JP2014210348A - 光書込み装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】受光素子の受光効率を向上させるとともに、副走査方向における基板のサイズの拡大化を回避すること。
【解決手段】画像データに基づいて変調された光を感光体上に照射して該感光体に静電潜像を形成するための光書込み装置。光を透過させる基板と、前記基板に主走査方向Yに並置された複数の発光素子Aからなる発光素子アレイと、前記基板に発光素子Aと略並行して主走査方向に並置された複数の受光素子Bからなる受光素子アレイと、発光素子Aの発光状態を制御するための駆動回路72と、受光素子Bからの出力を処理する光検出回路73と、を備えている。発光素子Aとその光量を検出する受光素子Bとの距離Lは、臨界角離間距離Lcの0.54倍以上であり、前記基板上であって発光素子アレイと受光素子アレイとに間に、駆動回路72及び光検出回路73の少なくともいずれかが配置されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、光書込み装置、特に、感光体上に静電潜像を形成するための光書込み装置、及び、該光書込み装置を備えた画像形成装置に関する。
近年、電子写真方式によるプリンタや複写機などの画像形成装置は、小型化の要求が一層強まっている。このため、プリンタヘッドと称する光書込み装置においては、従来のレーザダイオード(LD)を発光源とした光走査型から、微小ドットの発光素子を主走査方向にライン状に配置したライン光学型に切り替わりつつある。
ライン光学型の光書込み装置としては、発光源として発光ダイオード(LED)を用いたものが開発され、近年では、発光源として有機EL素子を用いることが提案されている。コスト的には、発光部とその駆動回路部を同一基板に形成できる有機EL素子のほうが、発光部とその駆動回路部を別基板で構成するLEDよりも有利である。
しかしながら、有機EL素子では、原理的に以下の光量劣化特性を有している。
積算発光時間の増加に伴い光量が低下する。
光量の低下は輝度によって進行速度が異なる。
光量の低下は温度によって変動する。
つまり、前記光量劣化特性を有する有機EL素子を発光部として用いる場合、書き込む画像に応じて発光素子ごとに積算発光時間が異なるため、素子ごとに光量劣化度が異なってくる。このため、素子ごとに光量補正機能が必要となる。
そこで、特許文献1には、受光素子アレイと発光素子アレイを同一基板に形成し、発光素子アレイと受光素子アレイとの距離が、臨界角で規定される距離(臨界角離間距離Lc)以上離れた構成とした発光装置が記載されている。この構成にて、受光素子では全反射光の受光効率が向上し、良好な光量検出精度を実現できる。
しかしながら、特許文献1に記載の発光装置では、受光素子が全反射光を効率よく受光するためには、発光素子から副走査方向に臨界角離間距離Lc以上に離したうえに、発光素子の駆動回路及び受光素子の出力を処理する光検出回路を発光素子と受光素子の副走査方向の外側に配置することになるため、基板のサイズが副走査方向に大きくなってしまう。特に、基板がガラス製である場合、大判のガラス(マザーガラス)上に可能な限り素子を多量に同時形成することで製造コストの低減を図っているが、基板面積が増大すると、マザーガラスからの切出し個数が大幅に減少し、その分製造コスト、材料コストが上昇する。
特開2010−87245号公報
本発明の目的は、受光素子の受光効率を向上させるとともに、副走査方向における基板のサイズの拡大化を回避できる光書込み装置を提供することにある。
本発明の第1の形態である光書込み装置は、
画像データに基づいて変調された光を感光体上に照射して該感光体に静電潜像を形成するための光書込み装置において、
光を透過させる基板と、
前記基板に主走査方向に並置された複数の発光素子からなる発光素子アレイと、
前記基板に前記発光素子と略並行して主走査方向に並置された複数の受光素子からなる受光素子アレイと、
前記発光素子の発光状態を制御するための駆動回路と、
前記受光素子からの出力を処理する光検出回路と、
を備え、
発光素子とその光量を検出する受光素子との距離は、臨界角離間距離Lcの0.54倍以上であり、
