはよう!(文字データ)」を観て、これと同じく「おはよう!」を実際に口に出して話す。これにより若手教員はベテラン教員の授業を疑似体験することができ、ベテラン教員の技能を効率的に習得できるのである。
また、ベテラン教員の言葉に反応する生徒の様子を再生するので、より臨場感のある疑似体験ができる。
(3)タブレットPCには動画撮影可能なカメラが備えられており、若手教員が疑似体験している様子を録画する。若手教員は、疑似体験終了後、録画した内容を再生する。これにより、若手教員は良かった点・悪かった点等を確認・復習することができる。
本発明の概要は以上である。
本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示したシステム構成図(ハードウェア構成図)である。
このシステムは、前述の模倣情報(ベテラン教員の言葉やそれに反応する生徒の様子を納めた動画)等の管理を行うサーバー1と、技能習得者が利用する習得者端末2とからなる。
サーバー1は、情報の入出力を行う入出力部、情報の処理を行う処理部等を備えたコンピュータである(図示せず)。また、サーバー1は、情報の記憶を行う記憶部14と接続され、情報の記憶・取得を行う。
習得者端末2は、情報の入出力を行う入出力部、情報の処理を行う処理部、情報の記憶を行う記憶部等を備えたコンピュータである。習得者端末2の例としては、パーソナルコンピュータ、タブレットPC、スマートフォン、携帯電話等が挙げられる。
なお、本実施形態では、習得者端末2としてタブレットPCを用いるものとする。このタブレットPCには、情報の表示と情報の入力双方の機能を併せ持つタッチパネル式の表示部3(入力部26)、動画撮影が可能なカメラ4とが備えられている。
サーバー1及び習得者端末2の記憶部には、本発明を実現するためのコンピュータプログラムや所定のデータが記憶されており、処理部はこのコンピュータプログラムの処理命令に従って所定の処理を行う。サーバー1と習得者端末2はインターネット8等の通信手段により情報の送受信が可能となっている。
図2は、本発明の一実施形態を示した機能構成図である。
サーバー1は、模倣動画取得部11、習得者動画記憶部12,習得者動画取得部13を備える。また、模倣動画取得部11、習得者動画記憶部12、習得者動画取得部13は、情報を記憶する記憶部14と接続されている。
模倣動画取得部11は、習得者端末2に備えられている模倣動画要求部21から模倣動画要求を受け付け、記憶部14にアクセスして所定の模倣動画を抽出・取得し、それを習得者端末2に送信する。
習得者動画記憶部12は、習得者端末2に備えられている習得者動画録画部23から習得者動画(習得者が疑似体験している様子を写した動画)を受け付け、記憶部14にアクセスしてそれを記憶部14に記憶する。
習得者動画取得部13は、習得者端末2に備えられている習得者動画要求部24から習得者動画要求を受け付け、記憶部14にアクセスして所定の習得者動画を抽出・取得し、それを習得者端末2に送信する。
習得者端末2は、模倣動画要求部21、模倣動画再生部22、習得者動画録画部23、習得者動画要求部24,習得者動画再生部25を備える。また、模倣動画要求部21、模倣動画再生部22、習得者動画録画部23、習得者動画要求部24,習得者動画再生部25は、情報を入力する入力部26と接続されている。
模倣動画要求部21は、所定の模倣動画の要求命令を入力部26から受け付け、それをサーバー1に送信する。
模倣動画再生部22は、サーバー1に備えられている模倣動画取得部11から模倣動画を受信し、それを再生する。
習得者動画録画部23は、模倣動画再生部22が模倣動画の再生を開始したことを検知し、習得者が疑似体験している様子(習得者動画)の撮影を開始する。習得者動画録画部23は、撮影が終了したら、撮影した動画をサーバー1に送信する。
習得者動画要求部24は、所定の習得者動画の要求命令を入力部26から受け付け、それをサーバー1に送信する。
習得者動画再生部25は、サーバー1に備えられている習得者動画取得部13から習得者動画を受信し、それを再生する。
次に、記憶部14に記憶されているデータについて説明する。
図3(a)は、本実施形態で使用される模倣動画管理データの構成図を表したものである。
このデータは、授業IDに各種データが関連づけられているものである。具体的には、授業ID(ここでは「A001」とする)に、授業名称(例えば「A教員の国語」など)、生徒動画(A教員の授業を受けている生徒の様子を録画した動画)、ジェスチャー動画(A教員が授業を行っている姿を撮影したものであり、A教員の身振り手振りなどのジェスチャーを収めた動画)が関連づけられている。
