JP2014211201A - 潤滑油冷却装置、軸受装置およびオイルバス冷却方法 - Google Patents

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    • F16N39/02Arrangements for conditioning of lubricants in the lubricating system by cooling

Abstract

【課題】製造が容易で、効率的に潤滑油を冷却可能な潤滑油の冷却技術を提供する。【解決手段】軸受ケーシング40内に収容された軸受30に使用する潤滑油のオイルバス41を冷却するための潤滑油冷却装置50は、軸受ケーシング40の下方に取り付け可能な冷却用ケーシング60を備える。この冷却用ケーシング60は、軸受ケーシング40の下方に取り付けた状態における上方が開放されており、内部に冷却水を流通させるための冷却水流路63が形成される。潤滑油冷却装置50は、さらに冷却水流路63の上方側と連通するバルブ70を備える。このバルブ70は上方側から下方に向かって、または水平方向に向かって、冷却水流路63の外部に通じる連通経路を開閉可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、軸受ケーシング内に収容された軸受に使用する潤滑油のオイルバスの冷却技術に関する。
流体機械、例えば、ポンプの主軸を支承する軸受としては、転がり軸受が広く知られている。転がり軸受の運転状態を良好に保つためには、潤滑油の粘度を所定の範囲に保持し、潤滑油を適正な状態に保つことが重要である。その潤滑油の粘度は温度依存性を有しており、転がり軸受が高温の状態でポンプを長時間運転し続けると、潤滑油の劣化が早まり、結果として転がり軸受の寿命が短くなる。
一方で、転がり軸受を用いたポンプでは、転がり軸受が高速回転し、また半径方向および軸線方向にスラスト荷重を受けるので発熱する。この発熱は潤滑油や軸受ケーシングに伝達され放熱される。また主軸に大きなスラスト荷重が作用すると、それに比例して転がり軸受の温度が上昇し、同時に潤滑油の温度も上昇する。特に外気温が高い場所では一層高温になるので、転がり軸受にとっては過酷な使用環境になる。こうした理由から軸受ケーシングに水冷室を設け、冷却水を流通させることによって、オイルバスの潤滑油を冷却することが行われる。
ポンプハンドブック 第2版、I.J.カラシク・W.C.クリッチ著、W.H.フレーザー・J.P.メシナ著、池口稔久訳、第826ページ
かかる潤滑油の冷却のための構成は、製造が容易であることが望ましい。また効率良く潤滑油を冷却できることが望ましい。これらの点は、ポンプに限らず、転がり軸受を使用する種々の回転機械に共通する。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の第1の形態は、軸受ケーシング内に収容された軸受に使用する潤滑油のオイルバスを冷却するための潤滑油冷却装置として提供される。この潤滑油冷却装置は、軸受ケーシングの下方に取り付け可能な冷却用ケーシングであって、軸受ケーシングの下方に取り付けた状態における上方が開放されており、内部に冷却水を流通させるための冷却水流路が形成された冷却用ケーシングと、冷却水流路の上方側と連通するバルブであって、上方側から、下方に向かって、または、水平方向に向かって、冷却水流路の外部に通じる連通経路を開閉可能なバルブとを備える。
かかる潤滑油冷却装置を、軸受ケーシングの内部の下方にオイルバスが形成される軸受ケーシングの下方に取り付け、冷却水流路に冷却水を流通させることによってオイルバスを冷却し、潤滑油を適正温度に管理できる。冷却用ケーシングは、その上方が開放されているので鋳造によって複雑な内部構造を形成する必要がなく製造が容易である。しかも冷却水流路に冷却水を流通させた状態でバルブを開ければ、冷却水流路の上方側に滞留した
空気が冷却水の水圧によってバルブから外部に移動するので、冷却水流路の空気抜きを行うことができる。その結果、潤滑油の冷却効率を高めることができる。
