JP2014215319A - プロジェクター - Google Patents

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Hidefumi Sakata
秀文 坂田
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章 宮前
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Toshiaki Hashizume
俊明 橋爪
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Abstract

【課題】高効率かつ高コントラストのプロジェクターを提供することを目的とする。【解決手段】第1の色のレーザー光を発する第1の光源装置と、第2の色の光と第3の色の光とを発する第2の光源装置と、第1の光変調素子と、第2の光変調素子と、第3の光変調素子と、前記第1の光源装置と前記第1の光変調素子との間の光路上に配置された回折素子と、前記第1の光変調素子、前記第2の光変調素子および前記第3の光変調素子からの光を合成するクロスプリズムと、投射光学系と、を備えるプロジェクター。【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクターに関する。
クロスダイクロイックプリズムを色光合成手段として用いたプロジェクターとして、特許文献1には、光源とライトバルブの間に拡散板を配置したものが提案されている。この構成によれば、光源から射出される光が拡散されることで、クロスダイクロイックプリズムの中央の交差部を回り込む光の量が増え、交差部の影が映り込むことによる表示品質の劣化を低減できる。
特開2004−29818号公報
しかし、拡散板によって拡散された光のうち、拡散角度の大きい光は光路上から外れてしまうため、光の利用効率が悪くなるという問題があった。また、光路上から外れた光は迷光となり、その結果、投影像のコントラストが低下するという問題もあった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたものであって、高効率かつ高コントラストのプロジェクターを提供することを目的とする。
本発明のプロジェクターは、第1の色のレーザー光を発する第1の光源装置と、第2の色の光と第3の色の光とを発する第2の光源装置と、第1の光変調素子と、第2の光変調素子と、第3の光変調素子と、前記第1の光源装置と前記第1の光変調素子との間の光路上に配置された回折素子と、前記第1の光変調素子、前記第2の光変調素子および前記第3の光変調素子からの光を合成するクロスプリズムと、投射光学系と、を備える。
この構成によれば、第1のレーザー光源装置から射出されたレーザー光は、回折素子に入射し、回折素子で拡散される。回折素子は、乱反射を利用した拡散板のように光を全方位に拡散させるのではなく、入射光を各々が特定の回折角度を有する方向に分岐させて射出する。拡散板を用いた場合、一部の拡散光はその拡散角度が大きすぎるために光路上から外れてしまうが、回折素子の場合には射出光の方向が所定の角度範囲内に規制されるため、光路から外れる光を低減でき、拡散板と比較して光の利用効率を向上することができる。また、回折素子によって回折された光には迷光が少ないため、投影像のコントラストの低下を抑制できる。したがって、高効率かつ高コントラストのプロジェクターが得られる。
また、回折素子から射出された光は、第1の光変調素子を介して、クロスプリズムに入射される。クロスプリズムに入射される光は、回折素子によって回折された回折光であるため、クロスプリズムの中央の交差部を回り込む光の量が多く、交差部の影が映り込むことによる表示品質の劣化を低減できる。
これまでは、第1の色のレーザー光を発する光源装置と、第2の色の非レーザー光を発する光源装置とを備えたプロジェクターにおいて、光の利用効率の低下を小さく抑えつつ、クロスプリズムの交差部の影の影響を簡易な構成で低減する手段は知られていなかった。しかし、本発明によれば、非レーザー光に影響を与えることなく、レーザー光とクロスプリズムとの組み合わせによって生ずるクロスプリズムの交差部の影の影響を簡易な構成で低減することが可能である。
本発明のプロジェクターは、第1の色のレーザー光を発する第1の光源装置と、第2の色のレーザー光を発する第2の光源装置と、第3の色の光を発する第3の光源装置と、第1の光変調素子と、第2の光変調素子と、第3の光変調素子と、前記第1の光変調素子、前記第2の光変調素子および前記第3の光変調素子からの光を合成するクロスプリズムと、投射光学系と、を備え、前記第1の光源装置と前記光変調素子との間の光路上に第1の回折素子が配置され、前記第2の光源装置と前記光変調素子との間の光路上に第2の回折素子が配置されている。