また、授業IDには、表示テキスト(A教員が授業中に話した言葉を文字データにしたもの)、出力タイミングとしての表示時間(動画再生してから何分何秒後にその文字データを表示するかを特定するもの)とが関連づけられている。
更に、授業IDには、コメント(技能習得者に対するコメント)、強制停止時間(動画再生してから何分何秒後に強制的に動画再生を停止するかを特定するもの)とが関連づけられている。
図3(b)は、本実施形態で使用される習得者動画管理データの構成図を表したものである。
授業IDには、習得者のIDと、技能習得者の習得者動画(疑似体験をしている様子を録画した動画)が関連づけられている。
図4〜図8は、本実施形態においてタブレットPCの表示部3に表示される表示例及び技能習得者の言動の様子を表したものである。
図4は、本実施形態の基本となる表示例(第一の表示例)である。表示部3には、表示テキスト(A教員が授業中に話した言葉を文字データにしたもの)と、生徒動画(A教員の授業を受けている生徒の様子を録画した動画)とが表示されている。
図4は、A教員(技能保有者であるベテランの教員)が授業において「なるほど。それも1つの考えだね」と言ったので、その言葉が文字データとして表示部3に表示され、それを観た技能習得者が同じ言葉「なるほど。それも1つの考えだね」を実際に口に出して話している様子を表したものである。
これは例えば、間違った発言をした生徒に対する対処法(技能)を習得する場合に役立つ。即ち、技能習得者である若手教員は経験が少ないので、普段であれば間違った発言をした生徒に対し「それは違う!」と言って生徒を否定してしまうところであるが、ここではA教員(技能保有者であるベテラン教員)の言葉「なるほど。それも1つの考えだね(生徒の意見を尊重する言葉)」を模倣するので、若手教員は間違った発言をした生徒に対する対処法(技能)を身につけることができる。
図5は、A教員の言葉だけでなく、ジェスチャーをも表示する例(第二の表示例)である。
ここでは表示部3に、表示テキストだけではなくジェスチャー動画も再生する。A教員が両手を広げて「なるほど。それも1つの考えだね」を話した場合、技能習得者もそれに合わせて両手を広げ「なるほど。それも1つの考えだね」を話す。技能習得者は、技能保有者の言葉と身振り手振り双方を模倣することにより、より臨場感のある疑似体験ができ、技能をより効率的に習得することができる。
図6は、習得者動画(技能習得者が疑似体験をしている様子を録画した動画)を再生している場面を表す表示例(第三の表示例)である。表示部3には、技能習得者が疑似体験をしている様子と、A教員の授業を受けている生徒の動画が表示される。これにより、技能習得者は自分の話し方の良い点・悪い点などを確認できる。また、生徒の反応(ベテラン教員の言動に対する生徒の反応)も疑似体験することができる。
図7は、技能習得者が授業で発するべき言葉を、技能習得者自らが考える場面を表す表示例(第四の表示例)である。例えば、図3に示す模倣動画管理データでは、強制停止時間「動画開始から20分45秒」となっているので、その時間にA教師の授業の再生は強制的に一時停止され、コメント「何を言うべきか、自分で考えて下さい」が表示される(図7(a))。この後、技能習得者は自分が言うべき言葉を考え、それを実際に口に出して話す。そしてその後、A教師の授業の再生が再開され、A教師の言葉が表示される(図7(b))。これを行うことにより、技能習得者の考える力が養われる。
図8も図7と同様、技能習得者が授業で発するべき言葉を、技能習得者自らが考える場面を表す表示例(第五の表示例)である。例えば、図3に示す模倣動画管理データでは、強制停止時間「動画開始から35分12秒」となっているので、その時間にA教師の授業の再生は強制的に一時停止され、コメント「右側の生徒がアクビをしています。どうしますか?」(特定の状況を指定するコメント)が表示される。この後、技能習得者は自分が言うべき言葉を考え、それを実際に口に出して話す。そしてその後、図8(b)のように、A教師の授業の再生が再開され、A教師の言葉が表示される。これを行うことにより、技能習得者の考える力が養われる。
図9も図7と同様、技能習得者が授業で発するべき言葉を、技能習得者自らが考える場面を表す表示例(第六の表示例)である。なお、この表示例では、模倣動画の再生・停止を技能習得者が操作するための「再生ボタン」「停止ボタン」が表示されているものとする。