本発明の第2の形態として、第1の形態の潤滑油冷却装置は、さらに一端が冷却水流路内において上方側に配置され、他端がバルブに接続され、前記連通経路の一部分を構成する管を備えていてもよい。かかる形態によれば管を用いて、上方側から下方に向かって、または水平方向に向かって冷却水流路の外部に通じる連通経路を容易に形成できる。
本発明の第3の形態として、第2の形態において管は、一端の開口が上方を向いた状態で配置されていてもよい。連通経路は上方側から下方に向かって、冷却水流路の外部に通じるように形成されていてもよい。空気は冷却水流路の最上部に滞留するので、かかる形態によれば、冷却水流路に滞留した空気が管に導かれやすくなる。その結果冷却水流路に滞留した空気を一層確実に抜くことができる。
本発明の第4の形態として、第1ないし第3のいずれかの形態において、冷却水流路は、水平方向において蛇行する蛇行流路として形成されていてもよい。かかる形態によれば、直線流路と比べて、冷却水流路での冷却水の滞留時間が長くなるので、潤滑油を効率的に冷却できる。
本発明の第5の形態として、第1ないし第4のいずれかの形態において、バルブは冷却水流路の上方側のうちの、冷却水流路の下流側と連通していてもよい。冷却水流路に滞留する空気は冷却水の流れによって下流側に押し出されるので、かかる形態によれば空気抜きを一層確実に行うことができる。
本発明の第6の形態として、第3の形態、または少なくとも第3の形態を含む第4もしくは第5の形態の潤滑油冷却装置は、さらに軸受ケーシングの下方と、冷却用ケーシングとの間に配置された状態で、冷却用ケーシングと共に軸受ケーシングの下方に取り付け可能な板状部材であって、冷却用ケーシングの開放された上方を覆う板状部材を備えていてもよい。かかる形態によれば、下方が開放された軸受ケーシングに、潤滑油冷却装置を取り付けることができる。具体的には、軸受ケーシングの下方と冷却用ケーシングとの間に板状部材を取り付けることによって、軸受ケーシングの下方が閉塞して、オイルバスの底部が形成されると共に、冷却用ケーシングの開放された上方が覆われて、冷却水流路の上面が形成される。つまり、軸受ケーシングを、その下方が開放された形状とすることができるので、軸受ケーシングの製造が容易になる。
本発明の第7の形態として、第6の形態において、板状部材のうちの軸受ケーシングの下方に取り付けた状態における下面には、上方に向けて窪んだ凹部が形成されていてもよい。管の一端の開口は、凹部の内部に配置されていてもよい。冷却水流路に滞留した空気は、より上方に導かれるのでかかる形態によれば、冷却水流路に滞留した空気を凹部の内部に導いてより一層確実に空気抜きを行える。
本発明の第8の形態は、軸受装置として提供される。この軸受装置は、軸受と、軸受を収容する軸受ケーシングであって、軸受ケーシングの内部の下方にオイルバスが形成される軸受ケーシングと、第1ないし第7のいずれかの形態の潤滑油冷却装置とを備える。かかる軸受装置によれば、第1ないし第7の形態と同様の効果を奏する。
本発明の第9の形態として、少なくとも第6の形態を含む第8の形態において、軸受ケーシングの下方は開放されていてもよい。軸受ケーシングの下方に板状部材を取り付けることによって、下方が閉塞してオイルバスが形成されてもよい。かかる形態によれば第6の形態と同様の効果を奏する。
本発明の第10の形態は軸受装置として提供される。この軸受装置は、軸受と、軸受を収容する軸受ケーシングであって、軸受ケーシングの内部の下方にオイルバスが形成される軸受ケーシングと、第1ないし第5のいずれかの形態の潤滑油冷却装置とを備える。軸受ケーシングの下方は、閉塞した底部として形成される。底部の外側表面には上方に向けて窪んだ凹部が形成される。管の一端の開口は凹部の内部に配置される。かかる軸受装置によれば第7の形態と同様の効果を奏する。また下方が閉塞した従来の軸受ケーシングに広く適用できるので汎用性に優れる。