この構成によれば、レーザー光源を2つ以上用いるような場合であっても、クロスプリズムの交差部の影が映り込むことによる表示品質の劣化を低減し、高効率かつ高コントラストのプロジェクターが得られる。
前記第1の光源装置と前記回折素子との間の光路上に配置された拡散板を備えていてもよい。
この構成によれば、レーザー光源装置から射出されたレーザー光は、拡散板を介して、回折素子に入射される。これにより、拡散板によって拡散された光が、さらに回折素子によって回折される。回折素子は、光を全方位に拡散させることなく、各々が特定の回折角度を有する方向に分岐させるため、拡散板と回折素子を用いる構成により、光の拡散角度をある程度制御することが可能である。そのため、クロスプリズムの交差部の影が映り込むことによる表示品質の劣化を低減するために十分で、かつ、光漏れを抑制できる光の拡散角度を得ることができる。
また、投射光学系に入射される光は、拡散板によって拡散されることで、空間的な多重度が大きくなる。そのため、光のコヒーレンス性が低減され、スペックルノイズを低減することができる。
前記拡散板は、回転拡散板であってもよい。
この構成によれば、回転拡散板から射出される光は、時間ごとに拡散光の分布や位相が変化する。そのため、回折素子、光変調素子およびクロスプリズムを介して、投射光学系に入射される光は、時間的な多重度が大きくなる。したがって、光のコヒーレンス性が低減され、スペックルノイズを低減することができる。
前記回折素子の断面形状は正弦波形状であってもよい。
この構成によれば、回折光に含まれる回折角度の大きい高次の回折光の割合を低減でき、光の利用効率を向上できる。
前記回折素子は2次元回折素子であってもよい。
この構成によれば、2次元的に光が回折されるため、光の空間的な多重度が大きくなり、スペックルノイズを低減できる。
前記正弦波形状のピッチは、53μm以上、500μm以下であってもよい。
この構成によれば、回折素子によって回折された光に含まれる±1次回折光の回折角度を0.5°以内にすることができる。
前記正弦波形状の振幅は、0.05μm以上、0.2μm以下であってもよい。
この構成によれば、回折素子によって回折された光における、0次回折光と±1次回折光の割合を90%以上にすることができる。
第1実施形態のプロジェクターを示す模式図である。 第1実施形態の正弦波回折格子を示す斜視図である。 第1実施形態の正弦波回折格子の図2におけるA−A断面図である。 第2実施形態の正弦波回折格子を示す斜視図である。 第2実施形態の正弦波回折格子を説明する説明図である。 本実施例の正弦波回折格子の特性を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るプロジェクターについて説明する。
なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態のプロジェクター1000を示す模式図である。
本実施形態のプロジェクター1000は、光源装置100と、色分離導光光学系200と、光変調装置(第2の光変調素子)400Rと、光変調装置(第3の光変調素子)400Gと、光変調装置(第1の光変調素子)400Bと、クロスダイクロイックプリズム(クロスプリズム)500と、投射光学系600と、を備えている。
光源装置100は、第1の光源装置100aと、第1集光レンズ60と、拡散部材としての回転拡散板70と、第1ピックアップ光学系80と、正弦波回折格子(回折素子)1と、第2の光源装置100bと、フライアイインテグレーター90と、偏光変換素子93と、第2平行化レンズ94と、を備えている。
第1の光源装置100aは、第1光源50と、第1コリメーターレンズアレイ53と、を備えている。後で説明するように、第1の光源装置100aは、レーザー光を射出する。
第2の光源装置100bは、第2光源10と、第2コリメーターレンズアレイ13と、第2集光レンズ20と、第1平行化レンズ21と、ダイクロイックミラー22と、第2ピックアップ光学系40と、蛍光発光素子30と、を備えている。後で説明するように、第2の光源装置100bは、非レーザー光を射出する。
第1光源50は、第1基台51と、第1基台51上に並べて配置された複数の第1固体発光素子52とを備えた光源アレイである。第1固体発光素子52は、ダイクロイックミラー22によって反射可能な青色光を射出する光源である。本実施形態の場合、第1固体発光素子52は、青色(発光強度のピーク:450nm付近)のレーザー光を射出する半導体レーザーであるが、第1固体発光素子52は、ダイクロイックミラー22で反射される波長の光であれば、450nm以外のピーク波長を有する光を射出するものであっても構わない。
第1コリメーターレンズアレイ53は、各第1固体発光素子52と1対1に対応した複数の第1マイクロレンズ530を備えている。複数の第1マイクロレンズ530は、第1基台51上に並べて配置されている。各第1マイクロレンズ530は、対応する第1固体発光素子52から射出される青色光の光軸上に設置され、当該青色光を平行化して射出する。これにより、第1の光源装置100aから、青色のレーザー光が射出される。