例えば、技能習得者が、自ら言葉を考えたいと思ったとする。この場合、技能習得者は表示部3の「停止」をクリックする(図9(a))。これによりA教師の授業の再生は一時停止する。この後、技能習得者は自分が言うべき言葉を考え、それを実際に口に出して話す。そしてその後、技能習得者が表示部3の「再生」をクリックすると、図9(b)のように、A教師の授業の再生が再開され、A教師の言葉が表示される。これを行うことにより、技能習得者の考える力が養われる。
図10は、本実施形態の模倣動画処理の手順を示すフローチャートである。
STEP1は、模倣動画の選択処理である。模倣動画要求部21は、入力部26から模倣動画と習得者を特定するデータを受け付ける。例えば、模倣動画要求部21は、「授業ID:A001、習得者ID:S001(習得者を特定するID)」などのデータを入力部26から受け付ける。
STEP2は、模倣動画要求の送信処理である。模倣動画要求部21は、模倣動画要求データを生成し、これをサーバー1に送信する。模倣動画要求データとは、例えば、「授業ID:A001、習得者ID:S001」などのデータである。
STEP3は、模倣動画要求の受信処理である。模倣動画取得部11は、模倣動画要求データを習得者端末2から受信する。
STEP4は、模倣動画の抽出処理である。模倣動画取得部11は、模倣動画要求データに含まれる「授業ID:A001」に基づいて図3(a)の模倣動画管理データを検索し、「授業ID:A001」に合致するレコードを抽出する。
STEP5は、模倣動画の送信処理である。模倣動画取得部11は、抽出したレコードに基づいて模倣動画送信データ(例えば、図3(a)のようなデータ)を生成し、これを習得者端末2に送信する。
STEP6は、模倣動画の受信処理である。模倣動画再生部22は、サーバー1から送信された模倣動画送信データを受信する。
STEP7は、模倣動画の再生処理である。STEP7の処理詳細は図11の通りなので、図11に基づいてSTEP7を説明する。
STEP7−1は、模倣動画の再生処理である。模倣動画再生部22は、入力部26から再生命令を受け付け、模倣動画を再生する。具体的には、生徒動画(A教員の授業を受けている生徒の様子を写した動画)、ジェスチャー動画(A教員のジェスチャー)の再生を開始する。なお、ジェスチャー動画は必ずしも再生する必要はなく、生徒動画のみを再生してもよい。
STEP7−2は、表示テキストに関する判断処理である。模倣動画再生部22は、表示テキストの表示時間であるか否かの判断を行う。現在の再生時間(再生開始からの時間)が表示時間と一致する場合は次のSTEP7−3に進む。一致しない場合は何も行わず、次のSTEP7−4に進む。
STEP7−3は、表示テキストの表示処理である。模倣動画再生部22は、動画再生時間と一致した表示時間に関連づけられている表示テキストを表示部3に表示する(即ち、生徒動画に表された生徒の反応に合うように表示テキストを表示する)。例えば、開始から「0分30秒」の場合は、「おはよう!」を表示部3に表示する(図3(a))。
STEP7−4は、模倣動画再生の強制停止に関する判断処理である。模倣動画再生部22は、模倣動画再生の強制停止開始時間であるか否かの判断を行う。現在の再生時間(再生開始からの時間)が強制停止開始時間と一致する場合は次のSTEP7−5に進む。一致しない場合は何も行わず、STEP7−7に進む。
STEP7−5は、模倣動画再生の強制停止(一時停止)に関する処理である。模倣動画再生部22は、模倣動画再生を強制的に一時停止して、コメントを表示する。例えば、図3(a)のように、開始時間「20分45秒」であればそれに関連づけられているコメント「何を言うべきか自分で考えて下さい」を、開始時間「35分12秒」であればそれに関連づけられているコメント「枠内の生徒がアクビをしています。どうしますか?」を表示する(即ち、技能習得者に対し自発行動を要求する)。
STEP7−6は、模倣動画再生の強制停止終了に関する判断処理である。模倣動画再生部22は、模倣動画再生の強制停止終了時間であるか否かの判断を行う。現在の再生時間(再生開始からの時間)が強制停止終了時間と一致する場合は次のSTEP7−7に進む。一致しない場合は何も行わず、このSTEP7−6の処理を繰り返す。
STEP7−7は、模倣動画再生の一時停止要求に関する判断処理である。技能習得者が自ら言葉を考えたい場合、技能習得者は表示部3の「停止」をクリック(タップ)する。これにより、模倣動画再生部22は、入力部26から一時停止要求を受け付け、次のSTEP7−8に進む。一時停止要求がない場合は何も行わず、STEP7−10に進む。