本発明の第11の形態は、軸受ケーシング内に収容された軸受に使用する潤滑油のオイルバスを冷却するためのオイルバス冷却方法として提供される。このオイルバス冷却方法は、軸受ケーシングの下方に取り付けられた冷却用ケーシングであって、上方が開放された冷却用ケーシングの内部に形成された冷却水流路に冷却水を流通させる第1の工程と、冷却水流路の上方側と連通するバルブであって、上方側から下方に向かって、または水平方向に向かって、冷却水流路の外部に通じる連通経路を開閉可能なバルブを開いて、冷却水流路内で冷却水の上方側に滞留する空気を、バルブを介して抜く第2の工程と、第2の工程の後にバルブを閉じて、冷却水流路を流通する冷却水によって、オイルバスを冷却する第3の工程とを備える。かかるオイルバス冷却方法によれば第1の形態と同様の効果を奏する。
本発明の第1実施例としての軸受装置の概略構成を示す断面図である。 冷却用ケーシングの概略構成を示す説明図である。 潤滑油冷却装置における空気抜きの様子を示す説明図である。 比較例としての軸受ケーシングの概略構成を示す断面図である。 比較例としての潤滑油冷却装置の概略構成を示す断面図である。 潤滑油冷却装置の潤滑油冷却効果についての実験結果を示す図である。 第2実施例としての潤滑油冷却装置の概略構成を示す説明図である。
A.第1実施例:
図1は、第1実施例としての軸受装置20の概略構成を示す。図示するように軸受装置20は、転がり軸受30と、軸受ケーシング40と、潤滑油冷却装置50とを備える。軸受装置20は、本実施例ではポンプに使用されるが、種々の回転機械、例えば圧縮機や送風機などの流体機械に使用できる。転がり軸受30は潤滑油を使用する円筒ころ軸受である。軸継手側に設けられた円筒ころ軸受30と、軸端側に設けられた深溝玉軸受(図示省略)とによって、鉛直方向VDに直交する方向に延びて配置されたポンプの主軸15は、回転可能に支承される。
主軸15が貫通する軸受ケーシング40の内部には、転がり軸受30が収容されている。また、軸受ケーシング40には、オイルシール35が設けられる。オイルシール35に代えて、ディフレクタが使用されてもよい。軸受ケーシング40の鉛直方向VDにおける下方は、底部42によって閉塞しており、それによって、軸受ケーシング40の内部の下方(底部42の上部)には、オイルバス41が形成されている。オイルバス41には、転がり軸受30に使用される潤滑油が所定のオイルレベルOLまで貯留されている。オイルレベルOLは、通常転がり軸受30の最下部に位置する玉あるいは「ころ」の中心付近に設定される。軸受ケーシング40の底部42の外側の表面42aには、鉛直方向VDの上方に向けて窪んだ凹部43が形成されている。本実施例では、凹部43の底面の面積は、後述する管80の断面積よりも僅かに大きく形成されている。また、本実施例では、凹部43の内側面は、鉛直方向VDに平行に形成されている。
潤滑油冷却装置50は、軸受ケーシング40の下方(ここでは下方端)、すなわち、底部42の外側の表面42aに取り付けられる。換言すれば、潤滑油冷却装置50は、軸受ケーシング40のうちのオイルバス41が形成される部位の直下に取り付けられている。図1では、潤滑油冷却装置50が、シール部材(ここではガスケット91)を介して、軸受ケーシング40の下方端に、ボルト92によって取り付けられた様子を示している。ガスケット91には、後述する冷却水流路63に対応する位置に、鉛直方向VDに貫通する貫通穴が形成されている。この潤滑油冷却装置50は、冷却用ケーシング60と、バルブ70と、管80とを備えている。
冷却用ケーシング60は、略箱状の形状を有しており、その内部には、冷却水流路63が形成されている。軸受ケーシング40の下方端に取り付けた状態における冷却用ケーシング60の上方は開放されている。冷却用ケーシング60を軸受ケーシング40の下方端に取り付けると、冷却用ケーシング60の上方は、軸受ケーシング40の底部42によって閉塞される。これによって、冷却水流路63の上面が形成される。冷却水流路63には、オイルバス41を冷却するための冷却水が流通される。冷却水には、最高使用圧として0.7MPaの水圧を有する清水を使用できる。本実施例では冷却水として工業用水を利用する。冷却水は、冷却用ケーシング60に形成された冷却水入口61(図1では、図示省略)から冷却水流路63に流入し、冷却用ケーシング60に形成された冷却水出口62から流出する。