前記基板上であって前記発光素子アレイと前記受光素子アレイとに間に、前記駆動回路及び前記光検出回路の少なくともいずれかが配置されていること、
を特徴とする。
本発明の第2の形態である画像形成装置は、前記光書込み装置を備えたことを特徴とする。
前記光書込み装置においては、発光素子とその光量を検出する受光素子との距離を、臨界角離間距離Lcの0.54倍以上に設定したため、発光素子から放射された光のうち感光体への照射に寄与しない拡散光を受光素子が効率よく受光することになる。また、臨界角離間距離Lcの0.54倍以上の間隔が設置されている発光素子アレイと受光素子アレイとの間はデッドスペースとなるが、このスペースに駆動回路及び光検出回路の少なくともいずれかが配置されているため、基板のデッドスペースが有効に利用され、副走査方向における基板のサイズの拡大化を回避できる。しかも、発光素子と受光素子と回路との距離が短くなる分、回路の寄生容量が低減し、回路の高速化、高精度化を図ることができる。
本発明によれば、受光素子の受光効率を向上させることができるとともに、副走査方向における基板のサイズの拡大化を回避できる。
一実施例である画像形成装置を示す概略構成図である。 光書込み装置を示す副走査方向の断面図である。 光書込み装置の要部を示す副走査方向の断面図である。 第1実施例である光書込み装置の制御部を示すブロック図である。 第1実施例である光書込み装置を模式的に示す平面図である。 第1実施例である光書込み装置の動作シーケンスを示すチャート図である。 第2実施例である光書込み装置の制御部を示すブロック図である。 第2実施例である光書込み装置を模式的に示す平面図である。 第2実施例である光書込み装置における一の発光素子及び受光素子の制御回路部を示すブロック図である。 第2実施例である光書込み装置の動作シーケンスを示すチャート図である。 第2実施例である光書込み装置における光量補正時の制御手順を示すフローチャート図である。 第3実施例である光書込み装置を模式的に示す平面図である。 発光素子の強度分布を示すグラフである。 図13のグラフの要部を拡大して示すグラフである。 受光素子のサイズとS/N比との関係を示すグラフである。
以下に、本発明に係る光書込み装置及び画像形成装置の実施例について添付図面を参照して説明する。
(画像形成装置、図1参照)
画像形成装置の一実施例を図1に示す。この画像形成装置1は、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム式で4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)の画像を形成するように構成したものである。画像は、各画像形成ステーション10で形成され、中間転写ベルト20上で合成される。なお、各図面において、参照数字に付されているY,M,C,Kの文字はそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用の部材であることを意味している。
各画像形成ステーション10(10Y,10M,10C,10K)は、その概略を説明すると、感光体ドラム11(11Y,11M,11C,11K)、帯電チャージャ12(12Y,12M,12C,12K)、以下に詳述する光書込み装置13(13Y,13M,13C,13K)、現像器14(14Y,14M,14C,14K)、転写チャージャ15(15Y,15M.15C,15K)などを含む。
各光書込み装置13から放射された光ビームが感光体ドラム11のそれぞれを照射して感光体ドラム11上に静電潜像を形成し、該静電潜像は現像器14のそれぞれで各色のトナー画像に顕像化される。一方、画像形成ステーション10の直下には中間転写ベルト20がローラ21,22,23に無端状に張り渡され、矢印Z方向に回転駆動され、駆動ローラ21を設置した部分であって中間転写ベルト20に対向する部分(2次転写部)には2次転写ローラ24が配置されている。また、画像形成装置1の下段には、積載されている転写材を1枚ずつ給紙する自動給紙部30が設置されている。