STEP7−8は、模倣動画再生の一時停止に関する処理である。模倣動画再生部22は、模倣動画再生を一時的に停止する。これにより技能習得者には、自発的に考えるための思考時間が与えられる。
STEP7−9は、模倣動画再生の一時停止終了に関する判断処理である。技能習得者が自ら言葉を考え、それを実際に口に出して話した後、技能習得者は表示部3の「再生」をクリック(タップ)する。これにより、模倣動画再生部22は、入力部26から一時停止解除要求を受け付け、STEP7−10に進む。一時停止解除要求がない場合は何も行わず、このSTEP7−9を繰り返す。
STEP7−10は、模倣動画再生の終了に関する判断処理である。模倣動画再生部22は、再生時間内であるか否かを判断し、再生終了時間を過ぎた場合は再生を終了し、再生時間内の場合はSTEP7−1に戻る。
次に、習得者動画に関する処理を説明する。即ち、技能習得者が技能保有者の授業を模倣している様子を動画として録画し、それを技能習得者が再生して観ることにより、技能習得者の復習に役立てる処理について説明する。
STEP11は、習得者動画の録画に関する処理である。習得者動画録画部23は、模倣動画再生部22からの模倣動画の再生開始通知を検知し、カメラ4により技能習得者が技能保有者の模倣をしている様子を録画する。また、習得者動画録画部23は、模倣動画再生部22からの模倣動画の再生終了通知を検知し録画を終了する。
STEP12は、習得者動画の登録に関する処理である。習得者動画録画部23は、録画した習得者動画を登録するための登録データ(例えば、習得者IDと録画した習得者動画とを関連づけたデータ)を生成し、これをサーバー1に送信する。登録データを受信した習得者動画記憶部12は、これを記憶部14に図3(b)のように記憶する。
STEP13は、習得者動画の選択処理である。習得者動画要求部24は、入力部26から習得者動画と習得者を特定するデータを受け付ける。例えば、習得者動画要求部24は、「授業ID:A001、習得者ID:S001」などのデータを入力部26から受け付ける。
STEP14は、習得者動画要求の送信処理である。習得者動画要求部24は、習得者動画要求データを生成し、これをサーバー1に送信し、習得者動画取得部13は、習得者動画要求データを習得者端末2から受信する。なお、習得者動画要求データとは、例えば、「授業ID:A001、習得者ID:S001」などのデータである。
STEP15は、習得者動画の抽出処理である。習得者動画取得部13は、習得者動画要求データに含まれる「授業ID:A001」に基づいて図3(b)の習得者動画管理データを検索し、「授業ID:A001」に合致するレコードを抽出する。
STEP16は、習得者動画の送信処理である。習得者動画取得部13は、抽出したレコードに基づいて習得者動画送信データ(図3(b))を生成し、これを習得者端末2に送信する。
STEP17は、習得者動画の再生処理である。習得者動画再生部25は、サーバー1から送信された習得者動画送信データを受信し、受信した習得者動画を再生する。なお、習得者動画は、生徒動画と共に再生するものであり、生徒動画は習得者動画の進行に合わせて再生されるものとする。
なお、この実施形態は本発明の範囲を限定するものではない。本実施形態で説明した各処理はどの装置で行ってもよい。例えば、2つの装置(サーバー1及び習得者端末2)が行う処理を1つの装置(習得者端末2)で行ってもよい。
また、本実施形態で説明したシステム構成(ハードウェア構成)は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成があることは言うまでもない。
更に、上記実施形態では、学校の先生が技能を習得する例を用いて説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、企業の営業研修、プレゼンテーション研修など、あらゆるケースで利用できるものである。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、技能習得支援装置が有すべき機能の処理内容を記述した技能習得支援プログラムが提供される。その技能習得支援プログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述した技能習得支援プログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、HDD、FD、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital
Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録装置には、 MO(Magneto Optical
disk)などがある。
技能習得支援プログラムを流通させる場合には、たとえば、その技能習得支援プログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにその技能習得支援プログラムを転送することもできる。
技能習得支援プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録された技能習得支援プログラムもしくはサーバコンピュータから転送された技能習得支援プログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置から技能習得支援プログラムを読み取り、技能習得支援プログラムに従った処理を実行する。
なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接技能習得支援プログラムを読み取り、その技能習得支援プログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータから技能習得支援プログラムが転送される毎に、逐次、受け取った技能習得支援プログラムに従った処理を実行することもできる。
なお、本発明は、上述の実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および 応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
1 サーバー
2 習得者端末
3 表示部
4 カメラ
11 模倣動画取得部
12 習得者動画記憶部
13 習得者動画取得部
14 記憶部
21 模倣動画要求部
22 模倣動画再生部
23 習得者動画録画部
24 習得者動画要求部
25 習得者動画再生部
26 入力部

Claims (8)

  1. 技能習得者の技能習得を支援する装置であり、
    前記技能習得者が模倣するための情報であって、技能保有者の言葉または行動を含む模倣情報を出力する模倣情報出力手段と、
    前記技能保有者の言葉または行動に対する相手方の反応を、前記模倣情報の進行に合わせて出力する反応出力手段と、
    を備えることを特徴とする技能習得支援装置。
  2. 前記技能習得者が前記技能保有者の言葉または行動を模倣している様子を録画する録画手段と、
    前記相手方の反応を、前記録画内容の進行に合わせて出力する録画内容出力手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の技能習得支援装置。
  3. 前記技能習得者に対し、前記技能習得者が自ら考えた言葉を発すること、または前記技能習得者が自ら考えた行動を起こすことを要求する自発行動要求手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の技能習得支援装置。
  4. 前記相手方の特定の状況を指定する状況指定手段を備えることを特徴とする請求項3記載の技能習得支援装置。
  5. 前記技能習得者に対し、前記技能習得者が自ら話すべき言葉を考える時間、または前記技能習得者が自ら起こすべき行動を考える時間を与えるための思考時間付与手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4記載の技能習得支援装置。
  6. 前記技能保有者の言葉または行動は、前記技能保有者の言葉または行動を出力するタイミングを示す出力タイミングに基づいて出力されることを特徴とする請求項1記載の技能習得支援装置。
  7. 模倣情報出力手段が、技能習得者が模倣するための情報であって、技能保有者の言葉または行動を含む模倣情報を出力するステップと、
    反応出力手段が、技能保有者の言葉または行動に対する相手方の反応を、前記模倣情報の進行に合わせて出力するステップと、
    を有することを特徴とする技能習得支援方法。
  8. コンピュータを、
    技能習得者が模倣するための情報であって、技能保有者の言葉または行動を含む模倣情報を出力する模倣情報出力手段、
    前記技能保有者の言葉または行動に対する相手方の反応を、前記模倣情報の進行に合わせて出力する反応出力手段、
    として機能させることを特徴とする技能習得支援プログラム。
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