バルブ70は、本実施例では手動操作によって開閉可能な手動バルブである。このバルブ70は、弁軸71と入口72と出口73とを備えている。弁軸71は、バルブ70の内部において鉛直方向VDに延びて形成され、その下方端が露出している。入口72は、バルブ70の鉛直方向VDの上方端に形成されている。出口73は、水平方向(鉛直方向VDと直交する方向)に向けて開口している。かかるバルブ70は、弁軸71をレンチなどで回転させることによって、入口72と出口73との連通状態が開閉される。なお弁軸71には、ハンドルが取り付けられていてもよい。
管80は、本実施例では鋼製であり直線状に形成されている。管80の一端の開口81は、冷却水流路63の鉛直方向VDの上方側(冷却水出口62よりも上方側)に配置されている。本実施例では、管80は、開口81が鉛直方向VDの上方を向いた状態で配置されている。また、本実施例では、開口81は、軸受ケーシング40の凹部43の内部に配置されている。管80の他端はバルブ70に接続されている。これによって、バルブ70は、開口81が位置する冷却水流路63の上方側と連通する。本実施例では、管80の他端は、溶接によってバルブ70に接続されているが、ネジやフランジなどで接続されていてもよい。
かかる管80が接続されたバルブ70の入口72側は、冷却用ケーシング60の底部67を鉛直方向VDに貫通する貫通穴65にシールされた状態で挿入されている。出口73は、冷却用ケーシング60の外部に位置している。これによって、鉛直方向VDの上方側(開口81の位置)から下方に向かって冷却水流路63の外部に通じる連通経路が形成される。本実施例の場合連通経路の始点は開口81であり、終点は出口73である。この説明からも明らかなように、連通経路の連通の方向(鉛直方向VDの上方側から下方に向かう方向)は、鉛直方向VDにおける始点と終点との位置関係に基づいて定義される。
図2は、冷却用ケーシング60の概略構成を示す。図2(a)は冷却用ケーシング60の平面図であり、図2(b)は正面図であり、図2(c)は側面図である。上述した図1の冷却用ケーシング60の断面は、図2(a)のA−A断面に対応している。図2に示すように、冷却用ケーシング60の長手方向の側面60aには、冷却水入口61が形成され
、側面60aに対向する側面60bには、冷却水出口62が形成されている。
側面60a,60bと交差する2つの側面60c,60dには、内側に向かって突出する仕切板66a〜66cが形成されている。仕切板66a〜66cは、冷却水入口61から冷却水出口62に向かう方向に沿って、側面60cまたは側面60dから交互に突出している。これによって、冷却水流路63は、水平方向において蛇行する蛇行流路として形成されている。かかる構成によれば、冷却水流路63での冷却水の滞留時間が長くなるので、オイルバス41の潤滑油を効率的に冷却できる。
バルブ70および管80を挿入するための貫通穴65は、冷却水流路63のうちの下流側、すなわち、冷却水入口61および冷却水出口62のうちの冷却水出口62側に形成されている。これによって、バルブ70は、冷却水流路63の鉛直方向VDの上方側うちの、下流側と連通することになる。
上述した軸受装置20において、軸受ケーシング40に潤滑油冷却装置50を取り付けた際には、冷却水流路63を形成する空間には、空気が存在している。その状態から冷却水流路63に冷却水を流通させると、当該空気の大半は冷却水に置換されるが、冷却水出口62よりも鉛直方向VDの上方側においては、そのまま冷却水流路63内に滞留してしまう空気が存在することになる。上述した潤滑油冷却装置50では、かかる滞留空気を抜くことができる。