第1コリメーターレンズアレイ53から射出された青色光(第1の光源装置100aから射出された青色のレーザー光)は、凸レンズからなる第1集光レンズ60で集光される。第1コリメーターレンズアレイ53と第1集光レンズ60によって、第1光源50から射出された複数の青色光を集光する第1集光光学系55が形成されている。
拡散部材としての回転拡散板70は、入射した青色光を拡散して入射側とは反対側の面から射出する透過型の回転拡散板である。回転拡散板70は、モーター73により回転駆動される拡散部材としての基板71を備えている。基板71としては、公知の拡散板、たとえば、磨りガラスや、ホログラフィックディフューザー、透明基板の表面にブラスト処理を施したもの、透明基板の内部にビーズのような散乱材を分散させ、散乱材によって光を散乱させるものなどを用いることができる。本実施形態では基板71として円板を用いているが、基板71の形状は円板に限られない。回転拡散板70では、基板71を回転駆動することによって、青色光が照射された部分(被照射部分)が円を描くように、青色光が照射される領域(光照射領域)S1に対して相対的に移動する。
回転拡散板70から射出された光は、第1ピックアップ光学系80に入射される。
第1ピックアップ光学系80は、正弦波回折格子1と回転拡散板70との間の光の光路上に配置されている。第1ピックアップ光学系80は、回転拡散板70からの光が入射するピックアップレンズとしての第1レンズ81と、第1レンズ81から射出される光を平行化する第2レンズ82とを含んで構成されている。第1レンズ81は、たとえば、光入射面が平面状であり、光射出面が凸の曲面状をなす平凸レンズからなる。第2レンズ82は、たとえば凸レンズからなる。第1ピックアップ光学系80は、回転拡散板70からの光を、略平行化して正弦波回折格子1に入射させる。
なお、第1ピックアップ光学系80は、回転拡散板70から射出される青色光の広がりに応じて、使用するレンズの屈折率や形状が決められる。また、レンズの数も2つに限らず、1つまたは3つ以上の複数個とすることもできる。
図2および図3は、本実施形態の正弦波回折格子1を示す図である。図2は斜視図、図3は凸条部1bの延在方向と直交する面(YZ面)で切った断面図(図2に示すA−A断面図)である。
図2および図3における説明中の方向は、図2に示すXYZ軸の方向に従うものとする。すなわち、X軸を凸条部1bの延在方向、Y軸をX軸に垂直で基部1aの底面と平行な方向、Z軸をX軸およびY軸と垂直に交わる方向に取る。
正弦波回折格子1は、図2に示すように、平板状の基部1aと、基部1a上に形成された複数の凸条部1bと、を備える。複数の凸条部1bの表面は、角のないなめらかな曲面形状である。正弦波回折格子1の図2における平面視形状は、特に限定されず、矩形状であっても、円形状であってもよい。凸条部1bは、一方の方向(X軸方向)に沿って延在しており、延在する方向と垂直で、基部1aの裏面と平行な方向(Y軸方向)に沿って隙間なく配置されている。
複数の凸条部1bのYZ面と平行な断面は、図3に示すように、正弦波形状となっている。
凸条部1bのピッチpを変化させることにより、回折光Ldの回折角度θ1およびθ2を調整することができる。凸条部1bのピッチpは、光漏れを抑制できるような回折角度θ1およびθ2が得られる範囲内において、特に限定されない。凸条部1bのピッチpは、たとえば、53μmとできる。
凸条部1bの高さ(Z軸方向長さ)h1は、正弦波形状の振幅a1の2倍の長さである。凸条部1bの高さh1を変化させることにより、回折光に含まれる高次の回折光の割合を調整することができる。凸条部1bの高さh1は、光漏れが生じる回折角度を有する高次の回折光の割合を十分に低減できる範囲内において、特に限定されない。凸条部1bの高さh1は、たとえば、0.4μmとできる。
正弦波回折格子1の材質としては、たとえば、ガラス、石英、合成樹脂等を用いることができる。
正弦波回折格子1は、図1に示すように、第1ピックアップ光学系80から射出された光が正弦波回折格子1の基部1a側に入射するようにして、第1ピックアップ光学系80とダイクロイックミラー22との間の光路上に配置されている。また、正弦波回折格子1は、凸条部1bの延在方向が、クロスダイクロイックプリズム500の交差部の延在方向(図1における紙面垂直方向)と略平行になるようにして配置される。正弦波回折格子1は凸条部1bの延在方向と直交する方向に光を回折するため、このように配置することで、回折光Ldの回折方向が、クロスダイクロイックプリズム500の交差部の延在方向と略直交する方向となる。