画像データは図示しない画像読取り装置(スキャナ)あるいはコンピュータなどからYMCKごとの画像データとして図示しない画像処理部に送信され、これらの画像データに基づいて各光書込み装置13が駆動され、それぞれの感光体ドラム11上にトナー画像を形成する。このような電子写真プロセスは周知であり、その説明は省略する。
各感光体ドラム11上に形成されたトナー画像は矢印Z方向に回転駆動される中間転写ベルト20上に順次1次転写され、4色の画像が合成される。一方、転写材は1枚ずつ給紙部30から上方に給紙され、2次転写部で転写ローラ24から付与される電界にて中間転写ベルト20から合成画像が2次転写される。その後、転写材は図示しない定着装置に搬送されてトナーの加熱定着が施され、画像形成装置1の上面部に排出される。
(光書込み装置、図2及び図3参照)
光書込み装置13について図2及び図3を参照して説明する。なお、図3は煩雑さを避けるために断面へのハッチングは省略している。
光書込み装置13は、画像データに基づいて変調された光を感光体ドラム11上に照射してドラム11に静電潜像を形成するためのものであって、基板50に主走査方向Yに並置された複数の発光素子A(A1、A2……)からなる発光素子アレイと、基板50に発光素子Aと略並行して主走査方向Yに並置された複数の受光素子B(B1,B2……)からなる受光素子アレイとを備えている。
発光素子Aは、有機EL素子であり、EL層51をカソード層52とアノード層53とで挟着したもので、発光波長に対して透明なガラス基板54と、開口55aを有するゲート層55と、絶縁層56,57を備えている。また、受光素子Bは絶縁層56,57に電界効果トランジスタによって形成されている。なお、有機EL素子からなる発光素子A及び電界効果トランジスタからなる受光素子Bの構成、発光作用、受光作用については周知であり、その詳細な説明は省略する。
基板50とロッドレンズアレイ61はホルダ60に収容されている。EL層51から放射された光は開口55aを通じて、かつ、ガラス基板54を透過する。ガラス基板54から出射された光Cはロッドレンズアレイ61にて感光体ドラム11上で結像し、感光体を露光する。受光素子Bは感光体の露光に寄与しない拡散光であってガラス基板54の界面で反射された光を受光する。各受光素子Bの出力値に基づいて各発光素子Aの光量が検出される。
ガラス基板54の屈折率ngは、空気の屈折率n0よりも高く、臨界角θcよりも大きい角度の拡散光はガラス基板54の界面で全反射し、ガラス基板54からは外部に導出されない。受光素子Bはこのような全反射光を受光する。臨界角θcは、θc=arcsin(n0/ng)で表わされる。臨界角離間距離Lcは、Lc=2・tg・tanθcで表わされる。そして、発光素子Aの発光中心と受光素子Bの受光中心との距離Lは、臨界角離間距離Lcとの関係で規定することができ、以下に詳述するようにLcの0.54倍から7.6倍に設定することが好ましい。
(第1実施例、図4〜図6参照)
第1実施例である光書込み装置13について、まず、その制御部を図4を参照して説明する。
画像形成装置1の本体制御部70には光量補正部71が設けられている。光書込み装置13は、発光素子Aの駆動回路部72と受光素子Bの光検出回路部73を備えている。本体制御部70から光書込み装置13に対して、制御信号、画像データ及び光量設定値が出力される。光検出回路部73は受光素子Bの出力値を光量出力信号に変換し、光量出力信号は光量補正部71に転送される。
通常の光書込み動作時には、本体制御部70から光書込み装置13に、制御信号(水平同期信号、クロック信号など)と画像データを転送する。光書込み装置13は、受信した画像データに基づいて各発光素子Aの点灯/消灯時間を駆動回路部72で制御し、感光体ドラム11上に静電潜像を形成する。
ところで、各発光素子Aの発光量(強度)の設定は、光書込み動作に先立って実施される。例えば、画像形成装置1の電源オン時に、本体制御部70又は光書込み装置13に設けたメモリから駆動回路部72に光量設定値が書き込まれ、各発光素子Aが所定の発光量となるように制御される。
光量補正処理は、受光素子Bによる拡散光の検出、光検出回路部73による光量検出、光量補正部71による補正値演算と光量設定の複合処理からなる。光量検出及び補正値演算については、図6を参照して後述する。