図3は、潤滑油冷却装置50における空気抜きの様子を示す。空気抜きにおいては、まず冷却水流路63に冷却水を流通させる。これによって、矢印AR1に示すように、冷却水入口61から冷却水出口62に向かって冷却水が流れ、冷却水流路63内に初期的に存在していた空気のほとんどは冷却水出口62から排出され冷却水に置換される。その後バルブ70を開けると、冷却水流路63の上方側に滞留していた空気は、冷却水流路63を流れる冷却水の水圧によって、矢印AR2に示すように、冷却水と共に管80およびバルブ70を介して、冷却水流路63の鉛直方向VDの上方側から外部に流出する。そして空気が混入していない冷却水が出口73から放出されるのを確認した時点で、バルブ70を閉じる。
このようにして、一種の断熱層として機能する滞留空気を抜いた状態で、冷却水を冷却水流路63に流通させれば、底部42の上方に形成されたオイルバス41に貯留された潤滑油の冷却効率を高めることができる。なお、本実施例では、冷却用ケーシング60の上方にオイルバス41が位置する。このため、空気が水よりも軽いことを利用して鉛直方向VDの上方に向かう経路で空気を抜く通常の空気抜き弁を使用して空気を抜くことは困難である。そこで、本実施例では、冷却水の水圧を利用することによって、上方から下方に向かう経路で空気抜きを行うことを可能としている。
上述した軸受装置20の効果を明確にするために、軸受装置20の効果を説明する前に、比較例としての軸受装置の構成について説明する。図4は、比較例としての軸受ケーシング140の構成を示す。この例では、図示するように、鋳造によって、オイルバス141と冷却水流路145との両方が、軸受ケーシング140の内部に形成されている。つまり、冷却水流路145が軸受ケーシング140と一体的に構成されている。かかる軸受ケーシング140を製造する場合には、鋳造時に鋳抜き穴146を設けて中子砂を支える必要があり、また鋳物仕上げ時には、中子砂の除去に長時間を要することになる。つまり、軸受ケーシング140は、製造が極めて煩雑になる。
図5は、比較例としての冷却用ケーシング260の構成を示す。冷却用ケーシング260は、内部にオイルバス241が形成された軸受ケーシング240の下方端に、ガスケッ
ト291を介して取り付けられている。冷却用ケーシング260の内部には、上述の冷却用ケーシング60と同様に、冷却水入口261、冷却水出口262、冷却水流路263および仕切板266が形成されている。かかる冷却水流路263に冷却水を流通させる場合、初期使用時、すなわち冷却水流路263に初めて冷却水を導入する際に、冷却水流路263の空気の全てを冷却水で置換することができない。このため、冷却水流路263の上方側には、常に空気溜り268が存在することになる。本願発明者は当該事実と空気溜り268の存在下では潤滑油の冷却効率が著しく低下することを見出した。
一方、上述した本実施例としての軸受装置20によれば、冷却用ケーシング60の上方側が開口しているので、鋳造によって複雑な内部構造を形成する必要がない。このため、軸受装置20の製造が容易である。しかも潤滑油冷却装置50は、下方が閉塞した軸受ケーシング40を備える一般的な軸受装置20に取り付けることができるので汎用性にも優れる。さらに軸受装置20によれば、上述したようにバルブ70および管80を介して空気抜きが行えるので、潤滑油の冷却効率を高めることができる。
また、軸受装置20によれば、バルブ70に管80を接続することによって、冷却水流路63の鉛直方向VDの上方側から下方に向かって冷却水流路63の外部に通じる連通経路を容易に形成できる。また空気は冷却水流路63の鉛直方向VDの最上部に滞留するので、軸受装置20によれば管80の開口81が鉛直方向VDの上方を向いた状態で配置されることによって、冷却水流路63に滞留した空気が管80に導かれやすくなる。その結果、冷却水流路63に滞留した空気を好適に抜くことができる。