正弦波回折格子1は、第1ピックアップ光学系80から入射された入射光Lcを、各々が所定の回折角度を有する方向に分岐する。分岐された光は回折光Ldとして、ダイクロイックミラー22に入射する。ダイクロイックミラー22は、正弦波回折格子1から射出された回折光Ldの光路上に配置されている。その表面は、回折光Ldの光路方向に対して約45°の角度をなしている。ダイクロイックミラー22の、回折光Ldが入射する側の面は、フライアイインテグレーター90の側を向いている。ダイクロイックミラー22は、正弦波回折格子1から入射する青色光(回折光Ld)を90°折り曲げてフライアイインテグレーター90側に反射する。
第2光源10は、第2基台11と、第2基台11上に並べて配置された複数の第2固体発光素子12とを備えている。第2固体発光素子12は、蛍光発光素子30に備えられた蛍光体32を励起させる励起光を射出する光源である。本実施形態の場合、第2固体発光素子12は、励起光として青色(発光強度のピーク:450nm付近)の光を射出するLEDであるが、第2固体発光素子12は、蛍光体32を励起させることができる波長の光であれば、450nm以外のピーク波長を有する光を射出するものであっても構わない。
第2コリメーターレンズアレイ13は、各第2固体発光素子12と1対1に対応した複数の第2マイクロレンズ130を備えている。複数の第2マイクロレンズ130は、第2基台11上に並べて配置されている。各第2マイクロレンズ130は、対応する第2固体発光素子12から射出される励起光の光軸上に設置され、当該励起光を平行化する。第2コリメーターレンズアレイ13から射出された励起光は、凸レンズからなる第2集光レンズ20で集光される。
第2集光レンズ20とダイクロイックミラー22との間の励起光の光路上には、両凹レンズからなる第1平行化レンズ21が配置されている。第1平行化レンズ21は、第2集光レンズ20と、第2集光レンズ20における焦点位置との間に配置され、第2集光レンズ20から入射する励起光を平行化してダイクロイックミラー22に射出する。
ダイクロイックミラー22は、第1平行化レンズ21から射出された光の光路上に配置され、その表面は、第1平行化レンズ21から射出された光の光路方向に対して約45°の角度をなしている。ダイクロイックミラー22の、第1平行化レンズ21から射出された光が入射する側の面は、第2ピックアップ光学系40の側を向いている。ダイクロイックミラー22は、第1平行化レンズ21から入射する励起光(青色光成分)を90°折り曲げて第2ピックアップ光学系40側に反射するとともに、第2ピックアップ光学系40から入射する蛍光(赤色光成分および緑色光成分)を透過させる。
第2ピックアップ光学系40は、蛍光発光素子30からの蛍光を略平行化した状態でダイクロイックミラー22に入射させる。また、第2ピックアップ光学系40の第1レンズ41および第2レンズ42は、ダイクロイックミラー22から入射する励起光を集光する機能を兼ねており、励起光を集光させた状態で蛍光発光素子30に入射させる。すなわち、第2コリメーターレンズアレイ13と第2集光レンズ20と第1平行化レンズ21とダイクロイックミラー22と第2ピックアップ光学系40によって、第2光源10から射出された複数の励起光を集光する第2集光光学系15が形成されている。
なお、第2ピックアップ光学系40は、蛍光発光素子30から射出される蛍光の広がりに応じて、使用するレンズの屈折率や形状が決められ、レンズの数も2つに限らず、1つまたは3つ以上の複数個とすることもできる。
蛍光発光素子30は、励起光の入射方向と同じ方向に蛍光を射出させる反射型の蛍光発光素子である。蛍光発光素子30は、モーター33により回転駆動される基板31と、基板31の表面に形成された蛍光体32とを備えている。基板31は、蛍光体32が発する蛍光を反射する材料よりなる。基板31は、Al等の熱伝導率の高い金属材料等からなることが好ましく、これにより基板31を放熱板として機能させることができる。蛍光体32は、励起光が入射する領域に対応して、基板31の回転方向に沿ってリング状に形成されている。本実施形態では基板31として円板を用いているが、基板31の形状は円板に限られない。
蛍光体32は、第2固体発光素子12から射出される励起光を吸収し、蛍光を発する粒子状の蛍光物質(蛍光体粒子)を有する。蛍光体32は、波長が約450nmの励起光(青色光)を吸収し、概ね490〜750nm(発光強度のピーク:570nm)の蛍光に変換する機能を有する。蛍光には、緑色光(波長530nm付近)および赤色光(波長630nm付近)が含まれる。
蛍光体粒子としては、通常知られたYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体を用いることができる。たとえば、平均粒径が10μmの(Y,Gd)(Al,Ga)12:Ceで示される組成のYAG系蛍光体を用いることができる。なお、蛍光体粒子の形成材料は、1種であってもよく、2種以上の形成材料を用いて形成されている粒子を混合したものを蛍光体粒子として用いることとしてもよい。