駆動回路部72及び光検出回路部73は、図3に示すように、基板50上であって発光素子アレイと受光素子アレイとの間に半導体回路として配置されている。なお、駆動回路部72及び光検出回路部73は少なくともいずれかが発光素子アレイと受光素子アレイとの間に配置されていればよい。臨界角離間距離Lcの0.54倍以上の間隔が設置されている発光素子アレイと受光素子アレイとの間はデッドスペースとなる。このようなデッドスペースに、駆動回路部72及び光検出回路部73の少なくともいずれかが配置されることにより、基板50のデッドスペースが有効に利用され、副走査方向Zにおける基板50のサイズの拡大化を回避できる。
第1実施例である光書込み装置13は、図5に示すように、発光素子A(発光素子アレイ)と受光素子B(受光素子アレイ)は副走査方向Zに略並行して主走査方向Yに並置されている。つまり、受光素子アレイは発光素子アレイと主走査方向Yに略同じ長さであり、それぞれの発光素子A1,A2…Anとそれぞれの受光素子B1,B2…Bnとが副走査方向Zに対応して配置されている。副走査方向Zにおける発光素子Aと受光素子Bとの距離Lは、前記臨界角離間距離Lcの0.54倍以上となるように設定されている。離間距離Lの好ましい値については後に詳述する。
受光素子Bと発光素子Aは、その配置個数と配置ピッチが同一であり、1対1の関係にある。それゆえ、発光素子A1の発光光量は受光素子B1で検出され、発光素子A2の発光光量は受光素子B2で検出され、以下同様に、発光素子Anの発光光量は受光素子Bnで検出される。このように、発光素子Aと受光素子Bとを1対1で対応させることで、検出回路部73の構成を単純化することができる。また、発光素子Aから駆動回路部72までの配線距離、及び、受光素子Bから光検出回路部73までの配線距離を最短に設定でき、回路パターで発生する寄生容量が低減し、回路の高速化、高精度化を図ることができる。
次に、光量検出の動作シーケンスを図6を参照して説明する。まず、一定の光量設定値で全ての発光素子Aを順次発光制御し、対応する受光素子Bでその光量を検出する。光量検出は発光素子A1から順次シーケンシャルに実施することが望ましい。具体的には、タイミング1で発光素子A1のみを発光させ、受光素子B1の出力を光検出回路部73から出力する。タイミング2では発光素子A2のみを発光させ、受光素子B2の出力を光検出回路部73から出力する。以下同様に光量を検出し、最後に、タイミングnで発光素子Anのみを発光させ、受光素子Bnの出力を光検出回路部73から出力する。
以上のごとく、発光素子Aと受光素子Bを順次シーケンシャルに走査するという単純な駆動で全ての発光素子Aの光量を検出することができ、回路構成も単純化、小型化することができる。
光量補正動作に関しては、一の発光素子Aの光量検出処理を実行している期間に、その一つ前の期間に検出された発光素子Aの光量補正演算を行う。光量補正演算は、受光素子Bで検出された光量出力信号と参照値との差を計算し、その差がゼロとなるような光量設定値を算出する。算出された光量設定値は、光書込み装置13内のメモリに上書き保存される。
(第2実施例、図7〜図11参照)
第2実施例である光書込み装置13について、まず、その制御部を図7を参照して説明する。この制御部は、図4に示した第1実施例での制御部と比較すると、光書込み装置13に制御回路部80及び光量補正部71を備え、光書込み装置13がそれ自身で光量補正を実行するようにしている。これにて、光量補正の制御ループが短くなり、補正精度がより向上する。
通常の光書込み動作時には、本体制御部70から制御回路部80に、制御信号(水平同期信号、クロック信号など)と画像データを転送する。制御回路部80は、受信した画像データに基づいて各発光素子Aの点灯/消灯時間を駆動回路部72で制御し、感光体ドラム11上に静電潜像を形成する。
各発光素子Aの発光量(強度)の設定は、光書込み動作に先立って実施される。例えば、画像形成装置1の電源オン時に、制御回路部80に設けたメモリから駆動回路部72に光量設定値が書き込まれ、各発光素子Aが所定の発光量となるように制御される。