また、軸受装置20によれば、軸受ケーシング40に凹部43が形成されているので、冷却水流路63の滞留空気は、順次、最も上方の空間である凹部43の内部に導かれ、管80およびバルブ70を介して外部に流出することになる。つまり冷却水流路63に滞留した空気の全てを一層確実に抜くことができ、冷却水と軸受ケーシング40の底部42とを直接的に接触させることができ、潤滑油の冷却効率を著しく高めることができる
また、軸受装置20によれば、バルブ70は冷却水流路63の鉛直方向VDの上方側うちの下流側と連通している。冷却水流路63に滞留する空気は、冷却水の流れによって下流側に押し出されるので、かかる構成によって空気抜きを一層確実に行うことができる。
図6は、潤滑油冷却装置50の潤滑油冷却効果についての実験結果である。図示するように、冷却水流路63に冷却水を導入していない期間T1では、軸受温度は25℃から35℃までほぼ一定の比率で上昇した。期間T1に続く期間T2では、4L/minの流速で冷却水流路63に冷却水を導入した。このとき、バルブ70による空気抜きは行っていない。かかる期間T2では、軸受温度は、35℃から徐々に低下したが、30℃付近で温度低下の収束傾向が見られた。期間T2に続く期間T3では、バルブ70による空気抜きを行った上で4L/minの流速で冷却水流路63に冷却水を導入した。かかる期間T3では、低下傾向が収束していた軸受温度は再び低下し始め、最終的には26℃程度まで低下した。空気抜きを行わない状態での軸受温度の低下量は5℃であったのに対し、空気抜きを行うことによって軸受温度の低下量は、2倍近い約9℃にまで増加した。かかる結果から、本実施例の軸受装置20は、潤滑油の冷却効率を著しく高めることができることが確認された。
B.第2実施例:
図7は、第2実施例としての軸受装置320の概略構成を示す。図7において、第1実施例としての軸受装置20の構成要素と同一の構成要素については、第1実施例(図1)と同一の符号を付して説明を省略する。以下では、第1実施例と異なる点についてのみ説明する。軸受装置320は、第1実施例の軸受ケーシング40と形状が異なる軸受ケーシ
ング340を備えている。また、軸受装置320の潤滑油冷却装置350は、冷却用ケーシング60、バルブ70および管80に加えて、板状部材400を備えている。
軸受ケーシング340の下方端は、開放されている。すなわち軸受ケーシング340の下方端には、オイルバス341を形成するための空間と連通する開口345が形成されている。開口345の周囲には、端面342が形成されている。板状部材400は、本実施例では、板状形状の鋼材からなり、軸受ケーシング340の端面342の外郭と略同一の外郭を有する大きさに形成されている。板状部材400は、軸受ケーシング340の端面342と冷却用ケーシング60との間(より正確には、ガスケット91aとガスケット91bとの間)に配置され、冷却用ケーシング60と共に、軸受ケーシング340の下方端に取り付けられる。潤滑油の冷却を効率的に行うために、板状部材400には冷却用ケーシング60および軸受ケーシング40の熱伝導率以上の熱伝導率を有する材料を使用することが望ましい。
かかる取付状態において、板状部材400は冷却用ケーシング60の開放された上方の全体を覆っている。つまり冷却水流路63の上方が板状部材400によって覆われて、板状部材400の下面401が、冷却水流路63の上面を形成する。同時に軸受ケーシング340の開口345は、板状部材400によって閉塞し、それによって、板状部材400の上方にオイルバス341が形成される。板状部材400の下面401には、鉛直方向VDに上方に向けて窪んだ凹部410が形成されている。管80の開口81は凹部410の内部に配置されている。
かかる軸受装置320によれば、第1実施例と同様の効果を奏する。しかも軸受ケーシング340を、その下方端が開放された形状とすることができるので、軸受ケーシング340の鋳造の仕上げ時に煩雑な砂落とし作業が必要なく、軸受ケーシング340の製造が容易になる。
C.変形例:
C−1.変形例1:
バルブ70は、その全体が、冷却用ケーシング60の外部に配置されていてもよい。例えば、管80が冷却用ケーシング60の底部67を貫通し、冷却用ケーシング60の外部で、管80とバルブ70とが接続されていてもよい。