蛍光発光素子30には、第1レンズ41および第2レンズ42によって集光された励起光(青色光)が、蛍光体32の表面から入射する。蛍光発光素子30は、励起光が入射する側と同じ側に向けて、蛍光体32が発した赤色光および緑色光(蛍光)を射出する。蛍光発光素子30では、基板31を回転駆動することによって、蛍光体32の励起光が照射された部分(被照射部分)が円を描くように、励起光が照射される領域(光照射領域)S2に対して相対的に移動する。
蛍光発光素子30から射出された光は、第2ピックアップ光学系40で平行化され、ダイクロイックミラー22に入射する。ダイクロイックミラー22は、第2ピックアップ光学系40から入射する光のうち、励起光(青色光)を反射して除去し、緑色光および赤色光を透過させる。これにより、第2の光源装置100bから、緑色の非レーザー光および赤色の非レーザー光が射出される。
また、ダイクロイックミラー22には、第2ピックアップ光学系40からの光が入射する入射面と反対側の表面に、第1光源50から射出された青色光が入射し、第1光源50から射出された青色光は第2ピックアップ光学系40から射出された光の光軸と平行な方向に反射される。これにより、第2ピックアップ光学系40から射出された緑色光および赤色光と、第1ピックアップ光学系80から射出された青色光とが合成されて白色光となる。
ダイクロイックミラー22で合成された緑色光、赤色光および青色光は、第1フライアイレンズアレイ91および第2フライアイレンズアレイ92からなるフライアイインテグレーター90に入射し、光量分布が均一化される。フライアイインテグレーター90から射出された緑色光、赤色光および青色光は、偏光変換素子93によって偏光方向が一方向に揃えられた直線偏光に変換され、第2平行化レンズ94により平行化され、光源装置100から射出される。なお、フライアイインテグレーター90および偏光変換素子93は、たとえば特開平8−304739号公報にその詳細が開示されている公知の技術であるため、詳細な説明は省略する。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210、ダイクロイックミラー220、反射ミラー230、反射ミラー240、反射ミラー250およびリレーレンズ260を備えている。色分離導光光学系200は、光源装置100からの光を赤色光、緑色光および青色光に分離し、赤色光、緑色光および青色光をそれぞれ光変調装置400R、光変調装置400G、光変調装置400Bに導光する機能を有する。
ダイクロイックミラー210、ダイクロイックミラー220は、基板上に、所定の波長領域の光を反射して、他の波長領域の光を透過させる誘電体多層膜からなる波長選択透過膜が形成されたミラーである。具体的には、ダイクロイックミラー210は、青色光成分を透過させ、赤色光成分および緑色光成分を反射する。ダイクロイックミラー220は、緑色光成分を反射して、赤色光成分を透過させる。
反射ミラー230、反射ミラー240、反射ミラー250は、入射した光を反射するミラーである。具体的には、反射ミラー230は、ダイクロイックミラー210を透過した青色光成分を反射する。反射ミラー240、反射ミラー250は、ダイクロイックミラー220を透過した赤色光成分を反射する。
ダイクロイックミラー210を透過した青色光は、反射ミラー230で反射され、青色光用の光変調装置400Bの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー210で反射された緑色光は、ダイクロイックミラー220でさらに反射され、緑色光用の光変調装置400Gの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー220を透過した赤色光は、入射側の反射ミラー240、リレーレンズ260、射出側の反射ミラー250を経て赤色光用の光変調装置400Rの画像形成領域に入射する。
光変調装置400R、光変調装置400G、光変調装置400Bは、通常知られたものを用いることができ、たとえば、液晶素子410と液晶素子410を挟持する偏光素子420、430とを有した、透過型の液晶ライトバルブ等の光変調装置により構成される。偏光素子420、430は、たとえば透過軸が互いに直交する構成(クロスニコル配置)となっている。
光変調装置400R、光変調装置400G、光変調装置400Bは、入射された色光を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成するものであり、光源装置100の照明対象となる。光変調装置400R、光変調装置400Gおよび光変調装置400Bによって、入射された各色光の光変調が行われる。
たとえば、光変調装置400R、光変調装置400G、光変調装置400Bは、一対の透明基板に液晶を密閉封入した透過型の光変調装置であり、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像情報に応じて、入射側偏光素子420から射出された1種類の直線偏光の偏光方向を変調する。