光量補正処理は、受光素子Bによる拡散光の検出、光検出回路部73による光量検出、光量補正部71による補正値演算と光量設定の複合処理からなる。光量検出及び補正値演算については、図10及び図11を参照して後述する。
光書込み装置13は、図8に示すように、発光素子A1,A2…Anと受光素子B1,B2…Bnが副走査方向Zに1対1の関係で主走査方向Yに並置されている。副走査方向Zにおける発光素子Aと受光素子Bとの距離Lは、前記臨界角離間距離Lcの0.54倍以上となるように設定されている。離間距離Lの好ましい値については後に詳述する。
さらに、光検出回路部73、光量補正部71、素子選択回路部74、ラッチ回路部75及び駆動回路部72が副走査方向Zに隣接して配置されている。光量補正部71は、光検出回路部73からの光量出力信号と光量設定値に基づいて光量補正値を駆動回路部72に送る。素子選択回路部74は、発光動作をする発光素子A、光検出動作をする受光素子B及び光量補正を行う光量補正部71を選択する。ラッチ回路部75は、制御回路部80からシリアルに送られてきた各発光素子Aの点灯/消灯時間データを保持する。
これらの回路部71〜75は、第1実施例での回路部72,73と同様に、図3に示す基板50上であって発光素子アレイと受光素子アレイとの間に半導体回路として配置されている。なお、光量補正部71、素子選択回路部74及びラッチ回路部75は少なくともいずれかが発光素子アレイと受光素子アレイとの間に配置されていればよい。臨界角離間距離Lcの0.54倍以上の間隔が設置されている発光素子アレイと受光素子アレイとの間のデッドスペースに、駆動回路部72及び光検出回路部73の少なくともいずれかが配置されること、及び、光量補正部71、素子選択回路部74及びラッチ回路部75の少なくともいずれかが配置されることにより、基板50のデッドスペースが有効に利用され、副走査方向Zにおける基板50のサイズの拡大化を回避できる。
また、素子選択回路部74を基板50の副走査方向Zの中央部に配置することにより、一つの素子選択回路部74で駆動する発光素子A及び受光素子Bを同時に選択することができるので、素子選択回路部74の集約化、共有化が可能になる。
制御部には、さらに、電源回路部80、本体制御部70との接続を図るコネクタ85が設けられている。制御回路部80と電源回路部81とコネクタ85は、それぞれ基板50の主走査方向Yの一端部に集約して配置されている。これにて、光書込み装置13の副走査方向Zのサイズを小さくすることができる。
図9には、一の発光素子A及び受光素子Bの制御回路部を示している。ここでは、電源回路部81を可変定電流部82と電源83とで構成し、駆動回路部72に組み込んだ状態で示している。制御回路部80からは駆動電流信号が定電流部82へ送られ、各発光素子Aの駆動電流量を制御する。制御回路部80からはさらにデータ信号がラッチ回路部75へ送られ、ラッチ回路部75で保持されたデータ信号は駆動回路部72内のPWM76で変調され、発光素子Aへの駆動電流をオン/オフすることで、発光素子Aの点灯/消灯が制御される。
光量補正部71は、比較器77、判定回路78、DAコンバータ79を備えている。発光素子Aの光量を検出した受光素子Bの出力は、光検出回路部73で光量出力信号に変換され、比較器77の一方端子へ入力される。比較器77の他方端子には制御回路部80から基準となる光量設定値がDAコンバータ79を介して入力され、判定回路での両者の比較結果に応じて可変定電流部82を制御することで、各発光素子Aの光量が一定となるように調整される。
次に、光量検出の動作シーケンスを図10を参照して説明する。前記第1実施例での動作シーケンスと異なっている点は、本第2実施例では光量補正部71を光書込み装置13に内蔵しているため、各発光素子Aについて光量検出と光量補正演算を同時に実行し、主走査方向Yの先頭の発光素子A1からAnまで順次シーケンシャルに実施する。
具体的には、タイミング1で発光素子A1のみを発光させ、受光素子B1の出力を光検出回路部73から出力し、受光素子Bの出力が光量補正値と同値になるように発光量を可変する。可変した光量の駆動値を制御回路部80内のメモリに上書き保存する。以下、同様の動作を発光素子A2…Anまで光量補正を実行する。