C−2.変形例2:
管80およびバルブ70によって形成される連通経路は、上述の例に限らず、鉛直方向VDの上方側から下方に向かって冷却水流路63の外部に通じる任意の経路で設定可能である。例えば管80が開口81から下方に向かって延び、途中で水平方向に屈曲して冷却用ケーシング60の側面を貫通し、その先にバルブ70が接続されていてもよい。バルブ70の出口73は、水平方向に向けて開口する構成に限らず下方に向けて開口していてもよい。
もとより、管80およびバルブ70によって形成される連通経路は、鉛直方向VDの上方側から水平方向に向かって冷却水流路63の外部に通じる任意の経路で設定されてもよい。例えば、開口81が鉛直方向VDの上方側で水平方向に向けて開口するように、直線状の管80が配置されていてもよい。この場合管80が冷却用ケーシング60の側面を貫通し、冷却用ケーシング60の外部で管80にバルブ70が接続されていてもよい。あるいは、冷却用ケーシング60の鉛直方向VDの上方側の側面に貫通穴が形成され、その貫通穴に、管80が接続されていないバルブ70の入口72が挿入されていてもよい。この場合、管80は省略可能である。これらのようにしても冷却水流路63に滞留する空気をある程度抜くことができる。
C−3.変形例3:
第1実施例において、軸受ケーシング40の凹部43は、鉛直方向VDの上方から下方に向かうにつれて開口面積が大きくなるように形成されていてもよい。また、軸受ケーシング40の底部42の表面42aは、その全体が鉛直方向VDに直交する面として形成される構成に限らず所定の勾配を有していてもよい。かかる場合凹部43は、表面42aのうちの、鉛直方向VD方向の位置が最も上方に位置する領域に形成されることが望ましい。また凹部43は局所的な窪みとして形成される構成に限らず、冷却水流路63における冷却水の流れの方向に沿って連続的に窪んだ溝として形成されていてもよい。さらに、溝として形成される凹部43の底部は、所定の勾配を有していてもよい。かかる場合、管80の開口81は、凹部43の底部のうちの、鉛直方向VD方向の位置が最も上方に位置する領域に配置されることが望ましい。これらの構成によれば、冷却水流路63の上方側に滞留する空気を凹部43に一層導きやすくすることができる。これらの点は第2実施例として説明した板状部材400の凹部410についても同様である。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の組み合わせ、または、省略が可能である。
15…主軸
20,320…軸受装置
30…転がり軸受
40,340…軸受ケーシング
41,341…オイルバス
42…底部
42a…表面
43…凹部
50,350…潤滑油冷却装置
60…冷却用ケーシング
60a,60b,60c,60d…側面
61…冷却水入口
62…冷却水出口
63…冷却水流路
65…貫通穴
66a,66b,66c…仕切板
67…底部
70…バルブ
71…弁軸
72…入口
73…出口
80…管
81…開口(入口)
91,91a,91b…ガスケット
92…ボルト
342…端面
345…開口
400…板状部材
401…下面
410…凹部
VD…鉛直方向
OL…オイルレベル
AR1,AR2…矢印

Claims (11)

  1. 軸受ケーシング内に収容された軸受に使用する潤滑油のオイルバスを冷却するための潤滑油冷却装置であって、
    前記軸受ケーシングの下方に取り付け可能な冷却用ケーシングであって、前記軸受ケーシングの前記下方に取り付けた状態における上方が開放されており、内部に冷却水を流通させるための冷却水流路が形成された冷却用ケーシングと、
    前記冷却水流路の上方側と連通するバルブであって、該上方側から、下方に向かって、または、水平方向に向かって、前記冷却水流路の外部に通じる連通経路を開閉可能なバルブと
    を備えた潤滑油冷却装置。
  2. 請求項1に記載の潤滑油冷却装置であって、