クロスダイクロイックプリズム500は、射出側偏光素子430から射出された色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する光学素子である。クロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合せた平面視略正方形状をなしている。直角プリズムを貼り合せた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。略X字状の一方の界面に形成された誘電体多層膜は、赤色光を反射するものであり、他方の界面に形成された誘電体多層膜は、青色光を反射するものである。これらの誘電体多層膜によって赤色光および青色光は曲折され、赤色光の進行方向および青色光の進行方向が緑色光の進行方向に揃えられることにより、3つの色光が合成される。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投射光学系600によって拡大投射され、スクリーンSCR上で画像を形成する。
以上に詳細に説明した、本実施形態のプロジェクター1000によれば、第1の光源50から射出されたレーザー光(青色光)が回転拡散板70によって拡散される。そして、拡散された光は、第1ピックアップ光学系80で集光され、正弦波回折格子1に入射される。正弦波回折格子1は、入射された光(入射光Lc)を、各々が所定の回折角度を有する方向に分岐する。分岐された光は回折光Ldとして正弦波回折格子1から射出する。これにより、正弦波回折格子1から射出された回折光Ldの方向は所定の角度範囲内に規制されているため、光路から外れる光を低減でき、光の利用効率を向上することができる。また、光路から外れる光を低減できることにより、迷光が低減され、投影像のコントラストの低下を抑制できる。したがって、高効率かつ高コントラストのプロジェクターが得られる。
また、正弦波回折格子1から射出された光は、ダイクロイックミラー22によって反射され、フライアイインテグレーター90、偏光変換素子93、第2平行化レンズ94、色分離導光光学系200および光変調装置400Bを介して、クロスダイクロイックプリズム500に入射される。クロスダイクロイックプリズム500に入射された光は、回転拡散板70および正弦波回折格子1によって十分に拡散されているため、クロスダイクロイックプリズム500の交差部を回り込む光の量が増加する。したがって、クロスダイクロイックプリズム500の交差部の影が映り込むことによる表示品質の低下を抑えることができる。
また、画像の観察者によって認識しうるような当該影を発生させない非レーザー光(第2の光源装置100bから射出される光)の光路には、正弦波回折格子1を設けていない。そのため、非レーザー光が必要以上に散乱されることによる非レーザー光の利用効率の低下は発生しない。
プロジェクターの光源としてレーザー光源を用いる場合、投射光学系から射出された光が、スクリーン上の微小な凹凸によって散乱され、散乱された光が干渉することによって、スペックルノイズと呼ばれる斑点模様が生じる。スペックルノイズの低減方法としては、光の時間的・空間的な多重度を大きくすることで、光のコヒーレンス性を低減する方法が知られている。
これに対して、本実施形態によれば、回転拡散板70によって光が拡散されることによって、光の空間的な多重度が大きくなる。また、回転拡散板70は回転しているため、回転拡散板70から射出される光は時間ごとに位相が変化し、時間的な多重度も大きくなる。したがって、光のコヒーレンス性が低減され、スペックルノイズを低減することができる。
また、本実施形態によれば、正弦波回折格子1の凸条部1bの断面形状は正弦波形状となっている。そのため、凸条部1bの高さh1を調整することにより、回折光に含まれる高次の回折光の割合を低減することができる。したがって、回折角度が大きい光を低減できる結果、各種光学部材が飲み込めない光を減らし、光の利用効率を向上できる。
なお、本実施形態においては、下記の構成を採用することもできる。
正弦波回折格子1の配置は、回転拡散板70と、光変調装置400Bとの間の光路上である範囲内において、図1に示す位置以外のいずれの位置にも変更できる。
光源装置を3つ用いてもよい。この場合においては、各光源装置は、それぞれ赤色と、緑色と、青色の光を発する。例えば青色光を発する光源装置がレーザー光源装置から構成されている場合、青色光の光路上に正弦波回折格子を設ければよい。赤色の非レーザー光の光路上と緑色の非レーザー光の光路上には正弦波回折格子を設けない。なお、この場合、赤色光を発する光源装置と緑色光を発する光源装置とを合わせて第2の光源装置とみなしてもよい。