制御手順は、図11に示すように、まず、全ての発光素子Aに対して光量設定値を書き込み(ステップS1)、一つの発光素子Aについて所定値で発光させ(ステップS2)、その光量を検出する(ステップS3)。次に、対応する受光素子Bでの受光出力と光量設置値とを比較し(ステップS4)、受光出力が光量設定値と等しくなるように発光量を変更する(ステップS5)。両者が等しくなれば、発光量を所定値に再設定する(ステップS6)。光量を補正すべき次の発光素子Aがあれば(ステップS7でNO)、次の発光素子AについてステップS2〜S7を実行する。
(第3実施例、図12参照)
第3実施例である光書込み装置13は、図12に示すように、各受光素子Bの受光部のサイズを副走査方向Zに大きくしたものであり、他の構成は前記第1実施例と同様である。これにて、受光素子Bでの光量検出感度が向上し、検出精度が向上する。その結果、光量補正精度が向上する。受光素子Bのサイズは、発光素子Aの中心部に対して最小離間距離Lmin以上であり、最大離間距離Lmax以下とする。なお、距離Lmin、Lmaxについては図15を参照して以下に説明する。
(受光離間距離L、図13〜図15参照)
前記発光素子アレイに前記受光素子アレイを組み合わせて用いる場合、受光離間距離L(素子A,Bのそれぞれの中心位置間の距離)には好適な範囲が存在する。
図13は発光素子の中心からの離間距離Lに対する受光素子の入射光強度を示し、図14はその要部Dを拡大して示している。光強度は画像サイズによって多少異なり、図13及び図14では直径200μm(127dpi)の画素サイズの特性を例示している。また、画素サイズ離間距離Lは臨界角離間距離Lcで規格化されている。
発光素子の表面積が異なる複数の条件において、光強度は離間距離Lに対して臨界角離間距離Lc付近でピークが存在する。離間距離Lが0.54Lc未満では、発光素子から放射される拡散光は、ガラス基板54の界面で全反射するよりも透過してしまうことが多い。それゆえ、最小離間距離(例えば、図12に示した最小離間距離Lmin)は、0.54Lc以上であることが好ましく、0.9Lc以上であることがより好ましい。
図15は受光素子のサイズ(連続した複数の受光素子を隣接素子間で結合し1個の素子と見立てたときのサイズ)とS/N比(光出力/暗出力)との関係を示している。図15から明らかなように、S/N比が最大となる受光素子のサイズが存在する。受光素子のサイズを7.10Lc以上に設定すると、S/N比が低下し、受光素子のサイズ拡大による信号増加効果が相殺される。暗出力はサイズに対してリニアに変化するが、光出力は所定の分布を持つことによる。この点に鑑みると、最大離間距離(例えば、図12に示した最大離間距離Lmax)は、7.64Lc(0.54Lc+7.1Lc)以下であることが好ましく、3.72Lc(0.54Lc+3.18Lc)以下であることがより好ましい。
(他の実施例)
なお、本発明に係る光書込み装置及び画像形成装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
例えば、駆動回路部72や光検出回路部73、光量補正部71、素子選択回路部74及びラッチ回路部75は、基板50に半導体回路として一体的に形成することが好ましい。勿論、それらの機能を有する集積回路を基板50に実装するようにしてもよい。また、発光素子としては前述した有機EL素子以外に発光ダイオード(LED)を用いることもできる。
前記各実施例では、発光素子と受光素子の主走査方向の配置ピッチを同一に設定しているが、必ずしも同一ピッチである必要はない。但し、離間距離Lが0.54Lc〜7.64Lcを満足していることが好ましい。配置ピッチを異ならせる場合、例えば、第1実施例(図5参照)にあっては、受光素子と発光素子の個数が同じでなくなり、発光素子とその光量を検出する受光素子との関係が1対1ではなくなる。
以上のように、本発明は、光書込み装置に有用であり、特に、受光素子の受光効率を向上させることができるとともに、副走査方向における基板のサイズの拡大化を回避できる点で優れている。
1…画像形成装置
11…感光体ドラム
13…光書込み装置
50…基板
51…有機EL層
70…本体制御部