    さらに一端が前記冷却水流路内において前記上方側に配置され、他端が前記バルブに接続され、前記連通経路の一部分を構成する管を備えた
    潤滑油冷却装置。
  3. 請求項2に記載の潤滑油冷却装置であって、
    前記管は前記一端の開口が上方を向いた状態で配置され、
    前記連通経路は前記上方側から下方に向かって、前記冷却水流路の外部に通じるように形成される
    潤滑油冷却装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の潤滑油冷却装置であって、
    前記冷却水流路は前記水平方向において蛇行する蛇行流路として形成された
    潤滑油冷却装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の潤滑油冷却装置であって、
    前記バルブは前記冷却水流路の前記上方側のうちの、該冷却水流路の下流側と連通する
    潤滑油冷却装置。
  6. 請求項3、または少なくとも請求項3を引用する請求項4もしくは請求項5のいずれか一項に記載の潤滑油冷却装置であって、
    さらに前記軸受ケーシングの下方と、前記冷却用ケーシングとの間に配置された状態で、該冷却用ケーシングと共に、前記軸受ケーシングの下方に取り付け可能な板状部材であって、前記冷却用ケーシングの前記開放された上方を覆う板状部材を備えた
    潤滑油冷却装置。
  7. 請求項6に記載の潤滑油冷却装置であって、
    前記板状部材のうちの前記軸受ケーシングの下方に取り付けた状態における下面には、上方に向けて窪んだ凹部が形成され、
    前記管の前記一端の前記開口は、前記凹部の内部に配置された
    潤滑油冷却装置。
  8. 軸受装置であって、
    前記軸受と、
    前記軸受を収容する前記軸受ケーシングであって、該軸受ケーシングの内部の下方に前記オイルバスが形成される前記軸受ケーシングと、
    請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の潤滑油冷却装置と
    を備えた軸受装置。
  9. 少なくとも請求項6を引用する請求項8の軸受装置であって、
    前記軸受ケーシングの下方は開放されており、
    前記軸受ケーシングの下方に前記板状部材を取り付けることによって、該下方が閉塞して前記オイルバスが形成される
    軸受装置。
  10. 軸受装置であって、
    前記軸受と、
    前記軸受を収容する前記軸受ケーシングであって、該軸受ケーシングの内部の下方に前記オイルバスが形成される前記軸受ケーシングと、
    請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の潤滑油冷却装置と
    を備え、
    前記軸受ケーシングの下方は閉塞した底部として形成され、
    前記底部の外側表面には上方に向けて窪んだ凹部が形成され、
    前記管の前記一端の前記開口は前記凹部の内部に配置された
    軸受装置。
  11. 軸受ケーシング内に収容された軸受に使用する潤滑油のオイルバスを冷却するためのオイルバス冷却方法であって、
    前記軸受ケーシングの下方に取り付けられた冷却用ケーシングであって、上方が開放された冷却用ケーシングの内部に形成された冷却水流路に冷却水を流通させる第1の工程と、
    前記冷却水流路の上方側と連通するバルブであって、該上方側から下方に向かって、または水平方向に向かって、前記冷却水流路の外部に通じる連通経路を開閉可能なバルブを開いて、前記冷却水流路内で前記冷却水の前記上方側に滞留する空気を、前記バルブを介して抜く第2の工程と、
    前記第2の工程の後に前記バルブを閉じて、前記冷却水流路を流通する前記冷却水によって、前記オイルバスを冷却する第3の工程と
    を備えたオイルバス冷却方法。
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