レーザー光を発する光源装置を2つ以上備えていてもよい。この場合においては、それぞれのレーザー光の光路上に、正弦波回折格子を設ける。例えば、青色光を発する光源装置(第1の光源装置)が青色のレーザー光を発し、赤色光を発する光源装置(第2の光源装置)が赤色のレーザー光を発し、緑色光を発する光源装置(第3の光源装置)が緑色の非レーザー光を発する場合、青色光の光路上に正弦波回折格子(第1の回折素子)を設け、赤色光の光路上に正弦波回折格子(第2の回折素子)を設け、緑色光の光路上には正弦波回折格子を設けない。
[第2実施形態]
本実施形態は、第1実施形態における正弦波回折格子1として、2次元の正弦波回折格子を用いたものである。
なお、上記実施形態と同様の構成要素については、適宜、上記実施形態と同様の符号を付してその説明を簡略化、あるいは省略する。
図4および図5は、本実施形態の正弦波回折格子2を示す図である。図4は斜視図、図5は平面視における凸部2bの配置を模式的に示した説明図である。図5においては、凸部2bの位置を円で示している。
図4および図5における説明中の方向は、図4,5に示すXYZ軸の方向に従うものとする。すなわち、X軸を行線R方向、Y軸をX軸に垂直で基部2aの底面と平行な方向(列線C方向)、Z軸をX軸およびY軸と垂直に交わる方向に取る。
正弦波回折格子2は、図4に示すように、平板状の基部2aと、基部2a上に形成された複数の凸部2bと、を備える。凸部2bの表面は角のないなめらかな曲面形状である。正弦波回折格子2の平面視形状は、特に限定されず、矩形状であっても、円形状であってもよい。
複数の凸部2bは、基部2a上に二次元的に配列されている。
図5に示すように、凸部2bは、平面視で、行線R(R1,R2,R3…)に沿って(X軸方向)ピッチpで配置されている。また、凸部2bは、行線Rと垂直に交わる列線C(C1,C2,C3…)に沿って(Y軸方向)ピッチpで配置されている。互いに隣り合う2本の行線R上に配置された複数の凸部2bは、列線Cの方向(Y軸方向)から見た際に、それぞれの行線R上の凸部2bが重ならないようにして、互い違いに配置されている。また、互いに隣り合う2本の列線C上に配置された複数の凸部2bは、行線Rの方向(X軸方向)から見た際に、それぞれの列線C上の凸部2bが重ならないようにして、互い違いに配置されている。本実施形態において、ピッチpとピッチpは同一の値である。
正弦波回折格子2の、一つの直線(たとえば、図5に示す行線Rまたは列線Cのうちの一つの線)上に配置された複数の凸部2bの頂点を結んだ線に沿って垂直に切断した断面(たとえば、XZ面またはYZ面)は、図3に示す第1実施形態と同様に、正弦波形状となっている。
たとえば行線Rと平行な方向を直線配列方向としたとき、第1ピックアップ光学系80の光軸周りの正弦波回折格子2の配置角度は、直線配列方向が、クロスダイクロイックプリズム500の交差部の延在方向(図1における紙面垂直方向)と略垂直となるように設定する。正弦波回折格子2は凸部2bの直線配列方向と、正弦波回折格子2に入射する光の方向と、が含まれる面上において、正弦波回折格子2に入射する光を、各々が所定の回折角度を有する方向に分岐する。そのため、このように配置することで、回折光の回折方向が、少なくとも、クロスダイクロイックプリズム500の交差部の延在方向と、正弦波回折格子2に入射する光の方向と、が含まれる面と交差する方向成分を含むこととなる。
図1に示した第1実施形態と同様にして、第1光源50から射出された光は、第1集光光学系55、回転拡散板70および第1ピックアップ光学系80を介して、正弦波回折格子2に入射される。正弦波回折格子2は、入射された光を回折し、回折光をダイクロイックミラー22に射出する。射出された光は、光源装置100bから射出された光と合成され、フライアイインテグレーター90、偏光変換素子93および第2平行化レンズ94を介して光源装置100から射出される。その後、光源装置100から射出された光は、色分離導光光学系200、光変調装置(400R,400G,400B)、クロスダイクロイックプリズム500および投射光学系600を介して、SCR上に投射され、画像を形成する。
本実施形態によれば、正弦波回折格子2は二次元的に配置された複数の凸部2bを備えているため、正弦波回折格子2に入射した光は、凸部2bが直線的に配列されている複数の配列方向に対して、それぞれ所定の角度をもって分岐する。そのため、回折光は、様々な方向に分岐された光を含むこととなる。その結果、光の空間的な多重度が大きくなるため、光のコヒーレンス性が低減され、スペックルノイズを低減することができる。
なお、第1ピックアップ光学系80の光軸周りの正弦波回折格子2の配置角度は、クロスダイクロイックプリズム500の交差部の延在方向に対して略垂直な方向に複数の凸部2bが直線的に並んでいれば、前述した配置角度と異なる配置角度となるように設定されてもよい。たとえば、図5に示した対角線方向Wを直線配列方向とみなして、対角線方向Wがクロスダイクロイックプリズム500の交差部の延在方向に対して略直交するように正弦波回折格子2を配置してもよい。
[実施例]