71…光量補正部
72…駆動回路部
73…光検出回路部
74…素子選択回路部
75…ラッチ回路部
80…制御回路部
A…発光素子
B…受光素子
Y…主走査方向

Claims (11)

  1. 画像データに基づいて変調された光を感光体上に照射して該感光体に静電潜像を形成するための光書込み装置において、
    光を透過させる基板と、
    前記基板に主走査方向に並置された複数の発光素子からなる発光素子アレイと、
    前記基板に前記発光素子と略並行して主走査方向に並置された複数の受光素子からなる受光素子アレイと、
    前記発光素子の発光状態を制御するための駆動回路と、
    前記受光素子からの出力を処理する光検出回路と、
    を備え、
    発光素子とその光量を検出する受光素子との距離は、臨界角離間距離Lcの0.54倍以上であり、
    前記基板上であって前記発光素子アレイと前記受光素子アレイとの間に、前記駆動回路及び前記光検出回路の少なくともいずれかが配置されていること、
    を特徴とする光書込み装置。
  2. 前記発光素子アレイと前記受光素子アレイとの間に、前記駆動回路及び前記光検出回路が配置されていること、を特徴とする請求項1に記載の光書込み装置。
  3. 複数の発光素子に1対1で対応して、複数の受光素子、複数の駆動回路及び複数の光検出回路が配置されていること、を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光書込み装置。
  4. さらに、画像データに基づいて前記発光素子の発光を制御する信号を前記駆動回路に送信するラッチ回路と、前記光検出回路からの出力に応じてそれぞれの発光素子の光量が一定となるように前記駆動回路を制御する補正回路と、複数の発光素子及び複数の受光素子を順次選択する素子選択回路とを、備え、
    前記基板上であって前記発光素子アレイと前記受光素子アレイとの間に、前記ラッチ回路、前記補正回路及び前記素子選択回路の少なくともいずれかが配置されていること、を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光書込み装置。
  5. 前記発光素子アレイと前記受光素子アレイとの間に、前記ラッチ回路、前記補正回路及び前記素子選択回路が配置されていること、を特徴とする請求項4に記載の光書込み装置。
  6. 副走査方向に、前記発光素子アレイ、前記駆動回路、前記ラッチ回路、前記素子選択回路、前記補正回路、前記光検出回路及び前記受光素子の順に配置されていること、を特徴とする請求項5に記載の光書込み装置。
  7. 前記素子選択回路にて前記発光素子及び前記受光素子の動作を順次切り替えながら光量補正を行うこと、を特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれかに記載の光書込み装置。
  8. さらに、画像データに基づいて前記発光素子の発光を制御する信号を生成する制御回路と、前記発光素子へ電流を供給する電源回路と、外部からの信号が入力されるコネクタと、を備え、
    前記基板上の主走査方向の一端部に、前記制御回路、前記電源回路及び前記コネクタが配置されていること、を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の光書込み装置。
  9. 発光素子とその光量を検出する受光素子との距離は、臨界角離間距離Lcの7.64倍以下であること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の光書込み装置。
  10. 前記発光素子が有機EL素子であること、を特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の光書込み装置。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の光書込み装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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