本実施例においては、第1実施形態における、正弦波回折格子1のピッチpおよび高さh1について、具体的な値を例示する。本実施例において、正弦波回折格子1の材質はガラスで、屈折率が1.5であるものとする。
凸条部1bのピッチpは53μm以上、500μm以下である。
本実施例においては、ピッチpが53μm以上、500μm以下であれば、図3に示す、回折角度(1次回折光の回折角度)θ1および回折角度(−1次回折光の回折角度)θ2を、0.5°より小さくできる。
凸条部1bの高さh1は、0.1μm以上、0.4μm以下である。
本実施例においては、高さh1が、0.1μm以上、0.4μm以下であれば、回折光に含まれる0次回折光と±1次回折光とを合わせた成分の割合を90%以上にできる。
図6は、本実施例において、凸条部1bの高さh1を変化させた場合における、回折光に含まれる0次回折光と±1次回折光とを合わせた成分の割合を示すグラフである。
図6に示すように、凸条部1bの高さh1が0.4μmにおいて、0次回折光と±1次回折光とを合わせた成分の割合が90%程度となっていることから、凸条部1bの高さh1を0.4μm以下とすることにより、回折光に含まれる0次回折光と±1次回折光とを合わせた成分の割合を90%以上にできることが確認できる。
本実施例によれば、正弦波回折格子1の凸条部1bの断面形状のピッチpは53μm以上、500μm以下であるため、正弦波回折格子1から射出される光に含まれる±1次回折光の回折角度が0.5°以下となる。そのため、回転拡散板70で拡散された光が、正弦波回折格子1によって必要以上に拡散されることがなく、光漏れが抑制される。したがって、光の利用効率を向上することができる。
また、本実施例によれば、正弦波回折格子1の凸条部1bの断面形状の高さh1は、0.1μm以上、0.4μm以下であるため、正弦波回折格子1から射出される光に含まれる0次回折光と±1次回折光とを合わせた成分の割合が90%以上となる。そのため、回折角度が大きい2次以上の回折光が少なく、光漏れが抑制される。したがって、光の利用効率を向上することができる。
1,2…正弦波回折格子(回折素子)、70…回転拡散板(拡散板)、100a…第1の光源装置、100b…第2の光源装置、400R,400G,400B…光変調装置(光変調素子)、500…クロスダイクロイックプリズム(クロスプリズム)、600…投射光学系、1000…プロジェクター、a1…正弦波形状の振幅、p…正弦波形状のピッチ

Claims (8)

  1. 第1の色のレーザー光を発する第1の光源装置と、
    第2の色の光と第3の色の光とを発する第2の光源装置と、
    第1の光変調素子と、
    第2の光変調素子と、
    第3の光変調素子と、
    前記第1の光源装置と前記第1の光変調素子との間の光路上に配置された回折素子と、
    前記第1の光変調素子、前記第2の光変調素子および前記第3の光変調素子からの光を合成するクロスプリズムと、
    投射光学系と、
    を備えるプロジェクター。
  2. 第1の色のレーザー光を発する第1の光源装置と、
    第2の色のレーザー光を発する第2の光源装置と、
    第3の色の光を発する第3の光源装置と、
    第1の光変調素子と、
    第2の光変調素子と、
    第3の光変調素子と、
    前記第1の光変調素子、前記第2の光変調素子および前記第3の光変調素子からの光を合成するクロスプリズムと、
    投射光学系と、
    を備え、
    前記第1の光源装置と前記光変調素子との間の光路上に第1の回折素子が配置され、
    前記第2の光源装置と前記光変調素子との間の光路上に第2の回折素子が配置されているプロジェクター。
  3. 前記第1の光源装置と前記回折素子との間の光路上に配置された拡散板を備える、請求項1または2に記載のプロジェクター。
  4. 前記拡散板は、回転拡散板である、請求項3に記載のプロジェクター。
  5. 前記回折素子の断面形状は正弦波形状である、請求項1から4のいずれか1項に記載のプロジェクター。
  6. 前記回折素子は2次元回折素子である、請求項1から5のいずれか1項に記載のプロジェクター。
  7. 前記正弦波形状のピッチは、53μm以上、500μm以下である、請求項5に記載のプロジェクター。
  8. 前記正弦波形状の振幅は、0.05μm以上、0.2μm以下である、請求項5または7に記載のプロジェクター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014224923A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
CN115280234A (zh) * 2020-03-18 2022-11-01 夏普Nec显示器解决方案株式会社 光源设备和投影仪

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